一楽織の帯あげサイズのショールの2枚目です。
この一枚は、経糸にブラッシングカラーズを施し、緯糸に鮮やかなブルーと落ち着いた墨染めを使ったことが特徴です。
緯糸は3種類。鮮やかなブルーと空色と墨染めの糸です。墨染めは、絹糸に墨汁をしっかりと揉み込みました。独特なマットな感じで、良い表情になりました。
一楽織に、ブラッシングカラーズ。それに墨染め。初めての取り合わせです。
一楽織は変化斜文織りで、種類がたくさんあるようです。籠作りの名人の細工から名づけられたとか。私は今のところ、この一種類しか織ったことはないのですが、綜絖の通し方や踏み木の踏み方でいくらでも広がりそうで、織りの深さを感じます。
経糸には、着尺に使う座繰り糸(ぐんま200という蚕からとった糸)と、ふっくらした真綿紬糸に極細の絹糸を絡めたものを使っています。
上の写真、真ん中あたりに写っている糸に、極細の絹糸が絡んでいるのが、見て取れますね。
緯糸も着物を織る用の最高の絹糸です。私が今までの制作で使って糸を使ってます。着尺に使う糸を買うときは、いつも清水の舞台から飛び降りて、最高の糸を求めます。それをショールに。贅沢な糸づかいです。
肩にかけたところ。
首に巻いたところ。
品番 | S-2-11 |
---|---|
商品名 | 一楽織の 帯あげにもなるショール |
素材 | 絹 (100%) |
染料 | 化学染料 |
長さ | 約159cm(房含まず) |
幅 | 約30.2cm |
重さ | 53g |
価格 | ¥31,900(税込) |
注意事項 | お手入れは、ぬる目のお湯に、中性洗剤を少量溶かし、優しく手洗いしてください。軽く脱水し、陰干しして、半乾きの時に、アイロン仕上げして下さい。 【送料無料キャンペーン実施中!】普段は送料をいただいていますが、きれいなものをお求めやすくして世の中の気分を明るくしたく、しばらくの間、染織吉田が負担します。送料は加算されない設定にしましたので、今のうちにどうぞ! |