吉田美保子の some ori ノート

和のランチ会、帯と再会

2015.06.15

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先週末は、目黒区八雲で、着付け教室をされている、「着付けほのか」さんでの「和のランチ会」に入れていただきました。ほのかさんはお茶の先生でもいらっしゃいます。
この日は、お茶室でのマナーを簡単に教えていただき、お手前をいただき、おいしいランチをいただき、着付け講座も開催していただき、もう盛りだくさん!楽しかったです!
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着付け講座のモデルは、一緒に参加したこの方。なんと、締めている帯は、私が織ったものです。以前お求めくださった帯を今回お持ちくださいました。
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八寸帯「スモールバード」。なつかしいわー!お似合い。よかった。
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お茶室でパチリ。すてきなお茶室でしたわー。
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右が先生。いい感じでしょ。額あじさいがお庭に一輪だけ咲いたのを飾ってくださいました。
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おまけ画像。つくばいでの清め方を習って、はしゃぐ私。まじめにせーい!
*着付けほのかさんのサイトはこちら→
*この着付け講座の様子は、あと2回つづきます。なんと、帯の早変わりなんよ!

いずさま、経糸の準備

2015.06.14

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さあ、いずさま用の経糸を用意しましょう。
今回は、単衣の着物であること、ツヤとホッコリを同居させたいこと、質実な織物にしたいことなどから、座繰り糸と真綿糸を両方入れることにした。割合は、座繰りが2、真綿が1でいくか。
きちんとした正しい織物にしたい。いずさまのイメージもそうだしね。だったら、並び方は単調にしよう。そのかわり、染めにはこだわろう。全体を8つに染め分けよう。オブラートの表情を求めるからね、僅差で染め分けないと。
上の写真は、座繰り糸。国産のいい糸です。
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そしてこれが真綿糸。ほっこり感はこれで出ます。空気を含むので、しわにもなりにくい。これもとてもいい糸。いい糸さわると、幸せね!
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染める前に、汚れなどを落とすために、湯練りします。それから下染め。
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三つ編みにして染めて、染まるところと染まらないところを作ります。分かるか分からないほどの僅少の差だけど。でもやっぱ、やっただけのことはあると信じたい。これで、無地といっても無表情ではなくなるよ。
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一度染めたら、三つ編みをほどいて、洗って、また三つ編みをし直して、ほんの少々染料を変えて染めます。これを繰り返す。何度も。
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ちょっと広げてみましょう。どうかな?あとどんだけ、染め重ねるかな?
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三つ編みだけだと、染まるところのスパンが短いし、偶然に頼りすぎて心もとない。それで、このように一部をくくって、染まるところと、染まらないところをしっかり分けて染めます。これを整経のとき、ばらけて入れるわけですよ。そうすると、すーっと染まった部分がところどころに入るわけです。
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さあ、そろそろいいかな?うん、いい感じ。
*ブログに書くと一日ですが、これ、何日も何日もかかってまぁーす。

いずさま、茶会と帯揚げ、樋口一葉

2015.06.12

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お正月の第2回ミーティングからもずっと、私は、いずさまのお着物のことを、つらつらと考えていた。どうしても気になる点がひとつだけあった。
それはいずさまが、お茶をなさると言うことだった。そしてこのonly only の着物を、泰勝寺でのお茶会に着ていかれたいという希望があることだった。
お茶会に淡い無地の紬でいいのだろうか?
一般論でいうと、お茶には柔らか物の着物と言うことになっている。フォーマルで華やかなのが求められてるってことでしょう。(私はお茶をしないので、ホントのところは分かりませんが。)
だから、織りの着物の場合は、柄をつけて絵羽にして、正式でゴージャスな感じを出した方がいいのではないか?
私は、あちこちで着物関係者に会うたび、聞いて回った。「ねえ、お茶会に無地の紬、どう思う?」
答えは千差万別。「立場による」、「どんな茶会かによる」、「先生の考え方次第」、「染めの方が無難じゃあるけど、無難もつまらんよね」など。柄を入れることを強く勧める人もあったし、気にしなくてよいという人もあった。
うーん、解決しないわ。では、いずさまに、直接お聞きしましょう。
それでメッセージ。薄く熨斗目とか、肩と裾にボカシなどの柄を入れるご提案も入れて。そういたしましたら、お返事がきて、
「無地っぽいけど、無地じゃない、というのが理想です。色は少し紫がかった薄い桃色。寂しいかなー? お茶会は控えめな方が良しとされる雰囲気があるので、大丈夫です」とのことだった。
なんか氷解した気分。腹が決まった。では、柄は入れずに、寂しくないお着物、作りましょう。
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このやり取りで、私は、やっと回路がつながった。いずさまは、作家ものが欲しいわけではないのだ。
最初のころ、メッセージで、『「女優きもの」という本を読んで、一番心ひかれたのは、焦茶色の「結城紬」だった。だけど今回は淡い色味が欲しいと見ていたら、ピンと来たのは、なんと帯揚げだった。』と書いてらしたのを思い出した。
結城紬も帯揚げも、作家名は明記されない。でもこの本、それ以外は、帯も着物も、作家さんの名前、バッチリ書かれてる。作品自体も、いかにもキャラが立った作家の力作である。これじゃないんだ。
もう一冊、いずさまが、SNSに面白かったと載せられていた本があって、それならと私も読んでみた。「一葉のきもの」という本。
何回か読むうち、ああ、これ、いずさまだっていうフレーズがあった。
「一葉は、常に美しさとは何か考察を重ね、自らの美の思想を、登場人物に反映させた。その美とは容姿でもあり、心の清らかさでもあった。」

