吉田美保子のsomeoriノート

Sunday,23 April 2017

曜変天目をみたっ!その二

IMG_0046.jpg

はじめて観た曜変天目茶碗の第一印象は、「まあ、お地味だわ」ってもんでした。小さいんです。抹茶茶碗の大きさを想定してると、ガクッと来ます。ご飯茶碗より小さいよ。それに、よく並び称される油滴天目が、ピカピカしてますので、そんな感じを思っていると、ちょっと見はマットな感じなので、アララっと来ます。

でも、近づいてよく観てみると、そこは宇宙への入口でした。お茶碗の内側は、宇宙のはじまり。そこから果てしない無限空間へ。「きおさま」のonly onlyの帯「Little Cosmos」(リトル・コスモス)を作っていた頃に、画像は何度も何度も観ましたが、まさに本当に宇宙です。

まずは滞在時間5分くらいで、後ろ髪ひかれながら後にし、「茶の湯」展の会場全体を見てしまいます。何しろ、お宝がザクザク出ている展示会なので、見なくちゃならんものが、いっぱいなのです。

お腹いっぱいになりながら、全体を見てしまった頃、4時半になりました。新しく入場することはできない時刻です。会場入口に戻ると、人はガラガラ。しめしめ。もう一度、心を落ち着けて、曜変天目にソロリソロリと近づいて行きます。

目的地の周りには人がまばらにいます。このお茶碗を目当てに出かけて来た人たち。ご同輩。

私は、ガラスケースの前で、おもむろに首から下げている単眼鏡を目にあてて、ピタッと静止。息を殺して覗きます。ピントを合わせる。合った瞬間、うううっわーー。こりゃ、一体なんなんだ。宇宙ってこんな?吸い込まれるってこんな?想像の宇宙でなくて、本当の宇宙だ。

単眼鏡で観ていると、世界は、曜変天目と自分のみのような錯覚におちいります。一挙に別世界です。

この体験がすごいのよ。単眼鏡なしに普通に観ていると、どんなに集中しても目の端にいろいろ入ってくるもんね。それが一切なく、丸く見える被写体と私だけ。忘れず持ってきてよかったよ。(単眼鏡ってのは、よく陶芸や仏像の展示会でマニアのおじさまなどが、使ってる黒い拡大して見るヤツ。双眼鏡の人もいる)

で、曜変天目は、内側もすごいけど、外側もすごいわって思った。ちょっと離れて観て、その形の完璧さにやられた。小ぶりで何気ないけど、どこから観ても完全に完璧。うーん、うなるしかない。

あっという間に閉館時間になり、追い出されましたが、すごいものを観せてもらいました。こんなすごいの1600円の入場料で観れるってのはお得だわって、損得勘定しちゃいかんけど、なんか、平和っていいなって思ったよ。

*写真は上野の森の新緑。
*この展示会は、6月4日までですが、曜変天目の展示は、5月7日までです。ご注意を!

Friday,21 April 2017

曜変天目をみたっ!その一

IMG_0051.jpg

先日の事ですが、東京国立博物館で開催中の「茶の湯」展へ行って来ました。

この展覧会、大変に前評判が良く、混雑必至と聞いていたので、行く気になれないでいました。人混み苦手なもので、、、。が、つい最近、なんと、あの「曜変天目茶碗」が出品されているという噂を聞きつけました。これは行くしかありません。それも、曜変天目は、会期前半のみの展示。急げ!

なんで私が、こんなにも「曜変天目茶碗」を観たいかと申しますと、それは、2015年に取り組んだ、「only only きおさまの帯」にちなむからです。あまりに偉大なテーマに、恐れおののきながら取り組んだよなあ。3つある天目茶碗(どれも国宝)の話になった時、きおさまが、「同じ国宝でも、静嘉堂文庫の曜変天目は格が違う」っておっしゃられていたのを思い出す。こりゃ観なくちゃよね。(制作ノートはこちらにまとまってます→

実はその時、実物を観ないままに作りました。その直前に、静嘉堂文庫で出たのですが、見逃しまして、、、、だって展示期間、ちょー短いんだもん!

