「八寸帯 Gray Partition グレーパーテーション」(2019年作)
こちらのお客さま、すてきなお手紙に、この3枚のお写真を添えて、お店経由で送って下さいました。
お手紙に、「とても軽くて、しなやかで、締めやすく、身に付けるとほんわりして、ヨシダさんのお人柄が染み込んでいる様でした」と書いてくださり、ああ、救われたと思いました。
2020年の神戸での展示会「抽象と存在感」にお越しくださり、お選びいただきました一本です。メルマガを読んでくださっていて、そのお話もできて、大変うれしかったです。
その時、この帯をじっとご覧になって、
「ヨシダさんのまじめさが伝わってきます。」とおっしゃいました。
私は自分のこと、まじめとは思っていないのですが、よく考えてみると、この帯、タテ糸は、色味を微妙に変えた8色のグレーを合計35回染めてますし、ヨコ糸は微妙に染め分けた6色のグレーを合わせて織っています。
もしかしたら、私、まじめかもなあ、、、、と思いました。