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秋も深まってまいりました。
冷え込んだり、小春日和の日があったり、秋らしく定まらない感じですが、いかがお過ごしですか?
良い季節は駆け足で走り去ってしまいそうですね。
私もなんだか忙しく、時間を見つけて走りまわっております。
インプットとアウトプットのバランスが大事だと思うのですが、今はインプットを取り溜めている感じです。
《 目次 》
1. たたさま
2. 遠山記念館
3. 永青文庫
4. チームラボ
1. たたさま
五月に帯をお納めした「たたさま」から、お写真をいただきました。
トータルコーディネートがとても素敵でさすがです。
「たたさま物語9」に載せさせていただきましたので、ぜひご覧ください。
https://www.someoriyoshida.com/category/only-only-注文制作/たたさま
2. 遠山記念館
念願の遠山記念館に初めて行ってきました。
ここはもう30年くらいずっと行きたかった憧れの場所です。
埼玉県の比企郡川島町という、大変に行きにくいところにある珠玉の美術館です。
桶川の駅からカーシェアで行ったのですが、敷地が見えた瞬間から空気が変わったというか、、、
敷地に入ったら全くの別世界で、持ってかれました。すごいなあ、、、。
特別展のコプト裂もよかったし、邸宅も本当に素晴らしい。
3. 永青文庫
目白台へ出かけたので、ちょうどいい機会だからと、永青文庫に行くことにしました。
この辺りはとても素敵なところだけど、なかなか行く機会がなく初めてのことです。
永青文庫の敷地に入って、、、、、
あ、やだ、私、ここきたことあるわ。初めてじゃなかったんだ。
たぶん40年ちかく前の第一次上京時のことだろう。
何の展示を観たのか、何がきっかけで出かけたのか全く覚えてないが、なんて素敵な場所だろうと心躍ったことが記憶の中で呼び覚まされた。
今回見た「信長の手紙」展もすごくよかった。
4. チームラボ
麻布台ヒルズのチームラボボーダレスに行ってきました。
声かけてもらった時は「チームラボって?」だったし、麻布台ヒルズにも初。
デジタルアートによる体験型「地図のないミュージアム」ということらしい。
わーわー、ドキドキ、キラキラと夢中になって歩きまわる。4時間ほどもいただろうか。
昔、荒川修作の養老天命反転地に行ったとき感じた「常識が足元からグラグラして脳みそに揺さぶりをかけられた体験」と同じだと思った。
細胞が活性化する。何かがが覚める。
何より嬉しかったのは、誘ってくれた友達が、私の創作のインスピレーションの源になるんじゃないかと、一緒にいこうと声をかけてくれたこと。
それにしても、紀元前のコプト裂から、安土桃山の信長、令和のチームラボまで、人の営みはすごいですね。
*写真は5枚目と6枚目が、遠山記念館のコプト展にて。そのほかはチームラボにて。
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ご感想、ご意見ございましたら、このメールに返信する形でお送りください。
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きものと帯の注文制作
染織吉田 吉田美保子
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*写真は最後の2枚を除き、この富岡ツアーを企画してくださった「トシさん」にご提供いただいたものです。
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残暑お見舞い申し上げます。
もう9月も下旬なのに、ものすごい暑さですね。お身体、大丈夫でしょうか?
夏の太陽は高く、頭の上から降り注ぐ感じですが、秋はグッと下がり、斜めから強烈に刺してきて、夏とは違った疲弊を感じます。
なんというか、、、シミになりそうな日差し。
室内にも容赦なく刺さってくるので、昼間は南側のカーテンを厚く閉ざし、室温が上がらないようにしています。
夏は明るい暑さで、初秋は暗い暑さ、、、なかなか厳しいですが、もうちょっとで本当の秋と思って、乗り切りましょう!
今日のメルマガは、先日、群馬県の富岡に行った時のことです。お付き合いください。
《 目次 》
1. 富岡日記
2. みさちゃん
3. 富岡製糸場
4. 富岡後記
1. 富岡日記
群馬県富岡市にある、旧官営富岡製糸場は、近代日本史の重要なポイントで、明治の殖産工業の立役者。絹織物を生業とする私には一度は行きたいと思いつつ、これまで果たせていませんでした。
先日、参加しているコミュニティの方に誘っていただき、初めての訪問と相成りました。
電車の乗り継ぎが不安で、余裕を持って3時間かかる計算で家を出ました。
お供は「富岡日記」。富岡製糸場の「伝習工女」だった和田英さんの回想録です。
明治6年、幕末生まれの16歳の士族の娘さんが、キリッと志高く、興味津々で、製糸場でのあれこれや、周りの人々、食べ物のこと、具に観察しているの本で、めっぽう面白かったです。
当時の皇后陛下が行幸されたことは知識としては知ってましたが、ちょうどこの英さんがいた頃のことで、行幸当日のみならず、前日に女官が下見にきた時のことも詳しく書いてます。
女官がおしろいを真っ白につけているのを、うちうちで笑ったと書いてあるのにはびっくり。そりゃ怒られるでしょと思ったら、やっぱりお達しがあったようで、、、
明治のティーンエイジャーの娘さんたちの様子に苦笑いしました。まさか150年たった今、「もー、笑っちゃダメじゃーん」と呆れられるとは、英さんも思っていなかったでしょう。
2. みさちゃん
この小旅行にご一緒したお一人が(ニックネームで)みさちゃん。
初対面の方だったのですが、事前情報で、群馬県の奥の方のご出身で、現在は都会に住んでいるとは知ってました。
駅で落ち合って、レンタカーに乗り込んで挨拶していると、、、、、
「私、養蚕農家の出身なんです」と。
え!
話には幾度となく聞いていた、養蚕大国群馬の、まさに養蚕農家で育った人と一緒の車に乗っている!
子どもだったみさちゃんは、蚕が桑を食むサワサワという雨降りの音で目覚めていたと。
大きくなったお蚕さんを、両腕ですくって、そのひんやり感を楽しんだと。
毛虫は嫌いだったけど、お蚕さんはすべすべしてて可愛いと思っていたと。
うわ〜〜〜!大感激!
みさちゃんのご実家は、その後いつの頃か養蚕をやめ、野菜を作るようになったとのこと。
こういうの、生き証人って言うんでしょうか?こちらが知識として知っていることを、生活の中で実体験した人がここにいる。すごいなー。びっくりだなー。
3. 富岡製糸場
さて、富岡製糸場につきました。
レンガ作りで、威風堂々でっかくて、当時は最先端のピッカピカだったでしょう。さっき読んだ英さんの身になり、武者ぶるいがしました。
ですが、今の目になると、そうとう辺鄙なところであり、今でこそ世界遺産ですが、養蚕が廃れてきた昭和の後期から平成時代は、さぞ寂しかったのではないかなと推察されました。
明治のころ、全国から若い娘さんたちが続々と集まり、若い国家を世界レベルに追いつかせようと、一生懸命働いていたのだというのが幻のようです。
突然大雨に降られたり、雷が鳴ったりして、ちょっと感覚がクラクラしました。今が、英さんがいた明治時代か、みさちゃんや私が子どもだった昭和中期か、それとも令和なのか、なんだかわからなくなりました。
4. 富岡後記
高崎駅で解散して、私は一人新幹線で大宮に出て、埼京線に乗り換えたら、事故で立ち往生してしまいました。
ちょうどいい時間ができたと富岡日記の続きの「富岡後記」と「解説」を読みながら、運転再開を待ちます。
富岡後記は、和田英が、富岡から故郷の長野に帰ってから、地元の製糸場の立ち上げに指導者として関わったときの話です。
(谷根千で有名な)森まゆみさんの解説もなかなかに詳しくて、丁寧に取材されたのだろうなあ、さすがだなあって思って引き込まれて読んでましたら、やっと電車が動き、神奈川のうちにたどり着いた時は、タイムスリップから帰ってきたような気がしました。
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きものと帯の注文制作
染織吉田 吉田美保子
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*写真は、1~8枚目をイベント主催者さま、10,11枚目を花井雅美さまからいただきました。それ以外は、ヨシダ撮影です。
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おはようございます。
台風10号の影響は大丈夫でしたか?
私の住む神奈川県でも警報がなり、土砂崩れなどもあったようで、緊張しました。
それから数日経った今も、大地に、そして空気中にも、水がたぷたぷに充満しています。
まだ止まったままの鉄道路線もあって、相当量が広範囲に降り続いたことに怖くなります。
鉄道は止まってしまうと、手も足も出なくほとほと困りますね。
みなさま方に被害がないことを祈ります。
《 目次 》
1. 繭から糸づくりイベント
2. 夢の企画
3. 郷土民家園
4. 藁の灰汁
1. 繭から糸づくりイベント
この夏の私の一番の出来事は、小学生を対象としたワークショップの講師をしたことでした。
繭を真綿にして、糸にして、機織りまでするのです。
お話いただいたのはまだ寒い頃で、自分がやるだけでも精一杯なのに、小学生に教えるなんてとてもじゃないけどできないと思っていましたが、なんだかんだ話しているうちに、これは私にとってもありがたい機会だと、参加させていただきました。
一緒に講師を務めた(蚕の自由研究で有名な)あけみとりん親子さんやイベントの主催者さんと素晴らしいチームが組め、実りあるものになりました。暑い中、みんな頑張りました。
2. 夢の企画
今回は、繭を真綿にしたもの(一部は草木染めしたもの)からずり出して、太ももなどでよって糸にする。それを、まず牛乳パックの織機で織ってみる。フライヤーで真綿つむぎをしてみる。ペットボトルの座繰り機を回して、座繰りをしてみる。高機で織ってみる。と盛りだくさん。
資料もいっぱい用意され、実際の野蚕も登場して、芋虫好きさん、もの作り好きさんにとっては、夢のような企画だったのではないかと思います。
機織り体験している男の子が使っている糸が細かったので、変えたほうが織りやすいよというと、いや、僕はこれで織りたいと言ったのには、日本の未来は明るいと思いました。
真綿から糸を作るのは、小学生も親御さんも夢中になってました。何かを作るというのは、人間の本能なのでしょうね。
3. 郷土民家園
イベントの会場は、郷土民家園に移築された江戸時代の茅葺き屋根の民家でした。
黒くて太い柱、梁。土間、縁側。中にいると、なんだか落ち着くのはDNAゆえだからでしょうか?
風が通れば涼しいですが、この日はまだまだ猛暑で、皆さんの熱気もあって、なかなか大変でした。
敷地を出たところの桑畑には、美味しそうな葉が茂っています。
近くに湧き水もあり、夏休みにぴったりの場所です。
4. 藁の灰汁
今回使った繭は、講師陣があらかじめ煮て、真綿にしておいたのですが、繭を煮る時に使うアルカリの液を、藁の灰汁から取りました。
藁の灰汁はマイルドで、昔から絹の精練には最適と言われていますが、実は私、初めてでした。(これまでは、木灰、マルセル石鹸、重曹を使ってきました)
今回は、熊本県山鹿市の養蚕農家、花井雅美さんが藁を燃やして作ってくださった灰をいただいて、灰汁を取りました。
灰汁の出来は上々で、繭はふっくら柔らかくなり、サナギもぽろっと取りだせ、良い真綿にできました。
その作業中に実感したのですが、何より大事なのは繭ですね。繭の状態が良ければ、良い真綿になる。良い真綿になれば、糸もひきやすく、結果的に良い糸になり、良い布になる。
今回、養蚕農家さんの繭、民家園で育てた繭、野生の蚕の繭など、いろいろ煮てみたところ、養蚕農家さんの繭の優秀さは圧倒的でした。
それぞれに良さがあるのですが、さすが、プロの技術と長年の知恵と知識はすごいものだとうなりました。
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染織吉田のメルマガ、《 some ori 通信 》128通目のメルマガ【繭から糸づくりイベント号】をお読みいただき、どうもありがとうございました。
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きものと帯の注文制作
染織吉田 吉田美保子
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127通目のメルマガ【納涼・和の東京湾クルーズ号】をお届けいたします。
残暑お見舞い申し上げます。
立秋を過ぎましたね。
ここ関東平野の片隅は、ほんのちょっとだけ空の様子に季節の移ろいを感じます。
そうは言っても猛暑が続いております。お身体、大丈夫でしょうか?
私は、去年の夏の盛大な夏バテを教訓に、極力とじこもり生活をしているせいか、どうにかクリアしています。
昨年よりは、うまく凌いでいるようにも感じています。
人間は、慣れる生き物で、酷暑にも慣れていくのでしょうか?
___________
《 目次 》
1. ななさま出来上がり
2. 納涼・和の東京湾クルーズ
3. マニュキュアとペディキュア
4. 画像生成AI
___________
1. ななさま出来上がり
ONLY ONLY で取り組んでいたななさまの半幅帯、時を同じくして、浴衣も仕立て上がりました。
着物も帯も、お召しいただいた時が完成です。ななさま、命を吹き込んでくださいました。
その組み合わせで早速お出かけされた様子を密着(?)しております。ぜひご覧ください。
https://www.someoriyoshida.com/category/only-only-注文制作/ななさま
2. 納涼・和の東京湾クルーズ
この日は、ななさまと私が入っているコミュニティの皆さんと一緒に、和装で、船遊びに出かけてたのです。
貸切クルーズって楽しいですね!思った以上に盛り上がりました。
着物を着慣れている方、初めて着られた方、新調された方、レンタルの方、お身内から借りられた方、思い思いの和装で集った総勢17名。
夕まずめから、夜景までを楽しめました。
3. マニュキュアとペディキュア
クルーズに向けて、何か新調したり、おしゃれをする人が多い中、私はいつもの浴衣にいつもの帯。目新しいものは何もなく、、、、
それも詰まらないなと思って、ものすごく久しぶりにマニュキュアとペディキュアにチャレンジすることにしました。
と言っても、本当のじゃなくて、爪にシールを貼る形式のなんちゃってです。
これを探しに百均へ。いろいろあるんですねえ。。。。
シール形式、初めての経験でしたが、指ごとに変えられてなかなかおしゃれでした。完全に自己満足ではありますが。
ペディキュアの方は、今も貼ったままで、うふふと思っております。
4. 画像生成AI
このクルーズの幹事は私がやったのですが、呼びかけのためのイメージ画像を、初めての挑戦で生成AIで作りました。
AdobeのFireflyという無料のソフトを使って、「着物をきた男女がクルーズ船に乗って、お酒を飲みながら、東京の夜景を眺めている」など書いて、どんなイメージでなどいろいろ指示すると、勝手に絵を描いてくれるのです。
その中からいいと思うのを選び、指示を少し変えたりを繰り返します。
これが難しい。
何が一番難しかったかというと、着物の形が「ちょっと変だなー」のままなんです。
Fireflyの中にある「着物」という概念が、そもそも違うんじゃないかな。
もしかして、こっちの方が世の中の常識なのかもしれません。
それでも、新しいチャレンジをとっても楽しみました!
(実際に使った画像、2枚載せます。ね、変でしょう?)
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*写真は、同じコミュニティの「トシさん」と「よかさん」撮影のものをお借りしました。
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126通目のメルマガ【ななさまスタート号】をお届けいたします。
おはようございます。本州は雨の季節ですね。お住まいのあたりはいかがでしょうか?
今日から7月。
昨日は夏越の祓(なごしのはらえ)で、「水無月」を近くの和菓子店で求めていただきました。三角形のとんがりが、キッと邪を祓ってくれそうで、美味しくいただきました。
雨から暑さの季節へと続きます。お身体大事に、お元気にお過ごしください。
《 目次 》
1. ななさまスタート
2. コミュニティ
3. いちょう団地
4. タンハー
1. ななさまスタート
新しいONLY ONLY をスタートさせました。ヒロインは「ななさま」。
ななさまの「なな」は数字の「七」。七月に相応しいとなんとなく嬉しくなってしまいます。
今回のONLY ONLYは、いつもと違う点がいくつかあります。
・半幅帯とタブローを同時にご注文くださったこと。二つのことを考えながら、まずは締切のある半幅帯から取り組んでます。
・ななさまと私の出会いが、あるコミュニティを通してであること。
・そのコミュニティの仲間の「トシさん」が制作工程の取材に入ってくださっていること。
どの点もが、これまでより幅を広げてくれそうで、とてもありがたいのです。
ブログにはトシさんが撮ってくれた写真も多数載せてますので、ぜひご覧ください。
https://www.someoriyoshida.com/category/only-only-注文制作/ななさま
2. コミュニティ
そのコミュニティは、50代60代の人たちの集まりで、主にネットで繋がっているのですが、思っていたよりずっとオープンな交流ができ、深く繋がれて、面白いもんだなあって結構のめり込んで参加してます。
私はずっと独立独歩でやってきて、コミュニティらしいものに属せずきたので、一挙に知人友人が増えてありがたく、みなさん大人で節度があって、居心地がいいのです。
いい人生とは、人とのつながりにあるそうです。コミュニティも一つだけでなく、いくつも首を突っ込んで、あちこちで繋がっておくことがセイフティネットにもなると。
ほんと、そうだなあと思うこの頃です。
自分でも主宰したいなあと思いつつ、このメルマガがゆるいつながりのコミュニティの一つになれればいいのだけど、どう発展させて行ったらいいのかわかりません。
もし、よいアイディアがあれば、このメルマガに返信する形で、ぜひ教えてください。
3. いちょう団地
それで、先日のこと、ベトナム料理を食べに行こうと言うことになり、そのコミュニティの有志と、うちからそう遠くない「いちょう団地」を目指したのです。
いちょう団地とは、神奈川県大和市と横浜市泉区にまたがる巨大団地で、多国籍の外国人の方々が多く住んでおられます。
なぜそんなに多くの外国人が住んでいるかというと、特に、我々世代の人間からすると考えざるを得ないような、深い理由やさまざまな事情があるのです。
その敷地の中に、本格的なベトナム料理の店が複数あって、日本では他で食べられない味で絶品だと。これは行かねばと。
それで、我々5名、小田急江ノ島線の高座渋谷駅で落ち合って、いざ、いちょう団地へ。
途中、ここは新宿まで小1時間の首都圏なのかと言うような、鎮守の森や畑や土手を通ります。
やっとこさで「タンハー」というベトナム食材屋さん兼食堂についたのですが、そこが居心地良くて、美味しくて楽しくて、居着いてしまいそうになりました。
一挙に氷解。今が幸せなら、それでいいじゃん。
コミュニティのみなさんの探究心、知識欲、好奇心もすごい。みんな、遠くからのご参加です。群馬県、千葉県、東京都、新潟県。わわわ〜、地元神奈川県は私だけ〜。
タンハーの夜は更けていきます。
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おはようございます。
昨日は暖かい春の日でした。お住まいのあたりはいかがでしたか?
急に暑くなって、樹木や生き物が、一気に勢いを増したように感じます。
気配が濃くなったというか、、、、、
自然はすごいなあ。
それに引き換え、ダメ人間の私は、「あちー」と陽を避けて、タジタジとなっております。
今日のメルマガは、まだ暑さもそれほどでもなかった先週の月曜(桜満開の日)のお出かけのことを書いてます。
お付き合いください。
《 目次 》
1. ワイルドシルクミュージアム
2. 館長さん
3. 深川蚕(ふかがわさん)
4. イモムシ
1. ワイルドシルクミュージアム
東京の深川に、ワイルドシルクミュージアムという私設のミュージアムがあります。
存在はずっと知ってましたが、一体どんなミュージアムなのかも知らなかったし、開館日が週に二日のみなのもあって、未知の場所のままになっていました。
誘っていただいて初めて訪れたそこは、小さなビルの一階で、ミュージアム自体も可愛い感じで、小洒落た路面店の様相。
が、一歩踏み入れるとと、その小さな空間に、目一杯の展示物とともに、蚕への愛、豊富な知識、実行力、なんでもチャレンジしてみる精神が、ぎゅっと詰まっていました。
2. 館長さん
ワイルドシルクミュージアムの館長さんは、坪川佳子さんとおっしゃる、素敵な雰囲気の今どきのスマートな女性なのですが、淡々としていらっしゃる印象なのに、実は、濃くて、熱くて、広くて、大きく、深かった。
世の中にはすごい人がいるものだ。
3. 深川蚕(ふかがわさん)
野蚕(やさん・家蚕以外の蚕)の名前は、「@@蚕(さん)」とつけられていることが多いです。例えば「天蚕」「柞蚕」「ムガ蚕」「与那国蚕」「タサール蚕」「エリ蚕」「神樹蚕」など。
それらは、野生か、または人間が繭を利用するために、餌になる樹木に網などを張り飼育しているのがほとんどと思うのですが、なんと、坪川さんは自宅マンションの部屋で飼っていらっしゃるのです。
そして、なななんと、別種の野蚕同士を自分で交配して、何代も育て続け、新たな品種を作り、地名にちなみ「深川蚕」と名付けられたのです。
「エリ蚕」と「神樹蚕」のハイブリッドだそうで、彼らが吐く糸はきれいなオレンジ色。オレンジ色のふわふわした繭も見せていただきました。(エリ蚕は白、神樹蚕は薄茶の糸を吐きます。オレンジ色ではありません)
びっくり!すごすぎです。
4. イモムシ
坪川館長は、この日、ご自宅マンションから、深川蚕のイモムシ2頭を自転車に乗せて、連れてきてくださいました。
家蚕とは全く違って、ツンツンしているし、緑色をおびた白色です。
餌のネズミモチの葉をたくさん食べてるのか、ムチムチと健康そう。
ネズミモチの葉は、ご友人の造園家さんから分けてもらうほか、マンションの屋上で育てていらっしゃるとのこと。
深川蚕を育てているのはマンション室内だそうで、繭から蛾が出てきて飛びだすと、部屋に鱗粉が舞うそうです。
へーーーー!
私は家蚕のことはほんの少々の机上の知見はあるのですが、蚕の種(卵のことを種と言います)の取ることは、とても難しく、専門の業者が厳しく管理して行なっていると聞いているものですから、野蚕とはいえ、個人が交配させて、種を取って、孵化させて、幼虫を育て、繭にして、蛾にして、交配させて、、、を繰り返していることに心底驚きました。
人間てすごいなあ。蚕の可能性を広げているのは人間だな。思い込みを外さねばなあと思いました。
*ワイルドシルクミュージアムのサイト
https://wildsilk.jp/index.html
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*写真は楽しかった館林ツアーから。同行のお仲間が撮ってくださったものも混じってます。
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おはようございます。
先日、群馬県の館林(たてばやし)に行ってきました。天気は良かったのにすごい風で、さすが空っ風の本場を実感しました。
車に乗せてもらっての移動だったのですが、駐車場から建物に入るまでの短い間に吹き飛ばされそうに、、、。
髪の毛が乱れまくりで、この土地ではきっとヘアセットの技術が特化しているに違いないと思いました。
もし私が住んだら、ベリーショートにするかもです。
《 目次 》
1. たたさま、進んでます
2. 館林に行った
3. メノキさんのクラファン
4. 彫刻家の三輪さんと着付け師の吉澤さん
1. たたさま、進んでます
完全注文制作ONLY ONLY、たたさまの八寸帯、少しずつ進んでおります。
ブログに制作工程の物語を書いて、SNSにリンクしますと、ポツポツと感想などいただけ嬉しいです。
一話目を X(Twitter)に投稿しましたら、
「いい話だなぁ。誰かを想うための帯っていいですね。今後の流れが楽しみです。」
といただけ、我が意を得たりととても嬉しかったです。
誰かのために装ったり、誰かを想うために装ったり、そういうこと、着物だと結構あります。
着物は人と人との優しいつながりでもあるんだなあ。
たたさまの「お師匠さんを想う帯」、ただいま4話目まで進んでおります。ぜひご覧ください。
https://www.someoriyoshida.com/category/only-only-注文制作/たたさま
2. 館林に行った
館林でのお目当ては、群馬県立館林美術館で開催中の「ヒューマンビーイング」展でした。
とあるコミュニティで一緒の方が、この展示に参加されている盲目の彫刻家三輪途道(みわみちよ)さんが代表の一般社団法人メノキのメンバーで、お誘いくださったのです。
こんな機会でもないと、館林市なんて、行くことないだろうなと思って。久喜から東武線に乗り換えた途端に、なんだか空気が変わって旅気分になります。
北関東、なかなか縁がなく、訪ねたことは数えるほどなのですが、それでも層が分厚いというか、豊かで面白い土地柄だなと行くたび思います。
(北関東は外国の方も多く、エスニックなお店がたくさんあります。パキスタン料理のビリヤニをいただきました。美味しかった!)
3. メノキさんのクラファン
そのメノキさんが「みんなとつながる上毛かるた」の改良版を制作したいということで、クラウドファンディングをされています。
私、2月に少々ながら支援したのです。
そうしたら、【活動報告】がたびたびメールで届いて、なんだかとても嬉しいのです。
そのメールの文面が、とても優しく丁寧で、まっすぐで、かつ長すぎず読みやすい。
自分が応援した方々が、一生懸命活動されているという姿に触れられるのは、なんだかほっこり温かい気持ちになります。
この活動報告受け取るだけでも、クラファンしてよかったなあーって思うのです。
クラファンは、3/31までの開催のようです。ラジオも配信されていて、そちらもとても良いです。
https://camp-fire.jp/projects/view/734721?list=watched
4. 彫刻家の三輪さんと着付け師の吉澤さん
彫刻家の三輪途道さんのことは、お名前を知ったのもつい半年ほど前のことなのですが、作品を拝見したりビデオや人伝のお話などを聞いて、目のご病気でだんだんと見えなくなるという状況下で、また完全に失明されてからも彫刻を続け、新たな境地を切り拓いておられることに感銘を受けてます。
目が見えていた頃の作品、見えなくなってからの作品、どちらもいいのです。
一方で、たたさまの帯に取り組むことで、たたさまの師匠である吉澤暁子さんのことを思っています。吉澤さんは、活躍の真っ只中で、ご病気で亡くなられてしまったけど、生き生きと生き抜かれ、今なお多くの方に慕われ、輝いておられます。
お二方、それぞれの生き方、強さ、美しさに触れられて、身が引き締まります。憧れますし、ありがたいです。
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きものと帯の注文制作
染織吉田 吉田美保子
*こちらは、メルマガ《 some ori 通信 》の配信記録です。
*写真は最近の東京散歩から。月に一回、神保町の漢方内科に通ってます。帰りにフラフラと、江戸や明治の香りを嗅ぎながら写真を撮っています。
*最後の写真はこれまた月に一回通っているパーソナルトレーニング。生まれて初めてベンチプレスを上げる私。
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こんばんは。いかがお過ごしですか?
暖かくなったと思えば、急に寒くなったり。雨が降ったり、風が吹いたり。体も心もびっくり状態ですね。
お体、大丈夫でしょうか?
もうすぐ3月、本格的な春もすぐそこ。楽しみに待ちましょう。
《 目次 》
1. たたさまスタート
2. 大地をまとう「自然布」講座
3. 大井川葛布さんのZOOM
1. たたさまスタート
完全注文制作ONLY ONLY、新たな物語をスタートさせています。
今回のヒロインは「たたさま」。たたさまの大事な人を想う帯を作ります。
誰かを想うために装う。着物の醍醐味と思います。それをお任せいただけるとは、なんとありがたいことでしょう。心して取り組みます。
伴走をお願いします。
ブログ《たたさま物語1》
https://www.someoriyoshida.com/12959
2. 大地をまとう「自然布」講座
宵衣堂の小野健太さんが講師のZOOMレクチャーを受けています。
このレクチャーは「大地をまとう 自然布」というタイトルで、さまざまな素材・技法について、小野さん独自の切り口で解説していくものです。
先日は第一回で、木綿にフォーカスした回だったのですが、めっぽう面白かったです。
知っているようで知らないことばかりで、引き込まれて視聴しました。
講義の要旨はあらかじめPDFで配布されますので、プリントアウトしておいて、それに書き込みをしながら受講できるようにしてくださってます。おかげで、木綿のことについては、相当飲みこめたぞと自信になりました。
準備万端整えて講義への臨んでくださっていることに感じ入りました。
この講座は全12回で、2か月1回の開催です。最終回は、2025年の12月。なんと、長丁場でしょう!その頃、世の中は、皆様は、私は、どうなっているでしょう?
講義で歴史の話も多く出ますが、2か月に一度、過去を学びながら、現在を見つめ、未来を見据える貴重で楽しみな時間になりそうです。
この講座は、今からでも申し込めるみたいですので、興味をお持ちの方にはおすすめです。
https://kuzufu.net/corner854803/pg5187897.html
12回一括でも一回ずつでも申し込めるようです。わからないことは大井川葛布さんにお問い合わせになるといいと思います。
https://kuzufu.net/corner854803/pg4414151.html
3. 大井川葛布さんのZOOM
今回私が受けている自然布レクチャーは、大井川葛布さんが主催する染織ZOOMレクチャーの一環です。
大井川葛布さんのZOOMレクチャーは、コロナ禍の外出自粛期間に始められたのではなかったと思うのですが、染織マニア(染織オタク?)に支持されて、いろんなシリーズが開催され続いています。
それぞれすごくマニアックなので、講義をする方も受ける方も、大概だなと思うのです。
始まってすぐは、ZOOMを使っての講義が根付くかなと思っていたけど、すっかり普通のことになりました。
こんな深い話、他では聞けないと思います。対面の講座などより、よっぽどピンポイントだと思うことも。
大井川葛布の村井親方、時代を切り拓いて、さらに深く、また裾野を広げていらっしゃいます。
なんでもそうかと思うのですが、長く続けていると、すごい人とかすごい動きとかに遭遇できてうれしくなります。
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染織吉田 吉田美保子
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2024年が始まりました。
いかがお過ごしでいらっしゃいますか?
年明けから大変なことが続きますね。
このメルマガを読んでくださっている方の中にも、大変な目にあわれた方もいらっしゃるかもしれません。
まだまだお辛い状況と思います。心よりお見舞い申し上げます。
もう30年以上になりますが、能登半島をドライブしたことあります。
砂浜にハンドルを取られていたら地元の人が押してくれて助かったり。朝市でぶらぶら散歩したり。
宿のお膳の輪島塗りの素晴らしさに目を見張り、手に持つ感触や、唇が触れる柔らかさに驚いたり。
懐かしいいい思い出です。
多くの人が思いを寄せて、忘れずにいることが、復興につながると思っています。
2024年が、世界中のみんなにとって、平和で、健康で、優しい年でありますように。
《 目次 》
1. 吉倉ますみさん
2. 糸を紡ぐ
3. ずり出しの着物
4. ずり出しにチャレンジ
1. 吉倉ますみさん
松が取れない頃に、染織家の吉倉ますみさんの工房を訪ねました。
吉倉さんは、ご自分で作った独自の絹糸なども使って、主に着尺を織っていらっしゃる作家さんです。
最近私もモーター付きの鋳物の紡ぎ機を手に入れ、見よう見まねで紡ぎ糸を作るのですが、なかなか思うようにいかず、一度吉倉さんに教えていただきたいとお願いしての訪問でした。
染織にまつわることをいろいろお話ししながら、楽しい1日を過ごさせていただきました。
吉倉ますみさんのブログ http://breeze-09.cocolog-nifty.com/blog/
2. 糸を紡ぐ
「真綿紡ぎ糸」をどうやって作るか、ご存知でしょうか?
定義や作り方は産地によっていろいろなのですが、基本的には、繭を柔らかくして広げたもの(=真綿)から繊維を引き出して糸にします。
つむぎ機を使うと、軽い撚りがかかり、かつ、完全な手作業よりはハカがいっていいのですが、これが手に入らないのです。
昭和の一時期出回っていたものですが(新しくはずっと製造されてません)、私はそれを25年探していて、やっと昨年ご縁があって、修理をしてもらって、晴れて我が家にやってきたのでした。
それでおっかなびっくり、興味津々で使っているところなのです。
私がやっていたのと吉倉さんのやり方は似ているようで、細かく見ると、いろいろ違いました。
紡ぎ機を置く台の高さとか、目線とか、真綿を押さえる場所とか、糸を送り出すタイミングとか。
安定して長時間、淡々と続けることが大事なのだなあ。
これが、ものづくりの基本と思いました。
(紡いだ糸たち。一番上のはずり出し糸)
3. ずり出しの着物
「ずり出し」という糸の作り方があります。真綿紡ぎと似ているのですが、違いは真綿にせず、煮たままの濡れた繭から糸を引き出して作ること。(これも地域によって定義や作り方は違うと思います。)
最も原始的な絹糸の作り方と言ってもいいのではないでしょうか。
ずっと気になってましたが、今までやったことはありませんでした。
吉倉さんは着物一反の緯糸、全てずり出しで織ったことがあるそうで、そのお着物を見せていただきました。
いい着物だなあ!ふっくらして、上品さとワイルドさが共存している感じ。さすがです。
(水分を含ませた繭。白いのが自分で育てた繭。緑色のは天蚕)
4. ずり出しにチャレンジ
手元にあった、たった5粒の繭をw吉倉さんの工房へ持って行ってました。これを使って、ずり出しもやらせてもらいました。
繭をお湯につけて浸透させて、重曹を入れたお湯で煮て、柔らかくなったら、濡れたままの状態で軽くほぐします。
そうすると、一本一本の繊維の形が見えます。蚕が首振ったままの細かいウェーブがそのままなのです。
ほうっ!これが3デニールの蚕が吐いたままの絹糸か!
その繊維を引っ張るとズリっと引き出されてきます。
ウェーブした極細の糸がくっつきあい、ある程度の太さにまとまってくるので、それを太ももの上で、手のひらでこねるように撚りをかけ、そのまま床に置いたザルに落としていきます。
ザルには、豆やおはじきなどを入れて、絡まるのを防ぎます。
糸になった~
お蚕さんが作った繭が糸になる。そして布になる。
原始的なやり方になればなるほど、興味と面白みが深まります。
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染織吉田 吉田美保子
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*写真は最近のカメラロールより。
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121通目のメルマガ【振り返り号】をお届けいたします。
あっという間に今年も暮れていきますね。
この一年、メルマガ《 some ori 通信 》にお付き合いくださいまして、ありがとうございました。
ぼちぼち続けている不定期配信ですが、織り続けることの支えにもなっています。
読んでくださるあなたが居てくださるからこそです。
本当にどうもありがとうございます。
《 目次 》
1. 2023 振り返り
2. 偲ぶ
3. わかってきた
4. 続・わかってきた
___________
1. 2023 振り返り
今年は、染織吉田20周年の節目を無事迎えたことと、日々せっせと作り続けられたことが、良い出来事でした。
淡々と続けていることこそが何よりの勲章という感じです。
プライベートではネット上のコミュニティに自ら門をたたき入れていただいて、視野がぐんと広がったことがよかったです。
ネットの凄さを再確認。
一方、体調はヘロヘロでした。猛暑の中、2度ほど倒れ込んだこともありました。
体調が悪い自分との出会いが新鮮でした。あとはV字回復あるのみだ。
2. 偲ぶ
年末は、亡くなった方を偲ぶ時間でもあると思います。
個人的にも今年は、身近で若く亡くなった方々がいて、今も心がぽっかり空いた感じがしています。
著名人でも、えっ!という訃報が多々ありました。
YMOの二人が相次いで亡くなったのは衝撃でした。彼らが出てきたのが私が小学生の頃で、その後、時代をグイグイ引っ張る姿を目の当たりにしてきました。
彼らの活躍を仰ぎ見ながらの人生でしたので、時代をリードする光がなくなった感覚があります。
高橋幸宏さん、坂本龍一さん、今年亡くなられた方々、本当にお疲れさまでした。安らかにお眠りください。
3. わかってきた
私はずっと、「大創業祭」とか「〇〇周年記念ディナーショー」とか、なんの意味があるのだろうと思ってきました。それって祝うべきことなの?
めでたいとしても、自らセットアップしてイベントするようなことなの?と。
何でもやっていれば、1年過ぎれば1周年で、3年過ぎれば3周年、50年過ぎれば50周年。当たり前のことじゃんと。
が、自分が20周年を迎え、これは奇跡だし、周りの助けがあってこそ続けられたことだし、感謝と御礼をお伝えせねばとやっと分かりました。
遅かりし、、、、(その上、20周年のイベントは何もなし)
こんな私ではありますが、これからもよろしくお願いします。
4. 続・わかってきた
それと、著名人が亡くなると、それをニュースで速報するのもよく分かってませんでした。
人はみんな死ぬんだし、それを急いで広めることの意味は何なんだと。
死因とか年とかも、知らせる意味があるのだろうか?
が、私自身としを重ね、逝去のお知らせをもらったり、芸能人などの亡くなったとのニュースを見ると「ああ」と思うし、しばし沈黙するし、その生きてきた時を思います。
彼らと私は同時代を生きて、同じ空気を分け合った同志であると。
先に駆け抜けて行かれた方々に哀悼を思うのは自然なことかなと。
そして、願わくは、みんなができるだけ、平和で健康で、幸せに生きていて欲しいと言うこと。
来る年が、あなたさまと地球上のみんなにとって、平和で健康な、幸せな一年でありますように。
2024も、染織吉田をどうかよろしくお願いします。
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染織吉田 吉田美保子
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こんにちは。お元気ですか?
日中の太陽がぐっと低くなりましたね。ああ冬が来るなあって感じています。
我が家は集合住宅の一階なのですが、南向きのベランダで、庭があって、その先は向かいのマンションの広い駐車場なので、日当たりはとてもいいのです。
寒くなってから、陽の光が部屋の奥まで届いてくれるのはとてもありがたいですよね。
ですが、この冬至の前後1ヶ月くらい、昼すぎの数時間、そのマンションの影になってしまうのです。
一番太陽が欲しい頃なんだけどなあ~。残念~~。
《 目次 》
1. ねじまき鳥クロニクル
2. 着物で
3. ゆる学徒カフェ
4. その先に住んでた
___________
1. ねじまき鳥クロニクル
村上春樹原作「舞台ねじまき鳥クロニクル」を観に、池袋の東京芸術劇場に行ってきました。
音楽劇と言ってもいいのか、歌って踊って、舞台装置もどんどん変わって、話の展開も目まぐるしく、観るものを惹きつけます。
主人公の「岡田トオル」が二人で演じられていて、そうかー、そういう解釈かと面白く思いました。
トオルの妻のクミコの方が、二重性を持っているのだと思うけど、トオルの二面性を描くのかー。
村上春樹の原作は大昔に読んだけど、ほとんど忘れていて、最近オーディブル(朗読サービス)で聴いて、引き込まれていたのです。
村上春樹、若い頃はそんなに好きでもなかったのだけど、やっぱりすごいと最近すごく思います。
時代を作った、大きな人なのだなあと。
2. 着物で
観劇にはおしゃれせねばと私は着物で行ったけど、劇場に着物姿の人は見られず、そんなもんだろうなあと思いました。
コートは無しで、羽織姿で歩くのが好きです。
11月はそれが一番似合う時期かなと思います。
3. ゆる学徒カフェ
池袋の西口に行くので、これはいいチャンスと思って、「ゆる学徒カフェ」に行ってきました。
私、ゆる言語ラジオのファンなのです。
「ゆる学徒カフェ」は、ゆる言語ラジオの収録スタジオ兼カフェで、ミーハー心を抑えられず、、、、、
関わっている方々は、多分、20代~30代で、若くて、才能あって、今まさに、自分の人生を切り拓いている最中で、とても素敵です。
時代を作っている人たちをそっと見ておきたいと思っています。
ご存知ない方は、YouTubeかPodcastで聞けますので探してみてください。
4. その先に住んでた
池袋は、、、私がここ(神奈川県大和市)に引っ越す前は、自転車圏内でした。
池袋から地下鉄で二駅、自転車でも15分くらいのところに住んでて、どこに行くにも乗り回してました。
越してからは池袋の駅までは来ることはあっても、外に出たのは15年ぶりです。変わってないなあ~~~。
この時のアパートは、窓の目の前に隣の家があって、陽がささなかった。でも、三方に窓があり、明るい部屋だった。
私は30代のほとんどをその部屋で過ごしたのでした。
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染織吉田 吉田美保子
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119通目のメルマガ【GO TO 山鹿号】をお届けいたします。
おはようございます。
すっかり秋も深まって参りました。
先日はきれいな満月でしたね。丸い月のすぐそばに大きな星が一つ光っていました。(木星なのだそうですね。)
ちょうど半月前の新月の晩、私は熊本県の山鹿市の平山温泉に浸かっていました。
闇の中の露天風呂で、星空を眺めていました。
今日のメルマガは山鹿と阿蘇に旅行したことを書きたいと思います。
お付き合いください。
《 目次 》
1. さえさま、お納め
2. 山鹿へ
3. シンポジウム
4. 阿蘇のススキ野原
1. さえさま、お納め
完全注文制作ONLY ONLYで取り組んでいたさえさまの着物と帯が出来上がり、お納めしました。
着物サロンゆき和さんの、トータルコーディネートも流石で、本当に素晴らしい一揃えとなりました。
今回の旅は、そのさえさまと、ゆき和さんと、私の3人旅でした。
お納めと旅のことは、「さえさま物語10」にまとめました。さえさま物語の最終章となります。
ぜひご覧ください。
2. 山鹿へ
今回の旅は、言ってみれば着物のお里帰りとなりました。さえさまの着物と帯は、山鹿で育った蚕の糸、100%で作っています。
養蚕農家の花井さんにとっても、自分が育てた蚕の着物と帯をお召しになって訪ねてくれるのは、初めてのことと大感激されてました。
上にリンクした「さえさま物語10」の動画に映っている花井さん、とても嬉しそうですものね。
さえさまはお顔出しNGとのことで表情は映ってませんが、それでも喜んでいらっしゃるのが見てとれます。
私もとっても嬉しかったです。
3. シンポジウム
山鹿ではちょうど養蚕のシンポジウムが開催されて、このさえさまの着物と帯の制作工程のショートフィルムが上映されました。
真面目なシンポジウムに彩りを加えた感じになったとしたら嬉しいです。
花井さんと私で、登壇してご挨拶もしました。
フィルム、なかなか評判が良かったのですよ。良かったらご覧ください。(約10分)
4. 阿蘇のススキ野原
我々にはもう1箇所、行きたい場所がありました。
それは、阿蘇のススキ野原。
さえさまに着物の注文をもらった2年前に、「作りたいお着物のイメージありますか?」とお聞きしたら、「阿蘇のススキ野原」というお答え。
そこは、さえさまが青春時代を過ごされた思い出の場所。
しかし、着物にするには難しいお題で切り口を探っていたのですが、、、
その後、ゆき和さんでカラー診断をお願いし、導き出された色が「苅安色」。
そこでつながりました。そっか、素直に苅安色の着物を作ればいいんだ。
「苅安」と「ススキ」は同じ稲科の植物で、生態もそっくりで同じように山野に広がります。
今回のプロジェクトの締めに、3人で阿蘇のススキ野原を訪ねられたことは、何よりのご褒美となりました。
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きものと帯の注文制作
染織吉田 吉田美保子
(こんなに小さかった。我が家に来たての頃のお蚕さん)
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(5頭揃って)
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118通目のメルマガ【我が家のお蚕さん号】をお届けいたします。
こんにちは。
いかがお過ごしでいらっしゃいますか?
朝晩はやっと涼しくなりましたね。
私の夏はお蚕さんと共に来て、共に去って行きました。
116通目のメルマガに桑摘みに行ったこと、お蚕さんが我が家にやってきたことを書きましたが、あれから蚕たちはそれぞれの道を進み、つい先日、蛾になった2頭が死んでしまいました。
幼虫が桑を食み、脱皮し、成長して、糸を吐き、繭を作り、蛹になり、蛾になって、産卵して、死ぬまでのことをの書いておきたいと思います。虫が苦手でなければお付き合いください。
《 目次 》
1. 桑を食む
2. 繭になった!
3. 羽化した!
