吉田美保子の some ori ノート

たくさま の Gently White

2018.07.30

たくさま のONLY ONLY、無事、高松のたくさま のお手元に届きました。

「とても素敵に仕上げていただきありがとうございます。」とメールいただき、ひと安心。お締めいただくには、季節の巡りを待たなくては。それも楽しみのひとつですね。

こちらでもお披露目しますね。

「Gently White(ジェントリーホワイト)」と名前をつけさせていただきました。やさしい、穏やかな、落ち着いた白です。

「地味なのが好き」とずっとおっしゃってたたくさま 、抑えるところは、ぐっと抑えて作りました。

でも、地味なだけじゃないよ。華やかでもある。濃い地のお着物に乗せるとほらこんなに。

こちらは、前帯部分。前帯もおタイコ同様、いろんな色の真綿を、撚り混んで入れてます。太めのキビソ糸もね。

八寸帯 オーダー 注文 お誂え 織り

前帯を、筒状するとこんな感じ。けっこういろんな色が入って、表情ゆたかなの、お分りいただけると思います。

手前がおタイコ、奥が前帯。

八寸帯 オーダー 注文 お誂え 手織り 紬

こんな帯です。

おタイコ部分のアップ。前帯も同様。

こちらはタレ先と手先のアップ。こんな感じで、表情はあるけど、差し色はなし。

八寸帯 オーダー 注文 お誂え 紬 手織り

ベースのヨコ糸はこれ。真綿紬糸を合わせて作ったもの。濃いオリーブ色と薄いグレーで杢糸(もくいと)にしています。

ルーペで見てみましょう。紺色の真綿。

レモン色とオリーブ色を混ぜた色の真綿。

紅色の真綿。

太いキビソ糸を入れたところ。

早く秋になって、たくさま から、「締めましたよ〜」ってお便りが届かないかな〜〜。待ち遠しいわ〜〜〜。

たくさま 、完成

2018.07.27

さあ、完成しましたよ。たくさま のONLY ONLY。ちらっとだけ、お見せしますね。こんな感じで仕上がりました。

お手紙書いて、糸見本を作って、お仕立ての説明をつけて、たくさま のことを考えつつ、発送準備です。

こんな感じで、たくさま の御許、遠く高松にお届けします。

うふふ。帯の全容は、次回のブログで載せさせていただきますね。乞うご期待。

7月26日、今日のよきこと

2018.07.26

今日は、本当によい日でした。

まず、昨晩の久しぶりの夕立のおかげで、大地が落ち着き、よく眠れ、よい目覚めだったこと。

朝の涼しさのまま、今日は一日中、快適だった。神の恩恵のようだった。最高気温が30度って、なんて涼しいんでしょう!(西日本は今日も暑かったとのこと。本当にお見舞い申し上げます。特に、被災地は大変でしょう。お身体、くれぐれも。)

お昼はお客さまとのミーティングだったのだけど、それが、とっても建設的で、深い話もでき、これから織るお着物のご希望も飲み込め、全体像が見えてきて、本当にありがたかったこと。(このお話は、後日ONLY ONLY ストーリーとして書きますね。)

日本橋三越の特別食堂で、超絶おいしいうなぎをご馳走になってしまった!京都の銘菓もお土産に!なんか、怖いくらいの贅沢。

午後は、せっかく東京の東の方へ来たので、足を伸ばし、上野へ。東京国立博物館でやってる「縄文展」、観たかったんだ。

縄文、いい!なんかね、すごく自由。土偶も、土器も。為政者に命令されて作ったのじゃなくのびのびしてる。喜びに満ちてる造形なのだよ。神とか村おさとか、そういうものに捧げるためでもあっただろうけど、自由なのだよなあ。夢中になって作ってて、やり切ってて、カッコいいです。

あとやっぱ、「縄文ポシェット」を観たかったのだけど、これも存在感ありましたよー(このページの上から3番目の写真)。

この頃はまだ、織りはないのだ。編みはあったのねえ。木の繊維を編んでいるのだけど、その構造は綾織そのものでした。タテもヨコも、二本浮いて、織り込んで、また二本浮くの繰り返し。なんで、平織りの構造じゃなかったのかなあ。平織りの方が、単純だし、丈夫なんだけどなあ。綾織のいい点は、柔らかいことなんだけど、縄文人、くるみ採集の鞄に、柔軟性を求めたのかな?

