一楽織の帯あげにもなるショール、4本目はとてもきれいな色になりました。

黄色と緑の２色づかいですが、緑の中に青色がブラッシングカラーズで隠れていて深みを増しています。

さらっとした均整の取れた絹糸を使いましたので、絹らしい光沢と気品のあるものになりました。

緯糸は、青みがかった微妙な緑と、レモンみのある黄色です。なんだか、ちょっとアンニュイ。

帯あげとして使うとこんな感じ。いいアクセントになります。

緯糸に使った糸。着尺に使う最高級の絹糸です。

織り方は一楽織。

組織図は、尊敬する染織家の大先輩の影山秀雄さんからいただきました。その通りに織ってます。

青と緑が交互に入っている部分はこんな感じ。

きれいな黄色が利かせ色です。

洋服にも着物にも。

ぜひ。