いずさまと2回目にお会いする

2015.06.10

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それから5ヶ月後のこの前のお正月、私は和の國さんでの「熊本ゆかりの染織家展」のために帰省した。会期二日目に、ギャラリートークをしたのだけど、そのとき、いずさま、お着物お召しで、トークを聞きにお出で下さった。
お久しぶりです!
お着物姿のいずさまは、洋服の時より、可憐な感じがした。前回は、お仕事帰りってこともあったのだろうけど、何か、着物を着ることで、大人の部分と、女学生くらい娘さんの部分が融合されて、ふんわり可憐な感じ、、、
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その日、お昼をご一緒できた。
熊本名物馬刺のランチコース(♡)をいただきながら、only only 2回目のミーティングとあいなった。
いろいろお話するうちに、泉鏡花の話しになった。私が、「飛行機の中で読むつもりで文庫を買ったけど、文語体に苦戦して、進んでないんです」なんてことを話したのがきっかけだったと思う。
泉鏡花は、いずさまとのメッセージのやり取りで、いっとうはじめに出て来たキーワード。なのに、ちっとも解けてない。なぜいずさまが、そうお望みなのか、泉鏡花のどこにひかれるのか。
豪華ランチをぱくぱくといただいていた箸がとまる。
いずさまは、泉鏡花の世界観がいいとおっしゃる。それは、誠実で、正義感があって、控えめだけど強い。たとえ不遇な目にあっても、正義を貫く。そこが好きだと。
ああ、私、今、とっても大事なことを伺ってる。これこそ、私が今回織るもの正体だ。
何を織ればいいのかは分かったが、それは余りにもハードルが高い。とにかくがんばろう。私にあるのは、根拠のない自信だけだ。

いずさまとお会いする

2015.06.09

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昨年の8月、いずさまとお会いすることができた。私が熊本に帰省したおりに、スケジュールを調整していただいたのだ。その日、いずさまは、お仕事の後で、きれいな色の車を運転して、私の親の家まで来て下さった。
はじめまして!
思っていた通り、すらっとした、知的美人のいずさま、お洋服も、すっきり系。自分の似合うものをよくご存知の方だ。
資料一式、持って帰っておいた。それを元に、いろいろとお話を。
それで新しく出て来たキーワードは、オブラート。オブラートかかった白、ピンク。あの感じ。ふむ。
大事なのは、淡く、はかなげで、芯があること。泉鏡花の世界。
遠目には無地。完全に無地でなくとも、無地っぽい。粗密があった方がよい。ランダムがよい。ランダムだけど、統一感があること。ペタッとしないこと。ふむ。
単衣だけど、つるっとするより、ホッコリした方がよい。春の単衣より、秋の単衣を念頭に。
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過去に織ったものも、ファイルと実物と両方もって帰った。その中で、いずさまが、一番、ピンとこられたのは、なんと、九寸帯「レッド・モンドリアン」の無地場だった。上の写真の、白いところ。黒線なしの。
ふむーー、いずさま、このくらいの無地さ加減をお望みなのか、、、、私にとってはこれ、完全無地の範疇。いや、いろいろ仕事はしてあるのだけど、仕事の後を残さないようにしたからさ。よかった、伺って。
すぐには取りかかれないので、その秋には間に合わないことをご了解いただき、一年後の納品を目標に進めて行くことにあいなったのである。

