この度スタートした、善林英恵さんとのコラボ企画、「善吉・手織り鞄」の2作目、「小さくてタテなが、いろんな色」をご紹介します。
上の写真、反対側に持ち替えて撮ってます。
これは、大きさといい、テクスチャといい、まさに、きもののとき持つのに、ぴったりですね。大げさではないけど、存在感アリアリです。布好きな方、ぴったりです!
和装バッグは好みでないけど、洋服用だとサイズが決まらないって方、こちら、いかがでしょう?
(すみません、モデル、きもの着ていません。急いで撮りました。お求めの方、もしきものに合わせたら、よかったらお写真くださいね!)
布は、絹糸がほとんどです。タテ糸がセリシンを残した、シャリ感がある絹糸。そこにいろんな色で、ブラッシングカラーズで染めて、ヨコ糸は、キビソ糸やカンボウジュなど、存在感のある絹糸をメインに使っています。一部、和紙糸や銀糸も織り込んでいます。
持ち手はヌメ革です。ゴツいのですけど、それがカッコいい。
善林さん、ご自分のブログで、「これくらいボリューム無いと、本体布の迫力に対抗できないよね。はっきり言って、持ちにくいです(笑)。持つ人が、二つ折りで握って自分の手形の癖つけて下さいな、というコンセプト。」と書いてます。
このヌメ革、相当いいものらしいのだけど、確かに存在感あります。元々いいものを、丁寧に的確に使ってるという感じです。それがご愛用いただくにつれ育って行くのって、いいですねえ。
そしてこれは、布と持ち手を縫い付けているところのアップ。写真中央あたり、銀糸が織り込まれているの分かります。
持ち手は手縫いで縫い付けたそうで、やはり手縫いの味がありますね。しかし、これは時間がかかりすぎたそうで、次からはミシン縫製だそう。
撮影時には、中に、ノートと財布と携帯電話を入れました。A4がちょうど入るサイズです。
モノを入れて、口を開いたところ。内ポケットがうっすら写っています。中のポケットは一つです。
鞄の両面を撮って、並べました。ガラッと表情が違うのが楽しいです。
この下からは、善林さんのブログから写真拝借して、制作工程、載せますね。
茶紙で作ったプロトタイプ。これだけでもかわいい。
裁断したところ。左上が、裏地ですね。リネン100%のジーンズなのですって。リネンのジーンズ地なんて初めて知りました。いいものらしく、在庫限りだそうです。次回作からは、別布になる予定。これ、本当にスペシャルな一品だなあ。
作業中。
ほら、これ、持ち手を手縫いで縫い付けているところですよ。
・善林さんは、布や革のエキスパートです。この鞄、将来、使い込むうちに、支障が出たときはご連絡ください。実費で、対処いたします。
・このタイプの鞄で、違う色が欲しいという方もおいででしょう。ONLY ONLY としてお作りしますよ。小さな布をたくさんはぎ合わせた、パッチワークタイプも素敵と思います。お色味や、イメージをお伝えください。作業量によってお値段は変わってきますので、お見積りいたします。お気軽にお問い合わせください。
・なお、善林さんとのコラボレーション作品の売上の10%は、プールしておいて、災害支援金として、寄付させていただきたいと思っています。
とてつもない自然災害がおこった時に、行政や大きな団体の手の届かないところに、自前で駆けつけるNPO の方々がいらっしゃいます。そんな方々に、自分たちができることは何かと考えました。寄付先は善林さんと協議の上決めて、金額と共に、ここに発表します。
社会参加の仕方を模索しています。ご理解いただければ、うれしいです。
品番 | T-7-2 |
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商品名 | 善吉・手織り鞄 小さくてタテなが いろんな色 |
素材 | 手織りの布(ほとんどが絹。一部、和紙糸、銀糸)、牛革(ヌメ革) |
染料 | 酸性染料 |
長さ | 最大幅28cm 高さ31cm 持ち手の長さ37.5cm 持ち手の幅4.5cm |
重さ | 205g |
価格 | ¥29,160(税込) |
注意事項 | お洗濯はできません。 |