吉田美保子の some ori ノート

さえさま物語 10 お納め、そして山鹿へ

2023.11.01

 

完全注文制作ONLY ONLYで承りましたさえさまの着物と帯、お仕立て上がってお納めしました。そして、さえさまと、ゆき和さんと私とで、蚕のふるさとである熊本県山鹿市の養蚕農家花井雅美さんを訪ねてきました。

その様子を3分の動画にまとめましたので、上のYouTube、ぜひご覧ください。

 

さえさまのひと揃い。トータルコーディネートのゆき和さん、冴えてます。

 

横から。

後ろ姿もいい感じ。   花井さんの桑畑、本当に気持ち良かった!

 

蚕室にて。

秋蚕さんたちが、ちょうど蔟(まぶし)に上がって、繭を作り終えたところでした。この前日まで、チリチリチリと糸を吐く音がしていたそうです。(私がこの夏、蚕を飼って、3頭が繭になった時は、そんな音全く気づきませんでした。さすが農家さんは違います)

回転蔟(かいてんまぶし)は、一台で約1000頭弱のお蚕さんが入るそうですので、ここに写っている分だけで約6000粒ということです。この分で約10kg、今回譲っていただいた全量となります。

そして、そのほとんど全てを使って、着物一枚、帯一本になりました。お蚕さん、育ててくれた花井さん、ありがとうございます。 

熊本日日新聞の取材を受けました。

記者さんと私たち。

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