*「縄文 – 一万年の美の鼓動」展は、9月2日まで、東京国立博物館にて。

*写真は、東博、本館の入ってすぐの階段あがったとこ。

 

 

18通目のメルマガ【被災地応援号】

2018.07.19

染織吉田のメルマガ、《 some ori 通信 》にご登録いただき、ありがとうございます。
18通目のメルマガをお届けいたします。

こんにちは。

日本中の多くの地域で、毎日猛烈な暑さですが、いかがお過ごしでいらっしゃいますか?

先日の西日本の水害、被害を被られた地区にお住まいの方、また、ご関係先が巻き込まれた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

本当に大変なことで、心から、お見舞い申し上げます。

今日のメルマガは、この度の天災をきっかけに思ったことなど書きます。

お付き合いいただければ、幸いです。

《 目次 》

1. 善吉・コラボ鞄より

2. 村山嘉昭さん

3. 10%寄付

___________

1. 善吉・コラボ鞄より

染織吉田は、善林英恵さんとコラボで、「おしゃれな普段着物にコーデする和装バッグ」を作っていますが、

その売上の10%を、天災が起きた時に寄付しようと、常々プールしてきました。

「今こそ、使うべきだ」と、プールの全額、42,552円を、この度、寄付いたしました。

寄付できたのは、コラボ鞄をお求めくださったお客様のおかげです。本当にどうもありがとうございました。

心ばかりではありますが、我々としては精一杯の額です。

作り手の社会参加を手探りしておりますが、今の所、身の丈にあった参加をさせていただいたと思っています。

思いましたが、パーセンテージとか、寄付先の方針とか、決めておくのはいいですね。

いざという時に、悩んでられないって気がしました。指針が決まっていれば、淡々と進めるのみですもの。

この日のブログを後ほどリンクしますので、ぜひお読みください。

 

2. 村山嘉昭さん

寄付する先は、善林さんとの話し合いで「自前で駆けつける小さなNPOか個人の方」と決めていました。

今回、このお金を託したのは、個人でボランティア活動を続けている写真家の村山嘉昭さん。

この方は、私が勤め人をしていた頃の知り合いで、もう15年以上昔のことですが、東京でお会いしたことがあります。

ほぼ同世代の我々ですが、20代だった阪神淡路大震災の時、お互い関西在住だったことから、その当時の話となりました。

村山さんは、震災直後から長期間、避難所にボランティアとして関わっていたそうです。被災された方々に顔を覚えられ、いつものあの人と頼りにされる。長期間関わり続けるってすごいなって思いました。

一方、その時の私にできたことといえば、住んでいた豊中から、神戸の灘区岩屋まで、何度か自転車で支援物資を運んだことのみでした。その頃、仕事で障害がある方々と繋がっていまして、気になる家族がそこに住んでいたのです。今思えば、効率悪すぎ。もっと何かできたのにと思いますが、その時はそれしかできなかったです。その家のお母さんが泣いて喜んでくれたの、よく覚えてます。

村山さんに、その後お会いする機会はないのですが、SNSでは繋がってまして、東日本大震災の時も、村山さんのボランティア活動を、「さすがだなあ~」とモニター越しに見ていました。ご自分の判断で、必要なところに、何度も行かれるのです。

そして、今回の水害ですが、SNSを見ておりましたら、村山さん、7月10日に給水タンクとトラックを借りてもろもろ準備し、7月11日に、被災地に届け回ったとのこと。(そして、今日現在、2回目の支援に走り回っておられます!)

相変わらずすごいなあ。それも輪をかけて、すごくなってる。

それで、善林さんと話し、この方に託して、交通費の一部にしてもらって、少々でも被災地の役に立てればとなったわけです。

 

3. 10%寄付

善吉・コラボ鞄では、引き続き、売上の10%寄付いたします。今、5点あります。どれも素敵よ。7月21日の土曜日には、京都で展示もいたしますので、手にとってご覧いただけます。

また、染織吉田の商品も、期間限定で、10%の寄付をいたします。こちらは、8月12日までです。いつかヨシダのものが欲しいなって思ってくださってる方、もし良かったら、この機会にどうぞ。
冷房よけに、薄地のショールなどいかがでしょう?

