吉田美保子のsomeoriノート

Friday,23 June 2017

朋百香さん、京都タロット。

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今日は、画家の朋百香さんのところで「京都タロットの会」開催されるとのことで、おじゃましてきました。朋百香さんが描かれたタロットカードの原画も展示され、タロット占いもしてくださるとのこと。ちょっとオシャレしたく、今年は単衣を着てないじゃん、と引っ張り出して着始めましたが、暑いのとタイムアウトで断念。Tシャツにスニーカーで出かける。

朋百香さんは長平庵という素晴らしい場所をお持ちで、その空間と朋百香さんの絵がマッチしているのが、素晴らしかったです。あと、点数の多さと描き込みの緻密さに恐れ入りました。描くエネルギーに満ちているのです。

生まれてはじめてのタロット占いは、京都からお越しの岩倉ミケさんに占ってもらいました。不思議に痛いところつかれ、ズキっとくるんですよね。男っぽいカードばかりでました。ガシガシ働く運命みたい、、、、。それが幸せってことね、、、、。人生を全うしましょうかね。

その後、朋百香さんの墨の作品なども観せていただく。いつか帯にしたいと。元々が作品だから難しいけど、チャレンジし甲斐がありますな。やりたいです。

帰りは、イラストレーターの岡田知子さんと一緒になり、いろいろおしゃべりしながら電車に揺られたのも楽しかった。もう30年も前、高校の時、友達と一緒に帰ってる感じした。

Thursday,22 June 2017

睦月さまからお返事

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織り見本をお送りした睦月さま、すぐにメッセージを下さいました。

やはり、実物見ていただいて、よかった!いろいろ分かってきました。

まず、織り幅、見本は8寸ちょうど(30.3cm)でしたが、ご希望は8寸2分(31cm)とのこと。八寸帯ですから、これは大事です。
緯糸は、未精練のきびそ糸、精練済みのきびそ糸、和紙の糸でご提案しましたが、そのうち未精錬のきびそ糸が、風合いが好きでご希望とのこと。しかし、張りがあるからおタイコの形がふんわりしてしまうかしら、、、、とも。

それから、実はびっくりしたのですが、何と、裏の色合いがお好きだと。

えっ!

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それで、メッセージをやり取りし、

まず、布幅を8寸2分にすること、
緯糸には未精錬のきびそ糸を使うけど、張りが出過ぎないように、できるだけ細めの糸を選ぶなどすることで対処すること、

をお伝えする。

布の裏と表については、実はこれ、表も裏も決まりはなく、私が裏と紹介した方を表にしてくださって、全く構わないこと。実は私自身も、試しの試しをやってる時は、逆のつもりだったのですが、今表としている方が、ツヤがあるし、色も出るので、お好きかと思ってご提案したにすぎないことをお伝えする。

そうしたら、裏となってる方の、ざらっとした光沢のない方の風合いがいいとのこと。

そっかーー。ツヤがある方が好まれるに違いないって、思い込みだったなあ。固定概念、打ち破ってくださって、ありがとうございました。

では未精錬のきびそ糸で、裏表を逆にして、もう一度試し織りをやって見て、またご相談しますね。ちょっとお時間いただきます。乞うご期待!

Tuesday,20 June 2017

睦月さまの帯、試作

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ちょっとブログ状では時間があいてしまいましたが、睦月さまの帯、バッチリ進行中です。

1回目の打ち合わせで、「黒と青と茶色とベージュ」の、「布の表情」があり、かつ、「きちんと感」がある帯、というご希望は承ってます。

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それで、上のようなデザイン画を作り、実際に織ってみました(一番上の写真)。うーん、どうだろうな?

この段階で、一度みていただいた方がいいだろうなと思ったけど、睦月さまの上京のタイミングと私のスケジュールがなかなかあいません。

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そうこうしているうちに、ちょっとひらめきましたので、もう一つやってみました。これは、全面にドットをしていく方法で染めています。

睦月さまに、これらの画像をお送りすると、下のいいですね、とのことでした。どう発展させるかは、観ていただいた方がいいなと思いましたし、睦月さまも、実際に厚みや硬さ、柄ゆきを見てみたいとのことでしたので、実物に説明書をつけて、お送りいたしました。

Monday,19 June 2017

今日はこんな日

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今日は、久しぶりに染織をしない日だった。

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美容室に予約を入れていたので、表参道へ。生まれて初めて、くるくるパーマをかける。あら、結構好きだわ。年相応に大人っぽくなったような、、、。

