吉田美保子のsomeoriノート

Sunday, 9 April 2017

睦月さまと再会

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睦月さまと出会って十数年、その間、直接的なご縁はありませんでしたが、ご活躍はお聞きしてました。フェイスブックで繋がったりもしてました。

で、睦月さま、2015年秋に南青山のitonosakiさんで開催した、拙個展「三角・吉田」にお越しくださったのです。

お久しぶりです!

お久しぶりだけど、ネットで拝見してるので、久しぶりの感じはなく。しかし、お着物姿はさすがです。こればっかりは画像で見るより格段いいです。身についたカッコよさ。本物が馴染んだ感じ。くぅー。

それで、いろいろお話しして、なんと睦月さま、私に、着物を織って欲しいとおっしゃるのです。まあ!

それは、大変ありがたく光栄で、心して取り組ませていただきますが、お時間はかかります。そうですね、再来年になるかと思います。それでよければ、喜んで。

Friday, 7 April 2017

only only 、睦月さま!

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今、取り組んでいるonly only をご紹介しましょう。実はここんとこ複数同時進行しています。書くタイミングを逃しておりましたが、お一人お一人、ご紹介していければと思っております。

まずは「きもの 睦月」の横山てる美さま。名古屋で和装のお店と着付け教室となさっています。着物のプロ、審美眼が光る方ですので、緊張もひとしお。このブログでは、「睦月さま」と呼ばせていただきますね。

睦月さまと私の出会いは、ずーっとずーっと昔になります。睦月さまが、まだお店を始める前のこと、私が織りで独立する前のことです。15、16年前?もっとかな。私が勤めていた「ゆうど」にお越し下さったのです。睦月さまご自身が織りをなさったことや、お住まいが私の親戚がいる所のお近くだという話をした記憶があります。睦月さま、この時のこと、よく覚えてくださっているそうです。

それから幾年月。睦月さまは、森田空美先生の元で研鑽を積まれ、ご自身のお店を持たれました。私はまだ伺えてないのですが、サイトを拝見するととても素敵(上の貼ったのは、睦月さんのサイトのスクリーンショットです)。ご自身の写真も、睦月さんのブログやフェイスブックなどで拝見していますが、とても、とても、とても素敵です。

Monday,20 March 2017

お誕生日、おめでとうございます!

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善林さんから、合切袋が送られてきたのが、12日の夜。(朝から出かけていたので、夜指定)13日に撮影して(このページの写真などね)、お手紙書いて、カード書いて、伝票書いて。14日に梱包して出荷。15日の着指定。

3月15日は、わださまのお誕生日なのです。(以前いただいていたお手紙に書いたあったのを、今回たまたま発掘しました。それで、この日に間に合わせようと、善林さんにムリ言いました。応えてくれる彼女はすごい。)

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3日置いて、わださまから、お手紙が入った、現金書留が届きました。わださまらしいなあ〜。

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お手紙には、3月15日のことが書かれてました。天気が悪く寒かったので、朝から、録画した美術番組を見ていたこと。アール・ブリュットの番組に考えさせられたこと。バースデイケーキならぬ、バースデイアップルパイのふた切れ目を食べようとしたところ、ピンポンがなったこと。

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それに続くお手紙、一部抜粋させていただきます。

「合切袋、面白い出来上がりで、とても満足しております。アーシル・ゴーキーの雰囲気も出ています。良い裂の組み合わせです。やはり、赤がアーシル・ゴーキーにはあると思っていて、この赤のイメーヂが私にはあります。絵にその色があるわけではないのですが、私の中のイメーヂなのです。
早速お彼岸のお墓参りにこの手提げを持っていきます。とても気に入った出来上がりでした。嬉しく思います。善林さんにも、わだが悦んでいたとお伝え下さい。」

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ああ、よかったよ。only only わださまの合切袋ストーリーは、これにて完了です。

それにしても、2次元の布が、善林さんの仕立てによって3次元になり生まれ変わるのが、本当にすごいと思いました。そして、これから、わださまにあちこち連れていってもらって、新たなストーリーが生まれ、次元を超えるのだなあ。すごいなあ。コラボ。only only。おもしろか!

もしこのような、袋物などに興味のある方、ぜひお気軽にご連絡ください。お仕立ては、善林さんにお願いして、あなただけの袋物を作ることができます。
注文制作ではなく、出来てるもので気に入ったら欲しいという方も、お気軽にご連絡ください。ご紹介できるものがあることもあるし、今後そういうものを作った時に優先的にご紹介することもできます。

それから!実は、善林さんとのコラボで、私の布を使ったトートバッグも進行中です。着物にも合うトートとか、自転車かごに入れやすいトートとか探り中です。完成予定は、晩夏か初秋あたり。どうか、楽しみにお待ちくださいますよう!

Saturday,18 March 2017

合切袋、完成!

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only only、わださまの合切袋、出来上がりました!

