吉田美保子の some ori ノート

お届け後に、

2014.08.02

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こずさまのタブロー、無事に、お手元に届きました。3日前の話し。
私、今、しみじみしてる。
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こずさま、到着してすぐ「感動とお礼を」って、メールくださった。
「緑と黄色が優しいね」と。「ふんわり馴染むよ」と。
お部屋の「床の焦げ茶と白い壁によく合うよ」って。
「美保子ちゃんの愛情・友情がひしひしと伝わってくるよ」って。えへへ、うれしいね。
「ブログの写真もぜんぶ緑だったね」とも。そうなのよ、よく気付いてくれました。こずさまのイメージをつかむのに、緑を求めてさまよいました。
そして、「喜びちゃんと伝わってる?」「今、話せる?」
もちろん!あまり、話すの得意でないのだけど、この電話は、よかったなあ、、、、、感激した。
「大切に一緒に暮らすね。ありがとう。」って最高のお言葉いただきました。
こずさまストーリーは、ここではこれで終わるけど、どんどんふくらんで行くんだろうなあ。私の知らないところで。ときどきは、こずさまが教えてくれるかも。楽しみだ。
いい機会をいただき、いい仕事をさせていただいた。ありがとう。
写真は、お届け直前に我が家で撮影。お手紙を添えて、向かわせましたよ。

完成しました!

2014.07.30

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こずさまのタブロー、2点、完成しました!ふたつ、一緒に記念撮影。
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こちら、小さい方。ペパーミントグリーンが、基調です。
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ズームアップしてみましょう。黄色と濃紺がミソですよ。緑の筋が効いてるね。
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織り布の下の紙は2枚重ねになっていて、上の紙はうすーい黄色の半透明。透けて見えるように書き込んだフレーズは、「緑溢るる楠若葉」。はい、我らが日吉小学校の校歌です。「心の窓を開こうよ♪」もよかったかも〜。
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はい、そしてこちらが大きい方。この額、いいでしょ。置きにもいいし、掛けることもできるのよ。
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ズームアップ!きれいな黄色と緑のグラデーションです。
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こっそり(?)こずさまのお名前と、私の名前を入れてます。
さあ、こずさまの元へ向かうわよ!

核を決める

2014.07.29

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さあ、それでは、核をきめて行きましょう。タブローにはめ込む織り布を考えます。
絵の具箱の感覚で、織り布ボックスを取り出します。そこには今まで織りためた布の数々。たくさんあるよ。絵の具のチューブはそろってます。パレットの感覚で、机の上にあれもこれも取り出す。
さあ、どの組み合わせが、こずさまに一番寄り添うか?
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私、こずさまには、正統派の織り布というか、絹そのもののよさが伝わるのがいいんじゃないかと思っているのよ。上質の絹を使った素直な繊細な感じがいいんじゃないかな。
でも、きちんとしているばかりじゃなくて、糸がゆらゆら揺れてるとか、、そんな遊びも欲しいよね。布の耳や、織り付け部分も使おうか?
こずさま、まじめな人なのだけど、そのまじめさ込みで、ほんわか面白く豊かなひとなんだなあ。カッコつけて演出しているのではなくて、芯のところが面白い人。そしてこれからも、人に愛され、豊かににっこり、生きて行かれるのではないかなあ?
布もその路線で行きましょう。納得できるのは探せるか?
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あった!これだ!これとこれ!!(写真のものではありません)2つの布が響き合う。
大きさ、バランスを考える。ここ、重要。
布の背景には紙をいれよう。明るいきちんとした紙がいい。世界堂に買いに走る。

2枚はどう!?