それ以後は、拝見できる機会には恵まれませんでした。そんな折に巡ってきたこのチャンス。今度こそ見逃さないぞ。混んでようと、なんだろうと、駆けつけるのだ。

で、東京国立博物館に着いたのが、午後3時半。閉館は5時。1時間半しかない。それで、前半の1時間で、会場全体を見て回り、後半の30分で「曜変天目」とガチで向きあおうと戦略をたてました。

会場に入って、とにかく、とにかく「曜変天目」へ。まずひと目この目で、、、。第1室の奥の方にありました。人が動けなくなってるので直ぐわかる。その手前には、大阪の東洋青磁美術館の「油滴天目」が!おお、お久しぶりです。これは3度目。

そして、その奥に、曜変天目がありました。

(続く)

*写真は、新緑の上野の森

Wednesday,19 April 2017

布団屋のおっちゃん

IMG_0040.jpg

IMG_0041.jpg

スクリーンショット 2017-04-19 22.50.44.jpg

とっても驚き、うれしいことがありました。この前の日曜日、こだわりの布団でちょー有名な、大阪の「睡眠考房まつい」の松井さんご夫妻が、我が家にお寄りくださったのです。びっくり。なんでも、東京のお客様へベッドの配達の途中だそうです。私も小さな注文はしていたので、その配達もしてくださったのだけど。駐車の誘導に外に出た時、「なにわナンバー」が、なんか、うれしかったな。大阪を朝6時に出たそうです。

うふ、実は私、もう10年以上も松井さんのファンなんです。眠れないで悩んでた時、ネット検索で知って、ブログなど読み漁らせていただきました。著書の「寝たら治る」も読んだし、その後、少しづつ買い揃えて、現在、使ってる布団は、駱駝敷き、エアミール、おっケイ(オーガニックコットンケット)、おっパア(オーガニックコットン敷パット)。その上、体験宿泊ルームにも泊めてもらったことあるんだよ!

松井さんの何がすごいって、良いものをとことん突きつめ、身をもって検証し、売るだけでなく、その使い方もコツコツ広めていらっしゃること。本当にやりきっていらっしゃる。ここまでするかっていつも思う。

今回も、おっパア(オーガニックコットン敷パット)をいただいたのだけど、なんと、洗濯ネットが付いてきた。気持ちよく熟睡するためには、せっせと洗濯機でガラガラ洗うがよろしってことなのでしょう。以前別の買い物した時は、粉石鹸が付いてきた。化学の石鹸でなく、これで洗うのおすすめよと。頭で考えるだけ、口で言うだけ、手で書くだけでなく、行動する方だ。

駱駝の敷き布団は、真夏の暑い日に自宅で洗うのを推奨されてます。敷き布団を洗うなんて、思ってもみなかったよ。獣毛だもね。洗えるよね。なんか、当たり前のことなんだけど、目から鱗だわ。気持ちよく使うには、いいものを選び、自分で使いこなすってことか。気持ちよく生きるってことそうなのかも。

たぶん、いまどき布団を買う時って、大型スーパーとか大型家具店とか、そう言うところの通販とかで買うんじゃないかな?そして、適当な時に買い換える。潮流としてはそうだよね。町のふとん屋さんで買わなくなったよね。うちの近所のふとん屋さんも閉じられました。でも、松井さんのお店は、「超いまどき」なのよ。

それは一体なんなんだ?

松井さんは、自分がいいと思うことを、ただ一心にたんたんとやってらっしゃるだけのように見えるのだけど、何か、動かぬものが動いた感じなのよね。動かしたのか、動いたのか?

