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おはようございます。
ちょっと前の話になりますが、桜が満開のころに、六本木の国立新美術館へ、「佐藤可士和展」を観に行きました。エネルギーに満ちあふれてて、すごくよかったです!
知っているデザインが多くて、とても「今」を感じました。現代日本もがんばってるなー。
実は、1月には、東京都現代美術館で、「石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか」展も観てきました。同じデザインの分野の展示会で、こちらも素晴らしかったけど、「古き良き時代の日本」って感じを受けました。資生堂やパルコの広告、懐かしかった。日本がブイブイ言わせてたころの立役者なんだろうなあ。
一方、佐藤可士和は「現代」で、もっと手堅く、狙って、成功させている感じ。
どちらも時代の最先端で、日本を背負って立ってる感じがしました。
佐藤可士和展は、国立新美術館で、5月10日まで。
石岡瑛子展は、すでに終了しています。
(上の写真は美術館からの帰り、青山霊園の桜。この下に続く写真は、うちの近所の春爛漫。)
《 目次 》
1. 「白からはじめる染しごと」展、期日決定!
2. 「蚕から糸、糸から着物」の記録スタート
3. 53
1. 「白からはじめる染しごと」展、開催決定!
延期をお伝えしておりました、「白からはじめる染しごと展 」ですが、日時、会場を変更して開催しますことをお知らせいたします。以下、公式発表から抜粋します。
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4月初頭よりいったん延期した「白からはじめる染しごと-輪の巻-」を6月末に開催することにいたしました。
今回のテーマは「輪の巻」です。
このような状況だからこそ、人との輪、廻り合わせの大切さを確認する機会になったのではないかと思います。この場から輪が繋がり広がっていくような。
そんな展示を楽しんでご覧いただけるよう、準備を進めて参ります。
また、前回は協力出展として参加の江戸組紐中村正 中村航太さんが、今回より正式メンバーとして加入いたしました。
白からはじまる手仕事で作られる作品が、より豊かに、可能性が広がっていくのではないかと思っております。
どうぞ宜しくお願いいたします。
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◇日時 : 6月25(金)~27(日)
10:00~17:30
◇会場 : ICHIMASU TAGEN KIMONO CLINIC & MUSEUM
(イチマス田源 きものクリニック&呉服問屋ミュージアム) 東京都中央区日本橋堀留町2-3-8 田源ビル2階
◇参加作家
小林知久佐
鷹取麻利子
鈴木和美
クワバラマキコ
水橋さおり
大橋さやか
大地佐和子
中村航太
吉田美保子
◇ 会場では、新型コロナ感染防止対策をしてお待ちしております。感染拡大防止のため、混雑状況によってはお待ちいただくこともあるかと思いますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
2. 「蚕から糸、糸から着物」の記録スタート
昨年から取り組んでいる、熊本の山鹿のお蚕さんからいただいた絹糸で着物を作るプロジェクトも、いよいよ織りの段階です。
着物ライター安達絵里子さんによる詳細なレポートも始まりました。
そのレポートが素晴らしいのです。まだ3回なので、桑の手入れをしている段階ですが、すでにうるうるきてます。お蚕さんたちはこの青々した桑の葉っぱをお腹いっぱい食べて、元気に育って、人間に美しい絹糸を与えてくれるのだなあ、、、、、
ぜひお読みになってください。
https://note.com/kaikokara
この連載、noteというプラットフォームで、読むのはどなたでもできますが、無料登録するとコメントやおすすめもできます。それも面白いかと思います。
3. 53
昨日、53歳になりました。
いいお天気だったしせっかくだからちょっと出かけようかと思ったのだけど、日中は機織り、夕方にヨガ、夜にオンラインミーティングという普通の1日になりました。あちこちからメールやカードなどいただき、うれしかったです。ありがとうございました。
これからも日常を大事に、しっかり織り続けます。
みなさまにとっても、毎日が健康で充実したものでありますよう祈ります。今後ともどうかよろしくお願いします。
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きものと帯の注文制作
染織吉田 吉田美保子
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こんばんは。
一雨ごとに春の足音が大きくなり、冬が追いやられる頃となりましたね。いかがお過ごしですか?
私は最近、仕事場にあるものを導入し、それが大正解で、実にスカッとしています。
突っ張り棒です。
襦袢地や帯あげ地を染めるとき、白生地を張るのですが、今までは手すりなどにくくりつけていたのです。それがとても使いづらく。
それを打開するために、すごく丈夫な突っ張り棒を6本立てたのです。
そういたしましたら、まあ、仕事のしやすいこと。動きやすいこと。これまでとは雲泥の差です。
仕事は、段取り、道具、動線、システム化が大事だなあとつくづく思いました。これができてると、ストレスなく頭に思い浮かんだことを表現できます。
仕事場作り、もっとシビアにやっていこうと思いました。
それから、今回のこの導入についても、作り手仲間の助言、進言のおかげで大感謝してます。作り手同士の繋がりが、レベルアップと生きやすさになるとつくづく思います。
《 目次 》
1. 松本へ
2. 八王子通過
3. 岐阜の名前
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1. 松本へ
先日、要で急なことがあり、長野県の松本に出かけました。
用事だけすませ、ささっとお暇しましたが、実り多き一日となり、いい気分転換にもなりました。
伺った先は、今はもう閉めていらっしゃる機屋さんなのですが、その膨大な蓄積にびっくりしました。
道具も材料も、出来上がった商品も、制作のための資料も、いくらでもあるのです。
ああそうか、染織は産業だったのだ。地域のみんなを儲けさせ、家族を養い、豊富な資金で技術や材料を工夫し発展させ、エネルギーが満ちあふれていた。そういう仕事として成り立っていたのだなあ。。。
今はもう、私のやっているレベルでは、とてもじゃないけど産業とは言えません。
だからこそ独自の視点でできることを見つけて、新しい角度からチャレンジをしていくぞって思いました。
2. 八王子通過
松本へは、高速バスを使って往復しました。
行きはウツラウツラしてましたが、帰り道、ふと気づくと、岡谷、諏訪、八王子と、機織りをしているものにとっては、なじみの地名をどんどん通過します。ああ、このバスルート、産地のオンパレードだ。まさにシルクロードじゃんと思いました。
さらに八王子を通過しているとき、南に行けば横浜で、北に行けば群馬県だと気づきました。横浜はシルクの出港地、群馬は生産地。今回のルートよりちょっと南には富士吉田もある。そうか、八王子は要だ。繊維産業が栄えたわけだとガッテンしきり。
八王子にはお世話になってる撚糸屋さんがいらっしゃいます。お元気かな?あと継ぎはいないとおっしゃってたのが気になります。
3. 岐阜の名前
松本でお訪ねした機屋さん、感じの良い素朴で真面目そうなご主人とちゃきちゃきな奥様が迎えてくださいました。
もう閉じているご商売屋さんですので、お名前書きませんけど、ちょっと特徴ある苗字です。私、心当たりありまして、お聞きしてみました。
そうしたらまさに!先代のご出身は岐阜県とのこと。
私、20代初めに、岐阜に1年住んでたことありまして、ちょっとだけ知っているのです。
遠縁の叔父が病気になって亡くなったので、叔母を手伝いに行ってました。
叔父、生きていたら、80歳くらいか?こちらのご主人くらいの年恰好ではないだろうか?同郷だからかちょっと面影があるような気がする。
叔父は52歳で死んだ。私は今52歳。月日が経つのは本当に本当にあっという間だ。
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*写真は、高速バスの車窓から。シルクロードを撮りました。
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*昨晩の東北での大きな地震、大丈夫でしたか?
怖い思いをされた方、不安な夜を過ごされた方、多いと思います。
心と体がギュッと縮こまった思いしましたね。関東でもそうなのですから、東北の方はさぞと思います。
どうかご自身、周りの方々、大切になさってください。
ちょうどこのメルマガを配信予約したところでの地震でした。取り消そうかと一晩悩みましたが、このまま送らせていただきます。少々の気分転換にしていただければと思います。(2/14 早朝追記)
*****
おはようございます。
今日はバレンタインデイですね。チョコ、プレゼントなさいますか?またはいただく予定(?)ですか?
私は、このいつまで続くかわからないウツウツした日々に、ちょっとのエッセンスをと思って、小さなチョコをちょこちょこ買って、郵便で送りました。
郵便受けに、小さな包みを見つけたとき、免疫力上がるかなって。
それで、2月になったくらいから、買い物するたびにキョロキョロしていて気づいたのですが、バレンタインの特設売り場って、減少してませんか?
これまでのイメージだと、1月下旬あたりから、どこもかしこもチョコレートの甘い匂いにげっそりするくらいだったのに、今年はスーパーなど、さほど力を入れていない印象でした。
多分、専門店とか、デパートとか、ショッピングモールとかは、大々的なのでしょうけど、徒歩圏内の、普段使いのスーパーは、バレンタインコーナー、できてはいるけど、しょぼいのです。
あれ~~?こんなだったかなあ????これ、時代の移り変わりでしょうか?それにしてもいつ変わったの?見た感じ、恵方巻きとか、ひな祭りと同じ程度の扱いなのだけど、、、。明らかに潮流が違う、、、気づかなかったわ~
全体的にしょぼい中、モロゾフさん、さすがでした。バリエーション豊富で、ものすごくかわいいパッケージ。訴求力の高さに完敗で思わず手が出まくり。自分の分も買いたかったけど、それはグッと我慢でした。
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《 目次 》
1. 蚕から糸へ、糸から着物へ
2. サイト更新 【着姿ギャラリー、ONLY ONLY みりさま】
3. クラブハウス
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1. 蚕から糸へ、糸から着物へ
どんなお着物を作るか計画したところを、動画にしました。15分ほどありますので、お時間あるときご覧ください。
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2. サイト更新 【着姿ギャラリー、ONLY ONLY みりさま】
サイト更新しました。
着姿ギャラリーに3点、ニューカマーが加わりました。このページ、私自身、とても楽しみにしていますので、ありがたい限りです。写真をクリックすると、説明文や他の写真がでます。ぜひご覧ください。
https://www.someoriyoshida.com/style
完全注文制作ONLY ONLY は、「みりさま」ストーリーも進んでおります。こちらもぜひ。
https://www.someoriyoshida.com/category/only-only-注文制作/みりさま
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3. クラブハウス
ここのところ急に流行りだした「Clubhouse クラブハウス」、ご存知でしょうか?
新手のSNSで、声で繋がります。おしゃべりを聞くことができ(聞き耳を立てる感じ)、自分も加わることもでき、自分がしゃべりの場を主催することもできます。
大流行りだと聞き、うずうずして、ホイホイ参加しましたが、結構はまっております。どこがいいかっていうと、自分の周りにいない、世代や職業、思想の方々の、まあまあ本音のおしゃべりを聞くことができることです。自分が知らない世界を垣間見られ、視界が広がる感じがいいです。
私はこれまでラジオっこで、目覚めから就寝まで、いつもラジオがなってる生活でしたが、ここんとこ、それがクラブハウスになりました。きっと、今、ラジオの聴取率落ちてるんじゃ?
私は今のところ、聞く専門でしゃべってはないのですが、しゃべりデビューしてみようかなあ?
もし、まだ参加していなくて、興味のある方いらっしゃいましたら、先着2名さまに招待を送りますので、このメールに返信するかたちでお知らせください。今のところ、Androidには対応していないそうですので、iPhone (iOS) が必要です。
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70通目のメルマガ【白から延期号】をお届けいたします。
おはようございます。
お元気でいらっしゃいますか?
関東地方はお湿りがあって、ちょっとホッとしましたね。
今日はひとつ、お知らせがあります。
4月9日から開催予定しておりました「白からはじめる染しごと」展が延期になりました。
メンバーみんなで話し合いをして、今の世の中の状況をかんがみ、染めを仕事とする我らがどうアクションするのが、社会や、お客様や、関わってくださる方々みんなにとって最適なのかと、意見を出し合い決めました。
私はここに照準あわせて、制作してきましたので、ガックリきましたが、世の中に喜ばれなければ意味ないと、気持ちを切りかえ、制作にはげんでます。年賀状に会期をしっかりと刷り込みお誘いしましたので、あわわわわわ、どうしようと焦っております。
転んでもタダでは起きないぞ!
(上の写真はオンライン会議の様子です)
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《 目次 》
1. 展示会期延期のお知らせ
2. ONLY ONLY みりさま
3. 蚕から糸へ、糸から着物へ
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1. 展示会期延期のお知らせ(会の公式FBに発表された文章です)
「白からはじめる染しごと」を心に留めてくださっている皆さま。
いつもありがとうございます。
そして、本年もメンバー一同、どうぞよろしくお願いいたします。
さて、本日は改めてのお知らせがございます。
2021年が明けて早20日余が過ぎました。
かねてよりお知らせしてまいりました4月初旬の展示開催に向けて、1年越しで会議をしながら準備を進めておりました。
が、緊急事態宣言も再び出された中、全員で話し合いを重ね、大塚文庫様を会場にしての展示は、現時点では難しいのではないか、という結論に至り、会期の延期をすることとなりました。
まずは健康と安全を第一に、晴れてお目にかかって心置きなく作品をご覧いただける日を楽しみに、各々制作に励んでまいります。
また展示会期、場所などが決定次第、こちらでお知らせさせていただきますので、変わらず見守って下さいましたら嬉しいです。
今後制作状況などもこちらから発信していきたいと思いますし、個人ページもご覧下さいましたら嬉しいです。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
2. ONLY ONLY みりさま
完全注文制作ONLY ONLY は、「みりさま」ストーリーとして、スタートしております。
みりさま、アートなお襦袢キャンディ・キャンディをご所望です。
今回のスペシャルは、なんと、生地を特注してしまったことです。
元々、染織吉田の襦袢地は、丹後の機屋さんにお願いして作っているオリジナルなのですが、それをさらにカスタマイズし、みりさま用に織ってもらったという、特注の中の特注という展開です。
ブログはまだ書いている途中ですが、進行を楽しみにお読みいただければと思います。
https://www.someoriyoshida.com/category/only-only-注文制作/みりさま
3. 蚕から糸へ、糸から着物へ
「蚕から糸へ、糸から着物へ」プロジェクト、日々、少しずつ進んでいます。
今は経糸を巻いているところです。
作業の様子を、インスタやFBでライブ配信しておりますが、このメルマガを読んでいらっしゃる方にもぜひ見ていただきたいと、いくつかYouTubeにしましたので、よかったらご覧ください。
経糸を小綛に分けているところ
ふのりを作っているところ
染めているところ(白)
染めているところ(青)
糊をつけ終わって干しているところ
糸を巻いているところ
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きものと帯の注文制作
染織吉田 吉田美保子
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69通目のメルマガ【糸を迎えに号】をお届けいたします。
こんばんは。
小正月も終わりましたが、いかがお過ごしでいらっしゃいますか?
2021年、世界中でなかなかハードな滑り出しですね。こういうの、地球のバイオリズムというのでしょうか?何かの揺り戻しとか?
流れに逆らうこともできませんので、どうにか無事に前向きに、できることなら楽しく、乗り越えましょう。
最近はラジオのニュースを聞くのも憂鬱なので、もっぱらポッドキャストを聴いてます。
自分で自分のご機嫌をとるというのが、もうしばらくは、とても大事なことのように思います。
《 目次 》
1. 山鹿の蚕が、埼玉で糸になる
2. トートバッグ
3. 志乃ラジ
4. コテンラジオ
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1. 山鹿の蚕が、埼玉で糸になる
1月5日に、埼玉県の大宮からさらに電車で30分ほどの所に、特別な糸を迎えに行ってきました。
中島愛さんのご自宅兼工房をお訪ねしたのです。
熊本の山鹿の養蚕農家、花井雅美さんが育てた繭を、中島さんが、座繰り、撚糸、精練をしてくださって、それが、年末ギリギリで仕上がり、完成した糸をお迎えに参ったというわけです。
中島さんは、いろいろな才能がある方で、織もでき、友禅も描け、パターンも引け、仕立てもできと、すごいんだけど、「私、人のための座繰りをしているのが天職かと思った」とぽろっと話されました。
そうかーー、そうなのか。受け止めなきゃ、私。
山鹿の花井さんと、着物ライターの安達絵里子さんと、4人でズームでつながっていろいろおしゃべりしたのも面白かったです。いずれ、安達さんによる記事をご紹介できると思いますので、楽しみになさってください。
あ、よかったら私が織る着物も楽しみになさってください。
糸のことブログに書いております。最高に美しい糸の写真も載せてますので、ぜひご覧ください。
https://www.someoriyoshida.com/9423
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2. コラボのトートバッグ
新作のトートバッグを、通販サイトにアップいたしました。
服飾作家善林英恵さんとのコラボ作品です。このタイプ、ご好評にて定番となりました。軽くて、おしゃれ。たっぷり入ります。
サイトをのぞいてくださいね。コロナ反撃送料無料キャンペーンやってます。この機会にぜひ。
https://www.someoriyoshida.com/store
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3. 志乃ラジ
前回のメルマガでご紹介した、葛布作家の渡邊志乃さん。音声配信もされていて、それがとても面白いのです。
自粛などで、ついウツウツとしそうになる時、これを聞くとシャキッとします。ああ、ここにがんばってる人がいる、私もウジウジしてちゃダメだ、さあやろうって思うのです。
正式名称は、「葛布の手織りの機場から」というのですが、私はお名前から「志乃ラジ」と呼んでます。
https://anchor.fm/shino-watanabe/
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4. コテンラジオ
その渡邊さんが教えてくれたのですが、「コテンラジオ」というのがありまして、これまた、ドはまりしてます。
歴史上の人物や出来事を、歴史好きの二人と聞き役の一人で、深く深く、言及していくのですが、すごく面白いのです。史実をドラマ化することなくそのまま話してくれるのだけど、膨大な読書量、勉強量で説得力あり、吸い込まれます。
へーへーへー。新しい動きが出てきたなあと聞いていたのですが、なんと、本拠地が「田川」らしいのです。びっくり!正直、私が九州出身だから知ってる地名と思います。炭鉱の町だったってこと以外に、特記することもないんじゃ。。。(あったら失礼!)私もずーっと前に通過したことあるだけですが、ただの田舎町よね、、、
そこを発信地として、こんな面白いものが!日本語わかれば世界中で聞け、夢中にさせるものが、あの田川から発信されている、、、、すごいなあ、、、、
私は、18歳で九州をでて、その後一時戻っていたこともありますが、すでに一番長く住んでいるのが、関東です。地方の時代だと言われてもピンときてませんでしたが、本当、そうなんだなあ。東京でなくていいんだって改めて思いました。
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68通目のメルマガ【今年もありがとう号】をお届けいたします。
おはようございます。
昨日の昼下がり、近所を歩いていたら、ベランダにサンタさんの服を干しているうちがありました。
家族でパーティーでもした衣装でしょうか?(それとも、こちらがサンタさんのご自宅?!)
ちゃんと洗って片付けて来年に備える。晴れが続く、南関東の冬の太陽をさんさんと浴びて。いいなぁ。いいもの見たなぁ。
その先の公園では、梅が咲きはじめてました。まあ、なんとお正月らしい。
が、もうすぐやってくるのは新暦のお正月。梅さん、ちょっと早すぎませんか?
新暦のお正月は、天気予報によると寒波到来とのこと。心配です。
《 目次 》
1. 今年もありがとうございました
2. お襦袢のONLY ONLY
3. 渡邊志乃さん
4. 通販サイト更新
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1. 今年もありがとうございました
今年も暮れようとしています。
今年は誰にとっても大変な年でしたね。大丈夫でしたか?
感染症も心配でしたし、ふるさと熊本では大雨の大災害。夏も猛暑で、不安やストレスも多かったですよね。ご無事に乗り切られましたでしょうか?
私自身は、少々の体調不良などもありましたが、おかげさまで、おおむね良好でありがたい年でした。
気にかけてくださり、応援してくださる皆さまのおかげです。本当にどうもありがとうございました。
春の「白からはじめる染しごと」、秋の「あわせ」では、チームで展示会を盛り上げるという経験をし、創作の幅も、人との繋がりも広がり、とても勉強になりました。
来年からも、この繋がりをエクスパンドさせ、もっと自由にいいものを作って、ご期待に応えたいです。どうか楽しみになさってください。
来る年が、世界中の人にとりまして、穏やかで健やかな、よい年でありますように。
2. お襦袢のONLY ONLY
「アートなお襦袢キャンディ・キャンディ」と名付けて襦袢の制作にチャレンジしましたが、初めてご注文をいただきました。
作りながら、中に着るものって、究極のおしゃれだなあと改めて思いました。
下着といっても袖口からチラリと見える前提ですよ。ニクいな~。これだから着物は。もぅ。
ブログに注文制作の工程をまとめてありますので、よかったらご覧ください。
https://www.someoriyoshida.com/category/only-only-注文制作/まるさま
3. 渡邊志乃さん
札幌で葛布の帯を織っていらっしゃる渡邊志乃さんをご紹介させてください。今年、とても仲良しになれた作家さんです。
私がインスタで呼びかけたのに応えてくださったってのが、お近づきのきっかけですが、なんだか、急接近でいろいろ話し、その素晴らしい作品と人柄にノックアウトされています。
モノを作るのはどこでもできますが、首都圏が有利というのは私のこれまでの実感なのですが、北海道の渡邊さん、私のその思いをひっくり返してくれました。
いろいろ発信されてますので、ぜひチェックなさってください。
4. 通販サイト更新
染織吉田の通販サイトを更新しました。年末年始、案外ぽこっと時間できるかも!?
そんなおり、ぜひのぞいてください。
ご説明文、コーディネート例写真、紹介動画、載せています。
展示会などで直に観ていただくのはもちろんいいのですが、あまりうまくお話しできなかったりもします。
ですので、もしかしたら、こっちの方が伝わるかもしれません。
もし、もうちょっと「ここが知りたい」「この角度の写真、みたい」などあれば、お気軽におっしゃってください。
お正月は帰省もしませんので、すぐに対応します。
https://www.someoriyoshida.com/store
*写真は先日観てきた「大山エンリコイサムー夜光雲」展より。すごくよかったです。2枚目と3枚目の写真の作品、糞掃衣 ( ふんぞうえ )を思いました。作家さん、ニューヨーク在住とのことですが、日本的だと思いました。それに、神奈川県民ホール、激疎(激混みの反対語のつもり)でした!
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67通目のメルマガ【あわせ御礼号】をお届けいたします。
おはようございます。
いったん寒くなったのに、小春日和を通り越し、暑いくらいの気候です。
体調など、大丈夫でしょうか?
あわせ展では、いろんな形でエールをいただき、本当にどうもありがとうございました。
片付けごとと次なる仕込みに追われ、メルマガでのお礼が遅くなりました。
制作に集中していると、それ以外の全てが後まわしになりますが、今回は特にため込んでいたようで、今なおツケを払っている状態です。自分でも呆れるぐらい、織りしかしてなかったんだなあ。。。ためすぎたと反省しております。
《 目次 》
1. お礼
2. イエローフラワー
3. アイヌ展、後藤克芳展、クワバラマキコ展
___________
1. お礼
あわせー鈴木和美の染・吉田美保子の織ー、おかげさまで無事終えることができました。
本当にいい展示会をすることができました。どうもありがとうございました。
下に、ブログに書きましたお礼を転載いたします。リンクに飛んでいただきますと、写真もたくさん載せているので、よかったら、そちらからもご覧ください。
https://www.someoriyoshida.com/8882
「あわせ」展、お礼
「あわせ」-鈴木和美の染・吉田美保子の織-、おかげさまで、感謝のうちに幕をおろすことができました。多くの方に支えていただきましたこと、本当にどうもありがとうございました。きもの の似合う大人の街「神楽坂」で二人展ができたことは、私たちの大きなよろこびです。
今回の展示会は、コロナ禍の中の企画開催でしたので、作ることも、宣伝することも、お客様にお越しいただくことも、手探りしながらのチャレンジでした。
初トライとなった動画配信には発見が多く、インスタライブ、FBの三連続ライブ、会場からの中継ライブと、機械オンチの二人はシャカリキのがんばりでした。
この4日間、132名のお客様とのありがたい出会い、うれしい再会、歓喜の日々でした。いたらぬ点も多かったこと、どうかお許しください。またの機会を作ろうって話しておりますので、これにこりずにお付き合いくださいませ。
二人とも今は達成感の中で、皆様からいただいた次なる制作への灯火を見つめています。鈴木和美、吉田美保子の新作を楽しみにしていただければと思います。
どうか今後ともよろしくお願いします。
鈴木和美・吉田美保子
2. イエローフラワー
今回のあわせ展にも、私が織ったものをお召しでお越しくださった方がいてくださり、本当に励まされました。あの方とあの方とあの方と、、、、、、。今もしっかり目に浮かびます。どうもありがとうございました。展示会にあわせ、拙作を身に付けてくださること、何よりの応援と感謝しています。
それなのに、ああ、、タイミング逃して写真を撮れなかったり、、、ああ、不覚、、、。どうかまたの機会にぜひお願いします。
写真を撮らせていただいた方のうち、初お披露目の「イエローフラワー」のことをブログに書きましたので、よかったらご覧ください。
https://www.someoriyoshida.com/8919
3. アイヌ展、後藤克芳展、クワバラマキコ展
水曜日に、久しぶりに出かけました。いい天気で、素晴らしいものたくさんで、大満足の一日でした。おすすめですので、ご紹介します。
まずは、「アイヌの美しき手仕事」展を拝見しに、駒場の日本民藝館へ。民族衣装の力強い意匠に圧倒される。個性とかセンスとか、そんなのがヘナチョコに思える。首飾りもすごい存在感。すべてが生きることそのものなんだろうな。23日まで。
https://www.mingeikan.or.jp
実は、民藝館に行く前に、駒場東大前駅からの道すがらにあるパン屋さん「ル・ルソール」でサンドイッチやらを買っていた。歩いてすぐの旧前田侯爵邸の素晴らしいお庭でほおばる。うわー、都会のパンだわ~。
https://tabelog.com/tokyo/A1318/A131801/13026653/
それからスマホのマップを頼りに歩く。目指すは松濤美術館。後藤克芳展。こちらも23日まで。
https://shoto-museum.jp
松濤から渋谷までは迷わず歩けたが、ついてから迷子。銀座線の乗り場がわからない。イケメンのお兄さんに親切に教えてもらう。おのぼりさんのおばちゃん丸出しとなる。
外苑前で降りて、目指すはイトノサキさん。クワバラマキコ展の初日。にぎわってたので、密にならないように、ささっと、でもしっかり拝見。クールで都会的。繊細で優しい、クワバラさんの世界観が広がっていて、とてもすてきでした。こちらは22日まで。
http://itonosaki.sblo.jp/article/188103264.html
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66通目のメルマガ【あわせ号】をお届けいたします。
明日、10月31日の午後2時、とうとう二人展「あわせ」開幕します。
明日の朝イチから、搬入としつらい。お昼に着物に着替えて大変身。14時より皆さまをお迎えいたします。
さあ、どうなることでしょう?ワクワク、ドキドキ。
神楽坂でお会いしましょう。
《 目次 》
1. 出品作品を動画で紹介
2. 明日、会場からライブ
3. 鈴木和美さん
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1. 出品作品を動画で紹介
今回の出品作の一部を動画で紹介しました。
会場でも説明しますが、今、マスクしてもあんまり喋っちゃいけないとも言われるし。
来られない人にもみていただきたいし。
5本あります。各5~7分ほど。お時間あるとき、ゆっくりみていただければ幸いです。
○バンブーフェンス
○丸三角四角
○ブルーバンピー
○三角のマーチ・ラズベリー
○グリーンバンピー
2. 明日、会場からライブ
明日の初日の18時半から、「あわせ」展の会場から、Facebookでライブ配信します。
こちらでは、会場の様子をお見せします。来られない方にも、楽しんでいただければ。
閉場が午後6時ですので、その後、6時30分をライブ開始時刻としております。
お時間の都合でライブ視聴が難しくても、アーカイブが残りますので、いつでもご覧ください。「あわせ」展のイベントページなどにシェアもいたします。
私のFBアカウント、もしよかったらフォローしてください。
ちょうどこの時間帯、満月が昇ってくるようです。空も見上げてみましょうか。
3. 鈴木和美さん
今回ご一緒する鈴木和美さんには本当に助けられました。
二人展をやると決めたその日から、目線あげて、意見を言い合い、励ましあい、どうにかやってきました。
陰の仕事も日向の大舞台も、両方、大事に丁寧に、愛情を持ってこなされます。
作家としても、確かな腕と豊富な経験が円熟を迎えようとしていらっしゃるようにお見受けします。
鈴木さんの帯を締めてる人いたら、「いい女だなー」って振り返るなって思いましたよ。
すてきな新作、ぞくぞく作ってらっしゃいます。どうかあわせて、楽しみになさってください。
展示会概要は、以下のとおりです。
●タイトル 『あわせ』 鈴木和美の染・吉田美保子の織
●会期 2020年10月31日(土)~11月3日(祝・火)会期中無休 11:00~18:00 初日は14時から 最終日は17時まで
●会場 ギャラリー楽水 東京都新宿区矢来町95 東京メトロ東西線「神楽坂」2番出口徒歩3分
会場でお待ち申し上げます。
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染織吉田のメルマガ、《 some ori 通信 》66通目のメルマガ【あわせ号】をお読みいただき、どうもありがとうございました。
ご感想、ご意見ございましたら、このメールに返信する形でお送りください。
配信停止をご希望の方は、タイトルを「配信停止」として、このメールをそのまま返信してください。
これからも、some ori や、きものや、モノ作りを通して、あなたさまとご縁を育んでいきたいと思っております。
どうかよろしくお願いします。
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きものと帯の注文制作
染織吉田 吉田美保子
*こちらは、メルマガ《 some ori 通信 》の配信記録です。
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染織吉田のメルマガ、《 some ori 通信 》にご登録いただき、ありがとうございます。
65通目のメルマガ【ライブ一段落号】をお届けいたします。
さあ、とうとう二人展「あわせ」10日前です。
制作の方は、すでに最終段階です。やるべきことを確実にやるだけです。
あとは、みなさまをお迎えするのに失礼やぬかりが無いよう、慎重に準備を進めるのみです。
お天気はどうかな?長期予報を見ますと、まずまずのようですが、これはまだ安心できません。
あれやこれやドキドキしております。どうか、観にきてくださいね。
《 目次 》
1. あわせ展とライブ
2. 吉田の回
3. 鈴木和美さんの回
4. 乙女伊達締め
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1. あわせ展とライブ
今回の、二人展「あわせ」、大きなチャレンジのひとつが、ライブでの動画配信です。
コロナ禍で、あっという間に世の中が大きく変わりました。自分を更新して、活路を見出し、生きていくしかありません。できれば、楽しく。精一杯羽ばたいて。
ネット配信の重要さが、増し増しになったのは、われわれにとって味方です。二人展もネットを駆使してやっていこうと言うことになりました。
が、鈴木さんも私も、決して得意分野ではありません。長くなるので書きませんが、お互いに膨大な悲喜こもごもが。笑
ライブ配信、事前の分は終わりました。やれやれ!
あと、会期の初日に、会場から配信する予定です。どうかそちらもお楽しみに。
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2. 吉田の回
ライブは、YouTubeに保存されてますので、いつでもご視聴いただけます。下のリンクからどうぞ。
30分以上ありますので「ながら聞き」で、よかったらぜひ。
私、着物をきてますが、この時は、着付けもいつもよりはうまくいってると自画自賛。
3. 鈴木和美さんの回
こちらは、鈴木さんの回です。
友禅の制作工程の紹介が面白くて、見入ります。
ライブを見てくださったお客様から、さっそく反応いただいて、鈴木さんもとてもうれしかったようです。
展示会概要は、以下のとおりです。
●タイトル 『あわせ』 鈴木和美の染・吉田美保子の織
●会期 2020年10月31日(土)~11月3日(祝・火)会期中無休 11:00~18:00 初日は14時から 最終日は17時まで
●会場 ギャラリー楽水 東京都新宿区矢来町95 東京メトロ東西線「神楽坂」2番出口徒歩3分
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4. 乙女伊達締め
ライブの時、私の着付けがいつもよりはきれいなのは、衿あわせがキチッと行ったからと思います。
その秘密は!ジャーン!
お襦袢の上に締める伊達締めを変えたのです。
乙女伊達締めという、着付師の吉澤暁子さんが考案したものです。
ずっと衿あわせが問題だった私、良さそうだと思って買ったのですが、何と、吉澤先生みずからによる、ウェブフィッティングがついてました。
お襦袢を着た状態で、zoomでつながって、乙女伊達締めの締め方のポイントを教えていただくのです。
これが、すばらしかったです!
ちょっとしたコツを伝授いただき、自分としては、格段のレベルアップです!(まだまだではありますが。)
この乙女伊達締め、ふくよかさんに最適とのことですが、私のような衿を決めたいぺたんこさんにもいいですよ。
興味のある方、吉澤暁子きもの着付け教室へお問い合わせください。ウェブフィッテングは、ご購入の方皆さんへのサービスだそうです(すごい〜〜〜!)。締め方のYouTubeもあります。
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きものと帯の注文制作
染織吉田 吉田美保子
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64通目のメルマガ【ライブお詫び号】をお届けいたします。
こんにちは。いよいよ10月になりました。
本当にあっという間に時間が飛んでいきますね。
先号のメルマガでめまいのことを書きましたら、思いがけずご心配いただき、ありがたいやら、申し訳ないやら。ありがたいやら、恥ずかしいやら。
あれからちょうど2週間です。おかげさまで、すっかり良くなりました。本当にありがとうございました。
体がちょっと赤信号だと、2週間はかかる感じしますね。
「あわせ」展まであと3週間強。これから、もう一本、帯を織ります。気を引き締めて、いいもの織ります。
ぜひ観にきてくださいね。
《 目次 》
1. 生放送できず。お詫びします
2. アーカイブがYouTubeにあります
3. 今度の日曜日、ふたたび
4. ももさまの帯あげ、お納め
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1. 生放送できず。お詫びします
前回のメルマガでお誘いしました「あわせ」展のご紹介ライブシリーズ、第一回目が昨日の朝10時からの配信予定でした。
が、配信に不具合があり、生放送することができませんでした。
楽しみに待っていてくださったみなさま、本当に申し訳ありませんでした。
実は二重三重にミスが重なり、二重目のミスが解決した時点で、誰も配信ができていないということに気付かないまま、我々としては配信できてるつもりでしゃべってました。
それなりに準備と練習をしていたのですが、本番で生かせず、反省しきりです。
ご迷惑をおかけいたしましたが、次こそはと奮闘し続けますので、これに懲りず、これからもどうかよろしくお願いします。
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2. アーカイブがYouTubeにあります
生配信はできなかったのですが、録画はセーフで、YouTubeにアップされました。
よかったら、ご覧ください。34分間ありますので、ラジオ的にお聞きくださってもいいかと思います。
FacebookやTwitterではすでにご紹介しましたが、SNSやられてない方、こちらからどうぞよろしくお願いします。
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3. 今度の日曜日、ふたたび
今度の日曜日の10月11日、10時より、第二回の「あわせ」展ご紹介ライブを配信します。
この回は、吉田が自作の紹介を、善林英恵さんと対談形式でします。
今度こそと、より慎重に準備しますので、よかったらご視聴、よろしくお願いします。
視聴方法は、Facebookをやっている方は、こちらの「some ori お茶会」のページをフォローしていただきますと、時間になると「通知」が来ますので、そちらをタップして下さい。(ページで待ち構えていると、なぜかライブ中継が上手く表示されないことがあるようですのでご注意ください)
https://www.facebook.com/someori2020/
見逃した方、見られない方、YouTubeへアップしますので、そちらからご視聴ください。(またお知らせします)
このライブでは、出品作の一部をお披露目します。こうご期待です。
そして、その次の日曜日、10月18日の10時からは第三回で、友禅作家鈴木和美さんが自作の紹介します。こちらもぜひご覧ください。
展示会概要は、以下のとおりです。
●タイトル 『あわせ』 鈴木和美の染・吉田美保子の織
●会期 2020年10月31日(土)~11月3日(祝・火)会期中無休 11:00~18:00 初日は14時から 最終日は17時まで
●会場 ギャラリー楽水 東京都新宿区矢来町95 東京メトロ東西線「神楽坂」2番出口徒歩3分
4. ももさまの帯あげ、お納め
完全注文制作ONLY ONLY でお受けしました「ももさま」の帯あげ。お納めいたしました。
よろこんでいただけ、本当によかったです。
着物は、帯や小物をあわせていくのが、大きな楽しみですものね。
ももさまの、よりももさまらしい、おしゃれの一員となれれば、これに変わるよろこびはありません。
ブログに完成品の写真たくさん載せてます。命名は「エヴァ帯あげ」だそうです。
https://www.someoriyoshida.com/category/only-only-注文制作/ももさま
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染織吉田のメルマガ、《 some ori 通信 》にご登録いただき、ありがとうございます。
63通目のメルマガ【めまい号】をお届けいたします。
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こんにちは。お元気ですか?
