吉田美保子の some ori ノート

影山秀雄展、中国少数民族のデザイン展。

2014.04.12

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展示会ふたつ観てきた。出る用事の合間に、パパパッとだったけど、観てよかった。いい布見ると、リセットされるもんね。
まずは、「影山秀雄展」。織りの見本のような展示会で、ああやっぱり手織りの物はいいなあとしみじみ思いました。影山さん、伺うと、丁寧に何でも教えて下さるんです。織物への大きな愛を感じます。
ギャラリーを出て、銀座の街を歩きはじめたら、向こうから、着物姿のすてきなご婦人が歩いてくる。えっと、どこかでお会いしたような。思い出せないけど、、、藍の織りの着物に織りの八寸を銀座結び。さりげなくてカッコいいなあ。すれ違って、あ!影山さんの奥様だ!さすがの自然な着こなし。愛あふれる着物姿でした。
「影山秀雄展」は、銀座一穂堂にて、明日13日まで。
それから、自由が丘の、岩立フォークテキスタイルミュージアムで、中国少数民族の布を観ました。ここは、本当に布好きの聖地ね。すごいなあ。人間が布に出来るすべてのことが、本当にやりつくされてるもんね。民族衣装はエネルギーのかたまりだ。
たまに、見ないとダメね。人間がなぜ布を作ってきたかというに、戻れる。
「中国少数民族のデザイン」展は、4月19日まで。木金土のみ開館。
*写真は我が家。染め場兼台所。撮影は、天野志穂実さん。

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