吉田美保子のsomeoriノート

Friday,26 May 2017

届いた!

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玄関のピンポンが鳴った。出てみると郵便配達の方。大きな封筒を手渡され、ハンコいりませんよ、ポストに入らないから手渡しです、と。

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まあ、なんでしょう?(お、これはひごまる?全く有名でないゆるキャラの、、、)

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差出人は、故郷のお役所。開けてみると、、、、(まさか、督促状?って私は、住民票ないよ、、、)

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あ!

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これは蛇の目紋。加藤家の家紋です。

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こちらは細川家の九曜紋。

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昨年の個展「清正公の陣羽織」展での売上の10%を寄付させていただきました。これは、多くのお客さま方にお買い上げいただいたから出来たことで、とても感謝しています。僭越ながら皆様になり代わりまして、不肖わたくしが熊本城主になりました。(3月末で53,781人の城主がいるらしい)

お買い上げいただいた皆さまのお気持ちが熊本城に使われます。ありがとうございます。

10万円以上の寄付で感謝状を贈るとのことでしたが、寄付して半年、それがやっと来たのですね。市役所の方々、お疲れさまです。役所機能、滞りなく回ってるってことですかね。それならオッケー。まだまだそれぞれ大変で、問題はあると思うけど、回ってるって大事よね。回してくれてありがとう。

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そういえば、天守閣の復旧工事が始まっているみたいですね。現代アートのようなラッピングされた画像を見ました。

がんばろう、熊本!

Tuesday,23 May 2017

ブラッシングカラーズ

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きいさまのonly only、いよいよブラッシングカラーズです。

テーマは、ライフ。

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それも生まれる前から、

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土に帰った後まで。

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静かに始まり、活動し、静かに帰る。

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そんな一生を帯に表現する。

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きいさまのおのぞみは、「ちんまりしないこと」。

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のびのびと、きいさまの一生を表現します。

Tuesday,23 May 2017

色をつくる

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さあ、きいさま、デザインは決まりましたので、色をつくります。ここは踏ん張りどころです。妥協なく、ある一点を見つける感じで、合わせて行きます。

試し織りの時のデータはあるけど、その通りにはいかないのが泣きどころ。がんばります。

ひとつ、きいさまと話していて面白かったのは、私が「ブルー」のカテゴリーのつもりで染めている部分を、「グリーン」とおっしゃいます。このグリーンがいいと。え?これ、緑に見えます?え?え?

私は舌を巻きました。確かに、その部分、青い染料に、黄色の染料を相当量混ぜています。だから、緑成分はあるのです。しかし、ぱっと見には分からないと思うのだけどな。色に敏感な方だな、きいさま。

私の方に、これは青だって思い込みがあるのもあるだろな。思い込みはいかんぜよ。本番にも黄色成分、こっそりしっかり入れますよ。

Sunday,21 May 2017

5回目の打ち合わせ

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*お詫び 申し訳ございません。きいさまストーリー、ページが前後しており、時間軸が狂っておりました。話が通じなくて、読みづらかったと思います。申し訳ありませんでした。理由は、保存しておいた原稿を、時間軸を合わせないまま、アップしたことによります。すでに差し直しましたが、きいさま、お読みくださっている方々、ご迷惑をおかけいたしました。以後気をつけます。ごめんなさい。


では、気を取り直して、青い銀糸に「待った」が掛かったのちの話から再開しましょう。

青い銀糸が却下になった数日後、きいさま、5回目の打ち合わせにお越しくださいました。「お忙しい中、ミホコさんの手を止めて申し訳なかった」と急いでくださったようで、こちらも恐縮。

構いません、構いませんよ。お互いに納得したものを作りましょう。なんでもおっしゃってください。

この日は、デザイン的に大どんでん返しがありました。最後の最後にひっくり返りました。

まず、くだんの青銀はやめて、ブラッシングの入れ方も変えて、タイコに切り替えが2回入ります。タレの茶色のグラデーションもなくし、タレと手先は同じ色にします。お腹の柄もだいたい同じです。