急に涼しくなり、季節の変わり目を感じますね。
秋になると、着物をきたり、おしゃれを楽しんだりするのにいいですね。食べ物もおいしいですし。
特に最近の夏は暑すぎて、しのぐだけで精一杯という感じですので、やっとやっと、動き出せるという感じします。
日本に四季があってよかったなあ。秋を楽しみましょうね。
本日もメルマガおつきあいください。
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《 目次 》
1. 「あわせ」展、案内状完成
2. 「あわせ」展、フェイスブックライブ
3. 耳鼻咽喉科に行ってきた
4. ももさまのONLY ONY
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1. 「あわせ」展、案内状完成
鈴木和美の染・吉田美保子の織「あわせ」展、ご案内状が完成しました。
A4表裏を大きく使った、思い入れたっぷりの、特別感のある案内状となりました。
制作はマルチな才能を持つ善林英恵さん(本業は服飾作家)、写真はこれまた多彩な柳川千秋さん(染織家でもあられます)にお願いしました。
ご挨拶状を添えて、10月半ばまでには、ご住所いただいているかたに送りいたします。
もしも、それ以外の方で、欲しいという方がいらっしゃいましたら、このメルマガに返信する形でお申し付けください。今回、いろんなご事情で来訪が難しい方も多いと思います。そういう方で、案内状だけ欲しいよって方も喜んでお送りしますので、どうぞご遠慮なくおっしゃってくださいね。(自慢の案内状なので、送りたい。笑)
展示会概要は、以下のとおりです。
●タイトル 『あわせ』 鈴木和美の染・吉田美保子の織
●会期 2020年10月31日(土)~11月3日(祝・火)会期中無休 11:00~18:00 初日は14時から 最終日は17時まで
●会場 ギャラリー楽水 東京都新宿区矢来町95 東京メトロ東西線「神楽坂」2番出口徒歩3分
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2. 「あわせ」展、フェイスブックライブ
「some ori お茶会」から発展したフェイスブックライブ「染織作家に聴く」シリーズで、我々の二人展「あわせ」を取り上げていただきます。それも、なんと3週連続!司会は善林英恵さんです。
1回目 10月4日 (日) 10時~10時半 鈴木さんと私の両方で、二人展「あわせ」についてご紹介します。
2回目 10月11日(日)10時~10時半 吉田が自作の紹介を、善林さんと対談形式でします。
3回目 10月18日 (日)10時~10時半 友禅作家鈴木和美さんが自作の紹介を、善林さんと対談形式でします。
Facebookをやっている方は、こちらの「some ori お茶会」のページをフォローしていただきますと、時間になると「通知」が来ますので、そちらをタップして視聴下さい。(ページで待ち構えていると、なぜかライブ中継が上手く表示されないことがあるようです。謎ですね。)
https://www.facebook.com/someori2020/
ライブでご視聴ですと、コメントを書き込んでいただけ、その場でお答えできるかもしれません。(余裕がなかったらごめんなさい)
この時間が無理な方はアーカイブが残るので、フェイスブックページでご覧いただけますし、私もリンクします。フェイスブックやってないという方には、後日、YouTubeにアップしますので、またお知らせします。
今回のライブでは、展示会にお越しになれない方にも、我々が作っているもの、思っていること、お伝えしたいと思っています。
展示会予告のネット配信、我々にとって大きなチャレンジです。ご視聴いただければ幸いです。
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3. 耳鼻咽喉科に行ってきた
プライベートのことを書きますが、朝起きたらめまいがしてて止まらないという経験をしまして、連休中だったこともあり、地域医療センターに行ってきました。
今まで全く感じてませんでしたが、タクシーで1,000円のところに、24時間やっている医療センターがあるっているのは、本当に心強いですね。そこで、とりあえずのめまい止めをもらって、連休明けの本日耳鼻科に行ってきました。
検査をしました。小さな部屋に入って、片耳後ろにのイヤホンをつけてピーピーという音が聞こえたらボタンを押すというものです。もう片方の耳にはヘッドホンからザザザーと音が聞こえます。目をつぶるとなんだか、大海原にいるようでした。
耳の検査はクリアしましたが、赤外線カメラを使った目の検査で先生が「ああ、流れてますね。あなた、めまいおさまってないですよ」と。
重大な病気というわけでは無いとのことで一安心ですが、しばらくは薬飲みです。一病息災を地でいくお年頃ということでしょうか。
めまいという古い映画があったなあ、ネットで探そうと思ったけど、めまいが酷くなりそうなので、やめました。
平熱で味覚嗅覚異常なしなので、新型コロナの心配はなかろうというのが、何よりの安堵です。
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4. ももさまのONLY ONY
完全注文制作ONLY ONLY でお受けしております、「ももさま」の帯あげ。ただいま進行中です。
ブログに工程を連載しています。ただいま、4回アップしておりますので、よかったら、時系列をさかのぼってご覧くださいね。
ももさまに「わー!この一連の作業ブログで見られるの楽しいー。自分のってこんなに楽しいんですね。」っておっしゃっていただきました(ハート)。
こちらももうすぐ完成です。
https://www.someoriyoshida.com/category/only-only-注文制作/ももさま
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どうかよろしくお願いします。
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きものと帯の注文制作
染織吉田 吉田美保子
*こちらは、メルマガ《 some ori 通信 》の配信記録です。
*掲載した4枚の写真は、帯のタテ糸を染めているところです。この帯の仕上げ風景が、目次4の動画に載ってます。
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染織吉田のメルマガ、《 some ori 通信 》にご登録いただき、ありがとうございます。
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こんにちは。お元気ですか?
8月も後半ですが、まだまだ暑くてぐったりですね。
うちのあたりは雨も降りませんが、ところによっては大雨も降ったようで。お宅さまのあたりはいかがでしょうか?
日本の夏は亜熱帯に変わりましたね。最高気温が33度くらいの、私たちが子どものころの夏は、もう戻ってこないんでしょうかねえ、、、
毎年の危険な暑さとどう付き合うか、知恵と体を使い、融通とウィットをきかせ、仲良くするしかないのでしょうね。
《 目次 》
1. 「あわせ」展、案内状とインスタライブ
2. 葛布の渡邊志乃さんのFBライブ
3. インスタライブふりかえり
4. 帯、仕上げ風景
1. 「あわせ」展、案内状とインスタライブ
秋の二人展、ご案内状制作の真っ最中です。
ご一緒する鈴木さんと二人で、ご挨拶文やそれぞれの紹介文を考えております。鈴木さんは、言葉選びのセンスも鋭くて、どきっとする文、書かれるんですよ。
写真の撮影は、8月29日に、写真家で染織家の柳川千秋さんにお願いしてます。布のこと、着物のこと、展示会のことをわかって撮ってくださるので、本当にありがたいです。ちなみに撮影スタジオは、私の仕事場です。
撮影、実は2回目です。前回打ち合わせをかね、撮ってみました。それを発展させ最終形にのぞみます。気持ちのこもった、伝わる案内状になりそうです。出来上がったら、またご紹介しますね。
そして!
8月29日に案内状の撮影と上に書きましたが、その日、午後3時から鈴木和美さんとインスタライブを開催します。せっかく我が家に作品を持ってきてくれるのですから、発信しない手はないということで。
つたない発信になってしまいそうですが、まずは知っていただきたいとやってみることにしました。インスタやっている方、よかったらのぞいてください。
8月29日土曜日午後3時、インスタでお会いしましょう!
(私のインスタアカウントです)
https://www.instagram.com/someori_yoshida/
展示会概要
●タイトル 『あわせ』 鈴木和美の染・吉田美保子の織
●会期 2020年10月31日(土)~11月3日(祝・火)会期中無休 11:00~18:00 初日は14時から 最終日は17時まで
●会場 ギャラリー楽水 東京都新宿区矢来町95 東京メトロ東西線「神楽坂」2番出口徒歩3分
2. 葛布の渡邊志乃さんのFBライブ
「some ori お茶会」から発展した「作家から手仕事について聴く」シリーズ、「第一回、葛布作家渡邊志乃さん」をフェイスブックライブにて開催します。
こちらはしっかり作り込んであって、見応え十分と思います。明日、8月23日日曜日午前10時から、フェイスブックの善林英恵さんのタイムラインでの開催です。
これは、ZOOMを使って、札幌の渡邊さんと京都の善林さん、それと関東勢はオブザーバーとして繋がって、ZOOMの画面をフェイスブックライブに連動させ、全世界(!)に配信するんです。すごい~。文明~~~!
渡邊さんが画面に写って、善林さんは声だけの登場で、渡邊さんと対談形式で、葛の帯や素材のことをお聞きしていくって段取りです。実物や写真などもふんだんに準備されてるみたい。お見逃しなく!
もし、見逃されても、アーカイブが残りますので、いつでも視聴できます。が、ライブならコメントで質問などいただけます。
善林さんのタイムラインはこちら。(ライブは8月23日日曜日午前10時からですよ)
https://www.facebook.com/hanae.zembayashi
3. インスタライブふりかえり
先週やった服飾作家の善林英恵さんとのインスタライブ 、まあまあ評判よかったようです。
自分としては反省点、多々あれど。
内容も反省ですが、声とか見た目も、反省です。(凹み)
(全般を通してあわあわしてる。声がだみ声~。浴衣を楽に着ているだけなのに、着付けが下手すぎ、、、)
ですがインスタをやってない人から見たかった~というお話いただいたりして。。。
ですので、動画を記録したものをYouTubeにしましたので、もしよかったら見てください。ただし43分もありますので、ラジオ的に流しっぱなしにしてお聞きいただくなどがいいかと思います。
すっかり動画の時代になりましたね。内容もだし見た目も大事ね。精進します~。
4. 帯の仕上げ風景
先日、織りあがった帯の仕上げをしまして、それを動画に録りました。
簡単ですが、つなげましたので、よかったら見てください。
織物を作るには、染めたり、織ったりするだけでなく、いろんな工程があるってこと、知っていただければ幸いです。こちらは、4分16秒。さくっと見ていただけます。
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染織吉田のメルマガ、《 some ori 通信 》62通目のメルマガ【動画はすごい号】をお読みいただき、どうもありがとうございました。
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どうかよろしくお願いします。
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きものと帯の注文制作
染織吉田 吉田美保子
http://www.someoriyoshida.com
*こちらは、メルマガ《 some ori 通信 》の配信記録です。
*上の写真は、本文でご紹介しております、花井雅美さん(左)と安達絵里子さん(右)です。
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染織吉田のメルマガ、《 some ori 通信 》にご登録いただき、ありがとうございます。
61通目のメルマガ【猛暑おみまい号】をお届けいたします。
残暑おみまい申し上げます。
猛烈な暑さですが、いかがお過ごしでいらっしゃいますか?
私は先週末に、上野の東京国立博物館で開催中の「きもの」展に行ってきました。2回目でした。
2回行って、やっと観れたって感じしてます。入ってきたというか、、、、
私としては、織りの着物の展示が少ないのが不満でもあるのだけど、それでもやっぱすごい展示会です。
今月の23日までです。行けなくて悔しい思いをされてる方も多いと思いますが、もしも行ける方でまだの方は観ておくのもいいかもしれません。
事前予約制なので混んでないです。が、それでも人が多いなと感じたり、すごすぎてクラクラしたら、ちょっと抜け出して、本館とかに行くのも手です。私はそうして、4時半ころきもの展の方に戻り、6時の閉場まで、ガラガラの中でゆうゆうと観ました。当日中は敷地外に出なければ再入場可です。
上野は蝉が大合唱してました。夏だなあ~。それを感じたのもよかったです。
《 目次 》
1. 二人展「あわせ」
2. 花井さんの蚕、安達さんの文
3. インスタライブとFBライブ
4. キャンディ・キャンディの ONLY ONLY
*上の写真は、東京国立博物館の本館で公開中の納涼図です。こんなふうに過ごしたいですね〜。(本館の方は、撮影可。)
___________
1. 二人展「あわせ」
秋の二人展まで、あと2ヶ月半。しっかり集中して、いい物作って、ご覧に入れたいと思います。
内容をまとめましたので、どうかご予定に入れてくださいね。感染症の具合によっては、予約制にするかもしれませんが、今のところ、普通に開催することにしています。
●タイトル 『あわせ』 鈴木和美の染・吉田美保子の織
●会期 2020年10月31日(土)~11月3日(祝・火)会期中無休 11:00~18:00 初日は14時から 最終日は17時まで
●会場 ギャラリー楽水 〒162-0805 東京都新宿区矢来町95 東京メトロ東西線「神楽坂」2番出口徒歩3分
●出品作 鈴木が、手描き友禅のきもの4点、帯18点と、絹の小物など。吉田は、手織りの帯16点、「アートなお襦袢キャンディ・キャンディ」、「アートな帯あげキャンディ・キャンディ」の新作発表。服飾作家善林英恵さんとのコラボの鞄4点など。
「あわせ」ることは、きものを着ることの大きな楽しみです。きもの、帯、小物のほか様々な要素を「あわせ」て、自分らしさを表現すること。そして、着物姿で街をあるき、街の雰囲気や風景にに「あわせ」ること。それには無限の可能性があり、発見があります。
今回の展示会では、具象的な染めの鈴木和美と、抽象的な織りの吉田美保子の作品を、同じ空間で「あわせ」てご覧いただき、生み出すリズムを体感いただけます。神楽坂という着物の似合う大人の街で、また一つ、新しい「あわせ」を見つけていただけたらと思います。
___________
*上の写真は、花井さんと私。
2. 花井さんの蚕、安達さんの文
7月のはじめに、ちょっと熊本に帰省しました。その時に、着物エディターとして活躍している安達絵里子さんと、熊本北部の山鹿市で養蚕農家をしていらっしゃる花井雅美さんを訪ねました。
その時のことを、安達さんが、素晴らしい文章にまとめておられますので、リンクします。ぜひお読みくださいね。
感動しすぎて、安達さんも私も、涙、涙だったんですよ。蚕っていう虫、本当に奇跡のように思います。
花井さんのお蚕さんの糸で、いつか着物を織らせていただくことを夢に、私もがんばります。
婦人画報の安達さんの該当ページに飛びます。
https://www.fujingaho.jp/lifestyle/kimono/g33457106/adachieriko-kimonotowazugatari-09-200805/
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*上は、邊志乃さんからいただきました葛の写真です。これから繊維をとって帯にするんですよ。
3. インスタライブとFBライブ
8月16日日曜日、午前10時から30分ほど、服飾作家の善林英恵さんと、インスタライブ します。
内容は、この数ヶ月で劇的に変わった、我々の生活、文化、発信、今だから見えてきた大切なこと。などになりそうです。
その次の週の、同じ曜日、同じ時間に、「someori お茶会」から発展した「作家から手仕事について聴く。第一回、葛布作家渡邊志乃さん」の紹介などもできると思います。こちらは、フェイスブックでライブします。また告知しますね。
まずは私のインスタアカウントに、16日の朝10時にお越しください。時間になったらアイコン(私の顔写真)の周りが赤くなると思いますので、クリックしてご覧くださいね。
https://www.instagram.com/someori_yoshida/
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*上の写真は、オンライン打ち合わせの様子。神奈川絵美さん提供。帯あげの図面を掲げるKさま(右)と私。
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4. キャンディ・キャンディの ONLY ONLY
キャンディ・キャンディの ONLY ONLY ってなんのこっちゃとお思いかもしれませんね。
キャンディ・キャンディは、私の染めのラインナップで、ただいま帯あげと長襦袢を作っています。
ONLY ONLY は、染織吉田の得意技「完全注文制作」につけた名前です。お客さまと対話して作るというのが特徴です。
数ヶ月前に、この「キャンディ・キャンディ」の帯あげを「ONLY ONLY」でご注文いただきました。感染症がおさまったら、我が家にお越しになって打ち合わせの予定でしたが、ウィルスはちっともおさまらず、、、
それで、オンラインで打ち合わせしたんですよ。
お客さまのKさまと、ご友人で私とも大変仲よくさせていただいたいる着物ブロガーの神奈川絵美さんと、3人でつながって、楽しくも真剣な時間をご一緒しました。
私は、だいたいのご要望を伺っていたので、説明しやすいように、図面を作っておきました。そうしたら、なんとKさまも図面を作ってくださっていて!以心伝心!
なぜこの色合いが好きなのかってこともお聞きできてよかったです。まさか、エバヴァンゲリオンの初号機の色とは。こういうの大事。制作に生かします。
絵美さんからも率直な意見をうかがえてとてもよかったです。
実際の制作段階になったら色味の確認などのため、もう一度つながろうと話しました。そして微調整して本番に臨みます。そうすることによりもっとお望みに近づけるし、ご満足いただけ、出番の多い、帯あげができると思います。
オンライン打ち合わせ、なかなかいいです。もしよかったら、お気軽にお問い合わせくださいね。このメルマガに返信くださってもいいですよ。
Kさまのブログ
https://ameblo.jp/momonganekoneko/entry-12612994985.html
絵美さまのブログ
https://blog.goo.ne.jp/kanagawa_emi/e/42045f8f85e080f0aa3ab11003808158
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どうかよろしくお願いします。
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きものと帯の注文制作
染織吉田 吉田美保子
http://www.someoriyoshida.com
*こちらは、メルマガ《 some ori 通信 》の配信記録です。
*上は、写真家村山嘉昭さんのTwitterのスクリーンショットです。すばらしい写真と活動報告です。
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60通目のメルマガ【大雨心配号】をお届けいたします。
こんばんは。
ここ1週間の大雨がもたらした甚大な被害に胸がつぶれる思いです。
はじめは球磨川の心配だけをしていたのに、あれよあれよと、九州の北部、長野、岐阜。さらには本州の多くや四国も大雨だとか。
本当に心配事ばかりです。
被害にあわれたかたに、心よりお見舞い申し上げます。
私は九州、熊本の出身で、はじめに球磨川氾濫した7月4日、ちょうど帰省していました。
両親の家は熊本市内で、雨の被害は出にくいところで、この朝も降っているなあと思いつつ、寝床で姪から借りた「鬼滅の刃」を読んでました。
そんな私に、メールやラインで「ご実家大丈夫?」と続々入りはじめ「へ?」
それで今回の被害を知った次第です。気になりながらも、予定通り、次の日には神奈川に戻り、故郷のためにはなにもできず。。。
人吉には3回行ったことあります。本当に美しい町です。穏やかで、心豊な生活があります。青井阿蘇神社、心配だなあ。
普段を知っているとなおさら、様変わりした光景に、胸がふさぐばかりです。
熊本南部のみならず、日本中、世界中、どうか、平穏な日々が早く戻って来ますように。
《 目次 》
1. コラボ鞄からの寄付
2. 村山嘉昭さん
3. 染織吉田からの寄付
4. インスタライブ
5. 絽のキャンディ・キャンディ
___________
1. コラボ鞄からの寄付
服飾作家の善林英恵さんとコラボレーションで、「着物にも洋服にもあうバッグ」の製作販売を続けておりますが、この売り上げの10%を、甚大な天災などのとき、ボランティアで駆けつける方に託し役立てていただけるようにと、常日頃からプールしております。
前回、2018年の四国の大雨被害のときに1回目の寄付をしました。そして、今回、善林英恵さんと相談し、2回目の寄付いたしました。
今回も前回同様、写真家の村山嘉昭さんに託しました。
善林英恵さんと私のコラボ作品からは、29,360円、また後述しますが、吉田作品から6,418円、合わせて 35,778円を、ガソリン代などに自由に使っていただきたいということで、振り込ませていただきました。
今回の寄付は、コラボ鞄4つ分、吉田のショール1枚、タブロー ひとつの売り上げからのプールです。プールするのは、私の通販サイトからの売り上げと、私から直接お買い上げいただいたものに限らせていただいてます。お店さまを通しての販売分は、マージンの関係で省かせていただいております。
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2. 村山嘉昭さん
村山さんの活動はいつもSNSで拝見しているのですが、今回も、あっという間に熊本に入られ、できうるかぎりの活動をなさっていて、本当に頭が下がります。
こういう緊急の時は、いくら気持ちがあっても、現地に行くのは、的確な状況判断ができ、自然の厳しさに慣れていて、ボランティア経験も豊富で、小回りが効くという、村山さんのような人しかまずは無理だと思います。
それに、行政や大きな組織がフォローできないところ、足りないところ、きっとあります。
村山さんの活動は、ご自身のTwitterにまず発信されてます。
https://twitter.com/_murayama
我々の資金もこのカプリコや羊羹になったみたい。(リンク先、クリックしてスレッド見てくださいね。カプリコ、よかったね。いい写真!)
https://twitter.com/_murayama/status/1281240456349626369
近いうちにご自身のブログなどにまとめられるかもしれません。今はご無事の活動を祈るのみです。
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3. 染織吉田からの寄付
10%の寄付は、原則、善林さんとのコラボ鞄の売り上げということにさせていただいてます。
ですが、2018年の1回目の寄付や、2016年の熊本地震の時の「清正公の陣羽織」展での売り上げ10%を熊本城の復興に寄付したことをご覧になった方々が、私のものをお買い上げくださるときに、寄付したいと申し出られることがあります。
今回はお二人の方からのお申し出分を、コラボ鞄の分と一緒に寄付しました。
ご友人へのプレゼントととして、ショールをお求めの方は、代金の一部がボランティアに回れば、ご自分も、ご友人も、ボランティア先の方々も、製作者の私もうれしいということで、ありがたくそうさせていただきました。
もう一つはタブロー お求めの方は、ご自分の部屋に飾って眺めるたびに、いろいんなことに思いめぐらせたいので寄付したいとのことでしたので、10%をプールしていました。
お二方、ありがとうございました。
そういえば、「清正公の陣羽織」展で帯をお買い求めくださった方が、「熊本城を見るたびに、この帯の一部が再建に使われたと誇らしく思う」っておっしゃってくださってました。
こういうの、いいなあと思います。
これからの時代、お金の使い方も、それぞれの方が納得いくようにされるようになってくると思います。可視化されるというのか。それはいいことだと思います。
今後も、もし、私の作ったもので、一部を寄付にまわしたいとのご希望あれば、直販のみですが、そういたします。ご遠慮なくお申し出くださいね。
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4. インスタライブ
明日、7月12日日曜日の、午前10時から30分ほど、善林英恵さんとインスタライブ をします。
話したいことがいっぱいあって、話題があっちこっちに行きそうで怖いですが、もしよかったら、私のインスタをフォローして見ていただければと思います。時間になったらストーリーのところに表示されるはずです。
https://www.instagram.com/someori_yoshida/?hl=ja
先日の夏至の日のzoomお茶会のことも語り切れてませんし、10月31日からの神楽坂での二人展もしゃべりたくて仕方ないし、それに帰省していた熊本ですばらしいプロジェクト、発進したんですよ。お蚕さまから着物まで!これもうずうず。
善林さんの方もいろいろあるに違いない。どうなるかわかりませんが、よかったら。
5. 絽のキャンディ・キャンディ
「アートな帯あげキャンディ・キャンディ」おかげさまで、ご好評いただいております。
夏物は作ってもすぐ売れてしまってなかなかご紹介できませんが、今、新作が一枚だけ手元にあります。
絽の生地で作った「きれいな翠」です。
夏物以外はもうちょっとあります。
よかったらご覧くださいね。絽の「きれいな翠」は生地に少々の変色があるため、お値引きしています。
https://www.someoriyoshida.com/store/store_cat/other
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染織吉田のメルマガ、《 some ori 通信 》60通目のメルマガ【大雨心配】をお読みいただき、どうもありがとうございました。
ご感想、ご意見ございましたら、このメールに返信する形でお送りください。
配信停止をご希望の方は、タイトルを「配信停止」として、このメールをそのまま返信してください。
これからも、some ori や、きものや、モノ作りを通して、あなたさまとご縁を育んでいきたいと思っております。
どうかよろしくお願いします。
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きものと帯の注文制作
染織吉田 吉田美保子
*こちらは、メルマガ《 some ori 通信 》の配信記録です。
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59通目のメルマガ【扉がひらいた号】をお届けいたします。
おはようございます。
なんと7月になってしまいました。今年も後半ですね。びっくり。
梅雨まっただ中ですが、いかがお過ごしですか?
本来だったら、もうすぐオリンピックだったわけですが、私は、もともとオリンピック関係ないので、何も変わりません。
変わらないのだけど、なんだかポッカリしてます。世界中の人が、なんだかポッカリなのかもしれませんね。
それでも元気に!今日もメルマガ、お付き合いください。
《 目次 》
1. zoomお茶会ふりかえり
2. 渡邊志乃さん
3. 展示会予定
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1. zoomお茶会ふりかえり
先日、夏至の日に、はじめてのzoomお茶会をひらきました。
どうなることやら全く見えず、ワクワクヒヤヒヤでの開催でしたが、結果、新しい扉が、ギギギーっと音を立てて開きました。
参加者は5名で、ものを作る人が4名と、もうお一人は、ものづくりにひとかたならぬ興味を持ち、その興味をとことん突きつめ、収集し、使い、行動するという、これまたすばらしい方でした。
5名と言うのは、初対面でも、お互いに発言しあい、理解しあうのに、ちょうどいい人数でした。それぞれが、自分がやっていること、やりたいこと、これからのどう切り拓いていくかなど話しました。
ものづくりを仕事にしてても、こう言うことを、あらためて大真面目に話し合うって、なかなかないのです。だから、とても新鮮でした。
機会を作るって、大事なことだなあ~。言い出しっぺの善林英恵さんに感謝です。やれば、扉は開くんだなあ~。
2. 渡邊志乃さん
今回のzoomお茶会の参加者のお一人に、北海道、札幌の葛布帯の作家の渡邊志乃さんがいらっしゃいます。
私、渡邊さんの存在は、ツイッターやインスタで以前から存じ上げてて、すごい人がいるなあって思っていたのですが、まさか、zoomでつながれるとは!文明の利器のおかげです。
画面越しにお会いした渡邊さんは、「ああ、この人、いい織り手だな」ってオーラがめっちゃ出てました!
何か仕掛けてくれそうです。すっごく楽しみ。
エールを送りあえる織り仲間がいてくれることは、きっとお互いのレベルアップのみならず、もっともっといろんな可能性を広げていくと思います。
渡邊志乃さんのサイト https://kuzunonuno.com
3. 展示会予定
この秋の展示会の予定を、こっそりお知らせします。
まだ、タイトルもきちんと決まってないので、本式発表はもうちょっとお時間いただくとして、、、
スケジュールに入れていただければと思い、フライング気味にお知らせします。
10月31日(土)~11月3日(祝・火)
東京の神楽坂にて、素敵な友禅の作家さんと二人展です。
詳しくはまた載せますね。とりあえず、手帳に「○」していただければ、、、。赤ペンで花丸だとなおうれしいです。
よろしくお願いします!
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きものと帯の注文制作
染織吉田 吉田美保子
http://www.someoriyoshida.com
(このページの写真は、善林英恵さんとヨシダのコラボ作品です。)
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おはようございます。
梅雨入りしましたね。ここ数日は温度も湿度も高くて、なかなかきついですね。
体が慣れてないっていうのがつらいんですよね。
しかし、梅雨自体には、私はもう50回以上体験してます。慣れていると言っていいんじゃないでしょうか?
慣れているはずなのに、喉元すぎて忘れていた。
と言うことは、やはり慣れていなからつらいのではなく、もともとつらいってことでしょうか?
アホなこと言ってないで、、、、今日もメルマガ、おつきあいください。
《 目次 》
1. zoom でお茶を
2. 善林英恵さん
3. 練習もあり
1. zoomでお茶を
リモート会議とか、オンライン飲み会とか、すっかり普通のことになりましたね。参加されたこと、ありますか?
遠くの人と、ネット越しとはいえ、お顔を見ながら話せるのは、楽しいことです。刺激的でもありますね。
それも一対一でなく、グループで話ができるなんて、ちょっと前からしたらまるでドラえもんです。
私は、服飾作家の善林英恵さんと、この数ヶ月、しょっちゅうzoomでつながって、いろんな話をしてきました。
主な話題は、コロナ後の新しい時代の文化や生き方など。
だんだん慣れてきましたので、このzoomの部屋の窓をオープンにして、外からの風を入れたいなって思うようになりました。
これを読んでくださっているあなた様。もしよかったら、われわれのzoomの部屋に、ぜひ遊びにいらっしゃいませんか?
今度の日曜日、6月21日の午前10時から、だいたい1時間くらい。
話題は、これからの時代のアートなどと言う、とても大きな、手におえるものではないので、ゆるい感じになると思います。
このふわふわの、くにゃくにゃの中から、何か、新しい手がかりを探せるのではないか?
まずはためしに繋がってみよう、、、その場の提供ができれば、、、などと考えております。
夏至の日、日曜日、朝のほっとひと息の時間帯、お茶でもいれて、ネット越しに今まではとはちょっと違う新しい出会いをしてみませんか?無料です。お気軽に参加してくださいね。
聞いてるだけでもいいし、発言していただいてもいいし。ご自分のスタイルでゆるりとどうぞ。
参加しようかなって方、このメルマガに返信する形で、お知らせくださいね。
*zoomに繋がれるってことが前提になります。
2. 善林英恵さん
このzoomお茶会、共同主催の善林英恵さんとはけっこう長い付き合いになってきました。コラボレーションで鞄を作るようになってもう10年です。出会ってからは、15年くらい?
変わらない人です。美意識が高くて、先見の明があって。面白い人ですよ。
彼女とのコラボ作品、今、3点通販サイトにあります。他にない鞄です。よかったらみてください。
https://www.someoriyoshida.com/store/store_cat/other
今までにONLY ONLYで特別に作った鞄を手に持っていただいているところ。着姿ギャラリーの「ショールといろいろ」のページにお写真5点載せてます。他にもたくさん作っているんだけどなあ。写真があるのがこれだけなのです。
https://www.someoriyoshida.com/style/style_cat/other
3. 練習もあり
と言うわけで、6月21日日曜日に、zoomお茶会をしますので、よかったら、参加してくださいね。
興味あるけど、zoomやったことないし、うまくつなげるか不安って方もいらっしゃるとおもいます。
そういう方こそぜひ!
このお茶会、なんと、練習日ももうけてます。
本番の前日の6月20日土曜日の午後3時から、試しにつながってみましょう。こちらももちろん無料です。
この、zoomお茶会の練習に参加ご希望の方も、このメルマガに返信する形で、ご連絡くださいね。
*パソコン、スマートフォン、タブレットのいずれかを使っていらっしゃることとが前提で、Wi-Fi環境があった方がいいです。
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きものと帯の注文制作
染織吉田 吉田美保子
http://www.someoriyoshida.com
(写真は、文中に出てくる「アートな帯あげ キャンディ・キャンディです)
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57通目のメルマガ【キャンディ・キャンディ号】をお届けいたします。
おはようございます。
ぐっと夏らしくなってまいりました。朝の日差しが強くなり、日も長くなり、夏至まぢかと感じますね。
お元気でいらっしゃいますか?
緊急事態宣言が解除になりましたが、いかがお過ごしですか?
首都圏はまだまだ自粛必要のようです。あなたさまのお住まいのあたりはいかがでしょう?ひきつづき、気をつけましょう。
ところで、このメルマガ、4月と5月は、一回ずつ配信しましたが、届きましたか?
実は、届かなかったという方がいらっしゃり、今、メルマガ配信の会社に問い合わせてます。
まさかメルマガも自粛?
そんなことはないですよね。もしかしてシステムエラーかもしれません。
届かなかった方いらっしゃいましたら、申し訳ありません。
届いてなくて、内容が気になるって方、アーカイブを残していますので、ご覧くださいね。
https://www.someoriyoshida.com/category/メルマガ一覧
では、今朝もおつきあいのほど、よろしくお願いします。
《 目次 》
1. アートな帯あげ キャンディ・キャンディ
2. アートなお襦袢 キャンディ・キャンディ
3. インスタライブ
1. アートな帯あげ キャンディ・キャンディ
去年から、帯あげを染めることにはまっています。
三色、色を作って、白生地に青花であたりを付け、刷毛で一発描き。なかなかおもしろいです。
染料を調合し色を作り、描くことに全神経を集中します。
かわいい感じにできましたので、キャンディ・キャンディと名付けました。
ブログに紹介していますので、よかったらご覧ください。ご紹介の動画も載せてます。
https://www.someoriyoshida.com/8114
通販サイトにも載せてます。すでに売れたものも多いですがまた作ります。お好きな色味で注文もお受けします。
https://www.someoriyoshida.com/store/store_cat/other
お気軽にご相談くださいね。
2. アートなお襦袢 キャンディ・キャンディ
アートな帯あげ キャンディ・キャンディをフェイスブックにアップしましたら、思いがけず「これ、お襦袢でも欲しい!」って声が上がりました。
なんと!お襦袢!
それは気づかなかった。目から鱗がポロポロです。
そうか、それなら作ろう。商品レベルに上げられるか、そこは見極めないと。まずは自分のを染めよう。
よし白生地を買うぞ!
丹後ちりめんの織元のご主人と電話で話し「こういうのを染めたいんだ」と熱く語りましたら、だったら、吉田さん用に白生地をイチから作りましょうと。
ひゃ~、なんと生地から特別です。
さあ、どうなるか!