2014.07.28

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こずさまのタブロー、今まで見えてきたことを整理します。
・毎日見てて飽きない、こずさまに寄り添うものを作りたい。それには、ゆったり、あっさり、こじんまりしてた方がいいのではないか?大きくてゴツい作り込まれたものだと、元気なときはいいけど、疲れている時などはしんどいかもしれない。
・お部屋の壁には掛けられないので、お部屋のテレビ台などに置きで飾ってもらおう。玄関には掛けられるが、お部屋の方が、いつも一緒いられていいと思う。
・色は、穏やかな緑を基調にしよう。濃紺もお好きとのこと。我々のスクールカラーの黄色も取り入れたい。
ふーむ。問題は、小さめであっさり、こじんまり作るとなると、ちょっとインパクトがないことよね。どうしようか?
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あ!ひらめいた!!!
2枚作らせてもらうのはどうかな!!???
2枚あると、飾り方を変える度に、イメージ変わって遊べるのもいいところ。楽しいと思うよ。
こずさまからは、ご予算を伺ってました。それは、ある程度大きいものを一枚作るのに充分な額。ご予算そのままで、中くらいのと小さいの、2枚にしたら、どうだろう?
こずさまにメールしたら、とってもよろこんで下さいました。よっしゃ!決定!!!
早速、額を決めちゃいましょう。
白木のナチュラルな感じが、明るいし、自由だし、いいよね。置きのつもりだけど、壁にも掛けられる額にしておくと、将来の模様替えや引っ越しにも、対処できるね。ガラスじゃなくてアクリル板がいいかもね。ガラスだと倒れて割れる可能性はあるもんね。地震が怖いからね。
さあ、取り寄せましょう。

では、どうするか?

2014.07.26

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ほどなくして、こずさまからメールがきました。住んでるマンションの間取りが YouTube で見らるっとよと。不動産屋さんがお部屋の紹介をするのに、YouTubeを使ってるらしい。私にしても願ったり叶ったり。大変参考になります。早速拝見。
わー、かっこいー!都会かー!玄関もとてもスッキリ。白い壁に、ビルトイン家具の扉のダークブラウンが効いています。うん、この玄関の壁にタブロー掛けたらカッコいいな。キリッとしたヤツがいいかな?額縁をダークブラウンで揃えようか?
ビデオは続けてお部屋を映して、そして窓を開けて外も映します。さすが大都会。どこまでも続くビルディング。こずさまのお住まいは、都会も都会、山手線の内側です。
うーん、緑あふれる熊本が恋しくならんとかな?
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その後もこずさまと、メールのやり取り。
それでだんだん分かってきたのだけど、私、こずさま、理解できてなかったーー。私が思っていたこずさまは、明るく、アクティブ、社交的。頭が良くて、回転が速くて、何でもバンバンできる人。
いや、それは間違いではない。
それだけじゃないんだ。
こずさま、休日は用事がない限り、この部屋にいるそう。それが好きだと。引きこもってるとさえ、書いてらっしゃる。そっか、いつもキラキラに輝いて活躍してるようにイメージしてたけど、この部屋に居る時だけは、そうでないのかもしれない。ここは素になって、癒したり、メンテナンスしたり、そういう場所なんだな。
じゃあ、タブローも、そんなこずさまに寄り添うものであるべきでは?
作り込んで、完成度を上げたり、豪華で目立つ額を使ったりするのではなく、こじんまり、素直に、ゆったり、あっさりしててもいいのかも。
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その方が、こずさまに寄り添えるんじゃないかな?
写真はうちの近所。

大きさと飾り方

2014.07.24

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こずさまのタブロー、さあ、それでは、大きさと飾り方を決めて行きましょう。これを押えとかないとね。
飾り方と言うのは、壁に掛けるか、もしくは置きにするかということです。大きさも、比較的広いお部屋に飾るか、または玄関などの限られた空間に飾るかよって、ちがってきます。もし、壁に掛けるのを希望しても、物理的に掛けられないということも考えられます。(コンクリートの壁などだと、フックが刺さらない)
それで早速こずさまにメール。そしたら、にっこりマークの返信が。今夜はお客様のところでアルコールを入れてしまったから、お返事、またにしますって。うれしかったな。大事に思ってくれてる。
続けて、「はっきり言ってノープランでお任せだったけど、尋ねられるとあれこれ、想いがめぐるね。早くも幸せ気分を味わっています。」と。あ、これこそ、ONLY ONLY の真髄。
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そして、日を改めて、丁寧なお返事をいただきました。
曰く、「欲しいなー」ってじんわり思っただけで、他のことは何も考えてなかったそう。いいんです!だからこその ONLY ONLY。あなたのために計画します。一緒に考えましょう。
こずさま、今のところ、壁には何も掛けてないとのこと。装飾的なものは何もないそうです。私との再会をきっかけに、何かを飾ってみようかって思ってくれたのだったら、それが何よりうれしい。こずさまの心の中で、何かが動いた?
壁に掛けられるかはまだ不明。壁の写メも添付してくれたけど、、、むむむ、、、。大きさも一任してくださるとのこと。うん、だからこそ、こずさまにとっての最適を探らねばなのです。
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そこでまず、お部屋の壁に安全ピンか何かを刺してみてくれるよう依頼。ピンが刺されば、タブローを掛けられるフック、取り付け可能です。よくある石膏ボードの壁ならオッケーなのだけど。
しかし、ガーン。「ぬからん」との返信が。(刺さらないと言う意味)
そっか、、、続けて、トライしてくれた、玄関とかキッチンは、ぬかったそう。
お部屋にタブロー掛けるのは実質ムリだと判明しました。コンクリにドリルで穴開けない限り。
そっか、、、じゃ玄関かな?玄関に掛けるのもアリだね。毎日「いってらっしゃい」と「おかえりなさい」ができるもんね。
と、この時点では考えました。
写真はうちの近所です。

