吉田美保子の some ori ノート

みるさまとメール

2016.03.02

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個展が終わって、通常の仕事に戻ってしばらくたった頃、みるさまのお顔が浮かびました。あの時、ほぼ立ち話のような感じだったこと、気にしていました。
グリーンとライム色がお好きで、八寸帯が欲しいってことはしっかり把握しましたが、もう少し理解したい。そうすれば、段取りも組めるし、頭の中でシュミレーションもできるってもんです。取りかかるのは再来年と言ったけど、徐々に添って行きたい。
そこで、メールをさし上げました。
「みるさまの中で、どんな帯がいいかってことは、どのくらいまで固まってますか?」「ファジーなところはあってもちろんですが、ここは譲れないってポイントもお有りですよね?」
そういたしましたら、すぐに丁寧なお返事を下さいました。
欲しい帯のイメージは、私のサイトの作品集にある「チャーミングボックス」が一番近いとのこと。(ここをずーっと下にスクロールしていただいて、「帯」のところの一番上の左にあります。)この帯の地色を薄いグリーンにして、黄色などのパンチの効いた色は小さな面積にしたいと。
みるさま、合わせるつもりの数枚のお着物がお有りで、着姿のお写真を添付してくださいました。なるほど、なるほど。織りのお着物に合わせるおつもりですね。白大島、墨藍の大島、紬、、、などなど。これは大変参考になります。
それから、みるさまは、色のニュアンスをお伝えくださるのに、カラーチップをご用意くださるそうです。
それはありがたい。ぜひぜひお願いします、とお返事を出しました。
*写真はうちの近所。散歩の途中。

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