キャンディの包み紙のように、おいしい、かわいいものが包まれているイメージで作りたいと思います。
またアップしますので、乞うご期待くださいね。
(この写真は帯あげです。)
3. インスタライブ
新型コロナで、世界が変わったと言うのは、地球上のすべてがひしひし感じていることと思います。
今を生きるものとして、せっかくだから、いい方に転がしたいって言うのも、みんなが感じていますよね。
コラボで鞄を作っている、服飾作家の善林英恵さんとは、自粛期間中から、しょっちゅうオンラインでつながって、いろんな話をしてきました。
おもに、これからの世界や、作り手としての生き方についてです。
そんな善林英恵さんと、本日午後3時から、インスタでライブ します。
インスタやっている方、よかったらのぞいてください。
たぶん、30分ぐらいやってると思います。
善林さんも私も、しゃべることや配信はまったくの素人ですので心配もありますが、もし興味ありましたら、ぜひ。
まずは、私のインスタフォローをお願いします。午後3時になりましたら、ストーリーのところに「LIVE」と表示されるはずですので、そこからご覧くださいね。
https://www.instagram.com/someori_yoshida/?hl=ja
(上の写真は、突如はじめた前回のインスタライブ の様子。今回、第二回となります)
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染織吉田 吉田美保子
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56通目のメルマガ【17周年号】をお届けいたします。
こんばんは。日が長くなりましたね。
その後、いかがお過ごしでいらっしゃいますか?
いまだ、不安の中での生活かと思いますが、すこーし先が見えたでしょうか?
世界中の人が、それぞれの生き方の軸を、思いっきり揺さぶられたこの数ヶ月。
太くてドンと動じない軸もあるでしょうし、柳のようにゆらゆらだけど案外OKな軸もあるしょう。
折れたらまた継げばよしの軸もあるでしょう。
それぞれどうにかやっていきましょう。
《 目次 》
1. 17周年
2. 5月1日
3. ウルトラマリン
4. サイトの更新
1. 17周年
先日、染織吉田は設立17周年を迎えました。
みなさまに支えていただき、また一年、過ごすことができました。
本当にどうもありがとうございます。
コロナ禍の真っ只中でしたので、来し方行く末を思い、特にしみじみしました。
17年、これを仕事にし、織り続けてきましたが、織りたい布は織れただろうか?
自問自答です。ちょっとだけ、近づいたような気はするんです。
しかし、まだまだ茫洋として見えてないところがあって。
一度でいいので、完全に100%満足できる、この布を織りたいからやってきたってところまで、行き着ければと思っています。
それには続けるのみかなあ。
2、5月1日
染織吉田の設立記念日は、5月1日なのですが、その日はメーデーであり、父の誕生日でもあるのです。
この日、家族みんなで、父の誕生会をしました。
そう、ZOOMパーティーです。熊本、東京、北京、神奈川をつなげて。
熊本にいる妹が、両親の家でセッティングしてくれて、東京の姉と妹と姪と甥、北京の義弟、神奈川の私。
全参加者13名。家族みんなです。
つながった瞬間の両親の驚いた顔。
こんなことができるなんて、83歳になった父もびっくり。ご満悦で何よりでした。
閉じこもり生活中の老親、それぞれ庭いじりなど、楽しみを見つけてやっているようです。年の功なのか強いところありますね。
みんなで楽しい時間でしたが、私はこの日が自分の設立記念日とは言い出せず。
まあ私らしいと言えましょう。
3. ウルトラマリン
先ごろ織った八寸帯「ウルトラマリン」のことをブログに書きました。
一本の白い糸が染められ、織られ、帯になり、そしてよいご縁に恵まれ締めていただけるまでという、ロングストーリーです。
作り手冥利につきます。
ブログに書きましたので、お読みいただけるとうれしいです。
https://www.someoriyoshida.com/blog
4. サイトの更新
閉じこもりの期間中、サイトの更新を追いつかせるってのが、課題でした。
どうにかできましたので、よかったらみてください!
まずは、「作品ギャラリー」です。
・「年代別ギャラリー」に「2019」のページを作りました。
https://www.someoriyoshida.com/gallery/2019年
・「着姿ギャラリー」に、新たな写真を加えました。私の織ったものをお客さまがお召しくださっている着姿です。すてきです。
https://www.someoriyoshida.com/style
・「メディアに載りました」のページに、吉田羊さんが私の帯を締めてくださった「美しいキモノ」を載せました。
https://www.someoriyoshida.com/media
・「通販サイト《some ori マーケット》」新たに帯と帯あげをアップしました。それぞれのページの動画も見てくださいね。
https://www.someoriyoshida.com/store
・そして、なんと!インスタグラムと通販サイトを連携させました!!!
まだ連携した数は少ないのですが、ちょっとずつ増やしていきますので、どうかちょくちょくご覧ください。
https://www.instagram.com/someori_yoshida/?hl=ja
自分では、すっごく「やってやった感」あるのです、笑。
*このページに載せました5枚の写真は、私の織った帯と染めた帯あげのコーディネートです。通販ページにありますので、ご覧いただければ幸いです。
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どうかよろしくお願いします。
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きものと帯の注文制作
染織吉田 吉田美保子
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*メルマガ登録に申し込んでいただいた、K.Aさま(2020/2/21申し込み)、Y.Aさま(2020/2/26申し込み)、確認メールが戻ってきてしまいました。手続きをやり直させていただいたく思いますので、お手数おかけし申し訳ありませんが、以下にメールいただけますでしょうか?どうかよろしくお願いします。
magazine@someoriyoshida.com
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55通目のメルマガ【ステイホーム号】をお届けいたします。
こんにちは。いかがお過ごしでいらっしゃいますか?
おだやかないい天気で、澄んだ空気。新緑。青空。ゆっくりすぎる空気が流れ、、、
今年のゴールデンウィークはステイホームウィークといわれております。
あなたさまにおかれましては、どうか、くれぐれもご無事で、この禍を乗り越えられますことをお祈り申し上げます。
この4月、私は、地に足がついていないような感覚でした。
閉じこもっているのは、いつものことなのですが、なんか実感がありません。
おかげさまで、帯のご注文をこなしていましたので、それが支えでした。
手を動かして、仕事し続けられるというのは、本当にありがたいことです。
メルマガ、4月の配信は遅れてしまいましたが、ご自宅でお付き合いいだければ幸いです。
《 目次 》
1. 東京キモノショー中止(延期)
2. 元気の出し方
3. 通販サイト《some ori マーケット》
___________
1. 東京キモノショー中止(延期)
5月1日から5日に、東京日本橋にて開催予定されておりました、東京キモノショーは、中止(延期)になりました。延期日程は未定です。
楽しみにしてくださっていた方々には、ご連絡が行き届かなったことを含め、大変申し訳ありません。
私としても初参加予定で、やる気まんまんでしたので、ポッカリ穴が空いた気分です。
とはいえ、私はマルシェ参加でしたが、もっとコアな関わりの方、例えば、実行委員ですとか、ファッションショーを計画されていた方ですとか、そんな方々のガッカリ加減にくらべれば、たいしたことないと思います。
時をあらためて、また参加できればと思っています。
2、元気の出し方
東京キモノショーのように、あちこちで、多種多様なイベントごとが、中止、延期になっています。
そのために準備したいろんな商品が行き場を失い、意気消沈。それも致し方ないこと、、、、と思ったら!
サイトをのぞくと、けっこうみんながんばっていてますね。
SNSや特設サイトで、みんなそれぞれアピールしてたり。お値段も通常よりぐっとお安く。
それを応援の意味もあって、買っていらっしゃる方も大勢いて。
なんだか、みているだけで元気でます。
一生懸命つくって、一生懸命アピールして、それに応える方がいて。
お客さまの元に行った商品たちが、その方を楽しませたり、栄養になったり。
それを垣間見ている私も元気。量が多くてなかなか買えないけど元気。
いいな~~。
これ、世界が良い方向に変わっていく、きっかけになりますね。
3. 通販サイト some ori マーケット
新しい時代の息吹を吸い込みまして、私の通販サイト《some ori マーケット》も新作アップしております。
なんと、動画を撮ってのご紹介です。帯の紹介、見てください。
動画と写真で精一杯で、文章での説明が足りてませんね。ボチボチ書き加えます。
他の作品もアップを続けようと思っていますので、連休のおともに、よかったら、たびたびのぞいてくださいね。
https://www.someoriyoshida.com/store
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ご感想、ご意見ございましたら、このメールに返信する形でお送りください。
配信停止をご希望の方は、タイトルを「配信停止」として、このメールをそのまま返信してください。
これからも、some ori や、きものや、モノ作りを通して、あなたさまとご縁を育んでいきたいと思っております。
どうかよろしくお願いします。
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きものと帯の注文制作
染織吉田 吉田美保子
http://www.someoriyoshida.com
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magazine@someoriyoshida.com
*写真は最近の作業風景より
染織吉田のメルマガ、《 some ori 通信 》にご登録いただき、ありがとうございます。
54通目のメルマガ【ギャラリートーク中止号】をお届けいたします。
おはようございます。
いよいよ本日、「白からはじめる染めしごと」展の搬入です。
展示会、一部変更になりました。
3月15日に発表した、会としてのステートメントを、目次の1番に載せますので、ご一読いただけましたら幸いです。
本日のメルマガは、そこにも書いてありますが、会期中予定しておりました「ギャラリートーク」を中止のお知らせが目的の配信です。
どうかご了承くださいますようお願いします。
さあ、これから出かけます。
もうなるようにしかなりませんから、やりたいことをしっかりやるのみです。
案外、こんな時だからできる、かえって面白いこと、あるかもしれませんね。
《 目次 》
1. 今回の展示におけるコロナウイルス対策につきまして
2. 開催要項
3. ネットで
4. 見どころ
___________
1. 今回の展示におけるコロナウイルス対策につきまして
(白からはじめる染めしごと展の公式ステートメントより転載 :date2020/3/15)
おはようございます。
昨日は都内で開花宣言と雪が同時にやって来るという、記念すべき日になりましたね。
昨晩の首相の会見を受けて、出展者一同で改めて、今回の開催について話し合いました。
その結果、やはり開催したい!開催しようという結論に至りました。
このような情勢の中でも楽しみにしてくださっている方がいる中で、自分たちのできる最大の安全予防対策を講じてお迎えしようということになりました。
以下、少し長くなりますが対策を明記いたします。お読みいただければ幸いです。
まず、会場内感染予防対策として以下のことをいたします。
*入り口に消毒用ジェルを設置いたします。
洗面所にはハンドソープもご用意しましたので、手指の消毒にご利用ください。
*会場内手すり等、手の触れる可能性のある箇所は、随時消毒いたします。
*出展者・スタッフは、マスク着用で対応させていただくこともあります。
*随時、頻度を高くして部屋の換気に努めます。
これらの消毒用備品につきましては、首都圏では品薄が続く消毒液やアルコールを丹後で小林さんが入手。
他のメンバーも、見つけた先でハンドソープ、ペーパータオルを入手し、少しずつ備えてきました。
そして、大事なお知らせをさせてください。
《毎日14時より開催予定でしたギャラリートークと、御茶菓子の提供を取りやめさせていただきます。》
ギャラリートークに関しては、メンバーも楽しみにしておりましたので悩みましたが、安全性を最優先に中止を決定いたしました。
ギリギリのお知らせになってしまい、大変申し訳ございません。
また、今回が初めての会であり、このような情勢ですので、当日のことが想像し難く、会場内が混雑するような場面は避けたいと考えております。状況次第では入場を制限をさせていただく場合もあるかもしれません。
ご不便をおかけして大変恐縮ですが、ご理解、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
皆さまに穏やかな時間を少しでも楽しんでいただけますよう準備を尽くして、出展者一同心よりお待ち申し上げております。
どうぞ宜しくお願いいたします。
___________
2. 開催要項
いま一度、「白からはじめる染めしごと」展の要項を書かせていただきます。
│会期│2020年3月20日(金) (祝)~3月22日(日)
│時間│10時- 18時・最終日17時まで
│出展品目│帯・着物・小物(帯揚げ・ストール・バッグ・財布etc.)
〈入場無料・展示販売〉
│会場│大塚文庫(東京・自由が丘)目黒区自由が丘3丁目6-25
東急東横線・大井町線「自由が丘駅」正面口から徒歩約6分
*駐車場はございません
│出展者│
小林知久佐(引き染め・ぼかし染め)
大地佐和子(手描友禅)
大橋さやか(手描友禅)
クワバラマキコ(手描友禅)
坂井三智子(手描友禅)
鈴木和美(手描友禅)
鷹取麻利子(手描友禅)
水橋さおり(手描友禅)
吉田美保子(染め織り)
│出展協力│帯締め( 江戸組紐中村正 )
___________
3. ネットで
今回の展示会、見たいけど、いろいろ心配で出かけられないという方、いらっしゃると思います。
そのお気持ち、よくわかります。
遠方やご多忙で、もともと無理だったって方もおいででしょう。
ですので、ネットを通じてできるだけの発信はしたいと思っています。
もしよかったら、「白から会」のフェイスブックとインスタグラムをフォロー願います。
フェイスブック
https://www.facebook.com/shirokarakai/
インスタグラム
https://www.instagram.com/shirokara_kai/
それから、私のフェイスブックとインスタ、ツイッターもフォローいただけると、よりマイナーでマニアックな(片寄った?)画像や動画が流れてくるかもしれません。
吉田フェイスブック
https://www.facebook.com/yoshida.mihoko
吉田インスタグラム
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吉田ツイッター
https://twitter.com/someori
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4. 見どころ
この展示を準備してて、「これはレアだぞ」って出展者の一人ながら思いました。
どこがレアかと申しますと・・・
まず、展示会の目的が「染めのしごとをご紹介したい」というのが、第一にきている点です。
仕事として染めをやっているのですから、売れないと困るのですが、それより何より、まずは染めについて語りたいってうずうずしてるって感じの展示会です。
染めの工程紹介がすごいです。
小売店さんなどで「売る」ために、軽く工程の紹介などすることもあるでしょう。産地や学校でもありますね。
しかし、今回の工程紹介、それとはちょっと違います。友禅、引き染め、糸染めの、それぞれ現役バリバリの、マジの工程紹介です。
それに、われわれみんな会場にいますから、疑問に思われたこと、すぐに聞いていただけます。
そして次にすごいのが、白生地たくさん、絹糸いろいろ、持っていきます。
お誂えの相談は、友禅や引き染めは豊富な生地から選べます。私のお誂え「ONLY ONLY」ももちろん、糸のチョイスからご相談にのります。
さらには、道具も実物を持ち込みますし、着物の成り立ちも丁寧に図解してます。着物ってすごいな~って実感していただけるものと思います。
工程や原料、着物の成り立ちを思う存分お伝えした上で、丹精して作った製品も並べています。心に響けば、お買い求めもお願いします。
きっとよい機会になります。さまざまなご事情あると思いますが、もしもゆるされるのでしたら、どうかご高覧ください。
おいでくださる方も、今回はムリという方も、どうかくれぐれもお体大切になさってください。
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染織吉田のメルマガ、《 some ori 通信 》54通目のメルマガ【ギャラリートーク中止号】をお読みいただき、どうもありがとうございました。
ご感想、ご意見ございましたら、このメールに返信する形でお送りください。
配信停止をご希望の方は、タイトルを「配信停止」として、このメールをそのまま返信してください。
これからも、some ori や、きものや、モノ作りを通して、あなたさまとご縁を育んでいきたいと思っております。
どうかよろしくお願いします。
___________
きものと帯の注文制作
染織吉田 吉田美保子
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242-0007
神奈川県大和市中央林間2-21-6-105
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*メルマガ登録に申し込んでいただいた、K.Aさま(2020/2/21申し込み)、Y.Aさま(2020/2/26申し込み)、確認メールが戻ってきてしまいました。手続きをやり直させていただいたく思いますので、お手数おかけし申し訳ありませんが、以下にメールいただけますでしょうか?どうかよろしくお願いします。
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53通目のメルマガ【白から号】をお届けいたします。
こんにちは。
すっかり春らしくなりましたね。いかがお過ごしでいらっしゃいますか?
うちは小さなマンションなのですが、大家さんが庭の手入れを丁寧にされていらっしゃっているおかげで、この時期、お花がつぎつぎ咲くのをベランダから楽しめます。
今年もいよいよその季節がやってきました。今は、何種類もの椿や水仙が咲いています。
花はあいかわらずきれいなのですが、今年はなかなかきついですね。
このひと月半、「生きていると、いつ何どき、何が起こるかわからないな~」って実感してます。人間力が試されているように思います。
うまく収束することを心から祈ります。
(写真は「白からはじめる染めしごと〜海の巻〜」に出品する帯の制作工程です。)
《 目次 》
1. 白からはじめる染しごと
2. 9人の染め師
3. 足上げて
4. ご事情ゆるせば
___________
1. 白からはじめる染しごと
さあ、いよいよ来週となりました「白からはじめる染めしごと」展、まずは、要項を書きますね。
│会期│2020年3月20日(金) (祝)~3月22日(日)
│時間│10時- 18時・最終日17時まで
│ギャラリートーク│全日14時から
│出展品目│帯・着物・小物(帯揚げ・ストール・バッグ・財布etc.)
〈入場無料・展示販売〉
│会場│大塚文庫(東京・自由が丘)目黒区自由が丘3丁目6-25
東急東横線・大井町線「自由が丘駅」正面口から徒歩約6分
*駐車場はございません
│出展者│
小林知久佐(引き染め・ぼかし染め)
大地佐和子(手描友禅)
大橋さやか(手描友禅)
クワバラマキコ(手描友禅)
坂井三智子(手描友禅)
鈴木和美(手描友禅)
鷹取麻利子(手描友禅)
水橋さおり(手描友禅)
吉田美保子(染め織り)
│出展協力│帯締め( 江戸組紐中村正 )
2. 9人の染め師
「白からはじめる染しごと」は9名の染めの作り手による展覧会です。
企画も、運営も、販売も、何もかもわれわれなんですよ。
この展覧会、そもそものきっかけは丹後の小林染工房へ、技術研修に行ったことなんです。
このとき、私、思ったのですが、これからはこうやって、作り手同士が技や、情報や、可能性を分かち合って、お互いを磨きあって、さらにはお客様と出会う機会もつくり合ってやっていく時代なのだなあと。
そうやって、もっといいものを作り世に出すことが身につけてくださる方にもよいことだと。
あら、けっこうおもしろい。なんて。ね。
3. 足上げて
そういうわけで、「白から~」展にむけ、ラストスパートでものづくりをしています。
閉じこもりなのはいつものことですが、唯一の運動のヨガスタジオが、ただいま、コロン(こう書くと気が紛れるので、、、)の影響で閉鎖中。
ますますガチで閉じこもってます。
先月、神戸のこうげいさんで出会った素敵な方、その方は着物美人さんというだけでなく、体のこともスペシャリストの方なのですが、
「女性は、お尻、内もも、お腹ですよ!ヨシダさん!」と鍛えるべきところを教えてくださり、図まで書いて持たせてくれました。
その図、私、壁に貼ってます。
で「お尻!内もも!お尻!」と唱えながら、寝転んだ状態で足上げしてます。体が基本。免疫アップ。
さあ、みなさまもご一緒に、足上げて!笑
4、ご事情ゆるせば
今回の「白から展」、できうるウイルス対策は、全部しようとみんなで申し合わせてます。
アルコールジェルも入手済みだし、洗面所にはハンドソープとペーパータオルも用意しました。搬入の日はまず除菌剤で掃除しようって言ってます。
あとは、換気をこまめにしましょう。手すりを拭いたりね。そんなに混み合うとは考えづらいのですが、そこらあたりを念入りに。
当初はお茶とお菓子をお出ししてゆっくりしてもらおうって言ってたのですが、これはやめにしました。
会場の大塚文庫は、オーナーの個人コレクションを収蔵展示するために建てられた、趣のある立派な建物です。
庭には、大きな桜の木があります。きっと会期中、満開の桜をお楽しみいただけるのではないかと思います。
心からお待ちしております。
それから、どうかみなさま、くれぐれもお体をお大事になさってください。
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きものと帯の注文制作
染織吉田 吉田美保子
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(写真は、文章に関係しているものを載せてます。あわせて、楽しんでいただければ幸いです。上の写真は、フジバカマ による草木染めで染めた帯あげ。媒染剤は、上から、鉄、アルミ、すずです。)
(帯あげの生地は上質の丹後ちりめん、ふっくらしてます。)
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52通目のメルマガ【色と匂い号】をお届けいたします。
こんにちは。
暖かい本日、いかがお過ごしですか?
これから西から雨が降るとのこと、すっかり春の雨ですね。
立春すぎましたので、春で間違いなのですが、それにしても春すぎますね。
メルマガのタイトル【色と匂い】、なんだか、すっごく艶っぽくなってしまいました。笑
そんな内容ではないのですが、楽しんでいただけたら幸いです。
(八寸帯の仕上げ風景)
《 目次 》
1. いよいよ神戸
2. 出品作
3. 藤袴(フジバカマ )
4. 色とは
___________
1. いよいよ神戸
染織こうげい、神戸店さんでの「吉田美保子展ー抽象と存在感ー」、いよいよ明日からです。
2月13日木曜日から17日月曜日までで、私は明日の13日と、あさって14日におじゃまいたします。
明日は、10時半に神戸空港に着くので、11時の開店時間にはちょっと遅れそうです。閉店の19時までおりますので、会いにきてくださいね。
あさって14日は、11時から夕方までおります。たぶん、18時には空港に向かわないとなので、できれば17時くらいまでにお越しくださいね。
15日から17日は、私はおりませんが、染織こうげいのスタッフの皆さんに、作品の説明や私の思いなど、しっかりお伝えしておきますので、ぜひ観にきてくださいね。
(伸子張りの動画です)
2. 出品作
染織こうげい神戸店さんでの展示会に向け、八寸帯1本と、帯揚げ6枚、コラボ鞄が2つ、新たにできました。
それなりにボリュームのある展示会になるのではないかとほっとしています。
服飾作家の善林英恵さんとコラボレーションで作っている、「カジュアル着物に合うおしゃれな鞄」、途中経過を画像でみてますが、今回も期待大です。早く、実物みたいです!
ご多忙の中、展示会に間に合わせてくる善林さん、さすがプロです。
そして、前回にひきつづき、佐橘登喜蔵さん、影山秀雄さん、大木道代さんに着尺をご出品いただき、私の帯とコーディネートでご提案します。
見応え十分、このラインアップを関西で観られるって、なかなかないと思います。お見逃しなく!
(善林さんのSNSより写真拝借。鞄、制作中。いい感じ〜)
(鞄の持ち手はこのように、革を手縫いで作ってます。)
___________
3. 藤袴(フジバカマ )
今回、優しい色味も持っていきたいなと思い、草木染めで帯あげを染めました。染料は日本古来種の藤袴。
今よく生えている藤袴は外来種なんですって。古来種は、保存活動をしている京都のグループが守っている貴重なものだそう。そこから、ドライフラワー状態のものを分けてもらっていたんです。
なんでも、藤袴は万葉の昔から、香料として大事にされてきたらしい。確かに、ドライフラワーの袋をあけたとき、ふわーーっとした匂いに包まれました。控えめだけど、存在感ある、高貴な匂い。紫式部もこの香りにうっとりしてたに違いないな。
それを細かく切って、煮出して染料にするのですが、これまたいい匂いに包まれて至福のときでした。
媒染剤を変えて、3枚染めましたので、染織こうげい神戸店さんで観てくださいね。
(ドライフラワー状態のフジバカマ )
(フジバカマ を煮出しています)
(帯あげ、染めてます)
(こちらも染めてます)
___________
4、色とは
草木染めがうまくいったので、気をよくして、酸性染料でも帯あげを染めました。
酸性染料っていうのは、絹と相性がよくて、混色が自在にできて、発色がきれいな化学染料です。私、よく使ってます。
言ってしまいますけど、酸性染料でどんな色でも出ます。草木染めのような、微妙な中間色も出せます。
それでも、草木染めと酸性染料は違うんだよなって、今回あらためて思いました。
それは、ねらいの定め方かなと。
草木染めでも、染めたい色をねらって染めます。出たとこ勝負じゃないのです。しかし、ねらってもねらい切れない、ゆらぎのようなところに、草木染めのよさがあり、身に付けた人も、そのおおらかさを楽しんでいるのだなと。
酸性染料は、ねらいをギリギリまで定められるので、その分シャープで、バチっと決まる感じです。
それが心地よくもあり、ねらいすぎを避けるために、どこかで抜くのをまたねらうって感じもしたりして。
写真を観ていただきたいので、ブログのリンク貼りますね。
https://www.someoriyoshida.com/blog
実物は、神戸で観てね。ぜひ。
(酸性染料で染めた帯あげを仕上げています)
(こちらも酸性染料の仕上げ風景)
(完成!)
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(写真は、文中で紹介している展示会「抽象と存在感」の展示風景です。今回も、佐橘登喜蔵さん、大木道代さん、影山秀雄さんに着尺を出品していただき、良い展示会ができました。コラボレーションで鞄を作っている善林英恵さんも新作を間に合わせてくれました。写真もお楽しみいただけましたら幸いです。)
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51通目のメルマガ【次は神戸だ号】をお届けいたします。
先日は、旧正月でしたね。
あらためまして、あけましておめでとうございます。
うちの近くでは、梅のつぼみがふくらんでます。
ここ数年、中国の春節がいろいろとニュースになるようになって、旧のお正月のことを忘れなくなりました。
日本人の私にとっても大切な日であるわけで、、、報道で思い出すって、なんだかなあって思います。
それも今年はウィルスのニュースに気が気ではありません。一刻もはやく収束することを祈るばかりです。
世界は心配事であふれてますが、それでも、季節のうつりかわりや人との出会いを楽しみながら、できることをしっかりやっていきたいなと思っています。
《 目次 》
1. 次は神戸!
2. ありがとう、浜松
3. 浜松の夜、1日目
4. 浜松の夜、2日目
1. 次は神戸!
染織こうげいさんでの展示会、「吉田美保子展ー抽象と存在感ー」は、次は神戸で開催されます。
2月13日木曜日から17日月曜日まで。染織こうげい神戸店さんにて。私は13、14日におじゃまいたします。
神戸のこうげいさんは、三宮センター街の一本海側の通り沿いです。アクセスもすごくいいですよ。ぜひ、お越しくださいね。
2. ありがとう、浜松
染織こうげい浜松店さんでの個展、無事終了しました。
お越しくださった皆さま、染織こうげいのスタッフの皆さま、本当にどうもありがとうございました。
おかげで楽しい、三日間でした。
浜松、初めておじゃましましたが、とってもいい街ですね。
びっくりしたんですけど、こうげいさんにお越しくださるお客様、着物率、高っ!
それも、皆さま、ご自分らしくお着物を楽しんでらして、さすがだなあって思いました。
そして、そんな素敵なお客様方に熱く支持されているこうげいさんも、さすがだなあ。
3. 浜松の夜、1日目
浜松では2泊しましたが、1日目の夜は、染織こうげいの社長さんと店長さんが、とてもおしゃれなアジアンクイジーンのお店に連れて行ってくださいました。浜松は食のレベルも高いですね。
そこの1杯目の生ビールがおいしかったこと。2杯目以降の紹興酒が楽しかったこと。生き返った~~~。
私、10月の個展のあと、この浜松展に向けて、禁酒(原則)でやってきてましたので、ああぁぁしみる~って感じでした。
久しぶりのおいしいお酒とお料理にすっかりはっちゃけてしまいました。(いつものこと?)
社長さんと店長さんに、変なやつだと思われたかもしれません、、、、、(とても良い方々です。大目に見てくれるかな?)
着物の仕事の、明るい未来について語り合い、とっても励まされました。
4、浜松の夜、2日目
浜松の夜、2日目は、初対面のご夫妻とご一緒しました。
熊本の両親と仲良くして下さっている浜松在住のご夫妻が、お誘いくださったのです。
初めてお会いする、たぶん私よりふた回り近く年上のご夫妻と食事するなんて、なんだか不思議でした。
いったい何を話そうかと心配してましたが、ご一緒してみれば、お二人の優しく気さくなお人柄のおかげで、とっても楽しい夜となりました。
私が着物を着ていたの、ポイント高かったみたいです。全身自作、ほめられました(笑)。
年下の人を誘って、こんなに楽しい時間と場所を作ってくださるって、理想の大人だな。私もそうありたいな。
染織吉田のメルマガ、《 some ori 通信 》51通目のメルマガ【次は神戸だ号】をお読みいただき、どうもありがとうございました。
ご感想、ご意見ございましたら、このメールに返信する形でお送りください。
配信停止をご希望の方は、タイトルを「配信停止」として、このメールをそのまま返信してください。
これからも、some ori や、きものや、モノ作りを通して、あなたさまとご縁を育んでいきたいと思っております。
どうかよろしくお願いします。
きものと帯の注文制作
染織吉田 吉田美保子
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*こちらは、メルマガ《 some ori 通信 》の配信記録です。
(写真は、文中で紹介している展示会のご紹介写真です。帯は吉田美保子作、着尺は上の3点が大木道代さん作、下の2点が影山秀雄さん作です。)
___________
染織吉田のメルマガ、《 some ori 通信 》にご登録いただき、ありがとうございます。
50通目のメルマガ【抽象と存在感号】をお届けいたします。
あけましておめでとうございます。
令和二年、私的には織和二年の幕があけました。
今年が、あなたさまとあなたの周りのみんなにとって、健康で平和ないい一年でありますように。
いかがお正月をお過ごしですか?こちらは関東らしく青空がきれいな穏やかなお正月です。
そして私は織り三昧の年末年始です。1月の染織こうげい浜松店さんを皮切りに展示会が続きますので、その出品作を織りまくっております。
今日のメルマガはその展示会のことや、今年の抱負など書きます。
おっ、メルマガ、50通目のキリですね。二年間で50通。続けられているのも、読んでくださるあなたさまのおかげです。ご愛読、ありがとうございます。これからも、どうかよろしくお願いします。
《 目次 》
1. 抽象と存在感
2. 浜松と神戸
3. 年賀状
4. ONLY ONLY
___________
1. 抽象と存在感
染織こうげいさんでの展示会のタイトルは、ー吉田美保子展「抽象と存在感」ーです。
自分をぐっと掘り下げた展示会となります。抽象画が好きなこと、存在感ある織物を織ることは、私の人生の根幹だと思うのです。
以下は展示会に寄せての拙文です。
「抽象と存在感」
思えばわたしは、小さいときから絵を描くことが大好きで、美術大学では、抽象画と立体造形に夢中でした。
織りはじめて27年。
八寸帯を作るようになり、織り方を平織から綾織に変えたり、絹糸の種類を変えたり、染めの技法を変えたりと、まだまだ試行錯誤と探求の日々です。
好きだった自由な抽象を表現したアートを、今、織りとして、この手で生み出す興奮を味わっています。
平面でおとなしかった織り布が、立体感をもち、迫力ある存在感をはなっています。
この帯たちが、あなたの存在感を輝かせる一品になればと願います。
あなたと、帯と、きもの 。あなただけのハーモニーを響かせてください。
今回は、わたしの尊敬する織作家の着尺とコーディネートしてご紹介します。
着尺出品 / 佐橘登喜蔵さん、大木道代さん、影山秀雄さん。
2. 浜松と神戸
今年の展示会のは、1月の浜松、2月の神戸から始まります。
1月は、23日木曜日から27日月曜日まで。浜松の染織こうげい浜松店さんにて。私は、23~25日におじゃまいたします。
2月は、13日木曜日から17日月曜日まで。神戸の染織こうげい神戸店さんにて。私は13、14日におじゃまいたします。
浜松、神戸とも、お初におじゃまいたします。ちょっとドキドキ。
関東におりますと、どうしても東京を中心に考えてしまいがちですが、決してそんなことありませんものね。関東以外の日本、また日本以外の地で着物を楽しんでくださる方々にも、しっかりお届けしていきたいです。
染織こうげいさんのサイトです。場所などご確認の上、どうかお出かけください。
3. 年賀状
私、お年賀状、年末29日に投函しました。
毎年お出ししている方々にいつものようにお出ししましたが、きっと、今日の時点では届いてないと思います。
元旦に届くように出すなんて至難のわざすぎますよね!笑。
などと思いながら、昨日、いただいたお年賀状を尊敬をもって拝読しました。
年末は忙しく、ベランダの掃除も、帳簿つけも、制作記録つくりも、喪中のお葉書にお返事もできないでおりました。
ちょっとだけゆっくりの今日と明日でやってしまおうと思います。
寒中お見舞いのお葉書は書いてしまって、松が取れたらお出しするとしましょうか。
4、ONLY ONLY
染織吉田の得意技は、「完全注文制作 ONLY ONLY」 です。
あなたの希望をすべてお聞きして、相談しながら一緒に作るのがONLY ONLY。着物好きの方にとって、何よりの醍醐味ではないでしょうか?
今年はこのONLY ONLY に力を入れます。
今年、3月20~22日に「白からはじめる染しごと」という展示会を、東京の自由が丘で、染めの仕事師さんたちと一緒にやります。この展示会でもおあつらえの相談、うけたまわりますよ。
もちろん私だけでなく、染めの作家たちみなさんです。
ときどき、他の作家さんの制作現場を見せてもらうことありますが、みなさん、本当に丁寧で、愛をもって作ってます。これ、もっと、着てくださる方々にも届かせたいなー。
自分のことはもちろんですが、他の愛ある作家さんのことも、紹介できるようになりたいです。
今年、他の作家さんと一緒に、またお召しくださる着物好きな方々と一緒に、小さなうねりをどんどん増幅させて、この世界を、楽しくビビッドなものにしていきたいです。
今年もどうかよろしくお願いします。
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きものと帯の注文制作
染織吉田 吉田美保子
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(写真は、文中で、朝香さんが染めているところを観にきてくださった帯のその後です。一番下に動画もあります。)
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49通目のメルマガ【ペシャワール号】をお届けいたします。
こんにちは。あっという間に師走となりました。いかがお過ごしでしょうか?
12月4日に、アフガニスタンで、現地の人々のために尽力した医師の中村哲さんが銃撃され亡くなりました。心よりご冥福をお祈りいたします。
一報を知ったときは、強盗の類に無差別的に襲われたのかと思いましたが、待ち伏せだったとのこと。あんなにすばらしい人をなぜ???まったく理解できません。
私、大昔、、、25年くらい前ですが、福岡で中村さんのお話を聞いたことあります。
たまたま参加したパネルディスカッションに登壇されたのですが、お話に引きつけられました。
この時は中村さん、まだこんなには有名ではなく、私は別の登壇者の関係者という立場でしたので、何の気なしに聞いてました。しかしだんだん、情熱と使命感が伝わってきて、目と耳を集中して聞き入りました。こんな人がいたんだ。すごい。
このとき中村さん、48歳くらいですね。今の私より3歳お若いです。
たぶんこの時は医療支援をされていたころで、灌漑のことは始まってなかったのでは。だとすると、その後の25年で、カラカラの大地を緑化し、幾万人を救う一大事業をなしとげられたのだなあ。
人間の可能性も教えてくださる偉大な方です。
さて、ふりかえって自分。あと25年で何ができるか、、、
呆然としますが、とりあえず、まずはメルマガ。どうかおつきあいください。
《 目次 》
1. きもの カンタービレ♪
2. 弥生の青色申告
3. 来年前半の予定
___________
1. きもの カンタービレ♪
きもの愛好家の間でとても有名なブログがあります。それが「きもの カンタービレ♪」。書き手は朝香沙都子さんです。
私もずっと以前からの読者でしたが、朝香さんとは、つい近ごろお知り合いになることができました。
ブラッシングカラーズ と名付けた、タテ糸を筆や刷毛で染めて、織って、蒸して仕上げる私独自の方法に、とても興味をもってくださいました。その興味の持ち方がすごく真剣で深くて、こりゃ只者でないなと。
それで私も一生懸命説明したのですが、説明しきれない部分がありましたので、観にきてくださいとお誘いしていたところ、先日、本当にお越しくださいました!
