吉田美保子の some ori ノート

ONLY ONLY、いずさまです!

2015.06.03

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さあ、新しい完全注文制作 ONLY ONLY のストーリーをはじめましょう。今回のヒロインを「いずさま」と呼ばせていただきます。
いずさまと出会わせてくれたのは、同級生のKくんです。去年の6月だったか7月だったか、高校の東京同窓会の打ち上げの席で、Kくんに声をかけられ、お姉様がお着物をお召しで、私の織りに興味を持って下さっていると聞かされました。
まあ!
程なくいずさまと、フェイスブックでつながることができました。熊本在住のいずさまに、夏の帰省時に、お会いできることにもなりました。それに先立ち、ざっくりでいいので、どんな物をお望みなのか伺いました。まだ、ご希望がお着物とも帯とも未知数ですし、せっかくお会いできるのですから、事前にイメージをつかんで、出来るだけの準備をしたかったのです。
早速お返事いただきました。ご希望はお着物。イメージは、「泉鏡花」の世界観で、(でも大正ロマン風ではない)、はかなげな風情なのに、しっかりした感じがするもの、色は淡いピンク紫。
ほう、それはまた、、、、、
「泉鏡花」「淡いピンク紫の着物」、、、むむむ、、、私、それ、知ってるぞ。見たことあるぞ。ずーっと前、映画で見た。確か玉三郎が監督した、、、、うーうー何だっけと、頭を絞り、検索機能を駆使して、見つけました。
やった!これだ!!!イメージさえつかめたらこっちのもんだいっ!!
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「いず先輩、このイメージでしょう!」(いずさまも、同窓です)
メッセージするも、「もうちょっと薄い色かな。」というお返事。どうもまったく違うようだ、、、、がっっくし、、、
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*上の写真は、泉鏡花記念館からお借りしました。コードネーム「いずさま」は、泉鏡花からいただいてます。下のふたつは、ネットサーフィン中に見つけ拝借しました。

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