ふとん売るのも、きもの売るのも、同じように、大儀な時代。松井さんに学ぶこと多すぎ。仰ぎ見る。

*写真(上と中)は、私の使用済みのオーガニックコットン敷きパッドを、織りで使う拡大鏡でのぞいたところ。4層構造になってるってことだったから、のぞいてみた。上の写真が外側に出る1層と4層、次の写真が中の2層。実は、長年使って、表層が破れたのだ、だから中がのぞけたし、買い直した。あはは。
一番下の写真は、松井さんのサイトから拝借したオーガニックコットン敷きパッドの断面画像。

これね、糊の付いてない綿糸で織ってるんだって。その上、4層構造の中の2層は無撚糸だと。うわーーーー、そりゃかなわん。私、よう織らんわ。大きな機械がゆっくりゆっくり織ってるって。切れて切れて、大変らしい、、、、。

いや実は、この説明がすごすぎて信じられず、拡大鏡でのぞいてみたわけです。そしたら、目が釘付けになってしまった。きゅーん。なんと愛らしい糸の結集なのでしょう!プリプリのラブリーな糸たち♡
その上、糸の太さとか、密度とか、聴力とか、そうとう研究されてますよ、これは。

Saturday,15 April 2017

おたすけくらぶさん、盛装オフ会に行ってきました

IMG_1546.JPG

今日はお出かけ。「きものおたすけくらぶ」さんの盛装オフ会に入れていただきました。こういう華やかな場には、滅多に出ませんので、いい機会をいただきました。誘っていただいた方に感謝、おたすけくらぶさんに感謝です。

朝から、必死で髪と化粧と着付けして、やっとのことで出かけました。今日はまあまあうまく着れたと思ってたのだけど、旧知のKさんに帯と帯揚げ、直してもらった。。。(とほほ&助かった)
Tさんに「ヨシダさん、いつもから化粧すればいいのに!」と言われる。いつもそんなにひどいっすかね。ひどいんだろうなあ、、、今日は持ってるもの、全部塗ったくって行ったからね。盛装オフなのに着物はいつもの紬だから、お顔は精一杯。

IMG_1537.JPG

これは、反物巻きゲーム。金屏風の前で、キレイな方々が、必死に白生地を巻くのです。私のテーブルから出場したHさんがなんと、準優勝!私にもおこぼれで景品が!!

IMG_1561.JPG

会場は学士会館。いい建物だわー。よい1日、感謝であります。

Wednesday,15 March 2017

お出かけ、本番

DSCN8748.jpg

さあ、それで、ほうほうの体で着物をきて、駅に小走り。電車に飛び乗り、いざ日本橋へ。待ち合わせはコレド日本橋。和食のランチをいただくことになっております。

上の写真の7名がメンバー。みなさん、すてきです。

前列右が、ブログ上のお名前で神奈川絵美さん。お召し物は、再会がうれしい拙作「シスレーの居る風景」。
中央のキュートな方はtさん。なんと、来がけの電車でお声をかけてくださった。面識ないのに帯でわかったと!電車の中で「ヨシダさんの帯をしている人がいるなあ。あ!ヨシダさんだ!」。おかげで幸先いいスタートでした。
左は、みるさま。うふふ。締めてくださってるのは、「Spirit Of Green」です。可愛がってもらってる〜〜

後列右は画家の朋百香さん。ウェブサイトはこちら。かっこいいです。
お隣はrさん。お着物と帯留め、写ってないけどお羽織も、お義母さまから譲られたものだそうです。ものっすっっごくステキだった。それにお似合いだった。
一人置いて、左はmさん。お写真からはわからないけど、こちらもすてきな薄いピンクの牛首紬で、振りと裾に水が表現されてて、まさにお題の「魚座」と「春」にぴったりでした。ご自身は魚座ではないというのが、またツボでした。

DSCN8828.jpg

拙作まとってる3人寄って。

右の帯、みるさまの「Spirit Of Green」(メイキングはこちらにまとまってます→
中央のお着物、絵美さんの「シスレーの居る風景」(絵美さんがご自身ブログにお誂えの記録を書いてくださってます→
左の着物と帯は、名無しのごんちゃんです。(実は帯の名前は「大反省帯」。大失敗してしまった帯を、仕立てで生き返らせていただきました)

IMG_1344.JPG

お食事のあとは、デジタルアートを見に行きました。初めての体験。会場全体いい香りがするのです。まさに五感で楽しむアートですね。

IMG_1355.jpg

ここに写ってるのは、たぶん私。

DSCN8816.JPG

デジタルアートの出口で記念撮影。お食事の時より、リラックスして楽しんでるのがわかりますね。

DSC_3897.jpg

これはその後のお茶。もっと楽しんでる〜〜〜

*写真はそれぞれが撮ったものを、tさんに送って、まとめていただきました。そこから、それぞれダウンロードするの。こういうの、私できないので、感心します。tさん、ありがとう!

