吉田美保子の some ori ノート

個展のはなし、そもそも編

2016.10.10

DSC_2535.JPG
今回の私の個展は、そもそもは4月の熊本大地震がきっかけです。
ふるさとに大地震がおき、多くの方から、お見舞いのメールをいただきました。おかげで、動揺していた私は、ずいぶん落ち着くことができました。ありがたかったです。
その中に、「何かできることない?」って聞いてくださる方がありました。私は「落ち着いたら観光に来てください」とこたえました。
遠くから、わざわざ、楽しむために、人が来ることが、疲弊し落ち込んでいる熊本を、明るい日常に戻す原動力になると思ったからです。
頭に中に、ちらりと会ったのは、東日本大震災後の「さんま寄席」です。立川志の輔さんが気仙沼で落語をする。それを東京はじめ、全国から観に行くというものです。実は私、2回、参加しました。震災後の東北に行ったのは、この企画があったからです。落語も最高に面白かったし、津波の爪痕を見たのは心に深く残ったし、何より、地元の方が本当にうれしそうに遠来の客を迎えられていたのをよく覚えています。
しばらくして、同じ方とフェイスブック上のコメントのやり取りで、
「ミホコさん、熊本で個展しないの?観に行くのに。」と。
まじすか!!だったら!!!
私はまず、懇意にしている熊本在住のきものライター、安達絵里子さんに相談しました。安達さんはきものサロン「和の國」店主、通称「國さん」に相談しました。
それでトントンと、個展を開催し、全国から熊本に遊びにきていただきましょうということになりました。うっわー、、、セキニン重大、、、、
私の個展きっかけに、熊本にお越しいただいて、熊本をぞんぶんに堪能していただき、また、復興中の熊本に外からの風を入れていただきたい。熊本の方には、日々の生活に振り掛ける一滴のエッセンスになれれば。そんな思いで個展を開催することになりました。
どうか、遊びにきてくださいね。まってます。
「清正公の陣羽織 吉田美保子展」
とき  2016年11月21日(月)、22日(火)、23日(水)《20日(日)お披露目会・予約制
じかん 11:00〜19:00
ところ きものサロン 和の國 熊本市中央区城東町4−7 電気ビル1F

カテゴリー