じーーん、、、、堂々とした風格がある合切袋になったなあ。年配の男性が持って、いい風情だと思います。ましてや、わださまだもんね。

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いろいろを乗り越え、出来上がりました。ほっとしました。実はある理由があって、善林さんをせっついて、仕立てを急いでもらいました。ご苦労おかけいたしました。その理由はまた書きます。

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いやはや、あれからもいろいろありました。仕立ての善林さんに、プロトタイプを送り返したら、なんと、盗難にあったり!(郵便受けから抜かれた!)

アーシル・ゴーキーは、多難な人生だったようですから、彼の絵を目指して作ってきた我々、これで済んでよかったと思った方がいいかもね。

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紐は結局、革の編丸紐となりました。手に持つところは、別の皮が巻いてあって、持ちやすくなっています。いろいろ考えたけど、これでよかったと思います。全体のバランスもいいよね。

Friday, 3 March 2017

only only 紐考

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only only わださまの合切袋、デザイン、詰まってきました。残る問題は、紐です。

善林さんの考えでは、ゴツくない方が合うのはないかと。革の編み丸紐か、組紐かが候補であろうと。善林さんは京都在住なので、近所に組紐をされている方がいて、情報集められると。既成のもアリだし、値段次第だけど特別に組んでもらう可能性もあると。ヨシダの糸を送って、組んでもらうのもアリではないかと。

なるほど、なるほど。組紐って、具体的にはどんなだと思い、画像検索。実物そのままではないかもだけど、見る限り、うーーん、ちょいフェミニンではないか?いかにも絹。わださまはそれ望まれるだろうか?それに、絹の必要ある?一番手に触れるところだし、強度はどうだ?革か、または木綿もアリじゃ?

木綿で紐ってったら、真田紐は?よくある桐箱縛ってるのは太すぎでゴツイな。細いのないの?

で、バリバリ検索して、真田紐も2分幅というの見つけました!が、チョイスが少ない。合うだろうか?

などなど私の思ったことを善林さんにバババッと投げて、あとは、彼女がどう料理してくれるか、じっと待つのです。

*写真は善林さんからのお手紙。微に入り細にわたり、具体的でわかりやすい。

Tuesday,28 February 2017

ONLY ONLY 、プロトタイプ

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しばらくして、善林英恵さんから、わださまの ONLY ONLY の合切袋のプロトタイプが送られてきました。

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早速ものを入れてみましょう。わださまが入れる予定だと言われた、330mlのエビアンのペットボトル、文庫本、CD。それから、財布と手ぬぐいも入れることにしましょう。

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入れてみるとこんな感じ。

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紐を結んでみましょう。

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手に持つとこんな感じ。いい感じね。大きさ、デザイン、いいんじゃない?

Saturday,25 February 2017

わださまから、お返事

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わださまから、早速お返事がきました。わださまと私の文通歴、15年くらい?もっと??いつもだいたいお返事来るだろうなって頃に、ちゃんとポストに届きます。同じ封筒、同じ筆跡。少々難読なんですけどね。いつも安心して待ってられます。今回の便箋、上の写真です。最近の通例どおり、わださまご自身のアート(のカラーコピー)です。

お手紙は、「山田正亮展を竹橋の近代美術館に観に行った」ってことから始まってて、私は初めて、「え!山田正亮、やってるの!!知らなかった。こりゃ行かなきゃ!」となりました。うぉぉ、見逃すところだったぜよ。わださま、教えてくださって、ありがとうございます!

わださまからのお手紙には、こう続きます。

「縞好きの私には、(この展示会は)見逃せません。ことに山田の1970年頃の縞の繪には煽るものがあります。この人の繪は、分かり易いのですが、しかし、とてもヤッカイなのです。でも私は好きなのです。特に70年前後の縞の繪は濃く深くとてもよいものです。なじんだ裂織りを思わせます。素敵な良い作品展でした。」

後日、私は竹橋に二度駆けつけることになりました。

わださまからのお手紙はいつも刺激に満ちてます。以前いただいたお手紙には、私が載った「月刊アレコレ」を観てくださって、掲載されていた帯が歌っていたと評してくださいました。
(月刊アレコレに載ったのは、こちらでご覧いただけます。このページをずっと下にスクロールしていただいて、「これまでの取材の一例」の上から4番目に載せてます。)

「ヨシダさんの作品をみて思うのは、チャーリー・バードとディズィー・ガレスピーのインプロヴィゼーションのように、躍動感がありながら、しかし、しっかりと準備された表現には、実に楽しく踊っていて、心地よく心に響きました。」

ひょー!それで、私は、検索しまくって、「バード・アンド・ディズ」など見つけて聴きまくるわけです。

わださまは、つい流行りものに流されそうになる私に、いつも、基軸を増強するようなことを教えてくださいます。この18年、ずっとそうです。育てていただいたなあ、、、それは今もだなあ、、、咀嚼しきれてないしな、、、これからもだな。。。

それで、合切袋についての質問にもお答えいただいているのですが、

こちらのご提案にはだいたいご賛同いただいているのが、二つご意見がありまして、一つは、「底は正円にこだわりたい」ってことと、もう一つ、合切袋に入れるペットボトルは、最近愛飲し始めた「330mlのエビアン」であると!!!ぎゃあ、わださまーーーーー!!「おいしい水」って言うたやん!「おいしい水」は500mlやん!!!

