[:ja]大麻の糸、100％で織りました、小さな卓上布のご紹介です。何気ないけど、存在感のある、マットです。日常のひとこまに、置いてみませんか？

大麻の糸は、イタリア産の紡績糸を選びました。イタリアはヘンプ（大麻）製品の生産が盛んで、質もいいらしいですね。大麻糸を探し回っていた時、糸屋さんからお聞きしました。大麻糸のサンプルも集めまくりましたが、手織り用としても、確かに、この糸が一番質が良いようでした。

染めは藍染と、カテキューを中心とした草木染めです。麻に草木染めは染まりつきにくいので、呉汁（ごじる）でまずタンパク質を与えて、それから繰り返し、繰り返し、何度も染めることによって、しっかりとした濃い色に染めました。


寄ってみましょう。途中で緯糸を、草木染めの茶色から、藍染の糸へ変えていますので、表情が切り替わります。


緯糸が藍染部分のディテールです。


ルーペを使って、ちょっとのぞいて見ましょうか。織物用のルーペって、いつも織ってる最中に、目数を数えたり、織り間違いがないか確かめたりするのに使うものなんですよ。


大きい方で覗くとこんな感じ。


小さい方で覗くとこんな感じ。


全体像です。何気なく色が切り替わってるの、いい感じです。

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