アートなお襦袢キャンディ・キャンディ、まるさまのONLY ONLY、お話しの続きです。
白生地を発注している間に、まるさまとメールでやりとりを何回か。
そこで、まるさまより、びっくりのご提案が!
なんと、今回のお襦袢、お袖はキャンディ・キャンディの縞模様だけど、身頃は無地ではどうだろうと。身頃の部分は見えないのにすべてを縞にするの手間だろうと私をおもんぱかってくださってのご提案。
なるほど。それもそうですし、加えて、身頃の部分の色を淡い単色にしておけば、胴抜きのお着物の時などでも襦袢の映りを気にすることもありません。お袖は印象的な濃いめのしましまで、身頃は淡色一色というのはとても理にかなってます。
それで、お袖に使う三色から一色を選んで、さらにそれを薄めにしたお色で身頃を染めることになり、、、、
さらに、せっかくだから、お手持ちのお襦袢の色にない色にしようということになり、、、、
まるさま、お袖の色の中から、イエローをチョイス。山吹色やカラシ色のお襦袢はお持ちだそうですので、さわやかなレモンイエローを希望とのことになりました。
下の動画は、染料を調合しているところです。この中でも言ってますが、この段階が何より大事。本当に納得できるのか、自分に問いながら、「OK」と言い切れるまで、やります。
自分なりにやり切ったら、まるさまに画像を送ってご確認いただきます。今回、一発OKいただきましたよ。
トップの写真は、染料の調合をして色出しをした布。下部に写っているのはもともとあった色見本。上部に写っているのが今回のために調合した染料の色。右の薄いレモンイエローが身頃用。黄、橙、空がお袖のしましま。