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パーマ代を払ったらお金がなくなったので、コンビニでおにぎりを買って、歩道の柵に座って食べる。お茶は水筒を持ってる。この辺、旅行者だらけだから、きっと私も、アジア系一人旅に見えたに違いない。

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その後、観たい展示がふたつあったのだが、検索したら、なんと両方とも定休日。影山秀雄さんと坂口恭平さん。残念。月曜トラップだなあ。

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これからどうしようかな?ひらめいたのは、明治神宮の清正井(きよまさのいど)。ずっと以前に一度行ったきりだ。静謐な空気のある場所。清正公のスピリッツが流れているのかな。

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清正井めあてだったのが、花しょうぶがちょうど見頃だった。井戸から流れでた清水が、花しょうぶ田を育てているのだ。

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井戸は、以前来た時より、水量が少なく、ちょっと濁ってた。最近、雨が少ないからだそうだ。

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その後、明治神宮に参拝して、来た道を戻り、表参道をふらふら、ルイ・ヴィトンのギャラリーに寄り道。ダン・フレイヴァンというアーティストの展示をしてました。

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現代ぽいなあーと思って、ふとキャプションを見ると、1960年代の作品。50年前!私の生まれた頃の作品なのか。よく分からんと思って観てたけど、50年たって古臭くないというのは、すごいな。

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さらに、ふらふら歩いて、半蔵門線に乗って帰りました。

Sunday,18 June 2017

きおさま、2回目の打ち合わせ

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きおさまとの2回目の打ち合わせは、4月の半ばに開催された、きものおたすけくらぶさんの盛装オフ会の会場においてでした。私、パーティーなどには、縁がない生活していますが、この時は、きおさまが誘ってくださり、いそいそと出かけたわけです。

場所は学士会館。会場に着いてすぐに、きおさまとお会いすることができました。きおさま、軽やかな盛装姿です。この方、本当に華がおありだわ。

私も目一杯おしゃれした着物姿ですが、手にした合財袋に、クリアファイルを円筒形にして忍ばせておりました。
クリアファイルには、イメージ画は2パターン、それぞれ、前から見たところと後ろ姿の計4枚。あと、経糸用の染見本を6色。
私としては、青磁色を軸として(なんてったって、飛青磁が目標だもんね)、そこからどのくらいどっちに振るのか、見極めたいところ。

着席前の雑談している時、きおさまに、今、見ていただけないかとお願いしたら快諾くださった。

見るなり、「こっち」と、緑に黄色が入っている方が指さされる。おお、こっちですか。飛青磁の飛びを黄色に変えてみた方です。
色見本は、「これね」と、一番鮮やかな色を選ばれた。青磁色をグッと緑に寄せ彩度をあげた感じですね。きれいな色でとは伺ってたけど、ここれは鮮やかですね。

それにつけても、きおさまの決定の早さよ。すばらしい。見習いたい。

それでは、選ばれた色見本を目標に経糸をまず一綛だけ染めますね。それで見ていただいて、オッケーとあらば、全てを染めるという段取りで行きましょう。

Wednesday,14 June 2017

きおさま、1回目の打ち合わせ

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きおさまの「飛青磁花生」を仰ぎ見て作るonly only はお着物と決まりました。桜が咲き始めた3月の終わりに1回目の打ち合わせをしました。

この時は、水天宮の駅で待ち合わせをして、上のレストランで食事をしました。実はその数ヶ月前に、きおさまの仲の良いお友達で、私もとてもお世話になった方が亡くなられ、一緒に偲ぼうとなったのです。思い出話しをすることが供養になるねと。

もし、その方が生きておられたら、きおさまと同じくスペシャルな着物ファンであられますので、今回のonly only についても、面白がって、興味津々いろいろおっしゃったかもしれません。出来上がったら一緒にお出かけできたかもしれません。それがないのが寂しい限りです。

というわけで、しんみりもし、かつ、限りある時間だからこそ精一杯生きましょうと、前向きなお話をしました。

きおさまのご希望は、「飛青磁花生」の色を、もう一段、鮮やかにしたイメージだと。薄い、きれいな色がいいと。それに、こげ茶色が、ほわっと入ると。こげ茶は、決して強くなく、モヤモヤしている。経糸は無地ベースだけど、ペタっとならないように、違う種類の絹糸を混ぜる。柄は緯糸で出すことになりました。

