吉田美保子の some ori ノート

きおさま、4回目の打ち合わせ

2017.07.02

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きおさまのonly only のお着物、経糸の準備が完了しましたので、さっそく緯糸を入れてみます。まずは、経糸を安定させるために、何回か張り直します。ふむ。こんな感じ。
よし、もうちょっと薄色にしてみよう。
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少々織り進んだところで、きおさまに連絡して、お越しいただきました。6月の半ばの話です。もう暑くて申し訳ないなと思いつつも、久しぶりに我が家までお越しくださいました。4回目打ち合わせです。
きおさま、薄い色の方の試しを気に入ってくださったようです。
もっとツヤがあっていい。
明るい色を使って欲しい。
茶色はグラデーションでは?
淡い茶色から、ほわんとしたこげ茶の?
赤茶はやめましょう。
萌黄色でスッキリした感じがいい。
などなどのご意見が出ました。
よっしゃ、萌黄色を特定しましょう。色はいろいろですので、目で見て確認です。色見本を二人でくりながら、あれでもない、これでもない、、、
結局選ばれたのは、この色。(下の写真に貼り付けてある色見本。)この色が、きおさまと私にとっての萌黄色です。了解しました。緯糸はこの色をベースに、ツルツルした糸を多用して、ツヤを出しましょう。
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きおさまがお帰りになってすぐ、私は萌黄色を2色染めて、小管に巻きました。よし、次の試しは、この糸を入れてやってみよう。

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