染織吉田のメルマガ、《 some ori 通信 》にご登録いただき、ありがとうございます。
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あっという間に大晦日ですね。
今年も多方面にお世話になり、いろいろとご縁をいただき、本当にどうもありがとうございました。
ここ関東平野の南側は、やっと寒くなったとはいえ、人の密度があるせいか、少々の外出では寒風が気持ち良いくらいに感じます。
もちろん、ちょっと郊外に出たり、都心でもビル風が吹いたりすると凍えますが。
お住まいのあたりはいかがでしょうか?
どうか、暖かくしてお過ごしください。
*写真は今年の写真ホルダーより。1,3,7枚目は、江の浦測候所満月の会にて。2,6枚目は、泉岳寺近くの細川下屋敷の銀杏と楠。4,5枚目は、益子参考館にて濱田庄司のコレクション。
《 目次 》
1. 織り終わった
2. お能を観た
3. 八島
4. 能管
1. 織り終わった
ずっと取り組んでいた帯、本日織り終わりました。
年内に終えることができて、ホッとしています。
今回は、織りの組織や糸の組み合わせなど、新しいチャレンジを多々取り入れてます。
この挑戦が、当たりかハズレか、、、、、
それは仕上げてみないとなんとも言えないのですが、当たりにしないと、挑戦し続けることもできません。
当たりにしていくのが力と思います。
2. お能を観た
上京していた母に誘われて、お能を観てきました。
ずーっと昔に薪能は観たことありますが、能楽堂で観るお能は初めてでした。
最近、仲良くしていただいている仲間にお能に通じている方がいらして、お能とはそんなにも魅力的なのかと興味津々でしたので、喜んでお供しました。
あらすじは事前に読んでおくといいよとアドバイスいただいたので、予習もバッチリです!
3. 八島
演目は「八島」で義経の話です。
お能が始まる前に、演目解説があり、狂言があり、それも面白かったのですが、お能がやはり力強かったなあ。
4. 能管
私が一番良かったのは、笛でした。
はじめにピヨ〜〜〜となった瞬間に舞台が一新されて、空気が変わったように感じました。
物語にグイグイ連れて行ってくれたのも笛の音色でした。すごい〜、こんな世界があったのか!
義経の亡霊が本当に現れたようでした。
後で教えてもらったのですが、お能の笛は能管(のうかん)と言うそうです。
ただの竹がこんなにすごいなんて〜と思っていたら、やはり構造的にはそうとう特殊らしい。
吹いていたのは、一噌幸弘さんという方で、すっかりファンになってしまいました。なんと家元さんでいらしゃいました。
あ、会場には着物姿のお客さんも結構いらっしゃいましたよ。私含め、20人ほど。良い年末のひとときでした。
今年も染織吉田にお付き合いいただきまして、どうもありがとうございました。
来る年があなた様と世界中の人びとにとって、健康で穏やかで、心豊かでありますように。
2025年、みんなでいい年にいたしましょう。
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これからも、some ori や、きものや、モノ作りを通して、あなたさまとご縁を育んでいきたいと思っております。
どうかよろしくお願いします。
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染織吉田 吉田美保子