4. そして
1. 桑を食む
この夏我が家にやってきた、白く、小さく、モゾモゾ動き、桑の葉を足でしっかり押さえ、一心不乱に食べていく、5頭の幼虫たちに、私は右往左往させられっぱなしでした。
と言っても、何か労力が必要だったわけでは全くありません。
餌になる桑の葉は、蚕飼いの師匠、あけみとりんが持ってきてくれたので、私がしたことは、桑の葉を一枚一枚キッチンペーパーで拭き、枯れないように茎のところを湿らせたペーパーでくるみ、ビニールにきっちり包んで冷蔵庫で保管して、蚕の様子を観察しつつ、前にやっていた葉がしなびてきたら、新しいのを与えるという、ただそれだけなのです。
蚕は水を嫌うそうなので、水をあげる必要すらないのです。
それなのに、気持ちはとってもビクビクドキドキしていました。
蚕は眠(みん)と言って眠っているような動かない時期があり、脱皮して大きくなるのですが、蚕が動かないと、それが眠なのか、ただの休息なのか、わからなくて不安で、ただただじーっと見守っていました。
張り付いて観察していた割には、脱皮の瞬間は見逃しました。脱ぎ捨てたストッキングのような抜け殻が桑の葉にへばりついてました。
蚕をのびのびと飼ってあげたいと思ったことと、よく観察できるように大きめのプラスチックケースに入れていたのですが、それは蚕にとって良くなかったのですって。蚕は寂しがり屋だから、うじゃうじゃしたほうが心地よいって、後で師匠に教えてもらいました。生態的にそうらしい。知らなかったよ!
他にも、蚕は食べ過ぎに注意しなくていいのかとか、適度に運動させた方がいいのではないかと言う素人質問に師匠は根気よく教えてくれました。(蚕は小さいし短命だから、食べ過ぎとか運動とかは気にしなくていいとのことです)
(脱皮のあと)
2. 繭になった!
繭になる時の足場を蔟(まぶし)というのですが、これもあけみとりんがおすすめのを100円ショップで買って持ってきてくれました。植物を苗を育てる小さな紙製のプランターです。さすが、蚕飼い歴5年のベテランです。(師匠は10歳だから、なんと人生の半分、蚕を飼っていらっしゃいます!)
そろそろかという頃を見計らって、お蚕さんたちを蔟に移しますが、自分が繭を作る場所を決められず、這いまわります。
ちょっと早かったのかなあ。食べ足りなかったのかと再度、桑を与えます。
でも食べない。糸を吐いても桑を食べてもいいように、蔟の近くに桑を置き直したり。一晩たった頃に見てみたらむしゃむしゃ食べてたり。
もうどっちなのよーー!
思い通りにならない蚕さんたちにイラッときたり。(思い通りになるはずないというか、私はそこまで習性を把握してない。)
一頭がようやくようやく糸を吐き始めました。
ほぉ、本当に不思議。神様からの賜り物としか言いようがない。この白い虫が絹糸を吐く。頭を振って綾を取るように、口から出た糸が繭の形になっていくのです。
もう2頭も一日留守にする日に、蔟に入れて、桑で蓋をして出かけ、帰ってきたら繭になってました。
(2頭は幼虫の時に死んでしまいました。胸の潰れる思いをしました)
(蔟の上を這い回るもなかなか糸を吐かないため、桑を与えられているところ)
(やっと糸を吐き、蔟の隅にかけ始めた。)
(繭になった!)
(もう2頭。こちらはトイレットペーパーの芯が蔟)
(近づいてみましょう)
(繭の周りのは毛羽と言って、蚕がまず吐いて、繭作りの足場とします)
(毛羽も紡げば糸になります)
(この子はこれを撮った次の日、死んでしまいました。途中、桑の食べ方が鈍り大きくなれなかった。)
3. 羽化した!
養蚕農家さんは、蚕が糸を吐いて繭になったら数日後に出荷します。その状態の繭だと、製糸した時にスーッと一本の糸になります。
しかし今回は観察が目的ですので、繭になりきり数日待って、蛹を取り出し、羽化する様子を観察することにしました。これもあけみとりんの助言あってのことです。(数日待つのがポイントです。蛹が硬くなるのを待つのですって。)
繭にカッターを斜めに入れるとしっかりした硬さと弾力があります。うわあ、織った布にハサミを入れる時の感触に似てる!
蛹をコロンと取り出します。一緒に黒い塊も出てきました。わ!これ何?
師匠に聞きましたら、中で幼虫が蛹になるとき脱皮した後だそうです。虫というのは脱皮の連続なのだな。
蛹を藁半紙にふんわりキャンディ包みにして、数日放置。しょっちゅう覗いてましたが、羽化する瞬間は見逃しました。
(蛹を取り出した時に一頭は死んでました。真っ黒でした。繭になるのが遅かったひと回り小さな子でした。)
(繭を切りました。右が毛羽。下の繭のお皿に乗っているのが脱皮のあと)
(これが蛹。生きています)
(これが羽化したあとの蛹の殻)
4. そして
まずは一頭が蛾になりました。
二日ほど遅れてもう一頭が蛾になりました。
その数日後、一頭目が産卵したので、お、二頭目はオスだったのか、交尾を見逃したと思っていたのですが、、、、
時をおかず二頭目も産卵し始めました。
びっくりした私は師匠に聞くと、蚕は鶏と一緒で無精卵を産むとのこと。
へー、へー、へー!知らなかったよ!
一頭は藁半紙の上、もう一頭は紙箱の壁にくっついてましたが、そこを這い回って卵を産みつけていくのです。
数えきれないくらいたくさん。多分、500個くらい。
動きはスローでじっとしているように見えるのだけど、次に見たときは移動している。彼女らなりに動いている。
あまりに動きが少ないから死んでしまったかとじーっと見ると動いている。
そんな日々が10日ほど。
彼女たちは飲まず食わず。飛びもしない。
こりゃ死んでも分からないのではないかなって思っていたけど、分かった。
(上の2枚が蛾になってすぐのころ)
幼虫の時に死んだ2頭はすぐ腐ったので土に埋めたが、蛹のときと蛾になってからの死骸は今もここにある。糸を吐き始めたら、後は飲まず食わずだから、腐りようもないのかもしれない。蚕という生き物は全てを出し切って死ぬのだなあと思った。
過去のメルマガ
115通目のメルマガ【あけみとりん号】(出会い)
https://www.someoriyoshida.com/12481
116通目のメルマガ【さえさま物語号】(桑の葉摘み)
https://www.someoriyoshida.com/12590
(この2枚は遺影です)
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こんにちは。
いかがお過ごしでいらっしゃいますか?こちらは、しっとり雨降りですが、お住まいのあたりはいかがでしょう?
私は、昨日、「吉澤暁子先生お別れ会」に列席するため京都に行ってきました。
参列させていただいたおかげで、なんか一区切りついたような気持ちになりました。お亡くなりになってから、ずっと信じられない気持ちが続いていましたので。
今日のメルマガは吉澤さんとの思い出をつらつら書いて行きたいと思います。
《 目次 》
1. 吉澤先生と一緒
2. 三角のマーチ
3. 着物 no 学び舎
4. ボンジュール
1. 吉澤先生と一緒
今回のメルマガタイトル「吉澤先生と一緒」とは、お亡くなりになってから門下生の方々が、吉澤さんと一緒に撮ったお写真の投稿を呼びかけられていた時のハッシュタグでした。
私はなかなか気持ちが乗らずお応えできてなかったのですが、その呼びかけで集まった写真が、昨日のお別れ会の時にQRコードで読み取る形のアルバムになってました。
開式を待つ間、一枚一枚拝見していましたが、どのお写真もすごく綺麗で生き生きとしていて、お食事をされている写真も多くて、美味しそうに喜んで召し上がっている所とか、仲間に囲まれて、楽しそうで、どの写真も素晴らしかったです。
お式は、ご挨拶された方々の言葉が一つ一つ沁み入るとても温かく美しいものでした。たくさんの方が思い思いの格好で集まられていたのも吉澤さんらしいなと。
BGMも良かったなあ。親友で主治医だった方が、吉澤さんを思って構成されたとのことでした。
2. 三角のマーチ
吉澤さんのことは、随分前から存じ上げてはいましたが、しっかりとした接点は、2019年10月に、東京南青山のイトノサキさんで、「織和」と銘打った展示会にお越しいただいた時でした。
会期中に未曾有の大台風が来て、一日臨時休業して、その振り替えとしてオープン日に、ちょうど上京のタイミングが合ったとのことで、お越しくださったのでした。
引っ張りだこで飛び回っていらした吉澤さん、東京でもお忙しかったでしょうに、よく時間を作ってくださった。
そして、なんと八寸帯をお買い求めにもなってくださいました。
本当にびっくりしました。
高名な着付けの先生が、私のような特に称号があるわけでも何でもない一個人作家の作品を選んでくださるとは!突然の福音に崩れ落ちるような喜びを感じました。
この帯を締めてくださっているお姿の他のショットも載ってます。ぜひご覧ください。
3. 着物 no 学び舎
吉澤さんは、いち早くYouTubeチャンネルや、オンライン着付け教室、ネットラジオなど、新しい時代の技を取り入れて、コロナ禍でも着物の楽しさや深さを広めていらっしゃいました。
その中の一つ「着物 no 学び舎」。ZOOM講座です。私、こちらにお声かけていただき、2021年12月10日、講師として登壇しました。
講座名は、「あなたの宝物をつくりだす ONLY ONLYの秘密(織とは何ぞやの話をふまえ)」
織の魅力、織のロマンをお伝えしようと、悩みに悩み、調べに調べ、下準備、原稿書き、画像集め、初めて使うパワーポイントの練習、当日のネット環境の心配、着るものの心配(上半身しか映らないので、地味になりがち。この日はいつもはつけない色半衿にしました)、などなど右往左往の日々を送りました。
色々頑張り、吉澤さんやスタッフの方々も何くれとなくフォローしてくださったのですが、つたない出来で申し訳なかったです。
私は講師には向かないわと思い知ったのですが、昨日のお別れ会で、何人かの方に、あの講座見ていたよ、伝わってきましたよとと温かくお声かけていただきました。
吉澤さんがくださったチャレンジ、ご縁、本当にありがとうござました。
4. ボンジュール!
そして、なんといっても、2022年3月4日から、吉澤さんが京都に作られた「ラソワ」さんにて、「吉田美保子展 ボンジュール!」を開催させていただきました。
本当に光栄で、ラソワ限定帯揚げも作ろうって話になって、寸暇を惜しんで制作しました。
この展示会を盛り上げようと、吉澤さんと二人でインスタライブをしたのもいい思い出です。
ただ、私、その頃体調が悪くて、京都行きも不安なほどで、やっとのことでお邪魔したのです。
吉澤さんは、そんな私を大層気遣ってくださり、ホテルや食事の手配、至れり尽くせりでケアしてくださいました。
そんな吉澤さんに頼って甘えきってましたが、今思えばこの時、吉澤さんも相当お悪かったのかもしれません。
しかし、気持ちや表情は前向きで明るく、私のお客さまに対しても気を遣ってくださり、ご自分の不安などみじんも感じさせず、私は自分のことで精一杯で吉澤さんの体調のこと、気遣えてませんでした。
ふう、着物業界は、大きな痛手を負いました。
希望の星が流れ星となって、大空に飛んでいってしまいました。
ご家族、ご友人の落胆もいかばかりかと、、、本当にかわいそうでした。
独自の世界を切り拓き、自分の力で発光して燦然と輝いて、たくさんの人に愛され、また愛してくださった、そんな人でした。
吉澤暁子さん、心からご冥福をお祈りいたします。
過去のメルマガ
90通目のメルマガ【ボンジュール号】
昨日の帰りの新幹線から見た風景。吉澤さんも、何度となく往復され眺められたことでしょう。
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ご感想、ご意見ございましたら、このメールに返信する形でお送りください。
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きものと帯の注文制作
染織吉田 吉田美保子
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116通目のメルマガ【さえさま物語号】をお届けいたします。
こんにちは。
立秋をすぎましたが、まだまだ酷暑の日が続いてますね。夏のお休み中の方もいらしゃると思います。いかがお過ごしですか?
私のこの夏の思い出は、あけみとりん親子に誘ってもらって、桑の葉摘みに行ったことです。(あけみとりんについては、前号のメルマガ参照ください)
真夏の真っ昼間、青い空、白い雲、湧き水、土間と縁側がある田舎家、桑畑(実際には保存されている家屋と栽培されている桑)、窓を全開にした車に乗って。
うちからそう遠くない地元の公園なのですけどね。
よかったなあ~~~。子どもの頃を思い出した。
《 目次 》
1. 織り終わった
2. 渾身の動画
3. さえさま物語
4. お蚕さん
1. 織り終わった
完全注文制作ONLY ONLY、さえさまのお着物、昨年の夏に第一回のミーティングをしてからまる一年、とうとう織り上がりました。
長い長いマラソンを走り切った気持ちです。関わってくれた人みんなの力を結集した一反ができあがりました。
布は出来上がりましたが、着物としての誕生はこれから。お仕立てされて、さえさまと一緒に育っていくことでしょう。
さあ、少々のインターバルいただき、次は帯にかかります!
2. 渾身の動画
機織りしているところを動画に撮り、時間をかけて編集しました。
実はこの動画、オンラインの動画スクールで学びながら作りました。講座の最終回に課題として提出したんですよ。
ショートフィルムの映画監督に直接指導いただいて、ものすごくがんばって作りました。ぜひご覧ください。
3. さえさま物語
さえさまのお着物の制作工程は、ブログのカテゴリー「さえさま」で連載しております。
動画も毎回作って載せてます。
上にあげた「機織り編」ほどは、完成度がありませんが、織のポイントなど押さえて制作したつもりです。
下をクリックしますとカテゴリー内新着順で表示されます。よかったら下の方の、第1話~第6話もスクロールしてご覧ください。
https://www.someoriyoshida.com/category/only-only-注文制作/さえさま
4. お蚕さん
あけみとりん親子に桑摘みに連れて行ってもらった日、実はお蚕さん5頭、いただきました。
育ててみませんかと。
それでここんとこ、ずっとドキドキあたふたしてました。
幼虫と自分の意思疎通の難しさを思いました。
私の生きている虫への理解は、小学校理科レベルで、しかもそれを忘れてる。
(あけみとりんは小学生なのに、知識レベルは専門家)
蚕のことは、知識はあるつもりだったけど、実はちっとも知らないのだと思い知り。
理解することは可愛がることの第一歩だ。
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きものと帯の注文制作
染織吉田 吉田美保子
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*写真はあけみとりんの動画より、スクリーンショットさせていただきました。
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こんにちは。
九州の大雨に心を砕いております。
自然はダイナミックなのが魅力ですが、本当に怖いです。
気をつけてと言っても、気をつけようもないですね。
どうか無事でありますように。
話変わりまして、当方、このところ、蚕や繭についての出会いが続いてます。
思いがけないご縁が広がり、じわーっとうれしいです。
今日のメルマガはそんな話をしたいと思います。
《 目次 》
1. あけみとりん
2. のうけん
3. 歯医者さん
4. エゴと可愛さ
1. あけみとりん
あけみとりんとの出会いは強烈でした。
「あけみとりん」というのは、YouTube上のお名前で、小学生の女の子です。
懇意にしている撚糸屋さんのご紹介で、お父様からメールいただいたのがきっかけで知り合ったのですが、こんなすごい小学生がいたのかとパンチを食らったかのような衝撃でした。
お父様と二人三脚で、蚕をテーマに自由研究をやっていらっしゃるのですが、その内容が尋常じゃない。想像を超えた緻密さ、深さなのです。
実は、観察研究ノートを見せてもらいにご自宅に伺いました。研究の内容にも驚きましたが、あけみとりんの可愛さにもノックダウンです。はち切れそうな底なしのエネルギー。研究からも本人からも。
お父様とのユニット感がまたいいのです。尊敬し合い、信頼し合い、高め合っている感じ。
あけみとりんの動画、色々ありますが、私のイチオシは以下の一本。ぜひご覧ください。すごい観察眼で目から鱗がポロポロ落ちます。
「あけみとりんが選ぶ カイコの可愛いポイント7つ」(約17分)
https://youtu.be/KXq3q136OXo
2. のうけん
もう一つ、動画を紹介したいのですが、先ほどのあけみとりんは、小学生とお父様のユニットでしたが、今度は、国がやっている研究機関の研究員さんによる動画です。
何気なく見始めたのですが、最先端の研究職の方々がやっているのに、一般に向けわかりやすく、内容みっちりで、とても勉強になりました。
登場しているみなさん、動画制作は専門ではないと思うのですが、蚕の魅力を伝えようという一生懸命な気持ちがあふれていて、熱心さにほだされました。
4時間の長い動画ですので、合間合間に「ながら見」がおすすめです。
農研機構 「光るシルクを生み出す家畜!? おカイコ」(ニコニコ動画)
https://live.nicovideo.jp/watch/lv339921230
3. 歯医者さん
3ヶ月に一度、歯科検診に通っています。
この歯医者さん、ちょっと変わっていて、診療を中断して、雑談してくるのです。
こっちはリクライニングが倒れて、寝そべった状態なのに。。。(さすがに口は開けてないですが、、)
で、先日のこと。
「いやー、ヨシダさん、蚕って可愛いですね。ボク、たまたまなんですけど、動画見てたら出てきて、、、初めて見たんですけど、こんな可愛かったんだとかぶりついちゃいました。その後も色々検索して、、、」
と目をキラキラして話してくれました。
え!まじ!
いや、私の目から見たら、めちゃくちゃ可愛いけど。(あけみとりん程の観察力もなく、実際に飼ったのは25年くらい前に数回だけなんだけど)
今まで、身内の身びいき的に可愛いと思ってましたが、身内でない人から見ても、蚕は可愛いんだなあ。
4. エゴと可愛さ
養蚕の起源は、のうけんの動画の中でも5,000年以上前言っていたけど、蚕と人の付き合いは長く、蚕は人がいないと生きられない家畜です。
美しい絹に魅せられた人間が、叡智を結集し、品種改良しまくったわけです。私は、それは人間のエゴでは、、、と思いつつも自分自身、沼にハマってしまいました。
まあ、人間の周りにいる動植物のほとんどは、品種改良されまくってます。当たり前といえば当たり前です。
エゴという表現が正しいかどうかは分かりません。文化とも文明とも科学とも言えるでしょう。
人間が操作しまくった生き物に、可愛さを感じる。それは一体、、どういう心情なのだろうか。
が、実物を前にすると(動画や写真であっても)それは、強烈に可愛いのです。理屈じゃないって感じで。
蚕や絹については、神聖さとかも感じます。
エゴで、可愛くて、神々しくて。本当に不思議で離れられないです。
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きものと帯の注文制作
染織吉田 吉田美保子
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*上の写真は、阿蘇市フリー画像よりお借りしました。
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114通目のメルマガ【さえさまスタート号】をお届けいたします。
こんにちは。
天候不順で空を見上げる日が続きますが、お住まいのあたりはいかがですか?
台風も発生しているようだし、関東もきっと今日あたり梅雨入りかなと思います。
このところ、突然にびっくりするような気象があらわれ、呆気にとられることが多いですね。
荒ぶる自然に人はなすすべもなく、、、、
十分に備えて、かつ地球に対して謙虚に丁寧にいきたいものですね。
《 目次 》
1. さえさまスタート
2. 苅安色とススキ野原
3. さつまいもとプロテイン
4. 着姿ギャラリー
1. さえさまスタート
完全注文制作ONLY ONLYが新しくスタートしております。今回のヒロインは「さえさま」。
熊本にゆかりがある方で、山鹿の蚕で、着物と帯を作りたいというご希望です。
繭や糸づくりからのこだわった究極の着物と帯の制作工程、ぜひブログでご覧ください。
ただいま2話目まで進んでおります。
https://www.someoriyoshida.com/category/only-only-注文制作/さえさま
2. ススキ野原と苅安色
さえさまが注文くださって初めに話し合いをしたときに、作りたい着物のイメージは「阿蘇のススキ野原」とのことでした。
それに加え、「ツルツルピカピカではなく少々ざっくりめで、遠目には無地に見えるけど、実は色がたくさん入っている着物」がご希望。
なかなか難しいご注文です。
突破口は、ゆき和さんのカラー診断で「苅安(カリヤス)色」が選ばれたこと。苅安とはススキにそっくりな植物で、色は薄い緑みのある黄色。清々しい阿蘇のススキ野原がくっきり頭に浮かびました。
そうか、素直に阿蘇のススキ野原を織ればいいのか。
たくさんの色がかくれている苅安色の着物を、さえさまとともに、楽しく探求したいと思います。
___
3. さつまいもとプロテイン
私も健康を気遣うお年頃になってまいりました。
最近教えてもらって、さつまいもとプロテインを摂るようになりました。
さつまいもは、カリウムが豊富で、むくみ防止や血圧低下に役立つそうです。皮もたべるとアントシアニンが摂れてベターとのこと。4℃以下に冷やして食べると、でんぷんがレジスタントスターチに変わり、整腸作用の効果を高めてくれてモアベターとのこと。
プロテイン摂取は、私はこれまで、一度も気にかけたことすらなかったのですが、もはや常識となりつつあるようですね。筋肉のみならず、髪や爪にもいいようです。
新習慣を始めると、新しい扉が開いたような気になりますね。
4. 着姿ギャラリー
サイトの着姿ギャラリーに新たに二枚、写真を加えました。
一枚は、帯と、別注いただいた帯揚げ、お襦袢袖を、アートの街ニューヨークで初おろしして下さったお写真。
そしてもう一枚は、お襦袢地一反を染めさせていただいたお客様からの、袂からチラリと覗くお姿です。全身を肌に近く包み守るお襦袢ですから、任せていただきうれしいです。
お二方とも、とても素敵です。以下のリンク、ぜひご覧くださいね。
https://www.someoriyoshida.com/style
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きものと帯の注文制作
染織吉田 吉田美保子
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*上の写真は、いただきもののわらび。春が飛び込んできた。
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113通目のメルマガ【染織吉田20周年号】をお届けいたします。
おはようございます。
清々しい5月の風が吹いています。ゴールデンウィーク、いかがお過ごしでしょうか?関東はまさに五月晴れといった天気ですが、あなた様のお住まいのあたりはいかがですか?
先日、染織吉田は、20周年を迎えることができました。
これもひとえに支えてくださっている皆様のおかげです。本当にどうもありがとうございます。
これからも、変化しつつも織り続け、30周年を充実した気持ちで迎えられるよう、コツコツやっていきますので、どうか今後ともよろしくお付き合いのほどお願いいたします。
《 目次 》
1. 20周年
2. さとさまお手元に
3. 周年記念は特になし
4. chatGPT
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1. 20年前
2003年5月1日が、染織吉田の設立の日です。
20年前のこの日のことを昨日のように覚えています。
その前の年の夏の終わりに勤めを辞めて、満を持して、開業届けを当時住んでいた板橋区の税務署へ、自転車をこいで持っていきました。
連休の間の平日でちょっと世の中がのんびりムードの労働者の日、そしてこの日は父の誕生日でもあります。父は66から86へ。私は35から55へなりました。
とにかくスタートさせて、行き詰まったら出直そうくらいのノリでの開業でしたが、曲がりなりにも続けてこれています。
世の中も変わりました。
変化できるものが生き残るとは、ダーウィンの言葉だそうですが、織り続けるためにも変化が必要と思っています。根っこは大事に、あとは柔軟に変わり続けながらコツコツやっていきたいものです。
_
2. さとさまお手元に
ONLYONLYで制作したさとさまの帯ですが、とうとうお手元に届きました!
送ってくださったお写真も載せてブログに「さとさま物語9」書きました。
そこにもちょっと書きましたが、お写真に写っているさとさまが、昨年お会いした時より一段登られたような、清々しくさっぱりした表情でしたのが、印象的でした。
50歳の記念に帯を発注くださったのですが、「どんな帯にするか」を私と二人三脚で考えているうちに、ご自分を深く見つめ直されたのかもしれません。
かくいう私も、さとさまに100%フォーカスした帯を作り出すことで、自分も鍛えられたように思います。ウィンウィンの関係が築けたとしたら、本当に嬉しいです。ブログ、ぜひご覧くださいませ。
https://www.someoriyoshida.com/category/only-only-注文制作/sato
_
3. 記念事業は特になし
20周年の記念に何かすべきかと、、、、実はずーっと考えていたのですが、決断には至らず。
(10周年の時は、それを機に、ホームページを開設しました。)
淡々と仕事に向き合いたいと思います。
次のONLY ONLYも水面下で始まっています。
しっかり向き合って、その方に喜んでいただけるモノづくりを続けていこうと思います。
_
4. chatGPT
メルマガを書くとき、誤字脱字や伝わりやすさなど、それなりに気を使っているつもりですが、配信後に後悔することがあります。
それで今回は、うわさのchatGPTに、下書きの添削を頼んでみました。
それによると「満20周年」と書いていたのを「20周年」と書き直せと!ありがとう!chatGPT !
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きものと帯の注文制作
染織吉田 吉田美保子
*こちらは、メルマガ《 some ori 通信 》の配信記録です。
*上の写真は高尾山にて。下の写真は、昨年の写真を整理していたら出てきた、ラソワさんでの個展「ボンジュール」に向けて作った限定帯あげです。
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112通目のメルマガ【高尾でうぐいす号】をお届けいたします。
こんにちは。
初夏を思わせる日差しの日々になったかと思えば、肌寒い日があったり。春の天気は定まりませんね。お元気でいらっしゃいますか?
私は先日、運転免許の更新に、横浜の二俣川に行ってきました。
暑い中、ふうふう言いながら上り坂を歩いて、大きな箱型の建物にたどりつき、システマチックな流れ作業に身を任せていると、新しい免許証を受け取ることが出来ました。
前回までは警察署に行っていたので、大きな免許センターに行ったのはしばらくぶりのことでした。
久しぶりに相鉄線に乗ったら、新しく線路が伸びていて、いろんなところに繋がってます。
世の中、いろいろ便利になっていくものだなあと思いました。
《 目次 》
1. さとさまお納め
2. 作品ギャラリー
3. 高尾でうぐいす
1. さとさまお納め
完全注文制作ONLY ONLYで取り組んできたさとさまの八寸帯、発送しました。
と言っても、まださとさまのお手元には届いてないのですけどね。
発送直前に動画を撮って、ブログをアップしました。
さとさまを寿ぐ帯、もうすぐお手元に届きます。
https://www.someoriyoshida.com/category/only-only-注文制作/sato
2. 作品ギャラリー
私のサイトに「作品ギャラリー」というページがあります。「年代別ギャラリー」と「着姿ギャラリーに」に分かれいて、ときどき更新しています。
年代別ギャラリーの方、やっと2022年をアップしました。
2022年のことを振り返りながら作業をしていて、あら、素敵な写真なのにお披露目してないじゃないってのが結構たくさんありました。
着姿ギャラリーに、新しくお写真を加えました。
ぜひご覧ください。
(作品ギャラリーのトップページ)
https://www.someoriyoshida.com/gallery_top
(年代別ギャラリーの2022年のページ)
https://www.someoriyoshida.com/gallery/2022年
(着姿ギャラリーの最新ページ)
https://www.someoriyoshida.com/style
3. 高尾でうぐいす
おととい、高尾山にハイキングに行きました。
高尾山に行ったのは、実に35年ぶりでした。私は、10代終わりの頃、高尾にあった美術大学に通っていたのです。
ふー。懐かしい。
高尾山では、うぐいすがなき、遠くに山藤が咲いていて、新緑が眩しく、いい時間を過ごしました。歩いて登りましたが、下りはリフトに乗りました。マイナスイオンを全身に浴びて、最高でした。
都心から近く、外国人旅行者にも人気で、子供からお年寄りまで気軽に登山できると評判なので、ひょいひょい登れるかと思っていたら、左にあらず。
自分の足では登っただけだったにもかかわらず、二日経った今も、けっこうな筋肉疲労の中にいます。
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きものと帯の注文制作
染織吉田 吉田美保子
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*写真は、新宿高島屋のヘラルボニー展のライブペインティングにて。すごくいい絵で感動しました。
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こんばんは。春の宵、いかがお過ごしですか?
私は先ごろ、新しくできたネット上のコミュニティに入れていただき、楽しく交流しています。
人付き合いも、ネットで出会いリアルに移行するのが、普通になって来ましたね。
私などは、まだまだ慣れず、不思議な感覚がしてしまいます。
みなさまはネットのお付き合い、いかがされていますか?
《 目次 》
1. 五十立志
2. さとさま
3. ヘラルボニー
4. 新しい風
1. 五十立志
そのコミュニティで紹介されていた「中年の本棚」(萩原魚雷著)をいう本を読みました。
今どきの中年についての考察本なのですが、そこに興味深いことが書いてありました。
四十初惑(四十にして初めて惑う)
五十立志(五十にして志を立て)
六十精励(六十にして事に励み)
七十成就(七十にして事を成し遂げ)
八十にして熄む(八十にしてやっと引退する)
ふむー。なるほど、そうかもしれない。
2. さとさま
完全注文制作ONLY ONLY、「さとさま」の帯、制作中です。
この帯は、さとさまが、五十歳になるご自分を祝い、記念し、新しいチャレンジの決意表明としてご注文くださったもの。
そうか、確かに「五十立志」だなあ。
その伴走ができること、心からうれしく思います。
ブログに制作工程を連載しています。
https://www.someoriyoshida.com/category/only-only-注文制作/sato
3. ヘラルボニー
ヘラルボニーという福祉ユニットをご存知でしょうか?私は「コテンラジオ」の番外編で知りました。
主に知的障がい者と言われる方々が描いた絵を元に、ファッションやおしゃれグッズを製造販売している会社です。
新宿高島屋デパートで、ポップアップをしてましたので、行ってきました。
すごく賑わってて、可愛いものがたくさんあって、迷いに迷って、ポーチとエコバッグを買って大満足。
新宿高島屋でのポップアップは、終わってしまいましたが、銀座、八重洲ではやっているようです。大阪の高島屋でもやるようです。
ご興味ある方、おすすめです。
コテンラジオ https://youtu.be/_t3shaSkVtQ(前編)、https://youtu.be/l-udkWiLl5Y(後編)
ヘラルボニー https://www.heralbony.jp
4. 新しい風
ヘラルボニーは新しい動きですが、障がいがある方々が作るアートは、ずっと以前から注目されています。
私が最初に意識したのは、宮城まり子さんの、ねむの木学園かな。グッズもたくさんあって、ハンドタオル持ってたなぁ。
有名なところでは、私が以前勤めていたさをり織も、鹿児島のしょうぶ学園も、とても素敵な動きをされています。
が、このヘラルボニーは、すごく勢いがあって、新しい感じがします。
何が違うのか、、、
ビジネスとして成り立たせ、アーティストに原画使用料を還元しているところでしょうか?
これからも目が離せません。
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おはようございます。
春がやってきましたね。寒い日もありますが、陽のしっかりとした光が春です。お住まいの辺りはいかがでしょうか?
私は先日、浅草に出かけてきました。
隅田川、アサヒビールの金斗雲、間近に見えるスカイツリー、雷門の大提灯。
新旧こもごも、お江戸やな~~~!関東平野の西側に住んでいる私からしたら、別世界です。
それにほんと着物が似合う街です。私ももちろん着物でお出かけしましたよ。
目的地は、「世界カバン博物館」(鞄メーカーace.の私設博物館)と、「白からはじめる~」の仲間が出品している「染芸展」でした。
どちらもとても見応えあって、改めてモノを作り出す情熱を感じました。
帰りに寄った、地元民に愛されてそうな喫茶店も面白かった。今どき珍しいほど煙草の染みついた昭和なお店で、体に悪そうな鮮やかな緑色の甘ったるいソーダ水をおいしくいただきました。
《 目次 》
1. さとさま物語
2. 着姿ギャラリー
3. きものSalon春夏号
4. e-tax、done!
1. さとさま物語
新しいONLY ONLYに取り組んでいます。お客様を「さとさま」とお呼びさせていただいています。
制作に取り組んでいる間は、私、さとさま一色です。
さとさまは春生まれということもあり、春が大好きとのこと。
今回の帯、春に織ることになって、よかったなあ。きっと春らしい、始まりのときを彷彿とさせる帯になると思います。
私も楽しみに取り組みます。【さとさま物語】、ブログに綴っていきますので、伴走いただければ嬉しいです。
https://www.someoriyoshida.com/12112
2. 着姿ギャラリー
私のサイトの【着姿ギャラリー】のページに、新しくお二人の写真を加えることができました。
ぜひご覧ください。
https://www.someoriyoshida.com/style
3. きものSalon春夏号
ただいま発売中の「きものSalon春夏号」に、半幅帯を載せていただいてます。131ページです。
載った作品は以下の2点です。その下の写真は、一年前の「きものSalon」に載った分です。ブログに紹介してなかったので、すでにご縁いただいているのですが載せます。
半幅帯「シャイニングフォールド」
4. e-tax、done!
今年も無事に、青色申告確定申告、終わりました。
e-taxが使いやすくなっててびっくり。準備までは大変でしたが、電子提出は滞りなくできました。
あー、やれやれ。
これを提出し終わると、やっと春がやってきたと実感できます。
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きものと帯の注文制作
染織吉田 吉田美保子
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*上の写真は森田さん。ご本人の写真、初めて撮らせていただきました。
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109通目のメルマガ【八王子にて号】をお届けいたします。
おはようございます。このところ暖かな日が続きますね。日も伸びて春らしさを感じます。お元気でお過ごしですか?
先日、八王子に行ってきました。東京の西側の、元は「糸へん」産業で大変に賑わい、日本のシルクロードの交差点だった街です。
八王子から、北に行くと養蚕が盛んだった群馬県や埼玉県、西に行くと製糸の岡谷、南に行くと貿易港の横浜、東に行くと大消費地の東京です。
「糸へん」は衰退の一途なのですが、まだまだこの街は魅力的なのです。
今日のメルマガは、この日のことです。よかったらお付き合いください。
《 目次 》
1. 久しぶりに森田さん
2. 見せてもらった!
3. 情熱だよ
4. 支えられて
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1. 久しぶりに森田さん
八王子に行った目的は、森田撚糸さんへ、先日宮坂製糸さんでひいてもらった生糸を持っていき、撚糸をお願いすることでした。
いつもは、撚りのタイプが決まっているので、宮坂さんから森田さんへ直送してもらって、撚糸してもらって、うちに送ってもらっていましたが、今回は、特別に作ってもらった糸があるので、直接相談したいと思ってのことでした。
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2. 見せてもらった!
森田さんに今回の糸をお見せして、宮坂製糸さんをお訪ねした話など、しばらく話し込んでいたら、「見ていく?」と言われ、工場内見せていただきました。えー!本当に!!やったー!
先代が、仕事場はむやみに見せるもんじゃないとおっしゃったそうで、今までは見せていただけなかったのでした。
感激しました。
古い木造の仕事場。四方がガラス窓で裸電球。自らよじ登って反動をつけて、モーターを回すと、天井のベルトが回り出し、あちこち連動して、音がしだして共鳴する。
なんか、うまく説明できないけど、宮崎駿の世界でした。
色々説明もしていただき、製糸された糸が、ここで、ボビンに巻かれ、合糸され、撚りがかけられ、やっとやっと使える糸になるんだと実感しました。
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3. 情熱だよ
今回の持っていた糸は、上州式の60中と300中と、銀河シルクの3種類。
60中は3種類に分けて撚りをかけていただくことは電話で依頼済みだったのだけど、300中と銀河シルクに対しては、一種類だけの撚り方でお願いしようと思っていました。
本当は試したい撚り方があるけど、あまり煩雑になると申し訳ないから。そんな量もないし。お支払いする代金が大した額ではないのは分かっているし(それでも私にしたら大きなお金だけど)。
モジモジしてたら、森田さんが、人を動かすのは情熱だよって言われて、、、、。
うわー、情熱だったら人一倍ありますけどいいのですか?。
で、情熱を込めてお願いし、結局、7種類の撚り方にしていただくことに。
感動した。こんな面倒なこと引き受けてもらって。撚ってもらった糸、最大限生かして、いい織物にしないと申し訳が立たない。
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4. 支えられて
今回、すごく思ったのだけど、今、機織りして着物を作ることができるのは、仕事として携わってくださるプロの方々のおかげ。養蚕農家さん、製糸屋さん、撚糸屋さん。仕上げを託すのもみんなプロ。
森田さんは、「自分は死ぬまで糸繋いで撚っているよ」っておっしゃってた。「仕事に対する自負はある」とも。仕事見てて、そうだと思う。頼りになるし、任せられるし、信じられる。
で、その糸を受け取った織り手が生きていられるのは、織った着物をお金を出して買って、着てくださる方々が居てくださるから。
着る方に、頼りになる、任せられる、信じられると思ってもらえるようなプロであらねばと思いました。
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染織吉田のメルマガ、《 some ori 通信 》109通目のメルマガ【八王子にて号】をお読みいただき、どうもありがとうございました。
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きものと帯の注文制作
染織吉田 吉田美保子
(上の写真は、左から宮坂製糸所の高橋社長、私、安達さん、花井さん)
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↑(宮坂製糸所を見学。これは銀河シルクを引く機械)
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108通目のメルマガ【GO TO 岡谷号】をお届けいたします。
先日、約20年ぶりに長野県の岡谷市に行ってきました。目的地は宮坂製糸所さんです。
この旅のそもそもは、一昨年に「山鹿の蚕で着物と帯を作ってほしい」というONLY ONLYをいただいたことが始まりです。養蚕農家の花井雅美さんにお願いして、春繭をキープしてもらっていました。
その後、どんな着物と帯にするかをお客様と話し合い(都合3回お会いしました)、そのご希望を叶えるためには、どんな糸にしたらいいのか見えてきたので、いよいよ繭を宮坂さんに送って糸にすることになり、その様子を見学させていただきに行ったというわけです。
初めは一人でと思ってましたが、花井さんが一緒に行きたいと申し出られ、着物ライターの安達絵里子さんにお声がけするとすぐ調整されました。
現地在住の佐々木千玲さんに大変お世話になり、濃密な日程をスムーズに楽しく過ごすことができました。
↑(左端、佐々木さん)
《 目次 》
1. 蚕糸博物館と宮坂製糸さん
2. 花井さんの繭
3. 一部変更
4. 岡谷という町
↑(真ん中が宮坂会長)
↑(高林館長を囲んで)
1. 蚕糸博物館と宮坂製糸さん
宮坂製糸さんは、今は蚕糸博物館に併設されていて、入館者は誰でも見学できます。公の博物館に、民間の株式会社が併設されているなんてすごい。生きた展示とはこのことですね。
蚕糸博物館では高林館長さんが詳しく説明と実演をしてくださって、製糸の仕組みがやっと飲み込めた感じします。とてもありがたかったです。
私が宮坂さんを見学させていただくのは実は2回目です。
前回はまだ今の形態ではない頃で、古い木造の工場で、床をミシミシ言わせながら歩いた記憶があります。繭が糸になる現場をすぐ間近で見せてくださり本当に感動しました。
まだ独立して間がない頃で、知識も浅く無知同然だったのですが、その時受けた「これだ!」っていう感動が私の染織人生を支えてくれたように思います。
移転され、博物館とくっついて規模も大きくなられましたが、今も、絹糸を織る者にとってとても頼りになる存在であることは全く変わりありません。
今回、20年前にお世話になった現会長の宮坂前社長さんが、お元気そうなお姿で現役でいらっしゃったのも嬉しかったです。
2. 花井さんの繭
花井さんは今回、自分が育てた繭が、宮坂製糸さんでどう思われたかと、緊張の思いもあったといいます。
宮坂製糸所の皆さんは、長年に渡り、品種も多様な多くの繭を見て、触って、糸にしてきた方々ですから。
社長の高橋耕一さんは、花井さんの繭は白くて大きくて、繰りやすいと太鼓判を押されました。新鮮な桑葉をお腹いっぱい食べて元気に育ったのがわかると。
私の目から見ても、花井さんの繭は、ピカピカツヤツヤプリプリしていて、抜群に輝いてました。
これを、生かすのは私の責任。今度は私が緊張する番です。
↑(花井さんの繭を上州式で60中に製糸してもらう)
↑(製糸された糸。これから綛にします)
↑(花井さんの繭の銀河シルクが綛になった。左端は引いてくれた高橋栄子さん。2番目は綛にしてくれた方)
3. 一部変更
今回の製糸は、着物には上州式(という引き方)で60中(という太さ)、帯には銀河シルク(という引き方)で行くことは、お客さまとの打ち合わせで決まってました。
しかし私としては、お客様のご希望の、ふっくらした節や少々の凹凸が入った表情のある反物にするために、もう一捻りいると感じてました。
そこで、持参したサンプル布で説明しながら高橋さんに相談すると、いろいろと可能性を探ってくださり、繭の一部を300中くらいの太さで引いてみようとなりました。そして、なんとその場で早速それをやってくださいました。
同じ上州式の繰り方ですが、繭の粒数を増やし、接緒(せっちょ)のやり方を変えます。こうやって引いた糸を所々に織り込めば、お客様のお望みの、100%山鹿の蚕であることと、糸の表情のある織物であることという二つの希望を叶えることができます。
↑(節多めの太めの糸を引いてくださってます)
4. 岡谷という町
今回、大変お世話になった佐々木千玲さんは、元は、東京でバリバリ第一線で働いていた方です。
それが、地域おこし協力隊で岡谷に引っ越し、その後現地で起業され、地域の方々に頼りにされ活躍していらっしゃいます。
岡谷絹工房のみなさんと一緒に、絹製品を企画製造して、世に出していく。手織りは生産性は低く、世の中の流れは早く、なかなかハードル高いです。いろんなことを飲み込みながらコツコツ頑張っておられる姿に感動しました。
岡谷には、製糸の歴史と今も作り続けている現場あり、佐々木さんのように外から吹き込んでかき混ぜて新たなものを作り出すセンスとエンジンがあり、すごい可能性を感じるところでした。
ご苦労も多いでしょうが、きっと大丈夫と思いました。
↑(佐々木さんプロデュースのノート。表紙に宮坂製糸所さんで手引きした生糸を使っています)
〈今回お世話になった方々〉
TINTt(佐々木千玲さんの会社)
蚕糸博物館の高林館長(佐々木さんが取材執筆した記事でとても読み応えがありました)
花井雅美さんのお蚕ファーム
安達絵里子さんの婦人画報Web版での連載(会員登録が必要です・有料)
↑(諏訪湖のほとりで)
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染織吉田 吉田美保子
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107通目のメルマガ【ことよろ号】をお届けいたします。
遅ればせながら、あけましておめでとうございます。今年もどうかよろしくお願いします。
今年が、みなさまにとって、健康で幸せないい一年でありますように。
私は元旦に帰省し、熊本でお正月を過ごしました。
お正月こそ着物を着るぞと、元日の朝に着物を着て、スーツケースを転がしながら駅まで歩き、電車を3本乗り継いで、羽田空港へ。飛行機で熊本空港へ。父に迎えに来てもらって我が家へ。
途中、着物の人は見なかったなぁ。
お正月に晴れ着を着なくなったのかな。それともおしゃれした人、車移動で目につかないだけかな。
私も帰りは洋服でした。
《 目次 》
1. 抱負
2. 20周年
3. 20000日目
4. 大竹伸朗展へ行った
1. 抱負
年末年始に、ポッドキャストやYouTubeなどで、特に若い人に多いのだけど、2023年の抱負を高らかに、でっかい夢を語っていて、すごくいいなと思った。
ミドルエイジになると、なかなか見果てぬ夢みたいなことは、口にしにくい。
が、いいじゃないか。
50代でもでっかい夢を語ろう。
よし!
