*こちらは、メルマガ《 some ori 通信 》の配信記録です。
*メルマガ登録に申し込んでいただいた、K.Aさま(2020/2/21申し込み)、Y.Aさま(2020/2/26申し込み)、確認メールが戻ってきてしまいました。手続きをやり直させていただいたく思いますので、お手数おかけし申し訳ありませんが、以下にメールいただけますでしょうか?どうかよろしくお願いします。
magazine@someoriyoshida.com
染織吉田のメルマガ、《 some ori 通信 》にご登録いただき、ありがとうございます。
55通目のメルマガ【ステイホーム号】をお届けいたします。
こんにちは。いかがお過ごしでいらっしゃいますか?
おだやかないい天気で、澄んだ空気。新緑。青空。ゆっくりすぎる空気が流れ、、、
今年のゴールデンウィークはステイホームウィークといわれております。
あなたさまにおかれましては、どうか、くれぐれもご無事で、この禍を乗り越えられますことをお祈り申し上げます。
この4月、私は、地に足がついていないような感覚でした。
閉じこもっているのは、いつものことなのですが、なんか実感がありません。
おかげさまで、帯のご注文をこなしていましたので、それが支えでした。
手を動かして、仕事し続けられるというのは、本当にありがたいことです。
メルマガ、4月の配信は遅れてしまいましたが、ご自宅でお付き合いいだければ幸いです。
《 目次 》
1. 東京キモノショー中止(延期)
2. 元気の出し方
3. 通販サイト《some ori マーケット》
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1. 東京キモノショー中止(延期)
5月1日から5日に、東京日本橋にて開催予定されておりました、東京キモノショーは、中止(延期)になりました。延期日程は未定です。
楽しみにしてくださっていた方々には、ご連絡が行き届かなったことを含め、大変申し訳ありません。
私としても初参加予定で、やる気まんまんでしたので、ポッカリ穴が空いた気分です。
とはいえ、私はマルシェ参加でしたが、もっとコアな関わりの方、例えば、実行委員ですとか、ファッションショーを計画されていた方ですとか、そんな方々のガッカリ加減にくらべれば、たいしたことないと思います。
時をあらためて、また参加できればと思っています。
2、元気の出し方
東京キモノショーのように、あちこちで、多種多様なイベントごとが、中止、延期になっています。
そのために準備したいろんな商品が行き場を失い、意気消沈。それも致し方ないこと、、、、と思ったら!
サイトをのぞくと、けっこうみんながんばっていてますね。
SNSや特設サイトで、みんなそれぞれアピールしてたり。お値段も通常よりぐっとお安く。
それを応援の意味もあって、買っていらっしゃる方も大勢いて。
なんだか、みているだけで元気でます。
一生懸命つくって、一生懸命アピールして、それに応える方がいて。
お客さまの元に行った商品たちが、その方を楽しませたり、栄養になったり。
それを垣間見ている私も元気。量が多くてなかなか買えないけど元気。
いいな~~。
これ、世界が良い方向に変わっていく、きっかけになりますね。
3. 通販サイト some ori マーケット
新しい時代の息吹を吸い込みまして、私の通販サイト《some ori マーケット》も新作アップしております。
なんと、動画を撮ってのご紹介です。帯の紹介、見てください。
動画と写真で精一杯で、文章での説明が足りてませんね。ボチボチ書き加えます。
他の作品もアップを続けようと思っていますので、連休のおともに、よかったら、たびたびのぞいてくださいね。
https://www.someoriyoshida.com/store
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染織吉田のメルマガ、《 some ori 通信 》55通目のメルマガ【ステイホーム号】をお読みいただき、どうもありがとうございました。
ご感想、ご意見ございましたら、このメールに返信する形でお送りください。
配信停止をご希望の方は、タイトルを「配信停止」として、このメールをそのまま返信してください。
これからも、some ori や、きものや、モノ作りを通して、あなたさまとご縁を育んでいきたいと思っております。
どうかよろしくお願いします。
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きものと帯の注文制作
染織吉田 吉田美保子
http://www.someoriyoshida.com
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(写真は、文章に関係しているものを載せてます。あわせて、楽しんでいただければ幸いです。上の写真は、フジバカマ による草木染めで染めた帯あげ。媒染剤は、上から、鉄、アルミ、すずです。)
(帯あげの生地は上質の丹後ちりめん、ふっくらしてます。)
染織吉田のメルマガ、《 some ori 通信 》にご登録いただき、ありがとうございます。
52通目のメルマガ【色と匂い号】をお届けいたします。
こんにちは。
暖かい本日、いかがお過ごしですか?