いやはや、朝香さんのきものへの熱い愛はほんものです。着る方がこんなに熱いと、作る方もますますヒートアップしちゃいます!
すてきなブログ書いてくださいました。ぜひ、お読みくださいね。
https://ameblo.jp/wingofkimera/entry-12555733232.html
___________
2. 弥生の青色申告
個人事業主にとって、毎年の申告は大問題です。
私も染織吉田を立ち上げて16年。毎年、青色申告、確定申告、苦しみながらもクリアしております。
会計ソフトはずっと弥生会計さんです。
で、弥生さんから声がかかって、取材していただきました。
なんで私のような超極小マイナー事業主が?と思いましたが、極小例として適当だったのかしらん???
楽しい取材で、いろいろ来し方を話しましたが、申告の歴史がそのまま仕事の歴史ですね。
よかったら、読んでくださいね。
https://www.yayoi-kk.co.jp/interview/user/detail/87/index.html
___________
3. 来年前半の予定
染織吉田、来年前半、ぶっ飛ばします!笑
スケジュール書きますので、どこかでぜひお会いしましょう!
○浜松 1月23日(木)~27(月) 吉田美保子展 コーディネートでご紹介(23,24,25在店)染織こうげい 浜松店
○神戸 2月13日(木)~17(月) 吉田美保子展 コーディネートでご紹介(13,14在店)染織こうげい 神戸店
○東京 3月20(金祝)~23(日) 白からはじめる染しごと 染めの作家さん方との合同展。全日在廊 大塚文庫(自由が丘)
○東京 5月1日(金)~5(火祝) 東京キモノショー (着物の大きなお祭りです。ヨシダ初出店です!全日おります)(ベルサール東京日本橋)
個々について詳しくは、おいおい書きます。とりあえず、スケジュール、おさえてくださいませ!!!
___________
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きものと帯の注文制作
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48通目のメルマガ【浜松へ号】をお届けいたします。
こんにちは。秋も深まってきましたね。
風邪など、お召しではないでしょうか?
私は、おとといインフルエンザの予防注射をしてきました。
なんと8年ぶりです。
子どものころから注射は大きらいですが、そうも言っておられず、覚悟して行ってきました。
1月と2月に個展、3月にグループ展がありますので、万が一にも寝込んでいられないのです。
針を刺されている間は、あら、記憶ほどは痛くないわと思ったのですが、2日たった今もまだ、左腕がブヨに刺されたようにはれ、熱ぼったいです。
ああ、この嫌な感じ、8年ぶりに思い出しました。
ささ、気を取り直さないと。メルマガ、おつきあいください。
《 目次 》
1. 染織こうげい、浜松店
2. シャネルの展示会
3. サイト更新情報
1. 染織こうげい、浜松店
先週までは「染織こうげい神戸店」で秋季展でしたが、ひきつづき「染織こうげい浜松店」での展示会に参加させていただきます。
案内状をみると、ご参加は、柳崇さん、柳晋哉さん、齋藤裕司さん、岡本紘子さん、岡本隆志さん、小島貞二さん、岩崎訓久さん、岩崎悦子さん、飯島桃子さん、山口小枝さん、大月俊幸さん、村上敬子さんとこれまた垂涎のラインナップ。
仲間に入れていただき、たいへんうれしいです。
その上、浜松といえば、民藝の地であり、もともと繊維業がさかえた地ですから、お客さま方も目が肥えていらっしゃるでしょう。出向くことはできないのですが、なんだか、緊張します。
ご都合がつく方、私の代わりに見てきてくださいね。明日、21日木曜日が初日です。
会期 11月21日(木)~25日(月) 10:30~18:30
会場 染織こうげい浜松店 静岡県浜松市中区鍛冶町140-33 (JR浜松駅北口より徒歩5分)
電話 053-454-5180
*このページに載せている写真の作品を出品しています。どうかご高覧ください。
2. シャネルの展示会
天王洲アイルの倉庫街で、ただいま、シャネルが展示会をしています。
すごくこった展示会のようで、これは要チェック。
予約制なのですが、予約はなんと、ラインからのみなんです。
へー。
実は私、ライン、今年の春にはじめたばかり。(ずーと前やったのですが、使いこなせずすぐ離脱)
有名どころの公式ラインアカウントなんてつながったことありません。
つながり方さえわからない~。
どうにか見つけて、予約入れて。アプリもダウンロード。
で、出かけてきましたよ。
シャネル、やっぱ、見ていると浮き立ちますね。心がハイになります。ブランドというのは、イメージとストーリーで夢を見させてくれるのだなあ。
あと、ガブリエル・シャネル(ココは愛称らしい)のすごい情熱。時空をこえてせまってきました。
展示もよかったですが、展示会のしかけもさすがでしたよ。
展示物を見ながらアプリを駆使。スマホを電話のように持って(イヤホン持ってる人はもちろんイヤホンで)説明が聞けたり、実際のファッションショーが見られたり。
よくできてます。
その上、お土産もくれました。袋に入った小冊子。
この展示会、なんと全て無料です。
ものを生み出すこと、広めること、続けること。いろいろ考えちゃいますね。
シャネルの展示会、「マドモアゼル プリヴェ展」は、12月1日まで、東京、天王洲アイルのB&C HALL にて。
3. サイト更新情報
染織吉田のウェブサイト、ちょこちょこ手を入れ更新していますが、この度、どんと変わりましたので、ご紹介します。
ジャーン!英語版、リニューアルしました!
英語版、前からあるのですが、文章、私の言いたいことをバッチリ訳してもらい、大幅に変わっています。
オーストラリア人の友人のおかげです。Ana、どうもありがとう!
ぜひ、日本語を読まない方にも、おすすめしてくださいね。
https://www.someoriyoshida.com/en/
以下のページも更新してます。よかったら、のぞいてください。
作品ギャラリー
(年代別ギャラリーと着姿ギャラリーがあります。着姿ギャラリーの方、新しい写真、加えました。)
https://www.someoriyoshida.com/ja/gallery_top
メディアに載りました
(婦人画報のウェブ版に載った記事を加えました。)
https://www.someoriyoshida.com/ja/media
通販
(消費税を修正し、一部、価格を見直しました。)
https://www.someoriyoshida.com/ja/shop
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きものと帯の注文制作
染織吉田 吉田美保子
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___________
こんにちは。お元気でいらっしゃいますか?
いい天気ですね!安定した快晴ってほんと久しぶりで、気持ちいいです。
お住いのあたりはいかがですか?
私は先日、東京国立博物館に正倉院の世界展を観に行ってきました。
上野公園のこんもりした大きな木の先の方が、ほんのちょっと紅葉の走りのような感じで色づいて、
おおお、やっと季節が動くぞとうれしくなりました。
《 目次 》
1. 染織こうげい展
2. 正倉院のふしぎ
3. 浜松へも
___________
1. 染織こうげい展
明日から、神戸の「染織こうげい」さんで、染織作家さんたちの作品を一堂に展示する秋季展が開催されます。
私、お声をかけていただき、今回はじめて出品させていただきます。会場に行けないのが残念ですが、力をこめて、帯を5本送り出しましたので、ぜひご覧ください。
案内状を見ますと、出品作家さんは、柳崇さん、柳晋哉さん、谷田部郁子さん、岡本紘子さんなど、そうそうたるメンバーです。
楽しみにお出かけくださいね。
会期 11月7日(木)~11日(月) 11:00~19:00
会場 染織こうげい神戸店 神戸市中央区三宮町2-5-12
電話 078-333-5185
(写真は、染織こうげい展への出品作です。)
2. 正倉院のふしぎ
ただいま、上野の東博で開催中の、「正倉院の世界展」すごく、よかったですよ!
有名な紫檀の琵琶とか、これこそが「宝物」なんだって思いました。
1200年前の宝物が、そのままの姿で目の前にあるのってなんだかふしぎ。ふしぎの世界にまぎれこんだようでした。宝物を作るとか、それを受け継ぐとか、ふしぎを作り、受け継ぐと同意義かしら?
最後の展示室にあった「塵芥(じんかい)」も愛おしくてよかったなあ。
ボロボロになった糸くずとか木片とか、一切捨てずに丁寧により分けて、保管しているのです。
この展示会、ものすごく混んでるというウワサでしたが、私は、土曜日の夜に行きましたので、そうでもなかったですよ。
金曜と土曜の夜間オープンがねらい目かもしれません。11月24日までです。
https://artexhibition.jp/shosoin-tokyo2019/
3. 浜松へも
染織こうげい神戸店さんでの秋季展は、このあと、染織こうげい浜松店さんでも開催されます。
浜松のお店にも、どうかお出かけくださいね。
染織こうげい 秋季展【浜松】
会期 11月21日(木)~25日(月) 10:30~18:30
会場 染織こうげい浜松店 静岡県浜松市中区鍛冶町140-33 (JR浜松駅北口から徒歩3分)
電話 053-454-5180
___________
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おはようございます。
いかがお過ごしでいらっしゃいますか?
私は、展示会が終わって呆けておりました。
そうしているうちに、また大雨。お住いの地域は大丈夫でしょうか?
今年の自然、あまりにも厳しい。どうしてしまったのと言いたいです。
これ以上の被害が出ないことを祈るばかりです。
どうかご無事に。
(写真は、連日のお客さまの様子。ありがとうございます)
《 目次 》
1. 御礼
2. 織和の輪
3. 小熊素子さん
4. スケジュール
(ギャラリートーク)
1. 御礼
吉田美保子展 – 織和 – 、先日、15日のふりかえ開催をもって、終了いたしました。
本当にどうもありがとうございました。
大嵐が吹き荒れ、まさかの臨時休業。
開催日を一日ずらし、どうなることかと思いましたが、終わってみれば、とぎれることないお客様との充実した時間を持てました。
やりきった満足感に包まれています。
ただひとつの残念なことは、お越しの予定にしていてくださった方々が、台風により、断念せざるを得ない状況となり、お会いできなかったことです。
次の機会があるとはいえ、それは本当にがっかりでした。
観ていただきたかったなあ~。
そんな会いたかったのに会えなかった方々をふくめ、たくさんの応援、本当にどうもありがとうございました。
(ギャラリートークで帯の説明。イトノサキの畔蒜さん、手伝ってくれてます。)
2. 織和の輪
展示会「織和」は、コーディネートでお見せすることをコンセプトにしていました。
影山秀雄さん、佐橘登喜蔵さん、小熊素子さん、大木道代さんという、すばらしい4人の作家さんに着尺を出品いただき、私の帯と合わせて、ご提案しました。
それは、初めての試みでしたが、とても好評で、ホッとしました。
私の織った生地を使って、着物にも合うバッグを作ってくれている善林英恵さんとのコラボレーション作品も、大好評で、新作はすぐに売れてしまいました。
ショールをお買い求めいただいた方におまけでつけたショール袋も好評でした。ショールを持ち歩くとき、カバンの中でぐしゃぐしゃになる悩みは私だけではなかったようで、目のつけ所をほめられました。笑。
このショール袋を作ってくれたのは、袋ものの作家の友人です。
このように、この織和展を開催できたのは、私ひとりの力ではぜんぜんなく、輪になってくれた方々のおかげです。
それと、もちろん、会場のイトノサキ、店主の畔蒜恵(あびるめぐみ)さんあってこそ。あびるさんの場を作る力、迎える準備。紹介するスキル。すばらしいです。
織和展については、ブログのカテゴリー「織和」にまとまっています。写真もふんだんに載せてますので、よかったらお読みください。
https://www.someoriyoshida.com/category/exhibition-織和-oriwa
(このバッグもよかった。手前は私の布をアップリケしたポーチ。)
3. 小熊素子さん
今回、着尺を出品してくださった小熊素子さん、最終日に会場にお越しくださいました。
片づけまで手伝ってくれて、その後、うちあげと称して、ビールを飲みに行きました。
その中で、小熊さんが語った、印象的なこと。
織りをやってて一番きついのは、全てを自分で決めなければならないこと。
何を織るか、どんなデザインで。糸はどこから仕入れる。太さは。縒り加減は。染めは?色止めは?糊は?タテ糸は何本。それに対してヨコ糸は。ヨコの密度は。ヨコの糸は何種類?それらをどう混ぜる。毎日どのペースで織って、どう仕上げる。そしてどう売っていく。
これらを全部、全部、全部、自分で決める。話ができる相手もいない。それがきついと。
今、ヨシダさんとこの話ができてうれしいと。
私はそれを聞いて、この作家さん巻き込み型コーディネート展示会をやったかいがあったと思いました。
私は、その場に話が通じる相手としていただけだけで、とくに相談にのったわけではないのだけど、それでいいのだなあと。
今回、参加いただいた、4名の作家さん方とは、私がおじゃまさせてもらったり、我が家にお越しいただいたりして、密にお話しすることができました。ホロリと本音をこぼせたり、一歩踏み込んだ話ができる仲になれたことがうれしいです。
作り手同士が会っても、心をオープンにして話ができる機会はなかなかないのです。
これ、作っていきたいです。
(みどりの帯、あの方の元に)
4. スケジュール
この後の私の展示の予定、書きますね。チャンスがあれば、ぜひ、観てください。
最近、浜松と神戸にお店を構えていらっしゃる「染織こうげい」さんといいお出会いがありました。
この秋と冬、ラインナップに加えていただきます。
・ 11月7日(木)~11月11日(月) 【神戸】染織こうげい展 (染織こうげい神戸店さんの大きな展示会に参加させていただきます)
・ 11月21日(木)~11月25日(月) 【浜松】染織こうげい展 (染織こうげい浜松店さんの大きな展示会に参加させていただきます)
・ 1月23日(木)~1月27日(月) 【浜松】吉田美保子展(染織こうげい浜松店さんで、個展をさせていただきます)
・ 2月13日(木)~2月17日(月)【神戸】吉田美保子展(染織こうげい神戸店さんで、個展をさせていただきます)
染織こうげいの社長さんが我が家にお越し下さったときのことを、ブログに書いてくださってます。
http://someorikougei.com/blog/?p=6894
また、来年3月には、染めの作家さん方とのグループ展をします。これもおもしろくなりそう。
・ 3月20日(金)~3月22日(日) 【東京】白からはじめる染しごと(自由が丘の大塚文庫にて)
ぜひ、どこかでお会いできますように。
(きものカンタービレ♪の朝香沙都子さんと)
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おはようございます。
さあ、いよいよ、今週の木曜日から展示会「織和」の開幕です。
ただいま、発送準備におおわらわです。
メルマガもあたふたして書いてます。シズル感、ありますでしょ?(笑)
メルマガ読者だけのお得情報などもありますので、楽しくお読みくださいね。
《 目次 》
1. プロモーションビデオ
2. 帯あげ染めてます
3. ショールはおまけ付き
4. メルマガ特典
___________
1. プロモーションビデオ
今回の展示会、プロモーションビデオ、とったんですよ。
思いのたけを語ってますので、よかったら見てくださいね。
https://www.someoriyoshida.com/7239
やってみてわかりましたが、こういうの作るの、思ってたより、ずっとずっとむずかしいですね。
今、大はやりのユーチューバーの皆さんのこと、見なおしました。もっと簡単かと思っていました。
何か自分でやってみると、ひとさまのすごさとか、努力とか、実感しますね。
2. 帯あげ染めてます
展示会「織和」は、コーディネートでお見せすることをコンセプトにしています。
それで、時間的にはギリギリですが、帯あげも染めてます。
出品作のきものと帯を並べ、どんな帯あげが合うだろうと思いをめぐらし、色見本をおいてみたりするのは、ウキウキする楽しさがありますね。
これぞ、きものの醍醐味ですね。
帯あげを染めるとき、これまでは浸染(しんせん)というやり方で染めてました。いわゆる煮染めです。大きなタンクで湯に染料を溶かし、そこで布を浸して、煮て染めます。
今回は、それに加え、引き染めでも作っています。これは、布を張って、染料を刷毛で引いて、蒸して定着する方法。
この春の丹後研修でレベルアップしてきたやり方です。その後、自分なりに試行錯誤し、引き染めのむずかしさ、深さ、楽しさ、わかってきました。
いくつか、ななめの縞も染めました。織りは、基本はたてとよこですので、ななめの新鮮さにドキッとしました。
これ、アリですね。
3. ショールはおまけ付き
今回の展示会、ショールをお求めの方には、おまけがつきます。
それは、ショール袋。
私、つねづねショールを持ち歩くとき、カバンの中で、ショールがぐちゃぐちゃになるの、いやだなあって思っていました。
そのことをなかよしの袋ものの作家さんに相談すると、すべりがいい布で、特別に作ってくれたのです。キッチュでかわいいスタンプ柄ですよ。会場で見てくださいね。
おまけは数に限りがありますので、なくなり次第終了です。お早めにどうぞ。
___________
4. メルマガ特典
さらにさらに、メルマガ読者の方だけに、特別にプレゼントをご用意しました。
染織吉田の織り布つきの特製カードです。
会場でお声がけくださいね。
合言葉は
「メルマガ読んでます」
10月10日(木)~13日(日)、イトノサキさんでお会いできること、楽しみにしています。
展示会情報は、このページにまとまってます。
https://www.someoriyoshida.com/7158
___________
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こんにちは。
お元気でいらっしゃいますか?
私の住む関東平野の南西端では、やっと秋のよい季節になってきました。
昨日、宅急便を受け取りに玄関先まで出て、
大きな荷物だったので、ドアを大きく開けておさえ、
黒猫のお兄さんの作業するのを待ってたときにあおぎみた、澄んだ青空。
つい、「気持ちいい天気ですね」と話しかけると
「最高っすよ」と。
気候が最高って、いつ以来かな?三、四ヶ月ぶり?
忘れてた感覚。あー、これこれ。待ってたよ。
あなた様のお住まいのあたりはいかがですか?
千葉の停電も、どうにか復旧したとのことで安堵しました。
自然の怖さと、素晴らしさは、交互にやってくるものですね。
メルマガ、おつきあいください。
《 目次 》
1. 作り手の孤独
2. 不思議
3. 小熊素子さん
4. せまってきました
___________
1. 作り手の孤独
織りは孤独な作業です。
染めたり織ったり、基本的にはずっと一人です。
ああでもないこうでもないと、頭と心を使うときから、
実際に体を動かし、糸を煮たり、巻いたり、機を織ったり。
やり方にもよるでしょうが、私の場合は、基本的に一人でやってます。
しかし、完成した「きもの」や「帯」は、それ一つで完結するものではぜんぜんなく、
コーディネートして身につけていただくことで完成します。
それも、完成させるのはお客さまで、私は蚊帳の外。
このギャップが面白いんです。
ときどき、お召しいただいてお会いしたりしますが、思っていたよりずっとずっと素敵で、びっくりするやらうれしいやら。
これ、私が作ったの?まいったなあって不思議に思うくらいです。
___________
2. 不思議
展示会「織和」は、コーディネートでお見せすることを一つの柱にしています。
私が孤独に作ったものが、他の作家さんが孤独に作ったものに出会い、
そして、お召しいただく方に出会い、完成させていただくという。
不思議が目の前で起きるかな?
イトノサキさんが、ワンダーランドになっちゃいますね。
お立会いください。
___________
3. 小熊素子さん
今回、着尺を出品いただく染織家のおひとりは、小熊素子さん。
長く第一線で活躍されている方なので、ご存知の方や、もしかして、すでに作品をお持ちのかたもいらっしゃるかもしれませんね。
私はかれこれ、17、8年くらいは仲良くさせていただいてます。
作るものは、都会的で、センスがよくて、奇をてらってなく、ストレートで気持ちが良い、そんな織物です。
小熊さん、おもしろい人です。
気をゆるしてくれてるからなのでしょうが、
「もう織りすぎてあきた」とか、平気でおっしゃいます。
が、仕事場におじゃますると、新しい糸がどんとあって、話を聞くと、
「〇〇製糸さんで作ってもらって、〇〇撚糸さんに持って行って回数を相談して撚ってもらって、それを〇〇で手に入れた灰汁で精練したところなのよ」
って、まったくあきてないじゃん!!!!
展示会「織和」には二反、ご出品いただきます。一反はこのために織ってくれた、できたてホヤホヤの新作ですよ。お楽しみに。
___________
4. せまってきました
展示会「織和-ORIWA-」、なんと本日、二週間前です。
あたふた。
さいごの悪あがきで、まだまだ織ってますよ。
展示会の内容は、こちらにまとまってます。
https://www.someoriyoshida.com/7158
10月10日(木)から13日(日)まで、東京、南青山のイトノサキさん。
いい天気だといいなあ。
___________
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43通目のメルマガ【残暑のお出かけ号】をお届けいたします。
こんにちは。
台風、ご無事でしたか?大丈夫ですか?
どうかくれぐれもお気をつけください。
さてさて、展示会「織和」まで残すところ一ヶ月。
やらなければならないことが噴出しています。
コツコツ、しっかりこなしていきますよ。
メルマガ、今回は、先日でかけた蒸し屋さんと仕立屋さんなどについて書いてます。
おつきあいください。
《 目次 》
1. 蒸し屋さん
2. 帯の仕立て屋さん
3. 髪を切った
4. もうすぐ発送
___________
1. 蒸し屋さん
まずは蒸し屋さんの話です。
私の制作は、タテ糸を刷毛や筆で自由に染めることで表現して、織ったあとに、蒸して染料を繊維に定着させています。
染料って、水と温度を加えることで、定着するんですよ。
蒸し方は、普段は、我が家でできる「筒蒸し(つつむし)」というやり方をとっているのですが、色が濃い時は専門業者の「箱蒸し(はこむし)」の方がいいだろうとアドバイスを受け、早速、蒸し屋さんを訪ねました。
先週の金曜日、猛暑が戻った暑い日でした。
高田馬場、久しぶり。行き着けるかしらん?地図をにらむ。
戸山口を出てすぐの急な坂道をのぼる。細い路地はすぐ突きあたり、くねくねと。クロネコさんがトラックが入らないからか、手押し車で荷物を配っている。それ以外は東京の真ん中なのに人もほとんどいない。時間は10時半。すでに太陽たかく、容赦なくギラギラ。
見つけた!あそこだ!
深い軒下に入ると、強い日差しから、急に暗がりに入ったからか、軽いめまいを覚える。
ここは、昭和の高度成長の時代から変わってないのではなかろうか。
さっぱりと掃除が行き届き、開けっぱなしの奥の窓から、風が吹きぬける。入ってすぐに、大きな箱蒸しがある。
話をしたご主人、誠実そうなお人柄で、専門的なアドバイスもくださり、ありがたかったです。
まかせて安心。
しかし、こちらも、稼働がぐっとへったそうで、先細り感は否めない。
蒸しあがりを取りに来る約束をして、高田馬場駅に戻り、西武新宿に出て、大江戸線に乗りました。次にめざすは、西新宿五丁目です。
___________
2. 帯の仕立屋さん
展示会「織和」は、八寸帯がメインの展示会ですが、九寸帯も何本か出品します。
その中の一本の話です。
実は、織る前から、帯にするには長さが足りないのはわかっていたので、実験用として、思いきってやってみたわけです。
そうしましたら、すごく面白いのができてしまって、これは帯にしないともったいないと。
それで、ハギを入れて形にして、仕立て上りで提案しようと。
ご紹介いただいたハギが得意な帯の仕立屋さん、最寄駅、西新宿五丁目。
こちらも、地図をみいみい、坂をのぼり、細い路地を歩く。
あった、ここだ。
こちらも、昭和の前半から変わってないような。母の実家もたてかえる前はこんな感じだった。
対応してくれた奥さま、とても上品で、布が好きで、仕事が好きでという感じがあふれてる、すてきな方でした。
こういう仕事は、たずさわる方の、誠実さと愛情で、出来が全くちがってきますので、いいご縁で、本当にうれしかったです。
こちらも、跡取りはいらっしゃらない様子。きものの仕事の将来を思う。
とにかく、いま、精一杯やろう。
帰りがけに、暑いからって、塩あめ二つくださいました。
___________
3. 髪を切った
仕立屋さんをあとにして、3番目にめざすは原宿です。いつものところに一年ぶりに髪の毛を切る予約、入れてました。
このままの髪では、展示会で、人さまの前に出られない。
それで、ロングを保ちつつ、すっきりしたのですが、美容師さん曰く、
「ミホコさん、今はまだいいけど、そろそろ短めに髪型変えたほうがいいから、そのつもりで考えた方がいいですよ」
「?」
「このままでは、毛根にダメージくるから。ロングをまとめていると、常に髪を引っ張られている状態だから、あんまり長期はおすすめできないんですよ。」
なんとまあ。
それは知らなかった。
将来をみすえてのアドバイス、うれしかったです。さすが、プロだね。
ロングのまとめ髪になれてしまうと、ショートとか、ミディアムとかかえってめんどう。
そんな話をすると、
「うちにもっとひんぱんにくるか、自分で手入れするか、どっちかしかないですね」って。
そうね、まったくね。
私はここに来ている価値あったなと思いました。
仕事はなんでも、誠実さと愛情と、技術とセンス。
そんな仕事、しなくちゃです。
___________
4. もうすぐ発送
展示会「織和-ORIWA-」の案内状、できましたよ。
もうすぐ発送いたしますので、ご住所いただいている方には、今週中にも届くと思います。
ご住所いただいてない方は、もしよかったら、お送りしますので、このメルマガに返信するかたちで、ご住所、おしらせください。
ご多忙や遠方で、お越しになれないけど、案内状だけ欲しいかたも、ぜひお気軽にお申し出くださいね。
もちろん、案内状がなくても、お越しいただけます。
10月10日(木)から13日(日)まで、会場は東京、南青山のイトノサキさんです。
ぜひ、お会いしましょう。
___________
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きものと帯の注文制作
染織吉田 吉田美保子
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___________
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42通目のメルマガ【魂がふるえる号】をお届けいたします。
___________
残暑おみまい申しあげます。
まだまだ暑いですが、お盆をすぎて、ほんのすこし秋風を感じるようになりました。
夏休み、取られましたか?
私は遠出はせず、機織りざんまいの日々でした。
息ぬきに六本木に二回行きました。
塩田千春展と、クリスチャン・ボルタンスキー展を観に。
ガツンときました。
両日とも遅い時間に行きましたので、六本木の夜を散歩して帰りましたが、蒸し暑くて、店が開いてて、外国人の観光客が多くて、まるでバンコクだなあって思いました。
メルマガ、水分補給をしつつ、おつきあいください。
《 目次 》
1. 案内状
2. 織ってます
3. 塩田千春展
4. オープン時間
___________
1. 案内状
前回のメルマガで、秋の展示会「織和-ORIWA-」の案内状を作っていると書きましたが、実は今も作っています。
はい、入稿まで行っていないということです。もうちょっとなんですけどね。
文章も書きなおしたし、写真も撮りなおしました。
ふりしぼりました。
なにごともものを作るのには時間とエネルギーがかかりますね。
___________
2. 織ってます
今回の展示会のメインは、八寸帯です。
新作、バンバン作ってますよ。
ひとつひとつのちがいが、自分でも面白いです。
同じ八寸帯というカテゴリーでも、染め方やそれを生かすための糸づかいでこんなに表情が違うのかと、毎回、新鮮です。
私は、「染め屋にもっとも近い織り屋」をめざしているのですが、染料のコントロールは本当に難しい。
これを知りつくして、自在にコントロールできてこそ、ですね。精進します。
___________
3. 塩田千春展
六本木の森美術館で開催中の、「塩田千春展」、おすすめです。
今回メルマガのタイトルに使わせていただいた「魂がふるえる」は、この展覧会からお借りしました。
本当に魂がふるえましたよ!
会場全体がアートが満ちてるなあと、魂をふるわせながら、観てまわりました。すばらしかった。
それはそうと、森美術館は、開館時間が長くていいですね。
22時までオープンしてます。会期中無休で、火曜のみが17時まで。
こんなに暑いと、夜間が動きやすいですものね。
クリスチャン・ボルタンスキーをやっている、国立新美術館は、通常は午後6時までですが、金曜と土曜が午後9時までで、もちろん、これをねらって行ってきました。こっちも毎日遅くまでオープンすればいいのにね。
(上野の科学館なんて、午後5時までですよ!恐竜展がすごくいいらしいのだけど、暑くてムリ。そんな人おおいと思う。もったいないなあ。金土のみ午後8時までだけど、、、。)
___________
4. オープン時間
展示会「織和-ORIWA-」は、10月10日木曜日から10月13日日曜日までで、時間は、午前11時から午後7時までです。
このころには、きっと外出しやすい気候だと思います。
時間帯もいらっしゃりやすいといいのだけど。
私自身は、正午12時から午後6時まで、会場にいます。その前後でも、ご予定に入れてくださっているのでしたら、いるようにしますので、お気軽に連絡くださいね。
ちなみに、毎日、午後2時からギャラリートークをします。
会場は東京、南青山のイトノサキさんです。
ぜひ、お会いしましょう。
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ご感想、ご意見ございましたら、このメールに返信する形でお送りください。
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これからも、some ori や、きものや、モノ作りを通して、あなたさまとご縁を育んでいきたいと思っております。
どうかよろしくお願いします。
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きものと帯の注文制作
染織吉田 吉田美保子
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41通目のメルマガ【夏休みの宿題号】をお届けいたします。
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こんにちは!ちょっとごぶさたいたしました。
急に暑くなりましたが、体調、大丈夫ですか?
今朝、起きぬけに、メルマガ書こうとパソコンを開きました。
なんかこの感覚知ってるなあ、、、、なんだっけ?
あ、夏休みの宿題をやる小学生。
午前中の涼しいうちにやってしまおうと。
夏といえば、夏休み、小学生、プール、ひまわり、、、
昭和ノスタルジーですね。
メルマガ、のんびりおつきあいください。
___________
《 目次 》
1. 案内状
2. 撮影
3. いまつくる
___________
1. 案内状
秋の私の展示会「織和-ORIWA-」、ただいま、案内状を作っています。
写真を撮って、文章を考えて。
さて、紙の大きさは?配置はどうする?
これが大変。一筋縄ではいきません。
及第点までは行ってると思うのですが、キラリと光るためには、もう一歩。
粘りづよく考え抜くしかありません。
どうかこちらもお楽しみになさってくださいね。
展示会「織和-ORIWA-」は、10月10日木曜日から、10月13日日曜日まで、会場は東京、南青山のイトノサキさんです。
___________
2. 撮影
今回の展示会は、染織家の方に着尺を出品していただいて、私の帯とコーディネートしてご覧いただくのですが、案内状の撮影用にも、何点かお借りすることができました。
これがいいのですよ。
帯と着物がひきたてあって、パンと決まるし、しっとり落ち着きもするし。
帯を作りながら、「これ、どうかなあ?布としてはいいのだけど、帯としてはどうなの?」と悩むこともあるのですが、着物に乗せてみるといいのです。
すっと受け止め、ぐっとささえ、光を与え、自分も光る。力量のある着物たち。
さすがだなあ。
展示会に私の帯に合わせて並べられること、とても光栄です。
___________
3. いまつくる
「令和」は、万葉集からとったということで、万葉集、気になりますね。
ちょっと調べましたら、染織についてもたくさん詠まれているんですね。
ひとつ、いいなあと思う歌を見つけましたので、ご紹介します。
ネットで見つけた「万葉集にあらわされた染め」という論文からの引用です。清水裕子さん、佐々木和也さんがお書きになってます。
「いまつくる まだらの衣 おもづきて われにおもほゆ いまだきねとも」
「今つくる美しいまだらの衣が私の瞼に浮かぶ。まだ着てはいないけれども」
「いまつくる」っていいですよね!!
万葉の時代の「いま」つくったんですよ!!
私も、令和の「いま」、どんどん作ろうと思います。
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40通目のメルマガ【半夏生号】をお届けいたします。
こんばんは。
天候不順ですね。あなたさまのお住いのあたりは大丈夫ですか?
九州地方、大雨とのことで心配です。
被害が出ないよう、祈るばかりです。
先日出かけたお宅のお庭に、半夏生が咲いてました。季節ですね。
メルマガ、しっとりお付き合いください。
《 目次 》
1. 織和
2. 参加いただく作家さん
3. 影山秀雄さん
___________
1. 織和
秋の私の展示会「織和-ORIWA-」、制作に熱がこもってきました。
帯、一本一本、仕上げていってます。
「ああ、私はこういうものが織りたくて、長いこと、ああでもないこうでもないと試行錯誤してたのかなあ」
と言えるものが織れてます。
それにどういう評価がおりるのか、ヒヤヒヤドキドキ。
楽しみでもあります。
どうせやるなら思いっきりやりますね。どうか観に来てください。
10月10日木曜日から、10月13日日曜日までです、会場は東京、南青山のイトノサキさんです。
___________
2. 参加いただく作家さん
今回の展示会の特徴のひとつは、「巻き込み型」。
大好きな織り作家さんに着尺を出品していただいて、私の帯とコーディネートして提案します。
ではいよいよ、ご参加の方々を発表します!ジャジャン!!
影山秀雄さん、佐橘登喜蔵さん、小熊素子さん、大木道代さん。
以上の4名の作家さんです。
いずれも、すばらしい作家さんで、あちこちで活躍なさっているので、もしかしたら展示会に行ったことがあるとか、お作品を愛用しているって方もいらっしゃるかもしれませんね。
しかし、この4名、私もふくめたら5名の織り作家の作品がいっぺんにそろうっていうのは、本邦初。
手織りの着尺というカテゴリー的には一緒でも、作風はそれぞれ独自でキャラ立ちしてます。
それぞれの糸へのこだわり、染め、織り、誠実な仕事を積み重ね。拝見できるの、私も楽しみです。
どうか、会場で、コーディネートの妙、ご覧ください。展示即売いたします。
___________
3. 影山秀雄さん
影山さんは、ちょうど今、「銀座一穂堂」で開催中の「麻と蓮展」に出品されてます。
私の展示会には着尺のみ出品をお願いしているのですが、影山さんは、着尺以外にも、すばらしい織物をたくさん作っていらっしゃいます。
私は蓮の糸のストール、見せていただいたことあるのですが、柔らかくなめらかで、びっくりしました。
蓮の糸は、外国(ミャンマーとおっしゃってたかな?)から入ってくるそうで、これも見せていただきましたが、不ぞろいで、あばれてて、そのままでは、ワイルドすぎて織りに使えません。これを制御して、織れるようにする。技術と根気と膨大な手間。
影山さんは、たんたんとこなしていらっしゃって、本当にすごいです。
この蓮の糸で織ったストール、たぶん出品されてるのではないかな?とてもカッコいいのですよ。もし興味と機会がある方は、運ばれてみてくださいね。
影山さんのブログの上から2番目の記事に、この展示会の情報が載ってました。会期は7月6日までのようです。
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39通目のメルマガ【スランプ号】をお届けいたします。
こんばんは。
昨夜は、大きなきれいな満月でしたね。ご覧になりましたか?
