────── 細い絹糸を、何種類も、何色も使って、一部には木綿も入れて、ショール用の長い経糸を作りました。
黒っぽい藍色を基調に、茶色系、紫系、ブルー系、、、いろんな色を混ぜました。糸の種類もちょっとずつ違うので、微妙な凸凹や表情の違いが出て、布に深みが加わりました。
同じ経糸で、緯糸はどんどん変えていきますよ。ショールが6枚できました。最後の一つは短めです。一つ一つ表情が違うのが面白いです。ぜひ見比べてごらんください。

────── ここでは1枚目のご紹介です。 1枚目はこちらは、スタンダードバージョン。
6枚の中では、一番スタンダードかなと思うのです。なぜなら経糸と同じ糸を、緯糸としても入れたから。
経糸と緯糸が同じだと、バランスが取れて王道って感じすると自分では思っています。 房は切りっぱなしです。 ルーペでのぞいてみましょう。
カンボウジュというカンボジアとタイの国境あたりにいる野蚕に近い蚕からとった絹糸もたくさん入っています。野性味が隠れててますよ。 小さいルーペで。 いろんな絹を混ぜているおかげで、シワにもなりにくいです。バッグに忍ばせ、持ち運んでね。