染織吉田のブログ
http://www.someoriyoshida.com/blog

通販サイト
http://www.someoriyoshida.com/store

7月21日の京都での展示情報
https://www.yukiyanagian.com/blank-2

善林さんの寄付についての記事
http://zisoku.com/kyoto/volunteer/

村山嘉昭さんのフェイスブックとツイッター
https://www.facebook.com/Murayama.Yoshiaki
https://twitter.com/_murayama

___________

染織吉田のメルマガ、《 some ori 通信 》18通目のメルマガ【被災地応援号】をお読みいただき、どうもありがとうございました。

ご感想、ご意見ございましたら、このメールに返信する形でお送りください。

配信停止をご希望の方は、タイトルを「配信停止」として、このメールをそのまま返信してください。

これからも、some ori や、きものや、モノ作りを通して、あなたさまとご縁を育んでいきたいと思っております。

どうかよろしくお願いします。

___________

きものと帯の注文制作

染織吉田 吉田美保子
http://www.someoriyoshida.com

寄付しました。善吉・コラボ鞄より

2018.07.12

おしゃれな普段着物にコーデできるA4和装バッグ

去年の秋に、通販サイトを立ち上げ、その目玉として、善林英恵さんとコラボを始めました。ご存知、「おしゃれな普段着物にコーデする和装バッグ」シリーズです。

その時、売り上げの10%をつどつどプールしておいて、とてつもない自然災害がおこった時に、寄付させていただこうと話し合いました。善林さん、いい提案をしてくれた。モノを作って売る人間の社会参加の一つとして、とても自然でいいと思いました。

おしゃれな普段着物に コーデする A4和装バッグ

とは言っても、災害などないほうがいいから、えんえんとプールし続けたかったのですが、、、、1年を待たず、その時期がやって来てしまいました。

西日本の水害は、とてもじゃないけど、見てられません。これは今すべきじゃない?

善林さんと話し合い、行政や大きな団体の手の届かないところに、自前で駆けつける小さなNPOか個人の方に託したいということになり、、、、さらにモノではなくて、人に使いたいということになり。。。。。

おしゃれな普段着物に コーデする A4和装バッグ

そんな時、写真家の村山嘉昭さんが、徳島から、ロングトラックと大きな水タンクを借りて、水2トンを、今回の豪雨で、甚大な被害をもたらした愛媛県を流れる肱川沿いの個人宅へ届けまわったとフェイスブックで知りまして、この方に託し、交通費の足しにしてもらいたいねということになりました。村山さんにお聞きすると、水を配布されたのは大洲市の肱川沿いに点在する集落と、西予市野村町とのことです。

村山さん、我々の申し出に、はじめは、果たして自分でいいのか困惑していると返事くださったのですが、やりとりを重ね、「わかりました。ありがたくお預かりします。」とおっしゃってくださいました。それで、早速振り込みましたので、ご報告いたします。

村山さんの活動は、フェイスブックツイッターをご覧ください。

今回の寄付の金額は、42,552円 となりました。寄付の元は、以下の9点のコラボ鞄を求めてくださった方々です。本当にどうもありがとうございました。

大きくてヨコながブルー&イエローをお求めくださった、KNさま
小さくてタテなが、海の青をお求めくださった、AEさま
大きくてヨコなが、ブラック&パープルをお求めくださった、NNさま
大きくてヨコなが、グリーン&イエローをお求めくださった、TYさま
小さくてタテながいろんな色をお求めくださった、KNさま
ONLY ONLY でご注文くださった朋百香さま
ONLY ONLY で「My One And Only Bag」を作らせてくださったみるさま
ONLY ONLY でご注文くださったかのさま
ONLY ONLY でご注文くださったもまさま

なお、寄付は直の販売のみとし、お店さまを通して販売しました分は、省かせていただきましたこと、ご了承ください。

A4 和装 バッグ おしゃれ

善林英恵さんとのコラボ作品、上にあげてる写真のもの5点、いま通販サイトにあります。すごく素敵よ。いかがですか?。これら、7月21日土曜日に、京都でも展示販売されるのですよ。見て買いたい方は、こちらへぜひ。

それから、コラボ以外の染織吉田の作品、着物、帯、ショール、タブローなども、期間限定で、販売価格の10%を被災地支援のために寄付します。もし、いつか染織吉田のものが欲しいなってお考えくださっていた方、この機会に、ぜひ、お求めください。こちらは、一ヶ月間、8月12日までの期間限定です。

額がまとまれば、またすぐに寄付したと思っていますので、どうかよろしくお願いします。

たくさま 、すすむ

2018.07.11

さてさて〜、たくさま のONLY ONLY、順調に織り進んでいます。いい感じ!ねらったように織れると、心から楽しいね!