このところ、こちらはいい天気で、梅雨の中休みを通り越し、夏のようです。
あなた様のお住いのあたりではいかがですか?
ふるさとの熊本は、まだ梅雨入りしていていないそうですね。
気候の変化、一時的なものではないのかも?不安定な気候に慣れちゃましたね。
今日もメルマガ、お付き合いください。
《 目次 》
1. 抜けた感じ
2. 巻き込み型の効用
3. カーディガン
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1. 抜けた感じ
実は、今年に入って、今一歩調子が出ていませんでした。
「すわっ、これはもしやスランプか!」
と焦ってました。
その状態で、ずっと機織りしてましたが、わかったことがあります。
それはスランプでも織れるってこと。
さらに、スランプ時は、新しいチャレンジができるってこと。それによって突破できるってこと。
今まで通りにしてると調子悪いわけですから、暗中模索で別を試して、結果、新しい境地が開けるということかなと。
まだ絶好調とまでは行けてませんが、ずいぶん抜けた感じあります。自分で言うのもなんですが、なかなかいいもの織れてます。
神経図太く、仕事は繊細。これを目指して積み重ねていきたいです。
2. 巻き込み型の効用
10月の展示会「織和-ORIWA-」は、巻き込み型展示会と称し、すばらしい作品を織る作家さん方に、着尺を出品していただき、私が織った帯とコーディネートして展示販売いたします。
それぞれの作家さんのご紹介は、もうちょっと後にして、、、、(じらしますね。笑)
この「巻き込み型」初めての試みですし、どうなるかなと思っていたのですが、すでにすばらしい効用がありました。
出品をお願いしたある作家さん、「これから着尺を織ろうとしていたから、せっかくだから、ヨシダさんの展示会に合わせて織るわ」と。
それに続けて「目標を持って織るのはいいわね」と。
さらに、私の織った帯の試し織り見てもらって、ああだこうだと、率直な意見。私は目からウロコぼろぼろ。
作り手同士の、刺激の交換の場になってます。これ、大変うれしいです。
「巻き込み型」は、そもそも、コーディネートでお見せすることによって、お客様方に喜んでいただこうと言うことから始まったのですが、作り手の方にまずは効果がありました。
お客様がたにもきっといいと信じます。
3. カーディガン
この時期は、暑かったり寒かったりしますので、半袖Tシャツに、カーディガンを羽織るのがいいですね。
先日、無印良品をプラプラと歩いておりましたら、薄い綿素材の軽いカーディガンを見つけました。
おしゃれだし肌触りもいい感じです。これ欲しいな。
お値段見ると、安くてびっくりしました。
定価が2900円くらいで、販売価格はちょっと値引きされてて2500円くらい。
わあ、これ、マーガレットハウエルだったら、10倍だな。さらに上の店だったら、もう一桁だな。
しかし2500円のカーディガンで、十分すてき。デザイン性とか、こだわりとか、個性とか、そういうのは微妙に薄いのだけど、それを求めるかどうかだな。
では、10倍、100倍の価値を生み出すものはなんだろう。
安くていいものがあふれている今の日本だからこそ、それでも選んでいただけるものを作っていきたいです。
(ちなみに、必要にせまられて、無印良品のカーディガン買いました。100倍の欲しいなあ~。)
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38通目のメルマガ【織和号】をお届けいたします。
こんばんは。
すごい暑さですね。
お身体、大丈夫ですか?
私は昨日、一日中外出し、楽しかったのですが、さすがに疲れました。
注意力さんまんになったのか、日傘を置き忘れました。
柄のところが曲がり竹で、タッサーシルクで、持ちにくくてお手入れも大変だったけど、お気に入りだったのになあ。
傘立てに立てたのが敗因です。日傘も折りたたみにして、傘立てに立てないで持ち歩くのが正解かも。
すてきなものは、実用にはイマイチってことありますね。でも、実用一点張りじゃつまらない。何が大切かってこと、問われてるような気がします。
《 目次 》
1. 織和
2. 巻き込み型個展
3. 野口整体
___________
1. 織和
10月の私の展示会、タイトル決めました。
「織和」です。
「織り」と「和」にフォーカスした展示会にします。
「織り」って「和」そのものです。
お蚕さんが絹糸を吐いたところから、さまざまな織りの工程をへて着物や帯にになり、着る方がすてきにコーディネートして人と集い、場を作るところまで、大きな和で繋がっています。
今回は、そんな「和」の世界を、ヨシダ独自の織りの世界観で表現したいと思ってますよ。
さあ、お立ち会い。
10月10日木曜日から、10月13日日曜日まで、東京の南青山、イトノサキさんでです。
___________
2. 巻き込み型個展
今回の展示会は、私が個人で開催するのだけれど、「個」にはあらず。
周りの人を巻き込んで、拡張型個展にしたいと計画中です。
孤軍奮闘するのではなく、周りの人にお力を借りて、参加してもらって、増幅させて、展示します。
きっと、観に来てくださる方にも楽しいはず。新しい出会いや、意外な取り合わせや、輪が広がって、楽しいこと起こりそう。その仕掛けを企てたい。
ただいま、素晴らしい方々にお声がけしてます。
また改めて、ご紹介しますね。
___________
3. 野口整体
野口整体をご存知ですか?
体のことに詳しい方には、とても有名かと思いますが、私は本を読んだことがあるくらい。なんだかすごそうだけど、今一歩近づけないって感じでした。
そんな私なのですが、先日、野口裕之先生が講師を務められる、公開講話を見学させていただきました。
野口先生、きものに野袴姿でした。多分、日常からこのお姿なのでしょう。板についてるとはこのことか。とてもかっこよかったです。
お話しの中で、きもののことも話題にされました。
曰く、日本人は洋服を着るようになってから、肩こりを発症したと。それまでは、肩こりなんていうものはなかったと。
洋服を作るとき、袖は肩を支点に長さを測る。だから、洋服を着ると腕を肩から動かす。だから、肩がこる。
きものの支点は、肩でなく「ぐりぐり」。そこから裄を測って作る。腕を動かす時の支点は「ぐりぐり」または「腰」。だから肩はこらない。
(野口先生は、ぐりぐりという言葉は使われなかったけど、きもの関係者はぐりぐりって言った方がわかりやすいですよね。)
きものが日常着でない私は、恥ずかしながら肩こりです。
きものをもっと身近にと言いながら「万年肩こり」とほざいてます。まったくもって消え入りたいです。
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37通目のメルマガ【令和号】をお届けいたします。
こんばんは。
令和時代が幕をあけましたね。
きのうの平成最後の日と、今日の令和のはじめの日、いかがお過ごしになりましたか?
私はYouTube で、儀式を拝見。
ああ、時代は移り変わるのねえとしみじみ思いました。
連休中の雨の夜、よかったら、メルマガお付き合いください。
《 目次 》
1. 平成の時代
2. 17年目
3. 個展じゃない個展
___________
1. 平成の時代
昨日、平成の天皇陛下の退位の儀式を見ていて、ふっと思ったのですが、30数年前の、昭和の終わりの方とか、平成の初めの方とかでは、皇室に好意的な国民は、今ほど多くなかったんじゃないかな?
右とか左とかそういう人たちのことでなく、一般的な普通の日本人。
今ほど、皇室に気持ちを寄せてなかったんじゃ?「どうでもいい」みたいな感じじゃなかったかな?私の感覚だけかしら?
私は昨日、You Tube で儀式を見ていて、自然に手を止め、感謝や誇りや尊敬や、いろんな思いが自然に湧いてきたのですが、それは多くの人もそうだったんじゃないかな?30数年前より、今の方が皇室に好意を持つ国民、多いのではないかなあ。
もしそうだとしたら、それはひとえに、平成の天皇后陛両陛下の、この30年の、真摯な行動やお言葉に、みんなが感化されたからだと思います。
民衆の考え方を変えさせるとは、何ともすごいことだと思いました。
平成の時代は、ややもすると薄っぺらの感じもするのだけど、両陛下の真摯な積み重ねは、分厚く、あたたかく、しみいりますね。ありがたいなあと思います。
___________
2. 17年目
さて、本日、5月1日は、染織吉田の設立記念日です。
これも、支えてくださるお客様がた、お取引先さま、織りの仲間たちのおかげです。
本当にどうもありがとうございます。
2003年の始業ですので、本日をもってまる16年。17年目に突入です。
2003年って平成15年です。織りを始めたのが、1993年平成5年ですから、私の機織り人生は、まるまる平成の中にすっぽり入ります。
今日からの令和の時代が、第2ステージと言えるでしょう。さて、どこまでやれるか。。。
現代に生きる人に愛され、使っていただける布を織りたいです。
これからも、どうかよろしくお願いします。
___________
3. 個展じゃない個展
この秋に予定しています、吉田美保子展ですが、ちゃくちゃくと準備を進めています。
今回の個展は、個展であって個展でない個展にしますよ。
もうちょっとで、ご紹介できますので、乞うご期待。
ぜひ、今から、予定を空けておいてくださいね。
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36通目のメルマガ【八重桜号】をお届けいたします。
おはようございます。
近所の大きな八重桜が満開です。
この八重桜、古いお宅のすてきなお庭の主だったのですが、去年、このお宅、取り壊されました。
解体工事を垣間見ながら、この木も切られちゃうんじゃないかとヒヤヒヤしてましたが、残していただけました。
今年は更地で、少々寂しげに、しかしのびのびと咲いています。
あたたかい土曜日、メルマガ、ゆるりとお付き合いください。
《 目次 》
1. 腕
2. きものの精霊
3. 鞄
1. 腕
先日、きもののお手入れなどなさってる「おたすけくらぶ」さんが主催するパーティーに行ってきました。きもの好きの方や、きもの関係の仕事をされている方が、総勢80名もいらして、たいへん楽しい会でした。
こういうお集まりに参加すると、普段は会えない方々に会えて、お話できることがいいですね。
和裁士のマイスターでいらっしゃる草川幸郎先生と同席することができました。(たいへんダンディな方でした)
そのとき、お話してくださったとても印象的なことがあります。
「腕の良し悪しは、同業者には一目瞭然だ。」
同業の人が見れば、例えば、称号を得たとか、受賞したとか、メディアに出たとか、そういう付随的なことは関係なくて、仕事そのもの、ズバリでいいか悪いか、一目でわかると。
なるほど。おっしゃる通りです。
仕事を続けるのに、受賞とかメディアとか、大きな武器になります。しかし、同業者の「あいつ、なかなかやるな」は、何よりの賛辞かもしれません。
同業者に心からの賛辞とエールを送り、また送ってもらえるような、そういう関係になりたいし、そういう仕事をしたいと思っています。
2. きものの精霊
そのパーティーの後、知人の個展を見に行って、たまたま居合わせたすてきなきもの姿の方と、話がはずみました。
この方も、たいへん印象的なことを話してくださいました。
「着たくても着られないきものってあるのよ。沖縄のものは思いが重くて若い時は着られなかった。受け止めきれなかったのね。いまやっと着られるようになった」と。
「やはりきものは日本人のスピリッツね」と。
その方の着姿は、それはそれは美しく、凛として、人ときものがピタッと同化してました。きものの精霊に出会ってしまった!
確かに、着るのに力がいる、力のあるきもの、あると思います。
どこまでも深い、きものの世界にいざなっていただきました。おぼれそうです。
3. 鞄
服飾作家の善林英恵さんとコラボで作っております鞄、新作ができました。
ふだんにのおしゃれにバリバリ使っていただきたい、使い勝手のいいタイプです。
ブログに掲載してますので、ぜひご覧ください。
https://www.someoriyoshida.com/6970
ちなみに、お値段は、64,800円(税込)です。
もしも気になる方、サイトからでも、このメールに返信する形でも、お気軽にご連絡くださいね。詳しく説明いたします。
善林さんとのコラボは、オリジナル制作のほか、完全注文制作ONLY ONLY もうけたまわっております。あなたの好みと用途でお作りしますよ。
こちらもお気軽にお問い合わせくださいね。
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こんにちは。
春らんまんですね。
お花見、なさいましたか?
私は、3月の31日から4月2日まで、京都の丹後地方に、染めの修行に行ってきました。
三日間ともとても寒く、丹後は行った日は1分咲き、帰る日は3分咲きくらいの桜の開花具合でしたが、神奈川に戻りますと、ちょうど満開でした。
これからいろんな花が咲くのが楽しみですね。
メルマガ、気楽にお付き合いください。
《 目次 》
1. そもそも
2. 鷹取麻利子さん
3. そして
4. 51
___________
1. そもそも
今回の、丹後・染め修行の旅は、そもそもは、関東で活躍する模様師さん(友禅で絵柄を描く人のことを模様師(もようし)と呼びます)たちの、「勉強して腕を上げたい」って思いを、小林染工房の小林知久佐さんが受け止めてくださったということがはじまりです。
模様師でない私は畑違いですが、たまたまの、ありがたいめぐり合わせから、参加できることになりました。
実は、昨年の11月、新宿の伊勢丹で開催されていた展示会でばったりお会いしたのです。その時、染めについての悩みを口にしたのがきっかけで、模様師さんのグループに入れてもらえました。本当にラッキーでした。
こういうのセレンディピティ (serendipity)と言うのでしょうか?
その上今回は、小林染工房でのみっちりの二日間のあとに、織り作家の佐橘登喜蔵さんご夫妻をお訪ねすることもできました。
本当に、ありがたい、ありがたい、二泊三日でした。
2回に分けてブログに書きましたので、よかったらご覧ください。
・丹後・染め修行ツアー
2. 鷹取麻利子さん
今回の丹後行きをまとめてくれたのは、模様師として活躍している、鷹取麻利子さんです。
鷹取さんと私は、面識はありましたが、これといった関係もなかったのに、こころよく受け入れてくださり、みなさんと引き合わせてくださり、、、、、。私が入ったので、足並みが乱れることもあったと思うのに、なんのそのって感じで。
鷹取さんのまとめる力には、本当に目をみはりました。
小林さんとのやりとり、段取り、交通、宿泊、みんなの思い、、、、その全てを取り込みながら、いい具合にまとめてくれました。
その気持ちのおおもとは、これからの着物の作り手に追い風を吹かせたい。自分ばかり先に行くのではなく、周りの仲間を巻き込みながら、みんなでレベルを上げて、いいもの作って、着る方によろこんでいただいて、みんながハッピー。
その種まきをコツコツなさっている感じ。本当にすごいです。
3. そして
この丹後に行ったメンバー、さっそく道具や助剤の共同購入をはじめてます。
道具や知識や情報はどんどんシェアする。
こういう動き、すごくいいわ。
そしてさらに、それぞれに、今回身につけたことを花開かせて作品を作り発表しようと、展示会を計画してます。
たぶん、来年3月、東京でということになると思います。面白くなりそうです。どうかお楽しみになさってください。
4. 51
数字がタイトルって、なんのことって思われたかもしれませんね。
イチローの背番号?あはは、実は私の年齢です。
今日はその初日。はい、生まれた日です。
まだまだへなちょこの私は、自分の年齢にびっくりです。
今回、丹後でお世話になった、小林さん、佐橘さん、鷹取さん、お三方とも、私より、ちょっと年上です。
時代がどんどん変わり、今までの常識が通用しなくなった今、年上の方々が、新しい提案や投げかけを、身をもってされるのを、心強く、まぶしく、尊敬の念をもって、あおぎみてます。
歳をとるのは、悪くないぜぃ!
今日はこれから、ちょっと年上の旧友と、蕎麦屋で一杯やってきます。
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34通目のメルマガ【春風号】をお届けいたします。
こんにちは。
関東では桜が咲きましたね。
あなたさまのお住いの辺りではいかがでしょう?
昨晩は大きな満月でした。そして、春分でした。風が強い日でしたね。
イチロー選手が引退し、故郷では旧友のお葬式がとり行われました。
地球はまわって、ときは移ろいゆくのだなと思いました。
今日もメルマガ、お付き合いください。
《 目次 》
1. 雅楽へ
2. きもの
3. きれいな空気
4. コラボ鞄
___________
1. 雅楽へ
先日、雅楽を聞きに行ってきました。この日のことはブログに書いてますので、詳細はそちらの方読んでいただくとして、、、。
こういう時、悩むのが「何を着ていくか」問題です。3月半ば。場所は皇居の東御苑。拝見するのは、平安時代から受け継がれている古典音楽と舞い。
なにやらすごく正式ぽいけど、園遊会に招かれたってわけではないし(笑)、、、、
まったく経験がありませんので、みなさんがどの程度の装いでいらっしゃるか見当がつかない。
ご一緒したのは、染織家の大先輩の小熊素子さん。「着物で行こう!」とは初めから了承済み。
さあ、困った!
実はチョイスはそう無いんです。あるものをひっくり返し、少ない中から、最善の取り合わせを考えます。
その場の雰囲気に合うように、演奏者のみなさんに失礼がないように、聴きに来ているみなさんに好感を持っていただけるように、そして、私が楽しいように。
結果、きものは薄ピンクの遠目には無地に見える横だん(もちろん自作)、帯も遠目には無地の白(これも自作)、濃い紫の帯揚げ(自分で染めた)、ピンクのぼかしの帯締めにしました。
白の無地の帯は、最近、まったく締めてなかったので、久々の登場となりました。これ、ずっと以前に織った着尺の余り部分を、付け帯にしたものなんですよ。
ブログ
https://www.someoriyoshida.com/blog
2. きもの
この日、雅楽の会場には、お着物でいらしている方が、20数名はいらしたでしょうか?
みなさまがたの着姿を見るともなしに見てましたが、とっても好感を持ちました。
なんというか、、、、書き方がわかりませんが、ポライト(polite)って感じかな。わきまえてるってことかな。
派手すぎず、カジュアルすぎず、でも自由で、自分らしく。その場をいい場にしたいという静かな連隊。
きものっていいなあって思いました。
3. きれいな空気
前回のメルマガで花粉症になったと書きましたが、耳鼻科で検査したもらった結果、花粉よりもハウスダストに反応していると診断されました。
これにはびっくり。
確かに機織りなどしてますと、日々、ホコリの中で生活しているようなものです。しかし、アレルギー反応が出るなんて。目のシバシバと、止まらない鼻水の原因がそこにあったなんて。。。。
診断されたその足で、家電量販店に行き、空気清浄機を買いました。
つけてみると、体がぐっと楽になりました。
私は今まで、空気清浄機なんて、セレブの贅沢品だわって思っている節がありましたが、これは医療品だわ。
東京電力の事故を目の当たりにしたので、電気をどんどん使うことには躊躇があります。出来るだけ、電気に頼りたくないなんて思ってきました。
思いと現実はこうも一致しません。
4. みおさまの鞄
完全注文制作ONLY ONLY でお受けしておりました「みおさまの鞄」、完成しました。
コラボの善林英恵さん、今回もいい仕事してくれました。
みおさま、我が家に受け取りに来てくださったのですが、ひとめ見たときの、ちょっと驚いたような笑顔がうれしかったです。着物姿に、とてもお似合いでした。
ブログには写真もたくさん載せているので、よかったらご覧ください。さかのぼると、メイキングも見られます。
もしも興味持たれたら、このメールに返信する形で、ぜひお気軽にお問い合わせくださいね。あなただけの一品をお作りします。
https://www.someoriyoshida.com/category/only-only-注文制作/みおさま
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どうかよろしくお願いします。
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染織吉田 吉田美保子
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33通目のメルマガ【砧うち号】をお届けいたします。
こんにちは。
弥生三月、いっきに春になりましたね。
柔らかく雨が降り、大地がよろこんでます。
私は、とうとう花粉症になり、右往左往しています。
「私は花粉、だいじょうぶ」と信じてきましたが、そんなことはありませんでした。笑
今日もメルマガ、お付き合いください。
《 目次 》
1. 砧うち
2. あわれなり?
3. 花粉が、、、
4. たくさま
___________
1. 砧うち
砧うちってご存知ですか?砧は「きぬた」って読みます。
織りあがった布を、木づちでたたいて、柔らかくすることを言います。
現代の織物で、砧うちをしているものは、ごくまれではないでしょうか?
上布(薄い麻の織物)では打つと聞いたことありますが、絹織物で砧うちをしている人は、私の周りには少数派のように思います。
私も今まで砧うちの工程をしてきませんでした。絹のしゃっきり感が好きですし、あまり、必要性を感じなかったからです。
しかし、先日織り上げた着尺が、少々強い(こわい)ように思いましたので、打ってみました。
そうしますと、布が、トロンとした表情になり、なんとも優しいです。しっとりした着姿も目に浮かびます。
繊維同士がなじむんでしょうね。なるほど変化するもんだなあ。これは、ありかもしれません。
2. あわれなり?
「砧うち」って今はもう何のことやらって感じと思いますが、古くは、当たり前のことだったみたいで、歌に詠まれたり、お能になったりしています。
一番有名なのが百人一首のこれでしょうか?
み吉野の 山の秋風 小夜ふけて ふるさと寒く 衣打つなり
この歌でもお分かりのように、砧うちは、秋の言葉なんですってね!夜なべ仕事としたらしく、もの哀しさを表したりするらしい。
んー。
実際にやってみた感じでは、砧うちは、夜やるものではありません。ドンドンと音と振動がします。木づち、けっこう重いです。血圧が上がりそう。興奮して寝られなくなるんじゃ?それに、季節は関係ないよ。哀しくもありません。そんな、情緒をもりこむきっかけすらないです。
身の蓋もない言い方すれば、作業のひとつ。肉体労働。「もののあわれ」って感じじゃないなあ~
作業のひとつなのは、全ての工程がそうだけど、たまに「これ、絵になるな」とか「フォトジェニックじゃん?」と思うこともあります。代表的には、織ってるところや、伸子張りしているところなど。
砧うちはそんなふうでもないんです。どうも言葉からのイメージ先行してないかな?それとも私が風情がないだけ?
3. 花粉が、、、
上にも書きましたが、とうとう花粉症になってしまいました。こんなに辛いものとは今まで知らなかった。軽くみてました。ごめんなさい。
困って、いろいろ調べると、まずは花粉と接触しないのがいいらしいですね。
外に出ない。窓を開けない。洗濯物や布団を干さない。外から帰ってきたら、花粉を払い落とし、着ているものを洗い、シャワーを浴びる。
それで、洗濯の回数が増えました。
今までは外出着は、洗濯の必要性を感じなければ洗わなかったけど、今は、花粉がついてるかもという恐れで、なんでもガンガン洗います。
布がいたむなあ。おしゃれなんかしてられないなあ。
最近、きものを着る機会が続いています。私の道中着は、輪奈ビロード。きゃー、これは、花粉、くっついたら離れないね。それにこれこそ洗えないし。困った。困った。
4. たくさま
先日、ONLY ONLYで帯を作らせていただいた「たくさま」と再会できました。
帯、イメージぴったりで、お似合いで、とてもうれしかったです。たくさま、キラキラしてました。
ブログにお写真、載せさせております。ぜひご覧ください。
https://www.someoriyoshida.com/category/only-only-注文制作/たくさま
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32通目のメルマガ【青い雲号】をお届けいたします。
おはようございます。
2月も後半。なんだか落ち着かないのは、春の訪れのせい?
それとも確定申告の季節だからでしょうか?
私は先週の金曜に一足早く済ませてきました。青色申告会に入っているので、早めに提出できるのです。
やれやれ。
織りの方は、新たなチャレンジしてます。
春の芽吹きを感じるこのごろ、今日もメルマガ、お付き合いください。
《 目次 》
1. 撚糸
2. 青色申告
3. クラウド
4. 宣伝
___________
1. 撚糸
先日、思い立って、八王子の撚糸屋(ねんしや)さんに行ってきました。
撚糸屋さんてお分かりですか?「撚糸(ねんし)」をしてくれるところです。「糸に撚り」をかけてもらいに行ったのです。
機織りをしてますと、糸にかかっている撚り(より)というものはとても大切です。
大切なんですが、私はこれまで撚りずみの糸を購入し、そのまま使ってましたので、操作することはしてきませんでした。
それを今回、特に撚りをかけてもらったのです。撚りがかかってない糸にかけてもらうのと、ゆるくかかっているものに追加でかけてもらうのと、両方たのみました。
何ために糸を撚るか、また糸を撚るとどうなるか、お分かりですか?
糸は撚りをかけると、断然、扱いやすく丈夫になります。そして、硬く、さらっとした感触になります。形状もペタンとした断面だったのが、丸くなります。
撚りをかけただけなのに、用途が変わってきたりします。
それで、今、その新たに撚った糸を使って、帯を織る準備をしています。
これまでとの違いを実感中。
違うもんだなあ~。糸って面白いなあ~。
糸を使いこなし、目指す布を生み出す。まだまだ道は遠いです。
2. 青色申告
さてさて、今年もやってきました。青色申告、確定申告。
私は独立して16年なので、申告も16回目となります。16回もやってるんだから、お茶の子サイサイだろうと思うかもしれないけど、そんなことはありません。毎度、無事できるのだろうかとヒヤヒヤもので臨んでます。
私は弥生会計というソフトを使って作成してます。
このソフトの進化がすごいです。特にこの数年、毎年、グンと使いやすくなってます。数年前から「クラウド」になりました。ひゃー、ついて行けんわーって、ぼやきながらも、どうにかこなしています。
3. クラウド
恥ずかしながら私、「クラウド」って概念が分かっていず、つい先日、初めて腑に落ちました。今までは、「クラウド?雲みたいにプカプカ浮いてる?だから何?」って感じでした。
それが今回、会計ソフトのクラウドが、銀行口座と連携できると知ったのです!(ってもしかして、こういうのすでに常識???知らなかったのは私だけ???)
銀行口座の数字をクラウド上で引っ張ってきて、帳簿に自動入力するのです。カードもできるらしい。
おどろき!
と言っても今回は、要領の悪い私はちょいとしくじりまして、通帳の一部だけ自動入力で、あとはいつも通り、手入力するしかありませんでしたが。
しかし、この概念が分かっただけでも、生まれ変わったような気がします。
申告書も設定さえすれば自動でできちゃうなんてねえ。。。。
それを知っちゃうと、もう手入力なんてできないなあ。独立したての頃は、パソコン使うことさえなく、帳簿に鉛筆で書いて、電卓で計算して、出てきた数値をまた手書きして、合わなかったら、また計算し直して、、、、、って感じでやってました。
隔世の感があります。
4. 宣伝
春ですね!春にぴったりなショール、あります。明るい色で、軽快な感じです。
もうしばらくはコートの下で、爛漫になったらブラウスの上にこれをはおって、お出かけになりませんか。
https://www.someoriyoshida.com/store/store_cat/shawl
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31通目のメルマガ【立春大吉号】をお届けいたします。
おはようございます。
今日は立春ですね!
明日は旧のお正月です。めでたいです。
うちの近くでは、蝋梅や梅が咲いてます。
カラカラに乾燥した関東も、少しずつうるおって、春の芽吹きを誘っているようです。
さて、このメルマガでも、一年の計を、書かせていただきますね。
よろしくお付き合いください。
《 目次 》
1. 展覧会、します!
2. 10月10日、イトノサキ
3. 洲之内徹
___________
1. 展覧会、します!
染織吉田、今年は、お披露目の年にします。
実は昨秋から、頭の中で、ふくふくと妄想を広げてました。
「待ってました!」と言っていただけるように、こつこつ、物作りと準備に励もうと思います。
どんな展示会にするかということを、今、いろいろ思案中。しっかり核を作らねば。
私が目指したい織りの世界を、率直に現せれば、と思っています。
作り込みはこれからです。どうかご期待ください。
2. 10月10日、イトノサキ
展覧会は、10月10日木曜日から13日日曜日までの4日間です。
場所は、東京、南青山のイトノサキさん。自然光が明るい、素敵なギャラリーです。
どうか今からご予定に入れてくださいね。
何か楽しい仕掛けを作れないかと思っています。
みんなを巻き込んで、一緒にワクワクできるようなこと、したいなあ。
案があったら、ぜひ教えてくださいね。
展覧会のことは、準備状況など含め、ここにいろいろ書いていきたいと思っていますので、よろしくお付き合いくださいね。
3. 洲之内徹
洲之内徹と聞いて、「ああ、あの人」ってお分かりになる方は、もしかしたら、もう少数派になったのかなあと思います。
画廊の経営者で、絵のコレクターで、芸術新潮に随筆を連載していた人です。私はその「気まぐれ美術館」というエッセイがとても好きで、文庫を手放さずにいます。
私が美術に目覚めたころに、ちょうど脂がのりきっているって感じじゃなかったのかな。亡くなって、もう30年以上はたっているはず。あっという間ね。いつまでも気になる人です。
久しぶりに、手に取ってみたくなり、自分が持ってない本を図書館で探しました。
「洲之内徹が盗んでも自分のものにしたかった絵」(求龍堂)。
没後に出た本で、洲之内コレクションの図版がたくさん載っています。いい絵だなあ~。こりゃー、盗みたくなるね。
文章は、随筆からの抜粋のようです。ドキリとする表現多々。
一つ、書き写させていただきます。
「売れないということは、画家にとって、決して不幸とは言えない。絵が売れだすと、たとえどんな画家でも、お客の眼を意識しないでいることはむつかしい。画家の眼が、画家以外の者の眼で水を割ったような具合になる。他人の眼が絵の中に入ってくる。心ある画家にとって、他者の眼との戦いこそ真の戦いであろう。」(170ページ)
ブログに書いたのですが、先日、落合陽一さんの個展に出かけました。洲之内さんの時代とは、隔世の感もあり、変わらぬものも感じ。よかったら、そちらもぜひお読みください。
https://www.someoriyoshida.com/blog
*上の写真の猫は、洲之内徹の本の表紙で、描いたのは画家の長谷川潾二郎です。
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30通目のメルマガをお届けいたします。
こんばんは。
お元気でいらっしゃいますか?
2019年になりまして初めてのメルマガ配信です。
今年もどうかよろしくお願いします。
最近、私の住む関東地方南西部は、穏やかな気候が続いています。
暖かくて晴天で気持ちが良いのですが、雨が降らず、カラカラなのが心配です。
あなた様のお宅のあたりはいかがでしょうか?
今日のメルマガは、ふるさとの熊本に帰省した時のことなど書いています。
おつきあいください。
《 目次 》
1. 我が家を空から
2. 熊本上空
3. 交流
___________
1. 我が家を空から
お正月が明けてしばらくたったころ、ふるさとの熊本に帰りました。
お正月をずらして帰省するのは、航空券が安いころをねらうからです。行きも帰りもお安いタイミング。時間も大事。早朝とか最終便とか、そういうの、ねらいます。
今回もめちゃ早く、8時20分発のフライトに乗るために、5時に起きて6時半にうちを出ました。
朝早いといいこともありますね。
飛行機が飛んでからも、窓からの景色がまだまだ朝の空気です。窓に額を押しつけて、外をずーっと眺めてました。
離陸してすぐ、遠くに富士山が見えました。飛行機は旋回して、その方向に向かいます。
東京の街の密集っぷりには毎度おどろきます。みじんの隙もない。ある種、完成された街なのか?立てたり壊したりを繰り返しているけど、空から見たら変わらない。
安定飛行になったころ、眼下にぽっかり空き地が見えます。郊外だけど、まだまだ住宅密集地だよ。
ここどこだ?
わかる人?
はい!
厚木基地です。
広大な空き地です。なんだかね。
ちなみに、ここを北に5kmほどのところが我が家です。
緑がこんもりしているところが「泉の森」、幹線道路や小田急江ノ島線も見えます。
と言うことは、えーっと我が家はあの辺りだな。場所も特定できます。
2. 熊本上空
飛行機から外を眺め続け、1時間半ほど。
いよいよ九州に入りました。九州に入ると、自然が違って見えるのは私だけでしょうか?ワイルドな感じするのです。
山々をぬけ、熊本市の上空を飛び、有明海の上で旋回し、島原を見て、熊本市内に戻ってきます。
川が見える。えーっと、緑川かな?加勢川じゃないよね?
これは白川?橋が見えるけど、どの橋だっけ?
江津湖が見える。
江津湖がここということは、うちの家はえっと、、、、どっちだ?
じーっと見てるけど、わからない。
地方出身者が東京などの大都会に住むと、自分が何者か分からなくなるとよく言います。
東京にいると「あなたは〇〇の人」と言われ、地元に帰ると「あなたは東京の人」と言われる。
宙ぶらりんです。
私は、空から見て、神奈川の仕事場の位置はわかるのに、熊本の育った家の場所は分からない。自分のアイデンティティを置いていると思っているのは熊本の方なんだけどな。もはやここの人ではないのだなあ。
これからますますそうなるのかな。
自分とは何だろうと言うのは、みんな思うことなのかも。宙ぶらりんのままでも、コツコツ重ねて、軸を太くしていくものなのかもしれません。
3. 交流
年の初めは、なんだかんだと人と交流しますね。年賀状はもちろん、メールくださったり、久しぶりに会うことができたり。うれしいことです。
「着物(or 帯)(or ショール)(or タブロー)、大切にしてます」とか賀状やメールに書いていただき、ガッツポーズしたり、ホッとしたり。
「メルマガ楽しみにしています」と書いてくださった方もいて、これもまたうれしく励みになります。本当にどうもありがとうございます。
メールの一通はなんと遠く、ドイツのミュンヘンから!
メルマガ、深く読み込んでくださっていて、本当にありがたいです。写真も添付してくださって、遠い国で大切な家族を作って、自分の生き方を全うしてらっしゃって、すばらしいなと。
なんだかんだ言って、人との出会いと交流が、一番おもしろいですね。
今年もたくさんお出会いすることができ、おつきあいを深められますように。
どうかよろしくお願いします。
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29通目のメルマガをお届けいたします。
おはようございます。
大みそかですね。お忙しい中、おじゃまいたします。
今年もあっという間に暮れますね。
もしかして、雪が降ってますか?うちのあたりは、関東特有の、冷たい空気と青い空です。
今日のメルマガは、師走、押しつまって思ったことなど書いています。
お時間あれば、おつきあいください。
《 目次 》
1. ていねいに
2. 年賀状
3. 粋な夜電波
___________
1. ていねいに
この一年、織りをやってて、すごく変わったことがあります。それは、ていねいさのレベルが上がったということ。
まず体勢の整え方をていねいにしました。そうすると織り機と自分の関係もていねいになり、織れた布もていねいな布になりました。
思い返してみると、今まで、小さいことは粗略でした。それを全部、ていねいに見つめ直しています。日々発見があります。うれしいやら、恥ずかしいやらの発見です。
当たり前のことにやっと気づけました。よかったと思います。
2. 年賀状
年賀状、出されましたか?