2. 20周年
染織吉田は、今年の5月に創立20周年を迎えます。
もう20年もたったのかと、呆然とします。
お求めいただいているお客様方、お付き合いいただいているお店様や業者様、切磋琢磨できる仲間のおかげです。
本当にどうもありがとうございます。
いつかご恩返しができるよう、地道にしっかり作り続けようと思います。
3. 20000日目
1月10日は、私の生まれてこの方20000日目でした。
54年と9ヶ月と2日です。
2万日も生きていると、人生のベテランのようだけど、まだまだそんなことはありません。
やっと世の中の仕組みがほんのり分かってきた頃かな。
1万日目は、27歳と4ヶ月と17日でした。この頃はまだまだ泥の中を暗中模索してました。
3万日目は、82歳と1ヶ月と20日です。現役でノリノリでモノ作り、できてますよう。鍛えよう。
4. 大竹伸朗展へ行った
東京・竹橋の東京国立近代美術館で開催中の大竹伸朗展へ行ってきました。
私は昔からの、大竹ファンで、これは観なくちゃと意気込んで行ってきました。
その、圧倒的とも言える手数。過剰なほどの貼り重ね。積み重ね。湧き出すように作り続けてる。
やっぱいいのだわ。うまく説明できないけど。
大竹伸朗展は、東京国立近代美術館で、2月5日まで。その後、愛媛と富山に巡回。
https://www.momat.go.jp/am/exhibition/shinro-ohtake/
トークの様子が、YouTubeでアップされてて、それもとても面白かったです。
ただし2時間以上と長いので何かしながらがいいかもしれません。画面にスライドが映ったりするので、スマホより、タブレットやパソコンなど大きな画面がいいと思います。
私は大晦日に、織り機やテーブルにオイル塗り込んだり、換気扇掃除しながらチラチラ見つつ聴いてて、たいへん満足しました。
(上、2枚の写真は、大竹伸朗展にて撮影。その他は帰省中に撮影。)
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きものと帯の注文制作
染織吉田 吉田美保子
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(写真は、帯あげにもなるショールです。こちらにあります。)
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106通目のメルマガ【今年もお世話になりました号】をお届けいたします。
こんばんは。暮れの晩、いかがお過ごしですか?
明日は晦日(みそか)、晦(つごもり)という言い方もいいですね。
いいことも、よくなかったことも、、、
一年を振り返る時期ですね。
今年最後のメルマガ、お付き合いくだされば幸いです。
《 目次 》
1. お年頃かな
2. おかげさまで
3. 年賀状はパス
4. 帯あげにもなるショール
1. お年頃かな
思い起こせば、今年は体の調子の悪い一年でした。めまいなどで寝込んでしまい、仕事に穴を開けたり、スケジュール変更をせざるを得なくなったり、各方面にご迷惑おかけしました。
一年中、ずっと薬を飲んでましたし、よく病院にも行きました。
こんなこと、初めてだなあ~~。
ま、お年頃ってことなんでしょう。そのうちきっと良くなると思ってます。
2. おかげさまで
そういうわけだったのですが、取引先や仕事仲間にフォローしていただき、本当に救われました。仲間のありがたさが身に染みた、感謝してもしきれない一年でした。
作品の制作数は落ちましたが、ONLY ONLYや、展示会でのお買い上げなどで、売上もまあまあでした。
ダウンしている時にお金が入ってこないのはキツイことですが、奇跡的にその心配はなく過ごせました。
3. 年賀状はパス
本来なら、今頃は、遅ればせながら年賀状を投函し終わった頃なのですが、今年はどうしてもそんな気分にならず、勝手に欠礼させていただきます。
この一年は昨年の暮れに亡くなった叔母の弔いばかりしていました。人を悼む期間はそれぞれだと思いますので、忌明けを伸ばします。
あしからずご了承ください。
4. 帯あげにもなるショール
なんだかんだと調子悪そうなこと書きましたが、制作の方は、新しいチャレンジや発見なども入れながら進めています。とにかく糸と糸を出会わせれば布になるというのは、ものすごく面白いことです。
一楽織という組織で、ショールを織りました。着物に使う最高級の糸で織りましたのでとても贅沢です。大きさを帯あげサイズにしてます。綾織の柔らかさがあるので、帯あげとしても使いやすいと思います。
よかったら通販サイト、覗いてください。今年中のご注文で即日発送します。来年は11日からの発送です。
https://www.someoriyoshida.com/store
今年も本当にありがとうございました。皆様に支えられて織って生きてられていることを実感した一年でした。
いいものを織り続けるぞとの決心だけは固いですので、これに懲りず、来年もどうかよろしくお願いします。
あなた様と地球にとりまして、2023年が健康で明るい希望に満ちた一年でありますように。
染織吉田のメルマガ、《 some ori 通信 》106通目のメルマガ【今年もお世話になりました号】をお読みいただき、どうもありがとうございました。
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きものと帯の注文制作
染織吉田 吉田美保子
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*上の写真は、対談の会場で撮影したもの。下の写真は、戸田吉三郎の画集と回顧展のフライヤー。
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104通目のメルマガ【戸田吉三郎号】をお届けいたします。
おはようございます。
先日、銀座に、戸田吉三郎 回顧展 特別対談に行ってきました。
戸田吉三郎氏とは、2016年に88歳で亡くなった画家で、今ちょうど「画布と裸婦:戸田吉三郎が遺したもの」というタイトルで回顧展が企画されているのです。
対談の冒頭で、「戸田吉三郎という画家を知っている人はおそらく誰もいないでしょう」と切り出されてましたが、実は私、小学生の頃から知っているのです。
今日のメルマガでは、そのことを書きたいと思います。また染織から話が逸れてしまいますが、よかったらお付き合いください。
《 目次 》
1. 戸田吉三郎と画廊梵と私
2. 絵をめぐる話
3. ただいま
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1. 戸田吉三郎と画廊梵と私
戸田吉三郎のことをなぜ私が知っていたかというと、叔父ちゃんと叔母とがやっていた画廊で、長年作品を扱っていたからです。特に、35~45年くらい前は、イチオシ作家だったと思います。
当時私は、熊本の田舎に住む小学生~高校生で、年に一度長い休みに梵に遊びに行くのを、何より楽しみにしていました。
夏などは画廊は比較的のんびりした時期で常設展をやっていて、おすすめの絵を10~15点くらい飾ってました。
そこに必ず戸田吉三郎の絵はありました。
先日の対談では、戸田吉三郎は、裸婦の画家と紹介されてましたが、梵では、母子や子どもを描いた絵も多かったです。
the 油絵って感じで、描きたいものだけを画面いっぱいにストレートに描いてあって、伝わってくるものがありました。
叔父ちゃんがポツポツと、アトリエを訪問した時のことなど話してくれました。その話を聞くのが好きでした。
戸田氏のアトリエは逗子で、東京に仕入れに行った帰りによく寄っていたようです。画家と話をして、作品を数点選ばせていただいていたのでしょう。
戸田家で大きなアイリッシュセッターを飼っているのに憧れて、その仔を譲っていただいてもいるです。アミーゴという名前で、長く画廊で可愛がられておりました。
___________
2. 絵をめぐる話
先日の対談は、森岡書店 店主の森岡督行さんと、 キュレーターの宮本武典さんによるものでした。
戸田吉三郎は自作の絵について何も語らなかったそうで、制作意図などはわからないのだけど、画家が亡くなって数年経った今、残された絵を囲み、それぞれが思ったことを自由に話をしている不思議。面白さ。解説などしなくても、それでいいんじゃないかというような話が出ました。
私は思った。それは、岐阜でも起こっているぞ。
叔父ちゃんが、40年前に惚れた戸田吉三郎の絵は、きっと今も、画廊梵からそう遠くない東海地方のどこかのお宅のリビングか、会社の応接室か、病院の待合室かに掛けられているに違いない。
買った人は、掛けっぱなしかもしれないし、時々掛け替えて、しばらくぶりにその絵を見たかもしれない。
そして、ああ、これ、あの時梵さんで、あんな話を聞かせれて、それにほだされて買っちゃったよな、10回目の結婚記念日だったな、月賦で払って結構大変だったっけ。この絵を見た小さかった息子があんなこと言ったな、、、、とか、、、、
そんな思いがふと頭をよぎるかもしれない。
今はもう、画家も叔父ちゃんも叔母も亡く、画廊も閉まったけれど、絵はあるし、思い出もあるし、絵を見ながら新しい話もできる。
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3. ただいま
昨年末、急に叔母が亡くなって、私が画廊を閉めざるを得なくなり、ストックルームいっぱいの絵や陶器をどうしたらいいのだろうと頭を抱えることになりました。
作家さんに戻すのが一番いいだろうということになって、叔母の手書きの古い住所録から、電話番号を見つけて片っ端から電話をかけて行きました。
引っ越されたのか、亡くなったのか、繋がらない番号も結構ありました。お出になっても返却がスムーズにいかなかったり、、、
その中で、戸田吉三郎さん宅は、お電話かけたらすぐ奥様が出てくださり、叔母の逝去と梵の閉廊をいたんでくださり、かつ、作品の返却の申し出を喜んでくださり。。。
そして、なんと、遠いのに取りに来てくださったのです。夏の暑い日、ご子息と甥御さんと一緒に。車で、日帰りで。私はその時はもう関東に戻っていて、お会いできなかったのだけど。
後日、メールでお礼をいただき、「絵を並べてみますと、子どもが帰ったような不思議な思いです。」と書かれてました。
そうか、、、奥様は我が子を迎えに来てくれたのか。40年ぶりの「ただいま」だね。
*戸田吉三郎回顧展は、以下の2会場で開催されます。
東京銀座・森岡書店 11月15日(火)~20日(日)
神田神保町・文房堂ギャラリー 11月24日(木)~29日(火)
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染織吉田 吉田美保子
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103通目のメルマガ【さらば画廊梵号】をお届けいたします。
おはようございます。
秋も深まってまいりました。いかがお過ごしでいらっしゃいますか?
私は、10月下旬から11月頭まで、岐阜県可児市に行ってました。
昨年末に亡くなった叔母がやっていた画廊を、最後に二日間だけ開けて、おわかれ会をするためです。
企画から約半年、現地で1週間かけて準備した会でしたが、おかげさまで多くの方にお越しいただき、無事に閉じてまいりました。
なかなかハード、かつハートウォーミングな11日間で、心も体も乱高下激しく、戻ってきてもボーッとしております。
今日のメルマガはそのことを。
ちょっと染織からは離れますけど、書かないと次に進めない気がします。よかったらお付き合いください。
《 目次 》
1. 画廊梵
2. 掃除
3. いざさらば
1. 画廊梵
叔母がやっていた画廊は、梵という名前で、岐阜県可児市で50年間続きました。この職種では老舗と言ってもいいのでは?
梵は、初めの12年間は別の場所でやっていて、そこを立退になって今の場所に新たに建てたのです。
ですから、12年の経験を踏まえ、叔母と、私は叔父ちゃんと呼んでましたが、彼女のパートナーが、いちから計画し、大借金をして作り上げた画廊なのです。
展示室部分は、天窓のほかは窓がなく、閉じられた空間で、絵と自分がしっかりと向き合えます。
箱としては、ごくシンプルでどんな作品でも受け止めます。
天窓からほんのり降り注ぐ自然光は、ソファーに座ったお客様を優しく包みます。
事務所からのドアはマジックミラーになっていて、展示室やエントランスの様子が垣間見られ、お客様が必要な時に出ていくことができます。
まさにキャッチフレーズの「人と絵の出逢い」を体現する場所でした。
「梵はいい画廊だったねえ」とおわかれ会に来てくださった多くのお客様に言っていただきました。
私も本当にそうだと思います。
2. 掃除
人がいなくなって一年近く経ちますし、その前もコロナ禍で2年ばかり開店休業のような状態でしたので、店は荒んでました。
それを、今回大掃除して、画廊として蘇らせ、おわかれ会を開催できたことは、本当によかったと思います。
掃除機をかけ、雑巾掛けをし、ウィンドウを拭き、玄関周りはデッキブラシをかけ、駐車場を掃き、庭のドクダミを抜き、玄関には花を生けてもらって、お客様をお迎えしました。
梵に浅からぬ縁のある、おわかれの会世話人の4人が黙々と愛情を注ぎました。
3. いざさらば
今回、梵が長くお付き合いしていた作家さん方ともお会いすることができました。
みなさん、40年、50年と作り続けられていて、本当に感服しました。
染織吉田は、来年やっと20周年です。まだまだだなあ。
おわかれ会が終わって最後の片付けをし、いよいよ梵を立つという時、画廊に叔母の手遊びの絵と叔父ちゃんの写真が並んで掛けられたいるのを見て、涙があふれました。
幼い頃からここに何度も遊びに来たのに、もうそれはないのです。
叔母と叔父ちゃんが、生涯をかけて夢を見、懸命に働いた場所をあとにしました。
閉廊のご挨拶状を作って、関係があったみなさまに郵送しました。その文章を載せておきます。1000回くらい推敲した、ヨシダ、渾身の文章です。
___________
ありがとうございました。
画廊梵は、閉廊いたします。
梵は、可児の地に画廊を開き、今年で50年になります。
地元の皆さま、遠方の皆さまに愛していただき、
これまでやってくることができました。深くお礼申し上げます。
1972年、「人と絵の出逢い」をキャッチフレーズに、
当時の可児郡可児町子守り神社前に開廊しました。
1984年に警察署建設にともない現在の地に移転しました。
1992年、惜しまれながら河地正次が他界し、
あとを新井恵子が守ってまいりましたが、
恵子も2021年12月19日、80歳で亡くなりました。
これをもちまして梵はおわかれとさせていただきます。
長きにわたり、どうもありがとうございました。
新井恵子は、昨年暮れに急に体調をくずし、わずか半日の入院で
旅立ちました。直前まで電話で元気な声を聞かせていたので、
誰もが茫然自失でした。
美しいものやおしゃれが大好きで、
何にでも興味津々の機知に富んだ人でした。
皆さまのおかげでしっかりと生ききったと思います。
本当にお世話になりました。
故人に代わり、心より感謝申し上げます。
このままではあまりに寂しいと、「画廊梵 おわかれの会」を
二日間だけ開くことになりました。
梵さんが好きな人
梵さんを好きな人
梵さんが世話になった人
梵さんに世話になった人
そんな人たちが集まって
梵さんの話をしたいと思います。
とき 2022年10月29日(土)、30日(日) 10時から17時
ところ 画廊梵
岐阜県可児市中恵土2299の1
会場には、梵の開廊当初から個展と児童造形活動塾で、
絵画鑑賞や創作の面白さを多くの方に伝えてきた下総しげおと、
恵子の姪で幼いころから梵に遊びに来るのを楽しみに育ち、
染織の道に進んだ吉田美保子が、作品を並べます。
なにぶん店主不在ですので、不手際だらけの開催になりそうです。
正次と恵子に免じ、どうかお許しください。
梵にご縁がある方でも、失礼ながらこの案内が届かない方も
いらっしゃると思います。お心当たりの方がおられましたら、
お声がけをお願いします。
お香典、お供物、ご供花など遠慮させていただきます。
普段着のまま、手ぶらで、梵の話をしに来てください。
おわかれの会 世話人 一同
親族 一同
染織吉田のメルマガ、《 some ori 通信 》103通目のメルマガ【さらば画廊梵号】をお読みいただき、どうもありがとうございました。
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きものと帯の注文制作
染織吉田 吉田美保子
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*画像は、「シャルトリューズ」の検索ページのスクリーンショット。
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おはようございます。
すっかり秋になりました。いかがお過ごしでいらっしゃいますか?
空模様が安定せず、空を見上げて思案顔することが多いこの頃です。
曇りは曇りで好きですけどね。
冬物の洋服や、羽毛布団を出しましたけど、雨が続いて干せなかったりは困りものです。
今日はどうなるのかなあ?
《 目次 》
1. なずさま物語、最終章
2. 二子玉
3. シャルトリューズ
1. なずさま物語、最終章
完全注文制作ONLY ONLY、なずさまの地球のようなお着物、お納めして参りました。
喜んでいただけ、本当に良かった。
ブログにまとめましたので、ぜひご覧ください。動画とお着物の写真もたくさん載せております。
https://www.someoriyoshida.com/category/only-only-注文制作/nazu
2. 二子玉
お着物の受け渡しに、久しぶりに二子玉に行ってきました。(二子玉は、関東民は「にこたま」と呼びます。正式名称は、「二子玉川=ふたこたまがわ」です。)
なずさまと私は、共に東急田園都市線沿いに居住していますので、お互いに出やすい場所なのです。
昼下がりに、高島屋の6階のお寿司屋さんで、着物談義をしながら、お寿司をつまみ、ビールをいただくという、なんとも大人の休日を楽しんで参りました。
お仕立ては、ネットで見つけた採寸から丁寧なお仕立て屋さんに頼む予定で、デビューは来春になりそうとのこと。
なずさまと二人、いろんなお話に花が咲き、満ち足りた、とても良い1日でした。
3. シャルトリューズ
なずさまの着物の写真をSNSに載せましたら、「美しい色合い。素晴らしいですね。シャルトリューズ!」ってコメントをもらいました。
シャルトリューズ?
はて?
検索しましたら、あああ!これかー!
緑色のお酒。フランス産でリキュールの女王と言われているらしい。おしゃれだわ~。
画像検索しますと、確かに、なずさまの地球色の着物だわ。面白いな~。
染織吉田のメルマガ、《 some ori 通信 》102通目のメルマガ【地球とシャルトリューズ号】をお読みいただき、どうもありがとうございました。
ご感想、ご意見ございましたら、このメールに返信する形でお送りください。
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これからも、some ori や、きものや、モノ作りを通して、あなたさまとご縁を育んでいきたいと思っております。
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きものと帯の注文制作
染織吉田 吉田美保子
*こちらは、メルマガ《 some ori 通信 》の配信記録です。
*写真は、いつの日だったかの、東海道線の車内から。次の「白からはじめる染しごと」展のテーマが「空」なので、最近よく見上げています。
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101通目のメルマガ【ヨガ1000回号】をお届けいたします。
おはようございます。
前回、このメルマガが100号を迎えたことを書きましたら、あちこちからお祝いのお言葉をいただきました。
たんたんと続けているだけですのに恐縮です。おかげさまです。
そんなこんなしておりましたら、通っているヨガスタジオから、累計1000回、受講したという知らせが!
2016年の12月からですから今月で5年と10ヶ月。平均1ヶ月に14回通っていることですね。週に3回。通えない時もあるのですが、まあ大体こんなペースで通ってます。
体に不調が出ることもありますが、それも最小限で食い止められてるとしたら、ヨガのおかげです。
___________
《 目次 》
1. なずさま物語6、7
2. ヨガ
3. まためまい
4. コーヒーとビール
1. なずさま物語6、7
完全注文制作ONLY ONLY、なずさまの地球のようなお着物、完成しました!
なかなかいい感じに仕上がりまして、ホッとしています。
まだなずさまにお納めしてませんので、みなさまにお披露目ももうしばらくお待ちくださいね。
ブログに連載しているなずさま物語は、6話目と7話目を更新しました。動画も撮ってます。ぜひご覧ください。
https://www.someoriyoshida.com/category/only-only-注文制作/nazu
___________
2. ヨガ
ヨガは体質にあっていたのか、当たり前な感じで続いています。
閉じこもって仕事しているので、外に出るいい機会にもなっています。
はじめのうちは、できないポーズがどんどんできるようになって面白かったですが、もうずっと頭打ちでぜんぜん進歩しません。
それどころか、鳩のポーズとかできてたのに、コロナの緊急事態宣言の時にお休みになって、2ヶ月やらないでいたら、できなくなりました。
なんでも、日々の鍛錬ですね。肝に銘じます。
___________
3. まためまい
ヨガ、実は9月の半ばは休んでて、近頃再開したばかりです。めまいを起こして、安静にしてました。
以前にめまいになった時もメルマガにも書きましたが、私、これ3回目です。
1回目は初めてのことでどうしていいかわからず、休日だったこともあって、救急病院へ行きました。2回目は出張直前だったので、病院に行って早く良くならないものか相談しました。
そして3回目、9月12日の寝起きにぐるぐる来ました。
人は学習するもので、これは急いで病院に行ってもどうなるものでもないと判断。YouTubeで検索して、耳鼻科や整体院の先生の発信をいろいろみて、情報収集。
自分でできるリハビリをしたり、市販薬を買ったり。あと、治るのに約2週間はかかることも分かったので、焦らず、無理しない生活をして、ゆっくり治すことにして、今は元通りになりました。
ネット検索ってすごいですね。それも最近は動画ですね。これ、なかった時にはどうしていたかって思います。私の感覚だとつい最近のツールですけど。
が、もちろん、ネットを根拠にした自己判断を過信しちゃだめと戒めてます。
___________
4. コーヒーとビール
体調がちょっとでも悪いと、とたんに体が受け付けないものがありますね。私の場合は、コーヒーとビールです。
いつもは大好きなんですけど。
それが、また欲しくなると、体調完全復活ってことなんでしょうか。
久しぶりに、朝にコーヒー、夜にビール、美味しくいただいてます。
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染織吉田 吉田美保子
*こちらは、メルマガ《 some ori 通信 》の配信記録です。
*写真は、ゲルハルト・リヒター展にて撮影。
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100通目のメルマガ【びっくり100号】をお届けいたします。
2017年秋にはじめたこのメルマガ、なんと100通目となりました。
自分でも驚きです。
月に2回ほど、パソコンに向かい、日々の仕事のことや、出来事を綴るのは、私にとって大事な時間になっています。
これも読んでくださっているあなたさまのおかげです。
モニターの向こうのあなたに、ありがとう。これからもよろしくね。
これまでの配信記録です。もしよかったら覗いてください。
https://www.someoriyoshida.com/category/メルマガ一覧
《 目次 》
1. なずさま物語5
2. グアテマラ茶綿の首巻き
3. 美術館
4. リヒター、ルートヴィヒ、リ・ウファン
1. なずさま物語5
ずっと取り組んでおります、なずさまのお着物、織りの佳境です。毎日少しずつですが、着実に進んでいます。
着物を織るのは対話の時間で、ご注文主のなずさまや、蚕や糸や、織り機や、日々の諸々と、ぼちぼち心の中で話しながら進んでいます。
https://www.someoriyoshida.com/category/only-only-注文制作/nazu
2. グアテマラ茶綿の首まき
かれこれ7、8年前になると思うのだけど、グアテマラ産の茶綿を手紡ぎした糸を入手しました。
何を作ろうかとずーっと悩んでいましたが、この度、やっと形にしました。
仕上げも終わりましたので、通販サイト《someori マーケット》に載せました。
ぜひご覧ください。
https://www.someoriyoshida.com/store
3. 美術館
気分転換にひょいと美術館に出かけます。夜間開園の日であれば、けっこう行けます。
都会に住んでる利点ですね。
織りが軌道に乗ってから、数回出かけました。
4. リヒター、リ・ウファン、ルートヴィヒ
最近は、ゲルハルト・リヒター展、リ・ウファン展、ルートヴィヒ美術館展に行きました。
思いがけず一番よかったのは、リ・ウファンでした!
好きでないかもと思いつつ、ま、観とくかぐらいの気持ちだった。ごめん!
ゲルハルト・リヒター(1932年ドイツ生まれ)とリ・ウーハン(1936年韓国生まれ)は、ともに私が美大生のころ(35年前)、すでにとても有名で、もてはやされていました。あこがれと反発を覚えたものです。
それが、今も現役で作り続けてる。すごいなあ。今度は本物の憧憬を覚えます。
ルートヴィヒ美術館展では、ピカソが良かった!やっぱ、迫力すごい。
ゲルハルト・リヒター展は、東京国立近代美術館にて、10月2日まで。豊田市美術館に巡回。
リ・ウファン展は、国立新美術館にて、11月7日まで。兵庫県立美術館に巡回。
ルートヴィヒ美術館展は、国立新美術館にて、9月26日まで。京都国立近代美術館に巡回。
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きものと帯の注文制作
染織吉田 吉田美保子
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(写真は岐阜県多治見市のモザイクタイルミュージアムにて。5月に行ったのだけど、今までアップする機会がなかった。)
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99通目のメルマガ【動画いろいろ号】をお届けいたします。
こんにちは。秋の気配を感じるようになりましたね。
いかがお過ごしでいらっしゃいますか?
私はこの夏は、ONLYONLY で承っております「なずさま」のお着物制作一色でした。
まだまだ途中ですが、先は見えてきました。
「地球のような着物」がご希望のなずさま、緑が重なり合う地球を感じながら取り組めるというのは、なんとも贅沢なことで、ありがたい夏でした。
《 目次 》
1. なずさま物語4
2. ビバ!山鹿の養蚕!
3. 面白かった動画
1. なずさま物語4
そのなずさまのお着物、ただいま、織りの真っ最中ですが、発信の方は周回遅れでして、ただいまブログで4話目までいきました。
動画も載せてます。毎回、動画を作って載せるぞと意気込んでますので、どうかご覧くださいね。
https://www.someoriyoshida.com/category/only-only-注文制作/nazu
2. ビバ!山鹿の養蚕
熊本県山鹿市の養蚕農家、花井雅美さんから頼んでいる繭のことでメールが来ました。
そこに、「ヨシダさんに触発されて動画を撮った」とあったので、早速拝見しました。
その出来栄えにびっくり!素晴らしかったです!
ぜひみてください。
桑の葉っぱがイキイキとしてものすごく美味しそう。こんな桑の葉だけですくすく育った蚕さんたちの元気の良いことと言ったら!
下の方の記事一覧にある「倖せはここに」もとてもよかった。
お蚕ファームのサイト
https://www.okaicofarm.com
3. 面白かった動画
動画は面白いですね。最近見たYouTubeで、心に残ったもの紹介します。もしもお時間あったらおすすめです。
イギリスに行ったら見たいアートBEST6
https://www.youtube.com/watch?v=BEQAgtWwvaM
千原ジュニア×伊集院光~伊集院光とは一体何者なのか?~
https://www.youtube.com/watch?v=VpWDLS8D-Ss
千原ジュニア×伊集院光【後編】~インプット力を学ぶ~
https://www.youtube.com/watch?v=jgIVEMCrP3g
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きものと帯の注文制作
染織吉田 吉田美保子
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(写真は先週の夏旅より。)
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98通目のメルマガ【夏旅号】をお届けいたします。
(上4枚の写真は、プリンツ・ゴラーム作品)
残暑お見舞い申し上げます。お元気でいらっしゃいますか?
私は先週、岐阜の亡くなった叔母のうちの片付けに行ってました。
滞在中からどうもお尻が痒いと思っていましたが、帰ってきてよく点検すると、なんとアセモができてました。
きゃー!びっくり。
滞在中、38.8℃なんて出てましたので、さもありなんです。
何はともあれ、熱中症にもコロナにもならず、任務を遂行してきましたので、よかったとしましょう。
体温ごえは初めての経験でした。
(竹田家茶室 栽松庵)
《 目次 》
1. 婦人画報!
2. 夏旅
3. 東海地方
4. 国際芸術祭あいち2022
(タイヤ・ルキン・リンクレイター作品)
1. 婦人画報!
岐阜滞在中に、お友達が電話をくれて、「婦人画報のサイトに載ってたよ!それもトップページ!」
「え?聞いてないよ」
慌ててスマホで見てみたら、ありました!
トップページは別の画像に切り替わってて見逃しましたが、下の方にバッチリ。トップは次々いろんな画像に切り替わるのだそうです。
それにしても驚きでした。
内容は、「美しいキモノ春号」に載った時のもので、取材を受けたのは去年の12月ですから、懐かしい気がします。
(株式会社張正の展示より)
2. 夏旅
岐阜に片付けに行ってきたと書きましたが、実は私、子ども~学生の頃は夏ごとにこの岐阜の叔母のうちに遊びに行ってました。
そのころは、38.8℃なんて気温じゃなかったですけどね。
幼稚園から高校生の頃までは、熊本から。小牧空港に降り立ったこともある。あとはどうやって行ったのだろうな?博多から新幹線で名古屋経由かな?
大学生の頃は、東京から、青春18きっぷで中央線で鈍行旅したり、夜行バスだったりの節約旅行。
夏といえば、岐阜の叔母。
そんな体験を35年ぶりにしてきました。
(イワニ・ケース作品)
3. 東海地方
ちょうど折りよく、「国際芸術祭あいち2022」というのをやってましたので、行きと帰りに一部をみてきました。
行きは有松。帰りは一宮。
くしくも、両方、繊維産業で栄えた土地です。繊維産業、今はとても厳しいですが、分厚い文化の蓄積がある土地だと思いました。
東海地方は、繊維もそうですが、パッと思いつくだけで、陶器、タイル、和紙、自動車産業等々の歴史と文化が根付いていて、豊かな面白い土地だなあと思いました。
それに芸術祭をやるのもいいな。(前回のあいちトリエンナーレ2019 で、すごく揉めてたのに。不屈こそアートだ!)
(真清田神社)
4. 国際芸術祭あいち2022
有松も一宮も初めて行きました。
特に有松は、街並みも残ってて、絞りの最盛期は半端なかったんだろうなあって思いました。
ここの「竹田家住宅」というところに展示されていたプリンツ・ゴラームという作家さんの映像作品がとてもよかったです。
一宮では、奈良美智がよかったです。へそまがりの私は、ちょー有名人の奈良さんは避けたい気がするのですが、やはりよかった。実力だなあ。
(奈良美智作品)
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(塩田千春作品)
きものと帯の注文制作
染織吉田 吉田美保子
(末松グニエ文作品)
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(写真は仕事風景。なずさまのお着物、整経中。)
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97通目のメルマガ【くいしばり号】をお届けいたします。
夏らしい青空が広がっています。
大雨だったり、安定しない日々も多かったですが、いかがお過ごしでいらっしゃいましたか?
いよいよ夏も本番ですね。
晴天は、糸を染めたり、糊をつけたりするのに、カラリと乾くので最適で、待ってましたって感じです。
糸に棒を通し、全身を使って、ねじり上げるようにして絞って干すのですが、ふと気づきました。
私、食いしばってる、、、
歯医者さんの定期検診で、「食いしばりに気をつけましょう」っていつも言われるのですが、身に覚えはありませんって不服申し立てをしてました。
あ、これだ、、、
《 目次 》
1. なずさま
2. 動画も
3. カラー診断
4. ゆき和さん
1. なずさま
完全注文制作ONLYONLYで承っているなずさまの「地球色のきもの」、制作が進んでいます。
昨日、整経が終わりました。整経って機織りの工程の中で、ものすごく大事です。緊張もしますし、ここを過ぎれば、全体像が掴めるし、屋台骨が組み上がった感じです。
さあ、これから、この屋台骨をいかにしっかり支え、丈夫で、華がある、一枚の布にしていくか、がんばりどころです。
2. 動画も
なずさま、7月の初めに我が家に2回目の訪問をしてくださいました。
この日もとても大事な日でした。おかげさまで、色が決まり、より雰囲気がすり合わされ、決まってきました。
動画でその時のこと、しゃべっています。ブログにまとまっていますので、ぜひご覧ください。
なずさま物語3
https://www.someoriyoshida.com/11449
___________
3. もうひとつのONLY ONLY
実は、もうひとつONLY ONLYが進行してます。
実際に織るのは来年以降なのですが、山鹿の蚕からいただいた糸で着物と帯を作りたいとのご依頼で、繭も手配済み。
で、かねてから、どんな色やデザインにしようかと悩み中と伺っていたのですが、、、
自分に合う着物について迷子状態から抜け出せないとのことで、カラー診断を受けることになさいました。
迷っているより、プロの手を借りて解決するのが良い。それはそうだ。
それで診断当日、私も同席してきました。
___________
4. ゆき和さん
伺った先は、ゆき和さん。
3時間のみっちり弾丸トーク、わかりやすい資料も作り込んであって、説明も丁寧で、納得でありました。
当事者ももちろんだけど、私もぐいぐい引き込まれました。
似合うとされた色は、以前から「こんな色がいいじゃない?」って話に出てた色だったのだけど、太鼓判を押していただき、なお一層、自信を持って制作できそうです。
カラー診断、自分に自信を持つために、アリだと思います。
おしゃれ着ももちろんだけど、正装を作る時も、この診断を受けるといいのでは?
振袖とか色留袖とか。TPOや、ふさわしさとかも大事。加えて自分らしさもしっかり表したい。そんなとき、すごく頼りになると思うのです。
ゆき和さん
https://kimonoyukiwa.com
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96通目のメルマガ【ありったけの動画号】をお届けいたします。
おはようございます。
朝起きて窓をあけ、ムワっとしないだけで幸せです。
昼はいくら暑くてもいいですが、朝晩涼しいと、心が楽ですね。
お住まいのあたりはいかがでしょうか?
昨日は選挙でしたが、私は土曜日に期日前投票し、昨晩は開票速報もチェックせず、スマホのオーディブルで村上春樹の「職業としての小説家」を聴いてました。
まだ途中ですが、染織家も然りと思うこと多々ありました。続きを聞くのが楽しみです。
安倍晋三元首相が銃撃され亡くなられたことに、とてもショックを受けています。白昼、街中で、スナイパーにはとても見えない普通の人に、、、。新興宗教絡みの怨恨とは聞きますが、、、
政治的に支持していたわけでは無いのですが、まだまだこれからやりたいことあったろうにと心が悼みます。
心よりご冥福をお祈りいたします。
《 目次 》
1. コーディネート勉強会
2. ありったけ
3. キャンディ・キャンディ
4. ONLY ONLY なずさま
1. コーディネート勉強会
「白からはじめる染しごと」という、染めのグループに入れてもらっています。技術を学び合ったり、一緒に展示会をしたり。
作り手同士が横につながり、ムーブメントを起こそうとするのは、なかなか希少で、ありがたい会なのです。
その「白から」で、自分達の作品を持ち寄り、着物のコーディネート勉強会をしました。
コーディネートして撮影した作品は、「白から会」のインスタに少しずつアップされますので、よかったらフォローしてくださいね。
https://www.instagram.com/shirokara_kai/
2. ありったけ
その「白からコーディネート勉強会」の様子を動画に撮りました。
拙いながら、ありったけの力で編集しましたので、ぜひみてください。(約3分です)
「白から」のメンバーは、それぞれの力を出し合って、ある人は会計、ある人は展示会時の会場設営と、得意分野を生かし盛り上げていってます。
私は、広報係で、動画撮影も絡め、広めていきたいと思っています。よかったらご友人にも紹介してくださいね。次の展示会は、12月10~12日の予定です。
3. キャンディ・キャンディ
注文いただいて制作していた「アートなお襦袢(替袖)キャンディ・キャンディ」が、ほぼ納まりました。
すてき~~かわいい~!と言ってただけてホッとしています。着物姿のエッセンス、楽しんでいただければ嬉しいです。
ブログにまとまっていますので、みてくださいね。
https://www.someoriyoshida.com/11386
4. ONLY ONLY なずさま
進行中の仕事は、完全注文制作ONLYONLY「なずさま」です。
地球みたいな着物を作るというミッションのもと、取り組んでます。
あ、ちょっと大袈裟でした。なずさまのご希望は、そんな大それたものでなく、狙ってない感じの、何気ないけど、どこにも売ってないご自分だけの着物です。
それを目指して頑張ります。
ブログに2話目まで書いておりますので、よかったらどうぞ。続きも楽しみにしてくださいね。
なずさま物語1 https://www.someoriyoshida.com/11348
なずさま物語2 https://www.someoriyoshida.com/11371
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95通目のメルマガ【北の思い出号】をお届けいたします。
おはようございます。
そろそろ新型コロナウィルスは、下火だと言っていいのでしょうか?
もう大丈夫とは言い難いように思いますが、先日乗った電車は、帰宅ラッシュの時間だったこともあり、ぎゅうぎゅうのおしくらまんじゅう状態でした。
コロナ禍、すでに2年半。早いですね。
1年半くらい前のちょっと緩んだ時、ゴーツートラベル、やってましたね。
実は、あのキャンペーンを利用して、旅をしました。今日はその思い出を書きたいと思います。
《 目次 》
1. Go to 札幌!
2. 渡邊志乃さん
3. 鈴木和美さん
4. 仕事場について
1. Go to 札幌!
2020年の秋、「あわせ」というタイトルで、二人展をしました。友禅作家の鈴木和美さんとのコンビで、はじめての場所で、全力で取り組んだ展示会でした。
準備のくたくたが最高潮に達した時、「これ終わったら志乃さんに会いに行かない?」ってふっと言い出して、二人でハイになって盛り上がり、「Go to 札幌!」を合言葉に、展覧会を乗り越えたのでした。
志乃さんとは、札幌在住の葛布織り作家、渡邊志乃さんのことです。
そのちょっと前まではサイトやTwitterなどを拝見するのみで、すごい人がいるもんだと勝手に憧れていたのですが、コロナ禍になり急速に進んだネット環境のおかげでパーソナルに繋がっていたのです。
2. 渡邊志乃さん
初めて降り立った千歳空港は、大きくて、がらんとして、どこか外国に来たような印象でした。向こうから駆けてきてくれた志乃さんは、思っていたよりずっと華奢で、満面の笑みが溢れんばかりでした。
一日目はウポポイをみて、二風谷へ。二日目は志乃さんの仕事場に寄せてもらって、小樽へ。三日目に小樽を見て帰るという旅でした。志乃さんの車でひた走るだだっ広い北の大地、ここは私の知ってる国じゃないな、文化が違う土地に来たのだ。
どの観光スポットより印象的だったのは、志乃チセ(志乃さんの家という意味)です。
志乃さんのブログをリンクします。
https://sessou-kuzunonuno.tumblr.com/day/2022/05/16
3. 鈴木和美さん
鈴木和美さんが、今回、志乃さんが書かれたブログを読んで、
「志乃さんちの薪ストーブの炎、小さなイナウ…。カメラを忘れるほど、神聖な場所。」
と感想を漏らされてました。
そうなんです。ほんと、志乃さんの仕事場の神聖なこと。(イナウとは、木を削り出して作ったもので、アイヌ民族の神様への捧げ物)
決して広くはないし、全てが完璧なわけでもない。それでもリンとした佇まいの、物を生み出す場所である。
が、私は知ってます。和美さんの仕事場もまた神聖であることを。
4. 仕事場について
鈴木和美さんの仕事場にも、伺ったことあります。そちらも素敵なんです。何かがあるというわけでもないのだけど、なんかひかれるし、落ち着きます。
お二人の仕事場に共通するのは、気持ちがいい場所であること。仕事を淡々とこなす場あり、集中力を爆発させる場所でもある。必要にして十分で、生活の場でもあるので日々の営みの温かさもある。
私の仕事場もそうありたいものです。
神聖で大事な場所に入れていただき、うれしかったです。思い起こしてはほっこりしたり、衿を正したり。
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(写真は最近の仕事風景と、出かけた先です。)
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94通目のメルマガ【塩袋号】をお届けいたします。
おはようございます。
ゴールデンウィーク、最終日ですね。いかがお過ごしですか?
今年の連休は天気がコロコロと変わりましたね。爽やかな日あり、ちょっと寒かった日もあり。
今日はうちの辺りはなかなかいい天気です。お住まいのあたりはいかがでしょうか?
私はこの連休、昨年からずっと続いていた落ち着かない日々が一区切りした感じで、 腰を据えて仕事をしていました。
1日だけ出かけましたので、今日のメルマガはそのことを書こうと思います。
《 目次 》
1. 塩袋
2. 昔から
3. たばこと塩
1. 塩袋
5月1日、冷たい雨の日でしたが、東京スカイツリーのお膝元にある「たばこと塩の博物館」に行ってきました。お目当ては、特別展「西アジア遊牧民の染織 塩袋と伝統のギャッベ」です。
私はなぜだか、昔から、この「塩袋」というものに、とても惹かれるのです。
塩袋とは、西アジアの遊牧の民が、家畜に塩を与えるのに使う羊毛を手織して作った袋で、いわば、生活の道具、仕事の道具なのですが、目が離せなくなるほどいいのです!
色彩も、テクスチャーも、技法も、形状も、自由で伸びやかで愛らしくて、かつ、道具としての役目をまっとうしている。これぞ、私が目指すものって感じがするのです。
*「西アジア遊牧民の染織 塩袋と伝統のギャッぺ」展は、たばこと塩の博物館にて、5月15日日曜日まで。
https://www.tabashio.jp/index.html
2. 昔から
私が、西アジアの染織文化に興味を持ったのは、実は大昔です。大学生だった私は、バックパックで旅に出て、初めに行ったトルコで絨毯に出会い、その流れで、絨毯よりずっと素朴な、キリム、ギャッぺ、ヤギに乗せる袋、塩袋、などに出会いました。
目から鱗というくらい感動したなあ。織物で感動したのはあれが初めてでした。素朴になればなるほど好きでした。思えばあれが原点かも。
好きなものは変わりませんね。その頃私は絵画をやってる美大生で、染織やテキスタイルはほぼ興味なしだったのですが。
3. たばこと塩
「たばこと塩の博物館」には常設で、その名の通り、たばこと塩についての展示があります。専門博物館なので、とても詳しいです。
それで思ったのですが、たばこも塩も、文化のかたまりだなあと。
塩は生きていくのに必要ですから、どうゲットするかに力を注いてきたかというのは容易に想像できますが、日本と世界で、こうも違うのかとびっくりしました。日本では海水から作りますが、世界では岩塩を鉱山から掘り出したりするのです。
たばこは、今こそ肩身が狭い思いをしていますが、文化の花形スターだったのだなあ。自然のものを加工して、嗜好品として高めていく。人間が欲しくて欲しくてたまらないものにする。そのエネルギーはすごい。
それは、パイプやキセルなどの吸引道具、たばこ入れなどのおしゃれアイテム(反物から選べるようになってました!)、目を引くパッケージなど、あげたらキリがありません。
たばこが文化の花形スターの座から撤退して、そろそろ30年でしょうか?それに変わるスターは誰でしょう?
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(上の写真は星野村にて)
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おはようございます。春爛漫ですね。いかがお過ごしでいらっしゃいますか?
4月14日と16日は、熊本地震の日でした。この日は大事な鎮魂と防災の日ですし、ふるさとが熊本の私にとっても特別な日です。
今年はこの両日、くしくも私は熊本にいました。久しぶりの熊本は、緑に勢いが満ちていて、いい季節でした。
6年前に大変な目にあった両親や妹一家、元気でいてくれることは何よりありがたいことです。
が、うちでふと点けた懐中電灯、弱々しくしか灯らず、おいおい、こりゃあ、有事の時には困るでしょ。
まったくもう、学びがないわ。
妹にホームセンターに連れて行ってもらい、頼りになりそうなのを早速2本、買いました。
《 目次 》
1. 星野村へ
2. 星野村にて
3. ピュアリーにて
4. 五人寄れば文殊の知恵
1. 星野村へ
今回の帰省の理由は、親戚の用事だったのですが、ここぞとばかり他にもやりたいことを仕込んでました。
その一つは、福岡県八女市の星野村に、私がはじめて着尺を織ることを習った方をお訪ねすることです。
星野村に転居されてからは、私、10年ほど前、一度だけお訪ねしたことあるのですが、それ以来です。
熊本在住着物ライターの安達絵里子さんに同行をお願いしてみたら、快く受けてくださり、楽しいふたり旅となりました。
その道中の美しかったこと!しっとりと曇りベースの中、藤の花がちょうど盛りで、山道のところどころに咲き誇っていて、ふわっと薄紫のみずみずしい息吹を感じました。
山々が喜び、笑っているよう。この季節の九州なんて、何年ぶりだろう。やっぱり九州、生命力が強いです。
(熊本上空)
2. 星野村にて
私の師は、高野久仁子さんとおっしゃる方なのですが、お変わりなくお元気で、本当によかったです。
高野さんは、なんと表現していいのかわかりませんが、すごく美しい方なのです。生き方がきれい。佇まいがきれい。作っている空気感がきれい。言葉が真っ直ぐで染み入ります。
高野さんに、あなたの織るものにはいつも新鮮さを感じるとおっしゃっていただけていることは、私の支えになってます。
安達さんに高野さんをご紹介できたこともよかったなあ。こんな染織家がいるんだってことお伝えしたかったのです。
私、高野さんの写真、一枚も持ってません。今回もお頼みしてみたのですが、やんわり断られてしまい。織られたものも持ってなく。今回も、もしお手元にあれば買わせていただけないかと思っていたのですが、全て売られてしまったとのこと。
いつか、遠いところに行ってしまわれたら、どうやって思い出せばいいのだろう。ブレたときに軌道修正するのに必要なのですが、、、心の中に、いっぱいいっぱいありますので、大丈夫かなあ~。心配~。
(うちの庭。大手毬。)
3. ピュアリーにて
ふるさとで、もう一つ行きたいところがありました。それは、熊本市唐人町にある、ピュアリーという、オーガニックのレストラン&ショップです。
ここのオーナーさんのご主人が、昨年つくった、山鹿のお蚕さんから頂いた糸で作った絵羽着物「ブルーブレッシング」をお求めくださったので、ご挨拶を兼ねてお食事に。
素敵なご夫妻にお会いでき、美味しいお食事をいただき、また、奥様のおじさまで呉服商をされている方ともお話しでき、うれしかったです。
そして、熊本の街に、ピュアリーさんのような、素材から吟味された美味しいお食事を食べさせてくれるレストランとショップがしっかり根付いていることを誇りに思いました。
いいものを扱うだけでは、なかなか商売としては成り立たないのは、染織やっている私は百も承知。
すべてをクリアし、お客さまに愛され続けているってすごいなあ。
ブルーブレッシングは、本当に良いご縁をいただきました。改めて感謝申し上げます。
(うちの庭)
4. 五人寄れば文殊の知恵
今回の帰省の理由は、親戚の用事と書きましたが、これ、私が抱えていた形で、ずっと悩んでいたのですが、両親に相談し、妹にも同行してもらって、司法書士さんのところに行くことで先が見えてきました。
教訓。一人で悩まないこと。行動すること。プロの力を借りること。
また晴れ晴れとがんばれそうです!
