こんなふうに作ってます

熊本の新しい工房で、
今日も糸を染め、布を織っています。

織のための工房を建てました

以前より、
もっと静かに布と向き合える場所を
作りたいと思っていました。

光の入り方。
糸を張る長さ。
風の抜け方。
長く仕事をするための工夫。

制作のために必要だったものを、
少しずつ形にしました。

この工房は、
たくさん作るためではなく、
布と静かに向き合うための場所です。

糸を染める

強い色も、
静かな色も。

単独ではなく、
重なり合ったときに
どう見えるかを考えながら、
糸を染めています。

染めているのは糸ですが、
見ているのは、その先の織物です。

糸を整える

経糸を織り機にあげるまで、
糸をどう整えるか。

織りに携わる人がみんな
神経を注ぐところです。

布の表情は、
ここで大きく変わるように思います。

試行錯誤は尽きませんが、
私は今、
やっと自分なりの答えを見つけて、
考えながら進めているところです。

織る

経糸と緯糸を出合わせて、
少しずつ布にしていく時間です。

ここまでの準備が
しっかりできていれば、

あとは、
糸がなりたいように、
ただ体を使って織るだけです。

完成した布

布は私の手を離れ、
着る人の時間の中で
完成していくものだと思います。

身につけることで、
少しずつ、その人の布になっていく。

そんな布を作りたいと思いながら、
今日も工房で働いています。