吉田美保子の some ori ノート

糸はどうしようか。

2013.07.10

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森先生とお弟子さんの佐藤未知さんには、ちょっとだけお会いしたことがある。2012年の春、銀座もとじさんで、森先生が個展された時に、ギャラリートークをされる日に出かけた。糸で表現するってことでは、刺繍も織りも共通だけど、現れ方はまったく違うのを大変面白く拝見した。
で、その時に、すらっとした、明るい、まっすぐな感じの女の人に声をかけられた。「吉田さんですよね?」
初対面なんだけど、なんだか近しい感じがする。この方が森先生のお弟子さんの佐藤さんなのだった。
佐藤さんが森先生の元で修行されている経緯はこちらで見つけた。創作に対する森哲学も完結にまとめられていて分かりやすい。森先生、すごいなあ。
写真はこれから作る着物の糸を吟味しているところ。まだこれらの糸で行くとは決めていない。ぐんま200の生繭とか、いい糸なんだけどね。だからといって、今回に最適かどうかはこれから悩む。もし不適格だったら仕入れる。
ちなみに、刺繍の糸は無撚りだそうですが、織りの糸は私の場合ですが、あらかじめ縒ってある糸を求めてます。少なくても、経糸で1mにつき180回、緯糸でも100回は縒ったものでないと、織れないです。同じ絹でも違いますね〜。

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