────── 細い絹糸を、何種類も、何色も使って、一部には木綿も入れて、ショール用の長い経糸を作りました。黒っぽい藍色を基調に、茶色系、紫系、ブルー系、、、いろんな色を混ぜました。糸の種類もちょっとずつ違うので、微妙な凸凹や表情の違いが出て、布に深みが加わりました。
同じ経糸で、緯糸はどんどん変えていきますよ。ショールが6枚できました。最後の一つは短めです。一つ一つ表情が違うのが面白いです。ぜひ見比べてごらんください。──────
こちらでは6枚目のご紹介です。
極細絹糸シリーズのラストです。これは、他に比べて丈がみじかいです。ちょっと巻く首巻きタイプ。以外に使い勝手がいいのではと思っています。男性の方にも使いやすいタイプでは?
真っ赤が効いてます。あと、藍、黒、白、グレー。白も締まってますね。
真っ赤は、実は私、真綿から手つむぎしました。
まず、角真綿っていう、ふわふわの真綿を四角くしたものを、真っ赤に染めます。その真っ赤になった真綿を、管巻き機で紡いで糸にするのです。糸作りってすごいですね。無心になれます。私は普段はやりませんが(邪念が多すぎてできません、、、)やりだすと止まらず。楽しいです。
ルーペでのぞくと。赤い糸の太さが際立ちますね。
小さいルーペ。
縞のリズムも大胆です。ご注目くださいね。山田正亮ってストライプの画家の回顧展を見に行って、触発されました。
房は切りっぱなしです。それも可愛いと思っています。
品番 | S-7-6 |
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商品名 | 極細絹糸のショール 短いバージョン |
素材 | 絹(ほとんど)、木綿(ほんの少々) |
染料 | 酸性染料、植物染料 |
長さ | 123cm |
幅 | 50cm |
重さ | 51g |
価格 | ¥33,000(税込) |
注意事項 | お手入れは、ぬる目のお湯に、中性洗剤を少量溶かし、優しく手洗いしてください。軽く脱水し、陰干しして、半乾きの時に、アイロン仕上げして下さい。 |