築城則子展、ランチデート、堀口度子展

2015.06.08

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昨日は着物でお出かけしました。まずは築城則子さんの個展のギャラリートークに、銀座もとじさんへ。築城則子さんは、小倉織りを復元させ、縞の可能性を大きく大きく広げたすごい方です。
お話しで、心に残っていることのひとつは、織りの制約、縞の制約の中で、クリエイティブの自由度があるのは、色である。色で、自由に羽ばたくってこと。確かに、築城さんの作品は、すっごく自由で洗練されてて、美しい。
それから、2300本の経糸を織るのに、ひと越ひと越に、地響きのような音をさせているってこと。それを3回打ちで打ち込んでいるそうだ。そっか、、、地響きか、、小倉織りは元々は武士の袴で、戦いの装いであるという。地響きを立てて、敵地に切り込む勝負の服なのだなあ。
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その後、お友達とランチしました。中華の点心とビール。お友達と言っても、なんとこの日初対面!着物の仕事をしていることと、同じ年であることが共通点。フェイスブックでつながって、なんか、この人、気が合いそうとは思っていた。が、これほど合うとは!不思議なものだ。
狭くなりがちの私の世界をふわっと膨張させてくれた。ありがとう!
それから、お友達も一緒に、南青山のイトノサキさんへ、堀口度子さんの上布の展示会を拝見しに。
実は私、堀口さんに、石垣島で、20数年前にお会いしているのです。数ヶ月前、堀口さんのお名前を偶然耳にしたとき、何とも言えない郷愁にかられました。20数年前、まだ織りをはじめてそんなに時間はたってなく、右往左往していたころ、はじめて行った石垣島でよくしていただいた。忘れられない強烈な思い出です。度子さん、お会いできてよかった。ご本人も、織っているものも、相変わらず、一本気が通ってて、気持ちいいです。
堀口さんの個展は、昨日で終了しましたが、一部の作品は引き続きイトノサキさんで拝見できるそうです。
*写真は、昨日の私の恰好。帯が拙作です。締めたところは着付けが下手すぎてNG(ごめん)。ただいま片付け中でパチリ。
これ、実は巻き取りしているときに大失敗してしまって、商品にならなかった分です。仕立てでカバーしてもらい、締められるようになりました。こんなことでもない限り、新作は自分のものになりません。
昨日は着物の業界人ばかりに会いましたが、まあ評判よしだったかな。(←だったら、もっとちゃんと締めろ!)もとじさんで、帯締めの作家さんに、わざわざ声かけてもらって、ほめられた!やった!

いずさま 暗中模索する私

2015.06.05

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いずさまからいただいたメッセージを必死に読み解く私。いずさま、ご自分の欲しい着物のイメージを、しっかりお持ちなんだなあ。この段階、私にとってはとても重要。暗中模索。一筋の光を、ただただ、求める。
いずさまも、お着物のイメージを、とてもまっすぐ伝えて下さる。曰く、
「桜の花びらに、ちょっと藤色が混ざったような、透明感のある色。」
「でも、無地は寂しい。」
「以前立ち寄った着物屋さんで、薄いピンク紫の紬を見せてもらってから、頭から離れない。ただ、その着物は無地だったので、ちょっと物足りなく感じた。」
「同じような色合いの江戸小紋をデパートの呉服売り場でみました。なかなか良かったです。でも、なぜか江戸小紋は少し息苦しい、、、」
「伊右衛門のCMで宮沢りえが着ているのもいい色だと思います。」
「熊本は暑いので単衣で考えています。」
「泰勝寺の緑に溶け込むような着物がいいなあ。」
「泰勝寺の大茶会は10月ですが、まだまだ緑です。」
ふむーー。さすが、ONLY ONLY をお望みだけあるなあ。どうお応えするか、、、、
(ちなみに泰勝寺というのは、肥後熊本藩、細川家のお寺です。)(りえちゃんも、すぐに検索。わかった、これだ。)
そっかぁーー、うーん、無地は寂しいとなれば、線が目立たない淡ーい、細かーい格子か、、、。お茶をなさるなら、格式も感じられるボカシか熨斗目(のしめ)か、、、、そんなことをご提案しましたら、次のメッセージいただいた。
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曰く、
「やせ形なので、縦も横もラインが入るのは、避けている」
「布の表情はツルツルよりほっこりしてる方が好き。ほっこりしてるのにツヤがある、なんて相反してますか?」
「今、『女優きもの』という本を眺めているが、一番心惹かれるのは、焦茶色の本場結城紬。でも、今度は淡い色の着物が欲しいので、、、一番ピンときたのは、なんと、帯揚げでした。なかなか具体化しませんが、、、」
「淡い、ツヤがある、ほっこり。」
そっか、では、『女優きもの』を取り寄せましょう。
あ、いずさまが一番心ひかれたという帯揚げ、わかった。これだ。
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まだお会いしたことない いずさまが、身近に感じられる。少しだけ、寄り添えたような、、
大丈夫、まだつかめてないけど、どうにかします。根拠のない自信というヤツです。それから、ツヤとほっこりは、同居できまっせ!

ONLY ONLY、いずさまです!

