前回のブログの続きです。(よかったら、前回の写真ご覧になってくださいね)
たくさまに3枚の写真を送って、どれがイメージに近いですかとお聞きすると、、、
「1番が好きです!」
と即答される 。
「色の感じはもっと薄いのがいいですが、糸の感じは好きです!」と。
「差し色の糸の感じも好きです。もう少し短くてもいいかもです。」と。
そっか、、、、なるほど。1番か〜。それ、もっともシンプルなのだ。
うーむ。
1番の黒糸の代わりにグレーを染めてそれ一色で織ることにして、ところどころ差し色でネップを挟むのだったら、簡単といえば簡単なのだけど、たくさま が求めているのはそれではない気がするんだよな。もう一つ、何か見つけたい、、、
うーーむ。悩むなあ。考えても埒あかんから、では、まず外堀から埋めよう。
たくさまが気に入られているネップにする真綿を用意しよう。
真綿ってご存知ですか?綿っていうと木綿を想像される方いらっしゃいますけど、真綿は絹です。繭を煮て、拡げたものです。ふわふわしています。
ロットの関係で、たくさま の分だけを買うのは無理なので困っていたら、上の写真のような上等な真綿を、染織仲間が、譲ってくれました。なんとありがたい。