織り機の横から写真を撮るとこんな感じ。

八寸帯 手織り 紬 オーダー 注文 お誂え

そのまま、目線を下げるとこんな感じ。左下のロールが、織った帯の布ですよ。

今、織りたてほやほやのところはこんな感じ。

これが、地糸。自分で合わせて作った杢糸(もくいと)です。

おタイコ部分や、前帯部分には、真綿を自分で紡いだ糸も、入れます。上の写真の4種類に染め分けてから紡ぎました。奥に写っているのは、極太のキビソ糸。これで、でこぼこの表情をつけます。

さらに、これらの真綿をほんの少量ちぎって、糸に撚りつけて、ネップにしています。

ほら、自然にネップ、入っているでしょう。

たくさま 好みの、地味シブ帯になりますよ。もうすぐ完成!

きよさま の「Yellow triangle」

2018.07.09

5月に取り組んでおりました、きよさま の八寸帯、ブログ掲載オッケーが出ましたので、お披露目させていただきます。

じゃーん!今、全貌があきらかに!

作品名は、ズバリそのまま、「Yellow triangle(イエロートライアングル)」です。

イエローは、どストライクの黄色。しっかりした鮮やかな黄色です。よく発色しました。明るくはっきりされたきよさま に似合いそう!

八寸帯 オーダー 注文 お誂え 紬 手織り

上の写真は前帯部分。地色は薄いクリーム色なんですよ。

この写真だと分かりやすいかな?左側がおタイコで地色はホワイト。右側が前帯で地色はクリームです。

こっちの写真の方が分かりやすい?手前が前帯。奥がおタイコです。ちょっとした違いだけど、きっとお顔映りが違ってくると思います。きよさま のご希望を叶えられてよかったです。

タテ糸とヨコ糸のバランスもよかったみたい。しっかり打ち込みました。

耳もまあまあ揃いました。糸を変えて筋を入れたところは織り縮み率が違いますので、ビクビクなのですが、これはいい感じの表情のうちで収まったと思います。

耳はこの写真が分かりやすいかな。糸を変えるときは、余計な糸が出ないよう、端を前の段に織り込みながら、進みました。

おタイコと前帯。

おタイコと前帯と手先。

手先には黄色い三角柄は入らないけど、色糸の筋は入ります。これはまり子さんのアドバイス。端々まで仕事がしてあっていい感じになったと思います。

今回は、本当に三人で意見を出し合い、力を合わせて作りました。ご意見を取り入れることで、もうひとランク出番の多い、使いやすい帯になったと思います。ありがたいことです。

細部をのぞいてみましょう。

地の部分。タテもヨコもさすがの光沢。光るね。絹の持ち味だね。

三角のとこ。イエローの染料がしっかり繊維に食い込んでます。

銀糸のところ。細く控えめに光ります。

帯は、すでに仕立て上がって、納品を待つばかりという状況みたい。きよさま も、ワクワクして待たれていると、まり子さんから伺ってます。

こちら、夏物向けではないので、着用はもうちょっと先かな。今回は、ブログで楽しみにされてる方もおいでだろうから、載せてオッケーとなりました。ご配慮、ありがとうございます。

こちらは、きよさま にお渡しした糸見本。

きっと遠くない将来、締めていただいたお姿を拝見できることでしょう。その日を心から楽しみにしています。

うすぎぬショール、特価です(恥ずかしながら、、、、)

2018.07.04

ショール 手織り 涼しげ

ショール織りました。涼しげな模紗織りのショールです。ブルーの濃淡がきれいに出ました。

通販サイトの方に載せたので、観ていただきたいのですが、、、、、

実は、これ、わけあって、サンプル特価品です。恥ずかしながら、、、、

ショール 手織り 涼しげ

よかったら、ぜひ、通販サイトをご覧ください。こちら→

他にもショールあります。こちらはどうどうの完品(当たり前だろ!)。ショール一覧はこちら→

 

* 追記)お買い求め、いただきました。どうもありがとうございました。

works 作品

たくさま 、最終調整

2018.07.02

たくさま のONLY ONLY、本番に使う糸が出揃いました。

早速織ってみます。3回目の試し織りということになるけど、これは、たくさま と話し合うためというより、調子を見て、自分の指針を測り直すため。

(上の写真がそれです。半分より下のおとなしい部分は違いますよ。ネップが入っているところね。あと、ネップの入り方は本番とは違います。念のため。)

ふむ。よかろう。いいんじゃないか。やるだけやった。あとは、行くのみだ!

