
極薄の、大判ショールを織りました。
深みのある牡丹色が、光を受けるたびに表情を変えるショールです。
青みを含んだ紫の経糸と、濃いピンクの緯糸。
異なる色が重なり合い、紫にも、紅にも見える複雑な色合いになりました。
緯糸には、髪の毛よりも細い極細の絹糸を使い、軽やかに、艶やかに、やわらかく織り上げています。
ふわりと肩にかけると、ほとんど重さを感じません。
それでいて、しっとりとやさしく包み込みます。
経糸には二種類の絹糸を使いました。
そのうち一種類は、綛糸の状態で段染めに。
さらに整経後、束にした経糸をずらして染め重ねています。
そうして生まれたのは、深い豊かな奥行きです。
近くで見ると複雑。
けれど全体で見ると静かな統一感があります。
軽さと艶をまとった、羽衣のような一枚です。
上のクローズアップの写真では、経糸の複雑な配列と、極細の緯糸の繊細な表情をご覧いただけます。
こちらは経糸を巻いているところ。細長い新工房の縁側が、力を発揮する場面です。
織り機の幅、いっぱいいっぱいで織ってます。我が工房でできる一番幅広の織物です。
| 品番 | S-6-7 |
|---|---|
| 商品名 | ショール 牡丹羽衣 ぼたんはごろも |
| 素材 | 絹100%(極細) |
| 染料 | 酸性染料 |
| 長さ | 185cm(房を含まず) |
| 幅 | 56cm |
| 重さ | 48g |
| こんな時に | お着物の時のチリよけに。 お洋服の時のドレスアップに。 やさしく包まれたいとき。 冷房が効きすぎている場所でも。 |
| 価格 | ¥69,300 |