吉田美保子の some ori ノート

ヴィトンで鳩小屋、岡田知子展、吉田喜彦展、ヒカリエの47テキスタイル

2014.01.26

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お出かけしました。時系列順にご紹介。
まず、Traces of Disappearance(消失の痕跡)という展覧会みました。4名の国籍もバラバラな作家による展示会です。ルイ・ヴィトンのピカピカのビルの7階に、鳩小屋できてました。白い鳩が、糞をぽとり。
大きなガラス面にグミみたいなキャンディーが無数に張り付いてました。ちょっとね、教会のステンドグラスみたい。不思議で不安な感じがした。写真はすべて、このキャンディーのアートです。
Traces of Disappearanceは、4月13日まで、表参道のエスパス・ルイ・ヴィトンにて。
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それから、イラストレーターの岡田知子さんの個展『和服女性(にょしょう)』へ。壁一面にたくさんの作品が飾られてました。ということは、たくさんの女の人たちに、岡田さんがそれぞれ対峙したということで。それぞれの生き様みたいなものを感じました。岡田さんは、女の人の内面を描きたいんだろうなあ。
岡田知子個展『和服女性(にょしょう)』は、1月28日まで、青山ゑり華さんにて 詳細は岡田さんのブログにて。
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日本橋に移動して、壷中居で開催中の、吉田喜彦さんの個展に伺いました。吉田さんは、美濃の陶芸家の大家です。私、こっそりファンなの。吉田氏が作られるもの、手元に置いて、自分の織る物と対話させたいというのが夢ですが、今回もゲットすることは出来ず。自分がそこまで出来てないんでしょう。精進します。
吉田喜彦展は、25日で終了しました。
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それから、渋谷ヒカリエ8階で開催中の、47 textiles today で、47都道府県から出品された「繊維製品」を見てきました。これ、すっごく楽しかったです。みんなそれぞれすごいなあーー。日本の繊維業界のレベル、相当高いと思います。見せ方も考えてるよ。繊維ってくくりで、何でもありなのが楽しさの秘密か。
我が熊本からの出品は、「nonocima」でした。野々島学園って知的障害者の施設が生み出したブランド。私、熊本にいるとき、野々島学園にちょっとだけ関係してたのです。その時は、こんなブランドなかったよ。進んだな。
私の織りのスタート地点に、障害を持つ方の、開放感された自由な織物があります。今も大好きです。
渋谷ヒカリエでの 47 textiles today は、2月2日まで。

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