Tuesday,14 March 2017

お出かけ、着付け編

IMG_1431.JPG

日曜日の朝、出かける1時間半前、着付けを始めます。1時間も見れば大丈夫なはずだけど、念のためと、着付けで疲れるので休むため(笑)。

着物を着てる私を知る人はみんな賛同してくれると思うけど、私は、ちょー着付けが下手。いつも出たとこ勝負で着ています。そして、いつも、かたわらに着物の着方のアンチョコを置き、それを見ながら、おっかなびっくり着ているのです。それは昔から、今もです。

数年前、そんな私を見るに見かねて、旧知のお客様が、七緒のバックナンバーを送ってくださいました。その号は、着付け特集で、自分で読んでためになったし、とても分かりやすくツボを抑えて書いてあるからと。この号は人気だったらしく、売り切れていて、アマゾンで新古本を探して取り寄せ、それを送ってくれたのです。感謝感激しました。

このお方は、まだ私が、注文制作をonly onlyと名付ける前から、着物と帯を注文くださり、育ててくださいました。事実、ものすごく助かりました。染織を続けていられるのは、買ってくださるお客様みなさまのおかげですが、その一翼をになってくださいました。

個展の前には、陣中見舞いに、小さな醸造元の特別に美味しいビールをお送りくださったり。お食事にも2度、誘っていただいた、、、自分では行けないようないいレストランで、本格的なディナーをいただいた。ワイン1本ペロリとあけたなあ。第一線ビジネスウーマンでもある彼女は、染織吉田の打ち出し方の相談にも乗ってくださった。。。
お客様というより、人生の先輩だった。最高にかっこよかった。

七緒を広げて、着物を着ながら、、、、思わず手が止まります。このお方の訃報を聞いたのは、2週間前。未だ、心の整理がつかずにいます。

Monday,13 March 2017

お出かけ前夜

P1190753.JPG

昨日の日曜日は、ランチのお誘いをいただき、久しぶりにお出かけでした。るんるん。

着物のお仲間に入れていただいたので、もちろん着物です。そして、せっかくだからと、ゆる〜いドレスコードがありまして、「星座」「魚座」「春」のどれかにちなもうと。大人のお遊びですね。

そのことはずっと頭にあったものの、日々の雑多に紛れ、準備ができずにいました。もう待った無しの、前日の土曜日の晩、コーディネートのために、色々ひっぱりだす私。着物と帯はすんなり決まります。だって、選択肢少ないもん。

帯締めは、菜の花の黄色。帯揚げは、鮮やかな青緑。ふむ、これで行こうか?課題のちなみものは「春」ってことね。どうかなあ??

うーーん、帯揚げの青緑が、若葉のようね。葉桜の季節ならまだしも。爽やかすぎじゃん?弥生三月の色じゃないなあ。

IMG_0110.jpg

だったら、染める?白生地あるし。

というわけで、夜10時すぎ、いそいそと染色鍋を出す私。商品染める時は、緊張するけど、自分のだしね。ちゃちゃっと色を調整して、酸を入れて、ガーッと温度をあげて、ちょいと放置プレイしてる間にお風呂に入って。フィックスしている間に髪の毛乾かして。仕上げは翌朝ね。

はい、おやすみなさい。

P1190750.JPG

というわけで、このコーディネートでお出かけしました。どうすかね?春らしくなった?

(ちなみに、上の写真の青緑の帯揚げも、自分で染めてます。私、帯揚げ染めるの、趣味かも。)

Sunday,19 February 2017

繭マスク、山鹿の花井さん!

