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4月になり、空気にみずみずしさを感じるようになりました。
私はつい先日、ベッドのシーツと掛け布団カバーを生成りのリネンに買い替えました。
麻は毛羽ホコリがすごいですね。
買ってすぐに洗濯機で洗ったのですが、水がまっ茶色になって、3回まわしました。(うちは昔ながらの二層式洗濯機です。)
ああ、やっぱり麻だなあ。
以前、大麻の作務衣を織った時、埃まみれになりながら糸を巻いたのを思い出しました。
それでも、ひんやりとした感触に包まれて眠るのは至福の時です。
手間はかかるけど買ってよかったです。

《 目次 》
1. 10年
2. 母と田んぼへ
3. 軸
4. 大工さん

1. 10年
この4月は、熊本地震から10年の節目です。
そうか、あれから10年か。
私は神奈川に住んでいたので、当時の熊本をリアルには知らないのですが、それぞれに万感の思いがあったことと思います。
熊本に移り住んで、ときどき、不自然に整備されているところなどを見て、ああ、ここは大変だった所なんだなと、地震の爪痕を感じます。
そこがまわりに馴染み、生活の一部になって、毎日が普通に繰り返されていく。
日常というのは、こうして積み重なっていくのだなと思います。

2. 母と田んぼへ
先日の土曜日、ブルーインパルスが熊本の上空を飛びました。
私は実は興味はなかったのですが、母に誘われて、歩いて3分の田んぼへ。
すると、いつもは人がいない畦道に、あちこちに人が出ています。
みんなそれぞれに空を見上げていると、、、
南の空に、何やら。おお!
青空というでっかいキャンバスを使って繰り広げられる、線と円のインスタレーションを見ているようでした。
地震10年目に、母と二人で青空を眺める。
それもいいものでした。
最近は雨が多いのですが、この日は気持ち良い青空で、さすがだと思いました。

3. 軸
機織りは、新工房になって更新したことを、一つ一つ押さえていこうという方針で進めています。
今は、織り機の幅いっぱいのショールを織ろうと準備してます。
ところが、経糸を巻く装置の軸に、千切り(ちきり)が入りません。(専門用語、説明不足のまま失礼します。糸を巻き取る大きな芯のようなものと思ってください。)
今までは幅広の場合は織り機の上で巻いていたのですが、その方法ではどうしてもテンションが不均一になるため、新工房では新しく装置を作ったのです。
ああ、色々出てくるなあ。
今までだったら「とりあえず今回は別なやり方でしのごう」と進めていたと思います。(こういうことはいくらでもできてしまうのです)

4. 大工さん
そこで、お世話になった工務店にお願いして軸をもう一本作ってもらうことにしました。
引き受けてくださって、本当にありがたい。
工房を作ってよかったことの一つが、道具を作ってくれる大工さんと出会えたことです
「とりあえずしのぐ」では、きちっとしたものにはならない。
それを、今、ひとつずつ更新しているところです。

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