私は、29日の午前中に投函しました。元旦には届かないかな。
毎年いただく年賀状の中に数通、「年賀状のやり取りは今年で終わりにします」と書かれていることがあります。そうか、思いきって区切りをつけられたんだなあ。
確かに、何もこんなに忙しい時期に書かなくてもって思うこともありますね。(忘年会もそうですね)
まあ、それでも私は「書く派」です。
理由は、一年に一度、過去に私の織ったものをお求めいただいている方々にご挨拶したいからです。あのこは元気にしていますか?という気持ちです。
ご購入にいたらなくても、お問い合わせいただいたり、何らかのご縁いただりした方にもお出ししています。ご縁、育てていきたいという思いからです。
このメルマガをお読みの方の中にも私から年賀状、届く方もいらっしゃると思います。
一つ、お願い。
お返事しなっきゃって思わないでくださいね。
もちろん、いただけたらいただいたでうれしいです。が、一方通行でいいのです。ご負担になるとつらいです。
それから、もしも、私から年賀状が届いてないけど、欲しいって方、いらっしゃいましたら、ご遠慮なくおしらせください。よろこんでお出しします。元気が出る系の、にぎにぎしい、ちょっとおバカな年賀状です。
このメールに返信する形で、ご住所などおしらせくださいね。
3. 粋な夜電波
仕事中などラジオをよく聴いていますが、ラジコのタイムフリーという機能を使って、好きな時に好きな番組を聴くことができて、ますますラジオ漬けの日々を送っています。
土曜日の朝4時から(正確には日曜)にTBSでやっている「菊地成孔の粋な夜電波」という番組のヘビーリスナーなのですが、それがとうとう最終回でした。
タイムフリーで聴いたのですが、じーんと来ました。
菊地成孔さんとスタッフさんたちが、毎週1時間のこの番組のために、どれだけの愛と情熱を注いできたのだろうと。
この真剣な努力が、人をひきつけるのだなと思いました。
まずは才能と感性だけど、それを持続していくのは愛と情熱と努力だなあ。
年末によいものを聴きました。
ラジコのタイムフリーは、一週間しか聴けませんので、ご興味の方、急いでくださいね。(関東以外の方は、ラジコプレミアムに登録が必要のようです)
この一年、染織吉田のメルマガ《some ori 通信》にお付き合いくださり、ありがとうございました。
このメルマガ、思いがけず、けっこう私的な通信になってきました。正直、ここにしか書けないことあります。ブログより、内面を書けますね。
よかったら、今後ともよろしくお願いします。
来年が、あなたとみんなにとって、明るい良い年でありますように。
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おはようございます。寒くなりましたね。お元気でいらっしゃいますか?
12月もあっという間に半ばです。何かと気ぜわしいですね。
体調に気をつけて、今年を締めくくりたいものです。
今朝のメルマガは、先週のお出かけで思ったことなど書いています。
よかったらお付き合いください。
《 目次 》
1. はやしのりこ展へ
2. 銀座で外国旅行
3. インスタグラム
___________
1. はやしのりこ展へ
先週の土曜日、バッグ作家のはやしのりこさんの展覧会に出かけました。行った先は、銀座6丁目のノーションさんです。銀座へはたまに行きますが、その界隈はテリトリー外で、すごく久しぶり。地図を片手にたずねたずね伺いました。
はやしのりこさんは、独自の世界観に満ち満ちた、有機体のようなアーティスティックなバッグを作っている作家さんです。
今回、久しぶりに新作を拝見して、その徹底的な仕事ぶりに感服しました。やり遂げてるのが、作品から伝わってきます。
自由さと同居しているのもいいなと思います。やるからにはこうでなきゃねって感じです。
この日のことは、私のブログにも書いていますので、よかったら。
https://www.someoriyoshida.com/6321
*はやしのりこさん、とてもおすすめです。今回、着物に合うきんちゃく袋も出品されてましたよ。
銀座での個展は終わってしまいましたが、来春、静岡市で個展予定だそうです。(3月10日から、ポップアップスタジオというギャラリーさんとのこと。)ご興味の方、ご確認の上、お出かけくださいね。
2. 銀座で外国旅行
はやしのりこさんの展示会を拝見した後、二人で食事に行こうということになりました。予約はしていないけど、土曜だから大丈夫かなと美味しいと評判のシチリア料理店へ。
なかなか素敵なたたずまい。まるでシチリアみたい。(行ったことないけど)
予約はないけどいけますかと尋ねると、次の予約までの1時間半ほどだったらOKとのことだったので、いそいそと指定された3階へ。
しかし!ギャルソンさんが問題でした。
席についても、荷物やコートの世話もしてくれない。メニューの説明もおざなり。
我々は少々途方にくれ気味となってしまいました。
私はだんだんとおかしくなって、笑いがこみ上げてきました。
外国旅行しているみたい!
ほら、外国にいる時って、こっちの思惑通りにはいかないことも多々で、どう待遇してくれるかわからず、相手の出方を待ったり、相手のペースに合わせたりすることありますよね。それも旅の醍醐味と思うのだけど、なんか、そんな感じ。
久しぶりの銀座で馴染みがない界隈にいて、シチリア風の店内で、私は着物きてて異邦人ぽいし、はやしさんは染色家の斎藤洋さん作のオシャレなシャツを着てて普通の日本人ぽくないし、超イケメンのギャルソンは、メニューの説明もできなく一瞬日本語できないの?って思うほどだったし、過剰な「お・も・て・な・し」は苦手だけどそれにしても、、、というような態度だし、料理もワインもとても美味しいのに付け合わせはぞんざいってのも、なんとなく日本ぽくない。
うわあ、これは外国旅行だ。はやしさんと二人で外国の知らない街を旅しているんだ。
面白い夜でした。
(少々、日本至上主義ぽい記述になってしまいましたが、語彙力が足りないためです。ご了承ください)
3. インスタグラム
インスタグラム、やっていらっしゃいますか?
私は、長いこと登録はしているものの、何を載せればいいのかわからなくて使いこなせない状態でした。それが最近、「そっか新しく撮った写真ばかりでなく、過去作品もアップすればいいんだ」と気づき、それからはどんどん上げるようになりました。
それから2ヶ月。だんだん面白さがわかってきましたよ。
過去作品の写真だったらいくらでもありますので、上げるものがないってことはありません。私は今時点で、160枚ほどの写真をアップしています。
見た人がその写真を良いと思えば「いいね」ボタンを押すというのがインスタの仕組みですが、その「いいね」の数が、写真ごとにびっくりするほど違います。私の場合、一けたから三けたまで。
「いいね」って不特定多数の方からの一票だと言えると思うのです。人気者の選挙みたいなものですね。
選挙の結果が、自分の思惑と違うところがまた興味深い。すなわち、自信作の「いいね」よりも、これはちょっと自信作とは言えないなと思っていた作品の方につく「いいね」の方が多いのです。
え!?そうなの!?これ、そんなによかった?だったらまた作るよ。
面白いものです。
インスタやっていらっしゃるのでしたら、私の、のぞいてくださいね。
https://www.instagram.com/someori_yoshida/?hl=ja
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こんにちは。お元気でいらっしゃいますか?
私の住む関東平野の片隅では、小春日和がうれしい日が続きましたが、あなた様のお住いのあたりではいかがでしたでしょうか?
明日から12月とは信じられませんね。
私は最近、思いがけないうれしい出会いが続きました。出会いは、偶然でしょうか?必然でしょうか?
今日はそのことを書いてます。よかったら、お付き合いください。
《 目次 》
1. なんでも作る人
2. 登喜蔵さん
3. 高機能ぞうり
4. ご縁ひろがる
___________
1. なんでも作る人
先週の金曜日、不思議な来客がありました。
その数日前、織りの先輩から電話があり、ドラム整経機を自分で作りたい人がいるから、お宅のを見せてあげてくれないかと。よく聞くと、定年退職した元学校の先生。狂言の衣装を、布を織るところから自分で作りたいとのこと。糸は買うけど、道具は全部手作りすると。なんだかすごい。
で、その方がやってきたのです。
織りの道具って、けっこう精巧です。それに糸のことと織りの原理を、よく分かってないと、ムリだよなあ。特にドラム整経機は、綾をとって、長さをそろえて、織り幅を整えて、張力を一定にして巻き取っていくという、重要な作業を何役もこなします。自分で使ってて、これを機大工さんでもない方が作れるとは思えないのだけどなあ、、、
で、その方がやってこられ、まず、この実物が見たかったと喜ばれ、それから、自分はこれは作れるとおっしゃいます。
そうなの!?
こうやって、こうやって、と説明される。
今まで自作した織り機や管巻き機の写真を見せてくれましたが、なかなかどうして、りっぱです。
実際に使ってみたら、もしかして不具合はあるかもしれないけど、その都度調整されて使いやすく改良されることでしょう。
その方がおっしゃった印象的な言葉。
「人間が作ったものなんですから、作れないはずは無いんですよ」
わー、ささるわー。その通りです。
すっかり仲良くなり、私の今までの、織り機改造、仕事場改造も見せびらかしました。(つたないですけど自慢なんです。)
2. 登喜蔵さん
日曜日には、日本橋三越の催事場に、着物の展示会を見に行きました。
丹後からいらしている、登喜蔵さんにお会いしたかったのです。登喜蔵さんは、繭を草木で染めて、ずり出しという技法で、繭から直接糸をひいて糸にして、織っておられます。
それが、ものすごーーくすてきなのです。「これはいいものだな」って感じが、反物から醸し出てます。
私は登喜蔵さんのこと、長く一方的に存じ上げていて、お目もじ叶ったのは2度目ながら、ありがたいことに、親しく話をさせていただきました。
登喜蔵さん、覚悟の決め方が深くてかっこいい。その辺のいろいろ、超えてらっしゃる。その上、楽しそう。
織りをやってたらたぶんみんな余裕ないです。そういうことは飲み込んだ上で、悠々と織り、生きる。登喜蔵さんはその域の人。
目標です。
登喜蔵さんのサイト。動画もステキです。
3. 高機能ぞうり
日本橋三越の着物の催事場をふらふらしていたら、ぞうり屋さんのブースで声をかけられました。
試し履きしませんか?とのこと。
見た目は普通の草履ですが、台の土踏まずのところが、適度に盛り上がってる。アシックスとの共同開発したもので、なんとスニーカーと同じ素材らしい。高機能ぞうりって言うんだって。
へー。
試し履きさせてもらったらとてもいい。軽いし、どんだけ履いても足が痛くならなさそう。
製造元の方がいろいろお話してくださったので、実は作り手ですってこと白状して、名刺交換して、着物業界のいろいろを話し合って、意気投合し、とても面白かったです。何かに発展しないかな?荒波を楽しく乗りきるには仲間がいるもんね。
楽しく一生懸命やってれば、きっと大丈夫と思えました。
このおぞうり、たくさん履く方にとてもいいと思います。自社のサイトはないそうですので、気になる方は製造元の「株式会社おかだ」さんに電話などでお問い合わせください。
http://www.fashion-kyoto.or.jp/member/m0753523123.html
4. ご縁ひろがる
思いがけなく広がったご縁、もっと広く巻き込みながら、みんな楽しくやっていくにはどうしたらいいのでしょう?何か仕掛けたいのだけどな。このメルマガも、その一助とならないかしら?
そんなことも頭のすみにおきつつ、せっせと機織りいたします。
冬に向けて、ショールはいかが?
新作、水玉ショール、出来立てホヤホヤです。ぜひご覧ください。
https://www.someoriyoshida.com/store
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こんにちは。
寒くなったり、暖かくなったり、晴れたり、降ったり、安定しないこの頃ですか、いかがお過ごしですか?
私は、先日少々遠出したのですが、幸運なことに、お天気がいい日にあたりました。
青空に、ちょっとだけ紅葉。いい感じでした。
今日はその小旅行のことを書いています。
よかったら、お付き合いください。
《 目次 》
1. 叔母の喜寿
2. 40年前と同じ場所へ
3. 違いは、、
___________
1. 叔母の喜寿
秋の初めのこと、岐阜で一人暮らしをしている叔母に電話しました。次の誕生日で喜寿を迎えるなと思いついたものですから。
お祝いするよー、どうしたい?
あら、まあ!
話ははずみ、いろいろ案は出たのですが、じゃあ、ふたりで奈良に正倉院展みにいこうかと話がまとまりまして、先日、一泊二日で出かけてきました。
私が新横浜から乗った新幹線に、叔母が名古屋から乗って、車中で落ち合う段取りです。
会えるまではヒヤヒヤでしたが、無事に合流。楽しい時間を過ごすことができました。
以下、行ったところと食べたものの時系列の列記です。
平宗で柿の葉寿司、興福寺(北円堂、三重塔、東金堂、国宝館)、奈良ホテルのティーラウンジでコーヒー、正倉院展、奈良ホテルの三笠ダイニングで喜寿祝いのディナー、一泊して、新薬師寺、志賀直哉旧居、ささやきの小径、春日大社、ならまち、玄でお蕎麦。
2. 40年前と同じ場所へ
私が叔母と、奈良に行きたかったのには訳がありました。
叔母と私、40年前にふたりで奈良を旅行しているのです。私10歳、叔母37歳。
なんでふたりだったのか、、。
私には二つ上に姉がいるので、子どもの時分は、母の実家や親戚のうちなどに行く時、いつも一緒でした。それがこの時は私一人。それに叔母とはどこでどうやって落ち合ったのか思い出せません。
まあ、母と叔母で段取ってくれたのでしょう。
この奈良旅行で、私の人生の指針というか、核が固まったように思うのです。
古く、美しく、迫力がある寺院や仏像に魅入られました。このトキメキはいったいなんだ?それを使い続けること。伝えていくこと。人がこれを生み出したというのに感激しました。こういうものを作る人間になりたいと思いました。
10歳児の魂、50まで。そしてこれからも。
ブログにちょこっと書いてます。よかったら。
https://www.someoriyoshida.com/blog
3. 違いは、、
40年ぶりの叔母とふたりの奈良旅行でしたが、決定的な違いがあります。
それは、ホテル。
40年前は、奈良ホテルに泊まったんです。衝撃でした。こんなに美しい世界があるのか。幼心に深く染み入りました。一流のものがさりげなく大切に使いこまれていく。私はこれが好きだと決定打でした。
が、時は流れ、、、、
今回の旅は、JR奈良駅前のビジネスホテルに泊まりました。シングル一泊7,500円、朝食付き。
これがやっと。
美しいものを作る方の努力は重ねてきましたが、利用する方になる努力はおろそかでした、、、、
叔母には、米寿の時にまた来ようと話しました。次は奈良ホテルに泊まるぞ!
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きものと帯の注文制作
染織吉田 吉田美保子
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おはようございます。
3連休、いかがお過ごしでしたか?
私は、連休とは関係ないのですが、その前日に、信州松本へ出かけてきました。
この夏は暑すぎてどこにも行かず閉じこもっていたので、ものすごく久しぶりの遠出で、リフレッシュできました。
日常を離れるって、たまには必要ですね。今日のメルマガはその日のことを書いています。
よかったら、お付き合いください。
《 目次 》
1. 本郷孝文先生
2. 見ていただく
3. 手織物の織物組織図ノート
4. 節約旅事情
___________
1. 本郷孝文先生
松本へ出かけた目的は、染織家の本郷孝文先生をお訪ねすることでした。
着物や染織に興味がある方なら、本郷先生のお名前、ご存知のことと思います。この世界の第一人者のお一人です。私はこれまでお会いする機会はなかったのですが、織られたお着物を拝見することは幾度もありまして、すごすぎて目が点になってました。植物染織で鮮やかな澄んだ色を染め、組織織りで存在感がありかつ滑らかな作品を作られる方です。
今回は、先生とお会いでき、お話しできて、本当によかったです。
ネットを介してとかじゃなくて、実際にお会いできたということ、それも先生のお作品がまさに生まれている現場でお話しできたことがよかったです。
(それをメールマガジンでいうのもなんですが、、、。いつかあなたさまともお会いしましょう!)
お仕事場は広くて清々しくて、道具類は使い込まれていて、長い経験の蓄積で吟味され、ああ、ここであの美しい織物たちが生まれたんだなあと思いました。
素朴な仕事場だとも思いました。特別なものは何もないのです。昔からの染織の仕事を、ご自分なりに研鑽を積まれ、続けてこられたのだと思いました。特別な仕掛けがあるわけではないのに、作られるものは、本当に特別なものになる。それが、手仕事の魅力だし、行き着いている人にだけができることだと思いました。
ブログに書いてますので、よかったらそちらもお読みくださいね。写真も載せてます。
https://www.someoriyoshida.com/blog
2. 見ていただく
私が織ったものを持って行って、それを先生に見ていただけたのも、本当にありがたかったです。
自分としてはできることはとにかくやって、もう一歩先に進むにはどうしたらいいのだろうかと悩んでいましたので。
私の着物地や帯地を見て、先生はいいところも見つけてくださいましたが、改善点もいくつか教えてくださいました。
これは、本当に本当に本当にありがたいご指摘でした。なかなか言ってもらえないのです。目が開きました。
ふっと、思いましたが、この度、初対面の先生とお話が弾んだことも、とてもうれしかったことでした。
もちろん、対等にできたわけではありません。先生が私のレベルまで降りてきてくれたから話せたのです。
それでも、会話のキャッチボールができたので、私、少々成長したんじゃね?とうぬぼれました。笑
3. 手織物の織物組織図ノート
ブログにも書きましが、先生がお作りになった「手織物の織物組織図ノート」をいただいてしまいました。
組織図というのは織物をするものにとって、宝島の地図のような、読み解いて、お宝にたどり着くヒントが詰まっている図なんです。
それを一冊にまとめ広めるというのは、手の内を明かすことになるので、本当に行き着いた人しかできません。いただいてしまったからには、しっかり受け継がねば、、、ひゃー。
このノートに、何気なく印象的な記述ありました。
目次の裏に「凡例」の欄があって、読み解いて行くときの注意点など書かれているのですが、その最後に、こう書かれてます。
「説明の不足は自身で考証すること」
はい先生、これに尽きます。
4. 節約旅事情
今回の旅は、高速バスを使いました。新宿発松本行きなのですが、途中の高速道路の日野バス停から乗りました。待っている時、時速100kmを超える車が目の前をビャンビャン走りますので、ちょっと怖かったです。
でも、バスの旅は鉄道と比べるとお安いですね。往復割引とネット決済割引も適用され、5,190円でした。片道2,595円の計算です。150km先に行くのにこのお値段はリーズナブルですよね。
久しぶりの松本なので地図がいるなと、あらかじめ図書館でガイドブックを借りました。それを読むと、松本駅前にレンタサイクルがあって、なんと無料だと!もちろん借りました。
ピカピカの新しい自転車で、変速ギアもついてて、暗くなると自動でライトも付きました。これがタダなんて、松本市、太っ腹。
この自転車で、松本の街をさっそうと走りました。お返しするときに、「おかげさまでいい1日でした」と係のおじさんに言うと、にっこりしてくださいました。
お安く旅ができて、大変よかったですが、反省点としては、高速バスの予約の仕組みをもっと事前に把握しとくべきだったということです。
そんなに混んでないだろうとたかをくくって、予約を入れたのが前日だったのですが、実はとても混んでいて取りたい便は取れず。結果、朝は5時45分にうちを出て、帰ってきたのは、夜の11時半でした。
説明を読むと、予約の変更はできるようなので、お伺いすることになってすぐに仮押さえすべきでした。
ま、体は疲れましたが、おかげで、1日フルに松本を楽しめましたので、よしとしましょう。
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きものと帯の注文制作
染織吉田 吉田美保子
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こんばんは。
いかがお過ごしですか?
10月になったなんて信じられませんね!
信じられないけど、暮れるのが早くなり、ああ、秋なのねえと思います。
あの終わることはなきかのようだった暑い夏はどこに行ったのでしょう。
台風に翻弄された9月をへて、知らぬ間に10月となってました。(台風はまたきてますね。ご注意くださいね!)
この分では、知らぬ間に冬となるのでしょうか。
今日のメルマガは、織っているときの姿勢についてです。お付き合いください。
《 目次 》
1. 織ってます
2. 正しい姿勢で
3. 杼箱を上げる
4. 外国のお菓子
___________
1. 織ってます
染織吉田では、ただいま、完全注文制作ONLY ONLY、けむさま の熨斗目(のしめ)のお着物を織っています。
さまざまな準備段階をへて、最終コーナーといった具合です。
けむさま に織っているところの写真を添付してメールしましたところ、とても喜んでくださって、次のようなご返信くださいました。
「自分のものになるであろう着尺が、まだ機にかかっているところが見られるなんて、感激します。どの着物たちもこういう過程があったのだけど、やっぱり特別な一枚です。織る方の気持ちも一緒に織りあがるのですね。」
そっか、着物をお召しになる方は、それが、どういう風に作られているのか、知識としては知っていても、ご覧になる機会はないんだなあと改めて思いました。
このご返信、とってもうれしかったので、続けて動画も撮ってお送りしました。
2. 正しい姿勢で
それで、そのお送りした動画を、自分で見て、反省点しきりです。
織るときの姿勢がブレてますね。
着物を織ると腰が痛くなるのですが、これが原因かも。
織りの仲間にも見てもらって、どうしたらいいか、アドバイスいただきました。
よかったらご覧ください。
短縮版 17秒
https://youtu.be/eR-JJJaknEU
お時間ある方はこちら 1分36秒
https://youtu.be/a-IVFuvbYtk
3. 杼箱を上げる
それで、意見を総合すると、杼を持ち替えるときに、手を無理に伸ばすことで体がブレてると。杼箱の高さがよくないと。
杼箱っていうのは、織り機の両端についている箱のことで、杼(織るときにヨコ糸をセットして、タテ糸の間に通していく道具)を何丁も使うときは、使っている以外のものを置いておきます。
今回は、19種類の糸を使っていますので、杼の数も19丁です。一越ごとに、次に入れる糸を選んで入れていってます。
これの高さが、手を伸ばしたときの場所にピタリと来ていないのが、体がブレる一つの原因ではなかろうかというわけです。
それで思い切って、杼箱の高さを変えてみました。
どうやって杼箱の高さを上げたか。
単純に、木工作業しました。添え木を作って、その上に打ち付けました。
織るときの振動は相当なものですので、しっかりつけねばなりません。
織りの仕事に木工作業はつきものです。私ももちろん電動ドリル、持っています。
これで、下穴をあけて、太めのネジをしっかりと刺し込み、止めます。
さて、これで長時間の作業が安定してできるようになるか?
そして、めざすけむさま のお着物が、ちょっとでも風合いよく着心地のいいものになるか。
それに向けて、全力投球です。
4. 外国のお菓子
突然話は変わりますが、外国のお菓子、食べることがありますよね。いただいたり、どこにでも気軽に売ってますし。
日本のお菓子との違う点は、一個で満足ってことだと思いませんか?
日本のお菓子は、食感も軽く、あっさり目で、味も控えめ。美味しいけど、ひとつ食べても満足できず、ついつい手が出て、一袋あけちゃったってことありませんか?(私はあります)
その点、外国のお菓子は、甘かったり、香りが強かったりして、美味しいけど、ひとつで十分、場合によっては半分で満足だったりします。
外国住まいが長かった方によると、帰国してすぐは日本の食べ物は物足りないと思われたそうです。
こう考えると、外国のお菓子の方が、嗜好品としては正しいかも。摂取総カロリーも外国産の方が低いかも。
染織家も太れないので気をつけないとね。。。木工作業をしたりなどは、織り機の下にもぐり込んでするときもありますしね。
とはいえ食欲の秋、楽しみましょう!もぐもぐ。
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きものと帯の注文制作
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おはようございます。
昨晩は、中秋の名月でしたね。神奈川県の我が家からは、薄雲の向こうに明るい月が見えました。
そちらはいかがでしたか?大きなお月さま、見えましたでしょうか?
今日のメルマガは、めずしく(?)仕事の話。ご注文をいただいて、組んで着物を織る話です。
よかったら、お付き合いください。
《 目次 》
1. ONLY ONLY
2. 着物のつくり
3. 組む
4. きもの家さくら
___________
1. ONLY ONLY
染織吉田では、お客さまから着物や帯のご注文をいただきますと、その方といろいろお話し、対話を重ねながら一緒に作る方式をとっていまして、これをONLY ONLY と呼んでいます。
ただいま取り組んでおりますONLY ONLYは、愛称「けむさま 」からのご注文で、お作りするのは、熨斗目(のしめ)のお着物です。今、糸の用意など全ての準備が整い、まさにこれから織る段取りになりました。
つい先日のこと、けむさま と一緒に、仕立てをお願いすることになった平山さんをお訪ねしてきました。今回のご注文は、熨斗目(のしめ)で、柄合わせが特に大切ですので、寸法の確認の意味でも事前に仕立て師さんにお会いしたかったのです。
それでしみじみ思ったのですが、布を作る前に、着る人と仕立てる人、そして織る私の3人が、実際に会うことができたのはよかったなと。これは広めたいなと思い、今回、メルマガに書かせていただこうと思いました。
2. 着物のつくり
突然ですが、着物って、どういう風に仕立てられているか、ご存知ですか?
実際に和裁をなさる方以外では、「なんとなくこんな感じかな」以上は、むずかしいではないかと思います。
実は私もそうです。
私はこの10年ほど、仕立てのことを分かろうとして、それなりに努力してきたつもりなんです。
和裁の本を読むとか、自分の着物をほどいて、どこがどうくっついているのか見てみたり、、、
でも、これ、本当にむずかしいんです。
女性の着物では繰越し(くりこし)っていうのがあって、衣紋の抜き方の好みで変えるのですが、これが1分(4mm)違うと、衿の柄合わせにどう影響するか、全くわかってなかったです。
今回、平山さんのおかげで、やっとしっくりきました。
ONLY ONLY でお召しの方が決まっていれば、寸法に合わせて、衿と身頃の柄を細かくねらえますので、着姿をワンランク上げられます。
仕立て師さんが決まっていれば、事前に相談と確認ができます。せっかくですから、これをやらない手はありませんよ。
*「けむさま 」のお着物のメイキングの様子は、ブログで絶賛連載中。「熨斗目(のしめ)」って何?ってことも書いてますので、よかったらぜひ。時系列をさかのぼって、お読みくださいね。
http://www.someoriyoshida.com/category/only-only-注文制作/けむさま
3. 組む
今回のONLY ONLY では、けむさま と、仕立て師の平山さんと、3人で組むことができました。新たな展開にワクワクです。
以前のONLY ONLY でも、布を多めに織ったものをお譲りして、それをバッグになさりたいとのことでしたので、服飾作家の善林英恵さんを紹介しました。なかなか凝ったつくりのようで、試行錯誤を重ね、ただいま製作中のようです。素敵なものになりそうで楽しみです。
自分一人ではできることは限られていますが、人と組めば、どんどん転がって行きますね。
作る人とも、着る人とも、どんどん組んで、世界を広げていければと思っています。
4. きもの家さくら
作る方の「組む」話ばかりしましたが、売る方とも組みます。私が織ったものは、今、鹿児島におじゃましています。
きもの家さくらさんにお世話になり、お披露目していただいています。
さくらさんは、鹿児島の着物好きの方々に、とても頼りにされている素敵な方で、着物の輪をどんどん広げて行かれてます。
着付けの先生もなさってますので、ご興味の方はコンタクトされてください。私の織ったものは、9月いっぱいご紹介いただく予定です。
きもの家さくらさんのサイトです。
http://ms-heart.com/kimono.html
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こんばんは。
今日も蒸し暑い日でしたね。
天候も定まらなく何かと落ち着かない8月の終わりですが、どんな夜をお過ごしですか?
メルマガ、よかったらごゆるりとお付き合いください。
《 目次 》
1. 歌舞伎座へ!
2. 和の精神?
3. 民藝のある暮らし
4. にっぱち
___________
1. 歌舞伎座へ!
さる日曜日、歌舞伎座へ行ってきました。私は観劇にあまり縁がなく、歌舞伎座が新しくなってからは初めての歌舞伎でした。東銀座の駅について、地下が縁日ひろば(?)みたいになっているのを発見したときから、舞台がはねて軽くお食事してお開きになるまで、ずーっとドキドキし通しでした。
いえいえ、もっと言えば、お誘いいただいたときから、まあどうしましょう、着ていくものは、、など選択肢もないのにもんもんと悩み、当日の予報が36度など知ってしまえば、さらに悩む悩む。で、前日にせめて帯揚げを夏物にと思い、急きょ、絽の帯揚げを染めたりと、バタバタといたしました。
で、歌舞伎はとっても、面白かったです。歌舞伎って、とことんエンターテイメントなのね!
観たのは、東海道中膝栗毛のパロディで、なんと喜多さんが幽霊で、最後には弥次さんまで幽霊になり、キリスト様に見送られ、天使とともに宙乗りでふわふわと天国へ召されるのです。早替わりもバンバンあり、舞台の背景も何幕も目まぐるしく変わって、観ている者は目がずーっと釘付けです。文句なく楽しませていただきました。
日本が誇るエンターテイメントは心底すごいなと思いました。
(ちなみに上の写真は、歌舞伎に行った日の、着物姿をセルフィーして失敗したものです。なんでこんなになるのかなあ。。。。)
2. 和の精神?
弥次さん喜多さんのドタバタを観ながらケラケラ笑っておりましたが、一体この舞台を作るのに、何人の人が携わっているのだろうと思いました。
舞台の上に上がっている役者さんや囃子方さんや黒子さんだけで何十人もいそうだし、衣装や道具や床山さんとか直に携わる人だけで100人はゆうに超えそうだし、歌舞伎座を支える人は1000人は軽く超えそうよね。もう一つ広げて、お土産作ったり、チケット売ったりする人まで入れれば何千人?
こうやって、それぞれが自分の持ち場をしっかり努めて、みんなで大きなことを作り上げて行くのって、和の精神かしらなどともちょっと思いました。外国にもあるだろうけど、和を尊んでないと出来なさそう。
3. 民藝のある暮らし
前回のメルマガでもちょっと話題にしましたが、先日取材を受けた雑誌が出版されました。
「民藝のある暮らし」という宝島社のムック本です。表紙は、桐島かれんさんが松本の民芸館の椅子に座ってまったりしている素敵なショットですので、本屋で探してみてください。(下の写真)
私は「丁寧な暮らしに寄り添う 10 PEOPLE 私が愛する民藝品」という特集のところに載ってます。
一足先に見本誌をいただきまして一読しましたが、歌舞伎を観たときと同じような、「一つのものをみんなで作り上げて行く感覚」を感じました。
私がお会いしたのは、依頼をくださった編集者、実際に書いてくれたライター、写真を撮ってくれたカメラマン、この3人だけですが、実際には、多くの人がそれぞれの持ち場で携わって、目標に向かって力を出し合ったということかなあと。
ま、この本に関しては、取材時には私は全く全体像を知らされてないので、どこらへんをターゲットとして話をすればいいのか分からず、話しづらかったりもしました。
みんなで作り上げて行く一つの輪の中で自分のポジションを演じ切るというの苦手なのかしら、私、、、、、そこまで求められてないかもけど、できる人は自然にできるんだろうなあ、、、などなど思ったりいたしました。
その辺もかね合わせて、読んでみてください。今、本屋さんで売ってます。1200円税別です。
4. にっぱち
2月と8月は物が売れないと言いますが、私の8月も悲惨でした。営業すれどすれど撃沈ばかり。
つらい8月ですが、いいこともありました。
昔なじみの呉服屋さんに作品をお送りしたら電話くださり、とてもいいものだから、自分と仲が良い他県の呉服屋さんにも見せていいかとおっしゃってくれたのです。
はあ、なんといい人なんでしょう。
なかなか苦しいのは本音ですが、人に恵まれてどうにか生きています。
some ori マーケット、のぞいて下さいね。
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おはようございます。
8月も後半になり、私の住むあたりでは、朝晩は本当に涼しくなりました。昼間も、すっと秋風が通ることありますね。
移ろいゆく夏の終わり、いかがお過ごしでいらっしゃいますか?お疲れが出てませんか?
メルマガ、お付き合いください。
《 目次 》
1. シーリングライト
2. 使い捨て
3. きものは?
4. それでも!
___________
1. シーリングライト
私の仕事場であり住まいである古い共同住宅は、3LDKというのか、全部で4部屋ありまして、電灯は全てよくある天井に照明器具をつけるタイプです。これ、シーリングライトって言うんですってね。
で、最近、そのうちの一つが、突然消えるようになり困ってました。蛍光灯が寿命になるときのように、消えたりついたりするのではなく、突然パッと消えて消えたまま。まるでタイマーで切れたよう。変だなあ、こんなの初めてだなあ。
それでも対策としては蛍光灯を取り替えるしかないだろうと、カバーを外してみました。が、黒くなってるわけでもなく、、、
うーむ。変だ。
これ、ここに引っ越してきたときに買ったものです。と言うことは10年か。でも、電灯って壊れるもんじゃないよね。
正直上等なものじゃない。もしかしたら丸ごと替えちゃうのもありかなあ?これを機にLEDとか?いくらするんだろ?
で、試しにネットで検索してみますと、ガクッとくるほど安かったです。びっくりしました。3000円台でたくさんあるし、2000円台のすらあるのです。
こう言うの、もうちょっと高かったよね。
ああ、もしかしてこれがデフレっての?
なんか、実感してしまいました。
2. 使い捨て
それで、一つ、LEDのシーリングライトを買ってみました。アマゾンで売上第一位ってあった、アイリスオーヤマの。3,546円。送料無料。
次の日に、シンプルにして必要十分なものが届きました。取り付けもスムーズにできました。
買って初めて気づきましたが、これって、使い捨てなんですね。蛍光灯を取り替えるみたいなことができないんです。へー、知らんかった!!!(これってすでに常識ですか??)
長寿命10年って書いてあるけど、10年たって不具合が出てきたら丸ごと捨ててくれってことですね。今まで、電灯って家具のように、デザインも大事で買いたいものだったけど、10年こっきりだったら、その時の経済状態がモロですね。ムリしてがんばってカッコいいのを買うってことなくなりますね。
長年の愛着ではなく、その場しのぎです。
はぁー、なるほどね、そう言う時代ねって思いました。
3. きものは?
必要にして十分なシンプルなものを低価格で買い、壊れたら躊躇なく捨てて、買い替える。
こう言うの、時代の空気って言うんでしょうか?今はそう言う時代なのかもしれないけど、私の生業は、真反対です。
必需品ではないし、十分な枠を大きく超えてるし、シンプルなものも作るけど、シンプルだとしても相当なこだわりだし、時が経ってくたびれてきたら仕立て直しもできるし、娘さんやご親戚やご友人に受け継がれて行けるものだし、、、、、
お代金も、低価格かって言われると困ります。納得はしていただけてる金額なのですけども。
時代の空気に逆らって、これを仕事にしている私ってなんだろうって思います。
4. それでも!
とか書きながら、自分の作っているもののお知らせです。
おかげさまで、完全注文制作ONLY ONLY、継続的に順調に作らせていただいています。
この前まで八寸帯を作っていた「たくさま 」、香川県在住の方なんですが、先日横浜でお会いできたんですよ。直接、思いを話し合えてうれしかったです。帯のことも、とても満足されてて、よかったーーーって思いました。気持ちが通じてたのがうれしかったです。
それから、次に取り掛かっているのは「けむさま」です。こちらは、なんと熨斗目(のしめ)調の絵羽のお着物を作らせていただきます。すごく着物通な方なので、ドキドキですが、チャレンジしがいはひとしおです。うれしいなあ。
動向は、ブログで発信していきますので、覗いてくださいね。
http://www.someoriyoshida.com/blog (ブログ some ori ノート)
デフレだろうがなんだろうが、この社会で、明るく元気に機を織り、そのエネルギーまでも伝わるような着物や帯を作って、お渡しできればと思っております。よかったら、私の織ったもの、御許で使っていただけませんか?
http://www.someoriyoshida.com/shop (通販 some ori マーケット)
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染織吉田 吉田美保子
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こんばんは。
台風12号の被害はなかったですか?