(東京上空)
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きものと帯の注文制作
染織吉田 吉田美保子
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こんばんは。
4月になって寒い日が続いてましたが、今日は久しぶりにあたたかかったですね。
お住まいのあたりはいかがでしょうか?風邪などひかれてませんか?
この辺りは満開を過ぎた桜が、散るものあり、もうひとがんばりするものありって感じで移り変わって行っています。
唐突ですけど、言っておきます。戦争反対。
《 目次 》
1. 私の仕事場、お見せします!
2. サイト更新
3. ダミアン・ハースト
4. メトロポリタン美術館
1. 私の仕事場、お見せします!
新たな動画を作りました。名付けて「私の仕事場、お見せします!」。
自分としては、今の私の渾身の作です。ぜひ見てくださいね。
実は私、この一年ほど、zoomでジャーナリズムの勉強の会に参加しています。皆さんに届けたい情報を自ら発信する。これは、これから、もっと重要になると思ってます。
アドバイスや手助けをいただきながら作りましたし、まだまだ稚拙ではありますが、もしよかったら観てくださいね。
2. サイト更新
3月末にちょっと人心地着いたので、サイトの更新をしました。
2021のまとめを今ごろしているというのんびりさですが、やっと追いつきましたので、ぜひご覧くださいね。
・「作品ギャラリー」>「年代別ギャラリー」>「2021」 に、昨年一年分の作品を載せました。
https://www.someoriyoshida.com/gallery/2021年」
・「作品ギャラリー」>「着姿ギャラリー」に、半幅帯をお召しの写真を追加しました。(サムネイルをクリックしてください)
https://www.someoriyoshida.com/style
・「メディアに載りました」のページに、「美しいキモノ春号」に載ったご紹介をしました。
https://www.someoriyoshida.com/media
・「通販サイト」に八寸帯を一点追加しました。(サムネイルをクリックしてください)
https://www.someoriyoshida.com/store
3. ダミアン・ハースト
六本木の国立新美術館で開催中の、「ダミアン・ハースト 桜」展を観てきました。
ダミアン・ハーストは、現役で活躍中の現代アーティストの中でトップのひとりと評価されている人で、ホルマリン漬けの牛の作品とかちょー有名なので、ご存じの方も多いと思います。私自身はタイプではないけど、彼が日本でやるのを観ておきたいという気持ちで、出かけました。
会場に入り、一番驚いたのは、観にきている人たちの年齢層が若い!日本の若者、ダミアン・ハースト、好きなの?
日本人にとって特別な花である桜を、ダミアンは直球な感じで表現していて、かえって好感持ちました。やりきってる感じ。でっかいのがよかった!
それでもものすごく好きかと言われれば、そうでもありません。現代アートの不思議を再確認してきた感じです。
・「ダミアン・ハースト 桜展」は、六本木の国立新美術館にて、5月23日まで開催中。
4. メトロポリタン美術館
新美術館では、ダミアン・ハーストと同時開催されていた、「メトロポリタン美術館展」も拝見しました。500年の西洋絵画の歴史を代表作で網羅する展示会です。
出かけた時は、観ても観なくてもいいかなという気持ちでしたが、ダミアン・ハーストだけでは、美術に埋もれたいという欲求を満たせず。
で、圧巻でした。やっぱ、すごいね!アートの歴史は人間の歴史。その「今」がダミアンなんだろうなあ、、、
・「メトロポリタン美術館展」は、同じく、国立新美術館にて、5月30日まで。
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きものと帯の注文制作
染織吉田 吉田美保子
(上の写真の帯あげは、ラソワ限定で作りました。マカロンのイメージで、左から、ヴァイオレット、シトロン、ミント、ショコラ、フランボワーズ)
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Bonjour!
京都のサロンド・ラソワさんで開催しました「吉田美保子個展Bonjour!ボンジュール」、おかげさまで盛況のうちに幕を下ろすことができました。
お越しくださった皆さま、ネット越しに応援してくださった多くの方々、ラソワ主宰の吉澤暁子さん、吉澤さんを支える素晴らしいスタッフの方々、本当にどうもありがとうございました。
とても、とても、とてもすてきな4日間(準備の日を含め)でした。心から感謝します。
メルシー、メルシー、Merci beaucoup.
《 目次 》
1. 幸せでした
2. トークショー
3. 実は体調が、、、
4. おしゃれ番長
1. 幸せでした
今回の個展を言葉であらわすなら、それは「幸せの贈りあい」ってことでしょうか?
吉澤暁子さんの「サロンド・ラソワ」は、なんというか、幸せオーラが満ち満ちている場所でした。
全てにおいて行き届いていて、居心地が良くて、人は優しく、節度があって、みんなとても素敵です。おもんぱかりあったり、良い影響を与えあったり。着物を中心に置いているのだけど、それだけでなく、生き方や繋がりを考えるきっかけになったり。
そんな場で、私の帯や帯あげなどを見ていただいたり、もの作りについてのあれこれをお話ししたり。本当にありがたいことでした。
吉澤さんや店長の大久保さん、サポートしてくださるお若いお弟子さん、みなさんが、いらっしゃるお客さま方をより上げるために心をつくし、和やかな場を作っていらっしゃいました。
呉服産業は、斜陽産業と言われてますが、吉澤さんは「幸せ産業」とおっしゃいます。ラソワは、まさにそれを体現する場所でした。私も「幸せ産業」の一員として、幸せを振りまいていきたいと思いました。
インスタでたくさんご紹介いただいたので、よかったらご覧ください。写真も文章もジーンときます。ありがとうございます。
吉澤暁子さん https://www.instagram.com/akiko_yosizawa/ (幸せオーラの源泉!)
大久保縁さん https://www.instagram.com/yukari.ohkubo/ (最強の右腕。なんでも完璧!)
サロンドラソワ https://www.instagram.com/salon_de_lasoie/ (ハイライトもぜひご覧ください)
2. トークショー
ボンジュール展3日目に、吉澤暁子さんとトークショーをしました。ライブ配信でしたが、もしよかったらアーカイブをぜひ。
作品紹介などをしながら、1時間近くしゃべってますので、何かなさりながら見てくださいね。
3. 実は体調が、、、
トークショーでも言ってましたが、実は私、不覚にも体調が悪かったのです。
ミモザの帯を織り上げた次の朝、ひどいめまいで、天井が回り、これはいかんととにかく病院へ。
せっかくラソワさんに呼んでいただいたのに万全の状態でなく申し訳ないことでしたが、吉澤さんはじめラソワの皆様に手厚くしていただき、特別待遇の日々で、本当にありがたかったです。
体が弱っているからこそ見えることも多々あって、ぐったりしながらも幸せでした。今はまずまず快復しています。ご心配をおかけしました。
4. おしゃれ番長
今回の個展では、着物を着る体力がなく、洋服で通させていただきました。やはり着物は自分が満ち足りた状態でないと着れないものです。
私はさほど洋服にはこだわりを持つ方ではないですが、この時着ていたのは、自分としては最高におしゃれです。
上に着ていたのは、12月に急逝した叔母の形見です。イッセイミヤケを着こなすおしゃれさんでした。
ボトムは、福祉業界のおしゃれ番長、平林景さんプロデュースの巻きスカートに見えるサルエルで、車椅子の方でも着られる仕様になってます。
実は私、こっそり番長のファンです。(私、大昔、ほんの少しだけ福祉業界をかすったので、思い入れあります)
おしゃれな二人の力を借りたおかげで、堂々としていられました。
平林景さんのTwitter https://twitter.com/tottolink
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染織吉田 吉田美保子
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ボンジュール!
3月3日、桃の節句、お雛祭りですね。いかがお過ごしでいらっしゃいますか?
私は、明日からの個展の搬入で、京都へ移動中です。
いよいよ、明日3月4日金曜日から、京都での初個展「ボンジュール」がはじまります。
春の扉を開いて、西の皆さまへ、ボンジュールのご挨拶。
春の息吹いっぱいで、京都に伺えればと思っております。
どうかよろしくお願いします。
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《 目次 》
1. ボンジュール!
2. インスタライブ
3. キーウ
4. きものsalon
(下は、ボンジュール展に向けた帯あげのメイキング動画です。)
1. ボンジュール!
さて、ボンジュール。
「吉田美保子展 Bonjour!ボンジュール」は、京都のサロン・ド・ラソワで開催させていただきます。
ラソワ主宰の吉澤暁子さんは着付けの師匠さんですが、着付けの先生という枠を超えて、第一線で幅広く活躍していらっしゃるすごい方。
この面倒臭い業界を、ご自分の考えと優しさで引っ張っていくパワーのある方です。
そんな方が作られた新しい空間に、お誘いいただき、光栄な限り。
ぜひ、吉澤暁子さんの魅力に会いに、その吉澤さんが大好きとおっしゃってくださる私の作品たちに会いに来てくださいね。
「吉田美保子個展 Bonjour!ボンジュール」
3月4日(金)~6日(日)
11:00~18:00(最終日は16:00まで)
場所 La soie (ラソワ)
最寄駅・京都市営地下鉄「烏丸御池」より徒歩2分
京都市中京区両替町通三条上る柿本町398-2 烏丸三条土山ビル202号室
(202号室のインターホンを押してください)
*吉澤暁子&吉田美保子のトーク会をします。3月6日(日)13:00~(予約優先)
予約とお問い合わせ lasoie@e-embellir.com
Facebookのイベントページに詳しくご紹介いただいてます。
https://www.facebook.com/events/1643943329303701?active_tab=about
(下は、ラソワさんと染織吉田のコラボ帯あげの紹介動画です)
2. インスタライブ
「ボンジュール展」に向けて、ラソワ主宰の吉澤暁子さんと、3回連続のインスタライブをしました。
慣れないことで、どうなることやらと思いましたが、3回とも楽しく、それなりに濃い話ができました。吉澤さんの冴えてる進行のおかげと感謝しています。
個展の宣伝は、これまでは案内状を印刷して郵送して、というのが定番でしたが、昨今はSNSに中心が移りました。
SNSを使った動画やライブ配信も、すっかり定着した感がありますが、これがなかなか、作り手側、ギャラリー側の本気度や熱が丸見えになりますので、怖くもあります。
一方、お客さまにとっては、ご自分のお好みに合いそうな商品があるのかどうか、ご自分と相性が良さそうかどうか、事前に自宅にいながら判断できますので、いい機能かと思います。
見逃した方は、私のインスタアカウントに、アーカイブが残っていますので、良かったらご覧ください。(以下のリンクの2つ目から4つ目の投稿がインスタライブのアーカイブです。)
https://www.instagram.com/someori_yoshida/
(下は、インスタライブのスクショ。ノリノリのヨシダ)
3. キーウ
突如、戦争が始まったことに、唖然とします。
こんなことがあっていいものか、、、平和というのはあまりにももろいものだと突きつけられました。
日々、ネットで情勢を見ていますが、ウクライナの首都「キエフ」は、ウクライナでの発音だと「キーウ」というそうですね。「キエフ」という発音は、ロシア語読みだそうです。だったら、「キーウ」と呼びましょうか?
何が良くて何が悪いのかは、立ち位置次第ですが、それでも、戦争は全力で回避することだけは、絶対の是であると信じます。
(下はウクライナカラーの服を着た私。)(モロ平和ボケの日本人って感じだな、、、、)(まずは、自分のやるべきことをしっかりと!)
4. きものsalon
3月1日発売の着物雑誌「きものsalon 春夏号」。こちらに、半幅帯を載せていただいています。
2月19日発売の「美しいキモノ」に載った半幅と同じものです。もしや、ブームの予感????
この一本も、京都ラソワさんに持っていきますので、良かったら実物見に来てくださいね。
(下は、きものsalon に載った写真です)
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きものと帯の注文制作
染織吉田 吉田美保子
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89通目のメルマガ【元気な作り手に会いに行く号】をお届けいたします。
こんにちは。
日本橋三越さんでの展示会が一段落いたしました。
おかげさまで、連日楽しく会場に立つことができました。
お越しくださった方、応援してくださった方、本当にどうもありがとうございました。
コロナ禍ではありましたが、皆さま色々工夫して、お越しくださいました。
例えば、電車に乗らず3時間かけて歩いてくるとか。3回目のワクチンを事前に打っておいてくださるとか。打ったその足で寄ってくださるとか。しっかり対策して新幹線でお越しくださった方もいてうれしかったです。
それよりも、雪の予報が出たのは大打撃で、人流が止まりました。それも2回も!!!(実際はちっとも積もらなかったのに!!!)
東京での出店は、コロナよりも雪が怖いというの、改めて思い知りました~。(スノーブーツでお越しくださった方もいらっしゃいました☆)
日本橋三越さんでの、私のメイン期間は終わりましたが、引き続き作品は飾っていただいています。2月22日火曜日までです。よかったら覗いてください。
《 目次 》
1. 美しいキモノ春号
2. 三越にて
3. 3月は京都、ラソワさん
1. 美しいキモノ春号
さて!
明日、2月19日は、着物専門誌のナンバーワン「美しいキモノ」の発売日です。(地域によっては、20日ごろ店頭に並ぶようです)桐谷美玲さんが表紙です。ぜひ、お手にとってくださいね。
私、大きく載せていただいてます。「元気な作り手に会いに行く」という特集ページです(192p)。凄腕カメラマンさんのおかげで実物の3割増しで撮れているので、ご注目ください。
取材は、昨年12月14日でした。この日に向けての準備の大変だったこと!
ですが、紹介の文章も丁寧に書いてくださって、報われる思いがします。本当にどうもありがとうございました。
2. 三越にて
(上、4枚の写真は、吉春吉さんの帯留めと私の帯のあわせ)
三越に出店したのは、「日本橋三越 春のきもの紀行」というフェアの一環だったのですが、出てよかったなあって思うことの一つは、お隣に出品していた二組がとても良い方々で多くを学ばせていただいたことです。
お一人目は、アクセサリーの作家さんで「吉春吉(よしはるきち)」さん。30代前半くらいの感じの良い素敵な女性の作家さんですが、とても仕事ができる方でテキパキ。ソフトで話しやすく。プロ意識と責任感もすばらしい。
もうお一人はバッグの作家さんで「yoshino yashimachi(よしのやしまち)」さん。お若い男性の作家さんで、目線高く。かつフレンドリー。作品も「何が作りたいのか」ってことがバチッと出ててとても好感持ちました。鳥の巣から飛び立ちそう。
そういえば、ご担当くださった三越のスタッフさん方もトップの方は、ちょっと年嵩でいらっしゃるけど、実働部隊はお若くて、多分30代かな。自分の仕事をパキッとこなし、結果を出す、頼れる方々でした。
年嵩世代もがんばります。一緒に世の中を回していきましょう~
吉春吉さんのインスタ https://www.instagram.com/yoshiharukichi/
yoshino yashimachi さんのインスタ https://www.instagram.com/yoshinoyashimachi/
(吉春吉さんのショール留め、帯留め。yoshino yashimachi さんの鞄、私のショール)
(奥がyoshino yashimachi さんの鞄。手前が私のアートな帯あげキャンディ・キャンディ)
3. 3月は京都、ラソワさん
吉田美保子個展「Bonjour!ボンジュール」、準備に拍車がかかっております。がんばります。
概要は以下の通りです。
「吉田美保子個展 Bonjour!ボンジュール」
3月4日(金)~6日(日)
11:00~18:00(最終日は16:00まで)
場所 La soie (ラソワ)
最寄駅・京都市営地下鉄「烏丸御池」より徒歩2分
京都市中京区両替町通三条上る柿本町398-2 烏丸三条土山ビル202号室
(202号室のインターホンを押してください)
*吉澤暁子&吉田美保子のトーク会をします。3月6日(日)13:00~(予約優先)
予約とお問い合わせ lasoie@e-embellir.com
*ラソワ&染織吉田のコラボ帯あげを、限定5枚で特別に作ります。「フランス菓子をイメージし、フレーバーはフランボワーズ、ヴァイオレット、シトロン、ミント、ショコラ」というのがお題でしたが、発想元をマカロンにしました。お楽しみに!
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染織吉田 吉田美保子
*こちらは、メルマガ《 some ori 通信 》の配信記録です。
*写真は、三越さんのサイト、インスタグラムから拝借しました。三越のスタイリストさんたちによるコーディネートです。バッチリのあわせ、かわいいですね〜〜〜。
染織吉田のメルマガ、《 some ori 通信 》にご登録いただき、ありがとうございます。
88通目(ゾロ目!)のメルマガ【春のご挨拶号】をお届けいたします。
こんにちは。
春の息吹を感じる頃となりました。
日がのびたり、ふっと花の香りが漂ったり。
気持ちが明るくなります。
ご無沙汰しておりますが、お元気でいらっしゃいますか?
どんな毎日をお過ごしでいらっしゃいますか?
なかなか解決しない難問と向かい合わせの昨今ですが、
どうにか頑張ってまいりましょう。
染織吉田の春の予定をご案内します。
感染症が心配ではありますが、しっかり対策して臨みます。
もしご事情ゆるすようでしたら、ぜひお出かけください。
東と西でひとつずつ。
お会いできたらうれしいです。
《 目次 》
1. もうすぐ日本橋三越さん
2. 三越直前、荷造りライブ!
3. インスタストーリーズ
4. 3月はラソワさん
1. もうすぐ日本橋三越さん
この水曜日から日本橋三越さんでの展示会です。下に概要をまとめました。もしご都合よければお出かけください。
「春のきもの紀行」
2月9日(水)~22日(火) 日本橋三越本店 本館4階 呉服フロア
10:00~19:00
最寄駅・東京メトロ銀座線/半蔵門線「三越前」駅より徒歩1分
東京メトロ東西線/都営地下鉄浅草線「日本橋」駅より徒歩5分
JR「新日本橋」駅より徒歩7分/JR「東京」駅(日本橋口)より徒歩10分
私は、前半の2/9~15、会場にいます。時間は以下の通り。会いに来てくださいね。
2/9(水) 11:00~17:00
2/10(木) 13:00~18:00
2/11(金)~13(日) 各日11:00~17:00
2/14(月)・15(火) 各日13:00~18:00
三越本店のサイトにも載せていただいてます。
https://www.mistore.jp/store/nihombashi/shops/kimono/kimono/shopnews_list/shopnews00360.html
今回の三越さんの紙媒体です。私が載ってるページはここ↓
詳しくご覧になりたい方は、こちらの12ページをご覧ください。
2. 三越直前、荷造りライブ!
さてさて、明日2月7日月曜日は、三越さんに向けて、荷物を発送する日です。
そこで、荷造りの手をちょっと止めて、どんなものを持っていくのか、特別にお見せしちゃおうというインスタライブを行います。
時間は、2月7日お昼の12時30分から10分間くらい。
私のインスタアカウントにて。ぜひフォローしてください。
https://www.instagram.com/someori_yoshida/
気になるアイテムがございましたら、お気軽にコンタクトください。お一人お一人に詳しくご紹介いたします。
3. インスタストーリーズ
このところ制作の様子をちょこちょこ撮影して、インスタのストーリーズにアップしています。
ストーリーズの特徴は24時間で消えてしまうことなので、それを理由に編集せずに気軽にアップしています。
インスタをフォローの上、よかったら、見てくださいね。
4. 3月はラソワさん
3月は京都にまいります。
着付け師の吉澤暁子先生が新しく作られたスペース「La soir(ラソワ)」にお誘いいただきました。
個展のタイトルは「Bonjour!ボンジュール!」
ラソワがフランス語の「絹」ということで、フランス繋がりでイメージをふくらませました。
春の扉を開けて「ボンジュール!」
京都のみなさま、はじめまして「ボンジュール!」
みずみずしい息吹を感じるような個展にしたいと思っています。
概要は以下の通りです。
「吉田美保子個展 Bonjour!ボンジュール」
3月4日(金)~6日(日)
11:00~18:00(最終日は16:00まで)
場所 La soie (ラソワ)
最寄駅・京都市営地下鉄「烏丸御池」より徒歩2分
京都市中京区両替町通三条上る柿本町398-2 烏丸三条土山ビル202号室
(202号室のインターホンを押してください)
*吉澤暁子&吉田美保子のトーク会をします。3月6日(日)13:00~(予約優先)
予約とお問い合わせ lasoie@e-embellir.com
*ラソワ&染織吉田のコラボ帯あげを、限定5枚で特別に作ります。フランス菓子から着想を得て、フランボワーズ、ヴァイオレット、シトロン、ミント、ショコラの5つのフレーバーをイメージし、染めます。
西の方、ぜひ会いに来てくださいね。
染織吉田のメルマガ、《 some ori 通信 》88通目のメルマガ【春のご挨拶号】をお読みいただき、どうもありがとうございました。
ご感想、ご意見ございましたら、このメールに返信する形でお送りください。
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これからも、some ori や、きものや、モノ作りを通して、あなたさまとご縁を育んでいきたいと思っております。
どうかよろしくお願いします。
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きものと帯の注文制作
染織吉田 吉田美保子
https://www.someoriyoshida.com
*こちらは、メルマガ《 some ori 通信 》の配信記録です。
染織吉田のメルマガ、《 some ori 通信 》にご登録いただき、ありがとうございます。
87通目のメルマガ【五良号】をお届けいたします。
おはようございます。
2022年になって初めてのメルマガです。今年もどうかよろしくお願いします。
寒い日が続きますが、お元気でいらっしゃいますか?
雪のニュースを見聞きしますが、お住まいのあたりは大丈夫でしょうか?
くれぐれも、体調管理と、雪の始末、車の運転などにお気をつけくださいね。
加えて、今朝の津波の警報、ドキッとします。該当の地域のみなさん、どうかご無事で。
私の住まう関東平野の片隅は、冬晴れのカラカラ天気が続いています。
のどや肌にうるおいが欲しいところです。
《 目次 》
1. 2022の予定
2. 青田五良
3. 立川
4. 柚木沙弥郎
1. 2022の予定
染織吉田は春までに二つの展示会をします。2月の東京、3月の京都。ぜひご予定に入れてください。
◯「春のきもの紀行」
2月9日(水)~22日(火) 日本橋三越本店 本館4階 呉服
私は、前半の2/9~15、会場にいます。時間は以下の通り。会いに来てくださいね。
2/9(水) 11:00~17:00
2/10(木) 13:00~18:00
2/11(金)~13(日) 各日11:00~17:00
2/14(月)・15(火) 各日13:00~18:00
◯「Bonjour! ボンジュール!」
3月4日(金)~6日(日) ラソワ(京都)
着付け師の吉澤暁子さんが、新しく作られた空間で、個展をさせていただきます。
京都では、はじめましての初個展です。
展示会タイトルは「ボンジュール!」。春の幕開けを祝うような、扉をノックして新しい世界に飛び込むような、そんな展示会にしたいと思っております。
3/6(日)には、吉澤暁子さんとのトーク会も予定しています。(全日在廊します)
*新型コロナウイルスなどの影響により、変更を余儀なくされる可能性もあります。直前にご確認の上お出かけください。
2. 青田五良(あおたごろう)
(この項は、私が昭和初期の染織家、青田五良の大ファンであることを前提にお読みくださいね。)
昨年の12月16日の話なのですが、東京竹橋の近代美術館で開催中の「民藝の100年」展に行ってきました。
もともとは、年が明けてから出かけようと思っていたのですが、青田五良が出ていて、それも前期後期で展示作品が入れ替わると聞きつけ、その上前期に出ているのは、未見の裂織だとピンときましたので、居ても立ってもおられず駆けつけました。
しかと観ましたよ!ど迫力の渾身の織り作品でした。本当に最高に素晴らしかった!思わず、ウルっと泣きそうになりました。
青田五良は、柳宗悦と折り合いが悪く民芸界では抹殺された存在と言われていますので、青田作品がこの展覧会に出ていること自体がうれしく、ありがたく、さすが公営の美術館は公平だと拝みたいような思いに駆られました。
青田五良は不遇ではあったかもしれないけど、確かにそこに居て、自分の世界を織り出し、後世に多大な影響を与え続けているのです。
*「民藝の100年」展は、東京国立近代美術館にて、2月13日まで。ただいま後期の展示中です。青田五良も私が観たのと別作品が出ています。
*青田五良について詳しくお知りになりたい方は、18年も前の拙研究ですが「上賀茂織之概念(青田五良著)の考察ー挿入織物、平織着尺を再現するー」をお読みください。こちらにリンクがあります。
http://www.someoriyoshida.com/gallery/2003年
3. 立川
年が明けて落ち着いた頃、誘っていただいて立川に行ってきました。
叔母の急逝でガックリきている私を励まそうと思ってくれたのかなあ~。人と会って話をするのはいいですね。
立川、ものすごく久しぶりでしたが、駅前が再開発されててびっくり!初めてIKEAにも行ってきましたよ。
都心以外にも面白いところ増えてますね。駅から歩ける範囲ってのはありがたいです。
次は夕日を見に行こう。
4. 柚木沙弥郎
立川に行った目的は、PLAY! MUSEUMで開催中の「柚木沙弥郎 life・LIFE」展を見ることでありました。
柚木沙弥郎、大御所中の大御所、御年99歳。現役バリバリのエネルギッシュな展示会でした。
作品一つ一つにこめた集中力、完成度、粘り強さ、すごいです。楽な仕事じゃないですね。楽しそうだけどね。
脇を固めるメンバーがいるにせよ、本人の意思の力がすさまじいのだと思います。
アートやモノづくりは年齢関係ないですね。妥協せずに、貪欲に、もっと美しいものを、さらに心をわしづかみするものを、作り続けていきたいです。
*「柚木沙弥郎 life・LIFE」展は、立川駅北口の PLAY! MUSEUM にて、1月30日まで。
*このページの写真は全て、「柚木沙弥郎 life・LIFE」展で撮影しました。
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染織吉田 吉田美保子
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こんにちは。
大晦日ですね。いかがお過ごしでいらっしゃいますか?
ここ神奈川県の真ん中あたりは、うすら寒い冬らしい天気です。お住まいのあたりはいかがでしょうか?
オミクロン、心配ですね。
今年も新型コロナウィルスに世界中が振り回されました。もうしばらく続きそうですが、人間の知恵と技と優しさで乗り越えていきましょう。
今年もお世話になりました。来る年もどうかよろしくお願いします。
《 目次 》
1. 2021
2. 年末のできごと
3. ゲコちゃん
4. 二人酒
___________
1. 2021
貴方さまにとっての2021はどんな一年でしたか?
私にとっては、やはり、山鹿の蚕で着物を織ったことがとても大きな出来事でした。多くの方に力を貸していただき、精一杯のチャレンジができ、また結果を残せたことが、とても大きな自信となりました。本当にどうもありがとうござました。
制作の様子を詳細に追った着物ライター安達絵里子さんの連載も、いよいよ千秋楽である【38回目】を迎えました。最終回は、動画に英訳と中国語訳をつけた紹介をしています。
訳をしてくださったのは、熊本大学の学生さんで、若く清々しい息吹を吹き込んでくれました。ぜひ、ご覧になってください。
https://note.com/kaikokara/n/ncd6540bb9d66
2. 年末のできごと
気楽に読んでください。書かなくてはおられないのですが、ヘビーな話が苦手な方は飛ばしてくださいね。
実は、年末の21~24日の予定で、岐阜の叔母のうちに遊びに行く予定にしていました。11月ごろ電話で話しているときに、最近目の調子が悪いというので、様子を見るためもあって、遊びに行くねって約束しました。12/16にも電話で話し、元気な声で一緒に飲むためのお酒を2本も買ったと言ってました。
ですが12月18日の夜緊急入院したと連絡がきて、19日の早朝危篤の電話で起こされ、バタバタと準備してうちを飛び出し駅に向かって歩いているときにダメだったとの連絡。唖然としながらもそのまま新横浜へ。新横浜から新幹線で名古屋へ。名古屋からは名鉄に乗り換えて。
駅から病院へ。再会した叔母は、まだ温かったです。
小さな葬儀。生まれて初めて喪主をしました。喪服もお数珠も持ってきてないし、足元はスニーカーです。
まあ、美保ちゃんらしいと叔母も笑ってくれたでしょう。
3. ゲコちゃん
叔母は、ゲコちゃんと呼ばれてました。機転が効いて、おしゃれさんで、ま、とってもせっかちな人ではありました。
そんなに急がなくともよかったのに。もうちょっとゆっくり目に行ってくれれば、できたこともあるのになあ、、、、
ゲコちゃんは53年前、私が生まれたときに、熊本まで手伝いに来てくれたんですよ。その後も、ずーっとなんだかんだと楽しい時間を一緒に過ごしました。大変な時もあったけど、その時も一緒にいたよね。
4. 二人酒
結局9日間滞在して、片付けごとなどし、お骨は私が連れて帰ってきました。
叔母のうちに素敵な安南焼きの蓋物があったので、それを使いたいと葬儀屋さんに言ってみたら快諾してくれましたので骨壷もおしゃれです。お墓に納めるまではちょっと間がありそうで、しばらくうちにいてもらいます。
着物箪笥の上が急拵えの祭壇です。同じく叔母のうちにあったビアジョッキを花入れとし、「凩」の掛け軸をもらってきたので、それをかけてます。
般若信経でも唱えようかとググりましたら、YouTubeに素敵なのがたくさんありますね!世の中、変わったものです。
そういえば、遺影も私のスマホにあった写真をそのまま使いました。画質が綺麗で紙焼きよりよかったです。
さてさて、お酒を買ってきて、二人酒です。
叔母の名前は、新井恵子(あらいしげこ)、可児市でやっていたお店の名前は、画廊梵。電話がつながらないなどで、検索する方ももしかしたらおいでかと思い、ここに記します。何かあれば私に連絡してください。
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*26通目のメルマガ【あおによし号】に叔母との二人旅のこと書いてます。一番上と3番目の写真はこの時のもの。
*2017.10.30付のブログに、叔母と母と3人で行った上野でのこと書いてます。上から4番目の写真はこの時のもの。
*2016.07.17付のブログに、叔母と母と私の3人で行った京都旅行のこと書いてます。一番下の写真はこの時のもの。
___________
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染織吉田 吉田美保子
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*写真は全て、「白からはじめる染しごと展」会場内で撮ったものです。
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おはようございます。
冬らしくなってまいりましたね。お元気ですか?地震など大丈夫ですか?
おかげさまで「白からはじめる染しごと~輪の巻~」、無事終えることができました。お越しくださった方、応援してくださった方、本当にどうもありがとうございました。
9名の作り手が、力を合わせて作る展示会、新型コロナで2回延期し、満を持しての開催でした。会場を使わせてくださった田源さんはじめ、多くの方の強力なありがたい協力を得て、おかげさまで、開催することができました。
何よりの手応えは、お客様と作り手の距離が近くなったことだったと思います。
1回目の時に気になった作家の作品を、今回やっぱり好きだわとお買い上げになったり。
「白からはじめるおあつらえ」の話し合いをしている姿もちらほらと。
この会の成り立ちは、染めの勉強会です。学び合い、刺激し合い、気づきを与え合い、、、、、
この輪にお客様も加わっていただきはじめているなあと感じました。ますます楽しくなりそうです。
(最終日終了直後!お疲れ様でした)
《 目次 》
1. 白からはじめる染しごと
2. きもの no 学び舎
3. 今井俊博さん
4. 足が痛かった
(きものカンタービレの朝香さんと)
1. 「輪」のテーマ作
今回の「白からはじめる染しごと」展は、テーマが「輪」で、作り手がそれぞれの解釈で制作し出品しました。
私は、ギリギリの直前までかかり、八寸帯を作りました。その工程はFacebookやインスタのストーリーに上げてましたので、ご覧になった方もいらっしゃるかもしれません。
織り上げたのが前々日、仕上げ、蒸し、水元、伸子張りが前日、寝ている間に乾くようにしたのですが、真夜中に一度起きて、扇風機の向きを変えてまた寝て、明け方にスチームアイロンして搬入という綱渡りでした。
綱は渡れて当然でスケジューリングしましたが、相当無理して渡りました。無理が効かないお年頃です。とほ。
帯の出来は、自分としてはちょっと大人しすぎたかと思いましたが、会場に並べますと、通好みのお客様や編集者や着物の販売のお仕事をしている方などにお褒めいただき、まあそれなりに良かったのかと安堵しました。
2. きもの no 学び舎
着付け師の吉澤暁子さんが主宰のオンライン講座、「きもの no 学び舎」の講師を承ってます。その本番が次の金曜日、12月10日。ただいまオロオロと準備中です。
生まれて初めて、パワーポイントで画像をお見せしつつ、ZOOMで講座をします。
タイトルは、「あなたの宝物をつくりだす ONLY ONLYの秘密(織とは何ぞやの話をふまえ)」と付けました。
90分間、受講の方に、織の魅力、織のロマンをお伝えできるようがんばります。
今回の講座は、すでに申し込みを締め切ってますが、また機会を作って、メルマガを読んでくださっている方々にもご参加いただきたいなあと思っています。
3. 今井俊博さん
今井俊博さんが亡くなりました。95歳の大往生。ぽっかり寂しいですね。仙人と言われてた方ですが、本当に西の彼方の幸せな国の住人になられてしまいました。きっとあちらで、ノリノリのことと思います。
今井さんは、かれこれ25年前に、私が再上京するきっかけを作ってくださった方です。のちに「ゆうど」という名前になる店の準備をしている頃にお声がけいただき、6年間社員として働き、さまざまな経験をさせていただきました。
今井さんのお供で、返還前の香港や、タイ、ラオス、インドネシアなどに出張し、アルチザンアーティストの生きる道や手で作った希少なものの流通のさせ方など、つぶさに勉強することができました。本当にありがたいことでした。
今井さんを見習いたいこと、たくさんあります。その一つは、どこの馬の骨ともわからない私を面白がり、チャンスを与えてくださったこと。次に進むかどうかは本人次第ですが、可能性がたくさんある社会って、楽しい豊かな社会だと思います。ちっぽけな自分ではありますが、チャンスを与えあう礎になりたいです。
4. 足が痛かった
「白からはじめる染しごと」展での話に戻りますが、会期中に生まれて初めてくらいの足の激痛に見舞われました。会期2日目に履いていた足袋のサイズが合わなかったくらいしか心当たりがないので、きっと足袋のせいだと思います。
足袋が大きすぎて、中で足が動いたからだと思うのですが、それにしても痛くなりすぎ。その上、ぷくりと大きく赤く腫れました。歩けないのでタクシー移動してました。
今はほぼほぼ治りましたが、これも新たな経験だなあと。いろいろありますね、はい。
みなさまにおかれましては、どうかお健やかに、この年末をお過ごしください。
(ありがとうございました!)
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きものと帯の注文制作
染織吉田 吉田美保子
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*写真は、すべて「きものサローネ2021」で撮影したものです。楽しかった!
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おはようございます。
「きものサローネ2021」が無事、終わりました。
お越しくださった方、気にかけてくださった方、本当にどうもありがとうございました。
初参加で緊張しましたが、大勢のお客様に恵まれたこと、実行委員やボランティアの方々のご尽力、出展仲間のポジティブエネルギーのおかげで、一緒に参加した柳川千秋さんとともに楽しくがんばりました。
お客様も多くが着物をお召しでお越しになり(出展者ももちろん着物)、本当にそれぞれの装いで、着物は自由でいいものだなあと今更ながら思いました。
サローネは、着物を通して、タテヨコナナメに、縦横無尽につながれるのが醍醐味です。どっぷり浸かった感謝の3日間(準備の日含め)でした。
《 目次 》
1. 白からはじめる染しごと
2. 一部予約制
3. 作らなきゃ!
4. 通販も
1. 白からはじめる染しごと
さて、11月末はいよいよ「白からはじめる染しごと~輪の巻~」です。感染症の影響で2度の延期をし、待ちに待っての開催です。以下に、公式サイトからのご挨拶と要項を転載します。
ーーーーーーーーーーーーー
「白からはじめる染しごと」は、全員が染め、織り、組みを生業とする作り手たちによる展示会です。
ーーーーーーーーーーーーー
白絹の清々しさと艶めきに
─ 染め・織り・組み ─
色彩と文様をあらわす染しごと
今回のテーマは「輪 ~ rin ~」
まわり、つながり、ひろがり、めぐる…
皆さまの心に届きますように
今回も「白からはじめるお誂え」のご相談を承ります。
新型コロナ感染防止対策をしてお待ちしております。
ーーーーーーーーーーーーー
会期: 2021年11月26日(金)~28日(日)
10:00~17:30
会場: ICHIMASU TAGENKIMONO CLINIC & MUSEUM
イチマス田源 きものクリニック&呉服問屋ミュージアム
(東京都中央区日本橋堀留町 2-3-8 田源ビル2階)
一部予約制 : 各回10組(1組2名様まで)
予約時間帯:10:00~11:00
11:00~12:00
12:00~13:00
(13:00以降閉場までは、ご予約なしで入場できます。)
料金: 無料
2. 一部予約制
「白からはじめる染しごと」展は、三日間とも一部予約制とさせていただきます。
10時~、11時~、12時~は要予約で、その後13時からは予約不要です。
予約不要の時間帯も、混雑が発生した場合は、入場をお待ちいただく場合がございますので、確実にご覧になりたい場合は、予約時間帯をお勧めいたします。
1予約につき2名様までとなります。
ご案内希望者が重なった場合、他のメンバーで対応させていただく場合がございますので、ご了承ください。
予約は専用サイトからお願いします。もし不都合あれば、私が代行しますので、このメルマガに返信する形でお知らせください。
https://coubic.com/shirokarakai/
3. 作らなきゃ!
「白からはじめる染しごと」展は、テーマを決めてまして、今回は~輪 rin~です。
この春作った絵羽のお着物「Blue Blessing ブルーブレッシング」は、そのテーマもあって取り組んだものでした。ロンド(輪舞曲)のように、主旋律の間に変調を入れ込んでいく。それが趣旨のひとつでした。
ありがたいことに、Blue Blessing はご縁をいただきましたので、なんとテーマ作がありません。
作らなきゃ!
焦っているのですが、よく考えてみたら、織は糸を使う。糸は輪状の綛になっている。織りの最重要な工程のひとつである整経も、大きな輪を作り、それを切って、はじめと終わりを作る。
だから織り作品っていうだけで、「輪」である。
とか屁理屈言ってないで、作らなきゃ!!!
4. 通販も
ありがたいことに、通販サイトからのお問い合わせも増えています。ぜひ、お気軽にご覧いただき、もし説明不足の点などあれば、なんなりお問い合わせください。
「こういうのが欲しいのだけど」というONLY ONLYのお問い合わせもどうぞお気軽に!
https://www.someoriyoshida.com/store
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染織吉田 吉田美保子
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83通目のメルマガ【梱包ライブ号】をお届けいたします。
こんばんは。
寒い一日でしたね。お身体、大丈夫ですか?
変化が激しくてなかなかついていけません。地球は廻っているのだなあ、、、
(でも、同じ速度で廻ってますよね?加速した??)
《 目次 》
1. 梱包ライブ
2. GOサローネ
3. 森達也さん
4. 通販、出揃いました
1. 梱包ライブ
きものサローネ、いよいよです。ただいま、大きな段ボール箱を3つ、荷造り中でして、明日の午後、佐川さんが取りに来てくれてます。
それで、その直前、出品作を梱包している様子をご覧に入れようと、インスタライブをします。
日時は、明日10月20日水曜日のお昼 12時30分。私のインスタアカウントで配信しますので、インスタやっていらっしゃる方、お昼休みに見て下さい。
https://www.instagram.com/someori_yoshida/
インスタライブの見方は、私をフォローいただき、ホーム画面にしますと、時間になりましたら、画面の上のところに「LIVE」の印がついた私のアイコンが出ますので、クリックしてご視聴ください。
2. GOサローネ
さあ今週末、10月23日(土)24日(日)の2日間は、きものサローネです。
東京・有楽町の東京国際フォーラムにお越しください。
入場料は、当日券で1500円ですが、前売りチケットは1000円とお得です。ぜひお求めください。2日間有効で、ステージや展示も全て共通です。
きものサローネは予約制ではないのですが、私共「染織吉田 with 柳川千秋」はブース独自の時間予約優先制を作ってます。
お越しくださる方としっかりお話しさせていただきたい思いと、密を避けたい気持ちもあります。
情報をブログにまとめましたので、ぜひチェックしてください。
58番ブースでお待ちしております。
https://www.someoriyoshida.com/10373
3. 森達也さん
一つ前のメルマガで、ビデオジャーナリズムの講座を受けたという話をしましたが、そのオンライン授業で、私、一つ質問をしました。
自分が撮りたい人が撮られたくないとき、どうしたらいいですかという質問でした。
いただいた答えは、「納得いただくまで丁寧に説明し依頼し続けるしかない。」とのことで、例として、取材したい人にオッケーいただくまで何回も手紙を書くという森達也さんをあげられました。
パッとわからなかったのですが、ググって、ああこの方かと。オウム真理教の教団を内部から取材した方です。
それで、この森達也さん監督のドキュメント映画の「A」をアマゾンプライムのレンタルで見たらハマってしまいまして、と続編の「A2」を見、今、書籍の「A3」を読んでいるところです。
毎晩寝る前に、「A3」を2章ずつ読んでます。何かをすること、信じること、取材すること、考える伝える届ける、、、その重さを噛みしめる毎日です。
ちなみに、地下鉄サリン事件が起きたとき、私は26歳ですっかり大人だったのに、この事件をしっかり考えてこなかったことにじくじたる思いです。今、初めて考えてます。
4. 通販、出揃いました
サローネ準備に並行して、通販サイトも整えました。サローネの下見にどうぞ。
来られない方、よかったらぜひじっくりご覧くださいね。
https://www.someoriyoshida.com/store
(写真はすべて、サローネの出品作。通販サイトにも載せてます。)
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きものと帯の注文制作
染織吉田 吉田美保子
(上の写真は、里帰り展の一コマ。左、安達絵里子さん。右、花井雅美さん)
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こんにちは。
関東甲信越地域にお住まいの方、先日の地震は大丈夫でしたか?
突然のことでびっくりしましたね。
私は、普段だったらまだまだ起きている時間帯だったのですが、ちょっとあちこち痛く、早々に布団に入ってました。
ので、飛び起きました。
大きな被害は出なかったようですが、それはたまたま地球さんのご機嫌で、ちょっと揺すりが大きければ、未曾有の大被害だったでしょう。
何が起きても当たり前の感じで、備えて参りましょう。
《 目次 》
1. 山鹿里帰り展
2. 美しい工程賞
3. サローネせまる!
1. 山鹿里帰り展
ちょうど一年前から取り組んできました「お蚕さんからいただいた糸で着物を織る」というチャレンジですが、本当におかげさまで実を結びました。
「Blue Blessing(ブルーブレッシング・青の祝福)」という絵羽のお着物になったのですが、それを、蚕のふるさと、熊本県山鹿市で展示していただけることになりました。
なんと、ご購入者さまも決まったのですよ!ありがたいことに納品前に展示することをお許しいただけたのです。
ですから、みなさまにお披露目するのは、最初で最後となります。
メルマガ読者のみなさま、遠い方も多いと思いますが、もしご都合けば、ぜひ観てやってください。
10月11日(月)から15日(金)の五日間、会場は、山鹿市民交流センター(山鹿市役所敷地内)です。
詳しくは、着物ライター安達絵里子さんによるnoteをご覧ください。
https://note.com/kaikokara/n/n44df0ca896be
2. 美しい工程賞
コロナ禍で閉じこもりだったこの春夏、私はあるオンライン講座を受けてました。
毎日ビデオジャーナリズムラボと言って、誰もが情報発信者になれる時代に「私だから伝えられる」動画のノウハウを勉強する講座です。
それが9月末で終了だったのですが、課題提出をしましたら、なんと、賞をいただいてしまいました!!!
