角帯、2本目です。2本限定ですので、この糸使いでの角帯はこれで終わりです。

「ガイア・キャビナス」と名付けました。ガイアは大地。キャビナスは大麻です。

こちらは、緯糸に大麻を使いました。経糸にも使っていて、茶色の部分はそうなのですが、そちらは紡績の使いやすい大麻糸なのです。

緯糸に使った大麻は、手績み糸で、太さや硬さもまちまちです。

草木染めで染めたのですが、染まりつきもばらつきがあって、濃い淡いがあります。

織り方は、しずはた織で、表裏の表情が違います。写真ではそこが伝わりにくいのですが、実物みると面白いですよ。経糸が見える方と、緯糸が見える方があるのです。

ちなみに、上の写真が織っている時の表（経糸が見える方）。下の写真が裏（緯糸が見える方）。お使いいただくときは、どちらでも、お好きな方を見せて下さい。

上の写真、チラチラと黄色っぽい茶色が見えているのは絹糸です。

両端は細めの緯糸を使い、中ほどあたりはゴツめの緯糸を使いました。

長さは、4m35cm です。一般的な角帯は4mほどですので、長めです。もしも、短い方がよろしければ、お望みの長さで切りますので、お申し付けください。

結んだイメージ。

実際に緯糸に使った大麻の糸です。ワイルドでしょ。