逆走という前代未聞に、やきもきさせられましたが、みなさまのところでは、大丈夫でしたか?
私の住む、関東平野の端っこは、大雨は降りましたが、たいしたことなくやり過ごすことができました。
今日の昼間は、青空に白い雲。蒸し暑くて、太陽ギラギラ。スイカとカブトムシが似合いそうな「ザ・夏休み」って感じの日でした。
今日のメルマガは、私がこの1ヶ月はまっていること書きます。お付き合いください。
《 目次 》
1. 断捨離
2. 魔法
3. 見つめ直す
4. 10%寄付
___________
1. 断捨離
このところはまっているのは、断捨離です。
きっかけは、取材でした。
去る7月13日のこと、あるムックの取材を受けたのです。8月下旬に出版とのことですので、詳しくは、またご紹介するとして、、、、
ライターさんとカメラマンさんが、我が家にお越しになって写真もいろいろ撮られるとのこと、こりゃあ大変。それで、7月入ってすぐころから、てんやわんやと大掃除を始めていました。
はじめは大雑把に、見えるところのみを片付けていたのですが、「そうだ、これを機会に断捨離をやってみよう!」とひらめき、まずは取材前に見えるところを、取材終わってからは見えないところを大掃除。まだまだ継続中です。
1ヶ月やっても終わらない断捨離、これはいったいどういうこと?
Wikiによりますと、断捨離とは、「不要な物を断ち、捨てることで、物への執着から離れ、自身で作り出している重荷からの解放を図り、身軽で快適な生活と人生を手に入れること。」
まだまだ到達できてないってことでしょうなあ。
しかし、断捨離って言葉、浸透しきってますね。それもすごいね。
2. 魔法
断捨離が大流行した、2010年頃は、全く興味なく手を出さなかったのですが、今回、ふっと思いつき、大ベストセラーとなった、やましたひでこさん著「断捨離」の本を図書館で借りました。
ついでに、もう一つ流行った近藤麻理恵さん(こんまりさん)著「人生がときめく片づけの魔法」も借りました。
両方読みましたが、私、「人生がときめく片づけの魔法」の方に、ビビッと来ました。
書いてあること、半信半疑ながらも、その通りに忠実にやってみると、、、、本当に片付くのです!びっくり!
押入れの中の配置、服のたたみ方、洗面所のシンク下の使い方、言う通りにすると、魔法のようにピタッと収まる。
私、こういったハウツー本、全く信用してないタイプの人間でして、今回も「ものは試しだ」くらいの感覚だったのですが。。。脱帽です。恐れ入りました。これは何でしょうか?魔法なの?
3. 見つめ直す
それで、断捨離も進み、、、、いよいよ染料や染織の道具にまで進んできました。これは、お洋服などより一層自問自答が深く苦しい感じです。
でも、断捨離は、今の自分にとって大事なことを選び取ることと言えますから、これこそ、厳しく見つめ直さなければ。逃げられません。
うちには染料も道具も、山ほどあります。絹用の染料、木綿や麻用の染料。植物染料、化学染料。染め方で助剤も違ってくるのですが、ほとんどあります。
ひとつひとつ手にとって、ホコリを拭きながら、これを使って、糸を染めて、織って、どなたかをときめかせることができるかなあと自問します。
もし「いや、これはもはやベストではないぞ。もっといい選択があるぞ」なら、思い切って捨てるべき。
私は何を織りたいのか?どんな技法で?もう一度、見つめ直すときがきているようです。
4. 10%寄付
西日本の豪雨被害、まだまだ大変のようですね。ボランティアが入りやすい地域と、入りにくい地域の復旧具合の差が激しいとも聞きます。もう少し、行政が主導するべきだとも思いますが、どうなんでしょうか?
染織吉田の通販サイト「some ori マーケット」では、すべての商品の売上10%を、西日本の豪雨被災地へ寄付いたします。すべての商品を対象とするのは、8月12日までの期間限定です。善林英恵さんとのコラボ鞄は、期間の区切りなく、いつでも10%を寄付します。
よかったら、この機会にいかがですか?
例えば、ショールはいかがでしょう?真夏も冷房よけとして、必需品です。ただいま、新作も加わって色とりどりです。
http://www.someoriyoshida.com/store/store_cat/shawl
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こんにちは。
日本中の多くの地域で、毎日猛烈な暑さですが、いかがお過ごしでいらっしゃいますか?
先日の西日本の水害、被害を被られた地区にお住まいの方、また、ご関係先が巻き込まれた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本当に大変なことで、心から、お見舞い申し上げます。
今日のメルマガは、この度の天災をきっかけに思ったことなど書きます。
お付き合いいただければ、幸いです。
《 目次 》
1. 善吉・コラボ鞄より
2. 村山嘉昭さん
3. 10%寄付
___________
1. 善吉・コラボ鞄より
染織吉田は、善林英恵さんとコラボで、「おしゃれな普段着物にコーデする和装バッグ」を作っていますが、
その売上の10%を、天災が起きた時に寄付しようと、常々プールしてきました。
「今こそ、使うべきだ」と、プールの全額、42,552円を、この度、寄付いたしました。
寄付できたのは、コラボ鞄をお求めくださったお客様のおかげです。本当にどうもありがとうございました。
心ばかりではありますが、我々としては精一杯の額です。
作り手の社会参加を手探りしておりますが、今の所、身の丈にあった参加をさせていただいたと思っています。
思いましたが、パーセンテージとか、寄付先の方針とか、決めておくのはいいですね。
いざという時に、悩んでられないって気がしました。指針が決まっていれば、淡々と進めるのみですもの。
この日のブログを後ほどリンクしますので、ぜひお読みください。
2. 村山嘉昭さん
寄付する先は、善林さんとの話し合いで「自前で駆けつける小さなNPOか個人の方」と決めていました。
今回、このお金を託したのは、個人でボランティア活動を続けている写真家の村山嘉昭さん。
この方は、私が勤め人をしていた頃の知り合いで、もう15年以上昔のことですが、東京でお会いしたことがあります。
ほぼ同世代の我々ですが、20代だった阪神淡路大震災の時、お互い関西在住だったことから、その当時の話となりました。
村山さんは、震災直後から長期間、避難所にボランティアとして関わっていたそうです。被災された方々に顔を覚えられ、いつものあの人と頼りにされる。長期間関わり続けるってすごいなって思いました。
一方、その時の私にできたことといえば、住んでいた豊中から、神戸の灘区岩屋まで、何度か自転車で支援物資を運んだことのみでした。その頃、仕事で障害がある方々と繋がっていまして、気になる家族がそこに住んでいたのです。今思えば、効率悪すぎ。もっと何かできたのにと思いますが、その時はそれしかできなかったです。その家のお母さんが泣いて喜んでくれたの、よく覚えてます。
村山さんに、その後お会いする機会はないのですが、SNSでは繋がってまして、東日本大震災の時も、村山さんのボランティア活動を、「さすがだなあ~」とモニター越しに見ていました。ご自分の判断で、必要なところに、何度も行かれるのです。
そして、今回の水害ですが、SNSを見ておりましたら、村山さん、7月10日に給水タンクとトラックを借りてもろもろ準備し、7月11日に、被災地に届け回ったとのこと。(そして、今日現在、2回目の支援に走り回っておられます!)
相変わらずすごいなあ。それも輪をかけて、すごくなってる。
それで、善林さんと話し、この方に託して、交通費の一部にしてもらって、少々でも被災地の役に立てればとなったわけです。
3. 10%寄付
善吉・コラボ鞄では、引き続き、売上の10%寄付いたします。今、5点あります。どれも素敵よ。7月21日の土曜日には、京都で展示もいたしますので、手にとってご覧いただけます。
また、染織吉田の商品も、期間限定で、10%の寄付をいたします。こちらは、8月12日までです。いつかヨシダのものが欲しいなって思ってくださってる方、もし良かったら、この機会にどうぞ。
冷房よけに、薄地のショールなどいかがでしょう?
染織吉田のブログ
http://www.someoriyoshida.com/blog
通販サイト
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7月21日の京都での展示情報
https://www.yukiyanagian.com/blank-2
善林さんの寄付についての記事
http://zisoku.com/kyoto/volunteer/
村山嘉昭さんのフェイスブックとツイッター
https://www.facebook.com/Murayama.Yoshiaki
https://twitter.com/_murayama
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こんにちは。
先日の大阪での大きな地震、大丈夫でしたか?
メルマガを読んでくださっている中にも、大変な目にあわれた方、いらっしゃるのではないかと心配しています。
もうおさまったようにも見えますが、人の心の奥の奥には、まだまだ怖い思いがこびりついているのではないかと思います。
どうか、くれぐれも、無理しないでくださいね。
関東では梅雨あけ。
いよいよ夏です。
体を大事に夏を楽しみましょう。
《 目次 》
1. ふすべ
2. 骨董市で
3. ブログ
___________
1. ふすべ
「ふすべ」ってご存知ですか?
私は、先日、印伝屋さんに行ったときに、初めて知りました。
ご存知のように、印伝とは、鹿皮を染めて、その上に漆で型染めしたもので、お財布などによくありますね。
軽くて使い勝手も良いようで、年配女性を中心(?)に根強い人気があるようです。(あくまで私の感覚です)
実は、先日、母に財布を買おうかと思い、南青山の印伝屋さんに行ったのです。
通常の印伝の陳列の奥に、たたずまいが特別な一角を見つけ、どうも気になる。茶色くて地味なコーナーなのだけど、目が離せない。
ガラスケースを凝視していたら、店員さんが開けて触らせてくれました。
これが、ふすべとの出会いです。
うわあ、なんと柔らかい。手に馴染みます。自然な色も大好き。いぶされた匂いが残ってる~。
いろいろ教えてもらったのですが、ふすべって、鹿の皮を染めるのではなく、いぶすことで、茶色の色がつくのですって。で、例えば、糸を三本並べて、鹿皮に巻きつけてからいぶすと、その糸のところは煙が入らないので、生成りのままの色なのです。
その三本縞のキリッと美しいこと!縞っていいですねえ~~~!どこまでも続くって感じがしますね。吸い込まれそう。
うわー、、ドキドキしてきた。素材と縞のダブルパンチ。好物ふたつ。ノックアウトじゃ。
とうとう小さな小銭入れをゲットしてしまいました。
自分のものを買いにきたのじゃないのだけどな~。
2. 骨董市で
先号のメルマガでもお声がけしましたが、大和の骨董市に行ってきました。ご同行いただいた方のおかげで、とても楽しかったです。
たくさんの店が出てて、見て回って、ワクワクしました。欲しいものもいくつかありました。
ビーズバックしかり。印伝の札入れしかり。シルバーのカトラリーもよかったなあ。
たたずまいが美しく、均整が取れてて、りんとしてきゅーって感じ。作った人、リスペクトです。
欲しいなと思ったけど、買いませんでした。
お金の余裕がないのも理由ではありますが、ふすべの小銭入れは、余裕がないのに買いました。
同じようにドキドキしたのに、一方は買って、一方は買わない。
何が違いか?
問題はサイズだと思います。骨董市で見つけた方は、現代生活に合わないって思いました。
小さすぎるビーズバッグは、おしゃれした時の精一杯持ち物を少なくした時でさえ、必需品が入りません。
大きすぎる札入れは、日々持ち歩くのに邪魔ですね。
シルバーのカトラリーも、ぎょうぎょうしい飾りが、美しいけど、大きすぎる。
シンプルで、便利で、効率的なものばかりに囲まれたいのじゃありません。無駄が楽しい。無駄こそが豊かさかなとは思うのですが、、、
その塩梅がむずかしいですね。
3. ブログ
私の買ったふすべの小銭入れ、こっそりブログにアップしますね。
よかったら見てください。
http://www.someoriyoshida.com/blog
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こんにちは。
お元気ですか?
今にも梅雨入りしそうな、ここ関東平野南部です。そちらはどうでしょう?もう梅雨、始まりましたか?
私の仕事場兼住まいの、共同住宅の庭で、野良猫が出産し、いま可愛い盛りです。5匹ほど、いるんじゃないかな。
天気のいい日の朝と夕方、じゃれ合いながら、庭を駆け回り、柿の木に駆け上り、まあ元気なこと。
ベランダから見てる私は、微笑ましい半分、これはどうしたものか、、、半分です。
すでに大家さんや、市の環境課に電話して、どうすればいいのか聞いてますが、なかなか難しいですね。
避妊させるのがいいとわかっていても、捕獲器があっても捕まえるのは易しいことではないらしいです。
しばらく、悩みながら見守ろうと思っています。
《 目次 》
1. こんにゃく糊
2. 一本糊付け
3. お誘い
___________
1. こんにゃく糊
織りをやっていて、何が面白いかと言われれば、究極的には糸と糸を出会わせて、布という3次元の立体を作るってことでしょうか?
糸の性質を生かし、また、その性質を変化させて、組み合わせて、思うような布を作りたい。その一心で、日々試行錯誤です。
最近の私は、八寸帯を作ることが多くあるのですが、八寸帯の求めるところは、帯芯を入れず、布地だけで、張りを持たせることです。
精練した絹は柔らかいので、求める張りが出ないのが、長年の課題でした。
糊をつけると、パリッとしますが、それはゆくゆく落ちてしまいますものね。
落ちない糊を探しているのと「こんにゃく糊」というワードに当ります。和紙の作家さんの中には使っている方いらっしゃるみたいですが、なかなか手強そうだし、手織りの世界で使っている人、あまり聞かないので、躊躇していました。が、どうもこれしかないんじゃないのとと思うようになり、チャレンジしてみました。
こんにゃく糊って、ようはこんにゃく芋の粉です。凝固剤を入れるとこんにゃくになります。糊の状態で固まると、強度と防水性が出ます。
私の普段の糊付けは、布海苔(ふのり)や小麦粉なのですが、さて、その違いは?
2. 一本糊付け
早速、こんにゃく粉を、5%の糊液にしてみました。
わー、小麦粉などより、ずっとずっと粘ります。粘りすぎ。これでは綛のままの糊付けは、くっついてしまって厳しいな。よし、一本糊付けだ!
普段は、糸の束のまま、糊液に浸して、絞って乾かすという方法なのですが、今回はそれが無理っぽいので、糸を解けるようにして、糸端から出して、一本の状態で、糊液をくぐらせながら、巻き取って、それを綛に直して乾かし、さらに巻いて使うという方法を取りました。
膨大な手間です。糊というのは、染色や織り作業と違って、乾いてしまえば、見えなくなりますので、なんか虚しい(笑)。でも、求める布を織り成すためには、これしかない(いまのとこ)。
糸はいい感じで乾きました。これから織ってみます。楽しみです。
この糸は、ただいまブログでメイキングを連載中の「たくさま 」の帯になる予定です。どうか、推移を見守ってくださいね。(ブログ上では、まだこの話まで進んでません)
http://www.someoriyoshida.com/blog
3. お誘い
大和の骨董市にご一緒しませんか?
私の住む、神奈川県大和市の名物行事です。毎月第3土曜日の早朝から、大和駅界隈(小田急江ノ島線、相鉄線)でやってまして、次は、6月16日土曜日です。
結構、大規模なんですよ。あちこち覗いてフラフラ歩くと、夢中になって、あっという間に時間がすぎます。
ご一緒といっても、お買い物自体はマイペースがいいかとも思いますので、ずっと一緒に歩き回るというのではなく、それぞれのご都合でやってきて、それぞれのペースで散策し、途中合流したい人は合流して、昼すぎ頃にみなさんと落ち合って、どこかのお店に入り、ご飯を食べたい人は食べ、ビールを飲みたい人は飲み、戦利品を披露してくださる方はそうしていただくというのはどうでしょう?
きもの好きなメンバーになれば、きもの談義もいいですね。このメルマガも男性読者も増えてきました。老若男女みんな揃うってのが、理想だなって思っています。興味のある方、このメルマガに返信する形で、お気軽にメールください。
骨董市のサイトはこちら
http://www.yamato-kottouichi.jp
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こんにちは。
五月も終盤、緑が濃くて、虫が飛んで、夕方いつまでも明るくて、初夏の様相となってきましたね。
お元気いらっしゃいますか?
最近、ずっと気になっていた染料のある「色」について調べました。
専門的になりますが、今日はそのことについて書こうと思います。よかったら、お付き合いください。
《 目次 》
1. 黄茶の染料
2. 教えを乞う
3. 染料店
4. ほんまもんの目利き市
___________
1. 黄茶の染料
私が絹糸を染めるのに使っている染料は、「酸性染料」です。染料はいろいろあるのですが、特に絹を染めるのには、この酸性染料が最適と思っています。色数が豊富で、混色が自由で、発色がきれいなところが長所です。
ところが、長年使っていて、自由に色が出せるはずなのに、困った色が一つあるなと思っていました。「黄色に寄った茶色が思った色と濃度にならない」のです。
長年の懸念でした。
赤茶系は思った色になるのですが、黄土色を含む黄色味の茶色は、染料を調合して色を作るのに大変難儀していたのです。
染料の仕入れ元も、田中直染料店と藍熊染料店の2社使ってますが、どちらで買ってもうまくいかず。田中直さんには思う色の商品がなく、藍熊さんには黄系の茶色はあるのですが、濃度が薄いのです。
どうしてもうまくいきません。
2. 教えを乞う
それで、解決するぞと決心して、教えを乞いました。一人でもんもんと悩んでいても解決しませんものね。
質問させていただいたのは、このsome ori 通信でも以前ご紹介した染太郎先生です。私、先生には絶対の信頼を寄せております。染めの神様!
ありがたいことにすぐにお返事いただいて、黄茶の色がないなら混色を試せと。
この混色、もちろん、今までもやってましたが、ごくごく薄めてやってみるというのが、染太郎先生のアドバイスでした。濃いと効果が見えにくいと。
絵皿にとって、10~20倍にも薄めるのです。それを筆先で、ごく少量から混色して行く。そして布に垂らしてみる。クマになれば均染剤を使う。
なるほど。すぐ実験です。
茶系2色と補色の緑系3色を少しずつ調合していきましたが、エンドレスで組み合わせがあります。結果、欲しい色そのものズバリではありませんが、「この傾向の色が欲しい」というまでは導くことができました。もっと粘ってやれば、きっと、ズバリが出せると思います。
3. 染料店
求める色は出せそうになりましたが、私の中のモヤモヤはまだ払拭されません。それは、なぜ、黄茶を染めるちょうどいい濃度の染料が売られてないの?という疑問です。
それで、発売元の藍熊さんと田中直さんに電話して、聞いて見ました。
その結果わかったのは、茶系の染料はもともと微妙で、黄茶の色素はとても薄いのだそうです。調合して作るのはすごく難しいものだってこと。黄色は特に要注意。それを分かって使いこなすしかない。
例えば、絵の具や顔料は、物質と物質が混ざって混色されるから目で見て分かるけど、染料はそこのところがちょっと違って、繊維に染みていって初めて着色される。
むー。
染料への探求はまだまだ続きます。
4、ほんまもんの目利き市
善林英恵さんとコラボで作っている鞄が、この度、京都で初お目見えです!
「ほんまもんの目利き市」と銘打ったフリーマーケットに展示スペースを設けてくださることになりました。
A4サイズが入る、カジュアル着物にあう鞄。もちろん洋服にも大活躍。ぜひ手にとってご覧ください。
5月27日日曜日、京都上京区笹屋町で、1日限りですので、関西にお住いの方はもちろん、この日、京都にお出かけになる方も、どうかお見逃しなく。
詳細は以下のブログをご覧ください。
http://www.someoriyoshida.com/blog
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こんにちは。天候が定まらないこの頃ですが、お元気でいらっしゃますか?
先日、「日本伝統工芸染織展」と「国展」と「こいのぼりなう!」に行ってきました。
ご存知の方も多いとは思いますが、「日本伝統工芸染織展」と「国展」は、染織界のツートップの公募展です。
「こいのぼりなう!」というのは、国立新美術館で開催中の展示会で、テキスタイルデザイナーの須藤玲子さんの布をこいのぼり型にして、大きな会場中をダイナミックに泳がせるというインスタレーションです。
今回のメルマガは、出かけた先で思ったことなど書いています。大っぴらには言えない内容ですので、オフレコでお願いします(笑)。
《 目次 》
1. 伝統工芸展と国展
2. 着るのか?
3. こいのぼりなう!
4. 宣伝
___________
1. 伝統工芸展と国展
「日本伝統工芸展」と「国展」は、大変に権威のある公募展で、多くの染織家が入選を目指して出品しますし、常連の方々は、日本を代表する有名な作家さんです。
私は、なんとなく、「ここを目指すぞ!」という気持ちになれず、今まで出品することなくやってきました。しかし、機会があれば、会場に出かけて、拝見することは続けてきました。
今年も、よかったですよ!
やはり、今、染織をやってる人たちの最高峰だと思います。すごいです。
*日本伝統工芸染織展の、東京での展示会は、5月14日までです。その後、京都、岡山、福岡を巡回するようです。
*国展の、東京での展示会も、5月14日までです。その後、名古屋と大阪に巡回するようです。
2. 着るのか?
しかし、一方で、こういう公募展で展示される着物や帯は、力がこもりすぎて「着るものなの?」と思うものもあります。国展に出品されている大きな布は、「これ、なんにするの?」と思わざるを得ません。
*伝統工芸染織展の出品作は、「着物」「帯」がほとんどで、「帯締め」などが少数出品されています。一方、国展の出品作は、「着物」「帯」のほかに、でっかい布があるのです。
「着物」や「帯」も入賞するためには、目立つことや、技巧を凝らしたものであることも求められるのでしょう。完璧さを追求しているのか、「大変そうだなあ」「こもってるなあ」っていうのが、第一印象だったりするものもあります。
着はしないし、用途はないけど、すごい、美しいってのもいいかもしれません。そういう世界があってもいいとも思います。しかし、少々のモヤモヤは残ります。
3. こいのぼりなう!
先日は、そのツートップの公募展の後に、こいのぼりなう!展を観たものですから、いろいろ考えてしまいました。
「こいのぼりなう!」は、今回はインスタレーションで、会場全体で一つの世界観を作っているものでした。マイナスイオン出てるの?ってくらい、気持ちよかったですよ。
こいのぼりの布たちは、本来は洋服やインテリアなど、明確な用途があります。その特別な用途のために、特化して作ったマスプロダクツです。
*須藤玲子さんは「布」というブランド名でテキスタイルを作っている方なので、「布」さんの布と言った方が、通じるかもしれません。
で、それらが、すごい情熱で、エネルギーに満ちているのです。
布は、用途があるものなのだ。誰かの何かに役立つということが、布が生きるということだ。
そんなこと、思いました。
例えば、「アウターにする布」という命題があったとして、それに向けて、須藤さんを中心とした何人ものチームが、あらゆる試行錯誤とアイディアと技術と努力をぶつけ合い、昇華させて行く、、、、。
やりきった清々しさがある布なんです。それはマスだから出来るんだ。
かなわんなあとも思いました。
では、手織りの作り手がすべきはなんなんだ?
この日のことは、ブログにも軽く書いていますので、よかったら見てください。上から2番目の記事です。「こいのぼりなう!」の写真もあります。ブログに書いた方は公表用で、こちらに書いたことは、オフレコですので、そこんとこ、よろしく!(笑)
http://www.someoriyoshida.com/blog
4、宣伝
自分の宣伝もさせてください!
染織吉田の通販「some ori マーケット」、更新しています。
用途、あります!使えます!!役に立ちます!!!
ぜひ、御許へ。
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おはようございます。お元気でいらっしゃますか?
先日、北京に駐在している妹一家を、訪ねてきました。
母と一緒に、のんきで楽しい家族旅行です。私にとっては、初の北京、そして久しぶりの海外でした。
今日のメルマガは、その旅日記です。
《 目次 》
1. でかい
2. 整ってる
3. アリババ
4. おしゃれ
1. でかい
北京の印象は、「でかい」という一言でした。
なんだか、その大きさが、把握できないのです。地図を見ても想像できない感じ。
妹がすぐそこだからという、市内の移動が、タクシーに乗っても乗ってもつかない。ここの反対側に回ってもらって降りるからというのに、えんえんと乗るのです。
そして、気候が厳しいとも思いました。日差しと風が強くて、ヨヨヨ、、、となりました。それでも、春と秋がいい季節だというので、この時期を選んで行ったのです。夏は40℃を超えることもあり、冬は最高気温が氷点下とのことです。
ここで生き抜いている北京人、本当に強いです。ただきっと、もっと北の方とか、気候の厳しさはこの比じゃないんだろうと思いました。戦後引き揚げて来た方たちのことを思ったりもしました。
あと、アジアの国は、どこでも、歩行者は道を横断するのは大変で、車道を命がけで渡りますが、北京もそうでした。ここが本家本元かと思いました。
2. 整ってる
妹のアテンドのおかげで、北京の見所を、余すところなく見ることができました。ちなみに妹は、中国語に堪能で、北京ライフを楽しんでて、ルックスも日本人には見えない迫力あるタイプです。
故宮も、天安門も、万里の長城ももちろん行きました。
故宮の、完璧に整っていて、一分の隙もなく、ビンビンに研ぎ澄まされている空気に、ああ、ここは世界の中心だったんだって思いました。故宮内の通路も、皇帝が歩くところは中央と決まってますが、階段部分には、昇り龍と鳳凰の精巧な石の彫り物が。これも、本家本元~と思いました。
ラストエンペラーや、蒼穹の昴が、脳裏に浮かんできたのはいうまでもありません。
故宮の後ろ半分は、皇帝の住まいなのですが、こちらにくると、ガラッと空気が変わりました。
往時、ここに住んでいた人は、幸せだったのかな。それぞれの運命に流されながらも、生き抜いたってことでしょうか。
3. アリババ
妹に、どこに行きたいかと聞かれたので、「アリババを見れるところはないの?」とリクエスト。
アリババのEコマースについて、詳しいわけでは全くないのですが、いま、ブイブイ言わせてる最先端のものを見たかったのです。
アリババの直営の生鮮のスーパーが、北京にもあるそうで、連れてってもらいました。
どういうスーパーかと言うと、売り場にあるものが全てスマホで見れて、消費者は家庭などでピッピと注文し、売り場にはタブレットを持ったスタッフが待機していてて、お客の注文したものをバッグに入れ、そのバッグを天井をはうレールにかけてバッグヤードに運び、そこにバイクのドライバーが待機していて、宅配するというものです。
3km以内、注文してから30分以内、宅配代は無料と言うのが、ウリとのこと。
もちろん、Eコマースではなくて、直接でも買えます。
支払いは、アリペイというシステムで、スマホでピっと払います。中国の銀行口座と紐付けさせれているそうで、旅行者には難しいですが、中国在住者は、ほぼ「みんな」やってるみたい。アリペイとウィチャット、妹も、高い店も、屋台みたいな店も、全てこれで支払ってました。クレジットカードで支払っている人はまったく見ませんでした。
物価は日本人感覚でいうと、決して安くはなく、モノによってはむしろ高くて、私は何も買えません。妹が、私の欲しかった黒檀の大きなペアの文鎮を、誕生日のお祝いだと買ってくれました。
(アリババのスーパーでの話ではなく、ルリショウという書画骨董の街で)
(文鎮は、書をするわけではなくて、織ったものを検反するときに使います。)
4. おしゃれ
風が強くて、日差しが厳しいからか、街ではあまりおしゃれな人は見ませんでした。飛ばされちゃいますもんね。
リッチ層は運転手付きの車で、パーティー会場に直行でしょうし。
市場に行ったのですが、市場の女性たちは、イキイキとして、着てるものも高級ではないかもだけど似合ってて、目元のお化粧が印象的だったり、とてもきれいでした。
女の人が、それぞれにおしゃれを楽しんでいるのは、いい国ですね。
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染織吉田のメルマガ、《 some ori 通信 》13通目のメルマガ【北京号】をお読みいただき、どうもありがとうございました。
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八重桜、うちのあたりでは満開です。御宅のあたりではいかがですか?
近所にものすごく立派な木があって、重そうに、たわわに咲いています。
今、新宿に通っていますので、駅への道すがら、朝に晩に見惚れています。
すごく妖艶です。ソメイヨシノじゃこうはいかないってくらい、熟した感じがあります。
12通目のメルマガをお届けいたします。お付き合いください。
《 目次 》
1. 伊勢丹展とネット
2. メンズ館
3. SNS
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1. 伊勢丹展とネット
ただいま、新宿の伊勢丹での展示会中やってます。連日、いろいろなお客様と出会えて、楽しい毎日です。
驚いたのは、お客様のほとんどが、ブログや、フェイスブック、インスタ、このメルマガなど、ネットをご覧になってお越し下さっているってこと。
たまたま通りがかって、、などのお客様はまずいらっしゃいません。ネットで、見て、知って、本物を見たいと思って、お運びいただいているようです。ネットでのつながりが大事だとは思ってましたが、ここまでだとは、、、、、
正直驚いています。
でも、とてもうれしいことです。
生身の自分より、こうやってネットを介しての自分の方が、素に近いかもとさえ、思います。特にこのメルマガは、相当、素で書いてますし。
リアルの時の方が、取り繕ったり、演技したりもあるかもしれませんものね。
ネットで私のことを知ってくださった方が、今回の伊勢丹のような、アクセスがしやすいオープンな場で展示するときに、リアルも見ておこうって思ってお越しくださるのが、今の感覚なのかなあって思います。
あ、人間はネットの方がいいかも(?)ですが、織ったものは、ネットより、本物の方が断然いいです。見にきてくださいね。
2. メンズ館
今日は、伊勢丹の私の売り場を、少々早めに退けさせてもらって、隣のISETANメンズ館を、上から下まで、ぐるぐると回って、最前線のメンズファッションを見て来ました。
おしゃれなお客様もたくさんいらっしゃいましたが、おしゃれな店員さんも大勢いて、大変、目の保養をさせていただきました。
それぞれにビシッと決めた大人の男性が、丁寧に、一生懸命、そして、競い合うように、接客されているのを見て、もしかしたらホストクラブもこんな感じなのかなあって思いました。行ったことはないですが。
やっぱり、新宿って、人間の本性が出る街なのかなあ。
3. SNS
とういわけで、私のネット、SNS、もしよかったら、フォローしてくださいね。
以下、一覧です。
サイト(何と言っても、これが本家。トップページです)
http://www.someoriyoshida.com
ブログ(完全注文制作ONLY ONLYの制作工程も連載で載せています)
http://www.someoriyoshida.com/blog
フェイスブック(ほとんどが、ブログの更新のお知らせをしています。こちらは、コメントのやりとりが魅力かな)
https://www.facebook.com/yoshida.mihoko
ツイッター(ほぼ毎日「今日のよきこと」を書いています。忙しすぎるとサボります)
https://twitter.com/someori
インスタグラム(実はスマホをいじるのが苦手で、あまりやってなかったのですが、今回、伊勢丹にインスタを見て来てくださった札幌の方がいらして大感激)
https://www.instagram.com/someoriyoshida/
伊勢丹展は、あと3日。4月10日までです。ぜひ、お運びください。お会いできること、楽しみにしております。
詳細は、以下のブログの最後のところ、ご覧ください。
http://www.someoriyoshida.com/4635
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染織吉田のメルマガ、《 some ori 通信 》12通目のメルマガ【八重桜号】をお読みいただき、どうもありがとうございました。
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きものと帯の注文制作
染織吉田 吉田美保子
http://www.someoriyoshida.com
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おはようございます。新年度ですね。
ご無沙汰しました。お元気でいらっしゃいますか?
桜吹雪がきれいな頃となりました。
散歩していると、近くに桜の木はないのに、どこからか吹き飛ばされてきた花びらがアスファルトにくっついているのを見つけ、ああ、ついこの前までは気配だった春が、本気を出してしまったって思います。
11通目のメルマガをお届けいたします。
染織吉田のメルマガ《 some ori 通信 》は、月に2回の配信目標とうたってますが、3月は1回でした。
月の後半に出さなきゃなって思ったのですが、なあなあなことは書きたくない、お伝えしたいことが降ってくるまでは、書かないぞって思っていて書きそびれました。
発信したいことが、月に一回だったことは、ちょっと考えるべきかもしれません。
そんなこんなですが、よろしく付合いください。
《 目次 》
1. 仕立て師さんからの投げかけ
2. つながり
3. 伊勢丹展、間近
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1. 仕立て師さんからの投げかけ
昨日、きものの仕立て師の平山留美さんによる、プロ染織家のためのスキルアップ講座に参加してきました。
どんな講座だったかっていうと、ベテラン仕立て師の平山さんが、きものを仕立てるときに、反物を広げ、「なんでここにこんな縞が入っているんだろ?仕立てたら見えないところに行っちゃうのに。」など、不思議に思ったり、もったいなく思ったりすることを、布を織っている我々に伝え、知識や美意識を共有することで、もっとかっこいい着物を作って、着る方に喜んでもらいましょうっていうものでした。
こういう講座、私の知る限り、今まで一度もありませんでした。織り手は日々悩みつつ手探りしつつ、でも相談できる相手を見つけられず、また、仕立て師さんは今まで発言する機会がなかったのです。織り手と縫い手が、ツーツーの意思疎通をする機会も持ててませんでした。
それが今回、SNSを駆使している平山さんが投げかけてくれたことにより、トントンと実現しました。開催要項を読んで、私はすぐに申し込みましたが、ほかにどれだけ参加者がいるか、正直半信半疑でした。定員6名で参加者が2人以下だったらキャンセルってことになっていました。
それが、蓋を開けたら、5名の参加で、みなさん、ビンビンに本気の織り手で、お互いに刺激を与えあい、エールを送りあえるありがたい関係になりました。
すごいなあ。まず、動かなくちゃ、始まらないね。
2. つながり
ここのところ、染織家の方と、腹を割ってお話しできる機会が複数あって、ありがたい限りと思っています。
染織の世界は、広く、伸びきってて(?)、バリバリ本気の方から、緩めの方まで、いろいろです。
話してて面白いのは、バリバリ本気の方なのですが、こういう方は、オープンですね。気持ちいいです。スポンスポンと話が続くので、夢中でなんでも話します。
みなさん、目線高く、思想高く、しっかりやることやっていて、素晴らしい。
こういう方とお話しすると、とかくレベルが下がったと言われる日本の染織ですが、そんなことない、ますます面白くなる、先は明るいって思えるのです。
3. 伊勢丹展、間近!
さて!