名付けて「美しい工程賞」です。びっくり!!!!
私が作った動画は、「友禅作家 鈴木和美さんを訪ねました」と言うタイトルで、鈴木さんの多大なるご協力をいただき撮ったものです。
受賞理由として、「動画の工程と、友禅の工程を、観る人が一緒に歩けるような、工程が同期していくような、深みのあるいい時間を過ごすことができた。」
とおっしゃっていただきました。
「伸び代がある」とも!(裏を返せば、現時点ではまだまだってことですね。はい、その通りです。)
もしよかったらご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=CPolTLUresA
(上の写真は山鹿市役所です)
3. サローネせまる!
「きものサローネ2021」まで、あと10日余りとせまってまいりました。もう、慌てふためいても仕方ないので、目の前のことをじっくりやり切るのみです。
今は、ラストになるだろう角帯を織ってます。(がんばりすぎて、腰を痛めました、、、、、)
期日は、10月23日(土)24日(日)の二日間、東京・有楽町の東京国際フォーラムです。
きものサローネは予約制ではないのですが、ブース独自の時間予約優先制を作ってます。
お越しくださる方としっかりお話しさせていただきたい思いと、密を避けたい気持ちもあります。
情報をブログにまとめましたので、ぜひチェックしてください。58番ブースでお会いできますこと、心から楽しみにしています。
https://www.someoriyoshida.com/10373
出品作の一部は、通販サイトに載せてます。下見にどうぞ。来られない方、お気に召せば、もしよかったら。
https://www.someoriyoshida.com/store
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きものと帯の注文制作
染織吉田 吉田美保子
(写真中央、日本工芸会総裁賞の小林佐智子さんの作品です)
*こちらは、メルマガ《 some ori 通信 》の配信記録です。
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おはようございます。
秋分もすぎ、グッと秋めいてきましたね。いかがお過ごしでいらっしゃいますか?
私は先日、久しぶりに電車に乗ってお出かけし、お江戸日本橋、三越百貨店で日本伝統工芸展を拝見してきました。
大賞が風通織の木綿のお着物で、輝いてました!素晴らしかったです!
今はまだ緊急事態宣言下なので、ささっと行って帰ってきました。ささっとはいえ、着物で行きましたよ。
単衣の着物がちょうどいい季節ですね。もうすぐ宣言も明けそうです。
慎重に、気をつけながら、のびのび楽しく、行きたいものです。
今朝のメルマガは、きものサローネのご案内が主になります。どうかお付き合いください。
《 目次 》
1. きものサローネ
2. 私たちの予約制
3. よもやま話
4. 帯あげ、染めてます
1. きものサローネ
きものサローネまで、1ヶ月前を切りました。焦っております~。
期日は、10月23日(土)24日(日)の二日間、東京・有楽町の東京国際フォーラムです。
情報をブログにまとめましたので、ぜひそちらチェックしてください。
場所のご案内、前売り券のご案内、ブース独自の時間予約制のご案内をしています。
https://www.someoriyoshida.com/10373
2. 私たちの予約制
きものサローネは予約制ではないのですが、「染織吉田 with 柳川千秋」では、ブース独自の予約制を取らせていただいています。
お客様同士がたまたま同時にいらっしゃって、お相手するのが難しくなったりするのを避けるためです。
お一人お一人と丁寧にお話しさせていただきたいし、密を避けたい気持ちもあります。
予約したら何か買わなきゃって思わないでくださいね。吉田と柳川に会いに来てください。未来のお買い物の下見くらいのお気持ちでお越しいただけると嬉しいです。どうかお気軽に予約してください。
予約サイトは以下からお越しください。
https://coubic.com/yoshida-yanagawa/910343/express
*日時指定のカレンダーがちょっとわかりにくいかもしれません。もし迷われたら、以下を参考にしてください。
「予約日時」の「+日時の追加」をクリックしてください。そうしますと「今月のカレンダー」が表示されます。9月末日までは9月のカレンダーが出ますので、「9月」の隣に出る「>」をクリックしてください。そうしますと10月のカレンダーが出て、23と24日には赤丸がありますので、ご希望の日にちをクリックしくてください。
もしもネットで予約を取るの、慣れていらっしゃらない方は、私が代行しますので、このメルマガに返信する形で、お知らせください。
(上の写真は、十五夜の次の次の日の晩、近所で)
3. よもやま話
コテンラジオというYouTube & 音声配信にハマっていると以前ここにも書きましたが、今も継続してハマっています。
歴史の面白さに目覚めさせてくれる番組なのですが、ときどきゲストを迎える会もありまして、これまたどハマりしています。
ゲストは「今」の時代を感じさせてくれる人ばかりなのですが、この前も正に「今の方」って感じで、ドキドキして聞きました。
若新雄純さんです。鯖江市役所JK課、ニート株式会社、ナルシスト狂宴。どれを取ってもすごい~
3回連続のゲストだったのですが、それぞれの回すごく面白く、特に2回目のニート株式会社の話で、天皇制のことがすっと腑に落ちました。
YouTubeの第1回目をリンクします。2回目も3回目もぜひぜひ。音声配信でも色々で聞けますので、音声のみがいい方は探してみてください。
https://www.youtube.com/watch?v=tMMPKrDwVx8
4. 帯あげ、染めてます
閑話休題。
サローネに向けて、新作の半幅帯を作っていることは前回も書きましたが、実は、帯あげも、キャンディ・キャンディシリーズに加え、新たなチャレンジをしています。
タイダイ風に染めたり。スプラッシュ染めも精度を上げてもう一歩踏み込んだり。
帯あげのタイダイってなかなか見ないよね。
新境地、切り拓きます!!!
ぜひぜひ観に来てください。きものサローネの「58番ブース」でお待ち申し上げます。
___________
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ご感想、ご意見ございましたら、このメールに返信する形でお送りください。
配信停止をご希望の方は、タイトルを「配信停止」として、このメールをそのまま返信してください。
これからも、some ori や、きものや、モノ作りを通して、あなたさまとご縁を育んでいきたいと思っております。
どうかよろしくお願いします。
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きものと帯の注文制作
染織吉田 吉田美保子
https://www.someoriyoshida.com
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こんばんは。いかがお過ごしでいらっしゃいますか?
私は日曜日に、ワクチン2回目を受けてきまして、お決まりの熱発中です。
とは言っても、今は37℃くらいで大したことはありません。
中にはひどい副反応の方もいらっしゃるみたいで、きつかったことと思います。
世界中の人が同じ思いをしたのかなあと思いを馳せます。
現在ワクチンを2回打ったのは、日本国民の大体5割くらいらしいです。まあ私のなんと平均的なこと!
しかしなぁ、正直いうと、高齢者が打ち始めた時は、自分に順番回ってくる前に、収まると思ってたよ。それがこんなに爆発するとはなぁ。
やれやれですね。どうにか明るくいきましょう!
《 目次 》
1. 半幅帯を作りました
2. 講師をします
3. 家電が、、、
4. 携帯が、、、
1. 半幅帯を作りました
今、半幅帯を作っています。染織吉田としては、実はとても珍しいのです。
出来上がったものを、YouTubeでご紹介しましたので、ご覧ください。
このシリーズ以外のものも、今、制作中です。
展示会場に、実物を見にきてくださいね。待ちきれない方には、事前にご紹介もしますので、お気軽にお問い合わせください。(このページの写真も紹介しますよ)
秋冬の展示の予定は以下の通りです。
10月23(土)24(日)「きものサローネ」(東京・有楽町)
11月26(金)~28(日)「白からはじめる染しごと」(東京・日本橋)
2022年2月9(水)~22(火)「日本橋三越本館4階」呉服プロモーションスペース (*コア期間は2/9~2/15で、私もこの期間中、できるだけ会場いるつもりです)
2. 講師をします
着付けの先生の吉澤暁子さんがこの度、「着物 no 学び舎」というオンラインサロンを立ち上げられます。
そのゲスト講師の任を賜りました。私の出番は12月なのですが、すでにど緊張しております。
吉澤さんが掲げられている口上が素晴らしいので、ここに書き写します。もし、興味ありましたら、ご参加なさってください。
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きものに携わるあらゆる仕事にスポットライトを当て、その仕事で活躍されているプロフェッショナルから 仕事おける信念や哲学を伺い、きものの仕事の真髄を探りながらきもの業界を多面的に学ぶことを目的とします。
そして、仕事の裏側や問題、未来までも語り尽くしていただき<きもの文化>を きものファンの方々と一緒に10年後、20年後も楽しんでいくための一歩になることを目指すオンラインサロンです。
月1回のオンライン講義では、着物の未来を考える素晴らしい方々をゲスト講師としてお迎えし、まずは着物業界の現状を知っていただき、楽しく学んでいただける講義内容となっております。
呉服業界にとって変革期であるこの時代に、既に着物を仕事として取り組んでいらっしゃる方に第一線の声をお届けするのは勿論、今後「きものを仕事にしたい」とお考えの方、ユーザーとして着物を更に深く楽しみたい方など、多岐にわたる皆様に楽しんで学んでいただける講義内容となっております。
「着物の未来を考える時間」を私共と一緒に過ごしてみませんか。
https://embellirkimono.wixsite.com/manabiya
3. 家電が、、、
我が家の家電がどんどん壊れて行ってます。
この1ヶ月ほどで、二層式洗濯機、掃除機、ヘアドライヤーを買い替えました。
ここに越してきて10年過ぎましたので、それを機に変えたものなどが、寿命を迎えているということでしょうか?掃除機はその前から持っていたものですけどね。
で、買い替えて思ったのは、なんでも軽くなってますね。
軽くて手軽。おもちゃみたいと思いながらも、便利に使ってます。
*洗濯機が二層式なのは、糸を洗う時に桶として使うのに便利だからです。
4. 携帯が、、、
私、もうずっと携帯電話の調子が悪かったのです。電波を拾えないというか、、、、
ソフトバンクだったのですが、調べてもらったら、どうも我が家が、電波と電波の谷間のような場所であるらしく。
ずっと会社を変えるしかないなと思っていて、つい先日、お安くて評判のアハモと言うのに手続きしてみました。もうすぐ開通予定です。
やってみて、これ、最大の特徴は、全てをオンラインで手続きすることですね。
簡単になっているのだけど、自分が該当なのかとか、諸条件とか、そういうの調べるのに、半日かかってしまった、、、、慣れないと、相当の時間がかかります。
ま、今までも、ショップで結構長時間拘束されてましたもんね。ふう、何事もなく開通しますように。
おりしも、菅首相が次の総裁選には出られないとのこと。この携帯電話料金の引き下げは菅さんのご尽力のおかげなんですよね。こういうのが政治の力なのかー。菅さん、時代の変わり目にお疲れ様でした。
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染織吉田 吉田美保子
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79通目のメルマガ【猛残暑号】をお届けいたします。
おはようございます。いやはや、連日暑いですね。体調、大丈夫ですか?
ここ神奈川県の東側では、猛残暑と言った感じですが、お住まいの地域ではいかがでしょう?
湿度も半端なく、外に出るとむわっとしてメガネが曇ります。本当についていけません。
30年以上前、私が二十歳そこそこくらいだった頃、すでに「地球温暖化」は言われてましたが、当時私はちっともピンと来ていませんでした。
この現状は、まさにあの時、科学者の方々が警鐘を鳴らしたのが、現実になっているってことでしょうね。
人間がやってきた環境破壊のしっぺ返しなのか、自然の摂理なのかは分かりませんが、地球が変わったってことは事実ですね。
絶望的な暑さの中、エアコンに頼り切り、ウイルスから逃れるために閉じこもり、、、本日の感染者数に怯えながら、パラリンピックをNHKプラスで観る。
あぁぁ、なんだかなあ~~。ともあれ、一筋の光を見つけ、乗り越えていきましょう。
《 目次 》
1. 動画完成
2. 熊本日日新聞
3. おしゃべり会、よかったら
4. 秋の予定
1. 動画完成
絵羽のお着物「Blue Blesseing」を、蚕のふるさと熊本県山鹿市でお披露目したことは前回も書きましたが、その際作った動画が完成しました。
ブログにリンクしてますので、ぜひご覧ください。
https://www.someoriyoshida.com/10269
動画を作ってくれたのは、地元熊本でデザインを学ぶ大学生、吉井優作さんです。彼にとっては、染織も着物も、たぶん初めて触れる世界だったのではないかと思いますが、興味を持って、新しい世界にするっと入って来て、活躍してくれました。若さや柔軟さ、いいですね。今後の吉井さんの活躍を楽しみにしています。
2. 熊本日日新聞
山鹿での着物お披露目の際に、地元熊本の「熊本日日新聞」の取材を受けました。上記ブログにもご紹介しましたし、ブログに載せたリンク先のnoteでも、ライターの安達さんが詳しく書いて下さっています。
この記事、たくさんの方から反響があったそうです。
「昔、自分の生家で養蚕をしていた思い出話」とか(なんと、蚕が大きな蛙に食べられてしまったそうです!)、「自分のうちで育てた蚕から、お母様が糸をひいて機を織って、嫁入りの時に持たせてくれた話」とか。
こういう話は日本全国で、多くの女性(特に大先輩格の)心の中に大事にされていると思います。今回の記事を読んで、居ても立っても居られないようになり、連絡して来られたのではないかなあ。地元熊本に今も、こういう方が少なくなくいらっしゃるのを知って、私はとてもうれしいです。
お蚕さん、糸づくり、機織り、着物、、、、これらのキーワードは、大きな浸透圧を持って、人々の心に入っていくものだなあと思いました。
3. おしゃべり会、よかったら
閉じこもりの日々、もんもんとしてませんか?私はしてます。
以前も開催しましたおしゃべり会、よかったらまたどうですか?ネットでつないで、とりとめもないおしゃべり。いかがでしょう?
私は特に話上手というわけではありませんので、楽しくなるかは分かりませんが、それでもいいよという方、よかったら付き合ってください。
*話題がない時は、お着物について話ましょう。織りについてや織ったものについて聞いてくださってもOK。(別の話題ももちろんOK)
*多分、私は浴衣を着てます。おうち着物に付き合ってくださる方、大歓迎。(着てなかったらゴメン)
*だいたい20~30分くらいを想定してます。
*同業の方、着物関係のお仕事の方もウエルカム。業界について語りあいましょう。
*あなたと私の一対一を想定してますが、お誘いになりたい方があればどうぞ。
*原則として、本名、顔出しでお願いします。
*zoomを予定してます。事前にURLとミーティングID、パスコードをお送ります。Wi-Fi環境推奨です。zoom以外でも、LINE通話やFacebookメッセンジャーのビデオ通話機能でも対応できると思います。(その他でもいいですが、私は詳しくないです。)
*無料です。
*急ですが、明日、8月30日月曜日に行います。時間帯は以下から選んで、このメールに返信する形で、タイトルを「おしゃべり会」として申し込んでください。第二候補くらいまでいただけるとありがたいです。
11:00~
13:00~
15:00~
17:00~
19:00~
21:00~
モニター越しにお会いできますこと、楽しみにしています。
4. 秋の予定
この秋は、展示会の予定が二つあります。
10月23(土)24(日)の「きものサローネ」(東京・有楽町)
11月26(金)~28(日)の「白からはじめる染しごと」(東京・日本橋)です。
どちらも、やる気満々で絶賛準備中ですが、感染症の勢いによっては、万が一の変更の可能性もあるかと思います。直前に最新情報をお確かめくださいね。
新作はどんどん作っています。本番に来られる方にはぜひ実物をご覧いただきたいですし、来られない方もネット紹介しますのでお楽しみになさってください。
(写真は、新作の半幅帯、帯あげ、ショールです。まずは、きものサローネに出品しますが、もし気になる方いらっしゃいましたら、詳しくご紹介します。お気軽にご連絡ください。)
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きものと帯の注文制作
染織吉田 吉田美保子
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78通目のメルマガ【立秋号】をお届けいたします。
こんにちは。ご無沙汰しております。
立秋をすぎ、涼しくなりましたが、お元気でいらっしゃいますか?
メルマガ、間が空いてしまいました。楽しみにしてくださっていた方、ごめんなさい。
ちょっと、ぽっかりしていました。猛暑とコロナの猛威とオリンピック。
もうどうしていいか分かりませんよ。
過ぎ去るのを待とうとじっとしていて、今やっと落ち着きました。
九州や中部地方は大雨のようです。どうかくれぐれも気をつけてくださいね。
《 目次 》
1. 山鹿
2. 君が代
3. 布うつくしき日本の手仕事
4. はじめての駅
1. 山鹿
7月の初めに、熊本県の山鹿市の養蚕農家、花井雅美さんのところで、養蚕、糸作り、機織り、記録の4人が集まり、動画の撮影をしました。
ただいま編集中で、近々、「蚕から糸へ、糸から着物へ」に掲載されますので、どうかお楽しみに。
熊本日日新聞の丁寧な取材も受けました。こちらも近々掲載のようで楽しみです。
あっという間ながら盛りだくさんな日々でした。無事に集まれて、ほっとしました。一期一会。今思えば奇跡のようなありがたい時間でした。
2. 君が代
オリンピックは、テレビを持っていないということもあり、スポーツ全般苦手ということもあり、あまり関心ないのですが、ネットでハイライトなどをちょいちょい見ました。
開会式と閉会式の国歌斉唱がよかったですね!
ミーシャさんのレインボーのドレスもよかったし、宝塚歌劇団の中振袖に袴姿もとってもかっこよかったです。
それにどちらも素晴らしく上手い!!!惚れ惚れしましたし、誇らしく思いました。
オリンピックに着物姿が少なくてがっかりという意見もチラホラ見まして、その通りだと思いながらも、タカラジェンヌくらい鍛えてないと、酷暑の中にきっちり着付けて、堂々と笑顔でってのは難しいのかもなとも思いました。
伊調馨さん、小池都知事の着物姿もしっかりチェック。どちらもとても素敵でした。
3. 布うつくしき日本の手仕事
ただいま開催中の「布うつくしき日本の手仕事」を拝見してきました。こぎん刺しとか、裂織とか、自然布などの衣の展示会です。
圧巻でした。
やっぱ、布っていうのは、蓄積だね。時間とエネルギーと愛情の。
同等のものは現代ではいくら金銭を注ぎ込んでもできないと思う。この圧倒される感じが現代物にはないのよねー。
好きなものだらけだったけど、特にこぎん刺しよかったわー!
ものすごい仕事量。熱量。愛情。否応なくってのもあったと思うけど。とにかくすごい。
これ、今の時代ではできないと思います。
採算取らないといけないプロの人たちには難しいと思うし、それを気にしなくていいアマチュアの世界でもここまでの熱を注ぎ込めるのか?
アートであるけど、簡単にその言葉で片付けたくない、厳しい営みの中から生まれたものであり。
「布うつくしき日本の手仕事」展は、横浜市歴史博物館にて、9月20日までの開催。最寄り駅は、横浜市営地下鉄のセンター北駅。ただいま前期の公開中で、8月24日からが後期です。
横浜市歴史博物館のサイト→☆
4. はじめての駅
おまけで、この日の感想をもう一つ。
感染症が怖くて外出をなるべく控えてますが、久々に出かけてよかったです。「センター北」なんて、初めて降りる駅。知らない街。キョロキョロしながら歩く。
初めていく博物館。古い布は、知っているようでまだまだ未知でいつ見ても何度見ても新鮮。
帰りに商業施設をのぞくと、すごく充実した自然食品屋さんがあって、ガン見してしまいました。こういうお店は大好きですが、歩いていけるところにないので、ずいぶん久しぶりでした。丁寧で安心な食品は何よりも心落ち着くね。とてもリフレッシュしました。
なんか、とても遠くに行ったような感じだけど、ここ電車で30分のところです。近くて、空いてて、目新しい。上手に自分自身の新陳代謝をはかり、楽しく生きていこうと思いました。
写真の説明。
1~3枚目。熊本発羽田行きの飛行機の中から。この日、九州、梅雨明けでした。
4,5枚目。山鹿の夕方。みんなで餃子を食べました。いい宵でした。
6~9枚目。横浜の博物館での展示より。ガラスケースに映り込むのも面白い。
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染織吉田 吉田美保子
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(写真は、インスタライブに向け、コーディネートを練っている「白から会」のみんな。)
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77通目のメルマガ【月は満ち明日はライブ号】をお届けいたします。
こんばんは。満月の晩、遅い時間にお邪魔いたします。
メルマガ、77通目です。ゾロ目ですので、ちょっと特別な気分です。
いつもお付き合いくださいまして、どうもありがとうございます。
着物ライター安達絵里子さんの「蚕から糸へ、糸から着物へ」のnote での連載も、とうとう今日でひと区切りです。
養蚕、糸作り、染め織り、どれをとっても濃~い内容でしたね。毎回、のめり込んで読んでいました。
安達さん、本当にお疲れさまでした。
安達さんは、三人の担い手それぞれを丁寧に取材し、優しく分かりやすい文章に書き表し、プロジェクト全体を慈しみ育ててくださいました。
きもの記者歴30年という経験から、的確なアドバイスもくださいました。まるでお母さんのようでした。本当にどうもありがとうございました。
最終回なんて悲しすぎる、、、、と余韻に浸っておりますが、、、、
明日の夜は9時から「白から会」のインスタライブです!今はその準備で大わらわ。
どうかお見逃しなく!
《 目次 》
1. ブルーブレッシング
2. 前髪ぱっつん
3. インスタライブ!
1. ブルーブレッシング
全33回の連載「蚕から糸へ、糸から着物へ」で、連載の3回目では「桑畑」の土壌の手入れでまだ存在すらなく、4回目で「種」、5回目で「蟻」のようだった小さな蚕たちは、おかげさまで、Blue Blessing(ブルーブレッシング)と言う祝福されたお着物になり、出立の時を迎えようとしています。
32回に、このお着物の写真をたくさん掲載してくださってます。ご覧いただけましたか?
大空に羽ばたくのに、5人目のメンバーの方との出会いを待っています。
ブルーブレッシングに、もし興味をもっていただけましたら、お気軽にヨシダまでお尋ねください。詳しくご説明いたします。このメルマガに返信でもいいですし、サイトのお問いわせからでもいいです。
複数のお問い合わせをいただいた場合、みなさまにご意思をうかがい、相談の上、現品をどなたにもらっていただくか決めます。お急ぎでなければ春繭で一からお作りします。
勝手ながら以上のように思っております。どうかよろしくお願いします。
「蚕から糸へ、糸から着物へ」
https://note.com/kaikokara
2. 前髪ぱっつん
関東も梅入りしまして、湿度の高い毎日です。
ちょっとむしゃくしゃしておりました私は美容院にでかけ、えいっとイメチェンしてきました。人生初の前髪ぱっつんです。
眉毛の上5センチくらいで切りそろえましたら、なんか、別人のようです。頭、軽くなった!(中身も?)
見て~って言うのも恥ずかしいですが、明日の午後9時、ネット上ではありますが、早々にその機会がやってきます。怖いもの見たさでぜひ!(下の項をご参照の上~~)
3. インスタライブ!
先号でご案内しました通り、「白からはじめる染しごと」展は、11月に会期変更になりました。
その代わりに、明日6月26日土曜日、午後9時から、インスタグラムの「白から会」アカウントにて、コーディネート紹介のライブを配信いたします。
この仕上げたばかりの「 Blue Blessing 」も登場しますよ。友禅作家さん方の帯や帯あげ、帯じめをあわせてご紹介します。
「白から会」のインスタをフォローの上、ぜひご覧ください。
*ヨシダのインスタではなく、「白から会」のインスタです。お間違いのないよう、お願いいたします。
https://www.instagram.com/shirokara_kai/?hl=ja
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染織吉田のメルマガ、《 some ori 通信 》77通目のメルマガ【月は満ち明日はライブ号】をお読みいただき、どうもありがとうございました。
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どうかよろしくお願いします。
きものと帯の注文制作
染織吉田 吉田美保子
*こちらは、メルマガ《 some ori 通信 》の配信記録です。
(写真は、上野公園で撮りました。室内のは東京国立博物館の法隆寺館の2階です。鳥獣戯画じゃなくてごめん。)
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76通目のメルマガ【白から会期変更号】をお届けいたします。
こんにちは。いかがお過ごしですか?
今日はお知らせをさせてください。
6月末に開催予定でした「白からはじめる染しごと」展は、会期変更となりました。
楽しみにしてくださっていた方、予定に入れてくださっていた方、本当に申し訳ございません。
新型コロナウイルスの緊急事態宣言は明けているはずの日程なのですが、それでもやはり、手にとって、ゆっくり、会話を楽しみながら観ていただきたいという、メンバーみんなの総意からこうなりました。
私としても、この日に向けて、テーマの「輪」で大作を作りましたので、お披露目の機会を失い残念至極です。
ま、ぶつぶつ言っても仕方ありません。切り替えて、いきましょう!
本日のメルマガ、目次の1に白から会が、SNSにあげた公式発表を貼ります。よかったらご一読の上、11月の開催を楽しみになさってください。あ、その前に6月26日にインスタライブです~~
《 目次 》
1. 白から会の公式発表
2. 鳥獣戯画
3. 安達さんの取材
1. 白から会の公式発表
【大切なお知らせ】
いつも白からのページをご覧くださっている皆さま、ありがとうございます。
今日は、6月末に開催を予定していた展示会につきまして、大切なお知らせがあります。
今回の緊急事態宣言の延長を受けて、
幾度となくメンバーで会議を重ねた結果、
展示会としての開催を11月末とすることに決定いたしました。
ご来場を楽しみにご予定くださっていた皆様には、
再々の会期変更を心よりお詫び申し上げます。
第2回のテーマを「輪」と決めた昨年来、刻々と変化する状況の中で、
少しでも早く作品をご覧いただきたい反面、自分たちが開催する展示会として、どのような形が一番心地良く安心してご覧いただけるのか、メンバー1人ひとりの心がゆらぎ、まよい、なやみました。
いろいろな可能性を探る中で、
一番に出てきたのは、リアルに対面し、作品をお伝えしたいことへの強い想いでした。
実際に手に取ってご覧いただきたい。
会話をしながら作品への想いを交わしたい。
それが私達とお客様との「輪」となり、
「まわり、つながり、ひろがり、めぐる」ことを望んでおります。
それを実現するために、
直接元気に安心してお会いできる日のために、
今できることを最優先にお届けいたします。
開催予定であった日には、インスタでライブ配信をいたします。
私たちの作品だけでなく人となりも知っていただけたら、と思い、白からメンバーだからこそのコーディネート提案なども予定しております。
おウチ時間に少しでも楽しみをお届けできたら嬉しいです。
26日土曜日21時にスタート予定です!
インスタグラムをぜひぜひご覧くださいませ。
画面越しとなりますが、皆さまとコミュニケーションしたいと願っております。
どうぞどうぞ、直接お会いできるその日まで。
私たちも制作を頑張って参ります。
引き続きどうぞ宜しくお願いいたします。
公式Instagram
https://www.instagram.com/shirokara_kai/?hl=ja
2. 鳥獣戯画
東京国立博物館で、再開された「鳥獣戯画のすべて」展に行ってまいりました。
いやはや、ほんと素晴らしかったです!うさぎさん、かえるさん、生き生きと飛び跳ねてました。ほんと、上手いなあ~~。
平安時代、すごい!
ちょー有名な「甲巻」のみならず、乙、丙、丁、それぞれによかったです。
丙巻は、人物戯画で、みんなで遊んでいるんです。二人向き合って、耳に輪にした紐を掛け合って、それを綱引きみたいにして勝負したり。にらめっこしたり。これ、ステイホームで、家族でやるといいね!
あと、私、美術館、博物館の類いは、閉館ギリギリまで鑑賞するのが好きなんだけど(お客さん少なくなってゆっくり観られるから)、大抵、ミュージアムショップは、閉館30分前で閉店ってことが多いように思います。が、今回は、閉館の午後8時をすぎても開いていて、急かされもせず、レジも長蛇の列でした。
これ、ショップの売り上げがガタ落ちしている(たぶん)ことへの、博物館側の配慮なのかなって思いました。博物館の正規のスタッフは公務員さんでしょうけど、ショップなどは、今回の特別展のための業者さんで、グッズ開発した頃はコロナなんてケほども無かった訳ですし、こんなことになって見込みで作るのが難しかったり、会期変更や混雑制限の対処など、大変なことと思います。
こういう時こそ、お金を使って世の中まわすべしなのでしょうね。
私は「甲巻」を観るのに動く歩道に4回並んで、ヘトヘトだったため、そそっと失礼しましたが。
「国宝鳥獣戯画のすべて」は東京国立博物館にて、6月20日まで。完全予約制です。
https://chojugiga2020.exhibit.jp
3. 安達さんの取材
熊本の山鹿で育った蚕から作った糸で着物を織るプロジェクト。その全容を詳細に紹介するレポートが進んでいます。
養蚕、糸作りと進んできて、不肖わたくしがアンカーの製織を務めさせていただいてます。着物ライター安達絵里子さんの筆もますます冴えています。
安達さんには、制作過程の写真とキャプションをお渡ししていて、それを補う形で電話取材を受けています。元々仲良しの安達さんとの電話が楽しく、あちらも興味しんしんで聞いてくれるものですから、普通の取材だったらここまで喋らないよってことも、なんでもしゃべってます。
というわけで、この連載、ものすごく詳しく、作り手の本音、バンバン出てます。
そういう意味でも他にない面白さですよ。長いですので、お時間ある時にぜひどうぞ。
「蚕から糸へ、糸から着物へ」
https://note.com/kaikokara
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こんにちは。お元気ですか?
すでに梅雨に入った地域が多いようですね。
ここ関東は、まだ梅雨入り宣言は出てないのですが、湿度が高く、すでに雨の季節の到来のようなおもむきです。
九州は大雨だったし、心配ごとが絶えませんね。
雨の季節を楽しむくらいの降り方だとうれしいのですが、なかなか思うようにはいきません。
メルマガは、楽しく行きましょう!
《 目次 》
1. いよいよ糸づくり
2. サイトの更新
3. 防音工事
4. おしゃべり会、よかったら
___________
1. いよいよ糸づくり
蚕が糸になり、糸が着物になっていく過程を追った着物ライター安達絵里子さん連載、「お蚕さん篇」が終わり、いよいよ「糸づくり篇」に突入しました。安達さんの筆もますます冴えています。
最新号の【16】では、糸づくりの中島愛さんがこの仕事を始めるきっかけも書かれていますが、なんとそれは私が大昔(2009年)に書いたブログだったのです。人との縁とはかくも不思議で面白いものですね。引き寄せの法則というのは本当かもしれません。
そのブログに書いていることは、水谷ルリ子さんという方が、丹精込めて作った座繰り糸を2007年に私が引き継ぎ、その後どう織って生かすか悩みつつも挑んでることです。
水谷さんが送ってくれたパスを中島さんに繋ぎ、13年後に形にできたことが嬉しいです。
2. サイトの更新
ご多分にもれず私もステイホームの日々、ここぞとばかりサイトの更新をしました。よかったらご覧ください。
ブログでは、ONLYONLYでお受けした「もゆさま」の八寸帯を作る過程を書いてます。
https://www.someoriyoshida.com/category/only-only-注文制作/もゆさま
作品ギャラリーに、2020年を(やっと)加えました。
https://www.someoriyoshida.com/gallery/2020-2
着姿ギャラリーもおかげさまで数枚加えました。
https://www.someoriyoshida.com/style
3. 防音工事
実は今、我が家は防音工事が入っていて、落ち着かない日々を過ごしています。厚木基地のまあまあ近くで戦闘機が頭の上を飛ぶのです。
うちは賃貸の集合住宅で、申請も手続きも大家さんがされているので、私はあれよあれよという間に、対象者になってしまったという状態です。
それがもう引っ越しレベルで大変。棚など全て動かさなければならないし。ふう。
出したものが収まらず、なんと、はやりのメルカリデビューしてしまいました。すでにちょっぴりは売れたんですよ!なんだか、世間の波に乗れたようでうれしいです。
日替わりで色々な工事のおじさまたちがいらっしゃいます。サッシ屋さん、大工さん、電気屋さん、レントゲンさん(壁の厚みをみるらしい)、ボーリング屋さん、ペンキ屋さん、工務店さん。
いやはや、日常がガラッと変わって、落ち着かないことこの上ない。染織の仕事も限定的にしかできないし。
もうしばらく非日常を楽しみます。
4. おしゃべり会、よかったら
閉じこもりの日々、新たな出会いがないのも詰まらないですね。何か突破口はないものか。
先月も開催しましたおしゃべり会、よかったらまたどうですか?zoomでつないで、とりとめもないおしゃべり。いかがでしょう?
私は特に話上手というわけではありませんので、楽しくなるかは分かりませんが、それでもいいよという方、よかったら付き合ってください。
*話題がない時は、お着物について話ましょう。織りについてや織ったものについて聞いてくださってもOK。(別の話題ももちろんOK)
*多分、私は着物を着てます。おうち着物に付き合ってくださる方、大歓迎。(着てなかったらゴメン)
*だいたい20~30分くらいを想定してます。
*同業の方、着物関係のお仕事の方もウエルカム。業界について語りあいましょう。
*あなたと私の一対一を想定してますが、お誘いになりたい方があればどうぞ。
*原則として、本名、顔出しでお願いします。
*zoomでの開催を想定してます。事前にURLとミーティングID、パスコードをお送ります。Wi-Fi環境推奨です。zoom以外でも対応できるかと思いますのでご連絡ください。
*無料です。
*急ですが、明日、5月19日水曜日に行います。時間帯は以下から選んで、このメールに返信する形で、タイトルを「おしゃべり会」として申し込んでください。第二候補くらいまでいただけるとありがたいです。
11:00~
13:00~
15:00~
17:00~
19:00~
21:00~
モニター越しにお会いできますこと、楽しみにしています。
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染織吉田 吉田美保子
*こちらは、メルマガ《 some ori 通信 》の配信記録です。
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染織吉田のメルマガ、《 some ori 通信 》にご登録いただき、ありがとうございます。
74通目のメルマガ【目に青葉号】をお届けいたします。
こんにちは。
なかなか大変な世の中になっておりますが、お元気でいらっしゃいますか?
前向きに拡大思考で生きていくことが、こんなに躊躇されるなんてなあ。。。。
若い人ほど、もどかしいのではないかと気の毒に思います。我々世代も、賢く行動、踏ん張りましょう。上の方もよろしくお願いします。
本日は荒れ模様のお天気になるようですが、若葉がきらきらのいい季節ですね。細胞が喜んでいるように感じます。深呼吸もおいしいです。ストレッチして、体を伸ばし、元気で行きましょう。
《 目次 》
1. 大阪・阪急百貨店の催事中止
2. お蚕さん、大きくなった!
3. 山田五郎さん、面白い
4. おしゃべり会、いかがです?
___________
1. 大阪・阪急百貨店の催事中止
5月18日から参加予定しておりました、大阪・阪急百貨店梅田本店での着物催事は中止となりました。
関西の方にお会いできるチャンスと、楽しみに準備しておりましたが残念です。
一部の方にはお葉書でご案内しました。申し訳ありませんが、お間違いのないよう、お願いいたします。
2. お蚕さん、大きくなった!
「蚕から糸へ、糸から着物へ」プロジェクトですが、きものライター安達絵里子さんによる詳細なレポートがノリノリです。お蚕さんが、すくすく育っていて、目が離せません。
こちらは第8回です。よかったらさかのぼってお読みくださいね。
https://note.com/kaikokara/n/na02441b40d6e
*ここ載せた写真はすべて、上記から拝借しました。撮影は養蚕農家の花井雅美さんです。目に青葉、ありがとうございます。
3. 山田五郎さん、面白い
最近、山田五郎さんのYouTubeにハマっています。
「山田五郎 オトナの教養講座」と銘打ち、西洋絵画などを解説してくれるのですが、ものすごく博識で、その絵が描かれたの裏側の事情や画家の悲哀(?)まで詳しく紹介してくれます。
私、全部観ました。おすすめです!
https://www.youtube.com/channel/UCq1r8Nq3nwI9VhvyiwcpF2w
4. おしゃべり会、いかがです?
ゴールデンウィーク、どう過ごされますか?
メルマガ読者の方の中で、私とおしゃべりしたいなって思ってくださっている方、おいででしょうか?zoomでつないで、とりとめもないおしゃべり。いかがでしょう?
私は特に話上手というわけではありませんので、楽しくなるかは分かりませんが、それでもいいよという方、よかったら付き合ってください。
*話題がない時は、お着物について話ましょう。織りについてや織ったものについて聞いてくださってもOK。(別の話題ももちろんOK)
*多分、私は着物を着てます。おうち着物に付き合ってくださる方、大歓迎。(着てなかったらゴメン)
*だいたい20~30分くらいを想定してます。
*同業の方、着物関係のお仕事の方もウエルカム。業界について語りあいましょう。
*あなたと私の一対一を想定してますが、お誘いになりたい方があればどうぞ。
*原則として、本名、顔出しでお願いします。
*zoomでの開催を想定してます。事前にURLとミーティングID、パスコードをお送ります。Wi-Fi環境推奨です。zoom以外でも対応できるかと思いますのでご連絡ください。
*無料です。
*5月2日(日)と5月4日(火)に行います。時間帯は以下から選んで、このメールに返信する形で、タイトルを「おしゃべり会」として申し込んでください。第二候補くらいまでいただけるとありがたいです。
11:00~
13:00~
15:00~
17:00~
19:00~
21:00~
モニター越しにお会いできますこと、楽しみにしています。
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ご感想、ご意見ございましたら、このメールに返信する形でお送りください。
配信停止をご希望の方は、タイトルを「配信停止」として、このメールをそのまま返信してください。
これからも、some ori や、きものや、モノ作りを通して、あなたさまとご縁を育んでいきたいと思っております。
どうかよろしくお願いします。
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染織吉田 吉田美保子
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73通目のメルマガ【春爛漫号】をお届けいたします。
おはようございます。
ちょっと前の話になりますが、桜が満開のころに、六本木の国立新美術館へ、「佐藤可士和展」を観に行きました。エネルギーに満ちあふれてて、すごくよかったです!
知っているデザインが多くて、とても「今」を感じました。現代日本もがんばってるなー。
実は、1月には、東京都現代美術館で、「石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか」展も観てきました。同じデザインの分野の展示会で、こちらも素晴らしかったけど、「古き良き時代の日本」って感じを受けました。資生堂やパルコの広告、懐かしかった。日本がブイブイ言わせてたころの立役者なんだろうなあ。
一方、佐藤可士和は「現代」で、もっと手堅く、狙って、成功させている感じ。
どちらも時代の最先端で、日本を背負って立ってる感じがしました。
佐藤可士和展は、国立新美術館で、5月10日まで。
石岡瑛子展は、すでに終了しています。
(上の写真は美術館からの帰り、青山霊園の桜。この下に続く写真は、うちの近所の春爛漫。)
《 目次 》
1. 「白からはじめる染しごと」展、期日決定!
2. 「蚕から糸、糸から着物」の記録スタート
3. 53
1. 「白からはじめる染しごと」展、開催決定!
延期をお伝えしておりました、「白からはじめる染しごと展 」ですが、日時、会場を変更して開催しますことをお知らせいたします。以下、公式発表から抜粋します。
______
4月初頭よりいったん延期した「白からはじめる染しごと-輪の巻-」を6月末に開催することにいたしました。
今回のテーマは「輪の巻」です。
このような状況だからこそ、人との輪、廻り合わせの大切さを確認する機会になったのではないかと思います。この場から輪が繋がり広がっていくような。
そんな展示を楽しんでご覧いただけるよう、準備を進めて参ります。
また、前回は協力出展として参加の江戸組紐中村正 中村航太さんが、今回より正式メンバーとして加入いたしました。
白からはじまる手仕事で作られる作品が、より豊かに、可能性が広がっていくのではないかと思っております。
どうぞ宜しくお願いいたします。
______
◇日時 : 6月25(金)~27(日)
10:00~17:30
◇会場 : ICHIMASU TAGEN KIMONO CLINIC & MUSEUM
(イチマス田源 きものクリニック&呉服問屋ミュージアム) 東京都中央区日本橋堀留町2-3-8 田源ビル2階
◇参加作家
小林知久佐
鷹取麻利子
鈴木和美
クワバラマキコ
水橋さおり
大橋さやか
大地佐和子
中村航太
吉田美保子
◇ 会場では、新型コロナ感染防止対策をしてお待ちしております。感染拡大防止のため、混雑状況によってはお待ちいただくこともあるかと思いますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
2. 「蚕から糸、糸から着物」の記録スタート
昨年から取り組んでいる、熊本の山鹿のお蚕さんからいただいた絹糸で着物を作るプロジェクトも、いよいよ織りの段階です。
着物ライター安達絵里子さんによる詳細なレポートも始まりました。
そのレポートが素晴らしいのです。まだ3回なので、桑の手入れをしている段階ですが、すでにうるうるきてます。お蚕さんたちはこの青々した桑の葉っぱをお腹いっぱい食べて、元気に育って、人間に美しい絹糸を与えてくれるのだなあ、、、、、
ぜひお読みになってください。
https://note.com/kaikokara
この連載、noteというプラットフォームで、読むのはどなたでもできますが、無料登録するとコメントやおすすめもできます。それも面白いかと思います。
3. 53
昨日、53歳になりました。
いいお天気だったしせっかくだからちょっと出かけようかと思ったのだけど、日中は機織り、夕方にヨガ、夜にオンラインミーティングという普通の1日になりました。あちこちからメールやカードなどいただき、うれしかったです。ありがとうございました。
これからも日常を大事に、しっかり織り続けます。
みなさまにとっても、毎日が健康で充実したものでありますよう祈ります。今後ともどうかよろしくお願いします。
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72通目のメルマガ【機屋さん号】をお届けいたします。
こんばんは。
一雨ごとに春の足音が大きくなり、冬が追いやられる頃となりましたね。いかがお過ごしですか?
私は最近、仕事場にあるものを導入し、それが大正解で、実にスカッとしています。
突っ張り棒です。
襦袢地や帯あげ地を染めるとき、白生地を張るのですが、今までは手すりなどにくくりつけていたのです。それがとても使いづらく。
それを打開するために、すごく丈夫な突っ張り棒を6本立てたのです。
そういたしましたら、まあ、仕事のしやすいこと。動きやすいこと。これまでとは雲泥の差です。
仕事は、段取り、道具、動線、システム化が大事だなあとつくづく思いました。これができてると、ストレスなく頭に思い浮かんだことを表現できます。
仕事場作り、もっとシビアにやっていこうと思いました。
それから、今回のこの導入についても、作り手仲間の助言、進言のおかげで大感謝してます。作り手同士の繋がりが、レベルアップと生きやすさになるとつくづく思います。
《 目次 》
1. 松本へ
2. 八王子通過
3. 岐阜の名前
___________
1. 松本へ
先日、要で急なことがあり、長野県の松本に出かけました。
用事だけすませ、ささっとお暇しましたが、実り多き一日となり、いい気分転換にもなりました。
伺った先は、今はもう閉めていらっしゃる機屋さんなのですが、その膨大な蓄積にびっくりしました。
道具も材料も、出来上がった商品も、制作のための資料も、いくらでもあるのです。
ああそうか、染織は産業だったのだ。地域のみんなを儲けさせ、家族を養い、豊富な資金で技術や材料を工夫し発展させ、エネルギーが満ちあふれていた。そういう仕事として成り立っていたのだなあ。。。
今はもう、私のやっているレベルでは、とてもじゃないけど産業とは言えません。
だからこそ独自の視点でできることを見つけて、新しい角度からチャレンジをしていくぞって思いました。
2. 八王子通過
松本へは、高速バスを使って往復しました。
行きはウツラウツラしてましたが、帰り道、ふと気づくと、岡谷、諏訪、八王子と、機織りをしているものにとっては、なじみの地名をどんどん通過します。ああ、このバスルート、産地のオンパレードだ。まさにシルクロードじゃんと思いました。
さらに八王子を通過しているとき、南に行けば横浜で、北に行けば群馬県だと気づきました。横浜はシルクの出港地、群馬は生産地。今回のルートよりちょっと南には富士吉田もある。そうか、八王子は要だ。繊維産業が栄えたわけだとガッテンしきり。
八王子にはお世話になってる撚糸屋さんがいらっしゃいます。お元気かな?あと継ぎはいないとおっしゃってたのが気になります。
3. 岐阜の名前
松本でお訪ねした機屋さん、感じの良い素朴で真面目そうなご主人とちゃきちゃきな奥様が迎えてくださいました。
もう閉じているご商売屋さんですので、お名前書きませんけど、ちょっと特徴ある苗字です。私、心当たりありまして、お聞きしてみました。
そうしたらまさに!先代のご出身は岐阜県とのこと。
私、20代初めに、岐阜に1年住んでたことありまして、ちょっとだけ知っているのです。
遠縁の叔父が病気になって亡くなったので、叔母を手伝いに行ってました。
叔父、生きていたら、80歳くらいか?こちらのご主人くらいの年恰好ではないだろうか?同郷だからかちょっと面影があるような気がする。
叔父は52歳で死んだ。私は今52歳。月日が経つのは本当に本当にあっという間だ。
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*写真は、高速バスの車窓から。シルクロードを撮りました。
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きものと帯の注文制作
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*昨晩の東北での大きな地震、大丈夫でしたか?
