吉田美保子の some ori ノート

119通目のメルマガ【GO TO 山鹿号】

2023.11.01

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おはようございます。

すっかり秋も深まって参りました。

先日はきれいな満月でしたね。丸い月のすぐそばに大きな星が一つ光っていました。(木星なのだそうですね。)

ちょうど半月前の新月の晩、私は熊本県の山鹿市の平山温泉に浸かっていました。

闇の中の露天風呂で、星空を眺めていました。

今日のメルマガは山鹿と阿蘇に旅行したことを書きたいと思います。

お付き合いください。

《 目次 》

1.   さえさま、お納め

2.   山鹿へ

3.   シンポジウム

4.   阿蘇のススキ野原

1.   さえさま、お納め

完全注文制作ONLY ONLYで取り組んでいたさえさまの着物と帯が出来上がり、お納めしました。

着物サロンゆき和さんの、トータルコーディネートも流石で、本当に素晴らしい一揃えとなりました。

今回の旅は、そのさえさまと、ゆき和さんと、私の3人旅でした。

お納めと旅のことは、「さえさま物語10」にまとめました。さえさま物語の最終章となります。

ぜひご覧ください。

   

 

2.   山鹿へ

今回の旅は、言ってみれば着物のお里帰りとなりました。さえさまの着物と帯は、山鹿で育った蚕の糸、100%で作っています。

養蚕農家の花井さんにとっても、自分が育てた蚕の着物と帯をお召しになって訪ねてくれるのは、初めてのことと大感激されてました。

上にリンクした「さえさま物語10」の動画に映っている花井さん、とても嬉しそうですものね。

さえさまはお顔出しNGとのことで表情は映ってませんが、それでも喜んでいらっしゃるのが見てとれます。

私もとっても嬉しかったです。

 

3.   シンポジウム

山鹿ではちょうど養蚕のシンポジウムが開催されて、このさえさまの着物と帯の制作工程のショートフィルムが上映されました。

真面目なシンポジウムに彩りを加えた感じになったとしたら嬉しいです。

花井さんと私で、登壇してご挨拶もしました。

フィルム、なかなか評判が良かったのですよ。良かったらご覧ください。(約10分)

 

4.   阿蘇のススキ野原

我々にはもう1箇所、行きたい場所がありました。

それは、阿蘇のススキ野原。

さえさまに着物の注文をもらった2年前に、「作りたいお着物のイメージありますか?」とお聞きしたら、「阿蘇のススキ野原」というお答え。

そこは、さえさまが青春時代を過ごされた思い出の場所。

しかし、着物にするには難しいお題で切り口を探っていたのですが、、、
その後、ゆき和さんでカラー診断をお願いし、導き出された色が「苅安色」。

そこでつながりました。そっか、素直に苅安色の着物を作ればいいんだ。

「苅安」と「ススキ」は同じ稲科の植物で、生態もそっくりで同じように山野に広がります。

今回のプロジェクトの締めに、3人で阿蘇のススキ野原を訪ねられたことは、何よりのご褒美となりました。

 

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きものと帯の注文制作

染織吉田 吉田美保子

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