八寸帯 オーダーメイド お誂え 注文 

上の写真、左上が1回目の試し織り。右上が2回目。右下が3回目。これらをもう一度、よく見て、頭にしっかりインプットして、さあ本番、行きますよ。

17通目のメルマガ【ふすべ号】

2018.06.30

染織吉田のメルマガ、《 some ori 通信 》にご登録いただき、ありがとうございます。
17通目のメルマガをお届けいたします。

こんにちは。

先日の大阪での大きな地震、大丈夫でしたか?

メルマガを読んでくださっている中にも、大変な目にあわれた方、いらっしゃるのではないかと心配しています。

もうおさまったようにも見えますが、人の心の奥の奥には、まだまだ怖い思いがこびりついているのではないかと思います。

どうか、くれぐれも、無理しないでくださいね。

関東では梅雨あけ。

いよいよ夏です。

体を大事に夏を楽しみましょう。

《 目次 》

1. ふすべ

2. 骨董市で

3. ブログ

___________

1. ふすべ

「ふすべ」ってご存知ですか?

私は、先日、印伝屋さんに行ったときに、初めて知りました。

ご存知のように、印伝とは、鹿皮を染めて、その上に漆で型染めしたもので、お財布などによくありますね。

軽くて使い勝手も良いようで、年配女性を中心(?)に根強い人気があるようです。(あくまで私の感覚です)

実は、先日、母に財布を買おうかと思い、南青山の印伝屋さんに行ったのです。

通常の印伝の陳列の奥に、たたずまいが特別な一角を見つけ、どうも気になる。茶色くて地味なコーナーなのだけど、目が離せない。

ガラスケースを凝視していたら、店員さんが開けて触らせてくれました。

これが、ふすべとの出会いです。

うわあ、なんと柔らかい。手に馴染みます。自然な色も大好き。いぶされた匂いが残ってる~。

いろいろ教えてもらったのですが、ふすべって、鹿の皮を染めるのではなく、いぶすことで、茶色の色がつくのですって。で、例えば、糸を三本並べて、鹿皮に巻きつけてからいぶすと、その糸のところは煙が入らないので、生成りのままの色なのです。

その三本縞のキリッと美しいこと!縞っていいですねえ~~~!どこまでも続くって感じがしますね。吸い込まれそう。

うわー、、ドキドキしてきた。素材と縞のダブルパンチ。好物ふたつ。ノックアウトじゃ。

とうとう小さな小銭入れをゲットしてしまいました。

自分のものを買いにきたのじゃないのだけどな~。

2. 骨董市で

先号のメルマガでもお声がけしましたが、大和の骨董市に行ってきました。ご同行いただいた方のおかげで、とても楽しかったです。

たくさんの店が出てて、見て回って、ワクワクしました。欲しいものもいくつかありました。

ビーズバックしかり。印伝の札入れしかり。シルバーのカトラリーもよかったなあ。

たたずまいが美しく、均整が取れてて、りんとしてきゅーって感じ。作った人、リスペクトです。

欲しいなと思ったけど、買いませんでした。

お金の余裕がないのも理由ではありますが、ふすべの小銭入れは、余裕がないのに買いました。

同じようにドキドキしたのに、一方は買って、一方は買わない。

何が違いか?

問題はサイズだと思います。骨董市で見つけた方は、現代生活に合わないって思いました。

小さすぎるビーズバッグは、おしゃれした時の精一杯持ち物を少なくした時でさえ、必需品が入りません。

大きすぎる札入れは、日々持ち歩くのに邪魔ですね。

シルバーのカトラリーも、ぎょうぎょうしい飾りが、美しいけど、大きすぎる。

シンプルで、便利で、効率的なものばかりに囲まれたいのじゃありません。無駄が楽しい。無駄こそが豊かさかなとは思うのですが、、、

その塩梅がむずかしいですね。

 

3. ブログ

私の買ったふすべの小銭入れ、こっそりブログにアップしますね。

よかったら見てください。

http://www.someoriyoshida.com/blog

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きものと帯の注文制作

染織吉田 吉田美保子
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