これから西から雨が降るとのこと、すっかり春の雨ですね。
立春すぎましたので、春で間違いなのですが、それにしても春すぎますね。
メルマガのタイトル【色と匂い】、なんだか、すっごく艶っぽくなってしまいました。笑
そんな内容ではないのですが、楽しんでいただけたら幸いです。
(八寸帯の仕上げ風景)
《 目次 》
1. いよいよ神戸
2. 出品作
3. 藤袴(フジバカマ )
4. 色とは
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1. いよいよ神戸
染織こうげい、神戸店さんでの「吉田美保子展ー抽象と存在感ー」、いよいよ明日からです。
2月13日木曜日から17日月曜日までで、私は明日の13日と、あさって14日におじゃまいたします。
明日は、10時半に神戸空港に着くので、11時の開店時間にはちょっと遅れそうです。閉店の19時までおりますので、会いにきてくださいね。
あさって14日は、11時から夕方までおります。たぶん、18時には空港に向かわないとなので、できれば17時くらいまでにお越しくださいね。
15日から17日は、私はおりませんが、染織こうげいのスタッフの皆さんに、作品の説明や私の思いなど、しっかりお伝えしておきますので、ぜひ観にきてくださいね。
(伸子張りの動画です)
2. 出品作
染織こうげい神戸店さんでの展示会に向け、八寸帯1本と、帯揚げ6枚、コラボ鞄が2つ、新たにできました。
それなりにボリュームのある展示会になるのではないかとほっとしています。
服飾作家の善林英恵さんとコラボレーションで作っている、「カジュアル着物に合うおしゃれな鞄」、途中経過を画像でみてますが、今回も期待大です。早く、実物みたいです!
ご多忙の中、展示会に間に合わせてくる善林さん、さすがプロです。
そして、前回にひきつづき、佐橘登喜蔵さん、影山秀雄さん、大木道代さんに着尺をご出品いただき、私の帯とコーディネートでご提案します。
見応え十分、このラインアップを関西で観られるって、なかなかないと思います。お見逃しなく!
(善林さんのSNSより写真拝借。鞄、制作中。いい感じ〜)
(鞄の持ち手はこのように、革を手縫いで作ってます。)
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3. 藤袴(フジバカマ )
今回、優しい色味も持っていきたいなと思い、草木染めで帯あげを染めました。染料は日本古来種の藤袴。
今よく生えている藤袴は外来種なんですって。古来種は、保存活動をしている京都のグループが守っている貴重なものだそう。そこから、ドライフラワー状態のものを分けてもらっていたんです。
なんでも、藤袴は万葉の昔から、香料として大事にされてきたらしい。確かに、ドライフラワーの袋をあけたとき、ふわーーっとした匂いに包まれました。控えめだけど、存在感ある、高貴な匂い。紫式部もこの香りにうっとりしてたに違いないな。
それを細かく切って、煮出して染料にするのですが、これまたいい匂いに包まれて至福のときでした。
媒染剤を変えて、3枚染めましたので、染織こうげい神戸店さんで観てくださいね。
(ドライフラワー状態のフジバカマ )
(フジバカマ を煮出しています)
(帯あげ、染めてます)
(こちらも染めてます)
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4、色とは
草木染めがうまくいったので、気をよくして、酸性染料でも帯あげを染めました。
酸性染料っていうのは、絹と相性がよくて、混色が自在にできて、発色がきれいな化学染料です。私、よく使ってます。
言ってしまいますけど、酸性染料でどんな色でも出ます。草木染めのような、微妙な中間色も出せます。
それでも、草木染めと酸性染料は違うんだよなって、今回あらためて思いました。
それは、ねらいの定め方かなと。
草木染めでも、染めたい色をねらって染めます。出たとこ勝負じゃないのです。しかし、ねらってもねらい切れない、ゆらぎのようなところに、草木染めのよさがあり、身に付けた人も、そのおおらかさを楽しんでいるのだなと。
酸性染料は、ねらいをギリギリまで定められるので、その分シャープで、バチっと決まる感じです。
それが心地よくもあり、ねらいすぎを避けるために、どこかで抜くのをまたねらうって感じもしたりして。
写真を観ていただきたいので、ブログのリンク貼りますね。
https://www.someoriyoshida.com/blog
実物は、神戸で観てね。ぜひ。
(酸性染料で染めた帯あげを仕上げています)
(こちらも酸性染料の仕上げ風景)
(完成!)