ちょーショック。これ、大きな違いです。丈もですし、想定する内容量の重さも違ってきます。

これは善林さん、困るかもなあ、、、自分一人で作っているのだったらどうとでもするけど、コラボだと相手先にご注文内容が変わったっての、「どこまで」&「いつまで」受け入れてもらうのか、躊躇するものがあります。

ビクビクしながらメールしたのですが、善林さんは、どこ吹く風で、あっさりと「エビアン買ってきて考えようと思います」とのお返事。ああ、この人、やっぱプロやわあ。

Friday,24 February 2017

わださまへ、お手紙

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わださまにお手紙書きました。いつもは手書きだけど、正確を期すために、パソコンのお世話になりました。
いくつかの質問は箇条書きにして。布のマッチング案の写真を添えて。善林さんからの、図面入り、実物の革と麻布が貼り付けられた提案書は、コピーをとってこちらに残し、原本をお送りしました。

お聞きしたのは、

1、底の形は横長の方がバランスがいいかもだが、正円をご希望ですか?
2、底には、ヨシダ布でなく、トコ革がおすすめだが、それでオッケーですか?(布だと弱すぎるため)
3、口周りは、ラム革で作り、共革で紐を作る予定だが、それでいいですか?(よくあるのは、プラスチックの金具が付いているそうです)
4、底を硬くするために芯を入れるが、そうすると下げた時円錐形になるが、それは了解ですか?
5、裏地に麻布を使う予定だが、朱赤とインディゴ、どちらがいいですか?

ずいぶん進んできたなあと、実感します。私は当事者でありながら、布は手から離れたので、俯瞰的にワクワクさせてもらってます。しかし実はここからが正念場!

Wednesday,22 February 2017

布のマッチング案

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コラボで進めている、わださまのonly onlyの合切袋、デザインと縫製の善林英恵さんから、布の組み合わせ案の写真が送られてきました。おお、なんか、ちょっと哀愁がある感じ?アーシル・ゴーキーの世界観?切ない感じが私は好きよ。

下の写真の、赤と黒ぽく見える布は、選べる裏地だそうです。そっか、裏も大事よね。右側は革よね。ラム革かな?トコ革って?いつも使わない専門用語が新鮮です。

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善林さんからは、胸のすくようなメールがきました。

「合切袋、考え中ですが、布の組み合わせ的にはこんな感じかなと思ってます。お客様のイメージと合うかどうか??

それと、裏どうしようか悩み中です。朱赤麻布か、ジーンズインディゴの麻か(染めは化学)。底は美保子さんの布でなくても、トコ革使うと格好良いと思うのですが・・

口周りは、よくある信玄袋の金具はプラになるので使用せず、ラム革で作りたいと思ってます。折り込んでステッチかけて紐作ったところに共革紐通します(黒又は焦げ茶)。

底を硬くしないと重いものを入れた時にたわんでしまって格好悪いので、プラスチック芯入れようと思ってます。下げた時円錐形になるのが吉か凶か・・・

これ、底楕円に近い形のほうが形としてはバランスよくなるんじゃないか?と私は思うのですが、どうでしょう?いっそのこと、シーチングでラフ作成をしたほうが良さそうな予感がしてます。」

善林さんからは、別便で郵便が来て、裏地候補の麻布やトコ革の実物が添付されてます。そこには、500mlのペットボトルを入れると、細長い円筒形になり、意外と物の出し入れがしにくい予感がすること、もし底の形を横長にした場合の図面も描かれています。横のシルエットが台形になるんだって。

御意。わださまのご意見をお聞きしましょう。

Friday,17 February 2017

わださまの布、第二弾

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わださまの only only、前回の続きです。この前の書いた内容は、1回目の布をデザイン縫製の善林さんにお送りしたら、もっとビビッドな布はないのかと問われ、手元の資料用ファイルにあった全ての布から手放していいもの一切合切を、第2便として送ったところまででした。

その荷物を送り出して、私は鹿児島空港に飛びました。お正月の5日の話。家族と合流して、温泉に入ってましたら、善林さんからメールが来て、

「秘蔵の端切れ、有り難うございます。非公開の画家のパレットを見てワクワクしたという感じでしたよ。箱開けて凄い楽しませていただきました~ これ形にするというのを一瞬忘れてましたが(汗)。

アーシルゴーキー、いけそうです。しかし、こりゃ大分贅沢な企画ですね・・鋏入れるのがかなり悩ましい展開になりそうですよ。

う~ん、悩ましくも楽しい仕事になりそうです。取り急ぎ受取の報告まで。」

拝読して、深く、深く、安堵しました。いい仕事をする絶対条件は、まず共同作業者に満足してもらう事だと考えます。100%は無理でも、できる限り、人知を尽くして。お望みの球を投げないと、カッコーンとは打ってくれないもんね。

*写真は、錦江湾の日の出。指宿の旅館から。

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