吉田美保子の some ori ノート

箱が行き、帰ってきた。

2013.11.16

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めとさまと私の間で、ひとつの箱が行き来しました。思いや計画や見本をたくさん詰めて出し、めとさまの元で、揉まれ、磨かれ、新たに息吹をたくさん吹き込んでもらって、意気揚々と帰ってきました。
私の書いた計画書に丁寧に意見を重ねてくださった。それを丹念に読む。耳を傾ける。
色に少々の修正あり。
ご希望の色の見本として、本とショールをお借りしました。
本は先日見せていただいたのだけど、染めるとき、近くに欲しかった。脳内改ざんが怖かった。ほーら、やっぱり!こっくり加減がぐっと深いよ。借りてよかった。
ショールは、シャンパン色の見本として。「色があるようで色がない、あるいは、色がないようで色がある」を目指していますので、微妙な色。風のような色。これもお借りしてよかった。私の思いより、少々黄色みが強かった。
これから、染め重ねたり、新たに染めたりに入ります。
写真は新たに染める糸。湯洗いを終えて、染まる気まんまん。

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