昨日は夕方ひと段落ついてから、上野に行きました。上野駅のギャラリーで、「10年かけて旅をする〈半農半芸〉」という展示をやってて、そこに出ている佐藤香さんというアーティストの作品がとてもいいと聞いたから。
佐藤香さんのことも、上野駅のアートスペースのこともちっとも知りませんでしたが、懇意にしてもらってるアーティストの方が、フェイスブックで押しておられました。とてもよかったと。伝わってくるもの、ピンとくるものあり、出掛けました。それに、最終日だわ。
上野について、駅の正面玄関の2階を探します。アトレのレストランにはさまれたスペース。ああーここだー!
麻布に、各色の泥で描いた、大きな、ド迫力の作品5点。うーん、すごい。吸い込まれそうだ。私、大好きだー。来てよかったわーん。
無限を感じるよね。作家の集中力がそうさせるのか。才能と実行力と集中力かな。すごいもんだ。
写真に写り込んでる蒼い色は、ガラスに映った夕闇です。これが、またよいわ。
上野ステーション。多くの人が行き交うが、ここにあるアートがあるの、ほとんどの人が気付かず。
ああ、でもそういうものかもしれない。ラスコー壁画だって、高松塚古墳だって、ずーっとただそこにあったのだ。発見される前、その前を幾多の人が行き交ったかもしれない。