吉田美保子の some ori ノート

さとさま物語 10

2024.04.19

うれしいLINEが届きました。素敵な写真が三枚、添付されてます。

昨年のONLY ONLY「さとさま」から、お納めした八寸帯「ハッピーセレブレーション」(愛称・ハッピーちゃん)をお締めいただいたという、お知らせでした。
師匠の吉澤暁子さんのお教室の集まりで、吉澤さんを想うものを身に付けてというドレスコードの日の装いだそうです。

写真拝見して、深く感じ入りました。いやはや、素晴らしい。さとさま、すでにこの帯をしっかり我がものとして使いこなしていただいてます。

帯も、この方がご主人様だと信頼し、喜び、懐いているようです。良かった。

それに、さとさまの表情がキリリとしてとても素敵です。

さとさま、この春、満を持して、ご自分の着付け教室「華園(かえん)」をオープンなさったのです。ずっと丁寧に着実に準備されていたのを知ってますので、私もすごく嬉しいです。

そして、本日、50歳の誕生日を迎えられました。おめでとうございます。帯の制作は、50歳の記念にということと、着付け教室を始められることの心の支えにということでのご注文でした。

だから、このお写真を今日、こうやって見せていただくことは、私にとってもとても嬉しく、ありがたいことなのです。

さとさまからのラインをお許しを得て、一部抜粋でご紹介します。

「依頼させていただく際に、手持ちの大島紬(身内から譲り受けた)にも合わせやすく、今っぽく、上品になる帯をリクエストさせていただきました。
正にその通りに!!!

糸や色選びはもちろん、織りにもこだわっていただき、唯一無二の素敵な帯。
吉澤先生のアドバイスもあり、お太鼓部分に芯を入れていただいたので適度なハリがあって、しなやかで締めやすい。
緻密に計算されたデザインで、本人は柄行きをあまり考えずに結んでも、決まってくれるとても賢い子(帯)です。
当日はいろいろな方に褒めていただき、ハッピーな一日になりました。

4月19日で50歳を迎えます。
それまでに着付け教室を開業したいという思いがあり、ハッピーちゃんに(吉田さん)に随分と背中を押していただきました。
4月1日に、何とか着付け屋「華園」を開業することができました。
まだまだ未熟者ですが、ハッピーちゃんと共に頑張って参ります。
またいつの日か、リアルハッピーちゃんで、吉田さんとお会いできる日を楽しみにしています。
ありがとうございました。」

着付け屋「華園」

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