
すごく面白い帯を織ってしまった。

面白すぎて、ドキドキ。迫力あるのよ。

上の写真、ご覧ください。お分かりですか?両脇にきている部分と、真ん中にきている部分、一枚の布の表裏なのですが、ガラッと表情違いますね。
どちらも面白いでしょ。両A面というんですかね、こう言うの。
実は元々は、真ん中の部分を表地として織っていたのです。出来上がって、近しい人たちに見せたら、口を揃えて、裏地の方がいいって言うのです。まあ何人かは、真ん中の部分にきている方が、いいって言ってくれたのだけど。
どちらを表に仕立てるかは、お求めの方にお決めいただきます。帯は、仕立ててしまえば、リバーシブルとはいかないの残念ですね。
この紹介ページの前半では、この両脇部分にきている方を表地として、まずご説明しますね。

ほら、こんな帯ですよ。確かにこっち面もいいなあ。

こちらの面は、絹ならではツヤがあります。全面に思いっ切りブラッシングカラーズして、ヨコは大麻の糸で、綾織りしています。タテ糸が多く見える織り方だから、タテの絹糸のツヤが見えるのです。ヨコ糸は大麻でツヤはありません。

これは前帯部分を筒状にして撮りました。

ルーペでのぞくと、ブラッシングのショッキングピンクとブルーがよく見えますね。実際には、差し色で、隠れてチラチラ見える感じなのですが。

小さいルーペでじっくりと。

手描きのスペックです。このタテ糸が見える方を、帯にすると、こんな感じです。
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さあ、これより先は、ひっくり返してご覧に入れましょう。

裏返しておタイコの形にするとこうなります。

ヨコ糸はすべてタイの手紡ぎの大麻です。それをカテキューを主とした植物染料で染めました。自然の大麻は、太さも、撚り具合も、染まり具合もまちまちです。
こげ茶に染まった糸、赤っぽい茶色など、多岐にわたる茶色の集合体となりました。

これは前帯部分。
大麻の糸が目に入るから、ツヤはないけど、そんな帯もいいって思うのよね。個性的に着こなしたいときに、これ、締めてください。

前帯のアップ。タテ糸をブラッシングカラーズで染めてますが、むら染めになっているのが分かります。

前帯を筒状にして。

おタイコ、タレ先、手先です。

角度を変えて。

ルーペをのぞいてみましょう。

うわー、大麻の糸、カッコいい。やっぱり、糸の力って言うのは、ハンパないですね。織り手はただ糸同士を出会わせて行くだけです。我々の使命は、最適な出会いを作ってあげることですね。

小さいルーペで。

ヨコ糸が見える方を表にした場合の手描きスペックです。こんな帯になります。
この手描きスペックのコピーは、お買い上げくださった方に、2枚とも差し上げます。

さあ、この両A面帯、あなたならどっち!?
| 品番 | J-7-1 |
|---|---|
| 商品名 | 八寸帯 両方A面 |
| 素材 | 絹(タテ糸)、大麻(ヨコ糸) |
| 染料 | 酸性染料(タテ糸)、植物染料(ヨコ糸) |
| 長さ | 1丈3尺6寸5分(5m17cm)、タイコ裏の返しをのぞいた、帯本体の長さは、1丈4寸(3m94cm)となります。たっぷりの長さですので、お仕立てで、お好みの長さに調節してください。 |
| 幅 | 8寸(30.2cm) |
| 重さ | 700g |
| 価格 | ¥216,000(税込) 帯地のお値段です。仕立ては含まれません。 |
| 注意事項 | 帯地のままでのお納めとなります。染織吉田では、お仕立ては承っておりませんので、ご面倒をおかけしますが、仕立て屋さんにご依頼ください。「お仕立てについてのご説明」を添えますので、あなたのサイズ、あなたの好みで仕立ててもらってください。ご存知の仕立屋さんがいらっしゃらない場合は、頼りになるところをご紹介いたします。お気軽にご相談ください。 |