怖い思いをされた方、不安な夜を過ごされた方、多いと思います。
心と体がギュッと縮こまった思いしましたね。関東でもそうなのですから、東北の方はさぞと思います。
どうかご自身、周りの方々、大切になさってください。
ちょうどこのメルマガを配信予約したところでの地震でした。取り消そうかと一晩悩みましたが、このまま送らせていただきます。少々の気分転換にしていただければと思います。(2/14 早朝追記)
*****
おはようございます。
今日はバレンタインデイですね。チョコ、プレゼントなさいますか?またはいただく予定(?)ですか?
私は、このいつまで続くかわからないウツウツした日々に、ちょっとのエッセンスをと思って、小さなチョコをちょこちょこ買って、郵便で送りました。
郵便受けに、小さな包みを見つけたとき、免疫力上がるかなって。
それで、2月になったくらいから、買い物するたびにキョロキョロしていて気づいたのですが、バレンタインの特設売り場って、減少してませんか?
これまでのイメージだと、1月下旬あたりから、どこもかしこもチョコレートの甘い匂いにげっそりするくらいだったのに、今年はスーパーなど、さほど力を入れていない印象でした。
多分、専門店とか、デパートとか、ショッピングモールとかは、大々的なのでしょうけど、徒歩圏内の、普段使いのスーパーは、バレンタインコーナー、できてはいるけど、しょぼいのです。
あれ~~?こんなだったかなあ????これ、時代の移り変わりでしょうか?それにしてもいつ変わったの?見た感じ、恵方巻きとか、ひな祭りと同じ程度の扱いなのだけど、、、。明らかに潮流が違う、、、気づかなかったわ~
全体的にしょぼい中、モロゾフさん、さすがでした。バリエーション豊富で、ものすごくかわいいパッケージ。訴求力の高さに完敗で思わず手が出まくり。自分の分も買いたかったけど、それはグッと我慢でした。
___________
《 目次 》
1. 蚕から糸へ、糸から着物へ
2. サイト更新 【着姿ギャラリー、ONLY ONLY みりさま】
3. クラブハウス
___________
1. 蚕から糸へ、糸から着物へ
どんなお着物を作るか計画したところを、動画にしました。15分ほどありますので、お時間あるときご覧ください。
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2. サイト更新 【着姿ギャラリー、ONLY ONLY みりさま】
サイト更新しました。
着姿ギャラリーに3点、ニューカマーが加わりました。このページ、私自身、とても楽しみにしていますので、ありがたい限りです。写真をクリックすると、説明文や他の写真がでます。ぜひご覧ください。
https://www.someoriyoshida.com/style
完全注文制作ONLY ONLY は、「みりさま」ストーリーも進んでおります。こちらもぜひ。
https://www.someoriyoshida.com/category/only-only-注文制作/みりさま
___________
3. クラブハウス
ここのところ急に流行りだした「Clubhouse クラブハウス」、ご存知でしょうか?
新手のSNSで、声で繋がります。おしゃべりを聞くことができ(聞き耳を立てる感じ)、自分も加わることもでき、自分がしゃべりの場を主催することもできます。
大流行りだと聞き、うずうずして、ホイホイ参加しましたが、結構はまっております。どこがいいかっていうと、自分の周りにいない、世代や職業、思想の方々の、まあまあ本音のおしゃべりを聞くことができることです。自分が知らない世界を垣間見られ、視界が広がる感じがいいです。
私はこれまでラジオっこで、目覚めから就寝まで、いつもラジオがなってる生活でしたが、ここんとこ、それがクラブハウスになりました。きっと、今、ラジオの聴取率落ちてるんじゃ?
私は今のところ、聞く専門でしゃべってはないのですが、しゃべりデビューしてみようかなあ?
もし、まだ参加していなくて、興味のある方いらっしゃいましたら、先着2名さまに招待を送りますので、このメールに返信するかたちでお知らせください。今のところ、Androidには対応していないそうですので、iPhone (iOS) が必要です。
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69通目のメルマガ【糸を迎えに号】をお届けいたします。
こんばんは。
小正月も終わりましたが、いかがお過ごしでいらっしゃいますか?
2021年、世界中でなかなかハードな滑り出しですね。こういうの、地球のバイオリズムというのでしょうか?何かの揺り戻しとか?
流れに逆らうこともできませんので、どうにか無事に前向きに、できることなら楽しく、乗り越えましょう。
最近はラジオのニュースを聞くのも憂鬱なので、もっぱらポッドキャストを聴いてます。
自分で自分のご機嫌をとるというのが、もうしばらくは、とても大事なことのように思います。
《 目次 》
1. 山鹿の蚕が、埼玉で糸になる
2. トートバッグ
3. 志乃ラジ
4. コテンラジオ
___________
1. 山鹿の蚕が、埼玉で糸になる
1月5日に、埼玉県の大宮からさらに電車で30分ほどの所に、特別な糸を迎えに行ってきました。
中島愛さんのご自宅兼工房をお訪ねしたのです。
熊本の山鹿の養蚕農家、花井雅美さんが育てた繭を、中島さんが、座繰り、撚糸、精練をしてくださって、それが、年末ギリギリで仕上がり、完成した糸をお迎えに参ったというわけです。
中島さんは、いろいろな才能がある方で、織もでき、友禅も描け、パターンも引け、仕立てもできと、すごいんだけど、「私、人のための座繰りをしているのが天職かと思った」とぽろっと話されました。
そうかーー、そうなのか。受け止めなきゃ、私。
山鹿の花井さんと、着物ライターの安達絵里子さんと、4人でズームでつながっていろいろおしゃべりしたのも面白かったです。いずれ、安達さんによる記事をご紹介できると思いますので、楽しみになさってください。
あ、よかったら私が織る着物も楽しみになさってください。
糸のことブログに書いております。最高に美しい糸の写真も載せてますので、ぜひご覧ください。
https://www.someoriyoshida.com/9423
___________
2. コラボのトートバッグ
新作のトートバッグを、通販サイトにアップいたしました。
服飾作家善林英恵さんとのコラボ作品です。このタイプ、ご好評にて定番となりました。軽くて、おしゃれ。たっぷり入ります。
サイトをのぞいてくださいね。コロナ反撃送料無料キャンペーンやってます。この機会にぜひ。
https://www.someoriyoshida.com/store
___________
3. 志乃ラジ
前回のメルマガでご紹介した、葛布作家の渡邊志乃さん。音声配信もされていて、それがとても面白いのです。
自粛などで、ついウツウツとしそうになる時、これを聞くとシャキッとします。ああ、ここにがんばってる人がいる、私もウジウジしてちゃダメだ、さあやろうって思うのです。
正式名称は、「葛布の手織りの機場から」というのですが、私はお名前から「志乃ラジ」と呼んでます。
https://anchor.fm/shino-watanabe/
___________
4. コテンラジオ
その渡邊さんが教えてくれたのですが、「コテンラジオ」というのがありまして、これまた、ドはまりしてます。
歴史上の人物や出来事を、歴史好きの二人と聞き役の一人で、深く深く、言及していくのですが、すごく面白いのです。史実をドラマ化することなくそのまま話してくれるのだけど、膨大な読書量、勉強量で説得力あり、吸い込まれます。
へーへーへー。新しい動きが出てきたなあと聞いていたのですが、なんと、本拠地が「田川」らしいのです。びっくり!正直、私が九州出身だから知ってる地名と思います。炭鉱の町だったってこと以外に、特記することもないんじゃ。。。(あったら失礼!)私もずーっと前に通過したことあるだけですが、ただの田舎町よね、、、
そこを発信地として、こんな面白いものが!日本語わかれば世界中で聞け、夢中にさせるものが、あの田川から発信されている、、、、すごいなあ、、、、
私は、18歳で九州をでて、その後一時戻っていたこともありますが、すでに一番長く住んでいるのが、関東です。地方の時代だと言われてもピンときてませんでしたが、本当、そうなんだなあ。東京でなくていいんだって改めて思いました。
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おはようございます。
昨日の昼下がり、近所を歩いていたら、ベランダにサンタさんの服を干しているうちがありました。
家族でパーティーでもした衣装でしょうか?(それとも、こちらがサンタさんのご自宅?!)
ちゃんと洗って片付けて来年に備える。晴れが続く、南関東の冬の太陽をさんさんと浴びて。いいなぁ。いいもの見たなぁ。
その先の公園では、梅が咲きはじめてました。まあ、なんとお正月らしい。
が、もうすぐやってくるのは新暦のお正月。梅さん、ちょっと早すぎませんか?
新暦のお正月は、天気予報によると寒波到来とのこと。心配です。
《 目次 》
1. 今年もありがとうございました
2. お襦袢のONLY ONLY
3. 渡邊志乃さん
4. 通販サイト更新
___________
1. 今年もありがとうございました
今年も暮れようとしています。
今年は誰にとっても大変な年でしたね。大丈夫でしたか?
感染症も心配でしたし、ふるさと熊本では大雨の大災害。夏も猛暑で、不安やストレスも多かったですよね。ご無事に乗り切られましたでしょうか?
私自身は、少々の体調不良などもありましたが、おかげさまで、おおむね良好でありがたい年でした。
気にかけてくださり、応援してくださる皆さまのおかげです。本当にどうもありがとうございました。
春の「白からはじめる染しごと」、秋の「あわせ」では、チームで展示会を盛り上げるという経験をし、創作の幅も、人との繋がりも広がり、とても勉強になりました。
来年からも、この繋がりをエクスパンドさせ、もっと自由にいいものを作って、ご期待に応えたいです。どうか楽しみになさってください。
来る年が、世界中の人にとりまして、穏やかで健やかな、よい年でありますように。
2. お襦袢のONLY ONLY
「アートなお襦袢キャンディ・キャンディ」と名付けて襦袢の制作にチャレンジしましたが、初めてご注文をいただきました。
作りながら、中に着るものって、究極のおしゃれだなあと改めて思いました。
下着といっても袖口からチラリと見える前提ですよ。ニクいな~。これだから着物は。もぅ。
ブログに注文制作の工程をまとめてありますので、よかったらご覧ください。
https://www.someoriyoshida.com/category/only-only-注文制作/まるさま
3. 渡邊志乃さん
札幌で葛布の帯を織っていらっしゃる渡邊志乃さんをご紹介させてください。今年、とても仲良しになれた作家さんです。
私がインスタで呼びかけたのに応えてくださったってのが、お近づきのきっかけですが、なんだか、急接近でいろいろ話し、その素晴らしい作品と人柄にノックアウトされています。
モノを作るのはどこでもできますが、首都圏が有利というのは私のこれまでの実感なのですが、北海道の渡邊さん、私のその思いをひっくり返してくれました。
いろいろ発信されてますので、ぜひチェックなさってください。
4. 通販サイト更新
染織吉田の通販サイトを更新しました。年末年始、案外ぽこっと時間できるかも!?
そんなおり、ぜひのぞいてください。
ご説明文、コーディネート例写真、紹介動画、載せています。
展示会などで直に観ていただくのはもちろんいいのですが、あまりうまくお話しできなかったりもします。
ですので、もしかしたら、こっちの方が伝わるかもしれません。
もし、もうちょっと「ここが知りたい」「この角度の写真、みたい」などあれば、お気軽におっしゃってください。
お正月は帰省もしませんので、すぐに対応します。
https://www.someoriyoshida.com/store
*写真は先日観てきた「大山エンリコイサムー夜光雲」展より。すごくよかったです。2枚目と3枚目の写真の作品、糞掃衣 ( ふんぞうえ )を思いました。作家さん、ニューヨーク在住とのことですが、日本的だと思いました。それに、神奈川県民ホール、激疎(激混みの反対語のつもり)でした!
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おはようございます。
いったん寒くなったのに、小春日和を通り越し、暑いくらいの気候です。
体調など、大丈夫でしょうか?
あわせ展では、いろんな形でエールをいただき、本当にどうもありがとうございました。
片付けごとと次なる仕込みに追われ、メルマガでのお礼が遅くなりました。
制作に集中していると、それ以外の全てが後まわしになりますが、今回は特にため込んでいたようで、今なおツケを払っている状態です。自分でも呆れるぐらい、織りしかしてなかったんだなあ。。。ためすぎたと反省しております。
《 目次 》
1. お礼
2. イエローフラワー
3. アイヌ展、後藤克芳展、クワバラマキコ展
___________
1. お礼
あわせー鈴木和美の染・吉田美保子の織ー、おかげさまで無事終えることができました。
本当にいい展示会をすることができました。どうもありがとうございました。
下に、ブログに書きましたお礼を転載いたします。リンクに飛んでいただきますと、写真もたくさん載せているので、よかったら、そちらからもご覧ください。
https://www.someoriyoshida.com/8882
「あわせ」展、お礼
「あわせ」-鈴木和美の染・吉田美保子の織-、おかげさまで、感謝のうちに幕をおろすことができました。多くの方に支えていただきましたこと、本当にどうもありがとうございました。きもの の似合う大人の街「神楽坂」で二人展ができたことは、私たちの大きなよろこびです。
今回の展示会は、コロナ禍の中の企画開催でしたので、作ることも、宣伝することも、お客様にお越しいただくことも、手探りしながらのチャレンジでした。
初トライとなった動画配信には発見が多く、インスタライブ、FBの三連続ライブ、会場からの中継ライブと、機械オンチの二人はシャカリキのがんばりでした。
この4日間、132名のお客様とのありがたい出会い、うれしい再会、歓喜の日々でした。いたらぬ点も多かったこと、どうかお許しください。またの機会を作ろうって話しておりますので、これにこりずにお付き合いくださいませ。
二人とも今は達成感の中で、皆様からいただいた次なる制作への灯火を見つめています。鈴木和美、吉田美保子の新作を楽しみにしていただければと思います。
どうか今後ともよろしくお願いします。
鈴木和美・吉田美保子
2. イエローフラワー
今回のあわせ展にも、私が織ったものをお召しでお越しくださった方がいてくださり、本当に励まされました。あの方とあの方とあの方と、、、、、、。今もしっかり目に浮かびます。どうもありがとうございました。展示会にあわせ、拙作を身に付けてくださること、何よりの応援と感謝しています。
それなのに、ああ、、タイミング逃して写真を撮れなかったり、、、ああ、不覚、、、。どうかまたの機会にぜひお願いします。
写真を撮らせていただいた方のうち、初お披露目の「イエローフラワー」のことをブログに書きましたので、よかったらご覧ください。
https://www.someoriyoshida.com/8919
3. アイヌ展、後藤克芳展、クワバラマキコ展
水曜日に、久しぶりに出かけました。いい天気で、素晴らしいものたくさんで、大満足の一日でした。おすすめですので、ご紹介します。
まずは、「アイヌの美しき手仕事」展を拝見しに、駒場の日本民藝館へ。民族衣装の力強い意匠に圧倒される。個性とかセンスとか、そんなのがヘナチョコに思える。首飾りもすごい存在感。すべてが生きることそのものなんだろうな。23日まで。
https://www.mingeikan.or.jp
実は、民藝館に行く前に、駒場東大前駅からの道すがらにあるパン屋さん「ル・ルソール」でサンドイッチやらを買っていた。歩いてすぐの旧前田侯爵邸の素晴らしいお庭でほおばる。うわー、都会のパンだわ~。
https://tabelog.com/tokyo/A1318/A131801/13026653/
それからスマホのマップを頼りに歩く。目指すは松濤美術館。後藤克芳展。こちらも23日まで。
https://shoto-museum.jp
松濤から渋谷までは迷わず歩けたが、ついてから迷子。銀座線の乗り場がわからない。イケメンのお兄さんに親切に教えてもらう。おのぼりさんのおばちゃん丸出しとなる。
外苑前で降りて、目指すはイトノサキさん。クワバラマキコ展の初日。にぎわってたので、密にならないように、ささっと、でもしっかり拝見。クールで都会的。繊細で優しい、クワバラさんの世界観が広がっていて、とてもすてきでした。こちらは22日まで。
http://itonosaki.sblo.jp/article/188103264.html
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ご感想、ご意見ございましたら、このメールに返信する形でお送りください。
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これからも、some ori や、きものや、モノ作りを通して、あなたさまとご縁を育んでいきたいと思っております。
どうかよろしくお願いします。
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きものと帯の注文制作
染織吉田 吉田美保子
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66通目のメルマガ【あわせ号】をお届けいたします。
明日、10月31日の午後2時、とうとう二人展「あわせ」開幕します。
明日の朝イチから、搬入としつらい。お昼に着物に着替えて大変身。14時より皆さまをお迎えいたします。
さあ、どうなることでしょう?ワクワク、ドキドキ。
神楽坂でお会いしましょう。
《 目次 》
1. 出品作品を動画で紹介
2. 明日、会場からライブ
3. 鈴木和美さん
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1. 出品作品を動画で紹介
今回の出品作の一部を動画で紹介しました。
会場でも説明しますが、今、マスクしてもあんまり喋っちゃいけないとも言われるし。
来られない人にもみていただきたいし。
5本あります。各5~7分ほど。お時間あるとき、ゆっくりみていただければ幸いです。
○バンブーフェンス
○丸三角四角
○ブルーバンピー
○三角のマーチ・ラズベリー
○グリーンバンピー
2. 明日、会場からライブ
明日の初日の18時半から、「あわせ」展の会場から、Facebookでライブ配信します。
こちらでは、会場の様子をお見せします。来られない方にも、楽しんでいただければ。
閉場が午後6時ですので、その後、6時30分をライブ開始時刻としております。
お時間の都合でライブ視聴が難しくても、アーカイブが残りますので、いつでもご覧ください。「あわせ」展のイベントページなどにシェアもいたします。
私のFBアカウント、もしよかったらフォローしてください。
ちょうどこの時間帯、満月が昇ってくるようです。空も見上げてみましょうか。
3. 鈴木和美さん
今回ご一緒する鈴木和美さんには本当に助けられました。
二人展をやると決めたその日から、目線あげて、意見を言い合い、励ましあい、どうにかやってきました。
陰の仕事も日向の大舞台も、両方、大事に丁寧に、愛情を持ってこなされます。
作家としても、確かな腕と豊富な経験が円熟を迎えようとしていらっしゃるようにお見受けします。
鈴木さんの帯を締めてる人いたら、「いい女だなー」って振り返るなって思いましたよ。
すてきな新作、ぞくぞく作ってらっしゃいます。どうかあわせて、楽しみになさってください。
展示会概要は、以下のとおりです。
●タイトル 『あわせ』 鈴木和美の染・吉田美保子の織
●会期 2020年10月31日(土)~11月3日(祝・火)会期中無休 11:00~18:00 初日は14時から 最終日は17時まで
●会場 ギャラリー楽水 東京都新宿区矢来町95 東京メトロ東西線「神楽坂」2番出口徒歩3分
会場でお待ち申し上げます。
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さあ、とうとう二人展「あわせ」10日前です。
制作の方は、すでに最終段階です。やるべきことを確実にやるだけです。
あとは、みなさまをお迎えするのに失礼やぬかりが無いよう、慎重に準備を進めるのみです。
お天気はどうかな?長期予報を見ますと、まずまずのようですが、これはまだ安心できません。
あれやこれやドキドキしております。どうか、観にきてくださいね。
《 目次 》
1. あわせ展とライブ
2. 吉田の回
3. 鈴木和美さんの回
4. 乙女伊達締め
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1. あわせ展とライブ
今回の、二人展「あわせ」、大きなチャレンジのひとつが、ライブでの動画配信です。
コロナ禍で、あっという間に世の中が大きく変わりました。自分を更新して、活路を見出し、生きていくしかありません。できれば、楽しく。精一杯羽ばたいて。
ネット配信の重要さが、増し増しになったのは、われわれにとって味方です。二人展もネットを駆使してやっていこうと言うことになりました。
が、鈴木さんも私も、決して得意分野ではありません。長くなるので書きませんが、お互いに膨大な悲喜こもごもが。笑
ライブ配信、事前の分は終わりました。やれやれ!
あと、会期の初日に、会場から配信する予定です。どうかそちらもお楽しみに。
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2. 吉田の回
ライブは、YouTubeに保存されてますので、いつでもご視聴いただけます。下のリンクからどうぞ。
30分以上ありますので「ながら聞き」で、よかったらぜひ。
私、着物をきてますが、この時は、着付けもいつもよりはうまくいってると自画自賛。
3. 鈴木和美さんの回
こちらは、鈴木さんの回です。
友禅の制作工程の紹介が面白くて、見入ります。
ライブを見てくださったお客様から、さっそく反応いただいて、鈴木さんもとてもうれしかったようです。
展示会概要は、以下のとおりです。
●タイトル 『あわせ』 鈴木和美の染・吉田美保子の織
●会期 2020年10月31日(土)~11月3日(祝・火)会期中無休 11:00~18:00 初日は14時から 最終日は17時まで
●会場 ギャラリー楽水 東京都新宿区矢来町95 東京メトロ東西線「神楽坂」2番出口徒歩3分
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4. 乙女伊達締め
ライブの時、私の着付けがいつもよりはきれいなのは、衿あわせがキチッと行ったからと思います。
その秘密は!ジャーン!
お襦袢の上に締める伊達締めを変えたのです。
乙女伊達締めという、着付師の吉澤暁子さんが考案したものです。
ずっと衿あわせが問題だった私、良さそうだと思って買ったのですが、何と、吉澤先生みずからによる、ウェブフィッティングがついてました。
お襦袢を着た状態で、zoomでつながって、乙女伊達締めの締め方のポイントを教えていただくのです。
これが、すばらしかったです!
ちょっとしたコツを伝授いただき、自分としては、格段のレベルアップです!(まだまだではありますが。)
この乙女伊達締め、ふくよかさんに最適とのことですが、私のような衿を決めたいぺたんこさんにもいいですよ。
興味のある方、吉澤暁子きもの着付け教室へお問い合わせください。ウェブフィッテングは、ご購入の方皆さんへのサービスだそうです(すごい〜〜〜!)。締め方のYouTubeもあります。
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きものと帯の注文制作
染織吉田 吉田美保子
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64通目のメルマガ【ライブお詫び号】をお届けいたします。
こんにちは。いよいよ10月になりました。
本当にあっという間に時間が飛んでいきますね。
先号のメルマガでめまいのことを書きましたら、思いがけずご心配いただき、ありがたいやら、申し訳ないやら。ありがたいやら、恥ずかしいやら。
あれからちょうど2週間です。おかげさまで、すっかり良くなりました。本当にありがとうございました。
体がちょっと赤信号だと、2週間はかかる感じしますね。
「あわせ」展まであと3週間強。これから、もう一本、帯を織ります。気を引き締めて、いいもの織ります。
ぜひ観にきてくださいね。
《 目次 》
1. 生放送できず。お詫びします
2. アーカイブがYouTubeにあります
3. 今度の日曜日、ふたたび
4. ももさまの帯あげ、お納め
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1. 生放送できず。お詫びします
前回のメルマガでお誘いしました「あわせ」展のご紹介ライブシリーズ、第一回目が昨日の朝10時からの配信予定でした。
が、配信に不具合があり、生放送することができませんでした。
楽しみに待っていてくださったみなさま、本当に申し訳ありませんでした。
実は二重三重にミスが重なり、二重目のミスが解決した時点で、誰も配信ができていないということに気付かないまま、我々としては配信できてるつもりでしゃべってました。
それなりに準備と練習をしていたのですが、本番で生かせず、反省しきりです。
ご迷惑をおかけいたしましたが、次こそはと奮闘し続けますので、これに懲りず、これからもどうかよろしくお願いします。
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2. アーカイブがYouTubeにあります
生配信はできなかったのですが、録画はセーフで、YouTubeにアップされました。
よかったら、ご覧ください。34分間ありますので、ラジオ的にお聞きくださってもいいかと思います。
FacebookやTwitterではすでにご紹介しましたが、SNSやられてない方、こちらからどうぞよろしくお願いします。
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3. 今度の日曜日、ふたたび
今度の日曜日の10月11日、10時より、第二回の「あわせ」展ご紹介ライブを配信します。
この回は、吉田が自作の紹介を、善林英恵さんと対談形式でします。
今度こそと、より慎重に準備しますので、よかったらご視聴、よろしくお願いします。
視聴方法は、Facebookをやっている方は、こちらの「some ori お茶会」のページをフォローしていただきますと、時間になると「通知」が来ますので、そちらをタップして下さい。(ページで待ち構えていると、なぜかライブ中継が上手く表示されないことがあるようですのでご注意ください)
https://www.facebook.com/someori2020/
見逃した方、見られない方、YouTubeへアップしますので、そちらからご視聴ください。(またお知らせします)
このライブでは、出品作の一部をお披露目します。こうご期待です。
そして、その次の日曜日、10月18日の10時からは第三回で、友禅作家鈴木和美さんが自作の紹介します。こちらもぜひご覧ください。
展示会概要は、以下のとおりです。
●タイトル 『あわせ』 鈴木和美の染・吉田美保子の織
●会期 2020年10月31日(土)~11月3日(祝・火)会期中無休 11:00~18:00 初日は14時から 最終日は17時まで
●会場 ギャラリー楽水 東京都新宿区矢来町95 東京メトロ東西線「神楽坂」2番出口徒歩3分
4. ももさまの帯あげ、お納め
完全注文制作ONLY ONLY でお受けしました「ももさま」の帯あげ。お納めいたしました。
よろこんでいただけ、本当によかったです。
着物は、帯や小物をあわせていくのが、大きな楽しみですものね。
ももさまの、よりももさまらしい、おしゃれの一員となれれば、これに変わるよろこびはありません。
ブログに完成品の写真たくさん載せてます。命名は「エヴァ帯あげ」だそうです。
https://www.someoriyoshida.com/category/only-only-注文制作/ももさま
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63通目のメルマガ【めまい号】をお届けいたします。
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こんにちは。お元気ですか?
急に涼しくなり、季節の変わり目を感じますね。
秋になると、着物をきたり、おしゃれを楽しんだりするのにいいですね。食べ物もおいしいですし。
特に最近の夏は暑すぎて、しのぐだけで精一杯という感じですので、やっとやっと、動き出せるという感じします。
日本に四季があってよかったなあ。秋を楽しみましょうね。
本日もメルマガおつきあいください。
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《 目次 》
1. 「あわせ」展、案内状完成
2. 「あわせ」展、フェイスブックライブ
3. 耳鼻咽喉科に行ってきた
4. ももさまのONLY ONY
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1. 「あわせ」展、案内状完成
鈴木和美の染・吉田美保子の織「あわせ」展、ご案内状が完成しました。
A4表裏を大きく使った、思い入れたっぷりの、特別感のある案内状となりました。
制作はマルチな才能を持つ善林英恵さん(本業は服飾作家)、写真はこれまた多彩な柳川千秋さん(染織家でもあられます)にお願いしました。
ご挨拶状を添えて、10月半ばまでには、ご住所いただいているかたに送りいたします。
もしも、それ以外の方で、欲しいという方がいらっしゃいましたら、このメルマガに返信する形でお申し付けください。今回、いろんなご事情で来訪が難しい方も多いと思います。そういう方で、案内状だけ欲しいよって方も喜んでお送りしますので、どうぞご遠慮なくおっしゃってくださいね。(自慢の案内状なので、送りたい。笑)
展示会概要は、以下のとおりです。
●タイトル 『あわせ』 鈴木和美の染・吉田美保子の織
●会期 2020年10月31日(土)~11月3日(祝・火)会期中無休 11:00~18:00 初日は14時から 最終日は17時まで
●会場 ギャラリー楽水 東京都新宿区矢来町95 東京メトロ東西線「神楽坂」2番出口徒歩3分
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2. 「あわせ」展、フェイスブックライブ
「some ori お茶会」から発展したフェイスブックライブ「染織作家に聴く」シリーズで、我々の二人展「あわせ」を取り上げていただきます。それも、なんと3週連続!司会は善林英恵さんです。
1回目 10月4日 (日) 10時~10時半 鈴木さんと私の両方で、二人展「あわせ」についてご紹介します。
2回目 10月11日(日)10時~10時半 吉田が自作の紹介を、善林さんと対談形式でします。
3回目 10月18日 (日)10時~10時半 友禅作家鈴木和美さんが自作の紹介を、善林さんと対談形式でします。
Facebookをやっている方は、こちらの「some ori お茶会」のページをフォローしていただきますと、時間になると「通知」が来ますので、そちらをタップして視聴下さい。(ページで待ち構えていると、なぜかライブ中継が上手く表示されないことがあるようです。謎ですね。)
https://www.facebook.com/someori2020/
ライブでご視聴ですと、コメントを書き込んでいただけ、その場でお答えできるかもしれません。(余裕がなかったらごめんなさい)
この時間が無理な方はアーカイブが残るので、フェイスブックページでご覧いただけますし、私もリンクします。フェイスブックやってないという方には、後日、YouTubeにアップしますので、またお知らせします。
今回のライブでは、展示会にお越しになれない方にも、我々が作っているもの、思っていること、お伝えしたいと思っています。
展示会予告のネット配信、我々にとって大きなチャレンジです。ご視聴いただければ幸いです。
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3. 耳鼻咽喉科に行ってきた
プライベートのことを書きますが、朝起きたらめまいがしてて止まらないという経験をしまして、連休中だったこともあり、地域医療センターに行ってきました。
今まで全く感じてませんでしたが、タクシーで1,000円のところに、24時間やっている医療センターがあるっているのは、本当に心強いですね。そこで、とりあえずのめまい止めをもらって、連休明けの本日耳鼻科に行ってきました。
検査をしました。小さな部屋に入って、片耳後ろにのイヤホンをつけてピーピーという音が聞こえたらボタンを押すというものです。もう片方の耳にはヘッドホンからザザザーと音が聞こえます。目をつぶるとなんだか、大海原にいるようでした。
耳の検査はクリアしましたが、赤外線カメラを使った目の検査で先生が「ああ、流れてますね。あなた、めまいおさまってないですよ」と。
重大な病気というわけでは無いとのことで一安心ですが、しばらくは薬飲みです。一病息災を地でいくお年頃ということでしょうか。
めまいという古い映画があったなあ、ネットで探そうと思ったけど、めまいが酷くなりそうなので、やめました。
平熱で味覚嗅覚異常なしなので、新型コロナの心配はなかろうというのが、何よりの安堵です。
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4. ももさまのONLY ONY
完全注文制作ONLY ONLY でお受けしております、「ももさま」の帯あげ。ただいま進行中です。
ブログに工程を連載しています。ただいま、4回アップしておりますので、よかったら、時系列をさかのぼってご覧くださいね。
ももさまに「わー!この一連の作業ブログで見られるの楽しいー。自分のってこんなに楽しいんですね。」っておっしゃっていただきました(ハート)。
こちらももうすぐ完成です。
https://www.someoriyoshida.com/category/only-only-注文制作/ももさま
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染織吉田のメルマガ、《 some ori 通信 》63通目のメルマガ【めまい号】をお読みいただき、どうもありがとうございました。
ご感想、ご意見ございましたら、このメールに返信する形でお送りください。
配信停止をご希望の方は、タイトルを「配信停止」として、このメールをそのまま返信してください。
これからも、some ori や、きものや、モノ作りを通して、あなたさまとご縁を育んでいきたいと思っております。
どうかよろしくお願いします。
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きものと帯の注文制作
染織吉田 吉田美保子
*こちらは、メルマガ《 some ori 通信 》の配信記録です。
*掲載した4枚の写真は、帯のタテ糸を染めているところです。この帯の仕上げ風景が、目次4の動画に載ってます。
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染織吉田のメルマガ、《 some ori 通信 》にご登録いただき、ありがとうございます。
62通目のメルマガ【動画はすごい号】をお届けいたします。
こんにちは。お元気ですか?
8月も後半ですが、まだまだ暑くてぐったりですね。
うちのあたりは雨も降りませんが、ところによっては大雨も降ったようで。お宅さまのあたりはいかがでしょうか?
日本の夏は亜熱帯に変わりましたね。最高気温が33度くらいの、私たちが子どものころの夏は、もう戻ってこないんでしょうかねえ、、、
毎年の危険な暑さとどう付き合うか、知恵と体を使い、融通とウィットをきかせ、仲良くするしかないのでしょうね。
《 目次 》
1. 「あわせ」展、案内状とインスタライブ
2. 葛布の渡邊志乃さんのFBライブ
3. インスタライブふりかえり
4. 帯、仕上げ風景
1. 「あわせ」展、案内状とインスタライブ
秋の二人展、ご案内状制作の真っ最中です。
ご一緒する鈴木さんと二人で、ご挨拶文やそれぞれの紹介文を考えております。鈴木さんは、言葉選びのセンスも鋭くて、どきっとする文、書かれるんですよ。
写真の撮影は、8月29日に、写真家で染織家の柳川千秋さんにお願いしてます。布のこと、着物のこと、展示会のことをわかって撮ってくださるので、本当にありがたいです。ちなみに撮影スタジオは、私の仕事場です。
撮影、実は2回目です。前回打ち合わせをかね、撮ってみました。それを発展させ最終形にのぞみます。気持ちのこもった、伝わる案内状になりそうです。出来上がったら、またご紹介しますね。
そして!
8月29日に案内状の撮影と上に書きましたが、その日、午後3時から鈴木和美さんとインスタライブを開催します。せっかく我が家に作品を持ってきてくれるのですから、発信しない手はないということで。
つたない発信になってしまいそうですが、まずは知っていただきたいとやってみることにしました。インスタやっている方、よかったらのぞいてください。
8月29日土曜日午後3時、インスタでお会いしましょう!
(私のインスタアカウントです)
https://www.instagram.com/someori_yoshida/
展示会概要
●タイトル 『あわせ』 鈴木和美の染・吉田美保子の織
●会期 2020年10月31日(土)~11月3日(祝・火)会期中無休 11:00~18:00 初日は14時から 最終日は17時まで
●会場 ギャラリー楽水 東京都新宿区矢来町95 東京メトロ東西線「神楽坂」2番出口徒歩3分
2. 葛布の渡邊志乃さんのFBライブ
「some ori お茶会」から発展した「作家から手仕事について聴く」シリーズ、「第一回、葛布作家渡邊志乃さん」をフェイスブックライブにて開催します。
こちらはしっかり作り込んであって、見応え十分と思います。明日、8月23日日曜日午前10時から、フェイスブックの善林英恵さんのタイムラインでの開催です。
これは、ZOOMを使って、札幌の渡邊さんと京都の善林さん、それと関東勢はオブザーバーとして繋がって、ZOOMの画面をフェイスブックライブに連動させ、全世界(!)に配信するんです。すごい~。文明~~~!
渡邊さんが画面に写って、善林さんは声だけの登場で、渡邊さんと対談形式で、葛の帯や素材のことをお聞きしていくって段取りです。実物や写真などもふんだんに準備されてるみたい。お見逃しなく!
もし、見逃されても、アーカイブが残りますので、いつでも視聴できます。が、ライブならコメントで質問などいただけます。
善林さんのタイムラインはこちら。(ライブは8月23日日曜日午前10時からですよ)
https://www.facebook.com/hanae.zembayashi
3. インスタライブふりかえり
先週やった服飾作家の善林英恵さんとのインスタライブ 、まあまあ評判よかったようです。
自分としては反省点、多々あれど。
内容も反省ですが、声とか見た目も、反省です。(凹み)
(全般を通してあわあわしてる。声がだみ声~。浴衣を楽に着ているだけなのに、着付けが下手すぎ、、、)
ですがインスタをやってない人から見たかった~というお話いただいたりして。。。
ですので、動画を記録したものをYouTubeにしましたので、もしよかったら見てください。ただし43分もありますので、ラジオ的に流しっぱなしにしてお聞きいただくなどがいいかと思います。
すっかり動画の時代になりましたね。内容もだし見た目も大事ね。精進します~。
4. 帯の仕上げ風景
先日、織りあがった帯の仕上げをしまして、それを動画に録りました。
簡単ですが、つなげましたので、よかったら見てください。
織物を作るには、染めたり、織ったりするだけでなく、いろんな工程があるってこと、知っていただければ幸いです。こちらは、4分16秒。さくっと見ていただけます。
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染織吉田のメルマガ、《 some ori 通信 》62通目のメルマガ【動画はすごい号】をお読みいただき、どうもありがとうございました。
ご感想、ご意見ございましたら、このメールに返信する形でお送りください。
配信停止をご希望の方は、タイトルを「配信停止」として、このメールをそのまま返信してください。
これからも、some ori や、きものや、モノ作りを通して、あなたさまとご縁を育んでいきたいと思っております。
どうかよろしくお願いします。
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きものと帯の注文制作
染織吉田 吉田美保子
http://www.someoriyoshida.com
*こちらは、メルマガ《 some ori 通信 》の配信記録です。
*上の写真は、本文でご紹介しております、花井雅美さん(左)と安達絵里子さん(右)です。
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染織吉田のメルマガ、《 some ori 通信 》にご登録いただき、ありがとうございます。
61通目のメルマガ【猛暑おみまい号】をお届けいたします。
残暑おみまい申し上げます。
猛烈な暑さですが、いかがお過ごしでいらっしゃいますか?
私は先週末に、上野の東京国立博物館で開催中の「きもの」展に行ってきました。2回目でした。
2回行って、やっと観れたって感じしてます。入ってきたというか、、、、
私としては、織りの着物の展示が少ないのが不満でもあるのだけど、それでもやっぱすごい展示会です。
今月の23日までです。行けなくて悔しい思いをされてる方も多いと思いますが、もしも行ける方でまだの方は観ておくのもいいかもしれません。
事前予約制なので混んでないです。が、それでも人が多いなと感じたり、すごすぎてクラクラしたら、ちょっと抜け出して、本館とかに行くのも手です。私はそうして、4時半ころきもの展の方に戻り、6時の閉場まで、ガラガラの中でゆうゆうと観ました。当日中は敷地外に出なければ再入場可です。
上野は蝉が大合唱してました。夏だなあ~。それを感じたのもよかったです。
《 目次 》
1. 二人展「あわせ」
2. 花井さんの蚕、安達さんの文
3. インスタライブとFBライブ
4. キャンディ・キャンディの ONLY ONLY
*上の写真は、東京国立博物館の本館で公開中の納涼図です。こんなふうに過ごしたいですね〜。(本館の方は、撮影可。)
___________
1. 二人展「あわせ」
秋の二人展まで、あと2ヶ月半。しっかり集中して、いい物作って、ご覧に入れたいと思います。
内容をまとめましたので、どうかご予定に入れてくださいね。感染症の具合によっては、予約制にするかもしれませんが、今のところ、普通に開催することにしています。
●タイトル 『あわせ』 鈴木和美の染・吉田美保子の織
●会期 2020年10月31日(土)~11月3日(祝・火)会期中無休 11:00~18:00 初日は14時から 最終日は17時まで
●会場 ギャラリー楽水 〒162-0805 東京都新宿区矢来町95 東京メトロ東西線「神楽坂」2番出口徒歩3分
●出品作 鈴木が、手描き友禅のきもの4点、帯18点と、絹の小物など。吉田は、手織りの帯16点、「アートなお襦袢キャンディ・キャンディ」、「アートな帯あげキャンディ・キャンディ」の新作発表。服飾作家善林英恵さんとのコラボの鞄4点など。
「あわせ」ることは、きものを着ることの大きな楽しみです。きもの、帯、小物のほか様々な要素を「あわせ」て、自分らしさを表現すること。そして、着物姿で街をあるき、街の雰囲気や風景にに「あわせ」ること。それには無限の可能性があり、発見があります。
今回の展示会では、具象的な染めの鈴木和美と、抽象的な織りの吉田美保子の作品を、同じ空間で「あわせ」てご覧いただき、生み出すリズムを体感いただけます。神楽坂という着物の似合う大人の街で、また一つ、新しい「あわせ」を見つけていただけたらと思います。
___________
*上の写真は、花井さんと私。
2. 花井さんの蚕、安達さんの文
7月のはじめに、ちょっと熊本に帰省しました。その時に、着物エディターとして活躍している安達絵里子さんと、熊本北部の山鹿市で養蚕農家をしていらっしゃる花井雅美さんを訪ねました。
その時のことを、安達さんが、素晴らしい文章にまとめておられますので、リンクします。ぜひお読みくださいね。
感動しすぎて、安達さんも私も、涙、涙だったんですよ。蚕っていう虫、本当に奇跡のように思います。
花井さんのお蚕さんの糸で、いつか着物を織らせていただくことを夢に、私もがんばります。
婦人画報の安達さんの該当ページに飛びます。
https://www.fujingaho.jp/lifestyle/kimono/g33457106/adachieriko-kimonotowazugatari-09-200805/
___________
*上は、邊志乃さんからいただきました葛の写真です。これから繊維をとって帯にするんですよ。
3. インスタライブとFBライブ
8月16日日曜日、午前10時から30分ほど、服飾作家の善林英恵さんと、インスタライブ します。
内容は、この数ヶ月で劇的に変わった、我々の生活、文化、発信、今だから見えてきた大切なこと。などになりそうです。
その次の週の、同じ曜日、同じ時間に、「someori お茶会」から発展した「作家から手仕事について聴く。第一回、葛布作家渡邊志乃さん」の紹介などもできると思います。こちらは、フェイスブックでライブします。また告知しますね。
まずは私のインスタアカウントに、16日の朝10時にお越しください。時間になったらアイコン(私の顔写真)の周りが赤くなると思いますので、クリックしてご覧くださいね。
https://www.instagram.com/someori_yoshida/
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*上の写真は、オンライン打ち合わせの様子。神奈川絵美さん提供。帯あげの図面を掲げるKさま(右)と私。
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4. キャンディ・キャンディの ONLY ONLY
キャンディ・キャンディの ONLY ONLY ってなんのこっちゃとお思いかもしれませんね。
キャンディ・キャンディは、私の染めのラインナップで、ただいま帯あげと長襦袢を作っています。
ONLY ONLY は、染織吉田の得意技「完全注文制作」につけた名前です。お客さまと対話して作るというのが特徴です。
数ヶ月前に、この「キャンディ・キャンディ」の帯あげを「ONLY ONLY」でご注文いただきました。感染症がおさまったら、我が家にお越しになって打ち合わせの予定でしたが、ウィルスはちっともおさまらず、、、
それで、オンラインで打ち合わせしたんですよ。
お客さまのKさまと、ご友人で私とも大変仲よくさせていただいたいる着物ブロガーの神奈川絵美さんと、3人でつながって、楽しくも真剣な時間をご一緒しました。
私は、だいたいのご要望を伺っていたので、説明しやすいように、図面を作っておきました。そうしたら、なんとKさまも図面を作ってくださっていて!以心伝心!