伊勢丹展、もうすぐです。
新宿、伊勢丹、7階です。
4月4日(水)~4月10日(火) 会期中無休 10:30~20:00
伊勢丹新宿店本館7階/特選きものプロモーションスペース
新作の帯、5点、作りました。って、最後の2本はこれから仕上げです。
それから、今回の目玉なのですが、新作帯のうち2本が、新作コラボ鞄とお揃いです。
善林英恵さんとコラボで作っている鞄、今回の新作は、A4がヨコに入る大きさで、すごく可愛いです。
その上、帯とお揃いだからたまらない。ぜひ、見にきてくださいませ。
帯の写真は、ブログで見ていだけます。鞄の方も近々アップしますので、ブログチェックしててくださいね。
新作八寸帯「Olive and Lemon(オリーヴ & レモン)」
http://www.someoriyoshida.com/4508
新作八寸帯 「ローズヒップティー」
http://www.someoriyoshida.com/4520
新作八寸帯 「fruitful field(フルーツフルフィールド)」
http://www.someoriyoshida.com/4536
伊勢丹へぜひお出かけください。会場でお会いできますこと、楽しみにしております。
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染織吉田のメルマガ、《 some ori 通信 》11通目のメルマガ【桜ふぶき号】をお読みいただき、どうもありがとうございました。
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きものと帯の注文制作
染織吉田 吉田美保子
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こんばんは。
ひと月ご無沙汰しました。お元気でいらしゃいますか?
あっという間に春になりました。もうすぐ桜が咲くなんて、信じられませんね。地球は加速して回っているんでしょうか。
花粉は大丈夫ですか?
10通目のメルマガをお届けいたします。お付き合い下さい。
《 目次 》
1. 青色申告
2. 1億円プレーヤー
3. 伊勢丹で展示会
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1. 青色申告
先日、青色申告会に出向きまして、無事、昨年分の申告をすませてきました。毎年のことながら、大変可愛いささやかな数字でした。
近い将来、これを、憎々しい、太々しい、ギドギドした数字にしたいものです。
うちに帰って、書類や領収書をまとめて、保管しているプラケースに収め、代わりに、保管期限の切れる7年前のものを捨てました。捨てる際に、その7年前のものを見て、ふと思いました。昨年の売り上げは「可愛らしい数字」で、7年前の売り上げも「可愛らしい数字」です。
ですが、これを合わせれば? 7年前の分だけでなく、全部合わせたら?
私はこの5月で独立15年です。15年間すべての売り上げを合わせれば、それなりの数字になるんじゃね?
2. 1億円プレーヤー
さあ、私は、この15年でどのくらいの売り上げを立てたのでしょう?
ええと、ざっと計算するに、数千万は行ってるね!
うわっ。私、数千万も売ってるんだ。私が染めて織ったものを、この地球上のどなたかに、数千万円分もお買い上げいただいているんだ。そのおかげで、私は生きているんだ。
なんとありがたいことだろう。じーん。
私は独立前したのは、35歳の時なんだけど、その前の10年間、勤めながら織ったものを売っているのです。この分まで入れたら、いくら位になるんだろ?
もしかして、1億円?
んー、そこまでは行かないな。
いや待て。私に入った売り上げ金額では、行かないけど、お客さまにお支払いいただいた金額と考えたらどうだろう?小売店さまにいくマージンや、着物や帯の仕立て代、はたまた、展示会場に出向いていただく交通費や、ヨシダの帯に合わせて買った帯締め代まで入れたら、、、、、ゆうに1億円は越しますな!
こう考えると、なんだか、感無量です。
時々、私の、社会においての存在意義など考えて、ずーんと落ち込みますが、それでも1億円の経済を回しました。
いやはや。このまま行けば、私の売り上げだけで、1億円を越す日もくるでしょう。その分、どなたかに喜んでいただいたってことですよね。
こんな私も社会の一員と数えていただいて、いいでしょうか?
もしそうしていだだけるなら、本当におかげさまでございます。心から、どうもありがとうございます。
3. 伊勢丹で展示会
さて!展示会のお知らせです。四月、新宿、伊勢丹です。
「ときめく手わざ 華・粋・遊」
4月4日(水)~4月10日(火) 会期中無休 10:30~20:00
伊勢丹新宿店本館7階/特選きものプロモーションスペース
詳細は、こちら。
http://www.someoriyoshida.com/4426
ただいま、新作、ひーひー言いながら、楽しく作っています。
ぜひぜひ、見にきてくださいね。お会いできること、楽しみにしています。
なんと今回、伊勢丹の社員さんにも、ONLY ONLY のご注文いただいたのですよ。
我が家に打ち合わせにいらした時に、機に掛かっていたものに目を留められ。私も欲しいと。
アイテムは、善林英恵さんとのコラボの鞄です。近いうちにメイキングをブログ連載始めますので、ご注目くださいね。
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きものと帯の注文制作
染織吉田 吉田美保子
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こんばんは。お元気でいらしゃいますか?
先日は旧正月でしたが、この時期、必ず梅が咲きますね。自然のカレンダーはすごいなあと思います。いい香りが、冷たい風に乗って、ふっと届くのが、この季節ですね。
9通目のメルマガをお届けいたします。今日は、ある機の道具の話です。
《 目次 》
1. 織り伸子
2. 影山秀雄さん
3. 機料善
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1. 織り伸子
機の道具の一つに、織り伸子(おりしんし)というものがあります。人によっては、機張り(はたばり)、幅出し(はばだし)と呼ぶ人もいます。竹の両端に針がついているものです。
どういう目的の道具かと言いますと、織っている時に、布に張って、織り幅を一定にするものです。これをつけないと、布幅が縮んでくるのですよ。糸の太さなどの条件によりますがね。織りやすくもなります。何気ないけど、大事な道具です。
何でただの伸子(しんし)ではなく、織り伸子(おりしんし)と呼ぶかというと、ただの伸子と言えば、完全に織りあがった布を、湯通しをして張る時に、やはり布幅を整える目的で使う道具の方をさすからです。布の幅出しという目的は一緒で、竹の先に針がついているという点も同じですが、別物です。
私はこの織り伸子を、3種類持っていて、布幅によって、また布の厚みによって使い分けています。
今、織っているのは九寸帯なのですが、実は九寸幅、久しぶりに織ってまして、したがって、織り伸子も、しばらくぶりに九寸幅用のを使っています。同じような糸使いで、一尺幅の着物を織ったばかりです。
それで実感したのですが、この九寸幅に使う織り伸子、あまりに無骨で、うわあ、こんなだったかなあと、、、。持っているうちで、一番の古株なんだけどね。
最近愛用している、一尺幅の織り伸子のエレガントさが身にしみました。昔はものを思わざりけり。
2. 影山秀雄さん
この一尺幅の織り伸子は、染織家の影山秀雄さんが、自ら制作されて、売ってらっしゃるものです。3年ほど前に入手しました。今回、図らずも使い比べるような形になって、改めて、影山さんのものの良さが身にしみたというわけです。
影山さんの織り伸子のよさ、どこにあるのでしょう?
まず、軽いです。竹を薄く削ってあります。軽いと布に与える影響が少なくてすみます。そして、しなやかです。適度なしなりがあります。絹の布にそっと張力を与えます。力任せにぐぐーーっと伸ばすではなく、竹のしなりで、柔らかく伸ばします。
そして、先についている針が短く、角度が絶妙。織ったばかりの布に、すっと入って行く。刺さるといいうより、入るという感じ。九寸用のは長い針が、「ブスッ」と突き刺さるのですよ。生まれたての布に「ブスッ」と刺し、ぐーっと広げるの心苦しい。痛そうだもの。
それから、針以外は金属を一切使っていない。長さの調節、九寸用のはネジで止めるけど、影山さんのは、竹製のタボ。二本の竹を合わせるもの、革のバンド。九寸のは金属です。これ、実感として、やはりいいと思う。
何より使ってて気持ちいいです。こういう道具で織ると、こういう織物になると思います。私の心もこうであれば。
3. 機料善
影山さん作の道具は、お店に置いている訳ではなく、通販もしないそうなので、ご縁がなければ買えません。東京では近々、TEORIYA さんで公開講座を開かれるそうなので、直接ゲットするチャンスです。そのあとは4月に奈良ですって。ご興味の方、ググってください。
私が、影山さんの道具がいいなあって思うのは、影山さんご自身が、経験豊かな一流の織り手であって、まずはご自分の織りのために道具を作られているという点です。この道具が与える影響は、糸にはこうで、布にはこうで、織り手の体にはこうでって、全部を知り尽くしていらっしゃる。
で、実は、恥ずかしながら、この織り伸子も、ここまで素晴らしいとは、思ってなかった。調子よくは使っていたけど、布に掛かる負荷を最小にしているとか、針が長いと自分で引っ掛けるおそれがあるとか、考え抜かれて作られてるとは、気づいていませんでした。
その上、姿が美しいのです。本当にエレガント。影山さんは、ご自分の作った道具に「機料善」(きりょうよし)と名付けていらっしゃいます。少々オヤジギャグぽいネーミングがほのぼのだなあ。
*織りをやってない方には、織り伸子がどういう形態か、想像しにくいですよね。ブログの方に写真載せました。よかったらご覧ください。
http://www.someoriyoshida.com/?p=4348
1枚目の写真、上が影山さんの機料善、中が九寸帯に使ったオールマイティーの古株、下の西陣で使われているものです。長さ違いでたくさん持ってます。
2枚目の写真で、機料善の竹の薄さ、しなり、お分かりいただけると思います。竹製のタボも見えてますね。
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立春を過ぎ、少し日差しは明るくなりましたね。いかがお過ごしでいらっしゃいますか?
8通目のメルマガをお届けいたします。今日は、ある本の話です。
《 目次 》
1. 染太郎の口伝帳
2. 直接染料と酸性染料
3. 簡易出版
___________
1. 染太郎の口伝帳
先日、ツイッターを見ていたら、旧知の染織家の方が、ある本のことをつぶやかれてました。「これは、呼ばれた気がする、、、」さっそく取り寄せました。
染色の技法書なのですが、内容がものすっごく濃く、深く、とても詳しくなんでも書いてあって、面白いこと面白いこと。今まで、腑に落ちてなかった事が、どんどん落ちてきました。すごいなあ、こんな本、あったんだ。
本の名前は「染太郎の口伝帳 染色心得の巻 第4版」。著者は、染太郎 KITAZAWA さん。
初版は、2001年とのことですので、新しい本ではありません。私、きっと、この本、今までにも見かけたこと、小耳にはさんだことあったと思います。それをスルーしてたのねえ。今やっと、準備ができたってことでしょうか。
2. 直接染料と酸性染料
染太郎先生、質問受け付けますとのことでしたので、さっそく不思議に思ったことをメールさせていただきました。
本に、直接染料と酸性染料は併用しても差し支えないと書いてあったことについてです。丁寧なお返事いただき、目から鱗がボロッと落ちました。
「直接染料と酸性染料は、ともにアニオン染料で、違いを見つけるのが難しいほど、近い染料である」
もう何年も、酸性染料も直接染料も使ってるのに、成分が近いって思いもしなかった。別物として使い分けてた。そもそも、染料の成分まで、考えてなかった。
もしかして、ここヒント?もっと大きく、全体を見て、大元を見て、使いこなす道を拓いて行こう。
3. 簡易出版
大感銘を受けた「染太郎の口伝帳」ですが、体裁はいたって簡素な簡易出版タイプの本です。カラーページなど、一切ありません。
そういえば、私が、和裁の参考にしている本も簡易出版です。これもすばらしく、頼りになる本です。(「きもの早わかりハンドブック」 寺西正文著)(私が和裁をするわけではなく、きものを織る上で、仕立てを知るための参考書として使ってます)
あと、染料屋さんの田中直から出ている「染色の基礎知識」も大いに参考にさせてもらってますが、こちらも簡単な作りです。
立派な装丁の本も持ってますが、座右に置くのは(座右というか、主に染めタンクの横ですが)、簡単なつくりの、ある種、マニアックな本だなあ。
あと、やっぱ、現役バリバリの方が書かれてるっていう同時代性もビンビンくるし、礼を尽くせば、コンタクト可能ってのもありがたい。
核心をついたものをそばにおいて、核心をついて行こうと思った次第です。
* ツイッター、やられてる方、もしよかったらフォローミー。毎日、その日の出来事をつぶやく「今日のよきこと」書いてます。あと、ブログ更新のお知らせもしています。よろしく!
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7通目のメルマガをお届けいたします。
《 目次 》
1. 資本主義
2. 着飾ること
3. 寂しい生活
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1. 資本主義
先日、東京、京橋のリクシル ギャラリーで開催中の、「織物以前 タパとフェルト」展を拝見してきました。レクチャーにも申し込んでいたので、とても面白い話も聞くことができました。
講師のお一人、福本繁樹先生によると、「資本主義経済の中からは、ものすごいものは出てこない」そうです。
他人よりも抜きん出て、もっと目立って、たくさん稼いで、、、、という資本主義的思想の中からは、本当にいいものは出来ないと。
資本主義の競争の中でもまれた方が、いいものが出来そうと思いがちですが、そうではないんですねえ。
なるほど、確かにそうかもしれません。圧倒的にすごいものというのは、別次元で作ってますよね。例えば、ピラミッドとかがわかりやすい例かと思いますが。ああいうものは、決して競争原理からはできませんよね。
資本主義どっぷりの中に生まれ育った私ですが、どうにかヒントをつかんで、少しだけでもいいから、別次元の何かを取り込んで行きたいです。心身ともに鍛えていけば、いつか近づけるかな?
ブログに、この日のことを書いてます。よかったら。
http://www.someoriyoshida.com/4250
2. 着飾ること
福本先生のお話でもうひとつ心に残ったことは、わが身を着飾る装いのことです。
人類は、原初の頃から着飾ってきました。衣服が発明される前は、肉体に入れ墨をして、自分を飾り立てました。男も女もです。戦いに出るときは、最高に飾り立て、勇敢さを表現し、自分を鼓舞しました。
私はふと、今年、問題になった、成人式の振袖も、その飾り立ての一例だなあなんて思いました。
着飾ることは、本能でしょうか?人類の文化そのものでしょうか?
とかなんとか言いながら、この日私は、ほぼすっぴんの上、寒さと多忙に負け、まったくお洒落でない、防寒第一簡単洋服でした。
講師の福本先生も、グレーの背広姿で、ご自分のスタイルなのでしょうが、着飾ってらしたとは言い難かったなあ。
着飾ることが、人類の根源的な文化なら、現代の文化レベルは、、、、どうなのだろうか?
3. 寂しい生活
資本主義とアートの関係を考えておりましたら、ふと、以前読んだ、稲垣えみ子さんの「寂しい生活」という本を思い出しました。
稲垣さんて、アフロヘアの元新聞記者さん。この本は、原発事故をきっかけに、稲垣さんが、節電に目覚め、家電をどんどん手放し、電気に頼る生き方に疑問を持つという内容です。
この本に、冷蔵庫ができる前は、食品の保存がほとんどできなかったから、作り置きができず、おかずを作りすぎたら、ご近所におすそ分けしていたと書いてありました。それが冷蔵庫ができ、いくらでも保存ができるようになり、我が家にため込むことになったと。
どんどん買い物をして、どんどんため込み、どうしようもなくなって捨てるのが現代社会だと。ここんとこ読んで、これでは循環がなく発展がないよなって思いました。
外に出して回した方がアートなのに。結合反応起こして何か始まるかもしれないから。
(ま、もしも現実でおすそ分け文化が復活したら、ちょっと面倒くさいかもしれませんけどね)
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《 目次 》
1. 着姿ギャラリー
2. パソコンを変えたら
3. 思ったこと
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1. 着姿ギャラリー
昨年リニューアルした私のサイト、新たに「着姿ギャラリー」も作ったのですよ。自分でいうのもなんですが、これ、なかなかいいんです。もうご覧いただきましたか?
「着姿ギャラリー」というのは、文字どおり、私が織ったものを身につけてくださっている方々の写真を見ていだただくページです。
プロのモデルさんや女優さんでなく、普通の方々です。ということは、みなさん、仕事で着ているわけでなく、100%着たいから着ているのです!みなさん、とってもいい表情で、生き生きしてくださっています。着ることは喜びなんだなって、伝わってきます。
着姿ギャラリーはこちらです。ぜひご覧ください。
http://www.someoriyoshida.com/style
2. パソコンを変えたら
昨年の夏頃から青色吐息だった、我がパソコン。だましだまし使ってきましたが、いよいよ危ないと、完全に落ちる前に買い替えました。それにともない、ソフトと呼ばれるものもほぼ買い替え(ただの文字列なのになぜこんなに高い!)。
住所録として使っている「ファイルメーカー」はそのまま使えるはずだけど、どうしてもうまくいかないので、カスタマーサービスに電話しました。
そうしたらなんと、新しいパソコンのバージョンが新しすぎて、入らないと。最新版に買い替えてくださいと。
なんと、、、新しいのが理由で使えないとは、、、
仕方ないので泣く泣く買いましたが、4万円近い出費に気が遠くなりました。
3. 思ったこと
最近のことですが、20年くらい前に作ったのれんのことで相談を受けました。20年間、お仕事場の半分外のような場所に掛けっぱなしだったと。(渡り廊下みたいなところかな?)今度、家の中に掛け替えたいが、すり切れたところなど、補修はできないものだろうかと。
実物を送ってもらって見て見ますと、そうとうオンボロになり、一部ヨコ糸が切れていたりして、織物としての寿命はまっとうしてると思いました。
その旨、お伝えすると、とても気に入っているから捨てたくないんだと。
だったら、織物として復活させることは無理でも、雰囲気を楽しむテキスタイル作品ということにしましょうかと提案。ほつれたところを縫い留めました。(織物として補修するには、タテ糸とヨコ糸を組織通りに入れ込んでいく必要ありなのです。今回はそれをせず別の糸で縫ったということ)
お送りすると、「よみがえった!」ととても喜んでくださいました。きっとまた永く、お使いいただけることでしょう。
布は、ずっとずっと楽しみながら、あなたに寄り添いつつ、時には形態を変えて、いつまでもお使いいただけます。アイディアや遊び心も、いかんなく発揮できます。5年で買い替えを求められるコンピューター業界とはえらい違いです!
着姿ギャラリーにも、2003年にお求めいただいた作品をお召しくださっている写真から載ってますよ。織物っていいなあ~。
*染織吉田の通販サイト《 some ori マーケット 》では、あなたの人生を豊かにする一品、売ってます!新作もちょこちょこ載せていきますので、のぞいてくださいね。
http://www.someoriyoshida.com/store
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《 目次 》
1. 太陽礼拝
2. 下世話な話
3. some ori マーケット
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1. 太陽礼拝
2017年も今日で終わりですね。あなたにとって、この一年はどんな一年でしたか?
私は、何と言っても、サイトをリニューアルしたことと、それにともなって、通販サイト《 some ori マーケット 》と、このメルマガ《 some ori 通信 》を始めたことが、大きいです。メルマガに付き合ってくださっているあなたさま、本当にどうもありがとうございます!
それから、もう一つ、大きなことは、ヨガを続けたことです。
ヨガ、最寄り駅の近くにスタジオができたのをきっかけに、昨年の12月に始めましたので、丸13ヶ月やってます。
一昨日が、今年最後だったのですが、年末スペシャルレッスンで「108回の太陽礼拝」と言うのに参加してきました。
太陽礼拝って、うまく説明できませんが、なんか、五体投地みたいな動きです。立ったり、這いつくばったり、呼吸と動きを合わせながら行います。
それを、ただただ108回。所要時間は1時間半。
これ、なかなかきついんですよ。ぼぉーとしてきて、ヘトヘトなのも快感(?)になってきます。
どうにかやり通して、達成感を味わいました。ま、煩悩をそぎ落とすまでは、まったく到達できていませんが。2日たった今、猛烈な筋肉痛です(笑)。
同じことを繰り返すことの快感は、機織りにも通じると思います。
私は、どちらかと言うと、人がやってないことをやりたいし、きをてらったものも好きです。
それでも、快感は、日々の繰り返しの中からやってくると思いますし、いいものが生まれるように思います。
2. 下世話な話
13ヶ月続けているヨガ。やっぱり気になるお金の話。
いくらくらい使ったかと言うと、ひと月13,300円の通い放題のコースですので、172,900円ってことになります。
受講履歴を見ますと、212回です。割ると一回あたり、815円。これは安いのでは?
13ヶ月を56週と考えると、1週間で3.8回通っている計算。行ける時は必ず行くって感覚で通っています。
自分の体や、内面と対話して行く感じなのも、気に入っています。
通い始める前は、ひざとか、喉とか、肩とか、腰とかに不安がありましたので、それが少なくても悪化はしていないのも、よかったことです。
3. some ori マーケット
年末年始、忙中閑あり、案外手持ち無沙汰になったりもしませんか?
そう言う時は、染織吉田の通販サイト《 some ori マーケット 》をのぞいて下さいね。
《 some ori マーケット 》のトップページはこちらです。ONLY ONLY のページも、時間がある時、ゆっくり読んでみてくださいね。
http://www.someoriyoshida.com/shop
ブログのこのページで、おすすめ作品をご紹介しています。
http://www.someoriyoshida.com/3978
ブログでは、帯揚げを染めた話も好評でした。今なら、きものか帯をお求めいただいた方へ、帯揚げをあなたの好きな色に染めて、プレゼントしています。それ以外の方からもお問い合わせが多いので、帯揚げのみのご注文にもお応えして行こうと思っています。
http://www.someoriyoshida.com/3927
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染織吉田のメルマガ、《 some ori 通信 》5通目のメルマガをお読みいただき、どうもありがとうございました。
ご感想、ご意見ございましたら、このメールに返信する形でお送りください。
配信停止をご希望の方は、タイトルを「配信停止」として、このメールをそのまま返信してください。
これからも、some ori や、きものや、モノ作りを通して、あなたさまとご縁を育んでいきたいと思っております。
どうかよろしくお願いします。
今年も、本当にお世話なりました。どうか良いお年をお迎えください。
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きものと帯の注文制作
染織吉田 吉田美保子
http://www.someoriyoshida.com
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《 目次 》
1. 竹取の媼
2. 綾竹を作る
3. 年始は熊本
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1. 竹取の媼(おうな)
先日のことですが、山あいに、綾竹にする竹を取りに連れて行ってもらいました。
綾竹ってお分かりですか?
機織の道具の一つです。タテ糸には必ず「綾」を取るのですが、それをキープしておくものです。
ようは、両端に穴を空けた、細い竹です。条件は、まっすぐであること。ツルツルであること。
ですから、とっても単純なのですが、これがこれが。
今まで私が使っていた綾竹は、雑貨屋さんで買った、のれんの棒を適当な長さに切ったものでした。
先日、「綾竹に最適な竹が取れる秘密の場所」に「最適な季節」に連れて行ってもらい、崖を滑り降りて、バサっバサっと竹取の媼(おうな)と化しました。
2. 綾竹を作る
まず、取って来た何本もの竹をよーく見て、太さと節の位置を比べ、綾竹に最適なものを選び出します。
そして水洗い。金だわしを使うといいです。そして、バーナーで熱を加えながら、温まったところに圧を加え、少しずつ歪みや反りを直していくのです。直ったら、水雑巾でおさえて、定着させます。
織り幅を考え、綾竹として適当な長さに切ります。節を小刀で取って行きます。これも丁寧にちょっとずつ。決して、鉛筆を削るようにではありません。その100分の1くらいのペースで。それから、紙やすり。荒いのから始めて、3段階。
穴を空けて、紐を通します。
以上が綾竹の作り方です。
道具ってこんなに丁寧に作るんだ。反省しきり。これを知ってしまえば、元には戻れません。他の道具も、いろんな点が目につきます。少しずつ、改良を加えようと思います。「昔はものを思はざりけり」という日も近いか?
3. 年始は熊本
あっという間にお正月が来そうで、怖いですね!
特にお正月らしいことをしない私も、慌てふためいています。
お正月は、故郷の熊本に帰りまして、染織吉田の通常業務も、1月1日から5日、お休みをいただきます。
もしも、その間、熊本でご用事がある方は、お気軽にご連絡ください。
例えば、「いつかONLY ONLY できものを作りたいのでヨシダに会ってみたい」とか「通販サイトにある商品の実物を見てみたい」などあれば、熊本市内から出かけられるところに限りますが、伺いますよ。
1月の2日、3日、4日、時間は要相談となりますが、お受けできますので、お気軽にご相談くださいませ。
ちなみに通販サイト http://www.someoriyoshida.com/store 気になるものはございませんか?
ONLY ONLY のご説明 http://www.someoriyoshida.com/store/store_cat/only まずはお問い合わせを!
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どうかよろしくお願いします。
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きものと帯の注文制作
染織吉田 吉田美保子
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3通目のメルマガをお届けいたします。
《 目次 》
1. 思うこと
2. お知らせ
3. おふくわけ
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1. 思うこと
帯を織っています。12月の初めに開催させていただく、横浜元町のじざいやさんでの展示会に間に合わせ、お披露目したいと、必死です。
急いではいますけど、手順は端折れませんので、コツコツと、自省しつつやってます。
それで、タテ糸を経てていた時思ったのですが、これって、絵画のキャンバスを自分で作っているってことだなと。
大昔、美術大学で絵を描いていた頃、キャンバスを自分で作るのが好きでした。形を自由にしたかったので、定形枠を使うのではなく、土台から作るのです。で、自作のフレームに、市販のキャンバス地を張って、抽象画を描いてました。
それで、ふっと思ったのですが、今私がやっていることは、その延長線だなと。
今は、キャンバス地の糸を厳選することからはじめるのです。糸を精練し、染め、糊をつけ、タテ糸を経て、ヨコをどう出会わせていくかに腐心し、完成形を作りだしていく。美しく力があって、目が離せないものを作る。それが誰かを喜ばせる。
美術大学に行っていたのは、もう30年も前のことなのになあ。
2. お知らせ
横浜元町の「じざいや」さんでの展示会、ぜひお越しくださいね。
12月2日(土)と3日(日)は、私も会場におります。新作、間に合わせて、持って行きますよ。
新作以外は、すでにじざいやさんにお送りしています。ご都合に合わせて、ぜひお出かけください。
詳細はこちらのブログで。
http://www.someoriyoshida.com/3531
3. おふくわけ
前回のメルマガに引き続き、いただきもののおふくわけ企画です。きもの好きな方にはたまらないと思います。
「池田重子 横浜スタイル展」の招待券です。
池田重子さんは、超絶美しいきものの大コレクターとしてあまりにも有名な方ですね。
銀座で開催されていた「日本のおしゃれ展」には、私もほとんど毎回出かけました。その美意識の高さに圧倒されっぱしでした。
ご著書もたくさんあって、私も数冊持っています。写真も文章も、ため息が出つくすほど美しい御本です。
池田さん、横浜生まれでいらっしゃるんですね。そんなご縁もあるのか、今回は横浜での展示会とのことです。
招待券たくさんいただきました。先着10名さま、おふくわけします。このメルマガに返信する形でご応募下さい。
会場は横浜のそごう美術館で、会期は12月13日から1月8日です。詳細は、こちら。
https://www.sogo-seibu.jp/common/museum/archives/17/ikeda_shigeko/index.html
私は、12月14日木曜日に出かけようかなと思っています。もしもご一緒してくださる方がおいででしたら、ぜひお声がけください。時間は決めてませんので、合わせますよ。このおふくわけ企画で行かれる方も、そうでない方も、もしよかったらご一緒しましょう。このメルマガに返信してください。
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きものと帯の注文制作
染織吉田 吉田美保子
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2通目のメルマガをお届けいたします。
《 目次 》
1. 思うこと
2. お知らせ
3. おさそい
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1. 思うこと
サイトをリニューアルして、通販を始めると決めた時、大変心配していたことがあります。
それは、今までお取引いただいていた小売店さんに、総スカンを食らってしまうのではないかということでした。
作り手がお客様に、直接コンタクトし、直接説明し、直接売るのですから、そうなっても仕方ない、しかしそうなったら、私は生きていけるのかと、半年以上悩んで、腹をくくってのオープンでした。
しかし、フタを開けて見ると、縁を切られるどころか、とてもあたたかい空気を感じました。
その上、数件のご無沙汰していた呉服店さまのからもお声がけいただき、おつきあいを復活させることができました。
いやはや、なんとありがたい。
世の中、捨てたもんじゃない。
ご連絡いただく度、ちょっとの間、ぼーっとしました。
作ったものが流通するってことは、私にとっては生きることそのものです。
生かされて生きてることを実感しています。
2. お知らせ
そんなおつきあいが復活した呉服店さまの一つに、横浜元町の「じざいや」さんがあります。
この度、サイトリニューアルをきっかけに久しぶりにメールいただき、急きょおじゃましまして、いろいろお話をして意気投合し、作品展を開催することになりました。
とんとん拍子です。いやあ、勢いがあるっていいですねえ。
期日は、12月の頭の数日間です。11月の末には、作品は送ってます。
12月2日(土)と12月3日(日)には、私もじざいやさんにおじゃまします。ぜひ遊びに来てください。
せっかくお披露目のチャンスいただいたのですから、新作も作ってご覧いただきたく、どうにか作る時間を捻出できないかとスケジュール表をにらんでいるところです。
詳細はこちらのブログで。
http://www.someoriyoshida.com/3222
3. おさそい
ひょんなことから、上野の「鈴本演芸場」の招待券をいただきました。
ひょんなことっていうのは、こちらのブログの後半に書いてあります。
http://www.someoriyoshida.com/3253
この昭和13年生まれのマダムが送って下さったのです。
世の中、回り回るものですね。
そこで!
このメルマガをお読みの方で、ご都合がつく方、ご一緒しませんか?
11月30日の木曜日の昼の部、いかがでしょう?
行きたいって方、このメールに返信する形で、お申し込みください。
招待券は5枚ありますので、4名さま、募ります。
その方々には、招待券を郵送しますので、当日、おのおの入場し、会場内でお会いしましょう。
昼の部は、12:30 からですが、必ずしも、初めから観なくてもいいと思います。
終演は、16:30とのことですので、その後お時間ゆるす方は、そこらで一杯やりませんか?
お申し込みの締め切りは、11月17日金曜日、夜の10時とさせていただきます。もしも、4名以上のお申し込みがありましたら、あみだくじです。
鈴本演芸場
http://www.rakugo.or.jp/index.html
11月下席昼の部の番組表
http://www.rakugo.or.jp/2017-11shimo-hiru.html
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染織吉田のメルマガ、《 some ori 通信 》第2号をお読みいただき、どうもありがとうございました。
ご感想、ご意見ございましたら、このメールに返信する形でお送りください。
配信停止をご希望の方は、タイトルを「配信停止」として、このメールをそのまま返信してください。
これからも、some ori や、きものや、モノ作りを通して、あなたさまとご縁を育んでいきたいと思っております。
どうかこれからもよろしくお願いします。
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きものと帯の注文制作
染織吉田 吉田美保子
染織吉田のメルマガ、《 some ori 通信 》にご登録いただき、ありがとうございます。
初めての配信です。うまくお届けできるのか、どきどきしております。
《 目次 》
1. ご挨拶
2. 最近のこと
3. some ori ノートより
4. some ori マーケットより
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1. ご挨拶
お待たせいたしました。やっとやっと《 some ori 通信 》第一号を配信いたします。
今、この画面の目の前におられるあなた、本当にどうもありがとうございます。
実はメルマガをやると決めてからずっと、全く申し込みなかったらどうしようと心配していました。
予想以上にお申し込みいただき、ほっとしています。
申し込んでくれて、心配を吹っ飛ばしてくれて、どうもありがとう!
この場は、ブログやSNS より、もう一つ、パーソナルに(ある意味、無防備に)書き綴っていこうと思っておりますので、
どうかご寛大におつきあいのほど、よろしくお願いします。
2. 最近のこと
ここのところの、私の変化は、もちろん、サイトをリニューアルしたことなのですが、もう一つ、大きな変化がありました。
それは、織り機の改造をしたことです。
織り機というのは、踏み木(ペダル)を踏んで、タテ糸を操作するのですが、この踏み木の支点の位置を、後ろから前に付け替えました。
これ、10年ぶりの改造です。
支点が前でも後ろでも、織れるものに大差はありません。
違ってくるのは、織る速さと、織る姿勢と、私自身の疲れ具合です。
踏み木の支点、実は、もともと前に付いていて、その状態で約14年織ってました。
10年前に、織りの先輩方に聞きまわったり、西陣の織工は後ろ支点だと聞いて、付け替えました。
一日中織り続けるには、そっちの方がいい判断して。
で、あっという間に、10年。
いろいろ天秤にかけまして、「体に無理なく織り続けるには」という点を重視して、入れ替えることにしました。
10年後はどう織ってる? 20年後は? だったらそれに今から慣れておかないと。。。
さて、変えてみて、今のところの実感は、確かに支点が後ろの方が早く織れるけど、前支点の方が、体の芯が安心しているように思います。
しかし、それは本当?
労をいとわず、試行錯誤を重ねようと思います。
3. some ori ノート(ブログ)より
ブログは、ただいま進行中のONLY ONLY 、「めとさま2」のお着物と、「睦月さま」の帯、制作過程を連載中です。
しかし実は、ブログ上よりも、ずいぶん進んでいます。記述が追いつきません。
・めとさま2
6回目の打ち合わせもすでに終わり、改めて糸を調整し、織り始めています。
織り始めてすぐに、「うわっ、めとさまらしい!」って感嘆符付きで声が出ました。
色も柄も、めとさまそのもの。お色味、特にめとさま色です。
すっごく可愛いおきものです。ブログでお確かめください。
http://www.someoriyoshida.com/category/only-only-注文制作/めとさま2
・睦月さま
睦月さまの帯も、試し織りをお送りし、やり取りし、合意点まで到達しております。
こちらは、打って変わって、「渋かっこいい系」の帯です。
ブログでは、これから、そのかっこよさをお披露目できると思います。
http://www.someoriyoshida.com/category/only-only-注文制作/睦月さま
3. some ori マーケット(通販)より
someori マーケットより選りすぐりの一点を紹介します。
ご紹介の第一号として、「善吉・手織り鞄、大きくてヨコなが、グリーン&イエロー」を選びました。
きものでも洋服でも合う鞄で、鮮やかな緑と黄色が可愛いです。下のリンクから、ぜひ実物をご覧くださいね。
こちらは、私が布を織って、帽子作家の善林英恵さんがデザインと仕立てをするという、コラボレーションで作っています。
このシリーズ、特徴のひとつが「軽い」ってことです。
帽子って、軽いのが身上だそうで、帽子に精通している善林さんにとっては、軽く作るってことは、お手の物なのです。
軽いってどのくらい? そうだ、私の個人の持ち物と測って比べてみよう!
こちらの「善吉・手織り鞄、大きくてヨコなが、グリーン&イエロー」は、482gでした。
対して、私の重くて使わなくった手提げ型の革のバッグは、908g。
愛用しているリュックサックが、756g。
革のショルダーバッグが、558g。
ナイロンの手提げが、350g。
うむ。なるほど。確かに軽いね。
これなら、持って歩いて疲れないね。
入る量は、リュックサックと同じくらいなので、持ち物が多く、おしゃれな、軽い布の鞄をお探しの方、ぜひご検討ください。
2018年5月1日までは、期間限定で送料無料です。
http://www.someoriyoshida.com/store/t-7-7
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きものと帯の注文制作
染織吉田 吉田美保子