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暑中おみまい申し上げます。
こちら、梅雨明けと同時にすごい暑さになった熊本です。
朝から猛烈な暑さで、庭仕事やゴミ捨てなどの作業をしているちょっとの時間で、汗が吹き出します。
お住まいのあたりはいかがでしょうか?体調は大丈夫ですか?
暑さと上手につきあって、元気に暮らしたいですね。
《 目次 》
1. 1ヶ月
2. つくる仕事
3. 参加型
1. 1ヶ月
引っ越してからまる1ヶ月が経ちました。
シン工房の建築は遅れていて、私はペンディング状態なのですが、見に行くたびに、建具や壁や棚など、小さなところが進んでいます。
設計士さんや工務店さんからたびたび連絡が入り、打ち合わせをしています。
落ち着かないながら、楽しみな日々です。
2. つくる仕事
現場を見に行くたびに思うのですが、考えてみれば、家づくりなんて「つくる仕事」の最たるものですね。
機織りで反物をつくるという「つくる仕事」の末端にいる私からみると、やはり桁違いにすごいものだと。
小さな工房ながら、関係していただく業種も多様で、私が把握できた方々だけで、設計士さん、工務店さん、基礎屋さん、大工さん、左官さん、建具屋さん、畳屋さん、板金屋さん、水道屋さん、電気屋さん、各種ショールームの方々、
総勢は一体どのくらいになるのか、、、
一方でつくる仕事は皆一緒とも思いました。自分の作ったものが、誰かに必要とされ、役に立ち、喜ばれ、、、。
素材を活かし、次に繋げるのも一緒です。ちょっとのことで、使い勝手が良くなったり、、、、
大変、勉強になります。
3. 参加型
先日、シン工房の壁塗りをさせてもらってきました。
漆喰に麻殻(おがら)を混ぜたものを左官さんに調合してもらって、窓枠などに養生してもらって、塗り方のレクチャーしていただいて、設計士さんと妹と、2日間かけて、4畳半ほどの狭い部屋を仕上げました。
それから、工房の建具に私の織った布を使うことになり、手元にある着尺の試し織から選抜したり、縫い合わせたり。
板戸の一部に使う、極薄の板をタテヨコに組み入れて織ったようにするのも、私がやらせてもらいました。
いずれも、作っていると夢中になります。私はとても満足したのですが、これは遊びだなと。
プロの手を煩わせて、いいとこ取りさせていただいたと言うことだと。
仕事というのは、まず仕事をとってくる。そして、段取りする。前後左右の関係各位と付き合う。暑くても寒くても働ける体をキープする。
それができて、回せるのがプロだと。
創作が上手な人と、仕事としている人の違いはそこだな。
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染織吉田 吉田美保子