なぜこの色合いが好きなのかってこともお聞きできてよかったです。まさか、エバヴァンゲリオンの初号機の色とは。こういうの大事。制作に生かします。
絵美さんからも率直な意見をうかがえてとてもよかったです。
実際の制作段階になったら色味の確認などのため、もう一度つながろうと話しました。そして微調整して本番に臨みます。そうすることによりもっとお望みに近づけるし、ご満足いただけ、出番の多い、帯あげができると思います。
オンライン打ち合わせ、なかなかいいです。もしよかったら、お気軽にお問い合わせくださいね。このメルマガに返信くださってもいいですよ。
Kさまのブログ
https://ameblo.jp/momonganekoneko/entry-12612994985.html
絵美さまのブログ
https://blog.goo.ne.jp/kanagawa_emi/e/42045f8f85e080f0aa3ab11003808158
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染織吉田のメルマガ、《 some ori 通信 》61通目のメルマガ【猛暑おみまい号】をお読みいただき、どうもありがとうございました。
ご感想、ご意見ございましたら、このメールに返信する形でお送りください。
配信停止をご希望の方は、タイトルを「配信停止」として、このメールをそのまま返信してください。
これからも、some ori や、きものや、モノ作りを通して、あなたさまとご縁を育んでいきたいと思っております。
どうかよろしくお願いします。
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きものと帯の注文制作
染織吉田 吉田美保子
http://www.someoriyoshida.com
*こちらは、メルマガ《 some ori 通信 》の配信記録です。
*上は、写真家村山嘉昭さんのTwitterのスクリーンショットです。すばらしい写真と活動報告です。
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染織吉田のメルマガ、《 some ori 通信 》にご登録いただき、ありがとうございます。
60通目のメルマガ【大雨心配号】をお届けいたします。
こんばんは。
ここ1週間の大雨がもたらした甚大な被害に胸がつぶれる思いです。
はじめは球磨川の心配だけをしていたのに、あれよあれよと、九州の北部、長野、岐阜。さらには本州の多くや四国も大雨だとか。
本当に心配事ばかりです。
被害にあわれたかたに、心よりお見舞い申し上げます。
私は九州、熊本の出身で、はじめに球磨川氾濫した7月4日、ちょうど帰省していました。
両親の家は熊本市内で、雨の被害は出にくいところで、この朝も降っているなあと思いつつ、寝床で姪から借りた「鬼滅の刃」を読んでました。
そんな私に、メールやラインで「ご実家大丈夫?」と続々入りはじめ「へ?」
それで今回の被害を知った次第です。気になりながらも、予定通り、次の日には神奈川に戻り、故郷のためにはなにもできず。。。
人吉には3回行ったことあります。本当に美しい町です。穏やかで、心豊な生活があります。青井阿蘇神社、心配だなあ。
普段を知っているとなおさら、様変わりした光景に、胸がふさぐばかりです。
熊本南部のみならず、日本中、世界中、どうか、平穏な日々が早く戻って来ますように。
《 目次 》
1. コラボ鞄からの寄付
2. 村山嘉昭さん
3. 染織吉田からの寄付
4. インスタライブ
5. 絽のキャンディ・キャンディ
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1. コラボ鞄からの寄付
服飾作家の善林英恵さんとコラボレーションで、「着物にも洋服にもあうバッグ」の製作販売を続けておりますが、この売り上げの10%を、甚大な天災などのとき、ボランティアで駆けつける方に託し役立てていただけるようにと、常日頃からプールしております。
前回、2018年の四国の大雨被害のときに1回目の寄付をしました。そして、今回、善林英恵さんと相談し、2回目の寄付いたしました。
今回も前回同様、写真家の村山嘉昭さんに託しました。
善林英恵さんと私のコラボ作品からは、29,360円、また後述しますが、吉田作品から6,418円、合わせて 35,778円を、ガソリン代などに自由に使っていただきたいということで、振り込ませていただきました。
今回の寄付は、コラボ鞄4つ分、吉田のショール1枚、タブロー ひとつの売り上げからのプールです。プールするのは、私の通販サイトからの売り上げと、私から直接お買い上げいただいたものに限らせていただいてます。お店さまを通しての販売分は、マージンの関係で省かせていただいております。
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2. 村山嘉昭さん
村山さんの活動はいつもSNSで拝見しているのですが、今回も、あっという間に熊本に入られ、できうるかぎりの活動をなさっていて、本当に頭が下がります。
こういう緊急の時は、いくら気持ちがあっても、現地に行くのは、的確な状況判断ができ、自然の厳しさに慣れていて、ボランティア経験も豊富で、小回りが効くという、村山さんのような人しかまずは無理だと思います。
それに、行政や大きな組織がフォローできないところ、足りないところ、きっとあります。
村山さんの活動は、ご自身のTwitterにまず発信されてます。
https://twitter.com/_murayama
我々の資金もこのカプリコや羊羹になったみたい。(リンク先、クリックしてスレッド見てくださいね。カプリコ、よかったね。いい写真!)
https://twitter.com/_murayama/status/1281240456349626369
近いうちにご自身のブログなどにまとめられるかもしれません。今はご無事の活動を祈るのみです。
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3. 染織吉田からの寄付
10%の寄付は、原則、善林さんとのコラボ鞄の売り上げということにさせていただいてます。
ですが、2018年の1回目の寄付や、2016年の熊本地震の時の「清正公の陣羽織」展での売り上げ10%を熊本城の復興に寄付したことをご覧になった方々が、私のものをお買い上げくださるときに、寄付したいと申し出られることがあります。
今回はお二人の方からのお申し出分を、コラボ鞄の分と一緒に寄付しました。
ご友人へのプレゼントととして、ショールをお求めの方は、代金の一部がボランティアに回れば、ご自分も、ご友人も、ボランティア先の方々も、製作者の私もうれしいということで、ありがたくそうさせていただきました。
もう一つはタブロー お求めの方は、ご自分の部屋に飾って眺めるたびに、いろいんなことに思いめぐらせたいので寄付したいとのことでしたので、10%をプールしていました。
お二方、ありがとうございました。
そういえば、「清正公の陣羽織」展で帯をお買い求めくださった方が、「熊本城を見るたびに、この帯の一部が再建に使われたと誇らしく思う」っておっしゃってくださってました。
こういうの、いいなあと思います。
これからの時代、お金の使い方も、それぞれの方が納得いくようにされるようになってくると思います。可視化されるというのか。それはいいことだと思います。
今後も、もし、私の作ったもので、一部を寄付にまわしたいとのご希望あれば、直販のみですが、そういたします。ご遠慮なくお申し出くださいね。
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4. インスタライブ
明日、7月12日日曜日の、午前10時から30分ほど、善林英恵さんとインスタライブ をします。
話したいことがいっぱいあって、話題があっちこっちに行きそうで怖いですが、もしよかったら、私のインスタをフォローして見ていただければと思います。時間になったらストーリーのところに表示されるはずです。
https://www.instagram.com/someori_yoshida/?hl=ja
先日の夏至の日のzoomお茶会のことも語り切れてませんし、10月31日からの神楽坂での二人展もしゃべりたくて仕方ないし、それに帰省していた熊本ですばらしいプロジェクト、発進したんですよ。お蚕さまから着物まで!これもうずうず。
善林さんの方もいろいろあるに違いない。どうなるかわかりませんが、よかったら。
5. 絽のキャンディ・キャンディ
「アートな帯あげキャンディ・キャンディ」おかげさまで、ご好評いただいております。
夏物は作ってもすぐ売れてしまってなかなかご紹介できませんが、今、新作が一枚だけ手元にあります。
絽の生地で作った「きれいな翠」です。
夏物以外はもうちょっとあります。
よかったらご覧くださいね。絽の「きれいな翠」は生地に少々の変色があるため、お値引きしています。
https://www.someoriyoshida.com/store/store_cat/other
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染織吉田 吉田美保子
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59通目のメルマガ【扉がひらいた号】をお届けいたします。
おはようございます。
なんと7月になってしまいました。今年も後半ですね。びっくり。
梅雨まっただ中ですが、いかがお過ごしですか?
本来だったら、もうすぐオリンピックだったわけですが、私は、もともとオリンピック関係ないので、何も変わりません。
変わらないのだけど、なんだかポッカリしてます。世界中の人が、なんだかポッカリなのかもしれませんね。
それでも元気に!今日もメルマガ、お付き合いください。
《 目次 》
1. zoomお茶会ふりかえり
2. 渡邊志乃さん
3. 展示会予定
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1. zoomお茶会ふりかえり
先日、夏至の日に、はじめてのzoomお茶会をひらきました。
どうなることやら全く見えず、ワクワクヒヤヒヤでの開催でしたが、結果、新しい扉が、ギギギーっと音を立てて開きました。
参加者は5名で、ものを作る人が4名と、もうお一人は、ものづくりにひとかたならぬ興味を持ち、その興味をとことん突きつめ、収集し、使い、行動するという、これまたすばらしい方でした。
5名と言うのは、初対面でも、お互いに発言しあい、理解しあうのに、ちょうどいい人数でした。それぞれが、自分がやっていること、やりたいこと、これからのどう切り拓いていくかなど話しました。
ものづくりを仕事にしてても、こう言うことを、あらためて大真面目に話し合うって、なかなかないのです。だから、とても新鮮でした。
機会を作るって、大事なことだなあ~。言い出しっぺの善林英恵さんに感謝です。やれば、扉は開くんだなあ~。
2. 渡邊志乃さん
今回のzoomお茶会の参加者のお一人に、北海道、札幌の葛布帯の作家の渡邊志乃さんがいらっしゃいます。
私、渡邊さんの存在は、ツイッターやインスタで以前から存じ上げてて、すごい人がいるなあって思っていたのですが、まさか、zoomでつながれるとは!文明の利器のおかげです。
画面越しにお会いした渡邊さんは、「ああ、この人、いい織り手だな」ってオーラがめっちゃ出てました!
何か仕掛けてくれそうです。すっごく楽しみ。
エールを送りあえる織り仲間がいてくれることは、きっとお互いのレベルアップのみならず、もっともっといろんな可能性を広げていくと思います。
渡邊志乃さんのサイト https://kuzunonuno.com
3. 展示会予定
この秋の展示会の予定を、こっそりお知らせします。
まだ、タイトルもきちんと決まってないので、本式発表はもうちょっとお時間いただくとして、、、
スケジュールに入れていただければと思い、フライング気味にお知らせします。
10月31日(土)~11月3日(祝・火)
東京の神楽坂にて、素敵な友禅の作家さんと二人展です。
詳しくはまた載せますね。とりあえず、手帳に「○」していただければ、、、。赤ペンで花丸だとなおうれしいです。
よろしくお願いします!
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きものと帯の注文制作
染織吉田 吉田美保子
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(このページの写真は、善林英恵さんとヨシダのコラボ作品です。)
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58通目のメルマガ【zoomでお茶会号】をお届けいたします。
おはようございます。
梅雨入りしましたね。ここ数日は温度も湿度も高くて、なかなかきついですね。
体が慣れてないっていうのがつらいんですよね。
しかし、梅雨自体には、私はもう50回以上体験してます。慣れていると言っていいんじゃないでしょうか?
慣れているはずなのに、喉元すぎて忘れていた。
と言うことは、やはり慣れていなからつらいのではなく、もともとつらいってことでしょうか?
アホなこと言ってないで、、、、今日もメルマガ、おつきあいください。
《 目次 》
1. zoom でお茶を
2. 善林英恵さん
3. 練習もあり
1. zoomでお茶を
リモート会議とか、オンライン飲み会とか、すっかり普通のことになりましたね。参加されたこと、ありますか?
遠くの人と、ネット越しとはいえ、お顔を見ながら話せるのは、楽しいことです。刺激的でもありますね。
それも一対一でなく、グループで話ができるなんて、ちょっと前からしたらまるでドラえもんです。
私は、服飾作家の善林英恵さんと、この数ヶ月、しょっちゅうzoomでつながって、いろんな話をしてきました。
主な話題は、コロナ後の新しい時代の文化や生き方など。
だんだん慣れてきましたので、このzoomの部屋の窓をオープンにして、外からの風を入れたいなって思うようになりました。
これを読んでくださっているあなた様。もしよかったら、われわれのzoomの部屋に、ぜひ遊びにいらっしゃいませんか?
今度の日曜日、6月21日の午前10時から、だいたい1時間くらい。
話題は、これからの時代のアートなどと言う、とても大きな、手におえるものではないので、ゆるい感じになると思います。
このふわふわの、くにゃくにゃの中から、何か、新しい手がかりを探せるのではないか?
まずはためしに繋がってみよう、、、その場の提供ができれば、、、などと考えております。
夏至の日、日曜日、朝のほっとひと息の時間帯、お茶でもいれて、ネット越しに今まではとはちょっと違う新しい出会いをしてみませんか?無料です。お気軽に参加してくださいね。
聞いてるだけでもいいし、発言していただいてもいいし。ご自分のスタイルでゆるりとどうぞ。
参加しようかなって方、このメルマガに返信する形で、お知らせくださいね。
*zoomに繋がれるってことが前提になります。
2. 善林英恵さん
このzoomお茶会、共同主催の善林英恵さんとはけっこう長い付き合いになってきました。コラボレーションで鞄を作るようになってもう10年です。出会ってからは、15年くらい?
変わらない人です。美意識が高くて、先見の明があって。面白い人ですよ。
彼女とのコラボ作品、今、3点通販サイトにあります。他にない鞄です。よかったらみてください。
https://www.someoriyoshida.com/store/store_cat/other
今までにONLY ONLYで特別に作った鞄を手に持っていただいているところ。着姿ギャラリーの「ショールといろいろ」のページにお写真5点載せてます。他にもたくさん作っているんだけどなあ。写真があるのがこれだけなのです。
https://www.someoriyoshida.com/style/style_cat/other
3. 練習もあり
と言うわけで、6月21日日曜日に、zoomお茶会をしますので、よかったら、参加してくださいね。
興味あるけど、zoomやったことないし、うまくつなげるか不安って方もいらっしゃるとおもいます。
そういう方こそぜひ!
このお茶会、なんと、練習日ももうけてます。
本番の前日の6月20日土曜日の午後3時から、試しにつながってみましょう。こちらももちろん無料です。
この、zoomお茶会の練習に参加ご希望の方も、このメルマガに返信する形で、ご連絡くださいね。
*パソコン、スマートフォン、タブレットのいずれかを使っていらっしゃることとが前提で、Wi-Fi環境があった方がいいです。
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きものと帯の注文制作
染織吉田 吉田美保子
http://www.someoriyoshida.com
(写真は、文中に出てくる「アートな帯あげ キャンディ・キャンディです)
*こちらは、メルマガ《 some ori 通信 》の配信記録です。
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57通目のメルマガ【キャンディ・キャンディ号】をお届けいたします。
おはようございます。
ぐっと夏らしくなってまいりました。朝の日差しが強くなり、日も長くなり、夏至まぢかと感じますね。
お元気でいらっしゃいますか?
緊急事態宣言が解除になりましたが、いかがお過ごしですか?
首都圏はまだまだ自粛必要のようです。あなたさまのお住まいのあたりはいかがでしょう?ひきつづき、気をつけましょう。
ところで、このメルマガ、4月と5月は、一回ずつ配信しましたが、届きましたか?
実は、届かなかったという方がいらっしゃり、今、メルマガ配信の会社に問い合わせてます。
まさかメルマガも自粛?
そんなことはないですよね。もしかしてシステムエラーかもしれません。
届かなかった方いらっしゃいましたら、申し訳ありません。
届いてなくて、内容が気になるって方、アーカイブを残していますので、ご覧くださいね。
https://www.someoriyoshida.com/category/メルマガ一覧
では、今朝もおつきあいのほど、よろしくお願いします。
《 目次 》
1. アートな帯あげ キャンディ・キャンディ
2. アートなお襦袢 キャンディ・キャンディ
3. インスタライブ
1. アートな帯あげ キャンディ・キャンディ
去年から、帯あげを染めることにはまっています。
三色、色を作って、白生地に青花であたりを付け、刷毛で一発描き。なかなかおもしろいです。
染料を調合し色を作り、描くことに全神経を集中します。
かわいい感じにできましたので、キャンディ・キャンディと名付けました。
ブログに紹介していますので、よかったらご覧ください。ご紹介の動画も載せてます。
https://www.someoriyoshida.com/8114
通販サイトにも載せてます。すでに売れたものも多いですがまた作ります。お好きな色味で注文もお受けします。
https://www.someoriyoshida.com/store/store_cat/other
お気軽にご相談くださいね。
2. アートなお襦袢 キャンディ・キャンディ
アートな帯あげ キャンディ・キャンディをフェイスブックにアップしましたら、思いがけず「これ、お襦袢でも欲しい!」って声が上がりました。
なんと!お襦袢!
それは気づかなかった。目から鱗がポロポロです。
そうか、それなら作ろう。商品レベルに上げられるか、そこは見極めないと。まずは自分のを染めよう。
よし白生地を買うぞ!
丹後ちりめんの織元のご主人と電話で話し「こういうのを染めたいんだ」と熱く語りましたら、だったら、吉田さん用に白生地をイチから作りましょうと。
ひゃ~、なんと生地から特別です。
さあ、どうなるか!
キャンディの包み紙のように、おいしい、かわいいものが包まれているイメージで作りたいと思います。
またアップしますので、乞うご期待くださいね。
(この写真は帯あげです。)
3. インスタライブ
新型コロナで、世界が変わったと言うのは、地球上のすべてがひしひし感じていることと思います。
今を生きるものとして、せっかくだから、いい方に転がしたいって言うのも、みんなが感じていますよね。
コラボで鞄を作っている、服飾作家の善林英恵さんとは、自粛期間中から、しょっちゅうオンラインでつながって、いろんな話をしてきました。
おもに、これからの世界や、作り手としての生き方についてです。
そんな善林英恵さんと、本日午後3時から、インスタでライブ します。
インスタやっている方、よかったらのぞいてください。
たぶん、30分ぐらいやってると思います。
善林さんも私も、しゃべることや配信はまったくの素人ですので心配もありますが、もし興味ありましたら、ぜひ。
まずは、私のインスタフォローをお願いします。午後3時になりましたら、ストーリーのところに「LIVE」と表示されるはずですので、そこからご覧くださいね。
https://www.instagram.com/someori_yoshida/?hl=ja
(上の写真は、突如はじめた前回のインスタライブ の様子。今回、第二回となります)
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56通目のメルマガ【17周年号】をお届けいたします。
こんばんは。日が長くなりましたね。
その後、いかがお過ごしでいらっしゃいますか?
いまだ、不安の中での生活かと思いますが、すこーし先が見えたでしょうか?
世界中の人が、それぞれの生き方の軸を、思いっきり揺さぶられたこの数ヶ月。
太くてドンと動じない軸もあるでしょうし、柳のようにゆらゆらだけど案外OKな軸もあるしょう。
折れたらまた継げばよしの軸もあるでしょう。
それぞれどうにかやっていきましょう。
《 目次 》
1. 17周年
2. 5月1日
3. ウルトラマリン
4. サイトの更新
1. 17周年
先日、染織吉田は設立17周年を迎えました。
みなさまに支えていただき、また一年、過ごすことができました。
本当にどうもありがとうございます。
コロナ禍の真っ只中でしたので、来し方行く末を思い、特にしみじみしました。
17年、これを仕事にし、織り続けてきましたが、織りたい布は織れただろうか?
自問自答です。ちょっとだけ、近づいたような気はするんです。
しかし、まだまだ茫洋として見えてないところがあって。
一度でいいので、完全に100%満足できる、この布を織りたいからやってきたってところまで、行き着ければと思っています。
それには続けるのみかなあ。
2、5月1日
染織吉田の設立記念日は、5月1日なのですが、その日はメーデーであり、父の誕生日でもあるのです。
この日、家族みんなで、父の誕生会をしました。
そう、ZOOMパーティーです。熊本、東京、北京、神奈川をつなげて。
熊本にいる妹が、両親の家でセッティングしてくれて、東京の姉と妹と姪と甥、北京の義弟、神奈川の私。
全参加者13名。家族みんなです。
つながった瞬間の両親の驚いた顔。
こんなことができるなんて、83歳になった父もびっくり。ご満悦で何よりでした。
閉じこもり生活中の老親、それぞれ庭いじりなど、楽しみを見つけてやっているようです。年の功なのか強いところありますね。
みんなで楽しい時間でしたが、私はこの日が自分の設立記念日とは言い出せず。
まあ私らしいと言えましょう。
3. ウルトラマリン
先ごろ織った八寸帯「ウルトラマリン」のことをブログに書きました。
一本の白い糸が染められ、織られ、帯になり、そしてよいご縁に恵まれ締めていただけるまでという、ロングストーリーです。
作り手冥利につきます。
ブログに書きましたので、お読みいただけるとうれしいです。
https://www.someoriyoshida.com/blog
4. サイトの更新
閉じこもりの期間中、サイトの更新を追いつかせるってのが、課題でした。
どうにかできましたので、よかったらみてください!
まずは、「作品ギャラリー」です。
・「年代別ギャラリー」に「2019」のページを作りました。
https://www.someoriyoshida.com/gallery/2019年
・「着姿ギャラリー」に、新たな写真を加えました。私の織ったものをお客さまがお召しくださっている着姿です。すてきです。
https://www.someoriyoshida.com/style
・「メディアに載りました」のページに、吉田羊さんが私の帯を締めてくださった「美しいキモノ」を載せました。
https://www.someoriyoshida.com/media
・「通販サイト《some ori マーケット》」新たに帯と帯あげをアップしました。それぞれのページの動画も見てくださいね。
https://www.someoriyoshida.com/store
・そして、なんと!インスタグラムと通販サイトを連携させました!!!
まだ連携した数は少ないのですが、ちょっとずつ増やしていきますので、どうかちょくちょくご覧ください。
https://www.instagram.com/someori_yoshida/?hl=ja
自分では、すっごく「やってやった感」あるのです、笑。
*このページに載せました5枚の写真は、私の織った帯と染めた帯あげのコーディネートです。通販ページにありますので、ご覧いただければ幸いです。
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*メルマガ登録に申し込んでいただいた、K.Aさま(2020/2/21申し込み)、Y.Aさま(2020/2/26申し込み)、確認メールが戻ってきてしまいました。手続きをやり直させていただいたく思いますので、お手数おかけし申し訳ありませんが、以下にメールいただけますでしょうか?どうかよろしくお願いします。
magazine@someoriyoshida.com
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55通目のメルマガ【ステイホーム号】をお届けいたします。
こんにちは。いかがお過ごしでいらっしゃいますか?
おだやかないい天気で、澄んだ空気。新緑。青空。ゆっくりすぎる空気が流れ、、、
今年のゴールデンウィークはステイホームウィークといわれております。
あなたさまにおかれましては、どうか、くれぐれもご無事で、この禍を乗り越えられますことをお祈り申し上げます。
この4月、私は、地に足がついていないような感覚でした。
閉じこもっているのは、いつものことなのですが、なんか実感がありません。
おかげさまで、帯のご注文をこなしていましたので、それが支えでした。
手を動かして、仕事し続けられるというのは、本当にありがたいことです。
メルマガ、4月の配信は遅れてしまいましたが、ご自宅でお付き合いいだければ幸いです。
《 目次 》
1. 東京キモノショー中止(延期)
2. 元気の出し方
3. 通販サイト《some ori マーケット》
___________
1. 東京キモノショー中止(延期)
5月1日から5日に、東京日本橋にて開催予定されておりました、東京キモノショーは、中止(延期)になりました。延期日程は未定です。
楽しみにしてくださっていた方々には、ご連絡が行き届かなったことを含め、大変申し訳ありません。
私としても初参加予定で、やる気まんまんでしたので、ポッカリ穴が空いた気分です。
とはいえ、私はマルシェ参加でしたが、もっとコアな関わりの方、例えば、実行委員ですとか、ファッションショーを計画されていた方ですとか、そんな方々のガッカリ加減にくらべれば、たいしたことないと思います。
時をあらためて、また参加できればと思っています。
2、元気の出し方
東京キモノショーのように、あちこちで、多種多様なイベントごとが、中止、延期になっています。
そのために準備したいろんな商品が行き場を失い、意気消沈。それも致し方ないこと、、、、と思ったら!
サイトをのぞくと、けっこうみんながんばっていてますね。
SNSや特設サイトで、みんなそれぞれアピールしてたり。お値段も通常よりぐっとお安く。
それを応援の意味もあって、買っていらっしゃる方も大勢いて。
なんだか、みているだけで元気でます。
一生懸命つくって、一生懸命アピールして、それに応える方がいて。
お客さまの元に行った商品たちが、その方を楽しませたり、栄養になったり。
それを垣間見ている私も元気。量が多くてなかなか買えないけど元気。
いいな~~。
これ、世界が良い方向に変わっていく、きっかけになりますね。
3. 通販サイト some ori マーケット
新しい時代の息吹を吸い込みまして、私の通販サイト《some ori マーケット》も新作アップしております。
なんと、動画を撮ってのご紹介です。帯の紹介、見てください。
動画と写真で精一杯で、文章での説明が足りてませんね。ボチボチ書き加えます。
他の作品もアップを続けようと思っていますので、連休のおともに、よかったら、たびたびのぞいてくださいね。
https://www.someoriyoshida.com/store
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*メルマガ登録に申し込んでいただいた、K.Aさま(2020/2/21申し込み)、Y.Aさま(2020/2/26申し込み)、確認メールが戻ってきてしまいました。手続きをやり直させていただいたく思いますので、お手数おかけし申し訳ありませんが、以下にメールいただけますでしょうか?どうかよろしくお願いします。
magazine@someoriyoshida.com
*写真は最近の作業風景より
染織吉田のメルマガ、《 some ori 通信 》にご登録いただき、ありがとうございます。
54通目のメルマガ【ギャラリートーク中止号】をお届けいたします。
おはようございます。
いよいよ本日、「白からはじめる染めしごと」展の搬入です。
展示会、一部変更になりました。
3月15日に発表した、会としてのステートメントを、目次の1番に載せますので、ご一読いただけましたら幸いです。
本日のメルマガは、そこにも書いてありますが、会期中予定しておりました「ギャラリートーク」を中止のお知らせが目的の配信です。
どうかご了承くださいますようお願いします。
さあ、これから出かけます。
もうなるようにしかなりませんから、やりたいことをしっかりやるのみです。
案外、こんな時だからできる、かえって面白いこと、あるかもしれませんね。
《 目次 》
1. 今回の展示におけるコロナウイルス対策につきまして
2. 開催要項
3. ネットで
4. 見どころ
___________
1. 今回の展示におけるコロナウイルス対策につきまして
(白からはじめる染めしごと展の公式ステートメントより転載 :date2020/3/15)
おはようございます。
昨日は都内で開花宣言と雪が同時にやって来るという、記念すべき日になりましたね。
昨晩の首相の会見を受けて、出展者一同で改めて、今回の開催について話し合いました。
その結果、やはり開催したい!開催しようという結論に至りました。
このような情勢の中でも楽しみにしてくださっている方がいる中で、自分たちのできる最大の安全予防対策を講じてお迎えしようということになりました。
以下、少し長くなりますが対策を明記いたします。お読みいただければ幸いです。
まず、会場内感染予防対策として以下のことをいたします。
*入り口に消毒用ジェルを設置いたします。
洗面所にはハンドソープもご用意しましたので、手指の消毒にご利用ください。
*会場内手すり等、手の触れる可能性のある箇所は、随時消毒いたします。
*出展者・スタッフは、マスク着用で対応させていただくこともあります。
*随時、頻度を高くして部屋の換気に努めます。
これらの消毒用備品につきましては、首都圏では品薄が続く消毒液やアルコールを丹後で小林さんが入手。
他のメンバーも、見つけた先でハンドソープ、ペーパータオルを入手し、少しずつ備えてきました。
そして、大事なお知らせをさせてください。
《毎日14時より開催予定でしたギャラリートークと、御茶菓子の提供を取りやめさせていただきます。》
ギャラリートークに関しては、メンバーも楽しみにしておりましたので悩みましたが、安全性を最優先に中止を決定いたしました。
ギリギリのお知らせになってしまい、大変申し訳ございません。
また、今回が初めての会であり、このような情勢ですので、当日のことが想像し難く、会場内が混雑するような場面は避けたいと考えております。状況次第では入場を制限をさせていただく場合もあるかもしれません。
ご不便をおかけして大変恐縮ですが、ご理解、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
皆さまに穏やかな時間を少しでも楽しんでいただけますよう準備を尽くして、出展者一同心よりお待ち申し上げております。
どうぞ宜しくお願いいたします。
___________
2. 開催要項
いま一度、「白からはじめる染めしごと」展の要項を書かせていただきます。
│会期│2020年3月20日(金) (祝)~3月22日(日)
│時間│10時- 18時・最終日17時まで
│出展品目│帯・着物・小物(帯揚げ・ストール・バッグ・財布etc.)
〈入場無料・展示販売〉
│会場│大塚文庫(東京・自由が丘)目黒区自由が丘3丁目6-25
東急東横線・大井町線「自由が丘駅」正面口から徒歩約6分
*駐車場はございません
│出展者│
小林知久佐(引き染め・ぼかし染め)
大地佐和子(手描友禅)
大橋さやか(手描友禅)
クワバラマキコ(手描友禅)
坂井三智子(手描友禅)
鈴木和美(手描友禅)
鷹取麻利子(手描友禅)
水橋さおり(手描友禅)
吉田美保子(染め織り)
│出展協力│帯締め( 江戸組紐中村正 )
___________
3. ネットで
今回の展示会、見たいけど、いろいろ心配で出かけられないという方、いらっしゃると思います。
そのお気持ち、よくわかります。
遠方やご多忙で、もともと無理だったって方もおいででしょう。
ですので、ネットを通じてできるだけの発信はしたいと思っています。
もしよかったら、「白から会」のフェイスブックとインスタグラムをフォロー願います。
フェイスブック
https://www.facebook.com/shirokarakai/
インスタグラム
https://www.instagram.com/shirokara_kai/
それから、私のフェイスブックとインスタ、ツイッターもフォローいただけると、よりマイナーでマニアックな(片寄った?)画像や動画が流れてくるかもしれません。
吉田フェイスブック
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吉田インスタグラム
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吉田ツイッター
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___________
4. 見どころ
この展示を準備してて、「これはレアだぞ」って出展者の一人ながら思いました。
どこがレアかと申しますと・・・
まず、展示会の目的が「染めのしごとをご紹介したい」というのが、第一にきている点です。
仕事として染めをやっているのですから、売れないと困るのですが、それより何より、まずは染めについて語りたいってうずうずしてるって感じの展示会です。
染めの工程紹介がすごいです。
小売店さんなどで「売る」ために、軽く工程の紹介などすることもあるでしょう。産地や学校でもありますね。
しかし、今回の工程紹介、それとはちょっと違います。友禅、引き染め、糸染めの、それぞれ現役バリバリの、マジの工程紹介です。
それに、われわれみんな会場にいますから、疑問に思われたこと、すぐに聞いていただけます。
そして次にすごいのが、白生地たくさん、絹糸いろいろ、持っていきます。
お誂えの相談は、友禅や引き染めは豊富な生地から選べます。私のお誂え「ONLY ONLY」ももちろん、糸のチョイスからご相談にのります。
さらには、道具も実物を持ち込みますし、着物の成り立ちも丁寧に図解してます。着物ってすごいな~って実感していただけるものと思います。
工程や原料、着物の成り立ちを思う存分お伝えした上で、丹精して作った製品も並べています。心に響けば、お買い求めもお願いします。
きっとよい機会になります。さまざまなご事情あると思いますが、もしもゆるされるのでしたら、どうかご高覧ください。
おいでくださる方も、今回はムリという方も、どうかくれぐれもお体大切になさってください。
___________
染織吉田のメルマガ、《 some ori 通信 》54通目のメルマガ【ギャラリートーク中止号】をお読みいただき、どうもありがとうございました。
ご感想、ご意見ございましたら、このメールに返信する形でお送りください。
配信停止をご希望の方は、タイトルを「配信停止」として、このメールをそのまま返信してください。
これからも、some ori や、きものや、モノ作りを通して、あなたさまとご縁を育んでいきたいと思っております。
どうかよろしくお願いします。
___________
きものと帯の注文制作
染織吉田 吉田美保子
http://www.someoriyoshida.com
242-0007
神奈川県大和市中央林間2-21-6-105
電話 046-273-9755
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53通目のメルマガ【白から号】をお届けいたします。
こんにちは。
すっかり春らしくなりましたね。いかがお過ごしでいらっしゃいますか?
うちは小さなマンションなのですが、大家さんが庭の手入れを丁寧にされていらっしゃっているおかげで、この時期、お花がつぎつぎ咲くのをベランダから楽しめます。
今年もいよいよその季節がやってきました。今は、何種類もの椿や水仙が咲いています。
花はあいかわらずきれいなのですが、今年はなかなかきついですね。
このひと月半、「生きていると、いつ何どき、何が起こるかわからないな~」って実感してます。人間力が試されているように思います。
うまく収束することを心から祈ります。
(写真は「白からはじめる染めしごと〜海の巻〜」に出品する帯の制作工程です。)
《 目次 》
1. 白からはじめる染しごと
2. 9人の染め師
3. 足上げて
4. ご事情ゆるせば
___________
1. 白からはじめる染しごと
さあ、いよいよ来週となりました「白からはじめる染めしごと」展、まずは、要項を書きますね。
│会期│2020年3月20日(金) (祝)~3月22日(日)
│時間│10時- 18時・最終日17時まで
│ギャラリートーク│全日14時から
│出展品目│帯・着物・小物(帯揚げ・ストール・バッグ・財布etc.)
〈入場無料・展示販売〉
│会場│大塚文庫(東京・自由が丘)目黒区自由が丘3丁目6-25
東急東横線・大井町線「自由が丘駅」正面口から徒歩約6分
*駐車場はございません
│出展者│
小林知久佐(引き染め・ぼかし染め)
大地佐和子(手描友禅)
大橋さやか(手描友禅)
クワバラマキコ(手描友禅)
坂井三智子(手描友禅)
鈴木和美(手描友禅)
鷹取麻利子(手描友禅)
水橋さおり(手描友禅)
吉田美保子(染め織り)
│出展協力│帯締め( 江戸組紐中村正 )
2. 9人の染め師
「白からはじめる染しごと」は9名の染めの作り手による展覧会です。
企画も、運営も、販売も、何もかもわれわれなんですよ。
この展覧会、そもそものきっかけは丹後の小林染工房へ、技術研修に行ったことなんです。
このとき、私、思ったのですが、これからはこうやって、作り手同士が技や、情報や、可能性を分かち合って、お互いを磨きあって、さらにはお客様と出会う機会もつくり合ってやっていく時代なのだなあと。
そうやって、もっといいものを作り世に出すことが身につけてくださる方にもよいことだと。
あら、けっこうおもしろい。なんて。ね。
3. 足上げて
そういうわけで、「白から~」展にむけ、ラストスパートでものづくりをしています。
閉じこもりなのはいつものことですが、唯一の運動のヨガスタジオが、ただいま、コロン(こう書くと気が紛れるので、、、)の影響で閉鎖中。
ますますガチで閉じこもってます。
先月、神戸のこうげいさんで出会った素敵な方、その方は着物美人さんというだけでなく、体のこともスペシャリストの方なのですが、
「女性は、お尻、内もも、お腹ですよ!ヨシダさん!」と鍛えるべきところを教えてくださり、図まで書いて持たせてくれました。
その図、私、壁に貼ってます。
で「お尻!内もも!お尻!」と唱えながら、寝転んだ状態で足上げしてます。体が基本。免疫アップ。
さあ、みなさまもご一緒に、足上げて!笑
4、ご事情ゆるせば
今回の「白から展」、できうるウイルス対策は、全部しようとみんなで申し合わせてます。
アルコールジェルも入手済みだし、洗面所にはハンドソープとペーパータオルも用意しました。搬入の日はまず除菌剤で掃除しようって言ってます。
あとは、換気をこまめにしましょう。手すりを拭いたりね。そんなに混み合うとは考えづらいのですが、そこらあたりを念入りに。
当初はお茶とお菓子をお出ししてゆっくりしてもらおうって言ってたのですが、これはやめにしました。
会場の大塚文庫は、オーナーの個人コレクションを収蔵展示するために建てられた、趣のある立派な建物です。
庭には、大きな桜の木があります。きっと会期中、満開の桜をお楽しみいただけるのではないかと思います。
心からお待ちしております。
それから、どうかみなさま、くれぐれもお体をお大事になさってください。
染織吉田のメルマガ、《 some ori 通信 》53通目のメルマガ【白から号】をお読みいただき、どうもありがとうございました。
ご感想、ご意見ございましたら、このメールに返信する形でお送りください。
配信停止をご希望の方は、タイトルを「配信停止」として、このメールをそのまま返信してください。
これからも、some ori や、きものや、モノ作りを通して、あなたさまとご縁を育んでいきたいと思っております。
どうかよろしくお願いします。
きものと帯の注文制作
染織吉田 吉田美保子
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(写真は、文章に関係しているものを載せてます。あわせて、楽しんでいただければ幸いです。上の写真は、フジバカマ による草木染めで染めた帯あげ。媒染剤は、上から、鉄、アルミ、すずです。)
(帯あげの生地は上質の丹後ちりめん、ふっくらしてます。)
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52通目のメルマガ【色と匂い号】をお届けいたします。
こんにちは。
暖かい本日、いかがお過ごしですか?
これから西から雨が降るとのこと、すっかり春の雨ですね。
立春すぎましたので、春で間違いなのですが、それにしても春すぎますね。
メルマガのタイトル【色と匂い】、なんだか、すっごく艶っぽくなってしまいました。笑
そんな内容ではないのですが、楽しんでいただけたら幸いです。
(八寸帯の仕上げ風景)
《 目次 》
1. いよいよ神戸
2. 出品作
3. 藤袴(フジバカマ )
4. 色とは
___________
1. いよいよ神戸
染織こうげい、神戸店さんでの「吉田美保子展ー抽象と存在感ー」、いよいよ明日からです。
2月13日木曜日から17日月曜日までで、私は明日の13日と、あさって14日におじゃまいたします。
明日は、10時半に神戸空港に着くので、11時の開店時間にはちょっと遅れそうです。閉店の19時までおりますので、会いにきてくださいね。
あさって14日は、11時から夕方までおります。たぶん、18時には空港に向かわないとなので、できれば17時くらいまでにお越しくださいね。
15日から17日は、私はおりませんが、染織こうげいのスタッフの皆さんに、作品の説明や私の思いなど、しっかりお伝えしておきますので、ぜひ観にきてくださいね。
(伸子張りの動画です)
2. 出品作
染織こうげい神戸店さんでの展示会に向け、八寸帯1本と、帯揚げ6枚、コラボ鞄が2つ、新たにできました。
それなりにボリュームのある展示会になるのではないかとほっとしています。
服飾作家の善林英恵さんとコラボレーションで作っている、「カジュアル着物に合うおしゃれな鞄」、途中経過を画像でみてますが、今回も期待大です。早く、実物みたいです!
ご多忙の中、展示会に間に合わせてくる善林さん、さすがプロです。
そして、前回にひきつづき、佐橘登喜蔵さん、影山秀雄さん、大木道代さんに着尺をご出品いただき、私の帯とコーディネートでご提案します。
見応え十分、このラインアップを関西で観られるって、なかなかないと思います。お見逃しなく!
(善林さんのSNSより写真拝借。鞄、制作中。いい感じ〜)
(鞄の持ち手はこのように、革を手縫いで作ってます。)
___________
3. 藤袴(フジバカマ )
今回、優しい色味も持っていきたいなと思い、草木染めで帯あげを染めました。染料は日本古来種の藤袴。
今よく生えている藤袴は外来種なんですって。古来種は、保存活動をしている京都のグループが守っている貴重なものだそう。そこから、ドライフラワー状態のものを分けてもらっていたんです。
なんでも、藤袴は万葉の昔から、香料として大事にされてきたらしい。確かに、ドライフラワーの袋をあけたとき、ふわーーっとした匂いに包まれました。控えめだけど、存在感ある、高貴な匂い。紫式部もこの香りにうっとりしてたに違いないな。
それを細かく切って、煮出して染料にするのですが、これまたいい匂いに包まれて至福のときでした。
媒染剤を変えて、3枚染めましたので、染織こうげい神戸店さんで観てくださいね。
(ドライフラワー状態のフジバカマ )
(フジバカマ を煮出しています)
(帯あげ、染めてます)
(こちらも染めてます)
___________
4、色とは
草木染めがうまくいったので、気をよくして、酸性染料でも帯あげを染めました。
酸性染料っていうのは、絹と相性がよくて、混色が自在にできて、発色がきれいな化学染料です。私、よく使ってます。
言ってしまいますけど、酸性染料でどんな色でも出ます。草木染めのような、微妙な中間色も出せます。
それでも、草木染めと酸性染料は違うんだよなって、今回あらためて思いました。
それは、ねらいの定め方かなと。
草木染めでも、染めたい色をねらって染めます。出たとこ勝負じゃないのです。しかし、ねらってもねらい切れない、ゆらぎのようなところに、草木染めのよさがあり、身に付けた人も、そのおおらかさを楽しんでいるのだなと。
酸性染料は、ねらいをギリギリまで定められるので、その分シャープで、バチっと決まる感じです。
それが心地よくもあり、ねらいすぎを避けるために、どこかで抜くのをまたねらうって感じもしたりして。
写真を観ていただきたいので、ブログのリンク貼りますね。
https://www.someoriyoshida.com/blog
実物は、神戸で観てね。ぜひ。
(酸性染料で染めた帯あげを仕上げています)
(こちらも酸性染料の仕上げ風景)
(完成!)
___________
染織吉田のメルマガ、《 some ori 通信 》52通目のメルマガ【色と匂い号】をお読みいただき、どうもありがとうございました。
ご感想、ご意見ございましたら、このメールに返信する形でお送りください。
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どうかよろしくお願いします。
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染織吉田 吉田美保子
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神奈川県大和市中央林間2-21-6-105
電話 046-273-9755
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(写真は、文中で紹介している展示会「抽象と存在感」の展示風景です。今回も、佐橘登喜蔵さん、大木道代さん、影山秀雄さんに着尺を出品していただき、良い展示会ができました。コラボレーションで鞄を作っている善林英恵さんも新作を間に合わせてくれました。写真もお楽しみいただけましたら幸いです。)
染織吉田のメルマガ、《 some ori 通信 》にご登録いただき、ありがとうございます。
51通目のメルマガ【次は神戸だ号】をお届けいたします。
先日は、旧正月でしたね。
あらためまして、あけましておめでとうございます。
うちの近くでは、梅のつぼみがふくらんでます。
ここ数年、中国の春節がいろいろとニュースになるようになって、旧のお正月のことを忘れなくなりました。
日本人の私にとっても大切な日であるわけで、、、報道で思い出すって、なんだかなあって思います。
それも今年はウィルスのニュースに気が気ではありません。一刻もはやく収束することを祈るばかりです。
世界は心配事であふれてますが、それでも、季節のうつりかわりや人との出会いを楽しみながら、できることをしっかりやっていきたいなと思っています。
《 目次 》
1. 次は神戸!
2. ありがとう、浜松
3. 浜松の夜、1日目
4. 浜松の夜、2日目
1. 次は神戸!
染織こうげいさんでの展示会、「吉田美保子展ー抽象と存在感ー」は、次は神戸で開催されます。
2月13日木曜日から17日月曜日まで。染織こうげい神戸店さんにて。私は13、14日におじゃまいたします。
神戸のこうげいさんは、三宮センター街の一本海側の通り沿いです。アクセスもすごくいいですよ。ぜひ、お越しくださいね。
2. ありがとう、浜松
染織こうげい浜松店さんでの個展、無事終了しました。
お越しくださった皆さま、染織こうげいのスタッフの皆さま、本当にどうもありがとうございました。
おかげで楽しい、三日間でした。
浜松、初めておじゃましましたが、とってもいい街ですね。
びっくりしたんですけど、こうげいさんにお越しくださるお客様、着物率、高っ!
