*こちらは、メルマガ《 some ori 通信 》の配信記録です。
*上の写真は、本文でご紹介しております、花井雅美さん(左)と安達絵里子さん(右)です。
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染織吉田のメルマガ、《 some ori 通信 》にご登録いただき、ありがとうございます。
61通目のメルマガ【猛暑おみまい号】をお届けいたします。
残暑おみまい申し上げます。
猛烈な暑さですが、いかがお過ごしでいらっしゃいますか?
私は先週末に、上野の東京国立博物館で開催中の「きもの」展に行ってきました。2回目でした。
2回行って、やっと観れたって感じしてます。入ってきたというか、、、、
私としては、織りの着物の展示が少ないのが不満でもあるのだけど、それでもやっぱすごい展示会です。
今月の23日までです。行けなくて悔しい思いをされてる方も多いと思いますが、もしも行ける方でまだの方は観ておくのもいいかもしれません。
事前予約制なので混んでないです。が、それでも人が多いなと感じたり、すごすぎてクラクラしたら、ちょっと抜け出して、本館とかに行くのも手です。私はそうして、4時半ころきもの展の方に戻り、6時の閉場まで、ガラガラの中でゆうゆうと観ました。当日中は敷地外に出なければ再入場可です。
上野は蝉が大合唱してました。夏だなあ~。それを感じたのもよかったです。
《 目次 》
1. 二人展「あわせ」
2. 花井さんの蚕、安達さんの文
3. インスタライブとFBライブ
4. キャンディ・キャンディの ONLY ONLY
*上の写真は、東京国立博物館の本館で公開中の納涼図です。こんなふうに過ごしたいですね〜。(本館の方は、撮影可。)
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1. 二人展「あわせ」
秋の二人展まで、あと2ヶ月半。しっかり集中して、いい物作って、ご覧に入れたいと思います。
内容をまとめましたので、どうかご予定に入れてくださいね。感染症の具合によっては、予約制にするかもしれませんが、今のところ、普通に開催することにしています。
●タイトル 『あわせ』 鈴木和美の染・吉田美保子の織
●会期 2020年10月31日(土)~11月3日(祝・火)会期中無休 11:00~18:00 初日は14時から 最終日は17時まで
●会場 ギャラリー楽水 〒162-0805 東京都新宿区矢来町95 東京メトロ東西線「神楽坂」2番出口徒歩3分
●出品作 鈴木が、手描き友禅のきもの4点、帯18点と、絹の小物など。吉田は、手織りの帯16点、「アートなお襦袢キャンディ・キャンディ」、「アートな帯あげキャンディ・キャンディ」の新作発表。服飾作家善林英恵さんとのコラボの鞄4点など。
「あわせ」ることは、きものを着ることの大きな楽しみです。きもの、帯、小物のほか様々な要素を「あわせ」て、自分らしさを表現すること。そして、着物姿で街をあるき、街の雰囲気や風景にに「あわせ」ること。それには無限の可能性があり、発見があります。
今回の展示会では、具象的な染めの鈴木和美と、抽象的な織りの吉田美保子の作品を、同じ空間で「あわせ」てご覧いただき、生み出すリズムを体感いただけます。神楽坂という着物の似合う大人の街で、また一つ、新しい「あわせ」を見つけていただけたらと思います。
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*上の写真は、花井さんと私。
2. 花井さんの蚕、安達さんの文
7月のはじめに、ちょっと熊本に帰省しました。その時に、着物エディターとして活躍している安達絵里子さんと、熊本北部の山鹿市で養蚕農家をしていらっしゃる花井雅美さんを訪ねました。
その時のことを、安達さんが、素晴らしい文章にまとめておられますので、リンクします。ぜひお読みくださいね。
感動しすぎて、安達さんも私も、涙、涙だったんですよ。蚕っていう虫、本当に奇跡のように思います。
花井さんのお蚕さんの糸で、いつか着物を織らせていただくことを夢に、私もがんばります。
婦人画報の安達さんの該当ページに飛びます。
https://www.fujingaho.jp/lifestyle/kimono/g33457106/adachieriko-kimonotowazugatari-09-200805/
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*上は、邊志乃さんからいただきました葛の写真です。これから繊維をとって帯にするんですよ。
3. インスタライブとFBライブ
8月16日日曜日、午前10時から30分ほど、服飾作家の善林英恵さんと、インスタライブ します。
内容は、この数ヶ月で劇的に変わった、我々の生活、文化、発信、今だから見えてきた大切なこと。などになりそうです。
その次の週の、同じ曜日、同じ時間に、「someori お茶会」から発展した「作家から手仕事について聴く。第一回、葛布作家渡邊志乃さん」の紹介などもできると思います。こちらは、フェイスブックでライブします。また告知しますね。
まずは私のインスタアカウントに、16日の朝10時にお越しください。時間になったらアイコン(私の顔写真)の周りが赤くなると思いますので、クリックしてご覧くださいね。
https://www.instagram.com/someori_yoshida/
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*上の写真は、オンライン打ち合わせの様子。神奈川絵美さん提供。帯あげの図面を掲げるKさま(右)と私。
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4. キャンディ・キャンディの ONLY ONLY
キャンディ・キャンディの ONLY ONLY ってなんのこっちゃとお思いかもしれませんね。
キャンディ・キャンディは、私の染めのラインナップで、ただいま帯あげと長襦袢を作っています。
ONLY ONLY は、染織吉田の得意技「完全注文制作」につけた名前です。お客さまと対話して作るというのが特徴です。
数ヶ月前に、この「キャンディ・キャンディ」の帯あげを「ONLY ONLY」でご注文いただきました。感染症がおさまったら、我が家にお越しになって打ち合わせの予定でしたが、ウィルスはちっともおさまらず、、、
それで、オンラインで打ち合わせしたんですよ。
お客さまのKさまと、ご友人で私とも大変仲よくさせていただいたいる着物ブロガーの神奈川絵美さんと、3人でつながって、楽しくも真剣な時間をご一緒しました。
私は、だいたいのご要望を伺っていたので、説明しやすいように、図面を作っておきました。そうしたら、なんとKさまも図面を作ってくださっていて!以心伝心!
なぜこの色合いが好きなのかってこともお聞きできてよかったです。まさか、エバヴァンゲリオンの初号機の色とは。こういうの大事。制作に生かします。
絵美さんからも率直な意見をうかがえてとてもよかったです。
実際の制作段階になったら色味の確認などのため、もう一度つながろうと話しました。そして微調整して本番に臨みます。そうすることによりもっとお望みに近づけるし、ご満足いただけ、出番の多い、帯あげができると思います。
オンライン打ち合わせ、なかなかいいです。もしよかったら、お気軽にお問い合わせくださいね。このメルマガに返信くださってもいいですよ。
Kさまのブログ
https://ameblo.jp/momonganekoneko/entry-12612994985.html
絵美さまのブログ
https://blog.goo.ne.jp/kanagawa_emi/e/42045f8f85e080f0aa3ab11003808158
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どうかよろしくお願いします。
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きものと帯の注文制作
染織吉田 吉田美保子
http://www.someoriyoshida.com