吉田美保子の some ori ノート

展示会たくさん

2013.12.09

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展示会にたっくさん行ってきました。駆け足になりますが、ご紹介させてください。
まず、山下枝梨子さんの「やましたの布きれ展 とおまわりみふゆ」。会場がすっかり山下さんの世界になってました。山下さんは、威張らない普通の布を丁寧に作る人です。布と人は一緒なんだなあと思いました。とてもよかったです。
やましたの布きれ展は、新高円寺のギャラリー工さんで、12日まで。
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それから、影山秀雄さんの「影山工房展示会」。織りは深いわーっとまたまた思い知りました。影山さんお手製の道具の展示販売もあり、講座もありで、刺激受けまくって、帰ってきました。影山さんの、培ってこられたものを分けようとされる姿勢、感銘です。
影山工房展は、終了してます。
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お次は、「布ノ美 村穂久美雄マフラー展」。村穂さんは、山陰の木綿の第一級のコレクターで、もうずっとずっと以前にコレクションを見せていただいたことがあるのです。10年以上は前かな?今回、ご自身で織られた布は初めて拝見したけど、布への愛が、作品からもにじみ出てました。もう90歳近いのお年らしいけど、いまだ現役の織り手でらっしゃる。生き様がアートだなあ。
村穂久美雄マフラー展は終了してます。
染織関係は以上ね。
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次は、「山之口貘展」。沖縄出身の、もうずっと前に亡くなった詩人の展示会です。この展示会の案内見たとき、とっさに「行きたい」って思った。私、山之口貘の詩集、一冊だけ持ってた。ずっと以前に誰かが紹介してて、それが熱くて、惹かれて買った。それ、探したけど、見つからないんだよなー。で、この展示は見とかなきゃってソワソワさせるものがあり。
で、行ってよかったです。愛されて、アートに正直に生きた人だなあと思ったよ。生きることがアートそのもの。
「貘展」は、12月16日まで、書肆サイコロにて。
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さあ、真打ち、「椎葉聡子展 -IL SENSO BLU-」展。椎葉さんはフレスコ画のアーティストです。水彩画などもあり、乾いた心(?)にしみ入りました。平面作品観に行くと、心がよろこびますな。いいものです。
椎葉さんは、お年が近いこともあり、作り続けること、発表し続けること、そんなことも学ばせてもらってます。ああ、この人やってるから私もって思う。
椎葉聡子展は、京橋のギャラリーモーツァルトにて、12月14日まで。
*写真もいろいろ。

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