2015.06.03

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さあ、新しい完全注文制作 ONLY ONLY のストーリーをはじめましょう。今回のヒロインを「いずさま」と呼ばせていただきます。
いずさまと出会わせてくれたのは、同級生のKくんです。去年の6月だったか7月だったか、高校の東京同窓会の打ち上げの席で、Kくんに声をかけられ、お姉様がお着物をお召しで、私の織りに興味を持って下さっていると聞かされました。
まあ!
程なくいずさまと、フェイスブックでつながることができました。熊本在住のいずさまに、夏の帰省時に、お会いできることにもなりました。それに先立ち、ざっくりでいいので、どんな物をお望みなのか伺いました。まだ、ご希望がお着物とも帯とも未知数ですし、せっかくお会いできるのですから、事前にイメージをつかんで、出来るだけの準備をしたかったのです。
早速お返事いただきました。ご希望はお着物。イメージは、「泉鏡花」の世界観で、(でも大正ロマン風ではない)、はかなげな風情なのに、しっかりした感じがするもの、色は淡いピンク紫。
ほう、それはまた、、、、、
「泉鏡花」「淡いピンク紫の着物」、、、むむむ、、、私、それ、知ってるぞ。見たことあるぞ。ずーっと前、映画で見た。確か玉三郎が監督した、、、、うーうー何だっけと、頭を絞り、検索機能を駆使して、見つけました。
やった!これだ!!!イメージさえつかめたらこっちのもんだいっ!!
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「いず先輩、このイメージでしょう!」(いずさまも、同窓です)
メッセージするも、「もうちょっと薄い色かな。」というお返事。どうもまったく違うようだ、、、、がっっくし、、、
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*上の写真は、泉鏡花記念館からお借りしました。コードネーム「いずさま」は、泉鏡花からいただいてます。下のふたつは、ネットサーフィン中に見つけ拝借しました。

ふふさま、Breath for Spring

2015.06.02

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ふふさま、お久しぶりです!
昨年、5年の歳月を経て、only only で作らせていただいた、ふふさまの九寸帯「Breath for Spring」、締めていらっしゃるところのお写真いいただきました。掲載オッケーいただきましたので、こちらでもご紹介させていただきますね。
いい雰囲気でしょう。ふふさまの世界観に、しっとりと溶け込んでますね。織りたかったものは、ふふさまそのものだったなあと思い返しております。もし本当にふふさまの世界が織れたとしたら、感無量です。
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カッコいい着姿だなあ。ほれぼれです。着付けやコーディネートも最高だなあ。何より、ご本人のたたずまいがカッコいいのだけどね。
ふふさまの「九寸帯 Breath for Spring」のメイキングストーリーは、ブログのカテゴリー「ふふさま」にまとまってます。こちら→。よかったら時間をさかのぼってお読みください。
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拙サイトの、「作品ギャラリー2014」の写真も差し替えさせていただきました。同じ写真けだけどね、やっぱ、完成形はお召し姿だから。。こちらのページをスクロールしてください。上から5番目に載ってます。
ふふさま、どうもありがとうございました。

八寸帯 citrus lemon(シトラス・レモン)

2015.06.01

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ジャーン!新作できました!これは、ご注文で制作した八寸名古屋帯、「citrus lemon (シトラス・レモン)」。
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ご注文くださったのは、名古屋のウワサの着物サロン、水流(みつる)さんです。
水流さんのおウワサは、愛情あふれる着物屋さんとして、あちこちからお聞きしますので、お伺いしたくてウズウズしているのですが、いまだチャンス作れず、、、、。パソコン越し、電話越しでお付き合いさせていただいてます。アツい水流ファンの気持ち、よく分かります。私もファンです。
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今回織らせていただいた「八寸帯シトラス・レモン」は、以前、水流さんで以前お取り扱いいただいた「九寸帯シトラス」の発展形です。(この帯ね→
こちらをお求めいただいたお客様が、ご姉妹でお揃いで締めたいので、もう一本欲しいとお望み下さったとのこと。
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大変ありがたいお話です。
ですから、出来るだけ、素直に、この九寸帯シトラスを再現してみようと思いました。でも、九寸と八寸の違いもあるし、糸の選択も、ガラッと違ってきます。私もこの数年で、帯や染織に対する考えも、技法も変わってます。(前進してると信じたい、、、)
糸や技法は違えど、「何を織りたいか」ってコンセプトの部分をまったく同じにしようと、原点回帰して、初心に返って、作りました。
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ご姉妹で、一緒に締めて、いい時間をお過ごしいただければうれしいなあ。きっと、微妙な違いがいい味だすと思います。お二人に幸あれ!
*タイコの写真は、中心位置を上下にずらして撮りました。少々ずらして、表情変えるのも楽しい帯です。

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