IMG_0048.jpg

変な写真で失礼します。これは自撮りで、タイトルは「マスクする私」です。撮影場所は我が家で、後ろの壁に貼ってあるのは、姪のひなこが描いてくれた鳩サブレの絵です。

ご注目いただきたいのは、もちろん、ザ・マスク。

これは、昨年の12月に、熊本県山鹿市の養蚕農家、花井雅美さんが、我が家を訪ねてくれた時に、山鹿の織姫伝承塾で作っているものだと言って、下さったものです。私は、花粉症もなく、めったに風邪もひかないので、マスクってあんまり縁がないのですが、近ごろ、口内炎をこじらせ、口を閉じていたかったことから、おおそうだ、あの時、いただいた真綿のマスクがあるわと、つけているわけです。

それで、このマスクの良さに、メロメロ。マスク無しの普通の状態より、楽にいい空気吸ってるって感じ。マスクが結界にもなるのか、邪念もやってこず、目の前の仕事に集中できる。生産性アップの魔法のマスク!

布と布の間にはさんであるのは、真綿なんです。下の写真見て!これが真綿。すごいでしょ。繭を煮て、広げて、ふわふわの状態にほぐしたものです。真綿が、外の邪気を払ってくれるのかな???

(この写真は、花井さんのブログから拝借しました。ストーリー読むと、真綿のすごさがよくわかる。ほんと、お守りだね。)

1f1dfb_1f278f71670b4b438d5f044e85cd61b6.jpg

で、年末に花井さんが、お見えになった時、このマスクがよく売れると話されたから、だったら量産したら?と言ったら、「いえ、真綿を大事に大事に、丁寧に丁寧にふわぁーっとほぐして、包み込むっていうのは、外注したらできないのと思うんです。だから、これは、仲間達でやるしかないんです」っておっしゃってて、それではビジネスにならんなあと思ったけど、今回、自分でマスクつけてみて、ああ、この愛情のあふれ具合は、外注できんなと思った。(私の周りでは、よく聞く話。私を含め、作り手、商売下手。そんなこと言ってられないが。)

この晩はとても楽しかった。夕方集合だったから、私は、お茶にもご飯にもお酒に合うように、鍋いっぱいのおでんを作っておいた。花井さんは、ずーっとお酒をやめていたとのことだが、今夜は特別と言って、たくさんお話をしながら、おでんをたいらげ、楽しそうに飲まれた。

*花井さんが、普段は飲まない理由は、仕事が忙しすぎて、飲んでる時間を節約するためと。私、己を省みる。。。。
山鹿の養蚕、目が離せません。

*花井さんサイト、お蚕ファーム→

When I wear this cough mask, I got totally concentrated on my work. This is the miracle mask, made by the silk from Yamamaga, Kumamoto.

Tuesday,14 February 2017

友と地震とタブロー

IMG_0044.jpg

今日、タブローをひとつ発送しました。お買い求めくださったのは、もう20年以上のお付き合いの、心の友です。彼女は今、和歌山県の奥の方に住んでいて、忙しくしているし、なかなか会えないのだけど、なんか、いつも繋がってるんだよな。

昨年秋の個展「清正公の陣羽織」展のご案内状は出したのだけど、もちろん来てくれるなどとは思っていない。私は元気でやってるよ、って近況報告のつもりで出している。

それが、その展示会はとうに終わったお正月過ぎてしばらくの頃、突然電話をくれた。熊本地震のお見舞いと、個展のDMのお礼と、寄付するとかヨシダちゃんらしい活躍しててうれしいよってことと、自分にも何かできないかってことだった。

彼女が言うには、ヨシダが作ったものを身近に置きたいと、それで、地震のことやいろんなこと、思うきっかけにしたいと。売り上げの10%の寄付にも今更ながら参加できないかと。

うん、もう熊本城への寄付はしちゃったけど、これからでも、もちろんできるよ!

それで、色々お話しして、ヨシダが作ったタブローを求めて、日々眺めたいって言ってくださった。で、選んでいただくのに、画像、サイズ、お値段など、メールすることを約束した。

そのメールのお返事が一ヶ月以上たってやっと来て、選んでいただいた上の写真のタブローが、本日、和歌山県に旅だったわけです。

電話で話した時に、10%の寄付先は、熊本城など大物ではなく、もっと小さく地道に活動してくださっているところにしたいねって話になった。
折しも、今、合切袋のコラボをしている善林英恵さんとも、今後、トートバッグなどでコラボしたら、売り上げの一部を寄付をしたいと話していて、その先として、アースウォーカーズさんはどうだろうと、ご提案いただいていた。