うん、決まったね。

きいさまと、いろいろと腹を割った感じで、お話ができよかったです。

きいさま、「ちまちましないでくれ」と何度もおっしゃいます。「世の中、ちまちましたものばかり。思い切りよくやってほしい」と。

私、「そうは言っても、、、」「話し合ったことを、全部指定された通りに入れるとなると、どうしても狙ってやりますよ。実は狙いすぎになるのを私も警戒しています。ちまちまは私も嫌いだけど、思い切りよくすると外れる可能性も出て来ます」

きいさま、「それは、この帯をミホコさんに頼んだ時点で、責任の半分は私にあると思っている。だから思い切りよくやってほしい。」

わー、そういわれると、ますますがんばります。きいさま、かっこいいなあ。きれいで優しげでふんわりした印象の、いいところの奥様って感じのきいさまですが、漢の部分もお持ちだわ〜〜。ギャップに萌えます。

*写真は何度も描き直している図面たち。


Thursday,18 May 2017

織、激アツ、TOKYO

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今、東京は織物が熱い!

今日は午後遅くからお出かけしました。

まず、青山八木さんで小島秀子さんの個展へ伺って、次に、南青山のイトノサキさんでの企画展拝見し、さらにギャラリーcomo さんで開催中の下地康子さんの個展へお邪魔してきました。熱い熱い、それぞれすごかったよ!

書いた順は、回った順。布好きの方には、ああ、あの青山墓地突っ切るコースで回ったわねってお分かりの方もおいででしょう。

気持ちの良い雨上がりの夕方、都心の緑の中や、都会なのにホッとする空間を歩き回り、力強い布たちを見ました。なんで、糸を染めて、布を織るだけで、こんなに強いものが生まれるかな?すごいね、織り手の力量だね。素晴らしかった。

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小島さんと下地さんのお作品は、先日出かけた、国展でも拝見しました。国立新美術館のでかい部屋で、清々しさを、放っていました。

写真は、その時新美術館でもう一つ観た、草間彌生展で撮ったもの。織の展示会は撮りにくかったので、こちらを掲載。

草間彌生展、よかったわー。混みすぎて唖然としたけど、ここまですごいとは。どの時代も、とにかく、とにかく、やりきってる。私はニューヨーク時代の、白いでかい絵がすごく好きだった。

小島秀子展は、5月20日まで、青山八木さんにて。
「自然布と大人の半幅・夏衣」は、5月27日まで、イトノサキさんにて。
下地康子展「ウブスナ」は、5月23日まで、comoさんにて。
国展は、すでに終了しています。
草間彌生展は、5月22日まで、国立新美術館にて。

Wednesday,17 May 2017

着物美人ですって!

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先日、おたすけくらぶさんのオフ会に参加したおり、楽しいイベントがありました。カメラマンの山中順子さんに写真を撮っていただいたいのです。私はTさまと一緒にパチリ。その写真が送られて来ましたよ。

楽しそうね〜〜〜

私が手に持っている合財袋、ご記憶ある方いらっしゃいますかーー?

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そうです、これです。善林英恵さんに、私のイメージで作っていただいた合財袋です。

うふふ、この写真だと帯がちょっと隠れてますね。帯と一緒に見て欲しいんだけどな。

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ほら、合財袋と帯、お揃いなのよ。

帯を作るときは、相当量の試し織りをしますので、資料として残す分以外は、合財袋やタブローやトートバッグの材料となります。

もし、帯のonly only でご注文いただいた際、ご相談いただければ、お揃いで作ることも可能です。お揃いって、なんか、気分上がりますよ(実証済み)笑。よかったら、お気軽にお問い合わせくださいね。

Monday,15 May 2017

ペンディング

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4回目の打ち合わせの2日後、きいさまからメールが入った。恐縮しつつといった感じで、、、、

読んでびっくり。なんと!

「撮ってきた画像を見ていて思ったのですが、おタイコに入れるブルーグレーの横線ですが、色を変更してみたいと思うのですが、間に合いますか?
写メを見ると、すごく沈んだ感じなのです。そこでなぜか三本の金色の横線を入れたらどうかなと思い立ちました。三本の太さは変えるのです。ミホコさんはどう思われますか?」

おー!ペンディングですね。ギリギリですが間に合います。とにかく一旦中止します。セーフです、

しかし、金色の横線となるとどうだろうな。ミホコさんはどう思うかって問いにはどう答えるか、、、、
うーん、そうだなあ。どんな金にもよるけど、案外、変化に乏しくなるかもな。うーむ。あと、まとまりという点ではどうだろうなあ。バラバラすぎないか?

