吉田美保子の some ori ノート

ではどうするか?

2016.09.18

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あおさま、第二弾の布を見に、我が家にお越しくださいました。3回目の来訪です。遠くからありがたいことです。
あおさま、第一弾、第二弾とも、好きだと言われながらも、鮮やかなクラインブルーをどこかに一部だけでも入れられないかとおっしゃいます。
そうですね。ソリューションはいくつか考えられます。ひとつは、綾織りを入れること。平織は、経糸と緯糸が一本置きですが、綾織りで、経を一本、緯を三本見えるようにします。緯にクラインブルーを使えば、その糸が目に入るという訳です。
ただ、この織り方をすると、欠点がふたつあります。一つは、布としての強度がほんの少々下がります。平織、強いですからね。もうひとつは、布に裏表が出来るので、将来、着物を仕立て直すことになったとき、ひっくり返せないってことです。
そして、もうひとつのソリューションは、、、(つづきはまたね〜。ストーリーは佳境ですよ。)
*写真は試し織りに使った糸。この中から厳選して本番にのぞみます。

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