アースウォーカーズさんと言うのは、本拠地は宮崎県で、東北の地震では、子供のケアなどで、当初から現在までずっと活躍されている。熊本の地震では隣県と言うこともあり、いの一番に駆けつけてくださった。我が友人も、和歌山に移る前は宮崎にいた人なので、特にご縁を感じる。それで、ある程度、額がたまったら、アースウォーカーズさんに寄付することにした。

IMG_0045.jpg

彼女が選んでくれたタブローは既成のフレームでなく、外枠も手作りしたもの。とってもオリジナル。だから、箱がないのよね。というわけで、箱、自作しました。

IMG_0046.jpg

昔、NHKの教育テレビで、「できるかな」ってあったよね。知ってる?40代なら皆んな知ってるよね?50代の人も知ってるかな?30代も後半の人だったら知ってるよね?私、大好きだった。この箱、そのノリで作りました。私、今でもゴン太くんの大ファンです。

*売り上げの10%を寄付するというのは、熊本で開催した個展「清正公の陣羽織」展での試みでした。その後は継続できていません。(それはひとえに、売上高が不安定で、寄付する余裕がないと言う一身上の理由があります。情けなし、、)
しかし、もし、この友人のように、寄付したアイテムを身近に置きたいなど、特にあれば、ヨシダ、がんばります。どなた様でも、どのアイテムでも、売り上げの10%を寄付いたします。お手元に持っていただいるモノが、巡り巡って、熊本地震などの復興の一部になれれば本望です。寄付先は、ご相談に応じます。このページでご紹介したタブロープチマフラー大麻のストールの茶色い方、などございます。そのほかにも新作ショールや帯やお着物もございます。お気軽にお問い合わせください

Do you know old JAPANESE public TV program "DEKIRUKANA" means CAN YOU DO IT ?
Gonta-Kun is the main character for TV show. Almost all of my age range Japanese people watched this program regularly. I love Gonta-kun still.

Monday,13 February 2017

影山工房公開講座

IMG_0018.jpg

昨日は、影山秀雄先生による公開講座に参加しました。大変に大変に大変に、面白かったです。一日みっちりと、私の知らない織りの世界に浸ってきました。そうなんです。一番の感想は、私はなんと物を知らないんだろうっていうことでした。驚き!私、四半世紀ほど、織ってます。専業になって、14年。それなのに、なんと知らないままに来てしまったんだろう!!加えて、なんて、思い込みが強くて、頭を固定させているのだろう。あらら、私、もしかして頭でっかち?頑固?柔軟さが売りのつもりだったんだけどなあ。違うわ、私。ガチガチだったわ。大反省。

昨日は、「やたら縞を創る」と、「紬を織るということ」のふた講座を、受講しました。いつもの自分のやり方を、一歩踏みとどまって、よくよく見直して、もっとよくするための一投石、しっかりと投げ込んでいただきました。ものにするぞ!!!

いやはや。織りって本当にすごいね。無限大ね。きっと限定しないってことが一番大事ね。影山先生、本当にどうもありがとうございました。

* 写真は、やたら縞の乱数表について、説明くださる影山先生の手。この手でなんでも生み出すのね。

Yesterday I had the chance to have lectures and demonstration by Mr.Kageyama, great Japan kimono fabric weaving master. Deep and wide, I really frightened and moved to his way of making AYA, the most important basic technique to weaving. Oh my God, it's totally deferent from my way. My technique is more normal, but his way is so established.

* もう何年も前に、ブログの英語バージョンもがんばると宣言しながら、ずっと怠けてました。今日、我が家に和紙作家のお客様が見え、近々ヨーロッパに行かれるとのことだったので、ご自分の和紙を広めるために、英語バージョンのサイトもやるべきだと力説しました。でも、私、全然やってないじゃーーん!反省し、慌ててアップします。
このブログをご覧の方で、もし、ヨーロッパ(イタリア、スイス、パリ、ロンドン)で、手漉き紙事情に詳しい方ございましたら、ご一報いただければ、その作家さんに繋がせていただきます。よろしくお願いします。

1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11