吉田美保子の some ori ノート

作務衣のパンツにする布

2016.07.04

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ベルトの次は、パンツにする布を織っています。緯糸は、手績みのヘンプを2に対して、紡績の双糸を1の割合で入れることにしました。これは、より丈夫な布にするため。
パンツは、上着に比べ、お尻の部分や膝の部分に、体重がかかります。布の負担が大きいのです。ですから、特に、丈夫な布を織らねばなりません。糸の選択もそのためですし、筬目も密です。筬打ちも、特にしっかり3度打ち。
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上の写真は、織り機のうしろの部分。経糸、こうしてみると、面白いねー。
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緯糸は、上の写真のように、すっかり水につけて、湿らせて織ります。ぬれ緯というのだけど。いろんな工夫で、しっかりした布を織ります。

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