「きれいな色で」と、きおさまは何回も強調されました。

「ね、ヨシダさん、悲しいかな若い頃のような張りはないから、きれいな色を身にまとって、カバーしたいのよ」と。

きおさまは、華やかな美しい人で、今もとてもおきれいだけど、だからこそ「若い頃はさぞ」、って感じはします。きれいな人の宿命ですね。

Tuesday,13 June 2017

きおさま、みたび、飛青磁

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完全注文制作only only、実はもうひと方、進行してます。「きおさま」です。3回目のご登場です。

きおさまとのご縁は、1回目が、2013年から2015年に取り組んだ、八寸帯「Little Cosmos」(リトル・コスモス)。2回目は、去年の暮れの赤いショールでした。

1回目に取り組むとき、きおさま、ご自分が思い描いているイメージとして、静嘉堂文庫の「曜変天目茶碗」と、大阪の東洋陶磁の「飛青磁花生」とおっしゃいました。それも両方、、、、

おそれおののくほどの大きなお題にガクブル状態でしたが、まずは「曜変天目茶碗」に力をもらって、小さな宇宙を作り、八寸帯「Little Cosmos」と名付けました。

この時のもう一つのお題、「国宝 飛青磁花生」へのチャレンジがまだ残っていて、私は、躊躇しながらも、いつかはやらねばならんと、ずっと心にありました。

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きおさまは、優しい方で、決して急かすようなことはおっしゃいませんでしたが、私は受けて立つタイミングをずっと測っておりました。

さあ、機は熟した(のかな?)。行くぜ。

Sunday,11 June 2017

今は漕ぎ出でな (part2)

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めとさまと4回目の打ち合わせの後、メールのやり取りをして、色やデザインを微調整して、さあ、これでいかがというこちらからのメールに対して、めとさまが応えてくださったメールのタイトルがこれ、

「今は漕ぎ出でな (part2)」

わー!にくいなあ〜。さすがめとさま。part1 を思い出すなあ。前回のめとさまの一枚目のonly only の時も、デザインを詰めて、さあこれでどうでしょうってお伺いメールした時のお返事がこのタイトルだったなあ。

前回、この言葉に支えられて航海しました。
今回はいかに。

船はしっかり作りました。風もいい感じで吹いてます。潮の流れも最高ね。
bon voyage!

*写真は、経糸を巻いているところ。今回、経糸に12色の色を細縞で入れ、緯も縞で小格子にします。1色につき、色の濃淡や糸の種類を生糸と真綿を両方使うなど、2種の糸を用意するとして、24種類の経糸を用意します。それを、整経するために290本に巻き分けます。

Saturday,10 June 2017

めとさま、4回目の打ち合わせ

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5月の半ばの爽やかな日、めとさま、4回目の打ち合わせに、我が家にお越しくださいました。

メールで段取っているとき、「実は沼にはまってしまって、、、」とご自分のことを揶揄しておられましたが、お越しになってしまえば、いつも通り、すっきりとした表情をされています。

二人で図面をにらみ、もう少し黄色に振ることになりました。ピンクの分量が減って、こっくりした黄色を増やします。

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今、染まっている糸を見ていただきます。糸を見ているめとさま、本当にこういう色がお好きなんだなあ。ぽーっとされてる感じがいいなあ。

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後日連絡がきて、一色染めなおしました。どの色が違うかお分かりですか?

右から二番目の茶色です。鳶色から、ニュートラルな茶色になりました。

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図面もご希望で、山吹色の太細を入れ替えて作って見ました。が、これは相談の上、却下となりました。うん、私も、元々の細いバージョンの方がいいと思います。かすみのようで、風が吹いているようで、かっちりした形でなく、めとさまらしいと思います。

Friday, 9 June 2017

めとさま、染めはじめる

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めとさま、2枚目のお着物のonly only、ブログ上ではちょっと間があいてしまいました。アップデートいたしましょう。

3回目の打ち合わせのことまで、書きましたね。あれから、ちょこちょこと染めはじめました。完全にデザインが決まったわけではないけど、指針は決まりましたので、できることからやりましょう。

どの糸を使おうかな?

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何と言っても、手を動かさないと始まりませんものね。特に今回は多色ですので、少量ずつコツコツ根気よく染めましょう。机上から、ガス台の上にシフトです。

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色を調整しながら染めます。

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濃い紅色の雨絣、これは本数は少ないけど、大事ですので、やっちゃいましょう。

雨絣って、糸をくくって染めて、色が濃いところと薄いところを作って、それがランダムに出るように、織ることです。そうすると、雨が降ってるように見えるんです。

ではまず、小綛を作って、

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くくります。

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染めます。この糸ね、経糸1240本の内の、16本の予定です。輝け、渾身の16本!

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