吉田美保子の some ori ノート

アメリカン・ポップアート、カラーハンティング、タレル

2013.09.17

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台風の前日、派手なポンチョをかぶり、完全防備で出かけた。行き先は、六本木。
国立新美術館で、アメリカン・ポップアート展を観た。
ラウシェンバーグの本物なんて、すごく久しぶりで、うわーーーやっぱ、私、ラウシェンバーグ、大好きだって思った。ジャスパー・ジョーンズも好き。
で、この展覧会のコンセプト、アメリカン・ポップアートは、1960年代のアメリカ。私、1968年生まれ。生まれた頃の、太平洋の向こう側のビンビンのアート。
私が、現代美術かぶれだった(今もだけど)のは、1980後半からだから、その時すでに主流でないのだ。今ではすでに古典か、、、、うーん、ノスタルジック、、、ま、それでも好きです。ひきつけられる。好きなものは、好きなんです。
アメリカン・ポップ・アート展は、10月21日まで、国立新美術館にて。
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それから、ミッドタウンの 21_21デザインサイトに、カラーハンティング展に行った。これ、ものすっごくよかったです。すかーっとした。
色をきっかけに広がる、広がる。こういうコンセプトありきの展覧会、これから主流になるかもなあ。企業や学校やたくさんの人を巻き込んで作りあげる。
アートとはなんぞやってこと、考える。そこらに無限に広がるもの(例えば「色」)、どう切り取るかなのか?ディレクションがアートなのか?よくわからん。
カラーハンティング展は、10月6日まで、東京ミッドタウンの 21_21 DESIGN SIGHT にて。 
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帰りは晴れてて拍子抜け。お家に帰って、評判を聞きつけてた、ニューヨークのグッゲンハイム美術館で開催中のジェームズ・タレル展の動画をネットで観た。英語、分かんないけど。
ドギモ抜かされるほど、よかった。タレルにハート、持ってかれた。まいった。動画みてるだけで敬虔な気持ちになる。これがアートの本質か?ニューヨーク、行きたいなあ。
ジェームズ・タレル展は、グッゲンハイム美術館にて、9月25日まで。くだんの動画はこのページ。大おすすめ。
写真は3枚とも、21_21デザインサイトにて。

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