吉田美保子の some ori ノート

着物でおでかけ

2014.07.09

写真 2.JPG
チャンスがあれば、出来るだけ着物でお出かけしようと思ってる。なかなか出来ない現実もあるけど。
駅でも電車でも、着物の人がいたら、目線だけで追う。目的地にはたいてい着物の人がいる。
目的地がパリッとした場なら、パリッとした着物姿の人が多いし、くだけた場なら、それぞれ自由な着姿となる。道行く人は、もちろんそれぞれ。私は持ってる数が少ないから、季節で変えるのが精一杯。どこにでも同じ着物で行っちゃうんだけど。
で、最近思ったのは、必ずしもパリッとした着物がいいって訳でもないね。パリって言うのは、新調してすぐだったり、格式があったりってことだけど。
年期の入った感じもよいなあ。前帯の下のところが少々すり切れたりしているのをみると愛おしくなる。何回も何回も締められ、いろいろにお出かけし、もしかしたら前の主との思い出が。
帯揚げがちょっと汚れていたりするのもまた良い。生活に溶け込んでいる。特別じゃないんだって思う。
着物と一緒に自分も育っていければなお良い。そうありたいものだ。
*写真と文章は特にリンクしてません。着物きて写ってるのがこれしかなかった。左はいつも同じ着物の人。右はたくさんお持ちで豊かな着物ライフの人。

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