吉田美保子の some ori ノート

初公開の法隆寺裂をみた

2014.09.16

写真 のコピー 2.JPG
昨日の続きです。
新橋から山手線に乗って、上野で降りる。蚊におびえながら公園を抜け、向かうは、東京国立博物館、法隆寺宝物館。ここの2階の奥の部屋は、幡や袈裟の残欠がいつも展示されてて、私的チェックポイントなんだけど、今回、今まで展示されてなかった分が、修理を終え、初お目見えしてたのです!(展示は15日で終了しています)
展示されている布たちは、聖徳太子が亡くなった時に作られたものなど。昭和12年からガラスにはさんで保管してたんだって。修復されたとは言え、1200年前のだもん、ボロボロです。しかし、その鮮やかなこと。イキイキしていること。最高のアートだ。
かなわんわ。最先端を切り拓いてる人たちが作った作品のみが持つ、パワーがある。技法もすごい。ものすごく精緻。糸もそろってるし。金糸もあったよ。びっくり。
写真 のコピー 5.JPG
ミュージアムショップの本屋を覗いたら、つい2冊も買っちゃって、金欠に。帰りに中華屋にでも入りたかったのだけど、すごすご帰った。
写真は、法隆寺館。現代アートのギャラリーのよう。

カテゴリー