2020年は、染織こうげいさんで、展示会「抽象と存在感」を2回
開催しました。
1月に浜松店、2月に神戸店でした。
関東以外では久しぶりの展示会で、新たな出会いや久しぶりの再会など、楽しく過ごさせていただきました。
以下に、展示会によせて書きました拙文、載せておきます。
思えばわたしは、小さいときから絵を描くことが大好きで、美術大学では、抽象画と立体造形に夢中でした。
織りはじめて27年。
八寸帯を作るようになり、織り方を平織から綾織に変えたり、絹糸の種類を変えたり、染めの技法を変えたりと、まだまだ試行錯誤と探求の日々です。
好きだった自由な抽象を表現したアートを、今、織りとして、この手で生み出す興奮を味わっています。
平面でおとなしかった織り布が、立体感をもち、迫力ある存在感をはなっています。
この帯たちが、あなたの存在感を輝かせる一品になればと願います。
あなたと、帯と、きもの 。あなただけのハーモニーを響かせてください。
今回は、わたしの尊敬する織作家の着尺とコーディネートしてご紹介します。
着尺出品 / 佐橘登喜蔵さん、大木道代さん、影山秀雄さん
「白からはじめる染しごと」展 -海の巻-、202o年の3月20日(祝・金)〜22日(日)、東京・自由が丘の大塚文庫にての開催でした。
私のテーマ出品作は、上の写真の八寸帯「ウルトラマリン」でした。
こちらにまとまってます。写真もたくさん載せてますので、よかったらご覧ください。
友禅作家の鈴木和美さんと、二人展「あわせ」を催しました。
東京・神楽坂のギャラリー楽水さんにて。10月31日(土)〜11月3日(祝・火)
こちらにまとまってますので、よかったらご覧ください。
案内状に載せた口上です。
____
きものは、あわせの遊びごころ
お出かけを想い
あれこれあわせてみるしあわせ
着物、帯、小物
場所にあわせ、季節にあわせ
あなた自身のために
あした出会うあの方のために
あした向かうあの街に似合うように
手描き友禅の鈴木和美と
染め織りの吉田美保子の
技法も作風もまったく異なる
新作の帯を中心に展示します
どうぞあわせてお楽しみください
あしたは神楽坂へ
2020は、キャンディ・キャンディシリーズを生み出しました。
上の写真は、ONLY ONLYの「ハーフ・ハーフ」の帯あげです。
上の写真は帯あげ、下の写真はお襦袢です。