こずさまのイメージ

2014.07.22

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みどりあふるる、楠若葉
嵐にたえて、いくとせを
のびゆく日吉、のびゆく日吉
今日もまた
友よ、なかよくたくましく
こころの窓をひらこうよ
のっけから、失礼しました。これ、とある楽曲の歌詞です。
こずさま、今回の ONLY ONLY のタブロー、どんなイメージにするかってこと、私に任せるって言って下さってるのです。
そうですか、それでしたら、こずさまのイメージで作りましょう!
それで、こずさまのことを考えていたら、ふっと、この歌が浮かびました。特に「みーどりあっふるるー、くすぅわかばぁー♪」のところと、「のっびゆく日吉、のっびゆく日吉♪」のところ。
えへへ。実はこの歌、熊本市立日吉小学校の校歌です。そうです、こずさまと私の出身小学校です。
私たちは、その後も、中学、高校、6,3,3で12年、同じ学校に通ったのです。ですが、とうとう同じクラスには一度もならず。
そして時間はあっという間にたちまして、昨日書きました27年ぶりの再会です。
こずさまとは、同窓会幹事をしながら、ぐんぐん親しくなっていきました。まるで、小中高と接点がなかったのを埋めるように。
こずさま、地元熊本の国立大学を卒業されたあと、地元で就職。大変活躍されていたと推察します。目に見えるようです。
そして、アラフォーと言われる世代になって、転職、上京。同じ分野のお仕事とは言え、これって、すごい。場を変えるエネルギーに私は感激しました。(私は35歳で勤めを辞めて独立したとき、悩みつつも引っ越しに踏み切れなかったものですから、、、、)
そして今も、バリバリ仕事されてます。先日も昇進されたばかり。
それで、私がこずさまに感じるイメージは、
「一本筋が通った清々しさ、スクッとした木立、のびのびとした豊かな緑。その清々しさを持ったまま、都会で成熟に向かっている。自然あふれる故郷熊本に思いを置いて、、、」
それに、こずさまの本名、漢字を分解すると、「木」が三つ、「山」がひとつあるのです。お名前そのものも、枝がのびのび、葉っぱが繁り、小鳥が歌っているイメージ。
こんなことを、こずさまにメールしたら、
「私、校歌の伴奏しよったとよ」との返信が!
そうだった。さすが、優等生の誉れ高い、こずさまです。
写真はうちの近所。楠じゃなくて桜です。夏休みがはじまったね!

こずさま、登場!

2014.07.21

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さあ、次なる ONLY ONLY は、タブローの注文制作です。お名前を、ここでは、「こずさま」とさせていただきましょう。タブローを ONLY ONLY で創らせていただくのは、初めてです。
こずさまと私の出会いは、もうずっとずっと大昔のことで、はっきりとは覚えていないくらいです。(40年前か!)
ですが、再会したのは、一年と数ヶ月前。 去年の高校の東京同窓会の時でした。わーー!久しぶり〜。変わらんね〜〜。
このとき、高校を卒業して以来の再会だったのでは???(な、なんと27年ぶりです)
そして私たちは、今年の五月に開催された、大同窓会の幹事のため、丸一年苦楽をともに、準備に奔走したのです。(同窓会は毎年開催され、幹事は毎年、次の学年へと引き継がれていきます)
同窓会も無事に終わり、肩の荷が下り、しばらくたった7月のはじめ、お疲れさん会がありました。その帰り道、別れ際、品川の駅の改札前で、こずさまから、思いもよらない一言が。
「私のためにタブロー作ってもらったりできるかな。」「同窓会落ち着いたらお願いしたいなとずっと思ってた。」
え、そうだったの!
さあ、こずさまストーリー、始まります。
写真は、うちの近所、散歩の途中。

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