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染織吉田のメルマガ、《 some ori 通信 》52通目のメルマガ【色と匂い号】をお読みいただき、どうもありがとうございました。
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きものと帯の注文制作
染織吉田 吉田美保子
http://www.someoriyoshida.com
242-0007
神奈川県大和市中央林間2-21-6-105
電話 046-273-9755
展示会 – 織和 – 、善林英恵さんとコラボレーションで作っている鞄も、大好評でした。
今回は、マチがしっかりあるタイプを作りましたが、大人の遠足、日帰り編、などにちょうどいいと選んでいただき、あっという間に、すてきな方々の元に旅立って行きました。
ですので、会場で撮った写真が上の2枚のみ、、、、少なすぎ、、、、ごめんなさい。
こちらは、画家の朋百香さん。以前、ONLY ONLY で作らせていただいた鞄でお越しくださいました。うれしい〜〜〜〜。
取っ手の革がいい感じで育ってましたよ。朋百香さんのONLY ONLYページはこちらです。
会場写真がないので、記録写真として撮った分で、ご紹介します。 完全注文制作ONLY ONLYもひきつづき、うけたまわりますので、参考になさってください。
こちら、「大きくてヨコなが、シックなグレー」。その裏面。
取っ手部分。大きさは、横42cm、高さ28cm、マチ14cm。平らに置いた口幅52cm。
こちらは、「中くらいでコロッと。赤と黒」。
その反対側。
取っ手部分。大きさは、横32cm、高さ28cm、マチ12cm。平らに置いた口幅44cm。
善林英恵さんとのコラボレーションは、コンセプト的には、「カジュアル着物に合わせるおしゃれなバッグ」なのですが、もちろん、洋服にも合いますし、男性にも持っていただけます。その場合は、肩掛けタイプにするのもいいかもしれません。
底や口周りに革を使って強くするなどもできます。例えば、なおさま、みおさま、あおさま。どれもとってもすてきです。
完全注文制作ONLY ONLY は、あなたの望みをかなえます。気になる方、お気軽にお問い合わせください。
善林英恵さんとコラボですすめております、おしゃれな普段きものにも合う鞄シリーズ、新作ができました!
善林さんから写真が送られてきましたので、取り急ぎ、アップします。とってもいい感じです。
上の写真は反対側。表と裏で、ガラッと表情が違います。
布はすべて、八寸帯の実験作。試行錯誤のかたまり。とにかく自由。自由すぎて、布としてのまとまりはないのだけど、そこは善林さん。うまくまとめてくれてます。リピートはできません。一回かぎりの面白さです。
大きさはA4サイズが入って、マチもたっぷり。
大きさは、持ち手なしで測りまして、底のところの幅32cm、開口部分の幅42cm、高さ27cm、マチ12cmです。
持ち手は、革自体の長さは40cm、幅5cm です。立ち上がり部分(取り付け部分のぞく)だけ測ると、約29cm です。
持ち手は、牛本革のヌメ革。
手にあたるところは、二つ折りで持ちやすくなっています。
内側から撮ったところ。持ち手、しっかり縫いとめられています。
A4サイズのファイルを入れたところ。
裏地は綿麻のジーンズ地。ポケットもついてます。
ちなみに、お値段は、64,800円(税込)です。送料を別でいただきます。
通販サイトに載せるのが筋ですが、早めにご紹介したく、ブログで急いでご紹介しました。もし、ご興味ありの方、ご一報ください。より詳しく、ご説明します。
それから、このタイプ、布を違えて、また作ります。ご要望にもお答えしますよ。ひとまわり大きいのも検討中。荷物が多い方は、そっちがいいかな?
「こういう色が欲しい」「布の感じはこういうふう」「〇〇を入れたいから大きさはこのくらい」などあれば、お気軽にご相談くださいね。