吉田美保子の some ori ノート

二度目の対話

2013.07.18

ゆうがた.JPG
それで、私は、佐藤さんに向けて、2通目のメールを送りました。今度の内容は、色についてです。
佐藤さんからは、色見本とひな形をいただいていましたが、私はこの色や色彩構成をどこまで再現することを求められているのだろう、これはお聞きしてみないと分からないと言う気持ちがありました。
私はこれまでも、注文制作の機会をいただいてきましたが、はじめに提示されるお好みの色もイメージも、まだ焦点が絞ってなく、お客様と私で、一緒に対話しながら絞り込んで決めて行きました。
しかし、今回の発注元は、プロ中のプロ、「日本刺繍 アトリエ森繍」さまです。
それで、色見本の裏にかくれている真のご希望は(って読み取りに自信がなかったってのが真実ですね)、お聞きし確認するしかないと思い、頭の中のモヤモヤをそのまま書いたような回りくどいようなメールを差し上げたのです。
このメールを貼るのは差し控えます。(何と言ってもくどいのです!例えば、黄色の色味はレモン色成分はまったく入れなくていいのかとか、黄色と緑色の強さの関係とか、白は真っ白を目指すのか、アイボリーに寄せるか、薄いブルーを入れるかなどなど。えんえんと続きます)
長いメールを出しまして、少々すっきりした気分でおりましたら、なんとビックリ!京都の森先生ご自身から、お電話いただいたのです!
ということで、話しは次号に続きます。写真はうちの近所のスーパーの駐車場。夏の夕暮れ。

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