吉田美保子の some ori ノート

この一週間

2015.11.08

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個展が終わってこの一週間を、備忘的に(忘れて困ることは何もないが、)書いておこう。個展中の方のことを書くべきだが、そっちはまだ頭の整理が出来ていない。いずれまた。今は書きやすい方を書くのだ。
11月2日月曜日 午前11時、大雨の中、近所にマッザージに行く。全身コース。ここ、午前中は半額なのだ。ボロボロに疲れることは目に見えていたので、事前予約しておいた。帰りは雨が上がってた。帰ってまた布団に潜り込んでこんこんと寝る。
11月3日火曜日 個展2日目に取材を受けた「月刊アレコレ」さんへ、インタビューの続きに、人形町へ出向く。2時間ほど話し続ける。雑多な話しになってしまったが、面白かった。校正が出てくるのが楽しみ。
その後、銀座に出て、伊東屋に注文していたファイルをピックアップ。(ずっと行けてなく気になってた)
有楽町の無印良品が改装して、本をたっぷり置いているというので、視察(という名のショッピング。一冊ゲット)。ものすごく久しぶりにシャバに出てふらふら。いい気分転換だった。
11月4日水曜日 やっと着物を片付ける。肌襦袢などを洗う。洗濯機は3回まわした。家中すさんでるのだが、掃除は着物をたたむ部屋のみで力つきる。
11月5日木曜日 朝、個展に出品していた商品たちが宅配便で戻ってくる。さあ、検品して、チョイスして、伝票作り直して、パッキンして出荷。一衣舎さんの奈良展に出品要請いただいてたのだ。11月12日(木)〜17日(火)、奈良市水門町の五風車さんにて。一衣舎さん好みの、白地の八寸帯、数点送ってます。ぜひ。
その後、急に決まった藤沢へ。今回の個展をバックアップしてくださってた方からのお声掛けで、三人で小さな打ち上げすることに。今回このお二方にはスペシャルにお世話になりました。制作のヘルプや、精神的な支えでもありました。
待ち合わせ場所は、本鵠沼から徒歩10分、清野工房展開催中の「工芸サロン梓」。
実は私、梓さん、勤め人時代にお世話になりました。ビンハウスのバティックの販売をしに伺ったこともあります。会社をやめて、織りで独立した直後、梓さんで扱っていただけないかとお願いして、作品送って観てもらったことあります。結果、全部、送り返されて来ました。いまでこそ、図太くなりましたが、この時はショックだったなあ〜。
ものすっごく久しぶりに、オーナーの田中さんにご挨拶しました。田中さん、私のこと覚えてくださっていて、再会をよろこんでくださいました。着物や帯にシフトして織りを続けていていること、報告できてよかった。
梓さんは、相変わらず、とっても素敵なギャラリーです。芯が通っててきりっと、かつ居心地のよさに溶けてしまいそうになりました。置いてあるものも、あたたかく、優しく、厳しいものばかり。清野工房のウールも、常設の陶器もよかったなあ。こういう空間に拙作まぎれこませたらどうだろう。12年前は振られたけど今なら?自作帯を締めてくればよかったな。
その後、湘南Tサイトでランチ打ち上げです。生ビール、うまい!!!サラダもパスタもおいしい!食生活もボロボロのままなので、生き返りました。湘南Tサイトは、おしゃれでイマドキで、現代人に物を作って売ることを糧としている私としてはチェックポイントなのですが、工芸サロン梓のあとでは、力なく、薄っぺらく見えてしまいました。
11月6日金曜日 まだふぬけ状態が続いています。何も出来ない。数日たって疲れがどっと出るのは年のせいか?ようやくノートに、個展の記録と反省を書き付ける。本を読む。
11月7日土曜日 やっと家中の掃除をする。いらない物を捨てる。衣替えして、秋冬物を出す。(今まで、半袖Tシャツの上にパーカーを着てしのいでた。寝間着も薄っぺらのペラペラで寒かった。羽毛布団にカバーをかけるのもやっと。)そろそろ復活せねばと、外を走ろうとするが、走れず。(夏まではヨチヨチとジョギングしてた。秋になり、ムリになっていた)
11月8日日曜日 ものすごく久しぶりに、玄米を炊き、出汁を取ってみそ汁を作り、干物を焼いて朝ご飯。納豆と漬け物も。昼には、コーヒーも豆をひいて淹れた。←今ここ。やれやれ。やっと戻って来たよ。
*写真は我が家のベランダから。雨の柿の木。たった今。

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