吉田美保子の some ori ノート

78通目のメルマガ【立秋号】

2021.08.13

     

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こんにちは。ご無沙汰しております。

立秋をすぎ、涼しくなりましたが、お元気でいらっしゃいますか?

メルマガ、間が空いてしまいました。楽しみにしてくださっていた方、ごめんなさい。

ちょっと、ぽっかりしていました。猛暑とコロナの猛威とオリンピック。

もうどうしていいか分かりませんよ。

過ぎ去るのを待とうとじっとしていて、今やっと落ち着きました。

九州や中部地方は大雨のようです。どうかくれぐれも気をつけてくださいね。

 

《 目次 》

1.   山鹿

2.   君が代

3.   布うつくしき日本の手仕事

4.   はじめての駅

1.   山鹿

7月の初めに、熊本県の山鹿市の養蚕農家、花井雅美さんのところで、養蚕、糸作り、機織り、記録の4人が集まり、動画の撮影をしました。

ただいま編集中で、近々、「蚕から糸へ、糸から着物へ」に掲載されますので、どうかお楽しみに。

熊本日日新聞の丁寧な取材も受けました。こちらも近々掲載のようで楽しみです。

あっという間ながら盛りだくさんな日々でした。無事に集まれて、ほっとしました。一期一会。今思えば奇跡のようなありがたい時間でした。

2.   君が代

オリンピックは、テレビを持っていないということもあり、スポーツ全般苦手ということもあり、あまり関心ないのですが、ネットでハイライトなどをちょいちょい見ました。

開会式と閉会式の国歌斉唱がよかったですね!

ミーシャさんのレインボーのドレスもよかったし、宝塚歌劇団の中振袖に袴姿もとってもかっこよかったです。

それにどちらも素晴らしく上手い!!!惚れ惚れしましたし、誇らしく思いました。

オリンピックに着物姿が少なくてがっかりという意見もチラホラ見まして、その通りだと思いながらも、タカラジェンヌくらい鍛えてないと、酷暑の中にきっちり着付けて、堂々と笑顔でってのは難しいのかもなとも思いました。

伊調馨さん、小池都知事の着物姿もしっかりチェック。どちらもとても素敵でした。

3.   布うつくしき日本の手仕事

ただいま開催中の「布うつくしき日本の手仕事」を拝見してきました。こぎん刺しとか、裂織とか、自然布などの衣の展示会です。

圧巻でした。

やっぱ、布っていうのは、蓄積だね。時間とエネルギーと愛情の。
同等のものは現代ではいくら金銭を注ぎ込んでもできないと思う。この圧倒される感じが現代物にはないのよねー。

好きなものだらけだったけど、特にこぎん刺しよかったわー!

ものすごい仕事量。熱量。愛情。否応なくってのもあったと思うけど。とにかくすごい。

これ、今の時代ではできないと思います。

採算取らないといけないプロの人たちには難しいと思うし、それを気にしなくていいアマチュアの世界でもここまでの熱を注ぎ込めるのか?

アートであるけど、簡単にその言葉で片付けたくない、厳しい営みの中から生まれたものであり。

「布うつくしき日本の手仕事」展は、横浜市歴史博物館にて、9月20日までの開催。最寄り駅は、横浜市営地下鉄のセンター北駅。ただいま前期の公開中で、8月24日からが後期です。

横浜市歴史博物館のサイト→

 

4.   はじめての駅

おまけで、この日の感想をもう一つ。

感染症が怖くて外出をなるべく控えてますが、久々に出かけてよかったです。「センター北」なんて、初めて降りる駅。知らない街。キョロキョロしながら歩く。

初めていく博物館。古い布は、知っているようでまだまだ未知でいつ見ても何度見ても新鮮。

帰りに商業施設をのぞくと、すごく充実した自然食品屋さんがあって、ガン見してしまいました。こういうお店は大好きですが、歩いていけるところにないので、ずいぶん久しぶりでした。丁寧で安心な食品は何よりも心落ち着くね。とてもリフレッシュしました。

なんか、とても遠くに行ったような感じだけど、ここ電車で30分のところです。近くて、空いてて、目新しい。上手に自分自身の新陳代謝をはかり、楽しく生きていこうと思いました。

写真の説明。
1~3枚目。熊本発羽田行きの飛行機の中から。この日、九州、梅雨明けでした。
4,5枚目。山鹿の夕方。みんなで餃子を食べました。いい宵でした。
6~9枚目。横浜の博物館での展示より。ガラスケースに映り込むのも面白い。

 

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染織吉田 吉田美保子

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