まあとにかく、作業は一旦止めて、きいさまからの次のご連絡を待ちましょう。お互いに納得できる着地点を探りましょう。

*写真は却下になったブルーの銀糸。出番がなくてがっかりという面持ちか。

Sunday,14 May 2017

きいさま、4回目の打ち合わせ

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きいさまとの4回目の打ち合わせは、3回目の3日後。連休初日。私は、くだんの青緑の糸を織り込んだ4枚目の試し織りを間に合わせました。今回の試し織りは、短いのでブラッシングカラーズは大変やりにくく、本番のような刷毛目は出ません。しかし染料や糸は本番と同じですから、色味はわかるはず。

この日、我が家は人の出入りが多い日で、朝からワタワタしておりました。(前の晩にiphoneが壊れるという衝撃を引きずっていたこともあり、、、いつも鳴らない電話がバンバンということもあり)きいさまは、いつもと同じ、にこやかで涼やかな感じで登場されました。

4枚目の試し織りをお見せすると、これは違うとハッキリ。こんなにパッキリさせたいのではなく、音楽で言えば、ちょっと変調したいだけだと。ガラッと違う曲にするのではないのよと。

なるほど、そうか。やりすぎた。

ではどうしましょう。

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私はふと、青い銀糸を入れたらどうかと思いついた。おさえた色味の細い青銀なので、紬の織物にも合う。糸棚から出して試し織りの上に置いてみた。お?

きいさまも乗り気なご様子。ほっとされた表情になられます。奏でる音楽の調子、いい感じで変わるかな?これ、普通の絹糸と一本置きに入れましょうか?テンションが合いますしね。

金糸や銀糸をちょっと入れると、表情変わるし、角度によってキラリと光って華やかになる。きいさまは劇場にも締めて出かけたいとのご希望なので、華やかさはウェルカムだ。

よしよし。いいぞ。ではこれで決定ですね。

きいさまは、写メして帰られました。

Saturday,13 May 2017

きいさま、糸を染め直す

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きいさまのonly only、染め直すことになった色の目標はこの色。打ち合わせの最中に、二人で決めて切り取って貼った。ピンポイントでめざすのだ。青とも緑ともつかないきれいな色。

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その日、きいさまお帰りになった後、さっそく染めたよ。うーん、ちょっと鮮やかすぎかな?強すぎたか?タイコや前柄に、一本、目立つ色が入るのはいいと思うのだけど。それに経糸に消される分もあるし。やってみらんと分からんわ。織るっきゃないね。もうそんなに経糸使えないけど、ちょっと織ってみよう。

Friday,12 May 2017

きいさま、3回目の打ち合わせ

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きいさまとの3回目の打ち合わせに向けて、私は3枚目の試し織りをした。2回目の打ち合わせで決まったことと、先日いただいたメールを鑑みて、本番に使う染料も糸も全て入れ込んで、ぎゅっと圧縮して織って見た。こんな感じだよな。

さあ、準備オッケーだ。

4月後半のゴールデンウィークの直前に、きいさま、3回目の打ち合わせにお越し下さった。この日もお着物で。すっきり美しい着姿で、とてもお似合いです。きいさま、とてもきれいな方です。

さっそく試し織りを見ていただく。タイコの形にして、体にあてて鏡に映すきいさま。タイコを少しずらしたり。だいたいは良いようだが、さらに詳しく検証。

私としては、タレ先からの茶色のグラデーションが気がかり。たった2寸(8cm)のところにグラデーションを入れたいとのことなのだが、これって怖いのよ。織り縮みの計算がちょっとでも狂うとずれるから。

「これ、リスクです〜。」ということは、もちろんお伝えする。その上でやるならやります。

きいさま、タイコのところに入れている、青い緯糸を見て、「この色が違う気がする」とのこと。

おお、そうか!そうですね。この色は2枚目の試し織りの時、きいさま用でない部分に使った糸です。流れでそのまま使ってました。染め直しましょうか?タイコの中心ですものね。要となるので、しっかり納得した色でないとね。

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