八寸帯「フェニックス」をご紹介します。

よかったら、まずは動画をご覧ください。 印象的な紫色です。紫の中の紫をめざしました。

紫は、昔から、高貴な色、個性的な色、妖艶な色、勝負色と言われてきました。

確かに、そんな色だと思います。主張のある、キリッとした色です。

しかし、この帯、案外、使いやすくなったと思っています。

いろんなお着物にあいますし、帯揚げ、帯締め、帯留めなどで、遊べる帯です。

織り方は、経斜文織りですので、表地にはタテ糸がでて、裏にはヨコ糸がでます。ヨコ糸はおもてにはちょっとだけしかでないのですが、風合いにとても大事です。 キビソ糸を使っています。 お腹の部分。帯締めが映えそうですね。小物を楽しめる帯です。 筒状にするとこんな感じ。 布のアップ。 光を浴びて。

こんなコーディネートはいかが？

帯あげは私が染めた「アートな帯あげ Candy Candy キャンディ・キャンディ」です。この帯あげの色は、歌舞伎の幕（定式幕）がヒントなんですよ。ぜひこのコーディネートで観劇にお出かけください。

ここからは、メイキングのご紹介。

動画でしゃべってますが、これがヨコ糸に使った、キビソ糸です。

キビソ糸のアップ。

（極秘）制作資料。

タテ糸。銀河シルクです。

ブラッシングカラーズ に使った色。

もうあと3色。紫の中の紫。