それも、皆さま、ご自分らしくお着物を楽しんでらして、さすがだなあって思いました。
そして、そんな素敵なお客様方に熱く支持されているこうげいさんも、さすがだなあ。
3. 浜松の夜、1日目
浜松では2泊しましたが、1日目の夜は、染織こうげいの社長さんと店長さんが、とてもおしゃれなアジアンクイジーンのお店に連れて行ってくださいました。浜松は食のレベルも高いですね。
そこの1杯目の生ビールがおいしかったこと。2杯目以降の紹興酒が楽しかったこと。生き返った~~~。
私、10月の個展のあと、この浜松展に向けて、禁酒(原則)でやってきてましたので、ああぁぁしみる~って感じでした。
久しぶりのおいしいお酒とお料理にすっかりはっちゃけてしまいました。(いつものこと?)
社長さんと店長さんに、変なやつだと思われたかもしれません、、、、、(とても良い方々です。大目に見てくれるかな?)
着物の仕事の、明るい未来について語り合い、とっても励まされました。
4、浜松の夜、2日目
浜松の夜、2日目は、初対面のご夫妻とご一緒しました。
熊本の両親と仲良くして下さっている浜松在住のご夫妻が、お誘いくださったのです。
初めてお会いする、たぶん私よりふた回り近く年上のご夫妻と食事するなんて、なんだか不思議でした。
いったい何を話そうかと心配してましたが、ご一緒してみれば、お二人の優しく気さくなお人柄のおかげで、とっても楽しい夜となりました。
私が着物を着ていたの、ポイント高かったみたいです。全身自作、ほめられました(笑)。
年下の人を誘って、こんなに楽しい時間と場所を作ってくださるって、理想の大人だな。私もそうありたいな。
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染織吉田 吉田美保子
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(写真は、文中で紹介している展示会のご紹介写真です。帯は吉田美保子作、着尺は上の3点が大木道代さん作、下の2点が影山秀雄さん作です。)
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50通目のメルマガ【抽象と存在感号】をお届けいたします。
あけましておめでとうございます。
令和二年、私的には織和二年の幕があけました。
今年が、あなたさまとあなたの周りのみんなにとって、健康で平和ないい一年でありますように。
いかがお正月をお過ごしですか?こちらは関東らしく青空がきれいな穏やかなお正月です。
そして私は織り三昧の年末年始です。1月の染織こうげい浜松店さんを皮切りに展示会が続きますので、その出品作を織りまくっております。
今日のメルマガはその展示会のことや、今年の抱負など書きます。
おっ、メルマガ、50通目のキリですね。二年間で50通。続けられているのも、読んでくださるあなたさまのおかげです。ご愛読、ありがとうございます。これからも、どうかよろしくお願いします。
《 目次 》
1. 抽象と存在感
2. 浜松と神戸
3. 年賀状
4. ONLY ONLY
___________
1. 抽象と存在感
染織こうげいさんでの展示会のタイトルは、ー吉田美保子展「抽象と存在感」ーです。
自分をぐっと掘り下げた展示会となります。抽象画が好きなこと、存在感ある織物を織ることは、私の人生の根幹だと思うのです。
以下は展示会に寄せての拙文です。
「抽象と存在感」
思えばわたしは、小さいときから絵を描くことが大好きで、美術大学では、抽象画と立体造形に夢中でした。
織りはじめて27年。
八寸帯を作るようになり、織り方を平織から綾織に変えたり、絹糸の種類を変えたり、染めの技法を変えたりと、まだまだ試行錯誤と探求の日々です。
好きだった自由な抽象を表現したアートを、今、織りとして、この手で生み出す興奮を味わっています。
平面でおとなしかった織り布が、立体感をもち、迫力ある存在感をはなっています。
この帯たちが、あなたの存在感を輝かせる一品になればと願います。
あなたと、帯と、きもの 。あなただけのハーモニーを響かせてください。
今回は、わたしの尊敬する織作家の着尺とコーディネートしてご紹介します。
着尺出品 / 佐橘登喜蔵さん、大木道代さん、影山秀雄さん。
2. 浜松と神戸
今年の展示会のは、1月の浜松、2月の神戸から始まります。
1月は、23日木曜日から27日月曜日まで。浜松の染織こうげい浜松店さんにて。私は、23~25日におじゃまいたします。
2月は、13日木曜日から17日月曜日まで。神戸の染織こうげい神戸店さんにて。私は13、14日におじゃまいたします。
浜松、神戸とも、お初におじゃまいたします。ちょっとドキドキ。
関東におりますと、どうしても東京を中心に考えてしまいがちですが、決してそんなことありませんものね。関東以外の日本、また日本以外の地で着物を楽しんでくださる方々にも、しっかりお届けしていきたいです。
染織こうげいさんのサイトです。場所などご確認の上、どうかお出かけください。
3. 年賀状
私、お年賀状、年末29日に投函しました。
毎年お出ししている方々にいつものようにお出ししましたが、きっと、今日の時点では届いてないと思います。
元旦に届くように出すなんて至難のわざすぎますよね!笑。
などと思いながら、昨日、いただいたお年賀状を尊敬をもって拝読しました。
年末は忙しく、ベランダの掃除も、帳簿つけも、制作記録つくりも、喪中のお葉書にお返事もできないでおりました。
ちょっとだけゆっくりの今日と明日でやってしまおうと思います。
寒中お見舞いのお葉書は書いてしまって、松が取れたらお出しするとしましょうか。
4、ONLY ONLY
染織吉田の得意技は、「完全注文制作 ONLY ONLY」 です。
あなたの希望をすべてお聞きして、相談しながら一緒に作るのがONLY ONLY。着物好きの方にとって、何よりの醍醐味ではないでしょうか?
今年はこのONLY ONLY に力を入れます。
今年、3月20~22日に「白からはじめる染しごと」という展示会を、東京の自由が丘で、染めの仕事師さんたちと一緒にやります。この展示会でもおあつらえの相談、うけたまわりますよ。
もちろん私だけでなく、染めの作家たちみなさんです。
ときどき、他の作家さんの制作現場を見せてもらうことありますが、みなさん、本当に丁寧で、愛をもって作ってます。これ、もっと、着てくださる方々にも届かせたいなー。
自分のことはもちろんですが、他の愛ある作家さんのことも、紹介できるようになりたいです。
今年、他の作家さんと一緒に、またお召しくださる着物好きな方々と一緒に、小さなうねりをどんどん増幅させて、この世界を、楽しくビビッドなものにしていきたいです。
今年もどうかよろしくお願いします。
___________
染織吉田のメルマガ、《 some ori 通信 》50通目のメルマガ【抽象と存在感号】をお読みいただき、どうもありがとうございました。
ご感想、ご意見ございましたら、このメールに返信する形でお送りください。
配信停止をご希望の方は、タイトルを「配信停止」として、このメールをそのまま返信してください。
これからも、some ori や、きものや、モノ作りを通して、あなたさまとご縁を育んでいきたいと思っております。
どうかよろしくお願いします。
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きものと帯の注文制作
染織吉田 吉田美保子
http://www.someoriyoshida.com
*こちらは、メルマガ《 some ori 通信 》の配信記録です。
(写真は、文中で、朝香さんが染めているところを観にきてくださった帯のその後です。一番下に動画もあります。)
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49通目のメルマガ【ペシャワール号】をお届けいたします。
こんにちは。あっという間に師走となりました。いかがお過ごしでしょうか?
12月4日に、アフガニスタンで、現地の人々のために尽力した医師の中村哲さんが銃撃され亡くなりました。心よりご冥福をお祈りいたします。
一報を知ったときは、強盗の類に無差別的に襲われたのかと思いましたが、待ち伏せだったとのこと。あんなにすばらしい人をなぜ???まったく理解できません。
私、大昔、、、25年くらい前ですが、福岡で中村さんのお話を聞いたことあります。
たまたま参加したパネルディスカッションに登壇されたのですが、お話に引きつけられました。
この時は中村さん、まだこんなには有名ではなく、私は別の登壇者の関係者という立場でしたので、何の気なしに聞いてました。しかしだんだん、情熱と使命感が伝わってきて、目と耳を集中して聞き入りました。こんな人がいたんだ。すごい。
このとき中村さん、48歳くらいですね。今の私より3歳お若いです。
たぶんこの時は医療支援をされていたころで、灌漑のことは始まってなかったのでは。だとすると、その後の25年で、カラカラの大地を緑化し、幾万人を救う一大事業をなしとげられたのだなあ。
人間の可能性も教えてくださる偉大な方です。
さて、ふりかえって自分。あと25年で何ができるか、、、
呆然としますが、とりあえず、まずはメルマガ。どうかおつきあいください。
《 目次 》
1. きもの カンタービレ♪
2. 弥生の青色申告
3. 来年前半の予定
___________
1. きもの カンタービレ♪
きもの愛好家の間でとても有名なブログがあります。それが「きもの カンタービレ♪」。書き手は朝香沙都子さんです。
私もずっと以前からの読者でしたが、朝香さんとは、つい近ごろお知り合いになることができました。
ブラッシングカラーズ と名付けた、タテ糸を筆や刷毛で染めて、織って、蒸して仕上げる私独自の方法に、とても興味をもってくださいました。その興味の持ち方がすごく真剣で深くて、こりゃ只者でないなと。
それで私も一生懸命説明したのですが、説明しきれない部分がありましたので、観にきてくださいとお誘いしていたところ、先日、本当にお越しくださいました!
いやはや、朝香さんのきものへの熱い愛はほんものです。着る方がこんなに熱いと、作る方もますますヒートアップしちゃいます!
すてきなブログ書いてくださいました。ぜひ、お読みくださいね。
https://ameblo.jp/wingofkimera/entry-12555733232.html
___________
2. 弥生の青色申告
個人事業主にとって、毎年の申告は大問題です。
私も染織吉田を立ち上げて16年。毎年、青色申告、確定申告、苦しみながらもクリアしております。
会計ソフトはずっと弥生会計さんです。
で、弥生さんから声がかかって、取材していただきました。
なんで私のような超極小マイナー事業主が?と思いましたが、極小例として適当だったのかしらん???
楽しい取材で、いろいろ来し方を話しましたが、申告の歴史がそのまま仕事の歴史ですね。
よかったら、読んでくださいね。
https://www.yayoi-kk.co.jp/interview/user/detail/87/index.html
___________
3. 来年前半の予定
染織吉田、来年前半、ぶっ飛ばします!笑
スケジュール書きますので、どこかでぜひお会いしましょう!
○浜松 1月23日(木)~27(月) 吉田美保子展 コーディネートでご紹介(23,24,25在店)染織こうげい 浜松店
○神戸 2月13日(木)~17(月) 吉田美保子展 コーディネートでご紹介(13,14在店)染織こうげい 神戸店
○東京 3月20(金祝)~23(日) 白からはじめる染しごと 染めの作家さん方との合同展。全日在廊 大塚文庫(自由が丘)
○東京 5月1日(金)~5(火祝) 東京キモノショー (着物の大きなお祭りです。ヨシダ初出店です!全日おります)(ベルサール東京日本橋)
個々について詳しくは、おいおい書きます。とりあえず、スケジュール、おさえてくださいませ!!!
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染織吉田 吉田美保子
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こんにちは。秋も深まってきましたね。
風邪など、お召しではないでしょうか?
私は、おとといインフルエンザの予防注射をしてきました。
なんと8年ぶりです。
子どものころから注射は大きらいですが、そうも言っておられず、覚悟して行ってきました。
1月と2月に個展、3月にグループ展がありますので、万が一にも寝込んでいられないのです。
針を刺されている間は、あら、記憶ほどは痛くないわと思ったのですが、2日たった今もまだ、左腕がブヨに刺されたようにはれ、熱ぼったいです。
ああ、この嫌な感じ、8年ぶりに思い出しました。
ささ、気を取り直さないと。メルマガ、おつきあいください。
《 目次 》
1. 染織こうげい、浜松店
2. シャネルの展示会
3. サイト更新情報
1. 染織こうげい、浜松店
先週までは「染織こうげい神戸店」で秋季展でしたが、ひきつづき「染織こうげい浜松店」での展示会に参加させていただきます。
案内状をみると、ご参加は、柳崇さん、柳晋哉さん、齋藤裕司さん、岡本紘子さん、岡本隆志さん、小島貞二さん、岩崎訓久さん、岩崎悦子さん、飯島桃子さん、山口小枝さん、大月俊幸さん、村上敬子さんとこれまた垂涎のラインナップ。
仲間に入れていただき、たいへんうれしいです。
その上、浜松といえば、民藝の地であり、もともと繊維業がさかえた地ですから、お客さま方も目が肥えていらっしゃるでしょう。出向くことはできないのですが、なんだか、緊張します。
ご都合がつく方、私の代わりに見てきてくださいね。明日、21日木曜日が初日です。
会期 11月21日(木)~25日(月) 10:30~18:30
会場 染織こうげい浜松店 静岡県浜松市中区鍛冶町140-33 (JR浜松駅北口より徒歩5分)
電話 053-454-5180
*このページに載せている写真の作品を出品しています。どうかご高覧ください。
2. シャネルの展示会
天王洲アイルの倉庫街で、ただいま、シャネルが展示会をしています。
すごくこった展示会のようで、これは要チェック。
予約制なのですが、予約はなんと、ラインからのみなんです。
へー。
実は私、ライン、今年の春にはじめたばかり。(ずーと前やったのですが、使いこなせずすぐ離脱)
有名どころの公式ラインアカウントなんてつながったことありません。
つながり方さえわからない~。
どうにか見つけて、予約入れて。アプリもダウンロード。
で、出かけてきましたよ。
シャネル、やっぱ、見ていると浮き立ちますね。心がハイになります。ブランドというのは、イメージとストーリーで夢を見させてくれるのだなあ。
あと、ガブリエル・シャネル(ココは愛称らしい)のすごい情熱。時空をこえてせまってきました。
展示もよかったですが、展示会のしかけもさすがでしたよ。
展示物を見ながらアプリを駆使。スマホを電話のように持って(イヤホン持ってる人はもちろんイヤホンで)説明が聞けたり、実際のファッションショーが見られたり。
よくできてます。
その上、お土産もくれました。袋に入った小冊子。
この展示会、なんと全て無料です。
ものを生み出すこと、広めること、続けること。いろいろ考えちゃいますね。
シャネルの展示会、「マドモアゼル プリヴェ展」は、12月1日まで、東京、天王洲アイルのB&C HALL にて。
3. サイト更新情報
染織吉田のウェブサイト、ちょこちょこ手を入れ更新していますが、この度、どんと変わりましたので、ご紹介します。
ジャーン!英語版、リニューアルしました!
英語版、前からあるのですが、文章、私の言いたいことをバッチリ訳してもらい、大幅に変わっています。
オーストラリア人の友人のおかげです。Ana、どうもありがとう!
ぜひ、日本語を読まない方にも、おすすめしてくださいね。
https://www.someoriyoshida.com/en/
以下のページも更新してます。よかったら、のぞいてください。
作品ギャラリー
(年代別ギャラリーと着姿ギャラリーがあります。着姿ギャラリーの方、新しい写真、加えました。)
https://www.someoriyoshida.com/ja/gallery_top
メディアに載りました
(婦人画報のウェブ版に載った記事を加えました。)
https://www.someoriyoshida.com/ja/media
通販
(消費税を修正し、一部、価格を見直しました。)
https://www.someoriyoshida.com/ja/shop
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こんにちは。お元気でいらっしゃいますか?
いい天気ですね!安定した快晴ってほんと久しぶりで、気持ちいいです。
お住いのあたりはいかがですか?
私は先日、東京国立博物館に正倉院の世界展を観に行ってきました。
上野公園のこんもりした大きな木の先の方が、ほんのちょっと紅葉の走りのような感じで色づいて、
おおお、やっと季節が動くぞとうれしくなりました。
《 目次 》
1. 染織こうげい展
2. 正倉院のふしぎ
3. 浜松へも
___________
1. 染織こうげい展
明日から、神戸の「染織こうげい」さんで、染織作家さんたちの作品を一堂に展示する秋季展が開催されます。
私、お声をかけていただき、今回はじめて出品させていただきます。会場に行けないのが残念ですが、力をこめて、帯を5本送り出しましたので、ぜひご覧ください。
案内状を見ますと、出品作家さんは、柳崇さん、柳晋哉さん、谷田部郁子さん、岡本紘子さんなど、そうそうたるメンバーです。
楽しみにお出かけくださいね。
会期 11月7日(木)~11日(月) 11:00~19:00
会場 染織こうげい神戸店 神戸市中央区三宮町2-5-12
電話 078-333-5185
(写真は、染織こうげい展への出品作です。)
2. 正倉院のふしぎ
ただいま、上野の東博で開催中の、「正倉院の世界展」すごく、よかったですよ!
有名な紫檀の琵琶とか、これこそが「宝物」なんだって思いました。
1200年前の宝物が、そのままの姿で目の前にあるのってなんだかふしぎ。ふしぎの世界にまぎれこんだようでした。宝物を作るとか、それを受け継ぐとか、ふしぎを作り、受け継ぐと同意義かしら?
最後の展示室にあった「塵芥(じんかい)」も愛おしくてよかったなあ。
ボロボロになった糸くずとか木片とか、一切捨てずに丁寧により分けて、保管しているのです。
この展示会、ものすごく混んでるというウワサでしたが、私は、土曜日の夜に行きましたので、そうでもなかったですよ。
金曜と土曜の夜間オープンがねらい目かもしれません。11月24日までです。
https://artexhibition.jp/shosoin-tokyo2019/
3. 浜松へも
染織こうげい神戸店さんでの秋季展は、このあと、染織こうげい浜松店さんでも開催されます。
浜松のお店にも、どうかお出かけくださいね。
染織こうげい 秋季展【浜松】
会期 11月21日(木)~25日(月) 10:30~18:30
会場 染織こうげい浜松店 静岡県浜松市中区鍛冶町140-33 (JR浜松駅北口から徒歩3分)
電話 053-454-5180
___________
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おはようございます。
いかがお過ごしでいらっしゃいますか?
私は、展示会が終わって呆けておりました。
そうしているうちに、また大雨。お住いの地域は大丈夫でしょうか?
今年の自然、あまりにも厳しい。どうしてしまったのと言いたいです。
これ以上の被害が出ないことを祈るばかりです。
どうかご無事に。
(写真は、連日のお客さまの様子。ありがとうございます)
《 目次 》
1. 御礼
2. 織和の輪
3. 小熊素子さん
4. スケジュール
(ギャラリートーク)
1. 御礼
吉田美保子展 – 織和 – 、先日、15日のふりかえ開催をもって、終了いたしました。
本当にどうもありがとうございました。
大嵐が吹き荒れ、まさかの臨時休業。
開催日を一日ずらし、どうなることかと思いましたが、終わってみれば、とぎれることないお客様との充実した時間を持てました。
やりきった満足感に包まれています。
ただひとつの残念なことは、お越しの予定にしていてくださった方々が、台風により、断念せざるを得ない状況となり、お会いできなかったことです。
次の機会があるとはいえ、それは本当にがっかりでした。
観ていただきたかったなあ~。
そんな会いたかったのに会えなかった方々をふくめ、たくさんの応援、本当にどうもありがとうございました。
(ギャラリートークで帯の説明。イトノサキの畔蒜さん、手伝ってくれてます。)
2. 織和の輪
展示会「織和」は、コーディネートでお見せすることをコンセプトにしていました。
影山秀雄さん、佐橘登喜蔵さん、小熊素子さん、大木道代さんという、すばらしい4人の作家さんに着尺を出品いただき、私の帯と合わせて、ご提案しました。
それは、初めての試みでしたが、とても好評で、ホッとしました。
私の織った生地を使って、着物にも合うバッグを作ってくれている善林英恵さんとのコラボレーション作品も、大好評で、新作はすぐに売れてしまいました。
ショールをお買い求めいただいた方におまけでつけたショール袋も好評でした。ショールを持ち歩くとき、カバンの中でぐしゃぐしゃになる悩みは私だけではなかったようで、目のつけ所をほめられました。笑。
このショール袋を作ってくれたのは、袋ものの作家の友人です。
このように、この織和展を開催できたのは、私ひとりの力ではぜんぜんなく、輪になってくれた方々のおかげです。
それと、もちろん、会場のイトノサキ、店主の畔蒜恵(あびるめぐみ)さんあってこそ。あびるさんの場を作る力、迎える準備。紹介するスキル。すばらしいです。
織和展については、ブログのカテゴリー「織和」にまとまっています。写真もふんだんに載せてますので、よかったらお読みください。
https://www.someoriyoshida.com/category/exhibition-織和-oriwa
(このバッグもよかった。手前は私の布をアップリケしたポーチ。)
3. 小熊素子さん
今回、着尺を出品してくださった小熊素子さん、最終日に会場にお越しくださいました。
片づけまで手伝ってくれて、その後、うちあげと称して、ビールを飲みに行きました。
その中で、小熊さんが語った、印象的なこと。
織りをやってて一番きついのは、全てを自分で決めなければならないこと。
何を織るか、どんなデザインで。糸はどこから仕入れる。太さは。縒り加減は。染めは?色止めは?糊は?タテ糸は何本。それに対してヨコ糸は。ヨコの密度は。ヨコの糸は何種類?それらをどう混ぜる。毎日どのペースで織って、どう仕上げる。そしてどう売っていく。
これらを全部、全部、全部、自分で決める。話ができる相手もいない。それがきついと。
今、ヨシダさんとこの話ができてうれしいと。
私はそれを聞いて、この作家さん巻き込み型コーディネート展示会をやったかいがあったと思いました。
私は、その場に話が通じる相手としていただけだけで、とくに相談にのったわけではないのだけど、それでいいのだなあと。
今回、参加いただいた、4名の作家さん方とは、私がおじゃまさせてもらったり、我が家にお越しいただいたりして、密にお話しすることができました。ホロリと本音をこぼせたり、一歩踏み込んだ話ができる仲になれたことがうれしいです。
作り手同士が会っても、心をオープンにして話ができる機会はなかなかないのです。
これ、作っていきたいです。
(みどりの帯、あの方の元に)
4. スケジュール
この後の私の展示の予定、書きますね。チャンスがあれば、ぜひ、観てください。
最近、浜松と神戸にお店を構えていらっしゃる「染織こうげい」さんといいお出会いがありました。
この秋と冬、ラインナップに加えていただきます。
・ 11月7日(木)~11月11日(月) 【神戸】染織こうげい展 (染織こうげい神戸店さんの大きな展示会に参加させていただきます)
・ 11月21日(木)~11月25日(月) 【浜松】染織こうげい展 (染織こうげい浜松店さんの大きな展示会に参加させていただきます)
・ 1月23日(木)~1月27日(月) 【浜松】吉田美保子展(染織こうげい浜松店さんで、個展をさせていただきます)
・ 2月13日(木)~2月17日(月)【神戸】吉田美保子展(染織こうげい神戸店さんで、個展をさせていただきます)
染織こうげいの社長さんが我が家にお越し下さったときのことを、ブログに書いてくださってます。
http://someorikougei.com/blog/?p=6894
また、来年3月には、染めの作家さん方とのグループ展をします。これもおもしろくなりそう。
・ 3月20日(金)~3月22日(日) 【東京】白からはじめる染しごと(自由が丘の大塚文庫にて)
ぜひ、どこかでお会いできますように。
(きものカンタービレ♪の朝香沙都子さんと)
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おはようございます。
さあ、いよいよ、今週の木曜日から展示会「織和」の開幕です。
ただいま、発送準備におおわらわです。
メルマガもあたふたして書いてます。シズル感、ありますでしょ?(笑)
メルマガ読者だけのお得情報などもありますので、楽しくお読みくださいね。
《 目次 》
1. プロモーションビデオ
2. 帯あげ染めてます
3. ショールはおまけ付き
4. メルマガ特典
___________
1. プロモーションビデオ
今回の展示会、プロモーションビデオ、とったんですよ。
思いのたけを語ってますので、よかったら見てくださいね。
https://www.someoriyoshida.com/7239
やってみてわかりましたが、こういうの作るの、思ってたより、ずっとずっとむずかしいですね。
今、大はやりのユーチューバーの皆さんのこと、見なおしました。もっと簡単かと思っていました。
何か自分でやってみると、ひとさまのすごさとか、努力とか、実感しますね。
2. 帯あげ染めてます
展示会「織和」は、コーディネートでお見せすることをコンセプトにしています。
それで、時間的にはギリギリですが、帯あげも染めてます。
出品作のきものと帯を並べ、どんな帯あげが合うだろうと思いをめぐらし、色見本をおいてみたりするのは、ウキウキする楽しさがありますね。
これぞ、きものの醍醐味ですね。
帯あげを染めるとき、これまでは浸染(しんせん)というやり方で染めてました。いわゆる煮染めです。大きなタンクで湯に染料を溶かし、そこで布を浸して、煮て染めます。
今回は、それに加え、引き染めでも作っています。これは、布を張って、染料を刷毛で引いて、蒸して定着する方法。
この春の丹後研修でレベルアップしてきたやり方です。その後、自分なりに試行錯誤し、引き染めのむずかしさ、深さ、楽しさ、わかってきました。
いくつか、ななめの縞も染めました。織りは、基本はたてとよこですので、ななめの新鮮さにドキッとしました。
これ、アリですね。
3. ショールはおまけ付き
今回の展示会、ショールをお求めの方には、おまけがつきます。
それは、ショール袋。
私、つねづねショールを持ち歩くとき、カバンの中で、ショールがぐちゃぐちゃになるの、いやだなあって思っていました。
そのことをなかよしの袋ものの作家さんに相談すると、すべりがいい布で、特別に作ってくれたのです。キッチュでかわいいスタンプ柄ですよ。会場で見てくださいね。
おまけは数に限りがありますので、なくなり次第終了です。お早めにどうぞ。
___________
4. メルマガ特典
さらにさらに、メルマガ読者の方だけに、特別にプレゼントをご用意しました。
染織吉田の織り布つきの特製カードです。
会場でお声がけくださいね。
合言葉は
「メルマガ読んでます」
10月10日(木)~13日(日)、イトノサキさんでお会いできること、楽しみにしています。
展示会情報は、このページにまとまってます。
https://www.someoriyoshida.com/7158
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こんにちは。
お元気でいらっしゃいますか?
私の住む関東平野の南西端では、やっと秋のよい季節になってきました。
昨日、宅急便を受け取りに玄関先まで出て、
大きな荷物だったので、ドアを大きく開けておさえ、
黒猫のお兄さんの作業するのを待ってたときにあおぎみた、澄んだ青空。
つい、「気持ちいい天気ですね」と話しかけると
「最高っすよ」と。
気候が最高って、いつ以来かな?三、四ヶ月ぶり?
忘れてた感覚。あー、これこれ。待ってたよ。
あなた様のお住まいのあたりはいかがですか?
千葉の停電も、どうにか復旧したとのことで安堵しました。
自然の怖さと、素晴らしさは、交互にやってくるものですね。
メルマガ、おつきあいください。
《 目次 》
1. 作り手の孤独
2. 不思議
3. 小熊素子さん
4. せまってきました
___________
1. 作り手の孤独
織りは孤独な作業です。
染めたり織ったり、基本的にはずっと一人です。
ああでもないこうでもないと、頭と心を使うときから、
実際に体を動かし、糸を煮たり、巻いたり、機を織ったり。
やり方にもよるでしょうが、私の場合は、基本的に一人でやってます。
しかし、完成した「きもの」や「帯」は、それ一つで完結するものではぜんぜんなく、
コーディネートして身につけていただくことで完成します。
それも、完成させるのはお客さまで、私は蚊帳の外。
このギャップが面白いんです。
ときどき、お召しいただいてお会いしたりしますが、思っていたよりずっとずっと素敵で、びっくりするやらうれしいやら。
これ、私が作ったの?まいったなあって不思議に思うくらいです。
___________
2. 不思議
展示会「織和」は、コーディネートでお見せすることを一つの柱にしています。
私が孤独に作ったものが、他の作家さんが孤独に作ったものに出会い、
そして、お召しいただく方に出会い、完成させていただくという。
不思議が目の前で起きるかな?
イトノサキさんが、ワンダーランドになっちゃいますね。
お立会いください。
___________
3. 小熊素子さん
今回、着尺を出品いただく染織家のおひとりは、小熊素子さん。
長く第一線で活躍されている方なので、ご存知の方や、もしかして、すでに作品をお持ちのかたもいらっしゃるかもしれませんね。
私はかれこれ、17、8年くらいは仲良くさせていただいてます。
作るものは、都会的で、センスがよくて、奇をてらってなく、ストレートで気持ちが良い、そんな織物です。
小熊さん、おもしろい人です。
気をゆるしてくれてるからなのでしょうが、
「もう織りすぎてあきた」とか、平気でおっしゃいます。
が、仕事場におじゃますると、新しい糸がどんとあって、話を聞くと、
「〇〇製糸さんで作ってもらって、〇〇撚糸さんに持って行って回数を相談して撚ってもらって、それを〇〇で手に入れた灰汁で精練したところなのよ」
って、まったくあきてないじゃん!!!!
展示会「織和」には二反、ご出品いただきます。一反はこのために織ってくれた、できたてホヤホヤの新作ですよ。お楽しみに。
___________
4. せまってきました
展示会「織和-ORIWA-」、なんと本日、二週間前です。
あたふた。
さいごの悪あがきで、まだまだ織ってますよ。
展示会の内容は、こちらにまとまってます。
https://www.someoriyoshida.com/7158
10月10日(木)から13日(日)まで、東京、南青山のイトノサキさん。
いい天気だといいなあ。
___________
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___________
きものと帯の注文制作
染織吉田 吉田美保子
http://www.someoriyoshida.com
*こちらは、メール配信しております《 some ori 通信 》のアーカイブです。
___________
染織吉田のメルマガ、《 some ori 通信 》にご登録いただき、ありがとうございます。
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こんにちは。
台風、ご無事でしたか?大丈夫ですか?
どうかくれぐれもお気をつけください。
さてさて、展示会「織和」まで残すところ一ヶ月。
やらなければならないことが噴出しています。
コツコツ、しっかりこなしていきますよ。
メルマガ、今回は、先日でかけた蒸し屋さんと仕立屋さんなどについて書いてます。
おつきあいください。
《 目次 》
1. 蒸し屋さん
2. 帯の仕立て屋さん
3. 髪を切った
4. もうすぐ発送
___________
1. 蒸し屋さん
まずは蒸し屋さんの話です。
私の制作は、タテ糸を刷毛や筆で自由に染めることで表現して、織ったあとに、蒸して染料を繊維に定着させています。
染料って、水と温度を加えることで、定着するんですよ。
蒸し方は、普段は、我が家でできる「筒蒸し(つつむし)」というやり方をとっているのですが、色が濃い時は専門業者の「箱蒸し(はこむし)」の方がいいだろうとアドバイスを受け、早速、蒸し屋さんを訪ねました。
先週の金曜日、猛暑が戻った暑い日でした。
高田馬場、久しぶり。行き着けるかしらん?地図をにらむ。
戸山口を出てすぐの急な坂道をのぼる。細い路地はすぐ突きあたり、くねくねと。クロネコさんがトラックが入らないからか、手押し車で荷物を配っている。それ以外は東京の真ん中なのに人もほとんどいない。時間は10時半。すでに太陽たかく、容赦なくギラギラ。
見つけた!あそこだ!
深い軒下に入ると、強い日差しから、急に暗がりに入ったからか、軽いめまいを覚える。
ここは、昭和の高度成長の時代から変わってないのではなかろうか。
さっぱりと掃除が行き届き、開けっぱなしの奥の窓から、風が吹きぬける。入ってすぐに、大きな箱蒸しがある。
話をしたご主人、誠実そうなお人柄で、専門的なアドバイスもくださり、ありがたかったです。
まかせて安心。
しかし、こちらも、稼働がぐっとへったそうで、先細り感は否めない。
蒸しあがりを取りに来る約束をして、高田馬場駅に戻り、西武新宿に出て、大江戸線に乗りました。次にめざすは、西新宿五丁目です。
___________
2. 帯の仕立屋さん
展示会「織和」は、八寸帯がメインの展示会ですが、九寸帯も何本か出品します。
その中の一本の話です。
実は、織る前から、帯にするには長さが足りないのはわかっていたので、実験用として、思いきってやってみたわけです。
そうしましたら、すごく面白いのができてしまって、これは帯にしないともったいないと。
それで、ハギを入れて形にして、仕立て上りで提案しようと。
ご紹介いただいたハギが得意な帯の仕立屋さん、最寄駅、西新宿五丁目。
こちらも、地図をみいみい、坂をのぼり、細い路地を歩く。
あった、ここだ。
こちらも、昭和の前半から変わってないような。母の実家もたてかえる前はこんな感じだった。
対応してくれた奥さま、とても上品で、布が好きで、仕事が好きでという感じがあふれてる、すてきな方でした。
こういう仕事は、たずさわる方の、誠実さと愛情で、出来が全くちがってきますので、いいご縁で、本当にうれしかったです。
こちらも、跡取りはいらっしゃらない様子。きものの仕事の将来を思う。
とにかく、いま、精一杯やろう。
帰りがけに、暑いからって、塩あめ二つくださいました。
___________
3. 髪を切った
仕立屋さんをあとにして、3番目にめざすは原宿です。いつものところに一年ぶりに髪の毛を切る予約、入れてました。
このままの髪では、展示会で、人さまの前に出られない。
それで、ロングを保ちつつ、すっきりしたのですが、美容師さん曰く、
「ミホコさん、今はまだいいけど、そろそろ短めに髪型変えたほうがいいから、そのつもりで考えた方がいいですよ」
「?」
「このままでは、毛根にダメージくるから。ロングをまとめていると、常に髪を引っ張られている状態だから、あんまり長期はおすすめできないんですよ。」
なんとまあ。
それは知らなかった。
将来をみすえてのアドバイス、うれしかったです。さすが、プロだね。
ロングのまとめ髪になれてしまうと、ショートとか、ミディアムとかかえってめんどう。
そんな話をすると、
「うちにもっとひんぱんにくるか、自分で手入れするか、どっちかしかないですね」って。
そうね、まったくね。
私はここに来ている価値あったなと思いました。
仕事はなんでも、誠実さと愛情と、技術とセンス。
そんな仕事、しなくちゃです。
___________
4. もうすぐ発送
展示会「織和-ORIWA-」の案内状、できましたよ。
もうすぐ発送いたしますので、ご住所いただいている方には、今週中にも届くと思います。
ご住所いただいてない方は、もしよかったら、お送りしますので、このメルマガに返信するかたちで、ご住所、おしらせください。
ご多忙や遠方で、お越しになれないけど、案内状だけ欲しいかたも、ぜひお気軽にお申し出くださいね。
もちろん、案内状がなくても、お越しいただけます。
10月10日(木)から13日(日)まで、会場は東京、南青山のイトノサキさんです。
ぜひ、お会いしましょう。
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染織吉田のメルマガ、《 some ori 通信 》43通目のメルマガ【残暑のお出かけ号】をお読みいただき、どうもありがとうございました。
ご感想、ご意見ございましたら、このメールに返信する形でお送りください。
配信停止をご希望の方は、タイトルを「配信停止」として、このメールをそのまま返信してください。
これからも、some ori や、きものや、モノ作りを通して、あなたさまとご縁を育んでいきたいと思っております。
どうかよろしくお願いします。
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きものと帯の注文制作
染織吉田 吉田美保子
http://www.someoriyoshida.com
*こちらは、メール配信しております《 some ori 通信 》のアーカイブです。
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42通目のメルマガ【魂がふるえる号】をお届けいたします。
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残暑おみまい申しあげます。
まだまだ暑いですが、お盆をすぎて、ほんのすこし秋風を感じるようになりました。
夏休み、取られましたか?
私は遠出はせず、機織りざんまいの日々でした。
息ぬきに六本木に二回行きました。
塩田千春展と、クリスチャン・ボルタンスキー展を観に。
ガツンときました。
両日とも遅い時間に行きましたので、六本木の夜を散歩して帰りましたが、蒸し暑くて、店が開いてて、外国人の観光客が多くて、まるでバンコクだなあって思いました。
メルマガ、水分補給をしつつ、おつきあいください。
《 目次 》
1. 案内状
2. 織ってます
3. 塩田千春展
4. オープン時間
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1. 案内状
前回のメルマガで、秋の展示会「織和-ORIWA-」の案内状を作っていると書きましたが、実は今も作っています。
はい、入稿まで行っていないということです。もうちょっとなんですけどね。
文章も書きなおしたし、写真も撮りなおしました。
ふりしぼりました。
なにごともものを作るのには時間とエネルギーがかかりますね。
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2. 織ってます
今回の展示会のメインは、八寸帯です。
新作、バンバン作ってますよ。
ひとつひとつのちがいが、自分でも面白いです。
同じ八寸帯というカテゴリーでも、染め方やそれを生かすための糸づかいでこんなに表情が違うのかと、毎回、新鮮です。
私は、「染め屋にもっとも近い織り屋」をめざしているのですが、染料のコントロールは本当に難しい。
これを知りつくして、自在にコントロールできてこそ、ですね。精進します。
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3. 塩田千春展
六本木の森美術館で開催中の、「塩田千春展」、おすすめです。
今回メルマガのタイトルに使わせていただいた「魂がふるえる」は、この展覧会からお借りしました。
本当に魂がふるえましたよ!
会場全体がアートが満ちてるなあと、魂をふるわせながら、観てまわりました。すばらしかった。
それはそうと、森美術館は、開館時間が長くていいですね。
22時までオープンしてます。会期中無休で、火曜のみが17時まで。
こんなに暑いと、夜間が動きやすいですものね。
クリスチャン・ボルタンスキーをやっている、国立新美術館は、通常は午後6時までですが、金曜と土曜が午後9時までで、もちろん、これをねらって行ってきました。こっちも毎日遅くまでオープンすればいいのにね。
(上野の科学館なんて、午後5時までですよ!恐竜展がすごくいいらしいのだけど、暑くてムリ。そんな人おおいと思う。もったいないなあ。金土のみ午後8時までだけど、、、。)
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4. オープン時間
展示会「織和-ORIWA-」は、10月10日木曜日から10月13日日曜日までで、時間は、午前11時から午後7時までです。
このころには、きっと外出しやすい気候だと思います。
時間帯もいらっしゃりやすいといいのだけど。
私自身は、正午12時から午後6時まで、会場にいます。その前後でも、ご予定に入れてくださっているのでしたら、いるようにしますので、お気軽に連絡くださいね。
ちなみに、毎日、午後2時からギャラリートークをします。
会場は東京、南青山のイトノサキさんです。
ぜひ、お会いしましょう。
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41通目のメルマガ【夏休みの宿題号】をお届けいたします。
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こんにちは!ちょっとごぶさたいたしました。
急に暑くなりましたが、体調、大丈夫ですか?
今朝、起きぬけに、メルマガ書こうとパソコンを開きました。
なんかこの感覚知ってるなあ、、、、なんだっけ?
あ、夏休みの宿題をやる小学生。
午前中の涼しいうちにやってしまおうと。
夏といえば、夏休み、小学生、プール、ひまわり、、、
昭和ノスタルジーですね。
メルマガ、のんびりおつきあいください。
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《 目次 》
1. 案内状
2. 撮影
3. いまつくる
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1. 案内状
秋の私の展示会「織和-ORIWA-」、ただいま、案内状を作っています。
写真を撮って、文章を考えて。
さて、紙の大きさは?配置はどうする?
これが大変。一筋縄ではいきません。
及第点までは行ってると思うのですが、キラリと光るためには、もう一歩。
粘りづよく考え抜くしかありません。
どうかこちらもお楽しみになさってくださいね。
展示会「織和-ORIWA-」は、10月10日木曜日から、10月13日日曜日まで、会場は東京、南青山のイトノサキさんです。
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2. 撮影
今回の展示会は、染織家の方に着尺を出品していただいて、私の帯とコーディネートしてご覧いただくのですが、案内状の撮影用にも、何点かお借りすることができました。
これがいいのですよ。
帯と着物がひきたてあって、パンと決まるし、しっとり落ち着きもするし。
帯を作りながら、「これ、どうかなあ?布としてはいいのだけど、帯としてはどうなの?」と悩むこともあるのですが、着物に乗せてみるといいのです。
すっと受け止め、ぐっとささえ、光を与え、自分も光る。力量のある着物たち。
さすがだなあ。
展示会に私の帯に合わせて並べられること、とても光栄です。
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3. いまつくる
「令和」は、万葉集からとったということで、万葉集、気になりますね。
ちょっと調べましたら、染織についてもたくさん詠まれているんですね。
ひとつ、いいなあと思う歌を見つけましたので、ご紹介します。
ネットで見つけた「万葉集にあらわされた染め」という論文からの引用です。清水裕子さん、佐々木和也さんがお書きになってます。
「いまつくる まだらの衣 おもづきて われにおもほゆ いまだきねとも」
「今つくる美しいまだらの衣が私の瞼に浮かぶ。まだ着てはいないけれども」
「いまつくる」っていいですよね!!
万葉の時代の「いま」つくったんですよ!!
私も、令和の「いま」、どんどん作ろうと思います。
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40通目のメルマガ【半夏生号】をお届けいたします。
こんばんは。
天候不順ですね。あなたさまのお住いのあたりは大丈夫ですか?
九州地方、大雨とのことで心配です。
被害が出ないよう、祈るばかりです。
先日出かけたお宅のお庭に、半夏生が咲いてました。季節ですね。
メルマガ、しっとりお付き合いください。
《 目次 》
1. 織和
2. 参加いただく作家さん
3. 影山秀雄さん
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1. 織和
秋の私の展示会「織和-ORIWA-」、制作に熱がこもってきました。
帯、一本一本、仕上げていってます。
「ああ、私はこういうものが織りたくて、長いこと、ああでもないこうでもないと試行錯誤してたのかなあ」
と言えるものが織れてます。
それにどういう評価がおりるのか、ヒヤヒヤドキドキ。
楽しみでもあります。
どうせやるなら思いっきりやりますね。どうか観に来てください。
10月10日木曜日から、10月13日日曜日までです、会場は東京、南青山のイトノサキさんです。
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2. 参加いただく作家さん
今回の展示会の特徴のひとつは、「巻き込み型」。
大好きな織り作家さんに着尺を出品していただいて、私の帯とコーディネートして提案します。
ではいよいよ、ご参加の方々を発表します!ジャジャン!!
影山秀雄さん、佐橘登喜蔵さん、小熊素子さん、大木道代さん。
以上の4名の作家さんです。
いずれも、すばらしい作家さんで、あちこちで活躍なさっているので、もしかしたら展示会に行ったことがあるとか、お作品を愛用しているって方もいらっしゃるかもしれませんね。
しかし、この4名、私もふくめたら5名の織り作家の作品がいっぺんにそろうっていうのは、本邦初。
手織りの着尺というカテゴリー的には一緒でも、作風はそれぞれ独自でキャラ立ちしてます。
それぞれの糸へのこだわり、染め、織り、誠実な仕事を積み重ね。拝見できるの、私も楽しみです。
どうか、会場で、コーディネートの妙、ご覧ください。展示即売いたします。
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3. 影山秀雄さん
影山さんは、ちょうど今、「銀座一穂堂」で開催中の「麻と蓮展」に出品されてます。
私の展示会には着尺のみ出品をお願いしているのですが、影山さんは、着尺以外にも、すばらしい織物をたくさん作っていらっしゃいます。
私は蓮の糸のストール、見せていただいたことあるのですが、柔らかくなめらかで、びっくりしました。
蓮の糸は、外国(ミャンマーとおっしゃってたかな?)から入ってくるそうで、これも見せていただきましたが、不ぞろいで、あばれてて、そのままでは、ワイルドすぎて織りに使えません。これを制御して、織れるようにする。技術と根気と膨大な手間。
影山さんは、たんたんとこなしていらっしゃって、本当にすごいです。
この蓮の糸で織ったストール、たぶん出品されてるのではないかな?とてもカッコいいのですよ。もし興味と機会がある方は、運ばれてみてくださいね。
影山さんのブログの上から2番目の記事に、この展示会の情報が載ってました。会期は7月6日までのようです。
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染織吉田 吉田美保子
http://www.someoriyoshida.com