吉田美保子の some ori ノート

137通目のメルマガ【つくる仕事号】

2025.07.05

              

 

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暑中おみまい申し上げます。

こちら、梅雨明けと同時にすごい暑さになった熊本です。

朝から猛烈な暑さで、庭仕事やゴミ捨てなどの作業をしているちょっとの時間で、汗が吹き出します。

お住まいのあたりはいかがでしょうか?体調は大丈夫ですか?

暑さと上手につきあって、元気に暮らしたいですね。

《 目次 》

1.   1ヶ月

2.   つくる仕事

3.   参加型

1.   1ヶ月

引っ越してからまる1ヶ月が経ちました。

シン工房の建築は遅れていて、私はペンディング状態なのですが、見に行くたびに、建具や壁や棚など、小さなところが進んでいます。

設計士さんや工務店さんからたびたび連絡が入り、打ち合わせをしています。

落ち着かないながら、楽しみな日々です。

2.   つくる仕事

現場を見に行くたびに思うのですが、考えてみれば、家づくりなんて「つくる仕事」の最たるものですね。

機織りで反物をつくるという「つくる仕事」の末端にいる私からみると、やはり桁違いにすごいものだと。

小さな工房ながら、関係していただく業種も多様で、私が把握できた方々だけで、設計士さん、工務店さん、基礎屋さん、大工さん、左官さん、建具屋さん、畳屋さん、板金屋さん、水道屋さん、電気屋さん、各種ショールームの方々、

総勢は一体どのくらいになるのか、、、

一方でつくる仕事は皆一緒とも思いました。自分の作ったものが、誰かに必要とされ、役に立ち、喜ばれ、、、。

素材を活かし、次に繋げるのも一緒です。ちょっとのことで、使い勝手が良くなったり、、、、

大変、勉強になります。

3.   参加型

先日、シン工房の壁塗りをさせてもらってきました。

漆喰に麻殻(おがら)を混ぜたものを左官さんに調合してもらって、窓枠などに養生してもらって、塗り方のレクチャーしていただいて、設計士さんと妹と、2日間かけて、4畳半ほどの狭い部屋を仕上げました。

それから、工房の建具に私の織った布を使うことになり、手元にある着尺の試し織から選抜したり、縫い合わせたり。

板戸の一部に使う、極薄の板をタテヨコに組み入れて織ったようにするのも、私がやらせてもらいました。

いずれも、作っていると夢中になります。私はとても満足したのですが、これは遊びだなと。

プロの手を煩わせて、いいとこ取りさせていただいたと言うことだと。

仕事というのは、まず仕事をとってくる。そして、段取りする。前後左右の関係各位と付き合う。暑くても寒くても働ける体をキープする。

それができて、回せるのがプロだと。

創作が上手な人と、仕事としている人の違いはそこだな。

染織吉田のメルマガ、《 some ori 通信 》137通目のメルマガ【つくる仕事号】をお読みいただき、どうもありがとうございました。

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これからも、some ori や、きものや、モノ作りを通して、あなたさまとご縁を育んでいきたいと思っております。

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