吉田美保子の some ori ノート

さえさま物語8

2023.09.01

完全注文制作ONLY ONLYさえさまのお着物、織り上がりました。

織り上がってからやることも結構たくさんあります。

まずしっかり検反。糸が飛び出ているところなどをチェックしてから、酵素で糊抜きをします。35℃のお湯で5時間。終わったら、何度もふり洗いして、しっかりと酵素と糊を洗い落とします。

そして、伸子で張って乾かします。

むむむ、乾いてチェックするも、どうも糊成分が残っている。山鹿の繭、100粒からひいてもらった節糸、思ったより暴れん坊だったので、糊を強めにつけたので、落ち切らなかったようです。

それで、酵素糊抜きを繰り返しました。

2度やって、さっぱりと糊が落ちましたので、次は湯のしに出して、蒸気をあててもらいます。湯のしに出すと、絹が喜んで気持ちよさそうにするように私には見えるのです。

そして、砧打ちをして、糸同士を馴染ませ、穏やかにします。

以上が私のできる全てです。

 

この段階でお納めなのですが、今回さえさまがお仕立ても望まれ、「ふじ佐」さんにお世話になることになりました。

採寸は我が家でということになったのですが、この日、カラー診断のゆき和さんも同席してくださり、着物談義に花を咲かせながら和気あいあいと楽しい時間を過ごしました。

ふじ佐さん、ゆき和さん、お二人とも布愛、着物愛半端なく、知識経験とも豊富でツワモノって感じでタジタジでしたが、とても勉強になりました。
完成が本当に楽しみです。

 

織り終わった着物の写真は、116通目のメルマガ【さえさま物語号】にもう少々載ってます。

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